JPWO2015004814A1 - 部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

円周上4本の吸着ノズルで部品を吸着する場合、画像処理する部品の位置を変更することにより、部品カメラの視野を大きくすることなく、所定のサイズより大きなすべての部品を一度で撮像できるようにした部品実装装置を提供する。ロータリヘッド50は、円周上に4本の吸着ノズル54がそれぞれ回転可能に保持された第1のロータリヘッド50Aと、4本よりも多い吸着ノズルが第1のロータリヘッドの吸着ノズルと同一のピッチ円直径上にそれぞれ回転可能に保持された第2のロータリヘッド50Bの少なくとも2種類からなり、駆動ユニット51に第1のロータリヘッドが取付けられ、吸着ノズルに保持された部品を部品カメラ85によって撮像する場合に、第1のロータリヘッドの角度位置と、吸着ノズルに吸着された部品の角度位置とを、それぞれ45度ずつ変更制御する制御装置90を有する。

Description

本発明は、円周上に複数の吸着ノズルを保持したロータリヘッドを備えた部品実装装置に関するものである。
部品実装装置の装着ヘッドに保持される吸着ノズルは、吸着する部品の種類(サイズ、形状等)に応じた適切なものが使用される。このために、吸着する部品の種類に応じて、装着ヘッドを交換できるようにしたものが、例えば、特許文献1に記載されている。しかしながら、従来のこの種の部品実装装置においては、ロータリヘッドを回転するR軸駆動装置や、吸着ノズルを回転するθ軸駆動装置等を含む装着ヘッド全体を交換するようになっているため、交換するヘッド部分が大型かつ大重量となるとともに、部品実装装置がコスト高となる。
特開2009−177213号公報
このような課題を解決するものとして、近年、装着ヘッドを、駆動ユニットと、これに着脱可能なロータリヘッドとによって構成し、交換する複数種類のロータリヘッドに対して駆動ユニットを共通に使用できるものが研究されている。これによれば、R軸駆動装置やθ軸駆動装置等を、共通の駆動ユニット側に設ければよいので、交換するロータリヘッドの軽量、小型化が可能となり、かつロータリヘッドの交換作業も容易となる。
しかしながら、複数種類のロータリヘッドに対して駆動ユニットを共通にすると、所定のサイズより小さな部品を吸着するために、例えば円周上に12本の吸着ノズルを保持したロータリヘッドにおいても、また、所定のサイズより大きな部品を吸着するために、例えば円周上に4本の吸着ノズルを保持したロータリヘッドにおいても、ノズル本数を除いて構造が同じとなり、吸着ノズルのピッチ円直径(P.C.D)も同じ寸法となる(図10(A)、図10(B)参照)。
このため、図10(B)に示すように、12本の吸着ノズル1を保持したロータリヘッド2Bを用いて、吸着ノズル1で吸着した所定のサイズより小さな部品PBを、部品カメラによって撮像する場合、吸着したすべての部品PBを部品カメラによって視野IA内で一度に撮像できるが、4本の吸着ノズル1を保持したロータリヘッド2Aを用いて、吸着ノズル1で吸着した所定のサイズより大きな部品PAを部品カメラによって撮像しようとすると、図10(A)に示すように、視野IA内から部品PAがはみ出す(同図の斜線部分)ことになり、より大きな視野を有する部品カメラを用いなければならない問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、円周上に4本の吸着ノズルで部品を吸着する場合においても、画像処理する部品の位置を変更することにより、カメラの視野を大きくすることなく、大きなサイズの部品を撮像できるようにした部品実装装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、基台に対しXY平面内で移動可能な移動台と、該移動台に支持される駆動ユニットに着脱可能に取付けられ、円周上に複数の吸着ノズルを保持し、軸線回りに回転可能なロータリヘッドと、該ロータリヘッドの複数の吸着ノズルに吸着されたすべての部品を一視野内で一度に撮像可能な部品カメラとを備えた部品装着装置であって、前記ロータリヘッドは、前記円周上に4本の吸着ノズルがそれぞれ回転可能に保持された第1のロータリヘッドと、4本よりも多い吸着ノズルが前記第1のロータリヘッドの前記吸着ノズルと同一のピッチ円直径上にそれぞれ回転可能に保持された第2のロータリヘッドの少なくとも2種類からなり、前記駆動ユニットに前記第1のロータリヘッドが取付けられ、前記吸着ノズルに保持された部品を前記部品カメラによって撮像する場合に、前記第1のロータリヘッドの角度位置と、前記吸着ノズルに吸着された部品の角度位置とを、それぞれ45度ずつ変更制御する制御装置を有する部品実装装置である。
請求項1に係る発明によれば、第1のロータリヘッドに保持した4本の吸着ノズルに吸着された部品のサイズが大きくても、4本の吸着ノズルに吸着されたすべての部品を、部品カメラの視野を大きくすることなく、撮像することができる。
請求項2に係る発明の特徴は、前記吸着ノズルに所定のサイズより大きな部品を吸着する場合には、前記第1のロータリヘッドが前記駆動ユニットに取付けられ、前記吸着ノズルに前記所定のサイズより小さな部品を吸着する場合には、前記第2のロータリヘッドが前記駆動ユニットに取付けられ、前記部品カメラは、前記第2のロータリヘッドの前記吸着ノズルに吸着されたすべての部品を撮像するに必要な大きさの視野を有する請求項1に記載の部品実装装置である。
請求項2に係る発明によれば、第2のロータリヘッドの吸着ノズルに吸着された部品を撮像する部品カメラをそのまま使用して、第1のロータリヘッドの吸着ノズルに吸着されたサイズの大きな部品を撮像することができる。
請求項3に係る発明の特徴は、前記制御装置には、前記ロータリヘッドの種類に応じて、前記ロータリヘッドの回転角度と前記吸着ノズルに吸着された部品の回転角度を制御する少なくとも2種類の実装プログラムが記憶され、前記駆動ユニットに異なる種類の前記ロータリヘッドが取付けられたとき、前記実装プログラムを切替える切替制御部が設けられた請求項1または請求項2に記載の部品実装装置である。
請求項3に係る発明によれば、切替制御部による実装プログラムの切替えによって、ロータリヘッドの種類に応じたシーケンス動作を確実に実行することができる。
請求項4に係る発明の特徴は、前記駆動ユニットには、前記ロータリヘッドを前記軸線回りに回転するR軸駆動装置と、前記吸着ノズルをθ軸回りに回転するθ軸駆動装置と、前記吸着ノズルをZ軸方向に昇降するZ軸駆動装置が設けられた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の部品実装装置である。
請求項4に係る発明によれば、第1および第2のロータリヘッドを着脱可能に取付ける共通の駆動ユニットに、R軸駆動装置、θ軸駆動装置等を設ければよいので、ロータリヘッドの小型、軽量化が可能となる。
請求項5に係る発明の特徴は、前記θ軸駆動装置によって回転される円筒ギヤが、前記ロータリヘッドの前記軸線回りに回転可能に支持され、前記円筒ギヤが前記軸線回りに回転することに伴って、前記各吸着ノズルが前記θ軸回りに回転する請求項4に記載の部品実装装置である。
請求項5に係る発明によれば、各吸着ノズルをθ軸回りに回転させる駆動装置を各吸着ノズルで共用することができる。
本発明の実施の形態に係る部品実装装置の全体を示す斜視図である。 複数の吸着ノズルを保持したロータリヘッドを示す図である。 部品実装装置の駆動ユニットからロータリヘッドを取り外した状態を示す斜視図である。 部品実装装置の駆動ユニットにロータリヘッドを結合した状態を示す斜視図である。 ロータリヘッドを上方から見た斜視図である。 ロータリヘッドを載置するヘッド載置台を示す図である。 部品実装装置を制御する制御装置を示すブロック図である。 実装プログラムを制御するフローチャートを示す図である。 第1のロータリヘッドに保持された4本の吸着ヘッドに吸着された部品を撮像する状態を示す図である。 従来例を示す図で、4本の吸着ノズルに吸着されたサイズの大きな部品を撮像する状態を示す図である。 従来例を示す図で、12本の吸着ノズルに吸着されたサイズの小さな部品を撮像する状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、部品実装装置10は、部品供給装置20、基板搬送装置30および部品移載装置40を備えている。
部品供給装置20は、一例として、基台11上に複数のテープフィーダ21をX軸方向に並設して構成したものからなる。テープフィーダ21は、基台11に離脱可能に取付けた本体フレーム22に着脱可能に装着され、多数の電子部品(以下、部品と称する)を間隔を有して一列に収容したテープを巻回した供給リール23を有している。テープフィーダ21の内部には、図示してないが、テープをピッチ送りする駆動源となるモータが内蔵され、このモータによってテープが1ピッチずつ送り出され、テープに収容された部品が各テープフィーダ21の先端部に設けられた部品供給位置21aに順次供給される。
基板搬送装置30は、回路基板BをX軸方向に搬送するとともに、所定の実装位置に位置決め保持するもので、一例として、搬送レーン31、32をX軸方向と直交するY方向に2列並設したデュアルレーンタイプのもので構成されている。各搬送レーン31、32は、基台11上に各一対のガイドレール33A、33B、34A、34Bを互いに平行に対向させてそれぞれ水平に並設されている。搬送レーン31、32には、ガイドレール33A、33B、34A、34Bによって案内される回路基板Bを支持して搬送する一対のコンベアベルト(図示せず)が並設されている。
部品移載装置40はXYロボットからなり、XYロボットは、基台11上に装架されて部品供給装置20および基板搬送装置30の上方に配設され、ガイドレール41に沿ってY軸方向に移動可能なY軸スライド42を備えている。Y軸スライド42のY軸方向移動は、図略のボールねじを介してサーボモータ43により制御される。Y軸スライド42には、X軸スライド44が図略のガイドレールに沿ってX軸方向に移動可能に案内支持され、X軸スライド44のX軸方向移動は、図略のボールねじを介してサーボモータ47により制御される。かかるX軸スライド44がX軸方向およびY軸方向に移動可能な移動台を構成している。
移動台(X軸スライダ)44には、軸線回りに回転可能なロータリヘッド50を着脱可能に取付ける駆動ユニット51が上下方向に移動可能に支持されている。また、移動台44には、回路基板Bに形成された図略の基板マークを上方から撮像するCCDカメラからなる基板カメラ52が取付けられている。
ロータリヘッド50には、図2に示すように、円周上に複数のノズルホルダ53が所定角度間隔でZ軸方向(上下方向)に昇降可能に保持され、これらノズルホルダ53の下部に、部品PA、PBを吸着する吸着ノズル54が下向きに保持されている。各ノズルホルダ53は、スプリング55の付勢力によって上方に付勢され、通常上昇端位置に保持されている。
図3および図4に示すように、ロータリヘッド50は、駆動ユニット51の下方に延びるR軸57に着脱可能に装着されるようになっている。R軸57の上端には、R軸駆動装置58のR軸ギヤ59がR軸57と同心上に固定され、R軸ギヤ59は、R軸モータ60の回転軸に固定された駆動ギヤ62に噛合されている。
これにより、R軸モータ60が回転されると、駆動ギヤ62およびR軸ギヤ59を介してR軸57が回転され、R軸57に取付けられたロータリヘッド50が軸線の回りに回転される。ロータリヘッド50の回転により、複数の吸着ノズル54もロータリヘッド50の円周方向に一体的に回転され、各吸着ノズル54は複数の停止位置に順次停止される。複数の停止位置のうちの1つが、回路基板Bに部品PA、PBを装着する部品装着位置P1(図2参照)とされ、この部品装着位置P1は、テープフィーダ21より部品PA、PBを受け取る受取位置を兼用している。
R軸57には、θ軸駆動装置63のθ軸駆動用ギヤ64が同心的に回転可能に支持され、θ軸駆動用ギヤ64は、θ軸モータ65の回転軸に固定された駆動ギヤ67に噛合されている。これにより、θ軸モータ65が回転されると、θ軸駆動用ギヤ64が軸線回りに回転される。θ軸駆動用ギヤ64の下面には、凹凸状の環状突起64aがリング状に形成され、この環状突起64aは、後述する円筒ギヤ72の上面に形成された凹凸状の環状突起72aに係合されるようになっている。
駆動ユニット51のR軸57は、ロータリヘッド50を着脱可能に保持するヘッド保持部として機能する。R軸57の下端部には、ロータリヘッド50を着脱可能に保持するための複数のL型保持爪70が上下方向に移動可能に設けられ、これら保持爪70は、図略のエアシリンダによって上下動されるようになっている。各保持爪70は、R軸57の円周方向に等角度間隔に複数配置されている。
一方、ロータリヘッド50には、θ軸駆動用ギヤ64の回転を複数のノズルホルダ53に伝達する回転伝達装置71が設けられている。回転伝達装置71は、ロータリヘッド50の上部にロータリヘッド50の軸線回りに回転可能に保持された円筒ギヤ72と、各ノズルホルダ53にそれぞれ取付けられ、円筒ギヤ72に噛合するノズルギヤ73とからなっている。
そして、駆動ユニット51のθ軸モータ65により、θ軸駆動用ギヤ64がR軸57に対して回転されると、θ軸駆動用ギヤ64の回転が環状突起64a、72aを介して円筒ギヤ72に伝達され、各ノズルギヤ73が回転される。これにより、円筒ギヤ72の軸線回りの回転に伴って、各ノズルホルダ53および各吸着ノズル54がθ軸回りに一斉に回転(自転)され、各吸着ノズル54に吸着した各部品の角度位置を変更できるようになっている。
円筒ギヤ72は、図5に示すように、R軸57を挿入できるようにリング状に形成されている。円筒ギヤ72内のロータリヘッド50の上部には、R軸57の各保持爪70を挿通するための複数の長孔75が円周上等角度間隔に形成され、各長孔75の一端に、保持爪70に係合する係合ピン76がロータリヘッド50の径方向に固定されている。
これにより、R軸57が円筒ギヤ72内に挿入されて、θ軸駆動用ギヤ64の環状突起64aが円筒ギヤ72の環状突起72aに係合され、θ駆動用軸ギヤ64と円筒ギヤ72が回転方向に一体連結される。同時に、R軸57側の各保持爪70がロータリヘッド50側の各長孔75に挿通され、その状態で、R軸57が回転されて各保持爪70が長孔75内の係合ピン76に係合され、しかる後、各保持爪70が引き上げられることにより、駆動ユニット51のR軸57にロータリヘッド50が結合される(図4参照)。なお、図5においては、円筒ギヤ72の上面に形成される環状突起72aが省略されている。
また、駆動ユニット51には、図3および図4に示すように、部品装着位置P1に割出されたノズルホルダ53を昇降するZ軸駆動装置80が設けられている。Z軸駆動装置80は、Z軸モータ81を駆動源とし、このZ軸モータ81により送りねじ82を回転させてZ軸スライド83を昇降させることで、ノズルホルダ53の上端に設けられた係合片53aに係合されたノズルホルダ53が昇降されるようになっている。
本実施の形態においては、ロータリヘッド50は、円周上に4本の吸着ノズル54(ノズルホルダ53)を保持した第1のロータリヘッド50Aと、円周上に12本の吸着ノズル54を保持した第2のロータリヘッド50Bとの少なくとも2種類からなる。2種類のロータリヘッド50A、50Bは、吸着ノズル54の本数を除いて、同じ構成であり、吸着ノズル54のピッチ円直径(P.C.D)も共に同じ寸法(D1)になっている。このように構成することにより、各駆動装置が複数種類のロータリヘッド50で共用されるとともに、各ロータリヘッド50が容易に交換可能となっている。
第1のロータリヘッド50Aは、所定のサイズより大きな部品PAを吸着するのに適したものであり、第2のロータリヘッド50Bは、所定のサイズより小さな部品PBを吸着するのに適したものであり、吸着ノズル54で吸着する部品の種類(サイズ、形状等)に応じて適宜交換される。なお、第1のロータリヘッド50Aの4本の吸着ノズル54によって吸着できる部品PAのサイズの上限は、θ軸モータ65によって4本の吸着ノズル54がθ軸回りに一斉に回転される際に、4本の吸着ノズル54に吸着された部品PA相互が干渉しないだけの十分な間隔があることが1つの目安となる。
基台11上には、図1に示すように、吸着ノズル54によって吸着された部品PA、PBを下方より撮像するCCDカメラからなる部品カメラ85が設置されている。部品カメラ85は、第2のロータリヘッド50Bに保持された12本の吸着ノズル54によって吸着した所定のサイズより小さなすべての部品PBを一度に撮像できる視野(画像処理エリア)IA(図10(B)参照)を有している。
また、基台11上には、図6に示すように、駆動ユニット51から取り外したロータリヘッド50を載置するヘッド載置台87が設けられ、ヘッド載置台87は複数種類のロータリヘッド50A、50Bを載置できるように複数設けられている。なお、駆動ユニット51に取付けられたロータリヘッド50の種類を識別するために、ロータリヘッド50の上面に、基板カメラ52によって撮像される識別コードを設けてもよい。あるいは、駆動ユニット51に対してロータリヘッド50が交換された際に、作業者によってロータリヘッド50の種類を指定するようにしてもよい。また、ノズル数を8本、あるいは10本と異ならせて、構成は同じロータリヘッド50をヘッド載置台87に載置してもよい。
図7は、部品実装装置10を制御する制御装置90を示し、制御装置90は、CPU91と、ROM92およびRAM93からなる記憶装置と、それらを接続するバス94を備えている。バス94には、入出力インタフェース95が接続され、入出力インタフェース95に、キーボードおよびマウス等を備えた入力装置96と、表示器等を備えた出力装置97が接続されている。
入出力インタフェース95には、部品供給装置20、基板搬送装置30および部品移載装置40を制御する実装制御ユニット98が接続されているとともに、基板カメラ52および部品カメラ85によって撮像された画像データを画像処理する画像処理ユニット99等が接続されている。なお、制御装置90の記憶装置(92、93)には、部品PA、PBを回路基板Bに実装する実装プログラムが格納されているが、かかる実装プログラムは、駆動ユニット51に取付けられるロータリヘッド50の種類に応じて少なくとも2種類用意されている。また、記憶装置(93)には、各カメラ52、85によって認識した位置ずれ量および角度ずれ量や、部品データ等が格納されている。
次に、駆動ユニット51に対してロータリヘッド50を交換(着脱)する手順について説明する。なお、以下においては、駆動ユニット51に12本の吸着ノズル54を保持した第2のロータリヘッド50Bが取付けられている状態より、制御装置90からの交換指令に基づいて、4本の吸着ノズル54を保持した第1のロータリヘッド50Aに交換する例について説明する。
制御装置90からの交換指令に基づいて、まず、移動台44が移動され、駆動ユニット51に装着した第2のロータリヘッド50Bが、空のヘッド載置台87の上方位置に位置決めされる。しかる後、駆動ユニット51が下降され、第2のロータリヘッド50Bが、空きのヘッド載置台87上に載置される。その状態で、駆動ユニット51に対する第2のロータリヘッド50Bの結合が解除され、第2のロータリヘッド50Bを残して駆動ユニット51が上昇される。
しかる後、移動台44が移動され、駆動ユニット51のR軸57が第1のロータリヘッド50Aを載置するヘッド載置台87の上方位置に位置決めされる。その状態で、駆動ユニット51が下降され、R軸57が第1のロータリヘッド50Aの円筒ギヤ72内に挿入され、θ軸駆動用ギヤ64の環状突起64aが円筒ギヤ72の環状突起72aに係合されるとともに、R軸57側の各保持爪70がロータリヘッド50A側の各長孔75に挿通される。その状態で、R軸57がR軸モータ60により回転され、各保持爪70が長孔75内の係合ピン76に係合される。しかる後、各保持爪70が図略のエアシリンダにより上方に移動されることにより、第1のロータリヘッド50Aが駆動ユニット51のR軸57に一体的に結合される。
次に、ロータリヘッド50A、50Bに保持された複数の吸着ノズル54に部品PA、PBを順次吸着し、それら部品PA、PBを画像処理した後、回路基板Bに順次実装する制御装置90が実行する実装プログラムを、図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ100において、駆動ユニット51に取付けられるロータリヘッドが、吸着ノズル54を4本備えた第1のロータリヘッド50Aであるか、吸着ノズル54を12本備えた第2のロータリヘッド50Bであるかが判別される。かかる判別のために、ロータリヘッド50A、50Bの上面に、基板カメラ52によって撮像される識別コードを設けてもよく、あるいは、作業者によってロータリヘッドの種類を制御装置90に入力するようにしてもよい。
ステップ100において、第1のロータリヘッド50Aと判別された場合には、制御装置90のROM92より第1のロータリヘッド50A用の実装プログラムが読み出され、ステップ200以降の各ステップを実行する。一方、第2のロータリヘッド50Bと判別された場合には、制御装置90のROM92より第2のロータリヘッド50B用の実装プログラムが読み出され、ステップ300以降の各ステップを実行する。
始めに、第2のロータリヘッド50B(吸着ノズル54が12本)と判別された場合のステップについて説明する。まず、ステップ300において、12本の吸着ノズル54に部品を順次吸着する部品吸着動作が実行される。すなわち、移動台44とともに、駆動ユニット51に取付けられた第2のロータリヘッド50BがX軸およびY軸方向に移動され、部品装着位置P1に割り出された先頭のノズルホルダ53(吸着ノズル54)が、部品PBを収容したテープフィーダ21の部品供給位置21aに位置決めされる。続いて、部品装着位置P1に割り出されたノズルホルダ53がZ軸スライド83によって下降され、吸着ノズル54によって部品PBが吸着される。その後、Z軸スライド83が上昇される。
次いで、第2のロータリヘッド50Bが正転方向に単位角度(30度)回転され、次の吸着ノズル54が部品装着位置P1に割り出される。そして、ロータリヘッド50Aの単位角度回転とZ軸スライド83によるノズルホルダ53の昇降とが交互に繰り返されることにより、各吸着ノズル54に部品PBが吸着される。
このようにして、最後の吸着ノズル54に部品PBが吸着され、すべての吸着ノズル54に部品PBが吸着されると、ロータリヘッド50Bがさらに正転方向に単位角度(30度)回転され、先頭のノズルホルダ53が部品装着位置P1に割り出される。
次いで、ステップ302において、すべての吸着ノズル54に吸着された部品PBの画像処理が実行される。すなわち、移動台44がX軸およびY軸方向に移動され、ロータリヘッド50Bの回転中心が部品カメラ85の光軸に一致する位置に位置決めされる。そして、部品カメラ85により、吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PBを下方より一度に撮像し、撮像された画像データは制御装置90の画像処理ユニット99によって画像処理される。これにより、吸着ノズル54の中心に対する各部品PBの位置ずれおよび角度ずれが取得され、これら位置ずれおよび角度ずれが制御装置90のRAM93に記憶される。
しかる後、ステップ304において、吸着ノズル54に吸着された部品PBの回路基板Bへの実装動作が実行される。すなわち、移動台44がX軸およびY軸方向に移動され、ロータリヘッド50Aの先頭の吸着ノズル54が回路基板B上の所定位置に位置決めされる。この際、前述の画像処理によって求められた位置ずれのデータに基づいて、移動台44の移動量が補正されるとともに、角度ずれのデータに基づいて、吸着ノズル54がθ軸モータ65によりθ軸回りに回転され、角度ずれが補正される。これにより、吸着ノズル54による部品PBの吸着位置のばらつきに拘らず、部品PBを回路基板B上の所定位置に正確に位置決めすることができるようになる。
続いて、部品装着位置P1に割り出された先頭のノズルホルダ53がZ軸スライド83によって下降され、吸着ノズル54に吸着された部品PBが回路基板B上の所定位置に実装される。その後、Z軸スライド83が上昇される。この際、位置ずれおよび角度ずれに基づいて、移動台44の移動量および吸着ノズル54の角度位置が補正されているため、吸着ノズル54による部品の吸着位置のばらつきに拘らず、部品を回路基板B上に正確に実装することができる。
以下、ロータリヘッド50Bの単位角度回転と、Z軸スライドによるノズルホルダ53の昇降を交互に繰り返すことにより、12本の吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PBが回路基板Bの所定位置にそれぞれ実装される。
なお、上記したステップ300〜ステップ304の手順は、従来の手順と何ら変わらないものである。
次に、第1のロータリヘッド50A(吸着ノズル54が4本)と判別された場合の手順について説明する。まず、ステップ200において、4本の吸着ノズル54に部品PAを順次吸着する部品吸着動作が実行される。すなわち、第2のロータリヘッド50Bで述べたと同様に、移動台44とともに、駆動ユニット51に装着された第1のロータリヘッド50AがX軸およびY軸方向に移動され、部品装着位置P1に割り出された先頭のノズルホルダ53(吸着ノズル54)が、部品PAを収容したテープフィーダ21の部品供給位置21aに位置決めされる。続いて、部品装着位置P1に割り出されたノズルホルダ53がZ軸スライド83によって下降され、吸着ノズル54によって部品PAが吸着される。その後、Z軸スライド83が上昇される。
次いで、第1のロータリヘッド50Aが正転方向(図9の時計回り)に単位角度(90度)回転され、次の吸着ノズル54が部品装着位置P1に割り出される。そして、ロータリヘッド50Aの単位角度回転とZ軸スライド83によるノズルホルダ53の昇降とが交互に繰り返されることにより、各吸着ノズル54に部品PAがそれぞれ吸着される。
このようにして、最後の吸着ノズル54に部品PAが吸着され、すべての吸着ノズル54に部品が吸着されると、次いで、ステップ202において、ロータリヘッド50Aが正転方向に45度(単位角度の1/2)回転され、先頭のノズルホルダ53が部品装着位置P1に対して45度異なる角度位置に割り出される(図9の2点鎖線参照)。同時に、θ軸モータ65によってθ軸駆動用ギヤ64が所定角度だけ回転され、円筒ギヤ72を介して各ノズルギヤ73とともに各吸着ノズル54がθ軸回りにそれぞれ45度ずつ回転される((図9の実線の状態)。
次いで、ステップ204において、すべての吸着ノズル54に吸着された部品PAの画像処理が実行される。すなわち、移動台44がX軸およびY軸方向に移動され、ロータリヘッド50Aの回転中心が部品カメラ85の光軸に一致する位置に位置決めされる。そして、部品カメラ85により、吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PAが下方より一度に撮像され、前述したと同様の画像処理により、吸着ノズル54の中心に対する各部品PAの位置ずれおよび角度ずれが取得される。
この際、上記したように、ロータリヘッド50Aの45度回転および吸着ノズル54の45度回転により、図9に示すように、吸着ノズル54に吸着された各部品PAの各辺が、部品カメラ85の矩形状の視野IAに対して互いに平行となる角度に変更制御されている。これにより、吸着ノズル54に吸着された部品PAが所定のサイズより大きく、従来の画像処理では、図10(A)に示すように、部品カメラの視野IAからはみ出す大型の部品PAであっても、吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PAを、定められた視野IA内に収めることが可能となり、カメラの視野を拡大することを不要にできる。
画像処理が完了すると、ステップ206において、ロータリヘッド50Aが正転方向にさらに45度回転されるとともに、吸着ノズル54が45度回転され、先頭のノズルホルダ53が部品装着位置P1に位置決めされる。
しかる後、ステップ208において、吸着ノズル54に吸着された部品PAの回路基板Bへの実装動作が実行される。すなわち、第2のロータリヘッド50Bで述べたと同様に、移動台44がX軸およびY軸方向に移動され、第1のロータリヘッド50Aの先頭の吸着ノズル54が回路基板B上の所定位置に位置決めされる。この際、前述の画像処理によって求められた位置ずれおよび角度ずれに基づいて、補正処理が行われることは前述したとおりである。
続いて、部品装着位置P1に割出された先頭のノズルホルダ53がZ軸スライド83によって下降され、吸着ノズル54に吸着された部品PAが回路基板B上の所定位置に実装される。その後、Z軸スライド83が上昇される。
以下、ロータリヘッド50Aの単位角度回転と、Z軸スライド83によるノズルホルダ53の昇降が交互に繰り返されることにより、すべての吸着ノズル54に吸着された部品PAを回路基板Bの所定位置にそれぞれ実装される。
上記したステップ100により、駆動ユニット51に異なる種類のロータリヘッド50A、50Bが取付けられたとき、部品PA、PBを回路基板Bに実装する実装プログラムを切替える切替制御部を構成する。
上記した実施の形態によれば、4本の吸着ノズル54を保持した第1のロータリヘッド50Aが、駆動ユニット51に取付けられた場合には、吸着ノズル54が部品装着位置P1に対して45度異なる角度位置となるようにロータリヘッド50Aが回転され、かつ各吸着ノズル54が45度回転されて、吸着ノズル54に吸着された各部品PAが、部品カメラ85の視野IAの各辺と平行となる角度に変更制御されるので、各吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PAを、定められた視野IA内に収めることができ、部品カメラ85の視野を大きくしなくても、各吸着ノズル54に吸着されたすべての部品PAを一視野内で一度に撮像できるようになる。
また、上記した実施の形態によれば、制御装置90には、部品実装時に、ロータリヘッド50の種類に応じて、ロータリヘッド50の回転角度と吸着ノズル54に吸着された部品の回転角度を制御する少なくとも2種類の実装プログラムが記憶され、駆動ユニット51に異なる種類のロータリヘッド50が取付けられたとき、実装プログラムを切替える切替制御部(ステップ100)が設けられているので、切替制御部による実装プログラムの切替えによって、ロータリヘッド50の種類に応じたシーケンス動作を確実に実行することができる。
また、上記した実施の形態によれば、駆動ユニット51には、ロータリヘッド50をその中心軸線回りに回転するR軸駆動装置58と、吸着ノズル54をθ軸回りに回転するθ軸駆動装置63と、吸着ノズル54をZ軸方向に昇降するZ軸駆動装置80が設けられているので、複数種類のロータリヘッド50A、50Bを着脱する共通の駆動ユニット51側に、駆動装置を設けるだけでよく、ロータリヘッド50A、50Bの小型、軽量化を達成できるとともに、ロータリヘッド50A、50Bの交換作業も容易となる。
さらに、上記した実施の形態によれば、θ軸駆動装置63によって回転される円筒ギヤ72が、ロータリヘッド50の軸線回りに回転可能に支持され、円筒ギヤ72がロータリヘッド50の軸線回りに回転することに伴って、各吸着ノズル54がθ軸回りに回転されるので、各吸着ノズル54をθ軸回りに回転させる駆動装置63を各吸着ノズル54で共用することができる。
上記した実施の形態においては、吸着ノズル54の本数が、4本のロータリヘッド50Aと、12本のロータリヘッド50Bとを着脱できるようにした例について述べたが、本発明は、少なくとも4本の吸着ノズル54を備えたロータリヘッドと、4本よりも多い(例えば、8本、10本)吸着ノズル54を備えたロータリヘッドとを着脱交換できるようにした部品実装装置に適用できるものである。
また、上記した実施の形態においては、移動台44を、XYロボットによりX軸方向およびY軸方向に移動させる例について述べたが、本発明は、移動台44をXYロボットによって移動するものに限定されるものではなく、例えば、スカラロボット等の多関節ロボットによってXY平面内で移動させるものであってもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、駆動ユニット51にロータリヘッド50を着脱するために、駆動ユニット51を移動台44に上下移動可能に支持した例について述べたが、駆動ユニット51を上下移動させる代わりに、ロータリヘッド50を載置するヘッド載置台87側を上下移動させることもできる。
なお、上記した実施の形態で述べた駆動ユニット51に対してロータリヘッド50(50A、50B)を着脱可能に結合する構成は、本発明の実施に好適な一例を示したものにすぎず、実施の形態で述べた構成に限定されるものでない。
斯様に、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、種々の形態を採り得るものである。
本発明に係る部品実装装置は、円周上に複数の吸着ノズルを備えたロータリヘッドが交換可能な部品実装機に用いるのに適している。
10…部品実装装置、11…基台、44…移動台、50、50A、50B…ロータリヘッド、51…駆動ユニット、53…ノズルホルダ、54…吸着ノズル、58…R軸駆動装置、63…θ軸駆動装置、80…Z軸駆動装置、85…部品カメラ、90…制御装置、92、93…記憶装置、PA、PB…部品、B…回路基板、ステップ100…切替制御部。

Claims (5)

  1. 基台に対しXY平面内で移動可能な移動台と、
    該移動台に支持される駆動ユニットに着脱可能に取付けられ、円周上に複数の吸着ノズルを保持し、軸線回りに回転可能なロータリヘッドと、
    該ロータリヘッドの複数の吸着ノズルに吸着されたすべての部品を一視野内で一度に撮像可能な部品カメラとを備えた部品装着装置であって、
    前記ロータリヘッドは、前記円周上に4本の吸着ノズルがそれぞれ回転可能に保持された第1のロータリヘッドと、4本よりも多い吸着ノズルが前記第1のロータリヘッドの前記吸着ノズルと同一のピッチ円直径上にそれぞれ回転可能に保持された第2のロータリヘッドの少なくとも2種類からなり、
    前記駆動ユニットに前記第1のロータリヘッドが取付けられ、前記吸着ノズルに保持された部品を前記部品カメラによって撮像する場合に、前記第1のロータリヘッドの角度位置と、前記吸着ノズルに吸着された部品の角度位置とを、それぞれ45度ずつ変更制御する制御装置を有する、
    ことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記吸着ノズルに所定のサイズより大きな部品を吸着する場合には、前記第1のロータリヘッドが前記駆動ユニットに取付けられ、前記吸着ノズルに前記所定のサイズより小さな部品を吸着する場合には、前記第2のロータリヘッドが前記駆動ユニットに取付けられ、前記部品カメラは、前記第2のロータリヘッドの前記吸着ノズルに吸着されたすべての部品を撮像するに必要な大きさの視野を有する請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記制御装置には、前記ロータリヘッドの種類に応じて、前記ロータリヘッドの回転角度と前記吸着ノズルに吸着された部品の回転角度を制御する少なくとも2種類の実装プログラムが記憶され、前記駆動ユニットに異なる種類の前記ロータリヘッドが取付けられたとき、前記実装プログラムを切替える切替制御部が設けられた請求項1または請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記駆動ユニットには、前記ロータリヘッドを前記軸線回りに回転するR軸駆動装置と、前記吸着ノズルをθ軸回りに回転するθ軸駆動装置と、前記吸着ノズルをZ軸方向に昇降するZ軸駆動装置が設けられた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  5. 前記θ軸駆動装置によって回転される円筒ギヤが、前記ロータリヘッドの前記軸線回りに回転可能に支持され、前記円筒ギヤが前記軸線回りに回転することに伴って、前記各吸着ノズルが前記θ軸回りに回転される請求項4に記載の部品実装装置。
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