JP2004304120A - 部品実装機における部品吸着位置補正装置 - Google Patents

部品実装機における部品吸着位置補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レボルバー型のノズルヘッドを備えた部品実装機において、吸着部品の干渉とカメラの視野からの吸着部品のはみ出しを防止する。
【解決手段】12本の吸着ノズル1〜12のうちの2以上の吸着ノズルに順番に部品A〜Dを吸着する際に、吸着しようとする部品が他の部品と干渉するか否かを判定し、部品が干渉する場合は、吸着しようとする部品の吸着位置を当該部品がカメラの視野内に収まる範囲内で部品干渉を避ける方向(ノズルヘッド13の外径方向)にオフセット補正する。また、吸着しようとする部品がカメラの視野内に収まるか否かを判定し、当該部品がカメラの視野内に収まらない場合は、当該部品の吸着位置を部品干渉を生じない範囲でカメラの視野内に収まる方向(ノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着ノズルに吸着する部品の吸着位置をオフセット補正する機能を備えた部品実装機における部品吸着位置補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるレボルバー型のノズルヘッドを備えた部品実装機は、例えば特許文献1(特開2000−294990号公報)に記載された構成のものが知られている。このものは、図1に示すように、レボルバー型のノズルヘッド13(回転体)に対して円周方向(回転方向)に所定間隔で配列した複数の吸着ノズル1〜12を下向きに組み付け、図2に示すように、各吸着ノズル1〜12に電子部品等の部品を吸着して回路基板(図示せず)に実装するようにしている。更に、複数の吸着ノズル1〜12に吸着された全ての部品をカメラ(図示せず)の視野内に収めて撮像し、画像処理技術によって各部品の吸着姿勢を判定したり、部品の欠損等を検出するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−294990号公報(第11頁、第16頁、図5等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図2に示すように、各吸着ノズル1〜12に部品を吸着したときに、隣接する部品が相互に干渉することなく、全ての吸着部品をカメラの視野内に完全に収めた状態で撮像できれば問題ないが、吸着部品の大きさや吸着角度によっては、図3及び図4の事例に示すように、隣接する吸着部品(A〜F)が干渉したり、或は、図5の事例に示すように、吸着部品(G)が大きすぎて、吸着部品(G)の一部がカメラの視野からはみ出して、吸着部品(G)全体の撮像画像を取り込めなくなってしまうことがある。
【0005】
図3及び図4の事例(吸着部品の干渉)では、部品(A〜F)の吸着位置が当初の吸着位置からずれて回路基板への実装位置がずれてしまい(当初の吸着位置からのずれ量が不明であるため)、実装不良になりやすい等の問題が発生する。また、図5の事例(カメラ視野からの部品のはみ出し)では、吸着部品(G)全体の撮像画像を取り込めないため、当該部品(G)の吸着姿勢や欠損等を正確に判定できなくなる等の問題が発生する。
【0006】
そこで、本発明の第1の目的は、吸着部品の干渉を防止できるようにすることであり、また、第2の目的は、吸着部品の一部がカメラの視野からはみ出すことを防止できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、回転体に対して円周方向に所定間隔で配列した複数の吸着ノズルを下向きに組み付け、各吸着ノズルに部品を吸着して基板に実装する部品実装機において、2以上の吸着ノズルに順番に部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が他の部品と干渉するか否かを干渉判定手段により判定し、部品が干渉すると判定されたときには、吸着位置補正手段により、吸着しようとする部品の吸着位置を部品干渉を避ける方向にオフセット補正するようにしたものである。このようにすれば、吸着部品の干渉を確実に防止できると共に、部品の吸着位置をオフセット補正した場合でも、吸着位置のオフセット補正量(当初の吸着位置からのずれ量)が正確に分かるため、吸着位置のオフセット補正量を考慮して当該部品の実装位置を正確に制御することが可能となり、当該部品を回路基板の目標の位置に精度良く実装することができ、実装不良を防止できる。
【0008】
更に、前記第2の目的を達成するために、請求項2,7に係る発明は、吸着ノズルに部品を吸着する際に、吸着しようとする部品がカメラの視野内に収まるか否かを撮像状態判定手段により判定し、当該部品がカメラの視野内に収まらないと判定されたときには、吸着位置補正手段により、当該部品の吸着位置をカメラの視野内に収まる方向にオフセット補正するようにしたものである。このようにすれば、吸着部品の一部がカメラの視野からはみ出すことを防止でき、全ての吸着部品をカメラの視野内に完全に収めて撮像することができる。
【0009】
この場合、部品の吸着位置をオフセット補正する際に、吸着ノズルを保持する回転体の回転角を補正することで、部品の吸着位置をオフセット補正するようにしても良いが、請求項3,8のように、回転体の位置をX方向又はY方向に補正することで、部品の吸着位置をオフセット補正することが好ましい。このようにすれば、吸着位置のオフセット補正量が分かりやすくなり、吸着部品を基板に実装する際の回転体のX方向・Y方向の移動量を正確に制御しやすくなる利点がある。
【0010】
また、干渉する部品の吸着位置をオフセット補正する際に、請求項4のように、干渉する2つの部品のいずれか一方の部品の吸着位置をオフセット補正するようにしても良いし、請求項5のように、干渉する2つの部品の吸着位置を両方ともオフセット補正するようにしても良い。或は、請求項6のように、干渉する2つの部品のいずれか一方の部品の吸着位置をオフセット補正するか、干渉する2つの部品の吸着位置を両方ともオフセット補正するかをカメラの視野との関係で決定するようにしても良い。
【0011】
つまり、干渉する2つの部品とカメラの視野限界との間のスペースが比較的広い場合は、一方の部品のみの吸着位置をオフセット補正して部品干渉を避けても、当該部品の一部がカメラの視野からはみ出すことはない。従って、この場合は、一方の部品のみの吸着位置のオフセット補正によって部品干渉を避けるようにすれば、吸着位置の補正回数が少なくて済み、制御が容易である。
【0012】
これに対して、干渉する2つの部品とカメラの視野限界との間のスペースが狭い場合は、一方の部品のみの吸着位置のオフセット補正によって部品干渉を避けようとすると、当該部品の一部がカメラの視野からはみ出す可能性がある。従って、この場合は、干渉する2つの部品の吸着位置を両方ともオフセット補正することで、部品1個当たりの吸着位置のオフセット補正量を半分にすることができ、カメラの視野内で吸着位置のオフセット補正が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、例えば特開2000−294990号公報に記載された部品実装機を使用する。この部品実装機の機械的構成は、上記公報に記載された構成と同じもので良いので、説明を省略し、主要な部分についてのみ説明する。
【0014】
図1に示すように、レボルバー型のノズルヘッド13(回転体)に対して円周方向(回転方向)に所定間隔で配列した複数の吸着ノズル1〜12を下向きに組み付け、各吸着ノズル1〜12に電子部品等の部品を吸着して回路基板(図示せず)に実装するようにしている。
【0015】
本実施形態では、吸着ノズル1〜12の本数を12本としているため、最大12個の部品を同時に吸着できるようになっている(図2参照)。吸着ノズル1〜12の径は全て同一でも良いが、吸着する部品のサイズに合わせて複数種類のノズル径の吸着ノズルを用いても良い。本実施形態では、例えば、大径、中径、小径の3種類のノズル径の吸着ノズル1〜12を用い、1番目の吸着ノズル1と、その180°反対側に位置する7番目の吸着ノズル7は、中型部品(例えば10mm×10mmまでの部品)を吸着できるように中間的なノズル径の吸着ノズルを使用し、更に、1番目の吸着ノズル1から90°離れた4番目の吸着ノズル4と、その180°反対側に位置する10番目の吸着ノズル7は、大型部品(例えば20mm×20mmまでの部品)を吸着できるように大径の吸着ノズルを使用し、残りの8本の吸着ノズル2,3,5,6,8,9,11,12は、小型部品(例えば5mm×4mmまでの部品)を吸着できるように小径の吸着ノズルを使用している。
【0016】
図2に示すように、12本の吸着ノズル1〜12に吸着する部品が全て比較的小さい部品であれば、全ての吸着ノズル1〜12に最大12個の部品を吸着することが可能であるが、図3〜図5に示すように、大径の吸着ノズル4,7に大型部品を吸着する場合は、その大型部品が邪魔になって、隣接する小径の吸着ノズル2,3,5,6,8,9,11,12に部品を吸着できないことがある。
【0017】
尚、各吸着ノズル1〜12で部品を吸着する毎に、ノズルヘッド13が回転して次の吸着ノズルを図1に示す1番目の吸着ノズル1の位置(吸着ステーション)まで旋回移動させ、常に同じ位置で部品を吸着するようにしている。このような部品吸着動作を一巡した後に、各吸着ノズル1〜12に吸着された全ての部品をカメラ(図示せず)の視野内に収めて撮像し、画像処理技術によって各部品の吸着姿勢を判定したり、各部品の欠損等を検出するようにしている。
【0018】
ところで、図2に示すように、各吸着ノズル1〜12に部品を吸着したときに隣接する部品が相互に干渉することなく、全ての吸着部品をカメラの視野内に完全に収めた状態で撮像できれば問題ないが、吸着部品の大きさや吸着角度によっては、図3及び図4の事例に示すように、隣接する吸着部品(A〜F)が干渉したり、或は、図5の事例に示すように、吸着部品(G)が大きすぎて、吸着部品(G)の一部がカメラの視野からはみ出して、吸着部品(G)全体の撮像画像を取り込めなくなってしまうことがある。図3及び図4の事例(吸着部品の干渉)では、部品(A〜F)の吸着位置が当初の吸着位置からずれて回路基板への実装位置がずれてしまい(当初の吸着位置からのずれ量が不明であるため)、実装不良になりやすい等の問題が発生する。また、図5の事例(カメラ視野からの部品のはみ出し)では、吸着部品(G)全体の撮像画像を取り込めないため、当該部品(G)の吸着姿勢や欠損等を正確に判定できなくなる等の問題が発生する。
【0019】
そこで、本実施形態では、2以上の吸着ノズルに順番に部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が他の部品と干渉するか否かを判定し、部品が干渉すると判定されたときには、吸着しようとする部品の吸着位置を当該部品がカメラの視野内に収まる範囲内で部品干渉を避ける方向(本実施形態ではノズルヘッド13の外径方向)にオフセット補正するようにしている。
【0020】
更に、吸着ノズルに部品を吸着する際に、吸着しようとする部品がカメラの視野内に収まるか否かを判定し、当該部品がカメラの視野内に収まらないと判定されたときには、当該部品の吸着位置を部品干渉を生じない範囲内でカメラの視野内に収まる方向(本実施形態ではノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正するようにしている。
【0021】
以下、本実施形態の部品の吸着位置のオフセット補正方法を具体的に説明する。ここでは、吸着位置のオフセット補正方法を理解しやすくするために、図3〜図5に示すように、90°間隔で配置された合計4本の吸着ノズル1,4,7,10に4個以下の部品を吸着する事例について説明する。
【0022】
本事例では、カメラの視野がX方向に長い長方形となっており、各吸着ノズル1〜12の位置が図3〜図5に示す位置(吸着動作が一巡した位置)で吸着部品がカメラで撮像される。撮像時の各吸着ノズル1,4,7,10の中心からカメラの視野限界までの間隔を比較すると、大型部品用の吸着ノズル4,10の方が中型部品用の吸着ノズル1,7よりも視野限界までの間隔が広くなっている。
【0023】
従って、図3に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着した部品(B,D)のサイズがあまり大きくない場合は、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着した部品(B,D)とカメラの視野限界との間隔が比較的広くなっている。従って、この場合は、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(B,D)が中型部品用の吸着ノズル1,7に吸着した部品(A,C)に干渉すれば、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(B,D)のみの吸着位置をオフセット補正して部品干渉を避けても、当該部品(B,D)の一部がカメラの視野からはみ出すことはない。従って、この場合は、一方の部品(B,D)のみの吸着位置のオフセット補正によって部品干渉を避けるようにすれば、吸着位置の補正回数が少なくて済む。
【0024】
一方、図4に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する2つの部品(E,F)のサイズが大きく、これら2つの部品(E,F)が干渉するような場合、当該吸着部品(E,F)とカメラの視野限界との間隔が狭くなっている。この場合は、一方の部品のみの吸着位置のオフセット補正によって部品干渉を避けようとすると、当該部品の一部がカメラの視野からはみ出す可能性がある。従って、この場合は、干渉する2つの部品(E,F)の吸着位置を両方ともオフセット補正することで、部品1個当たりの吸着位置のオフセット補正量を半分にすることができ、カメラの視野内で吸着位置のオフセット補正が可能となる。
【0025】
また、図5に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(G)のサイズが大きすぎる場合は、当該部品(G)の一部がカメラの視野からはみ出す可能性がある。従って、この場合は、当該部品(G)の吸着位置をカメラの視野内に収まる方向(ノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正する。尚、中型・小型部品用の吸着ノズルに吸着する中型サイズ以下の部品は、多少の吸着ずれ等があっても、カメラの視野内に収まるため、中型・小型部品用の吸着ノズルに吸着する部品については、カメラの視野内に収まるか否かを判定する必要はなく、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する大型部品についてのみカメラの視野内に収まるか否かを判定すれば良い。
【0026】
以上説明した部品の吸着位置のオフセット補正は、図6、図9及び図10の各プログラムによって実行される。以下、これら各プログラムの処理内容を説明する。
【0027】
[片側オフセット補正]
図6に示す片側オフセット補正プログラムは、各吸着ノズル1〜12の吸着動作を開始する前に起動され、図3に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(B,D)が中型部品用の吸着ノズル1,7に吸着した部品(A,C)に干渉する場合に、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(B,D)の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避けるプログラムである。本プログラムが特許請求の範囲でいう干渉判定手段と吸着位置補正手段としての役割を果たす。
【0028】
本プログラムが起動されると、まずステップ101で、自動干渉防止動作モードが選択されているか否かを判定する。もし、吸着位置のオフセット補正量を手動設定する手動設定モードが選択されていれば、上記ステップ101で「No」と判定されて、吸着位置の自動オフセット補正を行わずに(ステップ109)、本プログラムを終了する。
【0029】
一方、自動干渉防止動作モードが選択されていれば、上記ステップ101で、「Yes」と判定されて、ステップ102に進み、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4,10であるか否かを判定する。その結果、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4,10以外の吸着ノズルであると判定されれば、吸着位置の自動オフセット補正を行わずに(ステップ109)、本プログラムを終了する。
【0030】
上記ステップ102で、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4であると判定されれば、ステップ103に進み、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル1に吸着した部品に干渉するか否かを次の(a−1) 及び(a−2) の条件を両方とも満たすか否かで判定する。
(a−1) MinX1+MinY≦0
(a−2) MinY1−MaxX≦0
【0031】
図7(各吸着ノズルの吸着動作時のXY座標)に示すように、吸着ノズル1に吸着した部品の角部P1,P2(大型部品用の吸着ノズル4,10で吸着する部品に最も近い角部)の座標を、P1(MaxX1,MinY1)、P2(MinX1,MinY1)とし、大型部品用の吸着ノズル4に吸着した部品の角部P3(中型部品用の吸着ノズル7で吸着する部品に最も近い角部)の座標を、P3(MaxX4,MinY4)とし、中型部品用の吸着ノズル7で吸着した部品の角部P4(大型部品用の吸着ノズル10で吸着する部品に最も近い角部)の座標を、P4(MinX7,MinY7)としている。今回吸着する部品の角部P5,P6の初期位置の座標を、P5(MaxX,MinY)、P6(MinX,MinY)とし、次回吸着する部品の角部P7の初期位置の座標を、P7(NextMinX,NextMinY)としている。
【0032】
この場合、図8に示すように、XY座標の原点をノズルヘッド13の回転中心に一致させ、撮像時の各吸着ノズル1〜12の位置において、大型部品用の吸着ノズル4,10の中心を通る線をX軸とし、中型部品用の吸着ノズル1,7の中心を通る線をY軸としている。各部品のサイズ(角部の座標)は、吸着ずれによるマージンを含むサイズに設定されている。
【0033】
上記ステップ103で、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル1に吸着した部品に干渉すると判定されれば、ステップ106に進み、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避ける。
【0034】
これに対して、上記ステップ103で、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が吸着ノズル1に吸着した部品に干渉しないと判定されれば、ステップ104に進み、次の部品が中型部品用の吸着ノズル7に吸着可能であるか否かを判定し、吸着不能であれば、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品の吸着位置をオフセット補正せずに(ステップ109)、本プログラムを終了する。
【0035】
上記ステップ104で、次の部品が中型部品用の吸着ノズル7に吸着可能であると判定されれば、ステップ105に進み、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が次の吸着ノズル7に吸着する部品に干渉するか否かを次の(b−1) 及び(b−2) の条件を両方とも満たすか否かで判定する。
(b−1) MinX+NextMinY≦0
(b−2) MinY−NextMaxX≦0
【0036】
この結果、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が次の吸着ノズル7に吸着する部品に干渉すると判定されれば、ステップ106に進み、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避ける。
【0037】
これに対して、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品が次の吸着ノズル7に吸着する部品に干渉しないと判定されれば、大型部品用の吸着ノズル4に吸着する部品の吸着位置をオフセット補正せずに(ステップ109)、本プログラムを終了する。
【0038】
また、前記ステップ102で、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル10であると判定されれば、ステップ107に進み、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル7に吸着した部品に干渉するか否かを次の(c−1) 及び(c−2) の条件を両方とも満たすか否かで判定する。
(c−1) MaxX7+MinY≦0
(c−2) MinY7−MinX≦0
【0039】
この結果、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル7に吸着した部品に干渉すると判定されれば、ステップ106に進み、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避ける。
【0040】
上記ステップ107で、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル7に吸着した部品に干渉しないと判定されれば、ステップ108に進み、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル1に吸着した部品に干渉するか否かを次の(d−1) 及び(d−2) の条件を両方とも満たすか否かで判定する。
(d−1) MaxX+MinY1≦0
(d−2) MinY−MinX1≦0
【0041】
この結果、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル1に吸着した部品に干渉すると判定されれば、ステップ106に進み、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避ける。
【0042】
これに対して、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が中型部品用の吸着ノズル1に吸着した部品に干渉しないと判定されれば、大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品の吸着位置をオフセット補正せずに(ステップ109)、本プログラムを終了する。
【0043】
[両側オフセット補正]
図9に示す両側オフセット補正プログラムは、各吸着ノズル1〜12の吸着動作を開始する前に起動され、図4に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する2つの部品(E,F)が干渉すると判定された場合に、2つの部品(E,F)の吸着位置を両方とも所定量(例えば0.5mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避けるプログラムである。本プログラムが特許請求の範囲でいう干渉判定手段と吸着位置補正手段としての役割を果たす。
【0044】
本プログラムが起動されると、まずステップ201で、自動干渉防止動作モードが選択されているか否かを判定する。もし、吸着位置のオフセット補正量を手動設定する手動設定モードが選択されていれば、上記ステップ201で「No」と判定されて、吸着位置の自動オフセット補正を行わずに(ステップ205)、本プログラムを終了する。
【0045】
一方、自動干渉防止動作モードが選択されていれば、上記ステップ201で、「Yes」と判定されて、ステップ202に進み、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル10であるか否かを判定する。その結果、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル10でないと判定されれば、吸着位置の自動オフセット補正を行わずに(ステップ205)、本プログラムを終了する。
【0046】
上記ステップ202で、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル10であると判定されれば、ステップ203に進み、一方の大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が他方の大型部品用の吸着ノズル4に吸着した部品に干渉するか否かを次の条件を満たすか否かで判定する。
MinY4+MinY≦0
【0047】
この結果、一方の大型部品用の吸着ノズル10に吸着する部品が他方の大型部品用の吸着ノズル4に吸着した部品に干渉すると判定されれば、ステップ204に進み、2つの大型部品用の吸着ノズル4,10の部品の吸着位置を両方とも所定量(例えば0.5mm)だけノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正して部品干渉を避ける。
【0048】
これに対して、2つの大型部品用の吸着ノズル4,10の部品が干渉しないと判定されれば、吸着位置の自動オフセット補正を行わずに(ステップ205)、本プログラムを終了する。
【0049】
[自動視野補正]
図10に示す自動視野補正プログラムは、各吸着ノズル1〜12の吸着動作を開始する前に起動され、図5に示すように、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品(G)の一部がカメラの視野からはみ出す場合に、当該部品(G)の吸着位置をカメラの視野内に収まる方向(ノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正して、当該部品(G)全体をカメラの視野内に収めるプログラムである。本プログラムが特許請求の範囲でいう撮像状態判定手段と吸着位置補正手段としての役割を果たす。
【0050】
本プログラムが起動されると、まずステップ301で、自動視野補正が許可されているか否かを判定する。ここで、▲1▼部品が大きすぎてオフセット補正しても部品をカメラの視野内に収めることができない場合や、▲2▼吸着位置のオフセット補正量を手動設定する手動設定モードが選択されている場合は、ステップ301で、「No」と判定されて、吸着位置の視野オフセット補正を行わずに(ステップ305)、本プログラムを終了する。
【0051】
一方、上記▲1▼、▲2▼のいずれにも該当しない場合は、ステップ301で、自動視野補正が許可されていると判定されて、ステップ302に進み、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4又は10であるか否かを判定する。その結果、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4,10以外の吸着ノズルであると判定されれば、吸着位置の視野オフセット補正を行わずに(ステップ305)、本プログラムを終了する。
【0052】
上記ステップ302で、今回の吸着ノズルが大型部品用の吸着ノズル4又は10であると判定されれば、ステップ303に進み、今回の吸着ノズル4又は10に吸着する部品の一部がカメラの視野からはみ出すか否かを次の条件を満たすか否かで判定する。
MaxY≧判定値
【0053】
ここで、MaxYは、吸着動作時の部品のY方向(ノズルヘッド13の外径方向)の角部のY座標点であり、部品のサイズ(角部の座標)は、吸着ずれによるマージンを含むサイズに設定されている。この場合、XY座標の原点は、ノズルヘッド13の回転中心に合わされている。
【0054】
また、図5に示すように、判定値は、ノズルヘッド13の回転中心(XY座標の原点)からカメラの視野限界までの距離に相当する値に設定されている。従って、MaxY≧判定値の場合は、今回の吸着ノズル4又は10に吸着する部品の一部がカメラの視野からはみ出すと判定されて、ステップ304に進み、大型部品用の吸着ノズル4,10に吸着する部品の吸着位置を所定量(例えば1mm)だけカメラの視野内に収まる方向(ノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正して、当該部品全体をカメラの視野内に収める。
【0055】
一方、MaxY<判定値の場合は、今回の吸着ノズル4又は10に吸着する部品全体がカメラの視野内に収まると判定され、吸着位置の視野オフセット補正を行わずに(ステップ305)、本プログラムを終了する。
【0056】
以上説明した本実施形態によれば、2以上の吸着ノズルに順番に部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が他の部品と干渉するか否かを判定し、部品が干渉すると判定されたときには、吸着しようとする部品の吸着位置を部品干渉を避ける方向(本実施形態ではノズルヘッド13の外径方向)にオフセット補正するようにしたので、吸着部品の干渉を確実に防止できる。しかも、部品の吸着位置をオフセット補正した場合でも、吸着位置のオフセット補正量(当初の吸着位置からのずれ量)が正確に分かるため、吸着位置のオフセット補正量を考慮して当該部品の実装位置を正確に制御することが可能となり、当該部品を回路基板の目標の位置に精度良く実装することができ、実装不良を防止できる。
【0057】
更に、本実施形態では、大型部品用の吸着ノズル4,10に部品を吸着する際に、吸着しようとする部品がカメラの視野内に収まるか否かを判定し、当該部品がカメラの視野内に収まらないと判定されたときには、当該部品の吸着位置をカメラの視野内に収まる方向(本実施形態ではノズルヘッド13の回転中心方向)にオフセット補正するようにしたので、吸着部品の一部がカメラの視野からはみ出すことを防止でき、全ての吸着部品をカメラの視野内に完全に収めて撮像することができ、部品の吸着姿勢や欠損等の判定を正確に行うことができる。
【0058】
尚、本実施形態では、部品の干渉を判定する際に、大型部品用の吸着ノズル4,10と中型部品用の吸着ノズル1,7との間で部品干渉の有無を判定するようにしたが、大型・中型部品用の吸着ノズルと小型部品用の吸着ノズルとの間で部品干渉の有無を判定し、部品干渉が生じていれば、干渉する2つの部品のいずれか一方又は両方の吸着位置を部品干渉を避ける方向にオフセット補正するようにしても良い。
【0059】
また、本実施形態では、部品の吸着位置を部品干渉を避ける方向にオフセット補正する際に、部品の吸着位置をノズルヘッド13の外径方向(吸着動作時のY方向)にオフセット補正するようにしたが、吸着動作時のX方向にオフセット補正するようにしたり、ノズルヘッド13の回転角を補正することで、部品の吸着位置をオフセット補正するようにしても良い。
【0060】
また、部品の吸着位置を部品干渉を避ける方向にオフセット補正した場合に、オフセット補正後の部品がカメラの視野内に収まるか否かを判定し、当該部品がカメラの視野内に収まらないと判定されたときには、当該部品の吸着位置を部品干渉を生じない範囲内でカメラの視野内に収まる方向にオフセット補正するようにしても良い。
【0061】
同様に、部品の吸着位置をカメラの視野内に収まる方向にオフセット補正した場合に、オフセット補正後の部品が他の部品と干渉するか否かを判定し、部品干渉が生じていれば、干渉する2つの部品のいずれか一方又は両方の吸着位置をカメラの視野内に収まる範囲内で部品干渉を避ける方向にオフセット補正するようにしても良い。
【0062】
また、本実施形態では、オフセット補正量を予め設定した一定値に固定したが、部品の干渉量やカメラ視野からの部品のはみ出し量に応じてオフセット補正量を変化させるようにしても良い。
【0063】
その他、本発明は、XY座標の原点を変更したり、極座標等の他の座標系を用いて部品干渉やカメラ視野からの部品のはみ出しを判定したり、吸着ノズルの本数を変更したり、ノズル径の異なる吸着ノズルの配列順序を変更しても良い等、種々変更して実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すノズルヘッドの下面図
【図2】吸着ノズルに部品を吸着した状態を示すノズルヘッドの下面図
【図3】吸着ノズルに吸着した部品が干渉する様子を示すノズルヘッドの下面図(事例1)
【図4】吸着ノズルに吸着した部品が干渉する様子を示すノズルヘッドの下面図(事例2)
【図5】吸着ノズルに吸着した部品の一部がカメラの視野からはみ出す様子を示すノズルヘッドの下面図
【図6】片側オフセット補正プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図7】各吸着ノズルに吸着する部品の角部の座標を説明する図
【図8】XY座標の取り方を説明する図
【図9】両側オフセット補正プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図10】自動視野補正プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1〜12…吸着ノズル、13…ノズルヘッド(回転体)、A〜G…部品。

Claims (8)

  1. 回転体に対して円周方向に所定間隔で配列した複数の吸着ノズルを下向きに組み付け、各吸着ノズルに部品を吸着して基板に実装する部品実装機において、
    2以上の吸着ノズルに順番に部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が他の部品と干渉するか否かを判定する干渉判定手段と、
    前記干渉判定手段により部品が干渉すると判定されたときに、吸着しようとする部品の吸着位置を部品干渉を避ける方向にオフセット補正する吸着位置補正手段と
    を備えていることを特徴とする部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  2. 前記2以上の吸着ノズルに吸着された全ての部品を視野内に収めて撮像するカメラと、
    前記吸着ノズルに部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が前記カメラの視野内に収まるか否かを判定する撮像状態判定手段とを備え、
    前記吸着位置補正手段は、前記撮像状態判定手段により前記部品が前記カメラの視野内に収まらないと判定されたときに当該部品の吸着位置を部品干渉を生じない範囲内で前記カメラの視野内に収まる方向にオフセット補正することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  3. 前記吸着位置補正手段は、前記複数の吸着ノズルを保持する前記回転体の位置をX方向又はY方向に補正することで、前記部品の吸着位置をオフセット補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  4. 前記吸着位置補正手段は、干渉する2つの部品のいずれか一方の部品の吸着位置をオフセット補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  5. 前記吸着位置補正手段は、干渉する2つの部品の吸着位置を両方ともオフセット補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  6. 前記吸着位置補正手段は、干渉する2つの部品のいずれか一方の部品の吸着位置をオフセット補正するか、干渉する2つの部品の吸着位置を両方ともオフセット補正するかをカメラの視野との関係で決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  7. 回転体に対して円周方向に所定間隔で配列した複数の吸着ノズルを下向きに組み付け、各吸着ノズルに部品を吸着して基板に実装する部品実装機において、
    2以上の吸着ノズルに吸着された全ての部品を視野内に収めて撮像するカメラと、
    前記吸着ノズルに部品を吸着する際に、吸着しようとする部品が前記カメラの視野内に収まるか否かを判定する撮像状態判定手段と、
    前記撮像状態判定手段により前記部品が前記カメラの視野内に収まらないと判定されたときに当該部品の吸着位置を前記カメラの視野内に収まる方向にオフセット補正する吸着位置補正手段と
    を備えていることを特徴とする部品実装機における部品吸着位置補正装置。
  8. 前記吸着位置補正手段は、前記複数の吸着ノズルを保持する前記回転体の位置をX方向又はY方向に補正することで、前記部品の吸着位置をオフセット補正することを特徴とする請求項7に記載の部品実装機における部品吸着位置補正装置。
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