JPWO2014045607A1 - 混気ジェットブラスト方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、除錆及び目粗し作業と、汚れ落とし等のクリーニング作業を一元化でき、戻り錆の発生を抑えることができる混気ジェットブラスト方法とその装置を提供する。その手段として、混気ジェットノズル(7−2)に圧縮気体を給送する気体供給路(3)と、高圧ポンプ(5)を介して高圧水を混気ジェットノズル(7−2)に給送する液体供給路(6−2)とを有し、圧縮気体と高圧水とを混気ジェットノズル(7−2)で混合してノズル先端(7−2a)から被処理物に向けて噴射する際、重曹を添加混合した研掃材を圧縮気体に混入して噴射ノズル部に圧送するか、叉は、重曹を混合した希釈水を高圧水として噴射ノズル部に給送し、圧縮気体と高圧水との混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射する。

Description

本発明は、主として鋼材を使用した船舶、橋脚、護岸用の矢板等の各種構造物の表面の防錆、目粗し等の下地処理、あるいは塗膜剥離、汚れ落とし、洗浄等を行うブラスト処理において、圧縮気体と高圧水とを研掃材を含めて混合状態で噴射する混気ジェットブラスト方法とその装置に関するものである。
従来より、船舶、橋脚、護岸用の矢板等の各種構造物の表面の塗膜や錆を落とす処理、塗装のための下地処理等においては、サンドブラスト法が利用されていた。
しかしながら、サンドブラスト法は、圧縮空気で細粒状の研掃材(例えば、スチールグリッド等)を噴射して被処理物の表面の除錆や防錆、表面に粗度をつける目粗し等を行うものである。しかし、この場合、圧縮空気と共に噴射される研掃材が、被処理物の表面に衝突して飛散し粉塵が発生するため、処理作業後の掃除に手間がかかることになる上、処理中の粉塵により作業環境や周辺環境が悪化し、人体に悪影響を及ぼし健康を害するといった問題があり、さらに使用済の研掃材が廃砂となり産業廃棄物が発生することになる。
また、サンドブラスト法に代わるものとして、例えば高圧水のみ、あるいは高圧水と研掃材を併用するウォーターブラスト法が開発され、さらに、例えば100MPa〜300MPaの超高圧水のみを使用する超高圧水ブラスト法が開発された。
しかし、前記の超高圧水ブラスト法は、被処理物表面の汚れ落としや洗浄には最適ではあるが、塗装のための下地処理として求められる新たな目粗しができない上、処理後に比較的短時間で戻り錆が発生するという問題がある。研掃材を併用するウォーターブラスト法の場合も、下地処理としての目粗しの効果はそれほど高くない上、水を使用することで戻り錆が発生するという問題がある。
さらに、近年、圧縮気体(圧縮空気等)と高圧水とを、それぞれの供給路により噴射ノズル部に供給し、噴射ノズルで混合してジェット状の噴射流として被処理物の表面をブラスト処理する場合において、前記圧縮気体の供給路の一部に粉粒体の供給部を設け、粉粒体を含めて混合状態の噴射流とすることにより、洗浄等のブラスト処理を行う混気ジェットブラスト方法及びそのための装置が提案されている(特許文献1〜5)。
しかしながら、前記提案の混気ジェットブラスト方法は、いずれも主として自動車やビルの壁面、壜、食器等の被洗浄物の表面の洗浄等に利用するものであり、前記粉粒体の供給も、被洗浄物の洗浄の効果を高めることを目的とするものであって、これにより、塗装前の下地処理としての目粗しの効果は殆ど得られないものである。また、水を使用することに代わりがなく、処理後に比較的短時間で戻り錆が発生するという問題もある。
また、前記の水とともに研掃材を併せてブラストするウォーターブラスト処理において、戻り錆防止のために、鉄より卑なる金属粒子として亜鉛粒子を研掃材に使用することも提案されているが(特許文献6)、充分な目粗しの効果が得られない上に、高価な亜鉛粒子を多量に使用することになり、コスト高なものとなる。
特開2001−029847号公報 特開2002−178262号公報 特開2002−079145号公報 特開2002−011387号公報 特開2006−123141号公報 特開2001−046957号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するためになしたものであり、従来のサンドブラスト法の問題、ウォーターブラスト法や超高圧水ブラスト法の問題を解決し、除錆及び目粗し作業と、汚れ落とし等のクリーニング作業を一元化でき、しかも戻り錆の発生を抑えることができる混気ジェットブラスト方法とその装置を提供するものである。
本発明の混気ジェットブラスト方法は、圧縮気体の供給源から混気ジェットノズルに圧縮気体を給送する気体供給路と、液体供給源から高圧ポンプを介して高圧水を混気ジェットノズルに給送する液体供給路とを有し、気体供給路により給送される圧縮気体と液体供給路により給送される高圧水とを混気ジェットノズルで混合してノズル先端から被処理物に向けて噴射し、被処理物の表面をブラスト処理する方法において、前記気体供給路の一部に研掃材の供給装置を接続しておき、金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を、所定量ずつ圧縮気体に混入して圧送し、前記噴射ノズル部から前記圧縮気体と高圧水との混合噴射流と共に噴射し、この際、前記混合噴射流中に戻り錆を防止するための重曹を混合状態にして噴射することを特徴とする。
これにより、金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を含む圧縮気体と高圧水との混合噴射流により、付着物の剥離や錆落とし等の除錆作業を効果的に行えるとともに、前記研掃材の使用により目粗し作業も同時に行える。しかも、前記混合噴射流中に戻り錆を防止するための重曹を混合状態にして噴射するので、除錆や目粗しが行われた被処理物の表面をアルカリ性の重曹による皮膜で保護でき、酸化による戻り錆の発生を抑制できる。
前記混気ジェットブラスト方法において、前記研掃材の供給装置から圧縮気体に混入する研掃材に、粒度が500ミクロン以下の重曹を2〜10重量%の割合で添加混合しておき、前記混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射するのが好ましい。
すなわち、前記重曹の粒度が500ミクロンを越えると、研掃材の表面に付着し難くなる。また、粒度があまり小さくなると、取扱い難くなるので、実施上は粒度5ミクロン以上のもので500ミクロン以下、中でも100ミクロン以下の重曹を用いるのが好ましい。また、前記重曹の混合割合が2重量%未満では、粒状の研掃材の表面に対する付着量が少なく、研掃材に重曹を添加混合して噴射することによる戻り錆防止の効果が小さい。また、重曹を多くするのは防錆効果は殆ど変わらないにも拘わらずコスト高になるので、2〜10重量%とするのが好ましい。
また、本発明は、前記混気ジェットブラスト方法において、研掃材に重曹を添加混合する代わりに、前記噴射ノズル部に給送する高圧水として、予め重曹を2〜10重量%の割合で混合した希釈水を使用し、前記混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射することができる。これにより、前記混合噴射流における重曹の混合状態が均等化されることで、被処理物表面の戻り錆防止が効果的になされる。
重曹希釈水として使用する場合、水に対する重曹の混合割合が2重量%未満では、重曹を混合して噴射することによる戻り錆防止の効果が小さく、また、重曹を多くするのでは、防錆効果は殆ど変わらないにも拘わらずコスト高になる上、重曹が水に希釈し難くなるので、前記のように2〜10重量%とするのが好ましい。
また、前記混気ジェットブラスト方法において、前記研掃材の粒度が100〜2000ミクロンであるものとする。すなわち、前記研掃材の粒度が100ミクロンより小さいと、被処理物の錆落としや目粗しの効果が小さく、かつ泥状になった研掃材が付着し掃除に手間がかかる。また、前記粒度が2000ミクロンを越えると、被処理物の表面が粗くなる上、混気ジェットノズルに詰まりが生じる虞がある。したがって、研掃材の粒度は前記範囲とするのが好ましい。
本発明の混気ジェットブラスト装置は、圧縮気体の供給源から噴射ノズル部に圧縮気体を給送する気体供給路と、液体供給源からポンプ装置を介して高圧水を噴射ノズル部に給送する液体供給路と、気体供給路により給送される圧縮気体と液体供給路により給送される高圧水とを混合して噴射する噴射ノズル部とを有する混気ジェットブラスト装置であって、前記気体供給路の一部に、金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を所定量ずつ圧縮気体に混入させる研掃材の供給装置を備えてなり、前記供給装置より重曹を添加混合した研掃材を圧縮気体に混入して噴射ノズル部に圧送するように設けられるか、叉は、液体供給源側より重曹を混合した希釈水を高圧水として噴射ノズル部に給送するように設けられ、圧縮気体と高圧水との混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射できるように構成されてなることを特徴とする。
前記の混気ジェットブラスト装置において、混気ジェットノズルへ高圧水を供給する液体供給路とは別に、高圧水のみを噴射するヒューム洗浄ノズルへ高圧水を供給する液体供給路と、水洗ノズルへ高圧水を供給する液体供給路を備え、使用するノズルに応じて各液体供給路への高圧水の供給を切替可能に設けられてなるものとすることができる。
また、混気ジェットブラスト装置において、圧縮気体の供給・停止のために前記気体供給路に設けられた開閉バルブの開閉、前記研掃材の供給装置の作動、前記ポンプ装置の作動、及び液体供給路に備える開閉バルブの開閉をそれぞれ制御する制御部を備えてなるものとすることができる。
上記したように本発明の混気ジェットブラスト方法及び装置によれば、従来のサンドブラスト法の問題、ウォーターブラスト法や超高圧水ブラスト法の問題を解決でき、圧縮気体と高圧水との混合噴射流にして、かつ圧縮気体に金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を含ませて圧送することとしたことにより、鋼材製の構造物の除錆及び目粗し作業を能率よく行える。しかも、前記混合噴射流中に戻り錆を防止するための重曹を混合状態にして噴射することとしたことで、前記のブラスト処理により、水を使用しているにも拘わらず、被処理物の表面をアルカリ性の重曹の皮膜により保護でき、処理後の戻り錆の発生を抑えることができる。また、戻り錆を防止するのために重曹を混合して使用するために、処理水をそのまま排出して公害問題を生じることがない。
本発明の実施に使用する混気ジェットブラスト装置の全体構成を示す概略図である。 混気ジェットノズルからの研掃材を含む混合噴射流によるブラスト処理状態の略示説明図である。
次に本発明の実施の形態を、装置の概略構成とともに図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施に使用する混気ジェットブラスト装置Aを示している。図1において、装置本体部1と、研掃材の供給装置2と、混気ジェットノズルを含む各種のノズル、例えばヒューム洗浄ノズル7−1、混気ジェットノズル7−2、水洗ノズル7−3等のノズルを備える噴射ノズル部から構成される。図中の符号7−1a,7−2a,7−3aは各ノズルの先端を示す。
装置本体部1は、液体供給源側にフィルター15を通して供給される水道水や重曹希釈水等の液体を一旦貯留する液体タンク4を備え、該液体タンク4から、高圧ポンプ5により例えば75Mpaに昇圧した液体を、ディストリビュータ9を介して、複数の各ノズル7−1,7−2,7−3の用途に応じて直接またはレギュレータ11−2,11−3で減圧して、各ノズルに対応して配された複数の液体供給路6−1,6−2、6−3に供給し、各液体供給路6−1,6−2、6−3を介してノズル側のホースとの接続部8−1,8−2、8−3に供給するように構成されている。前記各液体供給路6−1,6−2、6−3には、使用するノズルに応じて開閉される開閉バルブ10−1、10−2、10−3を備えている。また装置本体1は、用途に応じたノズルの切り替えや研掃材の量を変化させることのできる制御部17を備えている。
圧縮空気を給送する気体供給路3に備える研掃材の供給装置2は、0.7Mpa以下、好ましくは0.3〜0.7Mpaの圧縮空気を接続しエアーフィルター16を介して開閉バルブ18を備える気体供給路3に給送し、該気体供給路3を通じて前記混気ジェットノズル7−2へ圧縮空気を給送する。この供給装置2には、比較的大容量例えば数時間の研掃材の供給が可能な容量の供給タンク12が備えられている。この供給タンク12には、制御部17からの信号により所定量の研掃材の送出が可能な送出装置13が設けられ、気体供給路3における開閉バルブ18より下流の管路部分に、重曹を添加混合した研掃材を所定量ずつ送出して圧縮空気に混合し、ノズル側のホースとの接続部19へ研掃材混合気体を供給するように設けられている。符号14は供給タンク12からの送出路に設けられた開閉バルブである。
前記研掃材としては、この種の研掃材として従来より使用されているスチールグリッド、亜鉛粒子等の各種の金属粒子、又は珪砂等の各種の無機粒子を使用でき、中でも銅を精練する時に生じる鉱滓を整粒した所謂カッパースラグを好適に使用することができる。なお、装置本体部1と研掃材の供給装置2はその容量に応じて一体の場合と別置きの場合がある。
前記供給タンク12に給送される研掃材は、高圧水に重曹希釈水を使用しない場合、予め、例えば前工程において前記カッパースラグ等の研掃材に重曹粉末が添加混合されている。もちろん供給タンク12で重曹粉末を添加混合することもできないではないが、実施上は別工程において、ミキサーを備える混合機(図示せず)等を用いて混合しておき、これを供給タンク12に供給するのが混合効率等の点から好ましい。
前記混気ジェットノズル7−2は、気体供給路3を通じて給送される研掃材を含む圧縮気体つまり研掃材混合気体と、液体供給路6−2からホースを通じて給送される高圧水とを、ノズル本体内で混合状態にしてノズル先端7−2aよりジェット状の混合噴射流として噴射するものである。その内部構造は、この種の混気ジェットノズルとしては公知の機構を利用できるため、ここでの詳しい説明は省略する。
装置本体部1は、前記液体供給路6−2の接続部8−2に、圧縮気体と高圧水とを混合して噴射する除錆、防錆及び目粗しのための混気ジェットノズル7−2を接続しておくほか、前記液体供給路6−2及び接続部8−2とは別の液体供給路6−1,6−3及びノズル側ホースとの接続部8−1,8−3を設け、これらの接続部8−1,8−3に接続されるヒューム洗浄ノズル7−1と、水洗ノズル7−3とを併せて備えておくことができ、それぞれのノズルの使用目的に応じて、前記液体供給路6−1,6−2,6−3への液体供給を切替可能に設けることができる。さらに、図示は省略するが、接続部8−2に混気ジェットノズルの代わりの塗膜剥離専用の噴射ノズルを接続可能に設けておく場合もある。
前記接続部8−1,8−2,8−3に対する各ノズル7−1,7−2,7−3のホース接続の手段としては、ワンタッチで脱着できるカップリング、その他のシール状態を保持して管路を接続できる種々の接続構造を利用できる。また複数のノズルを接続しておいて、バルブの開閉のみで切り換えるように構成することもできる。
前記装置本体部1には、圧縮気体の供給・停止のために前記気体供給路3に設けられた開閉バルブ18の開閉、送出装置13を含む前記研掃材の供給装置2の作動、装置本体部1における前記ポンプ装置5の作動、及び液体供給路6−1,6−2,6−3に備える開閉バルブ10−1,10−2,10−3の開閉をそれぞれ制御する制御部17を備えており、この制御部17からの信号により、構成各部の開閉及び作動を制御できるように構成されている。圧縮気体の圧力や高圧水の圧力も前記制御部17において、適宜設定し調整することができるように構成される。
上記した混気ジェットブラスト装置Aを使用して、鋼材製の船舶等の構造材に対して、防錆、目粗し及び洗浄等のブラスト処理を行う場合について説明する。
通常、装置本体部1に備える元電源(図示省略)をONにして、液体供給路6のポンプ装置5を作動させ、液体供給路6−1,6−2,6−3を通して8〜75MPaの高圧水を前記各ノズル7−1,7−2,7−3のいずれか一つ、例えば混気ジェットノズル7−2に給送し、また、気体供給路3を通して例えば0.6〜0.7MPaの圧縮気体を混気ジェットノズル7−2の部分に給送する。
ここで、前記気体供給路3により給送される圧縮気体には、その給送途中において、前記気体供給路3の一部に接続された研掃材の供給装置2における送出装置13により制御部17により指示された所定量の研掃材を混入して圧送する。特には、高圧水に重曹希釈水を使用しない場合において、重曹粉末が添加混合された研掃材を混入して圧送する。
すなわち、前記供給装置2の供給タンク12には、主として別工程において、粒度が100〜2000ミクロンの金属粒子又は金属以外の無機粒子、例えばカッパースラグからなる研掃材に対し、粒度が500ミクロン以下、好ましくは100ミクロン以下の重曹粉末が2〜10重量%の割合で添加混合されてなる研掃材が一時貯留されており、この研掃材、つまり表面に重曹が塗膜状に付着した状態の研掃材を、送出装置13により気体供給路3内に送り入れ、気体供給路3内を流れる圧縮気体に混入させて、研掃材混合気体として混気ジェットノズル7−2に圧送する。同時に、液体供給路6のポンプ装置5の作動により、液体タンク4から高圧水、例えば10〜100MPaの高圧水を混気ジェットノズル7−2に給送する。
混気ジェットノズル7−2では、前記研掃材を含む圧縮気体と高圧水とを混合させて、図2のように、ノズル先端7−2aより、ジェット状の混合噴射流22として被処理物Bの表面に向けて噴射して付着物の剥離や錆落とし等のブラスト処理を行う。このブラスト処理において、圧縮気体と高圧水との混合噴射流22に細粒状の研掃材Kを含み、該研掃材Kが被処理物の表面に混合噴射流22とともに衝突することにより、被処理物表面の付着物の剥離や錆落とし等の除錆及び防錆作業を効果的に行えるとともに、研掃材Kの使用により被処理物表面に微小凹凸を形成し粗度をつける目粗し作業も同時に行える。また、高圧水を使用しているために、従来のサンドブラスト処理のような粉塵の発生や作業環境の悪化を抑制できる。
しかも、混合噴射流22とともに噴射される細粒状の研掃材Kの表面に重曹粉末が塗膜状に付着し、あるいは研掃材混合気体に重曹粉末が混合しているため、該研掃材Kによる被処理物Bの表面に重曹の皮膜が形成されることで、該被処理物表面がアルカリ性の皮膜により覆われて保護され、戻り錆の発生を抑制できることになる。すなわち、高圧水を利用しているにも拘わらず、戻り錆の発生を抑えることができる。所定の時間経過後においても被処理物表面の戻り錆の発生を抑えることができる。被処理物表面の塗装は、所定時間放置して表面が完全に乾燥した後で行うのが望ましい。
また、前記ブラスト処理において、被処理物表面の汚れ落としや洗浄等のクリーニング作業を行う場合は、気体供給路3の開閉バルブ10−2を閉じ、研掃材の供給装置2の作動を停止し、ポンプ装置5のみを作動させることとして、液体供給路6−1,6−3の開閉バルブ10−1,10−3のいずれかを開き、ヒューム洗浄ノズル7−1又は水洗ノズル7−3のいずれかに高圧水を給送して、ノズル先端7−1a又は7−3aより被処理物の表面に噴射させることにより、汚れ落としや洗浄等のクリーニング作業を行うことができる。
特に、混気ジェットノズル7−2が接続される液体供給路6−2及び接続部8−2とは別に、ヒューム洗浄ノズル7−1a又は水洗ノズル7−3aが接続される前記液体供給路6−1,6−3及び接続部8−1,8−3を設けて、使用するノズルを切替可能に設けておくことにより、除錆や防錆及び目粗し作業と、汚れ落とし等のクリーニング作業を1台の装置を用いて一元化して行え、各作業を能率よく行うことができる。
なお、本発明は、上記した実施例のように、気体供給路3に備える研掃材の供給装置2より、重曹を添加混合した研掃材を気体供給路3に給送し、該気体供給路3を通じて重曹を含む研掃材混合気体として噴射ノズル部の前記混気ジェットノズル7−2へ給送し、混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射するほか、前記噴射ノズル部に給送する高圧水として、予め、液体タンク4等の液体供給源側において重曹を混合した希釈水、好ましくは2〜10重量%の割合で混合した希釈水を使用し、前記混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射することができる。
この場合、高圧水の液体供給源側にある液体タンク4その他の給水路の一部において所定量の重曹を混合して重曹の希釈水として使用する。そのため、研掃材の供給装置2では、重曹を添加混合することなく研掃材をそのまま使用できる。
この実施例の場合も、上記の実施例と同様に、被処理物表面の付着物の剥離や錆落とし等の除錆及び防錆作業を効果的に行えるとともに、目粗し作業も同時に行え、また作業環境の悪化を抑制できる。しかも、被処理物表面がアルカリ性の重曹の皮膜により覆われて保護され、戻り錆の発生を抑制できる。特に、前記混合噴射流中の重曹の混合状態を均等化できることで、ブラスト処理された表面に形成される重曹の皮膜も均等化できることになり、ひいては戻り錆の発生を良好に抑制できることになる。
(実施例1〜4及び比較例1)
上記の効果を確認するため、高圧水、圧縮気体、研掃材を下記の条件にして実施する混気ジェットブラスト方法において、粒度500μm以下の重曹を粒度2000μm以下の研掃材に対し添加混合し、これを圧縮気体に混入して噴射ノズル部に供給し、研掃材混合気体と高圧水との混合噴射流と共に噴射し、この重曹混合状態の混合噴射流により試験片の鋼板表面をブラスト処理する方法を、下記表1のとおりの条件で、研掃材に対する重曹の混合割合を替えて実施した(実施例1〜4)。あわせて重曹を混合しない場合(比較例1)を実施した。それぞれブラスト処理後は、乾燥(2時間)、析出残渣物水洗い除去、エアーブロー乾燥を行い、それぞれ表面の戻り錆の発生状態を観察した。その結果を下記表1に示す。
高圧水 :75MPaの高圧水
圧縮気体:0.7MPaの圧縮空気
研掃材 :平均粒度1000μmのカッパースラグ
(実施例5〜8)
上記と同様の混気ジェットブラスト方法において、高圧水として重曹を混合した重曹希釈水を用いる場合について、重曹希釈率を変えて実施した。ブラスト処理後は、乾燥(4時間)、析出残渣物水洗い除去、エアーブロー乾燥を行い、それぞれ表面の戻り錆の発生状態を観察した。その結果を下記[表2]に示す。
Figure 2014045607
Figure 2014045607
上記のとおり、重曹を混合しておかない場合(比較例1)には、戻り錆の発生が見られたが、本発明のように研掃材に対し重曹を混合した場合、高圧水に重曹希釈水を用いた場合、及び戻り錆の発生は全く或いは殆どみられなかった。
A…混気ジェットブラスト装置、B…被処理物、K…研掃材、1…装置本体部、2…研掃材の供給装置、3…気体供給路、4…液体タンク、5…ポンプ装置、6−1、6−2,6−3…液体供給路、7−1…ヒューム洗浄ノズル、7−2…混気ジェットノズル,7−3…水洗ノズル、7−1a,7−2a,7−3a…ノズル先端、8−1,8−2,8−3…接続部、9…ディストリビュータ、10−1,10−2,10−3…開閉バルブ、11−2,11−3…レギュレータ、12…供給タンク、13…研掃材の送出装置、14…開閉バルブ、15…フィルター、16…エアーフィルター、17…制御部、18…開閉バルブ、19…接続部、22…混合噴射流。

Claims (8)

  1. 圧縮気体の供給源から噴射ノズル部に圧縮気体を給送する気体供給路と、液体供給源から高圧ポンプを介して高圧水を噴射ノズル部に給送する液体供給路とを有し、気体供給路により給送される圧縮気体と液体供給路により給送される高圧水とを噴射ノズル部で混合してノズル先端から被処理物に向けて噴射し、被処理物の表面をブラスト処理する方法において、
    前記気体供給路の一部に研掃材の供給装置を接続しておき、金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を、所定量ずつ圧縮気体に混入して圧送し、前記噴射ノズル部から前記圧縮気体と高圧水との混合噴射流と共に噴射し、この際、前記混合噴射流中に戻り錆を防止するための重曹を混合状態にして噴射することを特徴とする混気ジェットブラスト方法。
  2. 前記研掃材の供給装置から圧縮気体に混入する研掃材に、粒度が500ミクロン以下の重曹を2〜10重量%の割合で添加混合しておき、前記混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射することを特徴とする請求項1に記載の混気ジェットブラスト方法。
  3. 前記噴射ノズル部に給送する高圧水として、予め重曹を2〜10重量%の割合で混合した希釈水を使用し、前記混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射することを特徴とする請求項1に記載の混気ジェットブラスト方法。
  4. 前記研掃材の粒度が100〜2000ミクロンである請求項2叉は3に記載の混気ジェットブラスト方法。
  5. 圧縮気体の供給源から噴射ノズル部に圧縮気体を給送する気体供給路と、液体供給源からポンプ装置を介して高圧水を噴射ノズル部に給送する液体供給路と、気体供給路により給送される圧縮気体と液体供給路により給送される高圧水とを混合して噴射する噴射ノズル部とを有する混気ジェットブラスト装置であって、
    前記気体供給路の一部に、金属粒子又は金属以外の無機粒子からなる研掃材を所定量ずつ圧縮気体に混入させる研掃材の供給装置を備えてなり、
    前記供給装置より重曹を添加混合した研掃材を圧縮気体に混入して噴射ノズル部に圧送するように設けられるか、叉は、液体供給源側より重曹を混合した希釈水を高圧水として噴射ノズル部に給送するように設けられ、圧縮気体と高圧水との混合噴射流に重曹を混合した状態で噴射できるように構成されてなることを特徴とする混気ジェットブラスト装置。
  6. 混気ジェットノズルへ高圧水を供給する液体供給路とは別に、高圧水のみを噴射するヒューム洗浄ノズルへ高圧水を供給する液体供給路と、水洗ノズルへ高圧水を供給する液体供給路を備え、使用するノズルに応じて各液体供給路への高圧水の供給を切替可能に設けられてなる請求項5に記載の混気ジェットブラスト装置。
  7. 圧縮気体の供給・停止のために前記気体供給路に設けられた開閉バルブの開閉、前記研掃材の供給装置の作動、前記ポンプ装置の作動、及び液体供給路に備える開閉バルブの開閉をそれぞれ制御する制御部を備えてなる請求項5に記載の混気ジェットブラスト装置。
  8. 圧縮気体の供給・停止のために前記気体供給路に設けられた開閉バルブの開閉、前記研掃材の供給装置の作動、前記ポンプ装置の作動、及び液体供給路に備える開閉バルブの開閉をそれぞれ制御する制御部を備えてなる請求項6に記載の混気ジェットブラスト装置。
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