JP2003318079A - 基板処理装置および基板処理システム - Google Patents

基板処理装置および基板処理システム

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JP2003318079A
JP2003318079A JP2002118166A JP2002118166A JP2003318079A JP 2003318079 A JP2003318079 A JP 2003318079A JP 2002118166 A JP2002118166 A JP 2002118166A JP 2002118166 A JP2002118166 A JP 2002118166A JP 2003318079 A JP2003318079 A JP 2003318079A
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Japan
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substrate
liquid
processing
defective
unit
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Application number
JP2002118166A
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English (en)
Inventor
Akihiro Hisai
章博 久井
Takeshi Matsuka
毅 松家
Koji Kanayama
幸司 金山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な検査装置を搭載することなく塗布不良
を発見することができる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 CCDカメラにより、処理液供給ノズル
から基板へのフォトレジスト液の吐出状態を監視し、吐
出状態に異常が検出されると、その基板を不良基板の回
収専用のリジェクトカセットに回収し(ステップU
1)、リジェクトカセットに所定量の不良基板が収容さ
れると、リジェクトカセットを基板処理システム外の図
示しないリワーク装置へ搬送する(ステップU3)。搬
送されたリジェクトカセット内の不良基板には、リワー
ク装置において順次レジスト剥離液による再生処理が施
されていく(ステップU4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液吐出ノズルから
半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク
用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基
板」と称する)にレジスト等の処理液を吐出して該基板
にその処理液を塗布する基板処理装置および該基板処理
装置とホストコンピュータとを通信ラインにて接続した
基板処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体や液晶ディスプレ
イなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処
理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製
造されている。かかる半導体製品等の品質維持のため、
上記各種処理のまとまったプロセスの後に、基板の各種
検査を行って品質確認を行うことが重要である。
【0003】例えば、レジスト塗布処理および現像処理
を行う基板処理装置(いわゆるコータ&デベロッパ)に
おいては、従来より塗布斑や塗り残し等の塗布不良を検
出すべくマクロ検査装置によるマクロ欠陥検査が行われ
ていた。このときに、検査対象となる基板は一旦基板処
理装置から搬出され、別位置に設けられた検査装置に搬
入されてから検査に供されることとなる。そして、その
検査結果が基板処理装置にフィードバックされ、各種処
理条件の調整が行われていたのである。
【0004】
【背景となる技術】上記のようにすると、基板を検査装
置まで搬送するのに時間・労力を要する。このような無
駄な時間・労力を無くすために、検査装置を基板処理装
置に搭載する技術が検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板の
検査にはマクロ検査の他にも露光後の線幅測定等複数の
種類があり、あらゆる種類の検査装置を基板処理装置に
搭載することはスペース・コストの観点から好ましいこ
とではない。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、特別な検査装置を搭載することなく塗布不良を
発見することができる基板処理装置および基板処理シス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、液吐出ノズルから基板に処理液
を吐出して該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置
であって、前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出
された処理液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影
手段と、前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出する
ときに、前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出
状態が不良であるか否かを判定する判定手段と、前記吐
出状態が不良である場合に、当該基板を不良基板専用の
カセットに搬送する搬送手段と、を備えている。
【0008】また、請求項2の発明は、液吐出ノズルか
ら基板に処理液を吐出して該基板に前記処理液を塗布す
る基板処理装置とホストコンピュータとを通信ラインに
て接続した基板処理システムであって、前記基板処理装
置が、前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出され
た処理液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段
と、前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するとき
に、前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態
が不良であるか否かを判定する判定手段と、前記吐出状
態が不良である場合に、当該基板についての吐出状態が
不良である旨の情報を前記ホストコンピュータに伝達す
る情報伝達手段と、を備えている。
【0009】また、請求項3の発明は、液吐出ノズルか
ら基板に処理液を吐出して該基板に前記処理液を塗布す
る基板処理装置であって、前記液吐出ノズルから前記基
板に向けて吐出された処理液が通過する経路を含む領域
を撮影する撮影手段と、前記液吐出ノズルから基板に処
理液を吐出するときに、前記撮影手段によって撮影され
た処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する判定
手段と、前記吐出状態が不良である場合に、当該基板に
ついての吐出状態が不良である旨の情報を装置外部に伝
達する情報伝達手段と、を備えている。
【0010】また、請求項4の発明は、液吐出ノズルか
ら基板に処理液を吐出して該基板に前記処理液を塗布す
る基板処理装置であって、前記液吐出ノズルから前記基
板に向けて吐出された処理液が通過する経路を含む領域
を撮影する撮影手段と、前記液吐出ノズルから基板に処
理液を吐出するときに、前記撮影手段によって撮影され
た処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する判定
手段と、処理液の塗布によって基板の表面に形成された
膜を除去する膜除去ユニットと、前記吐出状態が不良で
ある場合に、当該基板を前記膜除去ユニットに搬送する
搬送手段と、を備えている。
【0011】また、請求項5の発明は、液吐出ノズルか
ら基板に処理液を吐出して該基板に前記処理液を塗布す
る基板処理装置であって、前記液吐出ノズルから前記基
板に向けて吐出された処理液が通過する経路を含む領域
を撮影する撮影手段と、前記液吐出ノズルから基板に処
理液を吐出するときに、前記撮影手段によって撮影され
た処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する判定
手段と、処理液の塗布によって膜が形成された基板のマ
クロ欠陥検査を行うマクロ検査ユニットと、前記判定手
段によって吐出状態の判定がなされた基板を前記マクロ
検査ユニットに搬送する搬送手段と、を備えている。
【0012】さらに、請求項6の発明は、液吐出ノズル
から基板に処理液を吐出して該基板に前記処理液を塗布
する基板処理装置であって、前記液吐出ノズルから前記
基板に向けて吐出された処理液が通過する経路を含む領
域を撮影する撮影手段と、前記液吐出ノズルから吐出さ
れる処理液の流量を調整する流量調整手段と、前記撮影
手段によって撮影された処理液の吐出状態に応じて前記
液吐出ノズルから吐出される処理液の流量を増減するよ
うに前記流量調整手段を制御する流量制御手段と、を備
えている。
【0013】
【発明の実施の形態】<1.第1実施形態> [1−1.装置構成]図1は本発明の第1実施形態に係
る基板処理システムの概略構成を示す図である。基板処
理システムはホストコンピュータ90と少なくとも1台
以上の基板処理装置1とを通信ライン80で接続した構
成となっている。
【0014】ホストコンピュータ90は主にCPU9
1、ROM92、RAM93、ハードディスク94、通
信部95を備えたコンピュータであり、通信部95は通
信ライン65,80を介して各基板処理装置1と通信可
能に接続されている。基板処理システム稼働時にホスト
コンピュータ90はハードディスク94から制御・情報
管理プログラムを読み出して実行することにより各基板
処理装置1と通信しながら、各基板処理装置1の動作制
御および、各基板処理装置1において処理された各基板
の情報管理を行う。
【0015】図2は、本発明に係る基板処理装置1の全
体構成を示す平面図である。なお、図2および図4には
それらの方向関係を明確にするためZ軸方向を鉛直方向
とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付し
ている。
【0016】この基板処理装置1は、基板にレジスト塗
布処理や現像処理を行う装置であって、基板の搬出入を
行うインデクサIDと、基板に処理を行う複数の処理ユ
ニットからなる第1処理部群PG1,第2処理部群PG
2と、図示を省略する露光装置(ステッパ)との基板の
受け渡しを行うインターフェイスIFと、搬送ロボット
TRとを備えている。
【0017】インデクサIDは、複数枚の基板を収納可
能なカセット(図示省略)を複数載置可能であるととも
に移載ロボットを備え、未処理基板を当該カセットから
搬送ロボットTRに払い出すとともに処理済基板を搬送
ロボットTRから受け取ってカセットに格納する。
【0018】インターフェイスIFは、搬送ロボットT
Rからレジスト塗布処理済の基板を受け取って図外の露
光装置に渡すとともに、該露光装置から露光済の基板を
受け取って搬送ロボットTRに渡す機能を有する。ま
た、インターフェイスIFは、露光装置との受け渡しタ
イミングの調整を行うべく、露光前後の基板を一時的に
ストックするバッファ機能を有し、図示を省略している
が、搬送ロボットTRとの間で基板を受け渡すロボット
と、基板を載置するバッファカセットとを備えている。
【0019】基板処理装置1は、基板に処理を行うため
の複数の処理ユニット(処理部)を備えており、そのう
ちの一部が第1処理部群PG1を構成し、残部が第2処
理部群PG2を構成する。図3は、第1処理部群PG1
および第2処理部群PG2の構成を示す図である。第1
処理部群PG1は、液処理ユニットたる塗布処理ユニッ
トSC1,SC2(レジスト塗布処理部)の上方に複数
の熱処理ユニットを配置して構成されている。なお、図
3においては、図示の便宜上処理ユニットを平面的に配
置しているが、実際にはこれらは高さ方向(Z軸方向)
に積層されているものである。
【0020】塗布処理ユニットSC1,SC2は、基板
主面にフォトレジストを供給し、基板を回転させること
によって均一なレジスト塗布を行う、いわゆるスピンコ
ータである。
【0021】塗布処理ユニットSC1,SC2の上方に
は3段に積層された熱処理ユニットが3列設けられてい
る。すなわち、下から順に冷却ユニットCP1、密着強
化ユニットAH(密着強化処理部)、加熱ユニットHP
1が積層された列と、冷却ユニットCP2、加熱ユニッ
トHP2、加熱ユニットHP3が積層された列と、冷却
ユニットCP3、加熱ユニットHP4、加熱ユニットH
P5が積層された列とが設けられている。
【0022】同様に、第2処理部群PG2は、液処理ユ
ニットたる現像処理ユニットSD1,SD2の上方に複
数の熱処理ユニットを配置して構成されている。現像処
理ユニットSD1,SD2は、露光後の基板上に現像液
を供給することによって現像処理を行う、いわゆるスピ
ンデベロッパである。現像処理ユニットSD1,SD2
の上方には3段に積層された熱処理ユニットが3列設け
られている。すなわち、下から順に冷却ユニットCP
4、露光後ベークユニットPEB、加熱ユニットHP6
が積層された列と、冷却ユニットCP5、加熱ユニット
HP7、加熱ユニットHP8が積層された列と、冷却ユ
ニットCP6、加熱ユニットHP9、加熱ユニットHP
10が積層された列とが設けられている。
【0023】加熱ユニットHP1〜HP10は、基板を
加熱して所定の温度にまで昇温する、いわゆるホットプ
レートである。また、密着強化ユニットAHおよび露光
後ベークユニットPEBもそれぞれレジスト塗布処理前
および露光直後に基板を加熱する加熱ユニットである。
冷却ユニットCP1〜CP6は、基板を冷却して所定の
温度にまで降温するとともに、基板を当該所定の温度に
維持する、いわゆるクールプレートである。
【0024】本明細書においては、これら基板の温度調
整を行う処理ユニット(加熱ユニットおよび冷却ユニッ
ト)を熱処理ユニットと称する。また、塗布処理ユニッ
トSC1,SC2および現像処理ユニットSD1,SD
2の如き基板に処理液を供給して所定の処理を行う処理
ユニットを液処理ユニットと称する。そして、液処理ユ
ニットおよび熱処理ユニットを総称して処理ユニットと
する。
【0025】また、基板処理装置1の内部には制御部
(コントローラ)CRが設けられている。制御部CR
は、詳細は図示しないがメモリやCPUさらには通信部
等からなるコンピュータによって構成されている。制御
部CRは、所定の処理プログラムにしたがって搬送ロボ
ットTRの搬送動作を制御するとともに、各処理ユニッ
トに指示を与えて処理条件を設定したり、それら各処理
ユニットによる処理動作を制御したり、さらには、各基
板の情報を管理する。また、制御部CR内の通信部は通
信ライン65,80を介してホストコンピュータ90の
通信部95と接続され、ホストコンピュータ90との間
で情報の送受信を行うとともに、ホストコンピュータ9
0の制御を受ける。また、制御部CR内の通信部は後述
する異常状態検出部35とも接続されており、異常状態
検出部35からの情報を受信可能となっている。
【0026】図4は、搬送ロボットTRの外観斜視図で
ある。搬送ロボットTRは、伸縮体40の上部に搬送ア
ーム31a,31bを備えたアームステージ32を設け
るとともに、伸縮体40によってテレスコピック型の多
段入れ子構造を実現している。
【0027】伸縮体40は、上から順に4つの分割体4
0a,40b,40c,40dによって構成されてい
る。分割体40a〜分割体40dが順に入れ子構造にな
っており、分割体40a〜40dを順次に収納していく
ことによって伸縮体40は収縮し、逆に分割体40a〜
40dを順次に引き出していくことによって伸縮体40
は伸張する。
【0028】伸縮体40の伸縮動作は、その内部に設け
られた伸縮昇降機構によって実現される。搬送ロボット
TRは、伸縮昇降機構によって搬送アーム31a,31
bの昇降動作を行うことができる。
【0029】また、分割体40aの上部にアームステー
ジ32が設けられており、アームステージ32が搬送ア
ーム31a,31bのそれぞれのアームセグメントを屈
伸させることにより搬送アーム31a,31bが水平進
退移動を行い、アームステージ32自体が伸縮体40に
対して回転動作を行うことにより搬送アーム31a,3
1bが回転動作を行う。
【0030】従って、搬送ロボットTRは、搬送アーム
31a,31bを高さ方向に昇降動作させること、回転
動作させることおよび水平方向に進退移動させること、
すなわち3次元的に移動させることができる。そして、
基板Wを保持した搬送アーム31a,31bが3次元的
に移動して複数の処理ユニットとの間で基板Wの受け渡
しを行うことによりそれら複数の処理ユニットに対して
基板Wを搬送して当該基板Wに種々の処理を行わせるこ
とができる。
【0031】図5は、本発明の第1実施形態に係る基板
処理システムの塗布処理ユニットSC1,SC2および
制御部CRの概略構成を示すブロック図である。基板W
は、吸引式スピンチャック10により水平姿勢で吸着保
持され、回転軸2を介して電動モータ3により回転中心
P周りに回転駆動される。基板Wの周囲には、処理液の
一例であるフォトレジスト液の飛散を防止するための飛
散防止カップ4aが配設されている。また、この飛散防
止カップ4aの上部開口には、ダウンフローを取り込む
ための複数個の開口を上部に形成された上部蓋部材4b
が、この装置のフレームに固定されて位置固定の状態で
配設されている。また、図示しない搬送機構が未処理の
基板Wを吸引式スピンチャック10に載置したり、処理
済みの基板Wを受け取る際には、図示しない昇降機構が
飛散防止カップ4aのみを下降させることによって、飛
散防止カップ4aと上部蓋部材4bとを離間させ、吸引
式スピンチャック10を飛散防止カップ4aの上部開口
から上方に突出させるようになっている。
【0032】飛散防止カップ4aの側方には、搬入され
た基板Wの回転中心Pの上方に相当する供給位置(図中
の実線)と、基板W上から側方に離れた退避位置(図中
の点線)との間で移動可能に構成された処理液供給ノズ
ル5が配設されている。処理液供給ノズル5には供給配
管12が接続されており、サックバックバルブ13と、
ポンプ14と、逆止弁15とを介してフォトレジスト液
を貯留している処理液タンク16に連通接続されてい
る。サックバックバルブ13は、処理液供給ノズル5の
吐出孔5aから露出しているフォトレジスト液を僅かに
引き戻して固化を防止したり、先端部5bに貯留してい
るフォトレジスト液が不意に落下する、いわゆる「ぼた
落ち」を抑制するためのものである。
【0033】ポンプ14は、図示しない複動式エアシリ
ンダに連動して動作し、処理液タンク16内のフォトレ
ジスト液を供給配管12に送り込む。この送り込み動作
により生じるフォトレジスト液の処理液タンク16内へ
の逆流を防止するのが、逆止弁15である。
【0034】ノズル移動機構17は、制御部CRにより
制御されるようになっている。つまり、制御部CRが後
述する塗布処理のプログラムを実行してゆく際に『ノズ
ル移動命令』を実行すると、処理液供給ノズル5を退避
位置から供給位置に移動するようにノズル移動機構17
を制御し、『ノズル退避命令』を実行すると、処理液供
給ノズル5を供給位置から退避位置に移動するようにノ
ズル移動機構17を制御する。
【0035】上部蓋部材4bの上部内周面には、その左
側にCCDカメラ25が、その右側には照明27が配設
されている。本発明の撮影手段に相当するCCDカメラ
25は、固体撮像素子であるCCDと、電子シャッター
と、レンズなどから構成されており、その撮影視野が処
理液供給ノズル5から基板W面との間にあたるフォトレ
ジスト液の供給経路に設定されている。例えば、図6に
示すように撮影視野30が広めに設定されており、この
中においてフォトレジスト液が処理液供給ノズル5の吐
出孔5aから吐出されて基板面に到達する位置を含む領
域が判断領域30Aとして設定される。これらのCCD
カメラ25および照明27は、異常状態検出部35に接
続されている。
【0036】異常状態検出部35は、詳細は図示しない
がメモリやCPUさらには通信部等からなるコンピュー
タによって構成されており、所定の処理プログラムにし
たがって照明27に所要の電力を供給したり、CCDカ
メラ25の動作制御、例えば、撮影タイミングを決定す
る電子シャッターの動作制御を行う。撮影開始の指示
は、制御部CRからトリガ信号が入力されることによっ
て行われる。撮影された撮影視野30の画像信号は、2
値化処理されて静止画像に変換される。その撮影視野3
0の静止画像は制御部CRを介して表示部33に出力さ
れ、その中においてオペレータにより判断領域30Aが
設定される(図7参照)。さらに、予めフォトレジスト
液の吐出が正常な状態において撮影視野30を撮影し、
判断領域30Aを表示部33に表示させた状態で、図7
に示すようなフォトレジスト液R(図中の二点鎖線)の
吐出幅Dを測定するための幅計測ライン30W(図中の
点線)を設定しておくとともに、設定した幅計測ライン
30Wにおける正常な吐出状態のフォトレジスト液Rの
吐出幅Dを基準幅Drefとして記憶するようになって
いる。
【0037】また、上述した異常状態検出部35は、処
理液供給ノズル5が供給位置に移動した時点から一定時
間だけ行われる『ぼた落ち検出処理』においてぼた落ち
が検出された場合を異常状態として検出するとともに、
基板Wの処理時にフォトレジスト液が基板Wに供給され
始めてから一定時間の間だけ行われる『吐出幅検出処
理』において吐出幅Dが基準幅Drefより小さい場合
を異常状態として検出する。そして、異常発生を制御部
CRに伝達し、制御部CRは異常発生時の処理を行うよ
う各部を制御する。
【0038】[1−2.処理動作]次に、基板Wに対す
る処理液の塗布処理の一例を示す図8のタイムチャート
と、『ぼた落ち検出処理』、『吐出幅検出処理』および
『異常時処理』を示す図9、図10および図11のフロ
ーチャートを参照して塗布処理について説明する。な
お、図8のタイムチャートにおける時間原点は、基板W
が吸引式スピンチャック10に吸着保持された時点であ
るものとして説明する。
【0039】この基板処理システムでは、ホストコンピ
ュータ90は各基板WごとにID(管理情報)を記憶し
ており、そのIDは各基板Wの処理に先立ち、処理が行
われる基板処理装置1の制御部CRに送信され、その制
御部CRに記憶されている。また、塗布処理に先立ち、
予め「ぼた落ち」や「吐出幅異常」等の吐出状態の不良
が検出された基板(以下「不良基板」という)Wの回収
専用のリジェクトカセットをインデクサの通常のカセッ
ト載置位置のいずれかに配置してあり、そのリジェクト
カセットの載置位置を制御部CRが記憶している。
【0040】まず、t1時点において制御部CRはノズ
ル移動命令を実行し、ノズル移動機構17が処理液供給
ノズル5を退避位置から供給位置に移動する。次いで、
2時点にて回転開始命令を実行し、t3時点で回転数R
1に達するように電動モータ3の駆動を開始する。
【0041】ここでノズル移動命令の実行後、処理液供
給ノズル5が供給位置に移動した後から供給開始命令T
Sの実行時点まで『ぼた落ち検出処理』が実行される。
【0042】つまりトリガ信号を与えられた異常状態検
出部35は、まず、CCDカメラ25を制御して、撮影
視野30の撮影を行う(ステップS1)。次に、撮影視
野30の静止画像を2値化処理し(ステップS2)、そ
の中の判断領域30A中の画素値に基づいてフォトレジ
スト液が存在するか否かを判断する(ステップS3)。
例えば、この実施例装置では、フォトレジスト液の背後
からストロボ27からの光が照射されているためフォト
レジスト液が影となって黒画素となる一方その周囲が白
画素となるので、黒画素が判断領域30Aに存在するか
否かを判断すればよい。
【0043】そして、黒画素が存在する場合にはぼた落
ちが生じている異常状態を表すので、制御部CRが以下
に示す『異常時処理』を実行する(ステップS4)。
【0044】図11に示すように、『異常時処理』にお
いては、まず、制御部CRの制御により不良基板Wを搬
送ロボットTRが搬送し、リジェクトカセットに回収す
る(ステップU1)。
【0045】次に、制御部CRはリジェクトカセットに
所定量(例えばリジェクトカセットに収容可能な最大
数)の不良基板Wが収容されたか否かを判定する(ステ
ップU2)。前述のように制御部CRは各基板WをID
で管理することにより、各基板Wの処理段階を常時把握
している。そのため、どの基板Wが不良基板としてリジ
ェクトカセットに回収されているかも常時把握している
ため、容易に各時点でのリジェクトカセットの不良基板
Wの収容数を判定することができるのである。そして、
所定量、収容されていなければ、異常時処理を終了し
て、次の未処理基板Wに対して塗布処理を行う。逆に、
リジェクトカセットに所定量の不良基板Wが収容されて
いた場合には、AGV(Automatic Guided Vehicle)やO
HT(over-head hoist transport)等によってリジェク
トカセットを基板処理システム外の図示しないリワーク
装置へ搬送する(ステップU3)。リワーク装置は、処
理液としてレジスト剥離液を基板Wに供給し、レジスト
剥離処理を行う装置である。
【0046】そして、リワーク装置に搬送されたリジェ
クトカセット内の不良基板Wには、リワーク装置におい
て順次、再生処理、具体的にはレジスト剥離処理が施さ
れていく(ステップU4)。
【0047】レジスト剥離処理によって再生された基板
Wはリワーク装置において別のカセットに収容されて、
再度、塗布処理を受ける等、再利用される。以上で、
『異常時処理』が終了する。
【0048】一方、ステップS3(図9)において黒画
素が存在しなかった場合には「ぼた落ち」がなく正常な
状態を表すので、制御部CRはTS時点でサックバック
バルブ13の動作を解除するとともにポンプ14を作動
させてフォトレジスト液を処理液供給ノズル5から供給
開始する。
【0049】そして、供給開始命令の実行時点TSから
供給時間TSUが経過するTE時点において供給停止命令
を実行し、ポンプ14の動作を停止してフォトレジスト
液の吐出を停止するとともに、サックバックバルブ13
を作動させてフォトレジスト液を僅かに引き戻す。これ
により所定量のフォトレジスト液が基板Wに対して供給
されるようになっている。
【0050】上述した供給開始命令が実行された後、制
御部CRは異常状態検出部35に対してトリガ信号を出
力する。すると図10の『吐出幅検出処理』が実行され
るようになっている。この処理は、図8のタイムチャー
トに示すように、供給開始命令の実行時点TSから供給
停止命令の実行時点TEまでの間に少なくとも一度行え
ばよい。また、供給開始から供給停止までの間に処理液
タンク16が空になって、吐出停止の直前にフォトレジ
スト液が吐出されなくなる事態もあるので、供給開始か
ら供給停止直前まで所定の周期で『吐出幅検出処理』を
繰り返し実行するようにしてもよく、あるいは供給開始
命令の実行後と供給停止命令の実行直前の2回だけ『吐
出幅検出処理』を実行するようにしてもよい。
【0051】トリガ信号を与えられた異常状態検出部3
5は、まず、CCDカメラ25を制御して、撮影視野3
0の撮影を行う(ステップT1)。次に、撮影視野30
の静止画像を2値化処理し(ステップT2)、その中の
判断領域30Aに設定されている幅計測ライン30Wの
画素値に基づいて現在吐出されているフォトレジスト液
の吐出幅Dを測定する(ステップT3)。例えば、この
実施例装置では、照明27の関係上、幅計測ライン30
Wの画素値を一端側から調べ、白画素から黒画素に変わ
る位置と、黒画素から白画素に変わる位置を特定すれ
ば、吐出幅Dを測定することができる。
【0052】次に、予め測定して記憶しておいた基準幅
Drefと測定した吐出幅Dとを比較する(ステップT
4)。その結果、吐出幅Dが基準幅Drefよりも小さ
いならば異常であると判断して、これもまた前述の『異
常時処理』を実行する(ステップT5)。それ以外であ
れば正常であると判断して吐出幅検出処理を終了する。
【0053】フォトレジスト液の吐出幅に異常がなく、
供給停止命令がTE時点で実行された場合には、ポンプ
14の動作を停止してフォトレジスト液の吐出を停止
し、さらにサックバックバルブ13を作動させてフォト
レジスト液を僅かに引き戻す。その後、t4時点でノズ
ル退避命令が実行されて処理液供給ノズル5が退避位置
に移動され、t5時点で回転上昇命令が実行されて基板
Wの回転数がR1より高速のR2に上昇されて余剰分の
フォトレジスト液が振り切られ、t6時点で回転停止命
令が実行されてt7時点で塗布処理が完了する。
【0054】ここで供給停止命令の実行後、ノズル退避
命令が実行されてノズルが基板外に退避するまでのノズ
ル退避完了t4’の時点まで上述と同様の『ぼた落ち検
出処理』が実行され、必要に応じて『異常時処理』が実
行される。
【0055】なお、t1〜TSおよびTE〜t4’時点の間
だけでなく、処理液供給ノズル5が供給位置にある間、
すなわちt1〜t4’時点の間『ぼた落ち検出処理』を実
行するようにしてもよい。
【0056】以上、説明したように、本発明の第1実施
形態によれば、処理液供給ノズル5から基板Wに向けて
吐出された処理液が通過する経路を含む領域を撮影する
CCDカメラ25と、処理液供給ノズル5から基板Wに
処理液を吐出するときに、CCDカメラ25によって撮
影された処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定す
る異常状態検出部35と、吐出状態が不良である場合
に、当該基板Wを不良基板専用のカセットに搬送する搬
送ロボットTRとを備えるため、特別な検査装置を搭載
することなく塗布不良を発見することができ、しかもそ
の不良基板Wをカセットに自動的に回収して後工程に流
れるのを防ぐことができる。
【0057】また、例えば、塗布処理ユニットSC1に
基板Wの回転数調整用のカメラを設けている場合には、
それをそのままCCDカメラ25として用いることがで
きるので、新たに撮影手段を設ける必要がなく、塗布不
良の発見できる装置を安価に実現できる。
【0058】<2.第2実施形態>第2実施形態に係る
基板処理システムは、第1実施形態と全く同様の装置構
成を有している。なお、上記第1実施形態の装置と同じ
構成については同符号を付すことで詳細な説明について
は省略する。
【0059】また、基板Wに対する塗布処理としても第
1実施形態とほぼ同様で、図8のタイムチャートは全く
同じであり、図9に示した『ぼた落ち検出処理』および
図10に示した『吐出幅検出処理』における『異常時処
理』のみが異なる。
【0060】図12は第2実施形態の基板処理システム
における『異常時処理』のフローチャートである。以
下、図12を用いて第2実施形態の基板処理システムに
おける『異常時処理』について説明する。
【0061】第2実施形態における『異常時処理』で
は、リジェクトカセットは特に設けない。また、この基
板処理システムでも、ホストコンピュータ90は各カセ
ットの各基板WごとにIDを記憶しており、そのIDは
各基板Wの処理に先立ち、処理が行われる基板処理装置
1の制御部CRに送信され、その制御部CRに記憶され
ている。
【0062】そして、異常が検出されると異常状態検出
部35から制御部CRにその基板Wが『ぼた落ち』また
は『吐出幅異常』である旨の情報が伝達される。する
と、制御部CRがホストコンピュータ90に、その基板
WのIDとその基板Wが不良基板である旨の情報である
不良基板情報を伝達する(ステップU11)。そして、
ホストコンピュータ90において不良基板Wについては
不良基板情報が記憶され、その後、その不良基板Wの管
理に利用される。
【0063】次に、制御部CRの制御により不良基板W
を搬送ロボットTRがインデクサIDに搬送し、元のカ
セットに収容する(ステップU12)。これにより、後
に元のカセットに納められた不良基板Wが取り出されて
レジスト剥離処理等の再生処理が施されたりする。
【0064】以上説明したように、本発明の第2実施形
態によれば、処理液供給ノズル5から基板Wに処理液を
吐出するときに、CCDカメラ25によって撮影された
処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する異常状
態検出部35と、吐出状態が不良である場合に、当該基
板Wについての吐出状態が不良である旨の情報をホスト
コンピュータ90に伝達する制御部CRとを備えるた
め、特別な検査装置を搭載することなく塗布不良を発見
し、ホストコンピュータ90で不良基板Wの情報を管理
することができる。
【0065】また、例えば、塗布処理ユニットSC1に
基板Wの回転数調整用のカメラを設けている場合には、
それをそのままCCDカメラ25として用いることがで
きるので、新たに撮影手段を設ける必要がなく、塗布不
良の発見できる装置を安価に実現できる。
【0066】<3.第3実施形態>第3実施形態の基板
処理装置は、第1実施形態の基板処理装置のSC2(図
3参照)をリワークユニットとして使用するものとなっ
ている。ただし、図5において処理液タンクがレジスト
液供給ではなくレジスト剥離液を供給するものとなって
いる点が異なっている。
【0067】なお、第3実施形態の基板処理システムに
おけるその他の構成は第1実施形態と同様である。な
お、上記第1実施形態の装置と同じ構成については同符
号を付すことで詳細な説明については省略する。
【0068】基板Wに対する塗布処理としては第1実施
形態とほぼ同様である。具体的には、図8のタイムチャ
ートは全く同じであり、図9に示した『ぼた落ち検出処
理』および図10に示した『吐出幅検出処理』のそれぞ
れにおける『異常時処理』のみが異なる。
【0069】図13は第3実施形態の基板処理システム
における『異常時処理』のフローチャートである。以
下、図13を用いて第3実施形態の基板処理システムに
おける『異常時処理』について説明する。
【0070】第3実施形態における『異常時処理』で
は、まず、制御部CRの制御により搬送ロボットTRが
不良基板Wをリワークユニットへ搬送する(ステップU
21)。
【0071】次に、リワークユニットにおいて、制御部
CRの制御により不良基板Wにレジスト剥離液を供給
し、レジスト剥離処理を行う(ステップU22)。な
お、このときの制御部CRの制御に基づく処理液として
のレジスト剥離液の供給動作は、例えば剥離液を貯留す
る液貯留タンクにN2ガス等のキャリアガスを導入し、
処理液供給ノズル側に圧送することにより行う。このレ
ジスト剥離処理により、不良基板Wを再生して、再利用
する。
【0072】なお、上記第3実施形態では塗布処理ユニ
ットSC2をリワークユニットとしたが、塗布処理ユニ
ットSC1や現像処理ユニットSD1,SD2はいずれ
も同様の構成を有しているので、それらいずれかを処理
液をレジスト剥離液としてリワークユニットとして利用
してもよい。
【0073】以上説明したように、本発明の第3実施形
態によれば、処理液供給ノズル5から基板Wに処理液を
吐出するときに、CCDカメラ25によって撮影された
処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する異常状
態検出部35と、処理液の塗布によって基板Wの表面に
形成された膜を除去するリワークユニットと、吐出状態
が不良である場合に、当該基板Wをリワークユニットに
搬送する搬送ロボットTRとを備えるため、特別な検査
装置を搭載することなく塗布不良を発見することがで
き、装置の省スペース化、およびコストダウンを実現で
きる。
【0074】また、例えば、塗布処理ユニットSC1に
基板Wの回転数調整用のカメラを設けている場合には、
それをそのままCCDカメラ25として用いることがで
きるので、新たに撮影手段を設ける必要がなく、塗布不
良の発見できる装置を安価に実現できる。
【0075】<4.第4実施形態>図14は、第4実施
形態に係る基板処理装置1の全体構成を示す平面図であ
る。第4実施形態に係る基板処理装置1では、インデク
サID内の各種処理ユニットを配置するための筐体(図
示省略)内の上段にマクロ検査ユニットMIを搭載して
いる。マクロ検査ユニットMIは、その詳細構造の説明
は省略するが、基板保持手段、撮像手段、画像処理手
段、不良判定手段等を備え、保持した基板Wに対して処
理が施された面を撮影し、その撮影された画像に画像処
理を施して、不良判定手段により塗布斑や塗り残し等の
塗布不良を検出するマクロ欠陥検査を行う。マクロ検査
ユニットMIとしては、マクロ欠陥検査を行うマクロ検
査装置として広く一般に用いられているものを利用し得
る。
【0076】なお、第4実施形態の基板処理システムに
おけるその他の構成は第1実施形態と同様である。ま
た、上記第1実施例装置と同じ構成については同符号を
付すことで詳細な説明については省略する。
【0077】図15は第4実施形態の基板処理システム
における『異常時処理』のフローチャートである。以
下、図15を用いて第4実施形態の基板処理システムに
おける『異常時処理』について説明する。なお、この基
板処理システムでも、各基板Wの処理に先立ち、それら
のIDは、処理が行われる基板処理装置1の制御部CR
に送信され、その制御部CRに記憶されている。
【0078】まず、制御部CRの制御により、不良基板
Wを搬送ロボットTRがマクロ検査ユニットMIに搬送
し(ステップU31)、そこでマクロ欠陥検査を行う
(ステップU32)。そして、制御部CRはマクロ検査
ユニットMIの検査結果と、『ぼた落ち検出処理』また
は『吐出幅検出処理』で検出された吐出不良との相関関
係を記憶する(ステップU33)。すなわち、マクロ欠
陥検査、『ぼた落ち検出処理』および『吐出幅検出処
理』の結果を不良基板WのIDとともに記憶するのであ
る。
【0079】そして、その後、オペレータがそれらの情
報を表示部33に表示して、マクロ欠陥検査の検査結果
と、『ぼた落ち検出処理』または『吐出幅検出処理』で
検出された吐出不良との相関関係を調べ、その後の塗布
処理の改善のため等に利用する。この場合、マクロ欠陥
検査のにより確認された塗布不良は、『ぼた落ち』また
は『吐出幅不良』によるものであると考えられるので、
それらの改善のために利用できる。
【0080】なお、上記第4実施形態では、異常が検出
された基板Wについてのみマクロ欠陥検査を行うものと
したが、処理された基板W全てに対してマクロ欠陥検査
を行うものとしてもよい。その場合は、吐出不良以外の
原因による塗布不良も検出できる。
【0081】以上説明したように、本発明の第4実施形
態によれば、処理液供給ノズル5から基板Wに処理液を
吐出するときに、CCDカメラ25によって撮影された
処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する異常状
態検出部35と、処理液の塗布によって膜が形成された
基板Wのマクロ欠陥検査を行うマクロ検査ユニットMI
と、異常状態検出部35によって吐出状態の判定がなさ
れた基板Wをマクロ検査ユニットMIに搬送する搬送ロ
ボットTRとを備えるため、特別な検査装置を搭載する
ことなく塗布不良を発見することができ、さらにマクロ
欠陥検査結果と吐出状態との相関関係を容易に調べるこ
とが可能となる。そのため、その相関関係を塗布不良の
原因究明に利用することで、より塗布不良の少ない装置
を実現することができる。
【0082】また、例えば、塗布処理ユニットSC1に
基板Wの回転数調整用のカメラを設けている場合には、
それをそのままCCDカメラ25として用いることがで
きるので、新たに撮影手段を設ける必要がなく、塗布不
良の発見できる装置を安価に実現できる。
【0083】<5.第5実施形態>図16は、第5実施
形態に係る基板処理システムの塗布処理ユニットSC
1,SC2および制御部CRの概略構成を示すブロック
図である。
【0084】この塗布処理ユニットSC1,SC2にお
いて、供給配管12には処理液の流通を制御する開閉弁
の機能と、弁の開度を段階的に調節して処理液の流量を
調整する機能を兼ね備えた流量調整弁37が配設されて
いる。この流量調整弁37の開閉と流量調整は、流量調
整弁37に電気的に接続された制御部CRによって行わ
れるようになっている。
【0085】次に、第5実施形態に係る基板処理システ
ムにおける塗布処理について説明する。第5実施形態の
塗布処理は、タイムチャート、『ぼた落ち検出処理』お
よび『異常時処理』については第1実施形態において図
8、図9および図11により示したものと同様であり、
『吐出幅検出処理』のみが異なっており、吐出幅Dを正
常範囲(後述する最小基準幅Dmin〜最大基準幅Dm
ax)に維持するようフィードバック制御を行うものと
なっている。ここで、最小基準幅Dminおよび最大基
準幅Dmaxは、図7で示した予め設定した幅計測ライ
ン30Wにおける正常な吐出状態のフォトレジスト液R
の吐出幅Dの許容可能な最小値および許容可能な最大値
として定義され、オペレータの予めの設定により異常状
態検出部35が記憶するようになっている。
【0086】図17は第5実施形態における『吐出幅検
出処理』のフローチャートである。以下、図17を用い
て『吐出幅検出処理』を具体的に説明する。なお、ステ
ップT1〜T3は図10で示した第1実施形態の処理と
同様であるので、それらのステップは同じ参照符号を付
して示した。ステップT1〜T3では、異常状態検出部
35が、CCDカメラ25を制御して撮影視野30を撮
影し、その静止画像を2値化処理し、吐出されているフ
ォトレジスト液の吐出幅Dを測定する。
【0087】次に、異常状態検出部35が、得られた吐
出幅Dを最大基準幅Dmaxと比較する(ステップT1
1)。その結果、吐出幅Dが基準幅Dmaxよりも大き
いならばフォトレジスト液の吐出量が多すぎると判断し
て、制御部CRにその旨の情報を伝達し、制御部CRが
流量調整弁37の開度を1段階下げる(ステップT1
2)。これにより、処理液供給ノズル5へのフォトレジ
スト液の供給量が減少して、処理液供給ノズル5からの
フォトレジスト液の吐出量が減少する。その後、ステッ
プT1に戻る。
【0088】逆に、吐出幅Dが基準幅Dmaxよりも小
さい場合、吐出幅Dを最小基準幅Dminと比較する
(ステップT13)。その結果、吐出幅Dが基準幅Dm
inよりも小さいならばフォトレジスト液の吐出量が少
なすぎると判断して、制御部CRにその旨の情報を伝達
し、制御部CRが流量調整弁37の開度を1段階上げる
(ステップT14)。これにより、処理液供給ノズル5
へのフォトレジスト液の供給量が増加して、処理液供給
ノズル5からのフォトレジスト液の吐出量が増加する。
その後、ステップT1に戻る。
【0089】そして、ステップT13において、吐出幅
Dが基準幅Dminよりも大きい場合、フォトレジスト
液の吐出量は正常範囲にあると判断するして吐出幅検出
処理を終了する。このように、制御部CRはフォトレジ
スト液の吐出量を正常範囲に保つようにフィードバック
制御を行う。
【0090】なお、第5実施形態でも『吐出幅検出処
理』は、図8のタイムチャートに示すように、供給開始
命令の実行時点TSから供給停止命令の実行時点TEまで
の間に少なくとも一度行えばよい。また、供給開始から
供給停止直前まで所定の周期で『吐出幅検出処理』を繰
り返し実行するようにしてもよく、あるいは供給開始命
令の実行後と供給停止命令の実行直前の2回だけ『吐出
幅検出処理』を実行するようにしてもよい。
【0091】また、上記第5実施形態では、吐出幅Dが
正常範囲にない場合、流量調整弁37を調節するものと
したが、塗布処理ユニットSC1,SC2の処理液供給
ノズル5近傍にノズル洗浄手段を設け、吐出量が少ない
場合に処理液供給ノズル5の先端が詰まっている可能性
が高いとして、ノズル先端を洗浄するように制御するも
のとしてもよい。
【0092】以上説明したように、本発明の第5実施形
態によれば、異常状態検出部35による処理液の吐出状
態の情報に応じて、制御部CRが処理液供給ノズル5か
ら吐出される処理液の流量を増減するように流量調整弁
37を制御するため、特別な検査装置を搭載することな
く塗布不良を発見することができ、適正な吐出状態を維
持して、処理液の基板Wへの塗布不良を減らすことがで
きる。
【0093】また、例えば、塗布処理ユニットSC1に
基板Wの回転数調整用のカメラを設けている場合には、
それをそのままCCDカメラ25として用いることがで
きるので、新たに撮影手段を設ける必要がなく、塗布不
良を減らすことができる装置を安価に実現できる。
【0094】<6.変形例>本発明は以上の実施の形態
に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態で
は、基板処理装置1の塗布処理ユニットSC1,SC2
において基板Wに処理液としてフォトレジスト液を塗布
するものとしたが、処理液としてポリイミド樹脂等のそ
の他の液を塗布する装置に対しても適用可能である。
【0095】また、上記第1、第2、第4実施形態にお
けるリワーク装置および第3実施形態におけるリワーク
ユニットは、レジスト剥離液によりレジスト剥離処理を
行うものとしたがこれをプラズマアッシャ等のアッシン
グ装置によりレジストの灰化処理を行うものとしてもよ
い。
【0096】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、液吐出ノズルから基板に向けて吐出された処
理液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、
液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、撮影
手段によって撮影された処理液の吐出状態が不良である
か否かを判定する判定手段と、吐出状態が不良である場
合に、当該基板を不良基板専用のカセットに搬送する搬
送手段と、を備えるため、特別な検査装置を搭載するこ
となく塗布不良を発見することができ、しかもその不良
基板をカセットに自動的に回収して後工程に流れるのを
防ぐことができる。
【0097】また、請求項2の発明によれば、液吐出ノ
ズルから基板に向けて吐出された処理液が通過する経路
を含む領域を撮影する撮影手段と、液吐出ノズルから基
板に処理液を吐出するときに、撮影手段によって撮影さ
れた処理液の吐出状態が不良であるか否かを判定する判
定手段と、吐出状態が不良である場合に、当該基板につ
いての吐出状態が不良である旨の情報をホストコンピュ
ータに伝達する情報伝達手段とを備えるため、特別な検
査装置を搭載することなく塗布不良を発見することがで
き、ホストコンピュータで不良基板の情報を管理するこ
とができる。
【0098】また、請求項3の発明によれば、吐出状態
が不良である場合に、当該基板についての吐出状態が不
良である旨の情報を装置外部に伝達する情報伝達手段を
備えるため、特別な検査装置を搭載することなく塗布不
良を発見することができ、装置外部においても不良基板
の情報を管理することができる。特に、装置外部のホス
トコンピュータ等に情報を伝達するものとすることで、
請求項2のシステムを容易に実現することができる。
【0099】また、請求項4の発明によれば、液吐出ノ
ズルから基板に処理液を吐出するときに、撮影手段によ
って撮影された処理液の吐出状態が不良であるか否かを
判定する判定手段と、処理液の塗布によって基板の表面
に形成された膜を除去する膜除去ユニットと、吐出状態
が不良である場合に、当該基板を膜除去ユニットに搬送
する搬送手段とを備えるため、特別な検査装置を搭載す
ることなく塗布不良を発見することができ、装置の設置
面積およびコストを抑えることができる。
【0100】また、請求項5の発明によれば、液吐出ノ
ズルから基板に処理液を吐出するときに、撮影手段によ
って撮影された処理液の吐出状態が不良であるか否かを
判定する判定手段と、処理液の塗布によって膜が形成さ
れた基板のマクロ欠陥検査を行うマクロ検査ユニット
と、判定手段によって吐出状態の判定がなされた基板を
マクロ検査ユニットに搬送する搬送手段とを備えるた
め、特別な検査装置を搭載することなく塗布不良を発見
することができ、さらにマクロ欠陥検査結果と吐出状態
との相関関係を容易に調べることが可能となる。そのた
め、その相関関係を塗布不良の原因究明に利用すること
で、より塗布不良の少ない装置を実現することができ
る。
【0101】また、請求項6の発明によれば、液吐出ノ
ズルから基板に向けて吐出された処理液が通過する経路
を含む領域を撮影する撮影手段と、液吐出ノズルから吐
出される処理液の流量を調整する流量調整手段と、撮影
手段によって撮影された処理液の吐出状態に応じて液吐
出ノズルから吐出される処理液の流量を増減するように
流量調整手段を制御する流量制御手段とを備えるため、
特別な検査装置を搭載することなく塗布不良を発見する
ことができ、適正な吐出状態を維持して、処理液の基板
への塗布不良をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る基板処理システム
の概略構成を示す図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置1の全体構成を示す
平面図である。
【図3】第1処理部群PG1および第2処理部群PG2
の構成を示す図である。
【図4】搬送ロボットTRの外観斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る基板処理システム
の塗布処理ユニットSC1,SC2および制御部CRの
概略構成を示すブロック図である。
【図6】撮影視野の一例を示す図である。
【図7】判断領域および幅計測ラインの一例を示す図で
ある。
【図8】塗布処理を示すタイムチャートである。
【図9】ぼた落ち検出処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】吐出幅検出処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】第1実施形態の基板処理システムにおける
『異常時処理』のフローチャートである。
【図12】第2実施形態の基板処理システムにおける
『異常時処理』のフローチャートである。
【図13】第3実施形態の基板処理システムにおける
『異常時処理』のフローチャートである。
【図14】第4実施形態に係る基板処理装置1の全体構
成を示す平面図である。
【図15】第4実施形態の基板処理システムにおける
『異常時処理』のフローチャートである。
【図16】第5実施形態に係る基板処理システムの塗布
処理ユニットSC1,SC2および制御部CRの概略構
成を示すブロック図である。
【図17】第5実施形態における『吐出幅検出処理』の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 基板処理装置 5 処理液供給ノズル(液吐出ノズル) 25 CCDカメラ(撮影手段) 35 異常状態検出部(判定手段) 37 流量調整弁(流量調整手段) 65,80 通信ライン 90 ホストコンピュータ CR 制御部(情報伝達手段、流量制御手段) SC1 塗布処理ユニット SC2 塗布処理ユニット、リワークユニット(膜除去
ユニット) SD1,SD2 現像処理ユニット TR 搬送ロボット(搬送手段) W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松家 毅 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 金山 幸司 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 EA04 2H096 AA25 CA13 CA14 GA30 4F042 AA07 AA08 AB00 BA22 DF09 DF32 DH09 EB09 ED05 5F046 JA01 JA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置であっ
    て、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、
    前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態が不
    良であるか否かを判定する判定手段と、 前記吐出状態が不良である場合に、当該基板を不良基板
    専用のカセットに搬送する搬送手段と、を備えることを
    特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置とホスト
    コンピュータとを通信ラインにて接続した基板処理シス
    テムであって、前記基板処理装置が、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、
    前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態が不
    良であるか否かを判定する判定手段と、 前記吐出状態が不良である場合に、当該基板についての
    吐出状態が不良である旨の情報を前記ホストコンピュー
    タに伝達する情報伝達手段と、を備えることを特徴とす
    る基板処理システム。
  3. 【請求項3】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置であっ
    て、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、
    前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態が不
    良であるか否かを判定する判定手段と、 前記吐出状態が不良である場合に、当該基板についての
    吐出状態が不良である旨の情報を装置外部に伝達する情
    報伝達手段と、を備えることを特徴とする基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置であっ
    て、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、
    前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態が不
    良であるか否かを判定する判定手段と、 処理液の塗布によって基板の表面に形成された膜を除去
    する膜除去ユニットと、 前記吐出状態が不良である場合に、当該基板を前記膜除
    去ユニットに搬送する搬送手段と、を備えることを特徴
    とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置であっ
    て、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから基板に処理液を吐出するときに、
    前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態が不
    良であるか否かを判定する判定手段と、 処理液の塗布によって膜が形成された基板のマクロ欠陥
    検査を行うマクロ検査ユニットと、 前記判定手段によって吐出状態の判定がなされた基板を
    前記マクロ検査ユニットに搬送する搬送手段と、を備え
    ることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 液吐出ノズルから基板に処理液を吐出し
    て該基板に前記処理液を塗布する基板処理装置であっ
    て、 前記液吐出ノズルから前記基板に向けて吐出された処理
    液が通過する経路を含む領域を撮影する撮影手段と、 前記液吐出ノズルから吐出される処理液の流量を調整す
    る流量調整手段と、 前記撮影手段によって撮影された処理液の吐出状態に応
    じて前記液吐出ノズルから吐出される処理液の流量を増
    減するように前記流量調整手段を制御する流量制御手段
    と、を備えることを特徴とする基板処理装置。
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