JPWO2014010625A1 - 農業用多層フィルム - Google Patents
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Abstract
Description
また、更に、フッ素系界面活性剤成分として特定の種類のものを用いることにより、環境への影響のない農業用ポリオレフィン系多層フィルムを提供できることを知見した。
(1)少なくとも外層、中間層及び内層を有し、ポリオレフィン系樹脂を含有してなる基材フィルムの少なくとも外層にフッ素系界面活性剤成分及び平均粒子径1.0μm以上の微粒子成分を含み、基材フィルムの内層側表面に、合成樹脂バインダー及び無機質コロイドゾル、又は無機質コロイドゾルを主成分とする防曇性塗膜層を設けたことを特徴とする農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(2)フッ素系界面活性剤成分が、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物を含む、(1)に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(3)前記パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物が、炭素数5〜10のパーフルオロアルキル基を有する、(2)に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(4)前記パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物が、炭素数5〜6のパーフルオロアルキル基を有する、(3)に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(5)前記微粒子成分が構成元素成分としてSi,Mg,Al,Li,Caの内から選ばれる少なくとも一つを含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(6)前記微粒子成分の平均粒子径が5.0μm〜20μmである、(1)〜(5)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(7)合成樹脂バインダーが、アクリル系樹脂及び/又はウレタン系樹脂であることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(8)無機質コロイドゾルがコロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナであることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、
(9)基材フィルムの外層及び内層に前記微粒子成分を含む、(1)〜(8)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム、及び
(10)エチレン(A)と下記式(1)で表される環状アミノビニル化合物(B)との共重合体を基材フィルムの1以上のいずれかの層に含有することを特徴とする、(1)〜(9)のいずれか1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム
を、提供するものである。
また、フッ素系界面活性剤成分として特定の種類のものを用いることにより、環境への影響のない農業用ポリオレフィン系多層フィルムを提供することができる。
また、本発明の農業用フィルムは、透明でも、梨地でも、半梨地でもよく、ハウス、トンネル、マルチング用、袋掛用等の農業用フィルム(いわゆる農PO)の用途に好適に使用することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における農業用ポリオレフィン系多層フィルム(以下「本発明の農業用フィルム」ともいう。)は、界面活性剤が基材フィルムの外層に含まれることを特徴とする。ここで、基材フィルムとは、防曇性塗膜等が形成される前のポリオレフィン系多層フィルムをいい、少なくとも2層で構成されている。本発明において基材フィルムは、好ましくは、外層、中間層、内層の三層で構成されるが、それ以上の層を含んでもよい。本発明においては、農業用多層フィルムをハウスに展張した際に、ハウス外側に面している層を外層といい、ハウス内側に面している層を内層という。
フッ素系界面活性剤成分と併用することができる他の界面活性剤としては、公知の種々の非イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤等を始めとする、多価アルコールと高級脂肪酸類とから成る多価アルコール部分エステル系のもの、シリコーン系界面活性剤が好適である。このような界面活性剤の具体例としては、例えば非イオン系界面活性剤、例えば、ソルビタンパルミチン酸エステル、ソルビタンパルミチン酸エステルのアルキレンオキシド付加物、ソルビタンステアリン酸エステル、ソルビタンステアリン酸エステルのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタンアルキレンオキシド付加物及びソルビタンモノパルミチン酸エステル(ここで、ソルビタンステアリン酸エステル、ソルビタンパルミチン酸エステルには、モノエステル、ジエステル、トリエステル、及びそれらの混合物が含まれる。)などのソルビタン系界面活性剤やグリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グリセリンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミテート、グリセリンジパルミテート、グリセリンジステアレート、ジグリセリンモノパルミテート・モノステアレート、トリグリセリンモノステアレート、トリグリセリンジステアレートあるいはこれらのアルキレンオキシド付加物等などのグリセリン系界面活性剤やポリエチレングリコールモノステアレート、ポリエチレングリコールモノパルミテート、ポリエチレングリコールアルキルフェニルエーテルなどのポリエチレングリコール系界面活性剤やその他トリメチロールプロパンモノステアレートなどのトリメチロールプロパン系界面活性剤やペンタエリスリトールモノパルミテート、ペンタエリスリトールモノステアレートなどのペンタエリスリトール系界面活性剤、アルキルフェノールのアルキレンオキシド付加物;ソルビタン/グリセリンの縮合物と脂肪酸とのエステル、ソルビタン/アルキレングリコールの縮合物と脂肪酸とのエステル;ジグリセリンジオレートナトリウムラウリルサルフェート、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ドデシルアミン塩酸塩、ラウリン酸ラウリルアミドエチルリン酸塩、トリエチルセチルアンモニウムイオダイド、オレイルアミノジエチルアミン塩酸塩、ドデシルピリジニウム塩などやそれらの異性体を含むものなどを挙げることができる。
上記の中でも、ソルビタンパルミチン酸エステル、ソルビタンパルミチン酸エステルのアルキレンオキシド付加物、ソルビタンステアリン酸エステル、ソルビタンステアリン酸エステルのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタンアルキレンオキシド付加物及びソルビタンモノパルミチン酸エステルなどのソルビタン系界面活性剤が好ましい。付加するアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシドが好ましい。
本発明においては、ソルビタン系防曇剤の中でも、ソルビタンパルミチン酸エステル0.5モルプロピレンオキシド付加物、ポリオキシプロピレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン・モノステアリン酸エステル0.5モルプロピレンオキシド付加物、ソルビタンモノパルミチン酸エステルが特に好ましい。
また、無機微粒子の基材フィルムの内層中における含有量は、当該層中のポリオレフィン系樹脂100重量%に対して、0.001〜4.0重量%、好ましくは0.01〜2.0重量%、更に好ましくは0.1〜1.0重量%である。
更に、基材フィルムの1以上のいずれかの層にエチレン・環状アミノビニル化合物共重合体含有させると、基材フィルムに防曇性塗膜などを形成した場合に塗膜密着性を向上することができることから、好ましい。
また、このエチレン・環状アミノビニル化合物共重合体は、通常用いられる一種又は二種以上のヒンダードアミン系耐候剤と組み合わせて用いることができる。更に、エチレン・環状アミノビニル化合物共重合体を含有しない層に対して、通常用いられる一種又は二種以上のヒンダードアミン系耐候剤を用いることもできる。エチレン・環状アミノビニル化合物共重合体は、もちろん全層に含有させてもよいが、例えば内層と外層(ハウス外面)に含有させ、その他の層には農業用として通常配合されるヒンダードアミン系光安定剤を含有させることもできる。また、同一の層にエチレン・環状アミノビニル化合物共重合体と農業用として通常配合されるヒンダードアミン系光安定剤を含有させることもできる。その場合は全層にエチレン・環状アミノビニル化合物共重合体を用いる場合よりコスト的に有利になる。
Mg4.5Al2(OH)13CO3・3.5H2O(2)
[Al2(Li(1−x)・M(x+y))(OH)6+y]2(An−)2(1+x)/n・mH2O(3)(式中、MはMg及び/又はZnで、Aはn価のアニオン、mは0又は正の数、x及びyは0≦x<1、0≦y≦0.5の範囲である。)
更に、通常、ハウス外側に面した層に界面活性剤成分を添加した場合に生じる口開き性の低下を起こすことなく、加工所での帯電も少ないことから非常に扱いやすく、農業用フィルムとして具備すべき性能をバランス良く有している。本発明の農業用フィルムは、透明でも、梨地でも、半梨地でもよく、ハウス、トンネル、マルチング用、袋掛用等の農業用フィルム(いわゆる農ポリ、農サクビ、農PO等)の用途に好適に使用することができる。
3層インフレーション成形装置として3層ダイに100mmφ((株)プラ工研製)を用い、押出機はチューブ外内層を30mmφ((株)プラ技研製)2台、中間層を40mmφ((株)プラ技研製)として、外内層押出し機温度180℃、中間層押し出し機温度170℃、ダイス温度180〜190℃、ブロー比2.0〜3.0、引取り速度3〜7m/分、厚さ0.15mmにて表1〜表3に示した成分からなる3層の積層フィルムを得た。なお、これらのフィルムは、ハウス展張時にチューブの端部を切り開いて使用するため、展開した際に製膜時のチューブ外層が展張時にはハウスの内層(内面)となる。
HP−LDPE:高圧ラジカル法触媒で製造した分岐状ポリエチレン(MFR:1.1g/10分、密度0.920)日本ポリケム製ノバテックLD「YF30」
メタロセンPE:メタロセン触媒で製造したエチレン・αオレフィン共重合体(MFR:2g/10分、密度0.907)日本ポリケム製カーネル「KF270」
EVA1 :エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量5重量%、MFR2g/10分)
EVA2 :エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量15重量%、MFR2g/10分)
フッ素系界面活性剤B:パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物DSN−403N(パーフルオロアルキル基の炭素数が6)(ダイキン化成品販売(株)製)
界面活性剤A:非イオン系界面活性剤 花王(株)製「エレクトロストリッパーTS−EA」
界面活性剤B:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート
界面活性剤C:ソルビタンパルミチン酸エステル0.5モルプロピレンオキシド付加物
紫外線吸収剤A:サイテック製トリアリールトリアジン系紫外線吸収剤「UV1164」
合成ハイドロタルサイトA:協和化学(株)製「DHT4A」
エチレン・環状アミノビニル共重合体:日本ポリエチレン(株)製「ノバテックLD・XJ100H」MFR=3g/10分(190℃、JIS−K6760) 密度=0.931g/cm3(JIS−K6760)環状アミノビニル化合物含量=5.1重量%(0.7モル%)孤立して存在する環状アミノビニル化合物の割合=90モル% 融点=111℃
無機微粒子B:富士化学工業(株)製「F−30」
上記微粒子成分の平均粒子径は、日機装(株)製「マイクロトラック粒度分布測定装置」を使用してレーザー回折法によるD50の値(粒度加積曲線で重量比50%の粒子の粒径(μm))を用いた。
得られたチューブ状フィルムの外層表面を、放電電圧120V、放電電流4.7A、ラインスピード10m/minでコロナ放電処理を行い、JIS−K6768による「濡れ指数」を測定、確認した。
下記に示した主成分(シリカゾル及び/又はアルミナゾル)と熱可塑性樹脂と架橋剤及び液状分散媒とを配合して防曇剤組成物を得た。
無機質コロイドゾル(コロイダルシリカ) 4.0
熱可塑性樹脂(サンモールSW−131:疎水性バインダー樹脂) 3.0
架橋剤(T.A.Z.M) 0.1
分散媒(水/エタノール=3/1) 93
(注)無機質コロイドゾルの配合量は、無機質粒子量で示し熱可塑性樹脂の配合
量は重合体固形分量で示す。
サンモールSW−131:三洋化成社製アクリルエマルジョン
T.A.Z.M:相互薬工社製アジリジン系化合物
各サンプルの水滴接触角を水滴接触角測定器(エルマ製)により測定し、その値を以下の基準で評価した結果を表に示した。
○:水滴接触角が60°より小さい。
△:水滴接触角が60°以上90より小さい。
×:水滴接触角が90°より大きい。
三重県松阪市の圃場に構築したパイプハウスにフィルムを2011年10月28日に展張した。当該ハウスに展張されてから5日後の11月2日朝、上記パイプハウス中からハウス外側面に付着した結露水の水滴付着状況を目視で観察した。
ハウス外側に付着した結露による水滴(滴状になっている部分)付着面積の割合
○:70%以下
△:70〜90%
×:90〜100%
各サンプルの帯電圧をスタティックオネストネーター(SHISHIDO.Co製)により測定し、初期帯電圧に対する5分後の帯電圧の割合(%)について以下の基準で評価した結果を表に示した。
○:初期帯電圧に対する5分後の帯電圧の割合(%)が20%より低い。
△:初期帯電圧に対する5分後の帯電圧の割合(%)が20〜80%の範囲。
×:初期帯電圧に対する5分後の帯電圧の割合(%)が80%より高い。
各サンプルの口開き性を上記インフレーション成形装置で作成したばかりのフィルムで評価した。
方法=チューブ状のフィルムの四隅をハサミで切り開き、2枚のフィルムの片方を持って持ち上げたときの状態を目視で評価
◎:持ち上げる前からフィルム同士が完全に分離している状態
○:特に力を加えなくてもフィルムの同士が自然にはがれる状態
×:フィルム同士がはがれにくく人為的に力を加えないと分離できない状態
使用するフッ素系界面活性剤成分中にPFOA(パーフルオロオクタン酸)が含有されている場合は「有」と表記し、含有されていない場合は「無」と表記した。
上記配合により、フィルム厚150μm、層比1/3/1の三層フィルム(防曇塗膜塗布タイプ)を作成し、前記方法により水滴接触角測定、展張直後の水滴付着性評価、帯電圧測定、口開き性評価を行なった。その結果を表1に示す。
上記配合により、フィルム厚150μm、層比1/3/1の三層フィルム(防曇塗膜塗布タイプ)を作成し、前記方法により水滴接触角測定、展張直後の水滴付着性評価、帯電圧測定、口開き性評価行なった。その結果を表2に示す。
上記配合により、フィルム厚150μm、層比1/3/1の三層フィルム(防曇塗膜塗布タイプ)を作成し、前記方法により水滴接触角測定、展張直後の水滴付着性評価、帯電圧測定、口開き性評価行なった。その結果を表3に示す。
上記配合により、フィルム厚150μm、層比1/3/1の三層フィルム(防曇塗膜塗布タイプ)を作成し、前記方法により水滴接触角測定、展張直後の水滴付着性評価、帯電圧測定、口開き性評価の結果、及びPFOA含有の有無を表4に示す。
また、本発明に係る微粒子成分を外層に添加しない場合は、口開き性に劣り使用上問題がある(比較例5)。更に、本発明に係る微粒子成分の粒径範囲を下回った場合には、微粒子成分を欠いた場合と同様に口開き性に劣り使用上問題がある(比較例6)。つまり本発明に係る構成要素を欠いた場合には、農業用フィルムとして具備すべき性能をバランスよく付与されているとは言えない。
Claims (10)
- 少なくとも外層、中間層及び内層を有し、ポリオレフィン系樹脂を含有してなる基材フィルムの少なくとも外層にフッ素系界面活性剤成分及び平均粒子径1.0μm以上の微粒子成分を含み、基材フィルムの内層側表面に、合成樹脂バインダー及び無機質コロイドゾル、又は無機質コロイドゾルを主成分とする防曇性塗膜層を設けたことを特徴とする農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- フッ素系界面活性剤成分が、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物を含む、請求項1に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 前記パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物が、炭素数5〜10のパーフルオロアルキル基を有する、請求項2に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 前記パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物又はパーフルオロアルキルプロピレンオキシド付加物が、炭素数5〜6のパーフルオロアルキル基を有する、請求項3に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 前記微粒子成分が構成元素成分としてSi,Mg,Al,Li,Caの内から選ばれる少なくとも一つを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 前記微粒子成分の平均粒子径が5.0μm〜20μmである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 合成樹脂バインダーが、アクリル系樹脂及び/又はウレタン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 無機質コロイドゾルがコロイダルシリカ及び/又はコロイダルアルミナであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
- 基材フィルムの外層及び内層に前記微粒子成分を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の農業用ポリオレフィン系多層フィルム。
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