JP2014127526A - 電子部品装着装置及び電子部品装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合う吸着ノズルの干渉を回避することが可能な電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供する。
【解決手段】制御装置200は、ROM212に記憶された電子部品の寸法情報及び吸着ノズルの寸法情報を参照し、θ方向サーボモータ204a〜204dによって電子部品300a〜300dをθ方向に回転させる前に、Z軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108d及び吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dをZ軸方向にそれぞれ移動させることによって干渉回避動作を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品を基板に装着する電子部品装着装置及び電子部品装着方法に関する。
従来から、電子部品の基板への装着について、人手による対応が取られている場合がある。このような電子部品の基板への装着が人手によってなされる場合、人件費の高騰、作業員の確保及び作業上のミスの発生等の種々の問題がある。したがって、電子部品の装着装置による電子基板の生産の自動化が求められている。
このような電子部品装着装置として、例えば、電子部品を吸引した状態で保持する吸着ノズルを有し、この吸着ノズルによって電子部品を基板上の装着位置に搬送し、電子部品を基板上に装着するという装置が挙げられる。さらに、このような電子部品装着装置の構造を具体的に述べると、例えば、電子部品装着装置は、電子部品を供給する部品供給装置と、吸着ノズルを装着するためのヘッドユニットと、部品供給装置における吸着位置と、基板上の装着位置との間においてヘッドユニットを水平移動させる水平移動機構と、ヘッドユニットに対して吸着ノズルを上下移動させる上下移動機構と、吸着ノズルの軸心を中心にして吸着ノズルを回転させる回転機構と、吸着された電子部品の吸着姿勢及び種類等の認識を行う部品認識装置とを備えているものがある。上記の部品供給装置には、吸着位置に電子部品を一つずつ供給する電子部品フィーダが一列に並んだ状態で固定されている。
上記の電子部品装着装置の動作の概要として、まず、吸着ノズルが、部品供給装置によって吸着位置に供給された電子部品を吸着する。吸着ノズルが電子部品を吸着したら、上下移動機構は、吸着ノズルを上昇させる。次に、回転機構が吸着ノズルを軸心を中心に回転させることによって、吸着ノズルに吸着された電子部品の基板への装着姿勢が決定される。次に、部品認識装置は、吸着ノズルによって吸着された電子部品の吸着姿勢及び種類等の認識を行う。この部品認識の結果に基づいて、水平移動機構は、ヘッドユニットを吸着位置から装着位置に移動させ、上下移動機構は、吸着ノズルを下降させ、吸着ノズルは、電子部品を脱着して基板に装着する。
また、電子基板の生産効率を向上させるために、吸着ノズルがヘッドユニットに複数設けられた電子部品装着装置がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載された電子部品装着装置は、隣り合う電子部品フィーダの吸着位置の間隔と同じ間隔になるように、ヘッドユニットに吸着ノズルが複数並設されている。このような構成によって、各吸着ノズルが吸着位置で下降し、複数の電子部品を吸着することができるので、ヘッドユニットが吸着位置から装着位置に一回移動する際に、複数の電子部品を吸着位置から装着位置に搬送することが可能になる。ただし、上記のように複数の吸着ノズルがヘッドユニットに設けられた場合、回転機構が吸着ノズルを回転することによって、隣り合う吸着された電子部品同士が干渉する場合がある。この電子部品同士の干渉を回避するために、特許文献1に記載された電子部品装着装置は、複数の吸着ノズルの一部を先に回転させ、この吸着ノズルによって吸着された電子部品が、隣り合う吸着ノズルによって吸着された電子部品と干渉しない角度に回転させる。そして、電子部品装着装置は、残りの吸着ノズルを回転させて電子部品を装着姿勢にさせる。以上のように、複数の吸着ノズルを同時に回転させるのではなく、一部の吸着ノズルを先に回転させ、時間差を設けて残りの吸着ノズルを回転させることによって、電子部品の干渉を回避している。また、特許文献1に記載された電子部品装着装置は、上記の時間差を設けた吸着ノズルの回転動作による電子部品同士の干渉の回避動作の他に、隣り合う吸着ノズルを上下移動機構によって、吸着された電子部品の高さを変えることによって、回転動作時における電子部品の干渉を回避している。
特開2000−183597号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子部品装着装置は、隣り合う吸着ノズルが吸着した電子部品同士が干渉しないように回避動作を行っているが、隣り合う吸着ノズルが回転動作することによって、吸着ノズル自体が干渉するか否かの判定及びその回避動作はなされていない。ヘッドユニットに並設された吸着ノズルが着脱自在に交換可能である場合に、基板に装着する電子部品を変更する際に、その電子部品に対応して吸着ノズルを交換するいわゆる段替えの作業の結果、隣り合う吸着ノズル同士が干渉する可能性がある。電子部品は、種類又は仕様によってそれぞれ大きさが異なるものであり、電子部品の大きさに対応して、大きさ又は形状の異なる吸着ノズルに交換する必要がある。このように、大きさ又は形状の異なる吸着ノズルを装着することによって、吸着ノズルの回転の際に、吸着ノズル自体が干渉する可能性がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、隣り合う吸着ノズルの干渉を回避することが可能な電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明に係る電子部品装着装置は、互いに近接して並設され、部品供給部から電子部品をそれぞれ保持し、基板上に装着する複数の保持部材と、該保持部材を前記部品供給部から前記基板上における前記電子部品の装着位置に移動させる移動機構と、を備えた電子部品装着装置であって、複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更することによって前記保持部材が保持している前記電子部品の姿勢を変更する姿勢変更機構と、複数の前記保持部材、前記移動機構及び前記姿勢変更機構の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、隣り合う前記保持部材が互いに干渉するか否かを判定し、隣り合う前記保持部材が互いに干渉すると判定した場合には、前記姿勢変更機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しないように複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更する干渉回避動作を実行し、前記電子部品を前記基板上に装着する姿勢にすることを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品装着装置において、前記姿勢変更機構は、複数の前記保持部材の並設方向と直交する軸の周り方向に、複数の前記保持部材をそれぞれ回転させる回転機構を有し、前記制御装置は、前記保持部材が前記回転機構によって回転された場合の前記保持部材の回転半径情報を記憶し、前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記回転半径情報に基づいて、前記回転機構によって、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる動作を実行することを特徴としている。
また、本発明に係る電子部品装着装置において、前記姿勢変更機構は、複数の前記保持部材の並設方向と直交する軸の方向に、複数の前記保持部材をそれぞれ移動させる直動機構を有し、前記制御装置は、前記保持部材の寸法情報を記憶し、前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記寸法情報に基づいて、前記直動機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置まで直動させることを特徴としている。
また、前記制御装置は、前記保持部材が前記回転機構によって回転された場合の前記電子部品の回転半径情報を記憶し、前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記回転半径情報及び前記電子部品の前記回転半径情報に基づいて、前記回転機構によって、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度であって、かつ、前記一部の前記保持部材によって保持される前記電子部品が、該保持部材と隣り合う前記保持部材によって保持される前記電子部品と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる動作を実行することが好ましい。
また、前記制御装置は、前記電子部品の寸法情報を記憶し、前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記寸法情報及び前記電子部品の前記寸法情報に基づいて、前記直動機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置であって、かつ、該保持部材によって保持された前記電子部品が互いに干渉しない位置まで直動させることが好ましい。
また、本発明に係る電子部品装着装置において、前記制御装置は、前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶し、複数の前記保持部材を前記装着位置に移動させる前に、前記保持部材及び前記電子部品に関する前記情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定し、前記干渉回避動作が可能であると判定した場合、前記移動機構によって、前記電子部品を保持した前記保持部材を前記装着位置まで移動させることを特徴としている。
また、本発明に係る電子部品装着装置において、前記制御装置は、前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶し、段替え時に、前記保持部材及び前記電子部品に関する前記情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定することを特徴としている。
また、本発明に係る電子部品装着装置において、前記保持部材及び前記電子部品を撮像する撮像装置を備え、前記制御装置は、前記撮像装置によって撮像された前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶することを特徴としている。
また、複数の前記保持部材が脱着自在に装着され、前記移動機構によって移動するヘッドユニットを備えることが好ましい。
上記の課題を解決するための本発明に係る電子部品装着方法は、部品供給部から複数の電子部品を保持する工程と、前記電子部品を保持する複数の保持部材のうち、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しないように複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更する干渉回避動作を行い、前記電子部品を基板上に装着する姿勢にする工程と、複数の前記保持部材を前記基板上における前記電子部品の装着位置に移動させる工程と、前記電子部品を前記基板上に装着する工程と、を有したことを特徴とする。
また、本発明に係る電子部品装着方法において、前記干渉回避動作として、前記保持部材の回転半径情報に基づいて、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる工程を有したことを特徴としている。
また、本発明に係る電子部品装着方法において、前記干渉回避動作として、前記保持部材の寸法情報に基づいて、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置まで直動させる工程を有したことを特徴としている。
また、本発明に係る電子部品装着方法において、複数の前記保持部材を前記装着位置に移動させる前に、前記保持部材に関する情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定する工程を有したことを特徴としている。
本発明によれば、干渉回避動作によって、隣り合う保持部材同士の干渉を回避することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品装着装置の全体外観図である。 図2は、図1の電子部品装着装置のヘッドユニットに設置された駆動部及び吸着ノズルの構成図である。 図3は、図1の電子部品装着装置における制御系統の構成を示すブロック図である。 図4は、図1の電子部品装着装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図5は、吸着ノズルの回転半径を説明する図である。 図6は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によってなされる干渉回避動作を説明する図である。 図7は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う電子部品の干渉を回避できる場合の電子部品の寸法を示した図である。 図8は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う電子部品の干渉を回避できない場合の電子部品の寸法を示した図である。 図9は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う吸着ノズルの干渉を回避できる場合の吸着ノズルの寸法を示した図である。 図10は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う吸着ノズルの干渉を回避できない場合の吸着ノズルの寸法を示した図である。 図11は、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって隣り合う電子部品の干渉を回避できる場合を示した図である。 図12は、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって隣り合う電子部品の干渉を回避できない場合を示した図である。 図13−1は、吸着部が離間配置された吸着ノズルの一例の正面図である。 図13−2は、吸着部が離間配置された吸着ノズルの一例の側面図である。 図13−3は、吸着部が離間配置された吸着ノズルの一例の底面図である。 図14は、把持部材の一例を示した図である。 図15は、チャック部が離間配置された把持部材の一例を示した図である。
(電子部品装着装置100の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品装着装置の全体外観図であり、図2は、図1の電子部品装着装置のヘッドユニットに設置された駆動部及び吸着ノズルの構成図である。図1及び図2を参照しながら、電子部品装着装置100の構成について説明する。
図1に示すように、電子部品装着装置100は、基台101と、基板103を搬送する基板搬送装置102と、電子部品を吸着する吸着ノズル108a〜108d(保持部材)と、吸着ノズル108a〜108dが装着されるヘッドユニット105と、ヘッドユニット105の水平方向の位置決めを行うXY方向駆動機構110(移動機構)と、電子部品を供給する部品供給装置140(部品供給部)と、基台101内部に設置され、ヘッドユニット105に備えられる各種アクチュエータ(後述)及びXY方向駆動機構110等を制御する制御装置200とを備えている。
基台101は、電子部品装着装置100の本体を構成するものであり、上面に基板搬送装置102、ヘッドユニット105の位置決めを行うXY方向駆動機構110及び部品供給装置140等が設置されており、内部に制御装置200が設置されている。
基板搬送装置102は、基板103を搬送する装置であり、基板103を基台101上の所定位置で停止させ、ヘッドユニット105による基板103への電子部品の装着動作が終了すると後工程へ基板103を搬送する。
XY方向駆動機構110は、基板搬送装置102の搬送方向であるX軸方向に延在するX軸ガイド部材106と、水平方向であり、かつ、X軸方向に直交するY軸方向に延在するY軸ガイド部材107と、X軸サーボモータ201(図3において図示)と、Y軸サーボモータ202(図3において図示)とを備えている。X軸ガイド部材106は、ヘッドユニット105をX軸方向に移動自在に支持しており、Y軸ガイド部材107は、X軸ガイド部材106をY軸方向に移動自在に支持している。X軸サーボモータ201は、ヘッドユニット105をX軸ガイド部材106に沿ってX軸方向に移動させ、Y軸サーボモータ202は、X軸ガイド部材106をY軸ガイド部材107に沿ってY軸方向に移動させる。
ヘッドユニット105は、XY方向駆動機構110によって水平方向(X軸方向及びY軸方向)に移動するユニットであり、図2に示すように、4つの駆動部(駆動部(ノズル装着部)109a〜109d)が固定されている。図2に示すように、駆動部109a〜109dは、下面にそれぞれ吸着ノズル108a〜108dが着脱自在に装着されており、図3において後述するZ軸サーボモータ203a〜203d(姿勢変更機構、直動機構)及びθ方向サーボモータ204a〜204d(姿勢変更機構、回転機構)がそれぞれ内蔵されている。吸着ノズル108a〜108dが、ヘッドユニット105に固定された駆動部109a〜109dに着脱自在に装着可能であることによって、基板103に装着する電子部品を切り替える段替え時に、切り替える電子部品に対応した吸着ノズルに交換することができる。また、ヘッドユニット105は、吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品の認識を行う部品認識装置205(図3において図示)を備えている。
吸着ノズル108a〜108dは、図2に示すように、互いに近接し、隣り合う吸着ノズルの間隔(配置間隔)は、それぞれ略同一となっている。また、吸着ノズル108a〜108dは、部品供給装置140から電子部品を吸着し、基板103上の装着位置において電子部品を脱着し、基板103に電子部品を装着する。図2においては、吸着ノズル108a〜108dが、それぞれ電子部品300a〜300dを吸着した状態を示している。
なお、吸着ノズル108a〜108dは、図2に示す形状のものに限定されるものではなく、例えば、図13−1〜13−3に示すように、電子部品を吸着する一対の吸着部121a、121bが水平方向に離間配置された構成を有するものとしてもよい。図13−1は、吸着部が離間配置された吸着ノズルの一例の正面図であり、図13−2は、該吸着ノズルの一例の側面図であり、図13−3は、該吸着ノズルの一例の底面図である。図13−1及び13−2に示すように、取付け部122は、駆動部109a〜109dの下面に着脱自在に装着される部分であり、バネ部123は、電子部品を吸着する場合に、吸着部121a、121bによる電子部品へのZ軸方向の荷重を緩和する部材である。
Z軸サーボモータ203a〜203dは、Z軸方向駆動機構(図示せず)を介して、それぞれ駆動部109a〜109dに装着された吸着ノズル108a〜108dを鉛直方向であるZ軸方向に上下移動させる。θ方向サーボモータ204a〜204dは、θ方向駆動機構(図示せず)を介して、それぞれ駆動部109a〜109dに装着された吸着ノズル108a〜108dを、吸着ノズル108a〜108dの軸心(Z軸)の周り方向であるθ方向に回転させる。上記のZ軸サーボモータ203a〜203d及びθ方向サーボモータ204a〜204dは、それぞれ別個独立に駆動することが可能であるので、吸着ノズル108a〜108dは、それぞれ別個独立にZ軸方向の上下移動及びθ方向の回転動作が可能である。
部品認識装置205は、例えば、レーザ光による検出装置であり、吸着ノズル108a〜108dの先端近傍のヘッドユニット105に設置されており、吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dの認識を行う。なお、部品認識装置205は、ヘッドユニット105に設置されるものとしたが、これに限定されるものではなく、基台101上に固定されたCCDカメラ等の撮像装置であってもよい。
部品供給装置140は、基板搬送装置102の両側に配置されており、フィーダバンク141と、複数の電子部品フィーダ142とを備えている。フィーダバンク141は、複数の電子部品フィーダ142を一列に並べた状態で固定する部材である。電子部品フィーダ142は、例えば、テープフィーダであり、各テープフィーダは、それぞれリールから導出されるテープにIC又はコンデンサ等の電子部品を所定間隔毎に収納及び保持する。また、隣り合う電子部品フィーダ142の吸着位置の間隔は、上述の隣り合う吸着ノズルの配置間隔(ピッチ)と略同一となっており、電子部品フィーダ142は、電子部品が吸着ノズル108a〜108dによって吸着される吸着位置に電子部品を供給する。さらに、複数の電子部品フィーダ142は、上述のようにフィーダバンク141によって一列に並んだ状態で固定されるので、電子部品を吸着位置に供給した場合、複数の電子部品は互いに近接して吸着位置に載置されることになる。
なお、吸着ノズル108a〜108dによって吸着位置から電子部品を吸着するものとしているが、吸着式に限定されるものではなく、例えば、図14に示すように、吸気圧又は圧縮空気圧シリンダにより駆動されるチャックによって電子部品を把持するチャック式等の機構を備えた把持部材111a〜111d(保持部材)であってもよい。図14に示すように、チャック部125は、電子部品を把持する部材であり、取付け部126は、駆動部109a〜109dの下面に着脱自在に装着される部分である。また、図15に示すように、把持部材111a〜111dは、チャック部125が水平方向に離間配置された部材であってもよい。
また、ヘッドユニット105に装着される吸着ノズルは4本としているが、これに限定されるものではなく、2つ以上の吸着ノズルが装着される構成であればよい。
また、ヘッドユニット105は、XY方向駆動機構110によって、吸着位置から装着位置まで移動される構成としているが、これに限定されるものではなく、例えば、ヘッドユニット105は、多関節ロボット等によって、吸着位置から装着位置まで移動される構成としてもよい。
(電子部品装着装置100の制御系統の構成)
図3は、本発明の実施形態に係る電子部品装着装置における制御系統の構成を示すブロック図である。図3を参照しながら、電子部品装着装置100の制御系統の構成について説明する。
図3に示すように、電子部品装着装置100の制御装置200は、CPU(Central Processing Unit)210と、RAM(Randam Access Memory)211と、ROM(Read Only Memory)212と、ドライバ213とを備え、システムバスにより各部が相互にデータ通信可能に接続されている。また、ヘッドユニット105の部品認識装置205は、上記のシステムバスに接続されており、相互にデータ通信が可能となっている。また、ヘッドユニット105の吸着ノズル108a〜108d、Z軸サーボモータ203a〜203d及びθ方向サーボモータ204a〜204d、並びに、XY方向駆動機構110のX軸サーボモータ201及びY軸サーボモータ202は、ドライバ213に接続されている。
CPU210は、ROM212に記憶されている制御プログラムに従って、部品認識装置205から認識信号を受信し、ドライバ213を介して、上記の各種アクチュエータを制御する。具体的には、CPU210は、制御プログラムに基づき、ドライバ213を介して、吸着ノズル108a〜108dの吸着・脱着動作を制御し、かつ、Z軸サーボモータ203a〜203d及びθ方向サーボモータ204a〜204dによる吸着ノズル108a〜108dのZ軸方向の上下移動及びθ方向の回転動作を制御する。さらに、CPU210は、制御プログラムに基づき、ドライバ213を介して、XY方向駆動機構110のX軸サーボモータ201及びY軸サーボモータ202によるヘッドユニット105の水平方向の位置決め動作を制御する。
RAM211は、CPU210によって制御プログラムが実行される際の作業領域として使用される。
ROM212は、上述の制御プログラム、並びに電子部品装着装置100において基板103に装着される各電子部品の寸法情報及び回転半径情報、及び各電子部品に対応した吸着ノズルの寸法情報、回転半径情報及び配置間隔情報が記憶されている。ここで、電子部品の回転半径情報とは、電子部品が吸着ノズルに吸着され、θ方向サーボモータによってθ方向に回転された場合に、電子部品のすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径の情報である。また、吸着ノズルの回転半径情報とは、吸着ノズルがθ方向サーボモータによってθ方向に回転された場合に、吸着ノズルのZ軸方向視においてすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径の情報である。
ドライバ213は、CPU210からの制御信号に基づいて、吸着ノズル108a〜108d、駆動部109a〜109dのZ軸サーボモータ203a〜203d及びθ方向サーボモータ204a〜204d並びにXY方向駆動機構110のX軸サーボモータ201及びY軸サーボモータ202を駆動させる。
なお、部品認識装置205が、CCDカメラ等の撮像装置である場合、電子部品の認識の際に、電子部品及び吸着ノズルの寸法又は回転半径を測定し、測定された電子部品及び吸着ノズルの寸法情報又は回転半径情報は、RAM211等の書き込み可能な記憶装置に記憶させるものとしてもよい。そして、制御装置200は、測定した上記の電子部品及び吸着ノズルの寸法情報又は回転半径情報を用いるものとすればよい。
(電子部品装着装置100の動作)
図4は、本発明の実施形態に係る電子部品装着装置の動作を説明するためのフローチャートである。図4を参照しながら、電子部品装着装置100の動作の詳細について説明する。
(ステップS1)
制御装置200は、XY方向駆動機構110によって、ヘッドユニット105を水平移動させ、部品供給装置140の電子部品の吸着位置に移動させる。また、このヘッドユニット105の移動動作に先立って、又は、移動動作と同時に、部品供給装置140の電子部品フィーダ142は、吸着位置に電子部品を供給する。そして、ステップS2へ進む。
(ステップS2)
制御装置200は、駆動部109a〜109dのZ軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108dをZ軸方向に下降させ、部品供給装置140の吸着位置に載置された電子部品を吸着させる。そして、ステップS3へ進む。
(ステップS3)
制御装置200は、電子部品を基板103への装着姿勢にするために必要なZ軸サーボモータ203a〜203dによるZ軸方向の必要な上下移動及びθ方向サーボモータ204a〜204dによるθ方向の必要な回転動作によって、電子部品300a〜300d又は吸着ノズル108a〜108dが部品認識装置205に干渉するか否かを判定する。制御装置200は、この判定処理を、ROM212に記憶された吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dの寸法情報及び回転半径情報、並びに、吸着ノズル108a〜108dの寸法情報及び回転半径情報に基づいて実行する。この判定の結果、電子部品300a〜300d又は吸着ノズル108a〜108dが、部品認識装置205に干渉する場合、ステップS13へ進み、干渉しない場合、ステップS4へ進む。
(ステップS4)
制御装置200は、吸着ノズル108a〜108dに吸着された電子部品300a〜300dのうち隣り合う電子部品の回転半径の合計値が、吸着ノズルの配置間隔を超えるか否かを判定する。この判定処理について、便宜的に、図2において、吸着ノズル108a、108b及びこれらに吸着された電子部品300a、300bに着目して説明する。吸着ノズル108aと吸着ノズル108bとの配置間隔をP、電子部品300aがθ方向に回転する場合においてすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径をr1、そして、電子部品300bがθ方向に回転する場合においてすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径をr2とする。制御装置200は、以下の式(1)を満たすか否かによって、上記の判定処理を実行する。
r1+r2≧P (1)
この判定の結果、式(1)を満たす場合、ステップS6におけるステップS61へ進み、式(1)を満たさない場合、ステップS5へ進む。
(ステップS5)
図5は、吸着ノズルの回転半径を説明する図である。図5に示すように、吸着ノズル108a、108bの下部には、それぞれ電子部品を吸着するために空気を吸い込むための吸着孔120a、120bが形成されている。制御装置200は、吸着ノズル108a〜108dのうち隣り合う吸着ノズルの回転半径の合計値が、吸着ノズルの配置間隔Pを超えるか否かを判定する。この判定処理について、便宜的に、図5において、吸着ノズル108a、108bに着目して説明する。吸着ノズル108aがθ方向に回転する場合において、吸着ノズル108aのZ軸方向視におけるすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径をR1、そして、吸着ノズル108bのZ軸方向視におけるすべての部分が収まるような円のうち、最小の円の半径をR2とする。制御装置200は、以下の式(2)を満たすか否かによって、上記の判定処理を実行する。
R1+R2≧P (2)
この判定の結果、式(2)を満たす場合、ステップS6におけるステップS61へ進み、式(2)を満たさない場合、ステップS7へ進む。
なお、吸着ノズル108a〜108d(ここでは、単に吸着ノズルという)が、例えば、図13−1〜13−3に示した一対の吸着部121a、121bが水平方向に離間配置されたノズルである場合又は図15に示したチャック部125が離間配置された把持部材111a〜111d(ここでは、単に把持部材という)である場合には、次のように判定してもよい。すなわち、例えば、吸着ノズル又は把持部材が、隣り合う駆動部109a〜109d(ここでは、単に駆動部という)に装着することができず、隣のさらに隣の駆動部に吸着ノズル又は把持部材が装着されているものとする。この場合、駆動部に装着された吸着ノズル又は把持部材と、該駆動部の隣のさらに隣の駆動部に装着された吸着ノズル又は把持部材との回転半径の合計値が、この2つの駆動部の配置間隔以上であるか否かを判定するものとしてもよい。この判定の結果、回転半径の合計値が配置間隔以上である場合、ステップS6におけるステップ61へ進み、回転半径の合計値が配置間隔未満である場合、ステップS7へ進むものとすればよい。
(ステップS6)
制御装置200は、電子部品を基板103への装着姿勢にするために行うZ軸サーボモータ203a〜203dによるZ軸方向の上下移動及びθ方向サーボモータ204a〜204dによるθ方向の必要な回転動作による電子部品の姿勢変更動作の過程で、隣り合う電子部品同士及び隣り合う吸着ノズル同士が干渉しないような干渉回避動作を行う。このステップS6は、ステップS61〜ステップS64によって構成されている。
(ステップS61)
図6は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によってなされる干渉回避動作を説明する図である。図7は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う電子部品の干渉を回避できる場合の電子部品の寸法を示した図であり、図8は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う電子部品の干渉を回避できない場合の電子部品の寸法を示した図である。そして、図9は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う吸着ノズルの干渉を回避できる場合の吸着ノズルの寸法を示した図であり、図10は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって隣り合う吸着ノズルの干渉を回避できない場合の吸着ノズルの寸法を示した図である。制御装置200は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能か否か判定する。
ここで、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作による干渉回避動作ついて詳述する。制御装置200が、吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dを、θ方向サーボモータ204a〜204dによって同時にθ方向に回転させた場合、隣り合う電子部品、又は、隣り合う吸着ノズルが干渉する場合、以下の手順によって、干渉を回避する。まず、制御装置200は、図6に示すように、吸着ノズル108a〜108dのうち一部(例えば、吸着ノズル108b、108d)を先に回転させ、この一部の吸着ノズルに吸着された電子部品が、隣り合う吸着ノズルによって吸着された電子部品と干渉しない角度、かつ、この一部の吸着ノズルが、隣り合う吸着ノズルに干渉しない角度(装着姿勢となる角度)となるまで回転させる。次に、制御装置200は、残りの吸着ノズルを回転させて、この吸着ノズルによって吸着された電子部品を装着姿勢にさせる。以上の動作によって、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作による干渉回避動作が実行される。
制御装置200が、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能か否かの判定をする処理について、便宜的に、図7〜図10において、吸着ノズル108a、108bに着目して説明する。図7及び図8に示すように、吸着ノズル108a、108bにそれぞれ吸着された矩形状の電子部品300a、300bにおいて、吸着ノズル108a、108bの並び方向における寸法をそれぞれl1、l2とする。また、図9及び図10に示すように、吸着ノズル108a、108bの矩形状の吸着面において、吸着ノズル108a、108bの並び方向における寸法をそれぞれL1、L2とする。制御装置200は、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能か否かの判定をするために、以下の式(3)及び(4)を満たすか否かを判定する。
(l1/2)+r2≧P 又は (l2/2)+r1≧P (3)
(L1/2)+R2≧P 又は (L2/2)+R2≧P (4)
例えば、式(3)を満たす場合、吸着ノズル108a、108bのいずれかを先に回転させたとしても、電子部品300a及び電子部品300bは干渉することになる。また、式(4)を満たす場合、吸着ノズル108a、108bのいずれかを先に回転させたとしても、吸着ノズル108a及び吸着ノズル108bは干渉することになる。したがって、制御装置200は、式(3)を満たすと判定した場合、電子部品300a及び電子部品300bは干渉すると判断し、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作ができないと判定し、ステップS63へ進む。また、制御装置200は、式(4)を満たすと判定した場合、吸着ノズル108a及び吸着ノズル108bは干渉すると判断し、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作ができないと判定し、ステップS63へ進む。また、制御装置200は、式(3)及び式(4)のいずれも満たさないと判定した場合、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能であると判定し、ステップS62へ進む。また、制御装置200は、式(2)及び式(3)のいずれも満たさないと判定した場合、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能であると判定し、ステップS62へ進む。そして、制御装置200は、式(1)及び式(4)のいずれも満たさないと判定した場合、吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能であると判定し、ステップS62へ進む。
なお、上述の制御装置200による吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作が可能か否かの判定方法は、例示であり、その他の方法による演算によって、干渉回避動作が可能か否かを判定するものとしてもよい。
(ステップS62)
制御装置200は、Z軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108dをZ軸方向に上昇させ、電子部品300a〜300dをZ軸方向において装着姿勢にした後、上述した吸着ノズルの時間差によるθ方向の回転動作によって干渉回避動作を実行する。そして、ステップS9へ進む。
(ステップS63)
図11は、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって隣り合う電子部品の干渉を回避できる場合を示した図であり、図12は、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって隣り合う電子部品の干渉を回避できない場合を示した図である。制御装置200は、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作が可能か否か判定する。
ここで、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動による干渉回避動作について詳述する。まず、制御装置200は、ROM212に記憶された電子部品の寸法(例えば、Z軸方向の厚さ)情報及び吸着ノズルの寸法(例えば、回転半径を決定する部分のZ軸方向の寸法)情報を参照する。次に、制御装置200は、θ方向サーボモータ204a〜204dによって電子部品をθ方向に回転させる前に、Z軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108d及び吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dをZ軸方向にそれぞれ移動させる。例えば、制御装置200は、電子部品の寸法(例えば、Z軸方向の厚さ)情報に基づいて、1つの吸着ノズルに吸着された電子部品の最下部が、この吸着ノズルに隣り合う吸着ノズルに吸着された電子部品の最上部より上方に位置するように、吸着ノズル108a〜108dによって吸着された電子部品300a〜300dをZ軸方向にそれぞれ移動させる。さらに、制御装置200は、吸着ノズルの寸法(例えば、回転半径を決定する部分のZ軸方向の寸法)情報に基づいて、1つの吸着ノズルの回転半径を決定する部分の最下部が、この吸着ノズルに隣り合う吸着ノズルの回転半径を決定する部分の最上部より上方に位置するように、吸着ノズル108a〜108dをZ軸方向にそれぞれ移動させる。図11は、制御装置200が、吸着ノズル108bに吸着された電子部品300bの最下部が、吸着ノズル108aに吸着された電子部品300aの最上部より上方に位置するように、吸着ノズル108aによって吸着された電子部品300aをZ軸方向に移動させた例を示す。以上の動作によって、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動による干渉回避動作が実行される。その後、制御装置200は、θ方向サーボモータ204a〜204dによって吸着ノズルを回転させ、電子部品を装着姿勢にする。
制御装置200が、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作が可能か否かの判定をする処理について、便宜的に、吸着ノズル108a、108bに着目して説明する。まず、制御装置200は、上述のように、ROM212に記憶された電子部品の寸法(例えば、Z軸方向の厚さ)情報及び吸着ノズルの寸法(例えば、回転半径を決定する部分のZ軸方向の寸法)情報を参照する。制御装置200は、参照した電子部品の寸法情報及び吸着ノズルの寸法情報に基づいて、隣り合う吸着ノズル108a、108bがそれぞれZ軸方向のストロークの上死点及び下死点に達した場合に、電子部品300a、300b同士又は吸着ノズル108a、108bの回転半径を決定する部分同士が水平方向でオーバーラップするか否か判定する。ここで、例えば、図11は、吸着ノズル108a、108bそれぞれに吸着された電子部品300a、300b同士が水平方向でオーバーラップしない例を示す。一方、図12は、吸着ノズル108a、108bそれぞれに吸着された電子部品300a、300b同士が水平方向でオーバーラップする例を示す。図12に示すように、電子部品300a、300b同士が水平方向でオーバーラップする場合、電子部品300a及び電子部品300bそれぞれを装着姿勢にするためにθ方向にどのように回転させても干渉することになる。したがって、制御装置200は、電子部品300a、300b同士が水平方向でオーバーラップすると判定した場合、電子部品300a、300b同士は干渉すると判断し、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作ができないと判定し、ステップS13へ進む。また、制御装置200は、吸着ノズル108a、108bの回転半径を決定する部分同士が水平方向でオーバーラップすると判定した場合、吸着ノズル108a、108b同士は干渉すると判断し、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作ができないと判定し、ステップS13へ進む。また、制御装置200は、電子部品300a、300b同士が水平方向でオーバーラップしないと判定した場合、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作が可能と判定し、ステップS64へ進む。そして、制御装置200は、吸着ノズル108a、108bの回転半径を決定する部分同士が水平方向でオーバーラップしないと判定した場合、吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作が可能と判定し、ステップS64へ進む。
なお、上述の制御装置200による吸着ノズルのZ軸方向の上下移動によって干渉回避動作が可能か否かの判定方法は、例示であり、その他の方法による演算によって、干渉回避動作が可能か否かを判定するものとしてもよい。
(ステップS64)
制御装置200は、上述した吸着ノズルのZ軸方向の上下移動による干渉回避動作を実行し、θ方向サーボモータ204a〜204dによって吸着ノズル108a〜108dを回転させ、電子部品300a〜300dを装着姿勢にする。そして、ステップS9へ進む。
(ステップS7)
制御装置200は、Z軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108dをZ軸方向に上昇させ、電子部品300a〜300dをZ軸方向において装着姿勢にする。そして、ステップS8へ進む。
(ステップS8)
制御装置200は、θ方向サーボモータ204a〜204dによって、吸着ノズル108a〜108dをθ方向に回転させ、電子部品300a〜300dをθ方向において装着姿勢にする。そして、ステップS9へ進む。
(ステップS9)
制御装置200は、ステップS62、ステップS64又はステップS7、S8において電子部品300a〜300dを装着姿勢にした後、部品認識装置205によって電子部品300a〜300dの認識を行う。そして、ステップS10へ進む。
(ステップS10)
制御装置200は、部品認識装置205による認識結果に基づいて、電子部品の基板103における装着位置の補正演算を実行する。そして、ステップS11へ進む。
(ステップS11)
制御装置200は、ステップS10における補正演算の結果に基づいて、XY方向駆動機構110によって、ヘッドユニット105を水平移動させ、基板103の上方の補正した装着位置に移動させる。そして、ステップS12へ進む。
(ステップS12)
制御装置200は、駆動部109a〜109dのZ軸サーボモータ203a〜203dによって、吸着ノズル108a〜108dをZ軸方向に下降させ、電子部品300a〜300dを基板103上に装着する。この装着動作によって、一回の電子部品の基板103への装着動作が終了する。
(ステップS13)
制御装置200は、電子部品又は吸着ノズルが部品認識装置205に干渉すると判定した場合、又は、干渉回避動作ができないと判定した場合、電子部品装着装置100を安全停止させる。そして、制御装置200は、図示しない報知手段によって、電子部品の組み合わせ、又は、ヘッドユニット105に装着された吸着ノズル108a〜108dの組み合わせでは、電子部品又は吸着ノズルが部品認識装置205に干渉する可能性、又は、電子部品同士又は吸着ノズル同士が干渉する可能性がある旨を報知する。この場合、作業者は、段替え作業において、干渉する電子部品に対応する吸着ノズル又は干渉する吸着ノズルを取り外して電子部品装着装置100を再稼動させることもでき、あるいは、異なる吸着ノズルに交換して電子部品装着装置100を再稼動させることもできる。
以上のステップS1〜S12による基板103への電子部品の装着動作が、所定回数繰り返される。
以上のような干渉回避動作によって、隣り合う電子部品同士の干渉を回避することができると共に、隣り合う吸着ノズル同士の干渉を回避することができる。これによって、吸着ノズル108a〜108dが吸着位置から装着位置に移動し、再び吸着位置に戻る一周期で、複数の電子部品を吸着位置から装着位置に搬送することができる。したがって、上記の一周期で吸着ノズル108a〜108dによって略同時に複数の電子部品を基板103上に装着することができ、効率よく電子部品を装着することができるので、タクトタイムを向上することができる。
また、隣り合う吸着ノズル同士の干渉を回避することができるので、吸着ノズルの損傷を防止することができ、吸着ノズルの損傷による電子部品装着装置100の稼動停止によって、電子基板の生産の稼働率低下を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、上記の一周期における吸着ノズル108a〜108dによる電子部品の吸着動作の度に、ステップS3〜S5、S61及びS63によって、電子部品又は吸着ノズルが部品認識装置205に干渉するか否か及び干渉回避動作が可能か否かの判定を行っているが、これに限定されるものではない。すなわち、作業者が、電子部品装着装置100の稼動停止時に、基板103に装着する電子部品の変更のために、吸着ノズルを交換する段替え作業を完了した際に、制御装置200は、段替え後の電子部品の寸法情報及び回転半径情報及び段替え後の吸着ノズルの寸法情報及び回転半径情報等をROM212から読み込むものとしてもよい。そして、制御装置200は、各情報をROM212から読み込み、ステップS3〜S5、S61及びS63における判定処理を実行し、電子部品又は吸着ノズルが部品認識装置205に干渉すると判定した場合、又は、干渉回避動作ができないと判定した場合、電子部品装着装置100を稼動しないものとすればよい。これによって、制御装置200が電子部品又は吸着ノズルが部品認識装置205に干渉しないと判定し、かつ、干渉回避動作が可能であると判定した場合、吸着ノズル108a〜108dによる電子部品の吸着動作の度に、上記の判定処理をする必要がないので、制御装置200の処理負荷を低減することができる。
100 電子部品装着装置
101 基台
102 基板搬送装置
103 基板
105 ヘッドユニット
106 X軸ガイド部材
107 Y軸ガイド部材
108a〜108d 吸着ノズル(保持部材)
109a〜109d 駆動部
110 XY方向駆動機構(移動機構)
111a〜111d 把持部材(保持部材)
120a、120b 吸着孔
121a、121b 吸着部
122 取付け部
123 バネ部
125 チャック部
126 取付け部
140 部品供給装置(部品供給部)
141 フィーダバンク
142 電子部品フィーダ
200 制御装置
201 X軸サーボモータ
202 Y軸サーボモータ
203a〜203d Z軸サーボモータ(姿勢変更機構、直動機構)
204a〜204d θ方向サーボモータ(姿勢変更機構、回転機構)
205 部品認識装置
210 CPU
211 RAM
212 ROM
213 ドライバ
300a〜300d 電子部品

Claims (13)

  1. 互いに近接して並設され、部品供給部から電子部品をそれぞれ保持し、基板上に装着する複数の保持部材と、該保持部材を前記部品供給部から前記基板上における前記電子部品の装着位置に移動させる移動機構と、を備えた電子部品装着装置であって、
    複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更することによって前記保持部材が保持している前記電子部品の姿勢を変更する姿勢変更機構と、
    複数の前記保持部材、前記移動機構及び前記姿勢変更機構の動作を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、隣り合う前記保持部材が互いに干渉するか否かを判定し、隣り合う前記保持部材が互いに干渉すると判定した場合には、前記姿勢変更機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しないように複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更する干渉回避動作を実行し、前記電子部品を前記基板上に装着する姿勢にすることを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 前記姿勢変更機構は、複数の前記保持部材の並設方向と直交する軸の周り方向に、複数の前記保持部材をそれぞれ回転させる回転機構を有し、
    前記制御装置は、
    前記保持部材が前記回転機構によって回転された場合の前記保持部材の回転半径情報を記憶し、
    前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記回転半径情報に基づいて、前記回転機構によって、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装置。
  3. 前記姿勢変更機構は、複数の前記保持部材の並設方向と直交する軸の方向に、複数の前記保持部材をそれぞれ移動させる直動機構を有し、
    前記制御装置は、
    前記保持部材の寸法情報を記憶し、
    前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記寸法情報に基づいて、前記直動機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置まで直動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品装着装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記保持部材が前記回転機構によって回転された場合の前記電子部品の回転半径情報を記憶し、
    前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記回転半径情報及び前記電子部品の前記回転半径情報に基づいて、前記回転機構によって、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度であって、かつ、前記一部の前記保持部材によって保持される前記電子部品が、該保持部材と隣り合う前記保持部材によって保持される前記電子部品と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる動作を実行することを特徴とする請求項2に記載の電子部品装着装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記電子部品の寸法情報を記憶し、
    前記干渉回避動作として、前記保持部材の前記寸法情報及び前記電子部品の前記寸法情報に基づいて、前記直動機構によって、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置であって、かつ、該保持部材によって保持された前記電子部品が互いに干渉しない位置まで直動させることを特徴とする請求項3に記載の電子部品装着装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶し、
    複数の前記保持部材を前記装着位置に移動させる前に、前記保持部材及び前記電子部品に関する前記情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定し、
    前記干渉回避動作が可能であると判定した場合、前記移動機構によって、前記電子部品を保持した前記保持部材を前記装着位置まで移動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品装着装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶し、
    段替え時に、前記保持部材及び前記電子部品に関する前記情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品装着装置。
  8. 前記保持部材及び前記電子部品を撮像する撮像装置を備え、
    前記制御装置は、前記撮像装置によって撮像された前記保持部材及び前記電子部品に関する情報を記憶することを特徴とする請求項6又は7に記載の電子部品装着装置。
  9. 複数の前記保持部材が脱着自在に装着され、前記移動機構によって移動するヘッドユニットを備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子部品装着装置。
  10. 部品供給部から複数の電子部品を保持する工程と、
    前記電子部品を保持する複数の保持部材のうち、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しないように複数の前記保持部材の位置をそれぞれ変更する干渉回避動作を行い、前記電子部品を基板上に装着する姿勢にする工程と、
    複数の前記保持部材を前記基板上における前記電子部品の装着位置に移動させる工程と、
    前記電子部品を前記基板上に装着する工程と、
    を有したことを特徴とする電子部品装着方法。
  11. 前記干渉回避動作として、前記保持部材の回転半径情報に基づいて、複数の前記保持部材のうち一部を、該一部の前記保持部材と隣り合う前記保持部材と干渉しない角度まで回転させた後、残りの前記保持部材を回転させる工程を有したことを特徴とする請求項10に記載の電子部品装着方法。
  12. 前記干渉回避動作として、前記保持部材の寸法情報に基づいて、隣り合う前記保持部材が互いに干渉しない位置まで直動させる工程を有したことを特徴とする請求項10又は11に記載の電子部品装着方法。
  13. 複数の前記保持部材を前記装着位置に移動させる前に、前記保持部材に関する情報に基づいて、前記干渉回避動作が可能か否かを判定する工程を有したことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の電子部品装着方法。
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