JPWO2014109056A1 - 信号変換システム及び信号変換方法 - Google Patents

信号変換システム及び信号変換方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014109056A1
JPWO2014109056A1 JP2014556310A JP2014556310A JPWO2014109056A1 JP WO2014109056 A1 JPWO2014109056 A1 JP WO2014109056A1 JP 2014556310 A JP2014556310 A JP 2014556310A JP 2014556310 A JP2014556310 A JP 2014556310A JP WO2014109056 A1 JPWO2014109056 A1 JP WO2014109056A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
communication
control unit
signal
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014556310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5933761B2 (ja
Inventor
遠藤 聡
聡 遠藤
吉秋 小泉
吉秋 小泉
正裕 石原
正裕 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5933761B2 publication Critical patent/JP5933761B2/ja
Publication of JPWO2014109056A1 publication Critical patent/JPWO2014109056A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/08Protocols for interworking; Protocol conversion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

信号変換システム(10)は、計測ユニット(21、22、23)と、切替器(40)と、変換器(50)と、ホスト(30)とを有している。変換器(50)は、あらかじめ特定された相手と通信するための第1プロトコルに従って伝送される信号と、第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って伝送される信号と、を相互に変換する。ホスト(30)は、第1プロトコルに従って通信する計測ユニット(21、22、23)から、所定の計測ユニットを指定する。そして、切替器(40)は、第1プロトコルに従って伝送される信号の伝送路を、ホスト(30)によって指定された計測ユニットと変換器(50)とを接続する伝送路に切り替える。

Description

本発明は、信号変換システム及び信号変換方法に関する。
近年、通信技術が急速に発達した結果、多様な通信プロトコル(通信規約)に従って電気信号や無線信号、光信号等が伝送されている。これらの信号が伝送される際には、一の通信プロトコルに従って伝送される信号を、他の通信プロトコルに従って伝送される信号に変換する変換アダプタが用いられることがある(例えば、特許文献1を参照)。このような変換アダプタとして、特許文献1には、通信網と他の通信網とを接続するパケットノードが記載されている。
国際公開第09/130817号
通信網には、通常、複数の機器が接続される。このため、通信網においては、所定のプロトコルに従って、通信の相手を特定するための情報を含む信号が伝送される。
また、例えば1本の信号線を介して接続された2個の機器が互いに通信する場合には、通信の相手を特定する必要がない。この場合には、所定のプロトコル(以下、一対一通信プロトコルという)に従って、通信の相手を特定するための情報を含まない信号が伝送されることがある。
したがって、一対一通信プロトコルに従って通信する複数の機器を通信網等に接続する場合には、各機器を特定するために、機器毎に変換アダプタが必要であった。その結果、変換アダプタの設置作業が繁雑なものとなり、通信の開始までにかかる準備期間が長くなるおそれがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、通信の開始までにかかる準備期間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の信号変換システムは、
あらかじめ特定された相手と通信するための第1プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って伝送される信号に変換し、前記第2プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルに従って伝送される信号に変換する変換手段と、
前記第1プロトコルに従って信号を送信し又は受信することにより前記変換手段を介して第1通信端末と通信する複数の第2通信端末から、一の前記第2通信端末を指定する指定手段と、
複数の前記第2通信端末のいずれかと前記変換手段との間で信号が伝送される伝送路を、前記指定手段によって指定された前記第2通信端末と前記変換手段とを接続する伝送路に切り替える切替手段と、
を備える。
本発明によれば、切替手段によって、第1通信機器と変換手段とを接続する伝送路が切り替えられる。このため、第1通信機器の各々について変換手段を設置する必要はない。したがって、通信の開始までにかかる準備期間を短縮することができる。
第1の実施形態に係る信号変換システムの構成を示すブロック図である。 第1プロトコルに従って伝送されるフレームの構成を示す図である。 第2プロトコルに従って伝送されるフレームの構成を示す図である。 計測ユニットの構成を示すブロック図である。 切替器の構成を示すブロック図である。 通信部の構成を示すブロック図である。 テーブルの例を示す図である。 変換器の構成を示すブロック図である。 ホストの構成を示すブロック図である。 テーブル作成処理を示すフローチャートである。 ホストによって実行される処理を示すフローチャートである。 変換器によって実行される処理を示すフローチャートである。 切替器によって実行される処理を示すフローチャートである。 計測ユニットによって実行される処理を示すフローチャートである。 計測結果の要求及び応答に関する動作を時系列で示す図である。 第2の実施形態に係るホストによって実行される処理を示すフローチャートである。 切替器によって実行される処理を示すフローチャートである。 計測結果の要求及び応答に関する動作を時系列で示す図である。 変形例に係る信号変換システムを示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1には、本実施形態に係る信号変換システム10の構成が示されている。信号変換システム10は、計測ユニット21、22、23、及びホスト30が互いに通信するためのシステムである。この通信は、第1プロトコル及び第2プロトコルを用いて行われる。
第1プロトコルは、あらかじめ特定された相手と通信するための通信プロトコルである。第1プロトコルは、例えば、1本のケーブル(伝送路)を介して接続される機器間の通信に用いられる。図1には、第1プロトコルに従って伝送される信号の伝送路C214、C224、C234、C45が太線で示されている。
本実施形態に係る第1プロトコルは、電気、光又は電磁波を用いる通信を確立するための、いわゆる物理層又はリンク層の通信プロトコルから、ソフトウェア間における通信を確立するための、いわゆるアプリケーション層の通信プロトコルまでを含むものとする。換言すると、第1プロトコルにより通信する2個の機器は、通信の相手の機器を特定するための情報を含まない信号を、互いに送信したり受信したりすることにより、相手を特定することなく一対一通信を行う。
図2に示されるように、第1プロトコルのデータリンク層において伝送されるフレーム61は、データ長611、データ612及びチェック613から構成される。データ長611は、データ612の大きさをバイト数で表す情報である。データ612は、通信の内容を示す情報である。チェック613は、データ612におけるビット誤り等の有無を確認するための情報である。図2に示されるように、フレーム61は、フレーム61が届く宛先を識別するための情報を含まない。
また、第2プロトコルは、複数の機器が接続されているネットワークにおいて、相手を特定しつつ通信するための通信プロトコルである。図1には、第2プロトコルに従って伝送される無線信号の伝送路C34、C35が矢印で示されている。
図3に示されるように、第2プロトコルのデータリンク層において伝送されるフレーム62は、送信先アドレス621、送信元アドレス622、データ長623、データ624及びチェック625から構成される。送信先アドレス621は、フレーム62が届く宛先を識別するための情報である。送信元アドレス622は、フレーム62を送信した機器を識別するための情報である。
また、データ長623は、データ624の大きさを表す情報である。データ624は、通信の内容を示す情報である。チェック625は、データ624におけるビット誤り等の有無を確認するための情報である。
信号変換システム10は、図1に示されるように、計測ユニット21〜23、ホスト30、切替器40及び変換器50を有している。
計測ユニット21〜23は、例えば、住宅内のコンセントに分散して配設される。そして、計測ユニット21〜23は、コンセントから家庭電化製品等へ供給される電力を計測する。また、計測ユニット21〜23の各々は、伝送路C214、C224、C234の各々を介して切替器40に接続されている。そして、計測ユニット21〜23の各々は、計測の結果を要求するための要求フレームを受信した場合に限って、計測結果を含む応答フレームを送信する。
計測ユニット21は、図4に示されるように、制御部211、記憶部212、タイマ213、電圧/電流計測回路214、A/D変換部215、及び通信部216を有している。記憶部212、タイマ213、A/D変換部215、及び通信部216はいずれも、内部バス219を介して制御部211と接続されている。
制御部211は、例えばCPU(Central Processing Unit)及びRAM(Random Access Memory)等から構成される。制御部211は、記憶部212に記憶されているプログラムを実行することにより、後述の処理を実行する。
記憶部212は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部212は、制御部211によって実行されるプログラムや、計測結果等のデータを記憶する。
タイマ213は、例えば水晶振動子等から構成される。タイマ213は、制御部211からの要求に応じて、所定の時刻から経過した時間を測定し、測定した時間を制御部211へ通知する。
電圧/電流計測回路214は、所定の電線に印加される電圧及び電流の値を計測する回路である。電圧/電流計測回路214は、計測の結果を示すアナログ信号をA/D変換部215へ送信する。
A/D変換部215は、電圧/電流計測回路214から送信されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、A/D変換部215は、このデジタル信号を用いて、計測結果を制御部211へ通知する。
通信部216は、伝送路C214を介して第1プロトコルで通信するための通信インタフェースである。通信部216は、制御部211と、伝送路C214を介して接続される切替器40との通信を中継する。
計測ユニット22、23は、計測ユニット21と同様の構成を有している。
切替器40は、計測ユニット21〜23のいずれか1個と変換器50との第1プロトコルによる通信を中継する機器である。また、切替器40は、計測ユニット21〜23のいずれかと変換器50とを接続する伝送路を、ホスト30によって指定された伝送路に切り替える。
切替器40は、図5に示されるように、制御部41、通信部42、43、44、記憶部45及びタイマ46を有している。通信部42、43、44、記憶部45及びタイマ46はいずれも、内部バス49を介して制御部41に接続されている。
制御部41は、例えばCPU及びRAM等から構成される。制御部41は、記憶部45に記憶されているプログラムを実行することにより、後述の処理を実行する。
通信部42は、伝送路C214、C224、C234を介して第1プロトコルで通信するための通信インタフェースである。通信部44は、制御部41と、伝送路C214、C224、C234を介して接続される計測ユニット21〜23との通信を中継する。
通信部42は、図6に示されるように、ポート421、422、423、切替スイッチ424、マルチコントローラ425、及び切替スイッチ424を制御するための制御線426を有している。
ポート421〜423の各々は、伝送路C214〜C234の各々を介して信号を出力するための端子である。また、ポート421〜423の各々は、伝送路C214〜C234の各々を介して入力される信号を受信するための端子である。
切替スイッチ424は、マルチコントローラ425の指示に従って、ポート421〜423のいずれかと、マルチコントローラ425とを接続する。切替スイッチ424によって接続された経路は、第1プロトコルの信号の伝送路となる。
マルチコントローラ425は、内部バス49に接続されている。また、マルチコントローラ425は、制御部41からの指示に従って、制御線426を用いて切替スイッチ424を制御する。
なお、以下では、マルチコントローラ425との間で信号の伝送が可能なポートの状態を、単にオンという。また、オンとなっていないポートの状態を、単にオフという。
図5に戻り、通信部43は、伝送路C45を介して第1プロトコルにより通信するための通信インタフェースである。通信部43は、制御部41と、伝送路C45を介して接続される変換器50との通信を中継する。
通信部44は、無線の伝送路C34を介して第2プロトコルにより通信するための通信インタフェースである。通信部44は、アンテナ44aを用いて、制御部41とホスト30との通信を中継する。
記憶部45は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部45は、制御部41によって実行されるプログラムや、テーブル63等のデータを記憶する。
テーブル63は、図7に示されるように、ポート421〜423を識別するためのポート番号と、計測ユニット21〜23の各々を識別するためのユニット番号とが対応づけられたデータである。なお、説明の理解のため、ポート421〜423の符号とポート番号とを共通の番号として説明する。例えば、「421」というポート番号は、ポート421を識別するための番号となる。また、計測ユニット21〜23の符号とユニット番号とを共通の番号として説明する。
タイマ46は、例えば水晶振動子等から構成される。タイマ46は、制御部41からの要求に応じて、所定の時刻から経過した時間を測定し、測定した時間を制御部41へ通知する。
変換器50は、第1プロトコルに従って伝送路C45上を伝送される信号を、第2プロトコルに従って伝送路C35上を伝送される信号に変換する。また、変換器50は、第2プロトコルに従って伝送される信号を、第1プロトコルに従って伝送される信号に変換する。例えば、変換器50は、伝送路C35を介して受信した要求フレームから、送信先アドレス及び送信元アドレスを削除して、伝送路C45へ送信する。また、変換器50は、伝送路C45を介して受信した応答フレームに、送信先アドレス及び送信元アドレスを付加して、伝送路C35へ送信する。
変換器50は、図8に示されるように、制御部51、記憶部52、タイマ53、及び通信部54、55を有している。記憶部52、タイマ53及び通信部54、55はいずれも、内部バス59を介して制御部51に接続されている。
制御部51は、例えばCPU及びRAM等から構成される。制御部51は、記憶部52に記憶されているプログラムを実行することにより、後述の処理を実行する。
記憶部52は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部52は、制御部51によって実行されるプログラムその他のパラメータ等を記憶する。
タイマ53は、例えば水晶振動子等から構成される。タイマ53は、制御部51からの要求に応じて、所定の時刻から経過した時間を測定し、測定した時間を制御部51へ通知する。
通信部54は、伝送路C45を介して第1プロトコルにより通信するための通信インタフェースである。通信部54は、制御部51と、伝送路C45を介して接続される切替器40との通信を中継する。
通信部55は、無線の伝送路C35を介して第2プロトコルにより通信するための通信インタフェースである。通信部55は、アンテナ55aを用いて、制御部51とホスト30との通信を中継する。
ホスト30は、例えばタブレット端末等の通信機器である。ホスト30は、切替器40に対して、計測ユニット21〜23のいずれかを指定することで、指定した計測ユニットと変換器50を介して通信する。例えば、ホスト30は、計測ユニット21〜23に対して計測結果を定期的に要求することにより、計測結果を収集する。そして、ホスト30は、収集した計測結果を、ホスト30のユーザに対して表示する。
ホスト30は、図9に示されるように、制御部31、記憶部32、タイマ33、通信部34、表示器コントローラ35及び表示器36を有している。記憶部32、タイマ33、通信部34及び表示器コントローラ35はいずれも、内部バス39を介して制御部31に接続されている。
制御部31は、例えばCPU及びRAM等から構成される。制御部31は、記憶部32に記憶されているプログラムを実行することにより、後述の処理を実行する。
記憶部32は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部32は、制御部31によって実行されるプログラムその他のパラメータ等を記憶する。
タイマ33は、例えば水晶振動子等から構成される。タイマ33は、制御部31からの要求に応じて、所定の時刻から経過した時間を測定し、測定した時間を制御部31へ通知する。
通信部34は、無線の伝送路C34、C35を介して第2プロトコルにより通信するための通信インタフェースである。通信部34は、アンテナ34aを用いて、制御部31と切替器40との通信を中継し、制御部31と変換器50との通信を中継する。
表示器コントローラ35は、表示器36を制御する回路である。表示器コントローラ35は、制御部31の指示に従って、表示器36の画面に所定の文字や画像を表示させる。表示器36は、例えばLCD(Liquid Cristal Display)であって、ユーザに対して文字や画像を表示するための画面を有している。
続いて、切替器40によって実行されるテーブル作成処理について、図10を用いて説明する。このテーブル作成処理では、ユニット番号とポート番号とが対応づけられたテーブルが作成される。テーブル作成処理は、初期設定を行うための所定のボタンがユーザによって押下されたとき、又はホスト30から初期設定の開始を指示されたときに、実行される。
テーブル作成処理において、切替器40の制御部41は、まず、ポート番号を初期化する(ステップS101)。具体的には、制御部41は、ポート421をオンにする。また、制御部41は、「421」というポート番号を初期値としてRAMに格納する。
次に、制御部41は、通信速度を初期化する(ステップS102)。例えば、制御部41は、「10Mbps」という通信速度を初期値としてRAMに格納する。
次に、制御部41は、所定の要求フレームを送信する(ステップS103)。具体的には、制御部41は、RAMに格納されている通信速度で、オンとなっているポートから要求フレームを送信する。
次に、制御部41は、オンとなっているポートを介して、応答フレームを受信したか否かを判定する(ステップS104)。
応答フレームを受信したと判定された場合(ステップS104;Yes)、制御部41は、ポート番号とユニット番号とを対応づけて、テーブルを更新する(ステップS105)。具体的には、制御部41は、RAMに格納されているポート番号に、ユニット番号としてユニークな番号を対応づけて、テーブルを更新する。これにより、例えば、図7中のテーブル63を構成する1行のデータが追加される。その後、制御部41は、ステップS109へ処理を移行する。
一方、応答フレームを受信していないと判定された場合(ステップS104;No)、制御部41は、タイムアウトか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、制御部41は、ステップS103における要求フレームの送信以降に、応答フレームを受信することなく所定の時間が経過したか否かを判定する。タイムアウトではないと判定された場合(ステップS106;No)、制御部41は、ステップS104以降の処理を繰り返す。
一方、タイムアウトであると判定された場合(ステップS106;Yes)、制御部41は、すべての通信速度の探索が完了したか否かを判定する(ステップS107)。具体的には、制御部41は、RAMに格納されている通信速度が「1Gbps」であるときに、探索が完了したと判定する。
探索が完了していないと判定された場合(ステップS107;No)、制御部41は、RAMに格納されている通信速度を変更する(ステップS108)。具体的には、制御部41は、RAMに「10Mbps」という通信速度が格納されているときに、この通信速度を「100Mbps」に更新する。また、制御部41は、RAMに「100Mbps」という通信速度が格納されているときに、この通信速度を「1Gbps」に更新する。
その後、制御部41は、ステップS103以降の処理を繰り返す。これにより、複数の通信速度の各々について、切替器40と計測ユニット21〜23のいずれかとの通信が試行されることとなる。
一方、探索が完了したと判定された場合(ステップS107;Yes)、制御部41は、ステップS109へ処理を移行する。
ステップS109では、制御部41は、すべてのポートの探索が完了したか否かを判定する。具体的には、制御部41は、ポート番号「421」、「422」及び「423」のすべてにユニット番号を対応づけたか否かを判定する。
探索が完了していないと判定された場合(ステップS109;No)、制御部41は、RAMに格納されているポート番号を変更する(ステップS110)。具体的には、制御部41は、RAMに格納されているポート番号の値を1だけ増加させる。その後、制御部41は、ステップS102以降の処理を繰り返す。
一方、探索が完了したと判定された場合(ステップS109;Yes)、制御部41は、伝送路C34を介して、テーブルの内容をホスト30に通知する(ステップS111)。その後、制御部41は、テーブル作成処理を終了する。
続いて、ホスト30によって実行される処理について、図11を用いて説明する。
図11に示されるように、ホスト30の制御部31は、まず、タイマ33によって測定されている時間が一定の時間を経過したか否かを判定する(ステップS301)。この一定の時間は、例えば、1分である。なお、ステップS301が初めて実行された場合に、タイマ33は時間を測定していない。この場合に、制御部31は、ステップS301の判定を肯定する。
一定の時間が経過していないと判定された場合(ステップS301;No)、制御部31は、ステップS301の判定を繰り返す。
一方、一定の時間が経過したと判定された場合(ステップS301;Yes)、制御部31は、ポートの切り替えを切替器40に要求する(ステップS302)。具体的には、制御部31は、所定のユニット番号を含むフレームを、伝送路C34を介して送信する。切替器40は、このユニット番号に対応するポートをオンにする。これにより、ステップS302が実行される度に、ポート421、422、423がこの順で繰り返しオンとなる。
次に、制御部31は、要求フレームを生成する(ステップS303)。この要求フレームには、要求フレームの送信先として、ステップS302にてオンとされたポートに対応するユニット番号が含まれている。
次に、制御部31は、伝送路C35を介して要求フレームを送信する(ステップS304)。
次に、制御部31は、伝送路C35を介して応答フレームを受信したか否かを判定する(ステップS305)。
応答フレームを受信していないと判定された場合(ステップS305;No)、制御部31は、タイムアウトか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、制御部31は、ステップS304における要求フレームの送信以降に、応答フレームを受信することなく所定の時間が経過したか否かを判定する。
タイムアウトではないと判定された場合(ステップS306;No)、制御部31は、ステップS305以降の処理を繰り返す。
一方、タイムアウトであると判定された場合(ステップS306;Yes)、制御部31は、エラー処理を実行する(ステップS307)。このエラー処理では、復帰処理が実行されたり、エラー内容がユーザに対して表示されたりする。その後、制御部31は、ステップS301以降の処理を繰り返す。
ステップS305において、応答フレームを受信したと判定された場合(ステップS305;Yes)、制御部31は、応答フレームの内容を解析する(ステップS308)。
次に、制御部31は、応答フレームの内容にエラーが含まれるか否かを判定する(ステップS309)。エラーが含まれると判定された場合(ステップS309;Yes)、制御部31は、ステップS307のエラー処理を実行する。
一方、エラーが含まれないと判定された場合(ステップS309;No)、制御部31は、応答フレームに含まれる計測結果に基づいて、表示データを生成する(ステップS310)。この表示データは、計測結果を表示器36の画面に表示するためのデータである。
次に、制御部31は、表示データを表示器コントローラ35へ出力することで、計測結果を表示器36に表示させる(ステップS311)。
次に、制御部31は、すべてのポートへの切り替えが完了したか否かを判定する(ステップS312)。具体的には、制御部31は、ポート421〜423への切替が一巡したか否かを判定する。例えば、制御部31は、最後に実行されたステップS302にて、ポート423への切り替えが要求されていたときに、すべてのポートへの切り替えが完了したと判定する。
切り替えが完了していないと判定された場合(ステップS312;No)、制御部31は、ステップS302以降の処理を繰り返す。一方、切り替えが完了したと判定された場合(ステップS312;Yes)、制御部31は、タイマ33によって測定されている時間をリセットする(ステップS313)。
その後、制御部31は、ステップS301以降の処理を繰り返す。これにより、1分毎に計測ユニット21〜23から出力された計測結果が、ユーザに対して表示される。
続いて、変換器50によって実行される処理について、図12を用いて説明する。
図12に示されるように、変換器50の制御部51は、まず、ホスト30から伝送路C35を介して要求フレームを受信したか否かを判定する(ステップS501)。要求フレームを受信していないと判定された場合(ステップS501;No)、制御部51は、ステップS501の判定を繰り返す。
一方、要求フレームを受信したと判定された場合(ステップS501;Yes)、制御部51は、要求フレームを解析する(ステップS502)。
次に、制御部51は、要求フレームの内容にエラーが含まれるか否かを判定する(ステップS503)。エラーが含まれると判定された場合(ステップS503;Yes)、制御部51は、エラー処理を実行する(ステップS504)。その後、制御部51は、ステップS501以降の処理を繰り返す。
一方、エラーが含まれないと判定された場合(ステップS503;No)、制御部51は、要求フレームのプロトコルを変換する(ステップS505)。具体的には、制御部51は、第2プロトコルに従う要求フレームから、送信先アドレス及び送信元アドレスを削除することにより、第1プロトコルに従う要求フレームを生成する。
次に、制御部51は、伝送路C45を介して切替器40へ要求フレームを転送する(ステップS506)。
次に、制御部51は、伝送路C45を介して切替器40から応答フレームを受信したか否かを判定する(ステップS507)。
応答フレームを受信していないと判定された場合(ステップS507;No)、制御部51は、タイムアウトか否かを判定する(ステップS508)。具体的には、制御部51は、ステップS506における要求フレームの送信以降に、応答フレームを受信することなく所定の時間が経過したか否かを判定する。
タイムアウトではないと判定された場合(ステップS508;No)、制御部51は、ステップS507以降の処理を繰り返す。一方、タイムアウトであると判定された場合(ステップS508;Yes)、制御部51は、ステップS504のエラー処理を実行する。
ステップS507にて応答フレームを受信したと判定された場合(ステップS507;Yes)、制御部51は、応答フレームの内容を解析する(ステップS509)。
次に、制御部51は、応答フレームの内容にエラーが含まれるか否かを判定する(ステップS510)。エラーが含まれると判定された場合(ステップS510;Yes)、制御部51は、ステップS504のエラー処理を実行する。
一方、エラーが含まれないと判定された場合(ステップS510;No)、制御部51は、応答フレームのプロトコルを変換する(ステップS511)。具体的には、制御部51は、第1プロトコルに従う応答フレームに、送信先アドレス及び送信元アドレスを追加することにより、第2プロトコルに従う応答フレームを生成する。なお、追加される送信先アドレスは、ホスト30を示すアドレスであって、送信元アドレスは、変換器50を示すアドレスである。
次に、制御部51は、伝送路C35を介してホスト30へ応答フレームを転送する(ステップS512)。その後、制御部51は、ステップS501以降の処理を繰り返す。
続いて、切替器40によって実行される処理について、図13を用いて説明する。
図13に示されるように、切替器40の制御部41は、まず、ポートの切り替えをホスト30から要求されたか否かを判定する(ステップS401)。具体的には、制御部41は、ユニット番号を含むフレームを、伝送路C34を介して受信したか否かを判定する。ポートの切り替えを要求されていないと判定された場合(ステップS401;No)、制御部41は、ステップS401の判定を繰り返す。
一方、ポートの切り替えを要求されたと判定された場合(ステップS401;Yes)、制御部41は、伝送路C34を介して受信したフレームを解析する(ステップS402)。
次に、制御部41は、フレームにエラーが含まれるか否かを判定する(ステップS403)。エラーが含まれると判定された場合(ステップS403;Yes)、制御部41は、エラー処理を実行する(ステップS404)。その後、制御部41は、ステップS401以降の処理を繰り返す。
一方、エラーが含まれないと判定された場合(ステップS403;No)、制御部41は、ポートを切り替える(ステップS405)。具体的には、制御部41は、テーブル63を参照して、フレームに含まれるユニット番号に対応するポートを、オンに設定する。
次に、制御部41は、伝送路C45を介して要求フレームを受信したか否かを判定する(ステップS406)。要求フレームを受信していないと判定された場合(ステップS406;No)、制御部41は、ステップS406の判定を繰り返す。
一方、要求フレームを受信したと判定された場合(ステップS406;Yes)、制御部41は、オンとなっているポートを介して要求フレームを転送する(ステップS407)。
次に、制御部41は、オンとなっているポートを介して応答フレームを受信したか否かを判定する(ステップS408)。
応答フレームを受信していないと判定された場合(ステップS408;No)、制御部41は、タイムアウトか否かを判定する(ステップS409)。具体的には、制御部41は、ステップS407における要求フレームの転送以降に、応答フレームを受信することなく所定の時間が経過したか否かを判定する。
タイムアウトではないと判定された場合(ステップS409;No)、制御部41は、ステップS408以降の処理を繰り返す。一方、タイムアウトであると判定された場合(ステップS409;Yes)、制御部51は、ステップS404のエラー処理を実行する。
ステップS408にて応答フレームを受信したと判定された場合(ステップS408;Yes)、制御部41は、伝送路C45を介して応答フレームを転送する(ステップS410)。その後、制御部41は、ステップS401以降の処理を繰り返す。
続いて、計測ユニット21によって実行される処理について、図14を用いて説明する。なお、計測ユニット22、23は、計測ユニット21と同様の処理を実行する。
図14に示されるように計測ユニット21の制御部211は、まず、切替器40から要求フレームを受信したか否かを判定する(ステップS201)。要求フレームを受信していないと判定された場合(ステップS201;No)、制御部211は、ステップS201の判定を繰り返す。
一方、要求フレームを受信したと判定された場合(ステップS201;Yes)、制御部211は、要求フレームの内容を解析する(ステップS202)。
次に、制御部211は、要求フレームの内容にエラーが含まれるか否かを判定する(ステップS203)。エラーが含まれると判定された場合(ステップS203;Yes)、制御部211は、エラー処理を実行する(ステップS204)。その後、制御部211は、ステップS201以降の処理を繰り返す。
一方、エラーが含まれないと判定された場合(ステップS203;No)、制御部211は、要求フレームにより要求された処理を実行する(ステップS205)。この処理は、例えば、電力の計測、又は記憶部212に記憶されている計測結果の読み込み等である。
次に、制御部211は、応答フレームを生成する(ステップS206)。その後、制御部211は、生成した応答フレームを切替器40へ送信する(ステップS207)。そして、制御部211は、ステップS201以降の処理を繰り返す。
図15には、ホスト30が計測ユニット21、22による計測の結果を取得する場合における計測ユニット21、22、切替器40、変換器50及びホスト30の通信シーケンスが示されている。
図15に示されるように、ホスト30は、切替器40に対して、「21」というユニット番号を指定して、ポートの切り替えを要求する(ステップS302)。切替器40は、このユニット番号に対応するポート421をオンにすることで、計測ユニット21と変換器50とを接続する。
次に、ホスト30は、第2プロトコルの要求フレームを変換器50へ送信する(ステップS304)。この要求フレームには、「21」というユニット番号が送信先アドレスとして含まれている。
次に、変換器50は、第2プロトコルの要求フレームを、第1プロトコルの要求フレームに変換して、切替器40へ転送する(ステップS506)。切替器40は、ポート421に接続される計測ユニット21へ、要求フレームを転送する(ステップS407)。
次に、計測ユニット21は、電力の計測等を実行して、第1プロトコルの応答フレームを切替器40へ送信する(ステップS207)。切替器40は、応答フレームを変換器50へ転送する(ステップS410)。
次に、変換器50は、第1プロトコルの応答フレームを、第2プロトコルの応答フレームに変換して、ホスト30へ転送する(ステップS512)。そして、ホスト30は、応答フレームにより搬送された計測結果を、ユーザに対して表示する。
次に、ホスト30は、切替器40に対して、「22」というユニット番号を指定して、ポートの切り替えを要求する(ステップS302)。切替器40は、このユニット番号に対応するポート422をオンにすることで、計測ユニット22と変換器50とを接続する。
次に、ホスト30は、「22」というユニット番号を送信先アドレスとして含む要求フレームを、変換器50へ送信する(ステップS304)。変換器50は、第2プロトコルの要求フレームを、第1プロトコルの要求フレームに変換して、切替器40へ転送する(ステップS506)。切替器40は、計測ユニット22へ要求フレームを転送する(ステップS407)。
次に、計測ユニット22は、電力の計測等を実行して、応答フレームを切替器40へ送信する(ステップS207)。切替器40は、応答フレームを変換器50へ転送する(ステップS410)。変換器50は、第1プロトコルの応答フレームを、第2プロトコルの応答フレームに変換して、ホスト30へ転送する(ステップS512)。そして、ホスト30は、応答フレームにより搬送された計測結果を、ユーザに対して表示する。
以上説明したように、本実施形態に係る信号変換システム10では、第1プロトコルに従って通信する複数の計測ユニット21〜23と、第2プロトコルに従って通信するホスト30とが互いに通信する。この通信において伝送される信号の伝送路は、切替器40によって切り替えられる。これにより、計測ユニット21〜23の各々について変換器50を設置する必要がないため、通信の開始までにかかる準備期間を短くすることができる。
また、切替器40は、テーブル63を自動的に生成して、ホスト30へ通知した。そして、ホスト30は、テーブル63に含まれるユニット番号を用いて、切替器40にポートの切り替えを要求した。これにより、信号変換システム10を容易に設置することができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について、上述の第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、上記実施形態と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。
本実施形態に係る信号変換システム10は、第1の実施形態に係るものと同様の構成を有している。ただし、ホスト30が伝送路C34、C35を介して同様の要求フレームを送信する点で、第1の実施形態とは異なる。また、切替器40からホスト30へ、応答フレームを送信した計測ユニットのユニット番号が通知される点で、第1の実施形態とは異なる。
図16には、本実施形態に係るホスト30によって実行される処理が示されている。図16に示されるように、ホスト30の制御部31は、ステップS301の判定が肯定された場合に(ステップS301;Yes)、ポートの切り替えの要求を含む要求フレームを生成する(ステップS321)。この要求フレームには、オンにするポートを指定するためのユニット番号と、計測結果を要求するためのデータとが含まれる。
次に、制御部31は、切替器40及び変換器50の双方へ要求フレームを同時に送信する(ステップS322)。具体的には、制御部31は、伝送路C34を介して切替器40へ要求フレームを送信するとともに、伝送路C35を介して変換器50へ要求フレームを送信する。
なお、切替器40は、ステップS322にて送信された要求フレームを受信すると、ポートの切り替えの要求に関しない部分を無視して、ポートを切り替える。また、変換器50は、ステップS322にて送信された要求フレームを受信すると、ポートの切り替えの要求に関する部分を破棄して、プロトコルの変換及び転送を実行する。
次に、制御部31は、ユニット番号の通知フレームを受信したか否かを判定する(ステップS323)。この通知フレームは、オンとなっているポートに接続されている計測ユニットのユニット番号を通知するためのフレームである。このため、通知フレームによって、要求フレームを受信したり応答フレームを送信したりする計測ユニットのユニット番号が通知される。
通知フレームを受信していないと判定された場合(ステップS323;No)、制御部31は、タイムアウトか否かを判定する(ステップS324)。具体的には、制御部31は、ステップS322における要求フレームの送信以降に、通知フレームを受信することなく所定の時間が経過したか否かを判定する。
タイムアウトではないと判定された場合(ステップS324;No)、制御部31は、ステップS323以降の処理を繰り返す。一方、タイムアウトであると判定された場合(ステップS324;Yes)、制御部31は、ステップS307のエラー処理を実行する。
ステップS323にて通知フレームを受信したと判定された場合(ステップS323;Yes)、制御部31は、通知フレームを解析する(ステップS325)。これにより、制御部31は、応答フレームを受信する前に、応答フレームを送信した計測ユニットを識別することができる。
その後、制御部31は、ステップS305以降の処理を実行する。
続いて、本実施形態に係る切替器40によって実行される処理について、図17を用いて説明する。
図17に示されるように、切替器40の制御部41は、ステップS408の判定が肯定された場合(ステップS408;Yes)、ユニット番号の通知フレームを送信する(ステップS421)。具体的には、制御部41は、テーブル63を参照して、オンとなっているポートに対応するユニット番号を含む通知フレームを生成する。そして、制御部41は、生成した通知フレームを、伝送路C34を介してホスト30へ送信する。その後、制御部41は、ステップS410以降の処理を実行する。
図18には、本実施形態に係るホスト30が計測結果を取得する場合における計測ユニット21、22、切替器40、変換器50及びホスト30の通信シーケンスが示されている。
図18に示されるように、ホスト30は、要求フレームを切替器40及び変換器50の双方へ送信する(ステップS322)。この要求フレームには、ポートを切り替えるための「21」というユニット番号と、要求フレームの送信先を示すための「21」というユニット番号とが含まれている。
この要求フレームを受信した切替器40は、テーブル63を参照して、「21」というユニット番号に対応するポート421をオンにする。これにより、計測ユニット21と変換器50とが接続される。
次に、変換器50は、ポートを切り替えるための情報を無視して、第2プロトコルの要求フレームを、第1プロトコルの要求フレームに変換する。そして、変換器50は、要求フレームを切替器40へ転送する(ステップS506)。切替器40は、計測ユニット21へ要求フレームを転送する(ステップS407)。
次に、計測ユニット21は、電力の計測等を実行して、第1プロトコルの応答フレームを切替器40へ送信する(ステップS207)。切替器40は、「21」というユニット番号を含む通知フレームをホスト30へ送信する(ステップS421)。また、切替器40は、応答フレームを変換器50へ転送する(ステップS410)。
次に、変換器50は、第1プロトコルの応答フレームを、第2プロトコルの応答フレームに変換して、ホスト30へ送信する(ステップS512)。そして、ホスト30は、計測結果を表示する。
次に、ホスト30は、要求フレームを切替器40及び変換器50の双方へ送信する(ステップS322)。この要求フレームには、ポートを切り替えるための「22」というユニット番号と、データの送信先を示すための「22」というユニット番号とが含まれている。この要求フレームを受信した切替器40は、ポート422をオンにすることで、計測ユニット22と変換器50とを接続する。
次に、変換器50は、ポートを切り替えるための情報を無視して、第2プロトコルの要求フレームを、第1プロトコルの要求フレームに変換する。そして、変換器50は、要求フレームを切替器40へ転送する(ステップS506)。切替器40は、計測ユニット22へ要求フレームを転送する(ステップS407)。
次に、計測ユニット22は、電力の計測等を実行して、第1プロトコルの応答フレームを切替器40へ送信する(ステップS207)。切替器40は、「22」というユニット番号を含む通知フレームをホスト30へ送信する(ステップS421)。また、切替器40は、応答フレームを変換器50へ転送する(ステップS410)。
次に、変換器50は、第1プロトコルの応答フレームを、第2プロトコルの応答フレームに変換して、ホスト30へ送信する(ステップS512)。そして、ホスト30は、計測結果を表示する。
以上説明したように、本実施形態に係るホスト30は、要求フレームを切替器40及び変換器50へ送信した。これにより、第1の実施形態に係る処理よりも少ない手順で、計測ユニット21〜23とホスト30とを接続する伝送路を切り替えることができる。
また、切替器40は、ユニット番号を含む通知フレームをホスト30へ送信した。これにより、ホスト30は、応答フレームの送信元である計測ユニットを容易に特定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記の各実施形態に係る計測ユニットは3個であったが、2個以下であってもよいし、図19に示されるように4個以上であってもよい。
また、上記の各実施形態に係る切替器40及び変換器50は、別個の装置であったが、これには限定されない。例えば、図19に示されるように、切替器40及び変換器50の双方の機能を有する切替・変換器70を用いて信号変換システム11を構成してもよい。
また、上記の各実施形態に係るホスト30は、ポートの切り替えを指示するとともに、計測ユニット21〜23と通信したが、これには限定されない。例えば、図19に示されるように、ポートの切り替えを指示する指示機器80と、計測ユニット21〜24と通信するホスト30を用いて、信号変換システム11を構成してもよい。
なお、指示機器80は、サーバ90に記憶された情報を参照して、切替・変換器70にポートの切り替えを指示する通信機器である。また、ホスト30は、サーバ90に記憶された情報を参照して、計測ユニット21〜24と通信する。
さらに、図19中の切替・変換器70は、指示機器80を含んで構成されてもよい。
また、上記の各実施形態に係る伝送路C34、C35は無線通信に用いられる伝送路であったが、有線通信に用いられるケーブル等の伝送路であってもよい。
また、上記の各実施形態に係る計測ユニット21〜23に代えて、他の通信機器を用いて信号変換システム10を構成してもよい。例えば、温度センサ等を搭載するセンサユニットを用いてもよい。その他にも、第1プロトコルに従って通信する任意の通信機器を用いることができる。
また、上記の各実施形態に係るホスト30は、タイマ33を用いて一定時間毎に要求フレームを送信したが、これには限定されない。例えば、ホスト30は、ユーザが所定の操作をしたときに限って、要求フレームを送信してもよい。
また、上記の各実施形態において、計測ユニット21〜23及びホスト30は、1個の変換器50を介して通信したが、2個以上の変換器を介して通信してもよい。
また、上記の第2の実施形態においてステップS421(図17参照)は、ステップS408の判定が肯定された場合に実行されたが、ステップS406の判定が肯定された場合に実行されてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明の信号変換システム及び信号変換方法は、信号のプロトコルを変換するための通信技術に適している。
10、11 信号変換システム、 21、22、23、24 計測ユニット、 214 電圧/電流計測回路、 215 A/D変換部、 30 ホスト、 31、41、51、211 制御部、 32、45、52、212 記憶部、 33、46、53、213 タイマ、 34、42、43、44、54、55、216 通信部、 34a、44a、55a アンテナ、 35 表示器コントローラ、 36 表示器、 39、49、59、219 内部バス、 40 切替器、 421、422、423 ポート、 424 切替スイッチ、 425 マルチコントローラ、 426 制御線、 50 変換器、 61、62 フレーム、 611、623 データ長、 612、624 データ、 613、625 チェック、 621 送信先アドレス、 622 送信元アドレス、 63 テーブル、 切替・変換器 70、 指示機器 80、 サーバ 90、 C214、C224、C234、C34、C35、C45 伝送路
上記目的を達成するため、本発明の信号変換システムは、
あらかじめ特定された相手と通信するための第1プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って伝送される信号に変換し、前記第2プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルに従って伝送される信号に変換する変換手段と、
前記第1プロトコルに従って信号を送信し又は受信することにより前記変換手段を介して第1通信端末と通信する複数の第2通信端末から、一の前記第2通信端末を指定する指定手段と、
複数の前記第2通信端末のいずれかと前記変換手段との間で信号が伝送される伝送路を、前記指定手段によって指定された前記第2通信端末と前記変換手段とを接続する伝送路に切り替える切替手段と、
を備え
前記切替手段は、前記第1プロトコルに従って信号を送信した前記第2通信端末を識別するための情報を含む信号を、前記指定手段へ前記第2プロトコルに従って送信する

Claims (7)

  1. あらかじめ特定された相手と通信するための第1プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って伝送される信号に変換し、前記第2プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルに従って伝送される信号に変換する変換手段と、
    前記第1プロトコルに従って信号を送信し又は受信することにより前記変換手段を介して第1通信端末と通信する複数の第2通信端末から、一の前記第2通信端末を指定する指定手段と、
    複数の前記第2通信端末のいずれかと前記変換手段との間で信号が伝送される伝送路を、前記指定手段によって指定された前記第2通信端末と前記変換手段とを接続する伝送路に切り替える切替手段と、
    を備える信号変換システム。
  2. 前記第1通信端末は、前記指定手段を有する、
    請求項1に記載の信号変換システム。
  3. 前記切替手段は、
    複数の前記第2通信端末の各々と接続するためのポートを有し、前記第1通信端末との通信により指定された前記第2通信端末と接続するためのポートと、前記変換手段とを接続することにより、伝送路を切り替える、
    請求項2に記載の信号変換システム。
  4. 前記第1通信端末は、
    前記第2通信端末を指定するための指定情報と、該指定情報により指定される前記第2通信端末と通信するための通信情報と、を含む信号を、前記切替手段及び前記変換手段へ前記第2プロトコルに従って送信し、
    前記変換手段は、
    前記第1通信端末によって送信された信号から前記指定情報を除いて、前記第1プロトコルに従って伝送される信号を生成する、
    請求項3に記載の信号変換システム。
  5. 前記切替手段は、
    前記第1プロトコルに従って信号を送信した前記第2通信端末を識別するための情報を含む信号を、前記第1通信端末へ前記第2プロトコルに従って送信する、
    請求項3又は4に記載の信号変換システム。
  6. 前記切替手段は、
    ポートを識別するためのポート番号と、ポートに接続される前記第2通信端末を識別するための端末番号とが対応づけられたテーブルを生成し、
    前記第1通信端末は、
    前記端末番号を用いて一の前記第2通信端末を指定する、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の信号変換システム。
  7. あらかじめ特定された相手と通信するための第1プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って伝送される信号に変換し、前記第2プロトコルに従って伝送される信号を、前記第1プロトコルに従って伝送される信号に変換する変換手段を用いて、信号を変換する変換ステップと、
    前記第1プロトコルに従って信号を送信し又は受信することにより前記変換手段を介して第1通信端末と通信する複数の第2通信端末から、一の前記第2通信端末を指定する指定ステップと、
    複数の前記第2通信端末のいずれかと前記変換手段との間で信号が伝送される伝送路を、前記指定ステップにおいて指定された前記第2通信端末と前記変換手段とを接続する伝送路に切り替える切替ステップと、
    を含む信号変換方法。
JP2014556310A 2013-01-11 2013-01-11 信号変換システム及び信号変換方法 Expired - Fee Related JP5933761B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/050455 WO2014109056A1 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 信号変換システム及び信号変換方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5933761B2 JP5933761B2 (ja) 2016-06-15
JPWO2014109056A1 true JPWO2014109056A1 (ja) 2017-01-19

Family

ID=51166724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014556310A Expired - Fee Related JP5933761B2 (ja) 2013-01-11 2013-01-11 信号変換システム及び信号変換方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10057384B2 (ja)
JP (1) JP5933761B2 (ja)
WO (1) WO2014109056A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109479050A (zh) * 2016-03-29 2019-03-15 分辨率产品公司 通用协议转换器
CN112202797B (zh) * 2020-10-09 2022-07-26 卡斯柯信号有限公司 一种用于轨道系统的协议转换装置及方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123745A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH09200203A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Toyo Commun Equip Co Ltd インターフェース変換装置
JPH09321819A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Tsutomu Ishida 回線切替器
JP3648996B2 (ja) * 1998-08-31 2005-05-18 オムロン株式会社 Faシステム
JP3456692B2 (ja) * 1998-10-30 2003-10-14 株式会社デジタル データ処理装置
KR100550524B1 (ko) * 2002-12-06 2006-02-10 엘지전자 주식회사 홈 네트워크 시스템 및 그 동작방법
US7096310B2 (en) * 2004-03-16 2006-08-22 Hewlett-Packard Development, L.P. Switch configurable for a plurality of communication protocols
JP4422165B2 (ja) * 2007-03-29 2010-02-24 Necアクセステクニカ株式会社 画像通信システム及び画像通信方法
JP4969507B2 (ja) 2008-04-25 2012-07-04 株式会社日立製作所 パケット転送装置
JP5507295B2 (ja) * 2009-06-05 2014-05-28 株式会社ミツトヨ 信号処理装置、および信号変換伝送システム
US8667100B2 (en) * 2010-07-07 2014-03-04 Comcast Interactive Media, Llc Device communication, monitoring and control architecture and method
US8908531B2 (en) * 2011-08-25 2014-12-09 At&T Mobility Ii Llc Communication gateway for facilitating communications with a supervisory control and data aquisition system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5933761B2 (ja) 2016-06-15
US10057384B2 (en) 2018-08-21
WO2014109056A1 (ja) 2014-07-17
US20150358432A1 (en) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110838991A (zh) 网关连接方法、装置、存储介质、电子设备及网关设备
JP6481514B2 (ja) 通信装置および通信システム
JP2014225857A5 (ja)
JP6447297B2 (ja) 通信方法、情報処理装置、及びプログラム
JP5933761B2 (ja) 信号変換システム及び信号変換方法
JP2009081582A (ja) 遠隔制御システム
RU2601443C1 (ru) Беспроводной сетевой адаптер и способ его самоконфигурирования
JP2015026917A (ja) 通信装置
JP6133934B2 (ja) リモコン
KR20140145306A (ko) 조명 시스템
JP6425372B2 (ja) 通信装置及び通信方法
CN113557692A (zh) 网络管理装置、管理方法、管理程序以及记录介质
JP2016220119A (ja) 遠隔操作システムの中継装置及び制御方法
JP5385821B2 (ja) 無線システム及びそれに用いるプログラム
JP6851008B2 (ja) 機器管理装置
EP3185614B1 (en) Communication method, communication program and communication system
JP2015035661A (ja) 通信装置、機器操作システム、通信方法及びプログラム
JP6241532B2 (ja) 通信システム、通信機器、制御方法、通信方法、及び、コンピュータプログラム
JP6721958B2 (ja) 集中監視システム
JP2007336103A (ja) アダプタ
JP6036593B2 (ja) 通信システム、通信機器、制御方法、通信方法、及び、コンピュータプログラム
JP6447230B2 (ja) データ収集方法、データ収集システムおよび通信装置
JP2015207939A (ja) 制御装置及び通信システム
JP6201849B2 (ja) 通信装置及び当該通信装置の動作方法
JP2012221158A (ja) フィールド機器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5933761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees