JP6271580B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業が行われた基板の検査に関するものである。
特許文献1に記載の検査装置において、検査対象ワークが良品ゾーンにあると設定数連続して判定された場合に検査頻度が低くされ、不良品ゾーン、警告ゾーンにあると判定された場合には検査頻度が高くされる。
特許文献2に記載の検査装置において、一枚の基板に設けられた複数のはんだランドが複数のグループに分けられて、グループの各々について検査頻度が設定可能とされている。また、その場合において、高い信頼性が要求される電子部品が装着される予定のはんだランドが含まれるグループについての検査頻度が1とされる。
特開平11−297739号公報 特開2005−164456号公報
本発明の課題は、検査結果の信頼性を保持しつつ検査時間を短くすることである。
課題を解決するための手段および効果
本発明に係る検査装置においては、粘性流体塗布装置から搬入される基板の待ち時間に基づいて検査が行われる。
基板の待ち時間とは、例えば、前回基板が搬入された時点から次に基板が搬入されるまでの時間をいい、通常は、粘性流体塗布装置の作業時間等で決まるほぼ一定の時間となる。基板の待ち時間が短い場合、例えば、ほぼ前述の時間である場合には、基板に粘性流体が良好に塗布されたと推定される。基板の待ち時間が長い場合、例えば、前述の時間より長い設定時間以上である場合には、粘性流体塗布装置において、基板に塗布される予定の粘性流体が長い時間放置された結果、粘性流体の特性が変化し、基板に良好に塗布されなかった可能性が高いと推定される。そこで、例えば、基板の待ち時間が短い場合に簡略な検査が行われ、長い場合に詳細な検査が行われるようにすれば、すべての基板に対して詳細な検査が行われる場合と比較して、検査結果の信頼性をほぼ同じ程度に保持しつつ検査時間を短くすることができる。
なお、特許文献1,2のいずれにも、基板の待ち時間に基づいて検査が行われる検査装置についての記載はない。
特許請求可能な発明
以下、本願において特許請求が可能と認識されている発明、あるいは、発明の特徴点について説明する。
(1)粘性流体塗布装置によって基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つに対して検査を行う検査装置であって、
前記粘性流体塗布装置から搬送される前記基板の待ち時間が長い場合は短い場合に比較して、より多くの粘性流体塗布部に対して検査を行う待ち時間依拠検査部を含むことを特徴とする検査装置。
検査対象とされる粘性流体塗布部の数は、待ち時間が長くなるにつれて連続的に多くなるようにしたり、段階的に多くなるようにしたりすること等ができる。検査対象の粘性流体塗布部の数が多い場合は少ない場合より詳細な検査が行われ得る。
検査装置において、例えば、実際に基板に形成された粘性流体塗布部の形状(面積、体積、高さ等で表すことができる)が取得され、その取得された実際の形状と、形成される予定の粘性流体塗布部(以下、粘性流体塗布予定部と称することがある)の形状とが比較され、粘性流体が良好に塗布されたか否かが評価される。例えば、実際の形状が予定の形状で決まる設定範囲内にある場合に粘性流体が良好に塗布されたと評価されるようにすることができる。
(2)前記待ち時間依拠検査部が、前記待ち時間が予め定められた設定時間より長い場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う長待ち時全数検査部を含む(1)項に記載の検査装置。
設定時間は、例えば、基板に粘性流体が良好に塗布されていない可能性が高いと推定される時間とすることができる。具体的には、塗布される予定の粘性流体が基板に速やかに塗布されなかったため、粘性流体の特性が変化して、基板に良好に塗布されなかった可能性が高いと推定し得る時間とすること等ができる。
(3)当該検査装置が、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好であると評価された場合の、その基板の枚数が、連続して設定枚数に達した場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う品質安定時一部検査部を含む(1)項または(2)項に記載の検査装置。
(4)前記待ち時間依拠検査部が、前記待ち時間が設定時間より長い場合に、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好であると評価された基板の枚数をカウントするカウンタのカウント値を初期値とするカウント値クリア部を含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の検査装置。
(5)当該検査装置が、前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う全数検査部と、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う一部検査部とを含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の検査装置。
一部検査部において、基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つについて必ず検査が行われる。
(6)当該検査装置が、前記一部検査部による検査中に、前記待ち時間が前記設定時間より長い場合に、前記一部検査部による検査から前記全数検査部による検査に切り換える検査部切換部を含む(5)項に記載の検査装置。
一部検査部による検査中とは、例えば、一部検査部が選択されている状態であり、実際の検査の実行中に限定されない。
(7)前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部が複数のグループに分けられ、前記一部検査部が、前記複数のグループのうちの一部の検査対象のグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行い、前記複数のグループのうち前記検査対象のグループを除くグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行わないものであり、当該検査装置が、前記一部検査部による前記検査対象のグループを、予め定められた規則に従って選択する検査対象グループ選択部を含む(5)項または(6)項に記載の検査装置。
(8)当該検査装置が、
前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第1塗布部の各々に対して第1レベルを満たすか否かを評価する第1評価部と、
前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第2塗布部の各々に対して、前記第1レベルより高い第2レベルを満たすか否かを評価する第2評価部と
を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の検査装置。
第1塗布部と第2塗布部とにおいて、少なくとも一部同士が同じであっても、一方が他方に含まれても、互いに異なっていてもよい。また、第1塗布部と第2塗布部との少なくとも一方は、基板に形成された複数の粘性流体塗布部すべてとすることができる。
(9)前記第1評価部によって前記第1塗布部すべてが第1レベルを満たすと評価され、かつ、前記第2評価部によって前記第2塗布部すべてが第2レベルを満たすと評価された場合に、前記粘性流体塗布装置において、前記粘性流体の前記基板への塗布が良好に行われる状態であると評価する複数段階評価部を含む(8)項に記載の検査装置。
例えば、全数検査においては、「基板に形成される複数の粘性流体塗布部のすべてが良好である」と評価され、一部検査においては、「基板に形成される複数の粘性流体塗布部のすべてが良好であると推定される」と評価されるようにすることができる。
(10)対基板作業装置によって作業が行われた基板に対して検査を行う検査装置であって、
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間に応じて決まる態様で前記検査を行う待ち時間依拠検査部と
を含むことを特徴とする検査装置。
作業には、例えば、部品装着作業、粘性流体塗布作業等が該当する。
(11)基板に形成された複数の加工部に対して検査を行う検査装置であって、
前記基板における前記複数の加工部が、前記複数の加工部の1つ以上を含んで構成される複数のグループに分けられ、
当該検査装置が、
前記複数のグループのうちの少なくとも1つのグループの各々に含まれる1つ以上の加工部の各々に対して検査を行うグループ毎検査部と、
前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間に応じて、前記グループ毎検査部によって検査される対象の検査対象グループを決定する検査対象グループ決定部と
含むことを特徴とする検査装置。
(12)作業装置によって作業が行われたワークに対して検査を行う検査装置であって、
前記作業装置から搬送されるワークの待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間に応じて決まる態様で前記検査を行う待ち時間依拠検査部と
を含むことを特徴とする検査装置。
なお、(10)項、(11)項、(12)項に記載の検査装置には、(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
(a)本発明の実施例1に係る検査装置、スクリーン印刷機を含む電子回路組立ライン全体を示す斜視図である。(b)上記スクリーン印刷機に含まれる制御装置およびその周辺を示す図である。(c)上記検査装置に含まれる制御装置およびその周辺を示す図である。 上記スクリーン印刷機の斜視図である。 上記検査装置の要部の斜視図である。 (a)上記制御装置の記憶部に記憶された評価しきい値を概念的に示す図である。(b)上記記憶部に記憶された基板に対して設けられたセクションとはんだランドとを模式的に示す図である。(c)(b)とは異なる基板に対して設けられたセクションとはんだランドとを模式的に示す図である。 上記検査装置に含まれる上記制御装置の上記記憶部に記憶された検査プログラムを表すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る検査装置に含まれる制御装置の記憶部に記憶された検査プログラムを表すフローチャートである。 上記検査プログラムの一部を示すフローチャートである(検査対象の選択)。
本発明の一実施形態に係る検査装置が、粘性流体塗布装置としてのはんだ塗布装置のはんだ塗布作業(はんだは粘性流体の一例である)によって基板に形成されたはんだ塗布部に対して検査を行う場合について説明する。はんだ塗布装置は対基板作業装置の一例であり、はんだ塗布部は加工部の一例である。
なお、本発明の一実施形態に係る検査装置は、対基板作業装置の別の一例である部品装着装置の部品装着作業により基板に取り付けられた部品に対して検査を行う場合等にも適用することができる。
図1(a)に示すように、電気回路製造ライン20において、上流側から順に、基板供給器22,はんだ塗布装置としてのスクリーン印刷機24,検査装置26等が並んで配置されている。基板供給器22から供給された回路基板P(図2参照。以下、単に「基板」と称する。)が、スクリーン印刷機24、検査装置26に順番に搬送される。
図1(a)のxが基板Pの搬送方向であり、yは基板Pの幅方向であり、zは基板の厚み方向、すなわち、上下方向である。
基板供給器22は、複数の基板を収納するとともに、基板を1枚ずつ、スクリーン印刷機24に供給する。スクリーン印刷機24は、基板供給器22から供給され、基板搬送装置30(図2参照)によって搬送された基板Pの上面にはんだを塗布して、はんだ塗布部を形成する。検査装置26は、基板Pに形成されたはんだ塗布部に対して検査を行う。
基板搬送装置30は、電子回路製造ライン20のx方向に延びたものであり、基板供給器22から供給された基板をスクリーン印刷機24、検査装置26、図示しない装着機等に搬送する。
スクリーン印刷機24は、図2に示すように、基板保持・昇降装置32(図では、スクリーン34に隠れて一部しか現われていない),スクリーン保持装置36,スキージ装置38,クリーニング装置40等を含む。
基板保持・昇降装置32は、基板搬送装置30によって搬送され、はんだ塗布位置に停止した基板Pを保持して上昇・下降させる。スクリーン保持装置36は、スクリーン34を保持する保持枠42の位置を調整する保持枠位置調整装置44を含み、保持枠42の位置を調整することにより、所望の位置においてスクリーン34を保持する。スクリーン34には、基板Pに形成される予定のはんだ塗布部(以下、はんだ塗布予定部と称する)に対応する貫通孔が複数設けられている。スキージ装置38は、1対のスキージ48と、それら1対のスキージ48の各々をz方向に移動(昇降)させるスキージ昇降装置50と、1対のスキージ48(スキージ昇降装置50)をy方向に移動させるスキージ移動装置52とを含む。クリーニング装置40は、基板Pに形成されたはんだ塗布部としてのはんだランド56(図3参照)のかすれ,はみ出しといった面積・体積の過少若しくは過多が発生した場合等に、スクリーン34の下面を清浄する装置である。不織布60により、スクリーン34の下面が拭かれるようにして清浄される。
スクリーン印刷機24に搬入された基板Pは、はんだ塗布位置において停止させられ、保持された後上昇させられ、スクリーン34の下面に押し付けられる。1対のスキージ48の一方のみがスクリーン34の上面に押し当てられた状態で、y方向へ移動させられることにより、スクリーン34の上面に供給されているはんだが貫通孔を通って、押し付けられた基板Pの上面に塗布される。それによって、はんだランド56が、貫通孔によって規定されるパターンで基板の上面に形成される。予定された位置にそれぞれはんだランド56が形成された後、基板は下降させられる。基板Pの保持が解除され、基板搬送装置30によって、検査装置26に搬出される。
スクリーン印刷機24は、図1(b)に示すようにコンピュータを主体とする制御装置70を含む。制御装置70は、入出力部、実行部、記憶部等を含む。入出力部には、マニュアル入力部72が接続されるとともに、基板保持・昇降装置32、スクリーン保持装置36、スキージ装置38等が接続される。記憶部には、はんだ塗布プログラム等の複数のプログラム、データテーブル等が記憶される。スクリーン印刷機24において、基板の昇降、スクリーン34の位置決め、スキージ48の移動等が制御装置70によって制御される。
検査装置26は、内部構造の図示は省略するが、図1(c)、図3に示すように、検査ヘッド76、その検査ヘッド76をx,y,z方向へ移動させるヘッド移動装置78、基板搬入確認センサ80等を含む。基板搬入確認センサ80は、スクリーン印刷機24から搬送された基板Pが検査装置26の予め定められた設定位置に達したことを検出するものであり、基板Pが設定位置に達した場合に、検査装置26に基板Pが搬入されたと検出される。
検査ヘッド76は、図示を省略するが、4つの光源と、2つの撮像装置としてのカメラとを含む。4つの光源は、互いに90°間隔で設けられ、基板Pの垂線に対して傾斜した方向からスリット光を照射する。4つの光源のうちの互いに隣接する2つの光源からスリット光が照射されれば、基板の表面に格子状の光線82が形成される。カメラは、光源から隔たった位置に、レンズの光軸が基板Pの垂線に対して傾斜した姿勢で設けられる。カメラによって撮像された画像において、はんだランド56によって光線が歪み、また、2つの光線の間の距離が基準値からずれる。このことを利用して、カメラの撮像画像に基づいて、はんだランド56の位置、面積、高さ等を取得することができる。
また、1枚の基板Pの上面の面積に対して検査ヘッド76によって検査可能な面積は小さく、基板Pに形成された複数のすべてのはんだランド56の面積、高さ、位置等を取得する場合には、検査ヘッド76を移動させつつ複数回に分けて取得される。そのため、後述するように、検査対象のはんだランド56の数が少なくなれば、検査に要する時間が短くなる。
なお、光源の個数、カメラの個数は問わない等検査ヘッド76の構造は問わない。
検査装置26は、図1(c)に示すようにコンピュータを主体とし、入出力部、実行部、記憶部等を備えた制御装置86を含む。入出力部には、基板搬入確認センサ80、マニュアル入力部88、検査ヘッド76、ヘッド移動装置78、ディスプレイ等から成る報知装置92等が接続される。記憶部には、検査プログラム、ヘッド移動プログラム等の複数のプログラムや、マニュアル入力部88から入力された情報等が記憶される。制御装置86において、検査ヘッド76において取得された撮像画像、入力された情報等に基づいて、はんだランド56の各々が良好に形成されたか否か等が評価される。また、制御装置86にはタイマ90が設けられ、基板搬入確認センサ80によって前回基板Pの搬入が検出された時点から今回基板Pの搬入が検出される時点までの時間が計測される。この時間を基板待ち時間、または、単に待ち時間と称することができる。
本実施例においては、基板Pに形成された複数のはんだランド56各々の実際の面積である実面積が取得され、実面積が、それぞれ、それに対応するはんだ塗布予定部の面積である予定面積と比較される。
スクリーン印刷機24においては、基板の複数のはんだ塗布予定部にはんだが塗布され、はんだランド56が形成されるのであるが、はんだの粘度等の特性、塗布されたはんだの量等の変化に起因して、実面積が予定面積に対して大きすぎたり(はみ出し)、小さすぎたり(かすれ)する。そこで、本実施例においては、実面積が予定面積で決まる設定範囲内にあるか否かが評価され、はんだランド56が良好に形成されたか否かが評価される。
本実施例の検査対象である図4(b)に示す基板100は、複数のブロック102を含むが、複数のブロック102は部品の装着等が終了した後に互いに分離され、それぞれ、1つの電子回路基板とされる。この意味において基板100をマルチ基板と称する。基板100に含まれる複数のブロック102は、それぞれ、複数のはんだランド56を含み、複数のはんだランド56が、1つ以上のセクション104に分類される。
本実施例においては、複数のブロック102が、それぞれ、ブロック番号(i:i=1,2,3・・・)によって規定され、ブロック102(i)の各々において、セクション104が、それぞれ、セクション番号(j:j=1,2,3・・・)で規定される。そして、基板100に対して、セクション104は、ブロック番号(i)とセクション番号(j)とによって規定される(i-j)。
また、基板100に形成されたすべてのはんだランド56は、それぞれ、いずれかのセクション104に属するのであり、はんだランド56とセクション104とは、予め対応付けられている。
基板100に対して検査が行われる場合に、検査対象の最小単位がセクション104であり、セクション104の各々について、検査対象であるか否かを設定したり、前述の設定範囲を規定する評価しきい値を設定したりすること等ができる。本実施例においては、ブロック102の各々について、検査対象であるか否かが設定され、セクション104の各々について評価しきい値が設定される。
評価しきい値は、図4(a)に示すように、2段階で設定可能とされている。例えば、設定範囲として、基準値Rに対して決まる許容範囲(RHN〜RLN)、正常範囲(RHG〜RLG)を定めることができる。許容範囲は、上限評価しきい値RHN、下限評価しきい値RLNで規定され、正常範囲は、上限評価しきい値RHG、下限評価しきい値RLGで規定される。基準値R、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)、正常範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)は、はんだ塗布予定面積を100とした場合の割合(%)で規定することができる。基準値Rを、100%とすることは不可欠ではなく、スクリーン印刷機24の能力、特性等で決まる値とすることができる。許容範囲は正常範囲より広く、すなわち、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)は、正常範囲を規定する評価しきい値(RHG、RLG)より基準値Rからの隔たりが大きい値である。
例えば、許容範囲を規定する評価しきい値(RHN、RLN)がすべてのセクション104について設定され、正常範囲を規定する評価しきい値(RHG、RLG)が厳密な評価が要求されるセクション(例えば、高精度のはんだ塗布部が要求されるセクション)について設定されるようにすることができる。これら評価しきい値、はんだランド56とセクション104との対応関係等は、予めマニュアル入力部88を介して入力されて、記憶部に記憶されている。
なお、図4(c)に示すように、マルチ基板ではない基板110においては、ブロックは設けられないが、複数のはんだランド56が複数のセクション104(j)に分けられる。
本実施例に係る検査装置において、基板100に形成された複数のすべてのはんだランド56(すべてのブロック102、すべてのセクション104に含まれるはんだランド)が検査対象とされる全数検査が行われたり、基板100に形成されたすべてのはんだランド56のうちの一部{本実施例においては、複数のブロック102のうち、検査スキップ対象ブロック(検査対象とされないブロック)102(i=c,d)を除くブロック102(i≠c,d)に含まれるセクション104に属するはんだランド56}が検査対象とされる一部検査が行われたりする。一部検査において、検査スキップ対象ブロック102(i=c,d)を除くブロック102(i≠c,d)が必ず1つ以上存在する。
全数検査において、基板100に形成されたすべてのはんだランド56の各々において、実面積が、そのはんだランド56が属するセクション104について設定された許容範囲内にあるかどうかが判定される。また、正常範囲の評価しきい値(RHG、RLG)が設定されているセクション(以下、特定セクションと称する)104(s-t)に属するはんだランド56の各々について、実面積が、正常範囲内にあるかどうかが判定される。そして、すべてのはんだランド56の実面積が許容範囲内にあり、かつ、特定セクション104(s-t)に属するはんだランド56の実面積が正常範囲内にある場合には、その基板に形成されたはんだランド56すべてが良好であると評価される。スクリーン印刷機24が、基板にはんだを良好に塗布可能な状態にあると評価されるのである。
また、全数検査が行われ、連続して設定枚数の基板についてすべてのはんだランド56が良好に形成されたと評価された場合には、一部検査に切り換えられる。スクリーン印刷機24が、はんだを基板に良好に、かつ、安定して塗布し得る状態にあると推定されるため、すべてのはんだランド56に対して検査を行う必要性が低いからである。
一部検査において、すべてのブロック102のうち、検査スキップ対象ブロック102(i=c,d)を除くブロック102(i≠c,d)に含まれるセクション104の各々に属するはんだランド56が検査対象とされる。これらはんだランド56の実面積が、それが属するセクション104について設定された許容範囲内にあるかどうかが判定されるとともに、検査スキップ対象ブロック以外のブロック102(i≠c,d)に含まれる特定セクション104(s-t)に属するはんだランド56の実面積が正常範囲内にあるかどうかが判定される。そして、検査スキップ対象ブロック以外のブロック102(i≠c,d)に属するはんだランド56の実面積が許容範囲内にあり、かつ、検査対象とされたはんだランド56のうちの特定セクション104(s-t)に属するはんだランド56の各々の実面積が正常範囲内にある場合には、その基板Pに形成されたすべてのはんだランド56が良好であると推定されるのであり、スクリーン印刷機24が、基板にはんだを良好に塗布可能な状態にあると評価される。
一方、一部検査が行われる場合において、基板の待ち時間が予め定められた検査要判定時間以上になると、全数検査に切り換えられる。また、全数検査において、すべてのはんだランド56が良好であると評価された基板の枚数のカウント中に、待ち時間が検査要判定時間以上になると、枚数カウンタのカウント値が初期値(0)に戻される。検査要判定時間は、例えば、スクリーン印刷機24において、スクリーン34上にはんだが供給された状態にあるにもかかわらず、基板に塗布されない時間が長くなり、フラックスが分離する等はんだの特性が変化し、基板にはんだが良好に塗布されていない可能性が高いと推定される時間に設定される。
基板は、基板供給器22、スクリーン印刷機24で決まるほぼ一定の時間毎に検査装置26に搬入されるのが普通である。しかし、スクリーン印刷機24にトラブル等が生じた場合、基板供給器22のトラブル等に起因してスクリーン印刷機24に基板が供給されない場合、検査装置26の後の工程におけるトラブル等に起因して電気回路製造ライン20において基板の搬送が滞っている場合等には、検査装置26において基板の待ち時間が長くなる。そして、基板の待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、上述のように、基板にはんだが良好に塗布されなかった可能性が高いと推定されるため、枚数カウンタのカウント値が初期値に戻されて、全数検査が行われる。また、カウント値が初期値に戻されると、設定枚数に達するのが遅れ、一部検査への切り換えが遅れる。基板の検査要判定時間以上になると、検査対象とされる粘性流体塗布部の個数が減らされるのが遅れ、その結果、待ち時間が検査要判定時間以下である場合より、検査対象である粘性流体塗布部の個数が多くなる。
図5のフローチャートで表される検査プログラムは、スクリーン印刷機24において作業条件が変更されたことをトリガとして実行されるとともに、その後、予め定められた設定時間毎に実行される。スクリーン印刷機24における作業条件の変更には、スクリーン印刷機24の構成要素の作動条件の変更(例えば、スクリーン34の基板Pに対する押付け圧の変更、スキージ36の移動速度の変更等)、構成要素の作動状況の改善(はんだの補給、はんだの練り合わせ、スクリーン34のクリーニング等)等が該当する。このように作業条件が変更されると、基板に形成されるはんだランド56の状態が変化する可能性が高いため、カウント値が初期値(0)とされて、全数検査が開始される。一方、スクリーン印刷機24において作業条件が変更されると、はんだの基板への塗布状態が改善され、はんだが良好に安定して塗布されると推定される。そのことを確認するために全数検査が行われるのであり、スクリーン印刷機24がはんだを基板に良好に、かつ、安定して塗布可能な状態にあると確認された後に、一部検査に切り換えられるのである。
ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、スクリーン印刷機24から供給された基板が取り込まれ、S2,3において、待ち時間が読み込まれ、検査要判定時間以上であるか否かが判定される。待ち時間が検査要判定時間より短い場合には判定はNOとなり、S4において、その時点において、すべてのはんだランド56が良好に形成されたと評価された基板の枚数をカウントする枚数カウンタの値が設定値(設定枚数)に達したか否かが判定される。設定枚数より少ない場合には、判定がYESとなり、S5において、全数検査が行われる。そして、検査結果に基づいて、S6,7おいて、すべてのはんだランド56の実面積が許容範囲内にあるか否か、特定セクション104(s-t)に属するはんだランド56の実面積が正常範囲内にあるか否かが判定される。
(i)すべてのはんだランド56の実面積が許容範囲内にあり、かつ、特定セクション104(s-t)のはんだランド56の実面積が正常範囲内にある場合には、S8において、枚数カウンタのカウント値が1増加させられ、S9において、次の工程へ搬送される。(ii)すべてのはんだランド56の実面積は許容範囲内にあるが、特定セクション104(s-t)に属するはんだランド56のうち実面積が正常範囲内にないものが1つでもある場合には、その基板のはんだ塗布状態はWarningレベルであるとされる。S10において、枚数カウンタがクリアされ(枚数カウンタのカウント値が0とされ)、S9において次の工程へ搬送される。(iii)実面積が許容範囲内にないはんだランド56が1つでもある場合には、スクリーン印刷機24におけるはんだ塗布状態が良好ではないと評価され、その基板の塗布状態はNGレベルであると評価される。S11において、枚数カウンタがクリアされ、S12において、NGコンベアへ搬送される。また、基板のはんだ塗布状態がNGレベル,Warningレベルである場合には、検査結果が報知装置92によって報知される。
そして、本プログラムが繰り返し実行され、枚数カウンタのカウント値が設定値に達すると、S4の判定がYESとなり、S13において一部検査が行われる。また、一部検査において、基板のはんだ塗布状態がNGレベル,Warningレベルであると検出された場合には、全数検査が行われる。1つでも良好に形成されなかったはんだランド56がある場合には、他のはんだランド56も良好に形成されていない可能性が高いからである。
それに対して、待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、S14において枚数カウンタがクリアされ、S5において全数検査が行われる。一部検査中においては全数検査に切り換えられる。
このように、本実施例に係る検査装置において、すべての基板について全数検査が行われる場合とほぼ同様の検査結果の信頼性を保持しつつ検査に要する時間を短くすることができる。
また、本検査プログラムの実行中に、スクリーン印刷機24において作業条件が変更される場合には、本検査プログラムの実行が中止させられるようにすることができる。その後、スクリーン印刷機24において、作業条件が変更されて、スクリーン印刷が再開されると本検査プログラムの実行が再開される。スクリーン印刷機24において作業条件が変更される場合には、基板の待ち時間を計測するタイマ90がリセットされるのであり、本実施例における基板の待ち時間には、スクリーン印刷機24における作業条件の変更に要した時間は含まれない。
本実施例において、検査ヘッド76、制御装置86のうち、検査プログラムのS3,5,14を記憶する部分、実行する部分等により長待ち時全数検査部が構成され、S4,13を記憶する部分、実行する部分等により品質安定時一部検査部が構成され、S3,14を記憶する部分、実行する部分等によりカウント値クリア部が構成される。また、制御装置86のうち、S5,13,6を記憶する部分、実行する部分等により第1評価部が構成され、S5,13,7を記憶する部分、実行する部分等により第2評価部が構成され、S5,13,6,7を記憶する部分、実行する部分等により複数段階検査部が構成される。さらに、タイマ90、S2,3を記憶する部分、実行する部分等により待ち時間計測部が構成され、S3,5,13を記憶する部分、実行する部分等により待ち時間依拠検査部が構成される。また、検査ヘッド76、S5,13を記憶する部分、実行する部分等によりグループ毎検査部が構成され、S5,13,マニュアル入力部88等により検査対象グループ決定部が構成される。本実施例において、ブロック102がグループに対応する。
なお、上記実施例においては、検査スキップ対象ブロックが設定されるようにされていたが、検査スキップ対象ブロックと検査スキップ対象セクション、または、検査スキップ対象セクションが設定されるようにすることができる。
また、評価は1段階で行われるようにすることもできる。
実施例2に係る検査装置において、図6のフローチャートで表される検査プログラムが予め定められた設定時間毎に実行される。本実施例においては、図4(b)に示す基板100について検査が行われる。
S21において基板が取り込まれ、S22において待ち時間が読み込まれ、S23において検査モードが全数検査モードに設定されているか一部検査モードに設定されているかが判定される。本実施例においては、メインプログラムに、予め、基板に対応して全数検査モードと一部検査モードとのいずれかが設定されている。全数検査モードが設定されている場合には、S24において全数検査が行われ、S25において検査結果が読み込まれる。すべてのはんだランド56の実面積が許容範囲内にある場合には、S26において次の工程へ搬送され、実面積が許容範囲内にないはんだランド56が少なくとも1つある場合には、S27においてNGコンベアへ搬送される。このように、本実施例においては、はんだランド56の実面積の評価が1段階で行われる
検査モードが一部検査モードに設定されている場合には、S28において基板待ち時間が検査要判定時間以上であるか否かが判定される。基板待ち時間が検査要判定時間以上である場合には、S25において全数検査が行われ、検査要判定時間より短い場合には、S29において一部検査が行われる。一部検査において、選択された検査対象ブロック102に含まれるはんだランド56が検査対象とされる。
一部検査において、検査対象ブロック102が1つ以上ずつ順番に変更されるようにすることができる。例えば、S29が最初に実行される場合には、ブロック102(1)が選択され、2回目に実行される場合には、ブロック102(2)が選択されるようにしたり、S29が最初に実行された場合には、ブロック102(1),102(5)が検査対象として選択され、2回目に実行される場合には、ブロック102(2)、102(6)が検査対象として選択されるようにしたりすること等ができる。
例えば、S29が実行される場合に、図7のフローチャートで表される選択ルーチンに従って、検査対象とされるブロックが選択されるようにすることができる。S41において、検査対象ブロック102が、ブロック番号i=n、n+4で規定される2つのブロック102(n),102(n+4)とされる。パラメータnの初期値は1であるため、最初にS29が実行される場合には、検査対象ブロックが102(1),102(5)とされる。S42において、ブロック番号を規定するパラメータnが1増加させられ(n←n+1)、S43において、パラメータが4より大きくなったか否かが判定される。4より大きい場合には、S44において、パラメータnが初期値1とされる。図4(b)に示すように、基板100には、ブロック102が8個含まれるため、nが4に達すれば、すべてのブロック102(1〜8)が1回ずつ検査対象とされたことになる。次の本プログラムの実行から2回目の検査が行われることになる。
以上のように、本実施例においては、予め定められた検査モードに応じて全数検査と一部検査とのいずれかが選択されるのであり、全数検査のみが行われる場合に比較して、信頼性を保持しつつ検査に要する時間を短くすることができる。
本実施例においては、検査ヘッド76、制御装置86のうちのS24,25を記憶する部分、実行する部分等により全数検査部が構成され、S29,25を記憶する部分、実行する部分等により一部検査部が構成され、S23を記憶する部分、実行する部分等により検査部選択部が構成され、S28,24を記憶する部分、実行する部分等により長待ち時全数検査部選択部が構成される。また、S41〜44を記憶する部分、実行する部分等により検査対象グループ選択部が構成される。本実施例において、ブロック102がグループに対応する。
なお、上記実施例においては、全数モードと一部モードとが予めメインプログラムにおいて設定されていたが、その都度、マニュアル入力部88を介して選択されるようにすることもできる。
また、本実施例においては、実面積の評価が1段階で行われるため、実面積と比較する設定範囲を、許容範囲より狭い範囲(正常範囲に近い範囲)とすることもできる。
さらに、S29において、検査対象ブロックは1つずつでも3つ以上ずつでもよく、選択の態様は問わない。
本発明は、実施例1,2に記載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
24:スクリーン印刷機 26:検査装置 56:はんだランド 76:検査ヘッド 80:基板搬入確認センサ 86:制御装置 90:タイマ 100:基板 102:ブロック 104:セクション

Claims (7)

  1. 粘性流体塗布装置によって基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つに対して検査を行う検査装置であって、
    前記粘性流体塗布装置から搬送される前記基板の待ち時間が予め定められた設定時間以上である場合に、前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う長待ち時全数検査部を含むことを特徴とする検査装置。
  2. 当該検査装置が、前記検査結果に基づき、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好に形成されたと評価された基板が設定枚数に達した場合に、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う品質安定時一部検査部を含み、
    前記長待ち時全数検査部が、前記待ち時間が前記設定時間以上である場合に、前記複数の粘性流体塗布部すべてが良好に形成されたと評価された基板の枚数をカウントするカウンタのカウント値を初期値とするカウント値クリア部を含む請求項1に記載の検査装置。
  3. 当該検査装置が、前記基板に形成された複数の粘性流体塗布部すべてに対して検査を行う全数検査部と、前記複数の粘性流体塗布部のうちの一部に対して検査を行う一部検査部と、それら全数検査部と一部検査部とのいずれか一方を、予め定められた条件に基づいて選択する検査部選択部とを含み、
    前記長待ち時全数検査部が、前記待ち時間が前記設定時間以上である場合に、前記検査部選択部によって前記一部検査部が選択されていても、前記全数検査部を選択する長待ち時全数検査部選択部を含む請求項1に記載の検査装置。
  4. 当該検査装置が、
    前記複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第1塗布部の各々に対して第1レベルを満たすか否かを評価する第1評価部と、
    前記第1塗布部のうちの少なくとも1つの粘性流体塗布部である第2塗布部の各々に対して、前記第1レベルより高い第2レベルを満たすか否かを評価する第2評価部と、
    前記第1評価部によって前記第1塗布部すべてが第1レベルを満たすと評価され、かつ、前記第2評価部によって前記第2塗布部すべてが第2レベルを満たすと評価された場合に、前記粘性流体塗布装置が、前記基板に前記粘性流体を良好に塗布可能な状態にあると推定する複数段階評価部と
    を含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載の検査装置。
  5. 前記基板に形成された前記複数の粘性流体塗布部すべてが複数のグループに分けられ、
    前記一部検査部が、前記複数のグループのうちの一部の検査対象のグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行い、前記複数のグループのうち前記検査対象のグループを除くグループに含まれる1つ以上の粘性流体塗布部の各々に対して検査を行わないものであり、
    当該検査装置が、前記一部検査部による前記検査対象のグループを、予め定められた規則に従って選択する検査対象グループ選択部を含む請求項3に記載の検査装置。
  6. 粘性流体塗布装置によって基板に形成された複数の粘性流体塗布部のうちの少なくとも1つに対して検査を行う検査装置であって、
    前記粘性流体塗布装置から搬送される前記基板の待ち時間を計測する待ち時間計測部と、
    その待ち時間計測部によって計測された前記待ち時間が長い場合は短い場合に比較して、より多くの粘性流体塗布部に対して検査を行う待ち時間依拠検査部と
    を含むことを特徴とする検査装置。
  7. 対基板作業装置によって基板に形成された複数の加工部に対して検査を行う検査装置であって、
    前記基板における前記複数の加工部が、前記複数の加工部の1つ以上を含んで構成される複数のグループに分けられ、
    当該検査装置が、
    前記複数のグループのうちの少なくとも1つのグループの各々に含まれる1つ以上の加工部の各々に対して検査を行うグループ毎検査部と、
    前記対基板作業装置から搬送される前記基板の待ち時間に応じて、前記グループ毎検査部によって検査される対象の検査対象グループを決定する検査対象グループ決定部と
    含むことを特徴とする検査装置。
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