JPWO2013161572A1 - 板状体収納容器 - Google Patents

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Abstract

本発明は,板状体を載置する板状体載置部材と,前記板状体載置部材を載置する台座と,前記板状体の移動を制限する移動制限部材と,前記移動制限部材を前記板状体載置部材の側板に脱着可能に連結し,かつ進退可能な連結機構と,を具備し,前記連結機構が,頭部を備え,前記移動制限部材に設けられる係合部材と,前記側板に対して,前記係合部材を進退させる進退機構と,を有し,前記側板が,連通する第1開口領域と第2開口領域とを有する開口部と,段差と,を備え,前記第1開口領域の幅よりも前記第2開口領域の幅が狭く,前記頭部が前記第1開口領域を通過可能で,前記第2開口領域を通過不能であり,前記段差が,前記頭部の,前記第2の開口領域から前記第1の開口領域への移動を制限する板状体収納容器に関する。

Description

本発明は、板状体収納容器に関する。
ガラス板等の板状体を包装して搬送するため、板状体収納容器が用いられている。切断あるいは加工されたガラス板は、ロボットや専用機などにより、1枚ずつ吸着保持されて搬送され、板状体収納容器(パレット)に載置(収納)される。その後、板状体収納容器が、フォークリフト等により搬送され、ガラス板が取り出され(採板)、次工程に投入(供給)される。
板状体収納容器上での板状体の移動の制限が必要となる場合がある。板状体収納容器に積載されたガラス板を押え部材によって押さえ、移動(ずれ)を防ぐ技術が開示されている。また、板状体の移動を制限する移動制限部材への衝撃による損傷の防止を図った板状体収納容器が開示されている(特許文献1参照)。
日本国登録実用新案第3166374号公報
ところで、輸送中の振動等に起因して、板状体収納容器から移動制限部材が外れることがあり得る。この場合、板状体の移動の制限が困難となる可能性がある。
上記に鑑み、本発明は、板状体の移動を制限する移動制限部材の固定の確実性の向上を図った板状体収納容器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る板状体収納容器は、板状体を載置する板状体載置部材と、前記板状体載置部材を載置する台座と、前記板状体の移動を制限する移動制限部材と、前記移動制限部材を前記板状体載置部材の側板に脱着可能に連結し、かつ進退可能な連結機構と、を具備し、前記連結機構が、頭部を備え、前記移動制限部材に設けられる係合部材と、前記側板に対して、前記係合部材を進退させる進退機構と、を有し、前記側板が、連通する第1開口領域と第2開口領域とを有する開口部と、段差と、を備え、前記第1開口領域の幅よりも前記第2開口領域の幅が狭く、前記頭部が前記第1開口領域を通過可能で、前記第2開口領域を通過不能であり、前記段差が、前記頭部の、前記第2の開口領域から前記第1の開口領域への移動を制限する。
前記段差が、前記係合部材の頭部の、前記第2の開口領域から前記第1の開口領域への移動を制限する。この結果、前記係合部材の頭部が第1開口領域を通過して、前記係合部材が側板から外れることが防止され、前記移動制限部材の固定の確実性を向上できる。
本発明の板状体収納容器において、前記側板が凹部を有し、前記凹部によって、前記段差が形成されてもよい。
本発明の板状体収納容器において、前記段差が、前記開口部の両脇に配置されてもよい。
前記段差が、前記係合部材の頭部を両脇から保持することが可能となり、前記係合部材が前記側板から外れることをより確実に防止できる。
本発明の板状体収納容器において、前記段差が、前記頭部の少なくとも一部に対応する形状を有してもよい。
前記段差が、前記頭部の少なくとも一部に対応する形状を有することで、前記係合部材の保持が確実となる。ここで、対応する形状とは、例えば、略同一の形状であることを指す。
また、本発明の板状体収納容器において、前記進退機構が、軸部に取り付けられ、前記係合部材の軸方向と異なる方向を回転軸として偏心して回転する偏心カムを備えてもよい。
本発明によれば、板状体の移動を制限する移動制限部材の固定の確実性の向上を図った板状体収納容器を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る板状体収納容器を表す斜視図である。 図2は、移動制限部材と板状体載置部材との連結状態を表す一部断面図である。 図3は、移動制限部材と板状体載置部材との連結状態を表す分解斜視図である。 図4は、移動制限部材と板状体載置部材との連結状態を表す分解斜視図である。 図5は、貫通孔と凹部との正面図である。 図6は、変形例1における貫通孔と凹部との正面図である。 図7は、変形例2における貫通孔と凹部との正面図である。 図8は、比較例における貫通孔と凹部との正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明において、“上方”とは鉛直上方を指し、“下方”とは鉛直下方を指す。
図1は、本発明の一実施形態に係る板状体収納容器100を表す斜視図である。
板状体収納容器100は、板状体載置部材10、台座20、支柱30、移動制限部材40および進退機構50を有し、板状体、特に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)で使用されるガラス板が載置される。
板状体載置部材10は、箱形形状(略直方体形状)を有し、その上面(上板12上)に、略水平状態の矩形状の板状体Gが厚さ方向に積層して載置される。板状体載置部材10は、側板11および上板12を有する。後述のように、側板11は、移動制限部材40の係合部材60に対応する、貫通孔15および凹部18を有する。
台座20は、箱形形状(略直方体形状)を有し、その上面に板状体載置部材10を載置し、保持する。台座20を棒状角柱、角パイプや形鋼などの枠材を縦横に複数組み立てて製作された格子状の枠体から構成できる。
台座20は、その下面の4隅に支柱30の先端と嵌合する支柱受け25を有する。
必要に応じて、板状体載置部材10と台座20との間に、振動を吸収する緩衝部材を配置できる。
支柱30は、台座20の上面の4隅に配置される。既述のように、この支柱30の先端は、台座20の支柱受け25と嵌合可能な形状である。この嵌合を利用して、複数の板状体収納容器100を積み重ねることができる。即ち、下段の板状体収納容器100の4隅の支柱30の上に、上段の板状体収納容器100の4隅の支柱受け25を位置合わせして、複数の板状体収納容器100を段積みし、効率的に板状体を収納できる。
移動制限部材40は、板状体載置部材10上での板状体Gの移動を制限するための部材であり、板状体載置部材10の4つの側板11それぞれに2つずつ配置される。
移動制限部材40は、移動制限部材側板41および移動制限部材上板42を有する。移動制限部材側板41によって、板状体載置部材10の上面からの板状体Gの落下が防止される。移動制限部材上板42は、積層した最上層の板状体Gの上面を下方に押さえるために用いることができる。
移動制限部材40は、後述の係合部材60により、板状体載置部材10と連結される。
進退機構50は、板状体載置部材10の側板11に対して、後述の係合部材60を進退するものである。なお、この詳細は後述する。
図2は、移動制限部材40と板状体載置部材10との連結状態を表す一部断面図である。図3および図4は、移動制限部材40と板状体載置部材10との連結状態を表す分解斜視図である。図3および図4はそれぞれ、移動制限部材40側および板状体載置部材10側から見た状態を表す。
なお、判りやすさのために、図2では、後述の進退機構50のレバー53の図示を省略している。また、図3および図4では、一方の進退機構50の偏心カム52およびレバー53の図示を省略している。
板状体載置部材10の側板11は、貫通孔15および凹部18を有する。貫通孔15の開口部は、縦長の形状を有し、連通して上下に配置される第1開口領域A1および第2開口領域A2に区分される。
第1開口領域A1は、後述の係合部材60の頭部62が通過可能な形状、例えば、略円形の形状を有する。第2開口領域A2は、後述の係合部材60の軸部61が通過可能な形状、例えば、略矩形と略半円形とを組み合わせた、上下に長い形状を有する。第2開口領域A2が上下に長い形状を有するのは、第2開口領域A2内で軸部61の上下方向への移動を可能とするためである。
第1開口領域A1の幅d1は、第2開口領域A2の幅d2より大きい。この結果、後述するように、第2開口領域A2は係合部材60の頭部62が通過不可能である。即ち、第2開口領域A2は係合部材60の軸部61のみが通過可能である。一方、第1開口領域A1は係合部材60の軸部61、頭部62の双方が通過可能である。
第1開口領域A1の幅d1、第2開口領域A2の幅d2、および後述の凹部18の幅d3は、軸部61の移動可能方向(上下方向)に垂直な方向での幅として規定される。
凹部18は、底面21を有する。凹部18は、係合部材60の頭部62を挿入可能な形状、例えば、略矩形と略半円形とを組み合わせた、上下に長い形状を有する。凹部18は、第1開口領域A1の幅d1と対応する幅d3を有する。ここでは、幅d1、d3は、ほぼ同一としているが、頭部62が通過可能であれば、これらを異ならせることも可能である。
図4の右側の係合部材60では、その軸部61が第2開口領域A2の最下部に配置されている。このとき、頭部62を凹部18に挿入し、凹部18の底面21に保持することができる。図4の左側の係合部材60では、その軸部61(頭部62)が第1開口領域A1に配置されている。このとき、頭部62は、凹部18と係合すること無く、第1開口領域A1を通過可能である。頭部62がこれらの中間の位置にあるとき、頭部62が凹部18に挿入できない状態が存在する。この場合、後述の段差19が頭部62の底面62aに対応して配置されることになる。
凹部18は、貫通孔15の第2開口領域A2の両脇に、係合部材60の頭部62の上部に対応する形状を有する一対の段差19を備える。この段差19は、係合部材60の頭部62が第2開口領域A2から第1開口領域A1に移動するのを制限する。後述のように、係合部材60の係止時に、係合部材60の頭部62は、凹部18内に保持される。この結果、振動等により、係合部材60に上向きの力が印加されても、係合部材60の頭部62が第1開口領域A1を通過し、側板11から外れることが防止される。
段差19の形状は、図4および図5に示すように、係合部材60の頭部62の上部の形状に対応する、略円弧形状である。段差19と、頭部62の上部とが対応する形状を有していることから、係合部材60が第2開口領域A2に挿入されている状態において、頭部62の上方への移動を制限するときに、頭部62から段差19に印加される力の均一性が確保され、段差19が破壊され難くなる(耐久性の向上)。但し、頭部62の移動を制限できれば、段差19の形状は他の形状(例えば、図5のような正面視で直線形状)とすることも可能である。
本実施形態では、段差19を1対(第2開口領域A2の両脇に配置)としているが、片脇のみの配置とすることも可能である。
図5は、本実施形態において、凹部18を正面から見た状態での、凹部18と貫通孔15との関係を表す。本図に示すように、本実施形態では、段差19が貫通孔15の第1開口領域A1と第2開口領域A2との境界に配置される。
図6および図7はそれぞれ、変形例1および変形例2に係る板状体収納容器100a、100bにおいて、凹部18を正面から見た状態での、凹部18a、18bと貫通孔15とを表す図である。図6および図7には、係合部材60を第1開口領域A1側および第2開口領域A2側(の下端)それぞれに配置したときの頭部62を二点鎖線で表している。
変形例1および変形例2それぞれで、凹部18a、18bと貫通孔15との位置関係が異なる。変形例1では、軸部61が第2開口領域A2の最下部に配置されたときに、頭部62の上部が段差19aと近接した状態になる。この結果、変形例1では、段差19aが第2開口領域A2側に配置される。一方、変形例2では、段差19bが第1開口領域A1側に配置される。このように、段差19bの位置は、第1開口領域A1と第2開口領域A2との境界だけではなく、境界近傍から第1開口領域A1側および第2開口領域A2側のどちらか一方にシフトしてもよい。
凹部18の位置あるいは形状によっては、段差19が存在しない場合があり得る。図8は、比較例に係る板状体収納容器100xにおいて、凹部18xを正面から見た状態での、凹部18xと貫通孔15との関係を表す図である。この場合、凹部18xが、幅d3を保ったまま、第1開口領域A1に達している。このため、凹部18xには、段差19(頭部62の上部に係合する箇所)が存在せず、係合部材60の頭部62の第2開口領域A2から第1開口領域A1への移動を阻止することが困難となる。
移動制限部材側板41に、係合部材60が取り付けられる。
係合部材60は、軸部61と頭部62とを有し、進退機構50に接続される。軸部61は、略円柱形状を有し、移動制限部材側板41の貫通孔45を通り、軸部61の一端が進退機構50に固定される。軸部61は、第1開口領域A1、第2開口領域A2の双方を通過可能である。頭部62は、略円柱形状を有し、軸部61の他端に固定される。頭部62の直径は、軸部61の直径より大きく、第1開口領域A1の幅d1より小さく、第2開口領域A2の幅d2より大きい。また、軸部61は、第2開口領域A2の幅d2より小さい。したがって、頭部62は、第1開口領域A1は通過可能であるが、第2開口領域A2は通過不可能である。また、頭部62は、凹部18に挿入可能である。頭部62は、底面62a、上面62b、側面62cを有する。
進退機構50は、板状体載置部材10の側板11に対して、係合部材60を進退するものであり(移動制限部材側板41からの係合部材60の突出量を変化させる)、支持軸51、一対の偏心カム52およびレバー53を有する。進退機構50および係合部材60の組み合わせは、移動制限部材40を板状体載置部材10の側板11に脱着可能に連結し、かつ進退可能な連結機構として機能する。
支持軸51は、略円柱形状であり、この中心軸Cを回転軸として、偏心カム52を回転可能に支持し、係合部材60の軸部61と接続される。
偏心カム52は、略円柱形状であり、支持軸51を介して、軸部61に取り付けられる。偏心カム52は、係合部材60の軸方向と異なる方向、図1の実施形態においては直交する方向を回転軸として、軸部61および支持軸51に対して、回転する。
偏心カム52の回転は偏心の回転である。即ち、偏心カム52の回転軸(支持軸51の中心軸C)は偏心カム52自体の中心軸から偏った(変位した)位置に設定される。この結果、偏心カム52の回転により、移動制限部材側板41と支持軸51との距離が変動可能である。この距離の変動は、移動制限部材側板41からの係合部材60の突出量、ひいては移動制限部材側板41と頭部62との距離を変化させることができる。
レバー53は、偏心カム52に接続され、人の手で操作されて、偏心カム52に回転するための力を印加する。
(移動制限部材40の取り付け)
次のように、移動制限部材40が板状体載置部材10に取り付けられる。このとき、進退機構50の偏心カム52(レバー53)は、係合部材60が最も突き出された状態になる方向を向いているものとする。
(1)係合部材60の位置決め
係合部材60の頭部62が貫通孔15の第1開口領域A1に対応する位置に配置される。
(2)貫通孔15への係合部材60の挿入
係合部材60の頭部62を貫通孔15の第1開口領域A1に通過させる。頭部62は第1開口領域A1と対応する形状を有し、移動制限部材40と板状体載置部材10の側板11との距離を接近させ、接触させることで、頭部62が第1開口領域A1を通過し、貫通孔15から飛び出す。即ち、貫通孔15内には軸部61が配置される。
(3)係合部材60の係止
移動制限部材40が板状体載置部材10に接触した状態で、移動制限部材40を下方に移動させる。この結果、係合部材60の軸部61が開口領域A1から開口領域A2に移動する。即ち、係合部材60の軸部61の側面が貫通孔15の下端の内壁に接触し、係止される。その後、移動制限部材40の自重により、係合部材60の軸部61は貫通孔15の下端に保持された状態が維持される。係合部材60の頭部62が開口領域A2を通過できないことから、移動制限部材40が板状体載置部材10から外れることは無い。このとき、係合部材60の頭部62は、凹部18に対向した状態(あるいは挿入された状態)となる。
(4)進退機構50による固定
進退機構50を動作することによって、係合部材60を進退させて、移動制限部材40と板状体載置部材10との連結を強化する。即ち、レバー53を操作して、偏心カム52を回転させ、移動制限部材側板41と係合部材60の頭部62との距離を小さくする。この結果、頭部62は凹部18に挿入され、その底部に接触し、強固に固定される。
以上の手順(1)〜(4)によって、移動制限部材40を板状体載置部材10に簡便に取り付けることができる。また、手順(1)〜(4)を逆に実行することで、移動制限部材40を板状体載置部材10から簡便に取り外すことができる。
本実施形態では、軸部61および頭部62を有する係合部材60、頭部62および軸部61それぞれに対応する第1開口領域および第2開口領域を有する貫通孔15を用いて、移動制限部材40を板状体載置部材10に簡便に脱着できる。このとき、係合部材60の頭部62が凹部18に挿入される。この結果、振動等、頭部62を上方に向かわせる力が作用したとしても、頭部62が段差19を乗り越えられず、開口領域A2側に保持される。このため、側板11からの係合部材60の外れが防止される。
進退機構50によって、板状体載置部材10の側板11に対して、係合部材60を進退させ、移動制限部材40の固定およびその解除が容易に行える。
また、進退機構50によって係合部材60が進退可能であることで、移動制限部材40への衝撃を緩和し、係合部材60や貫通孔15の損傷を防止できる。例えば、輸送中の振動等に起因して、板状体載置部材10上で板状体Gが移動し移動制限部材40に衝突する可能性がある。この場合、衝突による力が係合部材60に印加され、この力によって、偏心カム52が回転し、係合部材60の突出量が変化し、衝撃を緩和される。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、1つの移動制限部材40に2つの係合部材60が用いられている。これに対して、係合部材60の数を1つのみ、あるいは3つ以上としてもよい。
上記の実施形態では、凹部18によって段差19が形成されている。凹部に替えて、凸部を用いても、段差を形成することが可能である。例えば、段差19に対応する箇所に、凸部を形成すると、この凸部は、段差19として機能し、頭部62の、第2開口領域A2から第1開口領域A1への移動を制限することができる。
本発明を詳細に、また特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の範囲と精神を逸脱することなく、様々な修正や変更を加えることができることは、当業者にとって明らかである。
本出願は、2012年4月23日出願の日本特許出願2012−097889に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
100 板状体収納容器
10 板状体載置部材
11 側板
12 上板
15 貫通孔
18 凹部
19 段差
20 台座
21 底面
25 支柱受け
30 支柱
40 移動制限部材
41 移動制限部材側板
42 移動制限部材上板
45 貫通孔
50 進退機構
51 支持軸
52 偏心カム
53 レバー
60 係合部材
61 軸部
62 頭部

Claims (5)

  1. 板状体を載置する板状体載置部材と、
    前記板状体載置部材を載置する台座と、
    前記板状体の移動を制限する移動制限部材と、
    前記移動制限部材を前記板状体載置部材の側板に脱着可能に連結し、かつ進退可能な連結機構と、を具備し、
    前記連結機構が、
    頭部を備え、前記移動制限部材に設けられる係合部材と、
    前記側板に対して、前記係合部材を進退させる進退機構と、を有し、
    前記側板が、連通する第1開口領域と第2開口領域とを有する開口部と、段差と、を備え、
    前記第1開口領域の幅よりも前記第2開口領域の幅が狭く、前記頭部が前記第1開口領域を通過可能で、前記第2開口領域を通過不能であり、
    前記段差が、前記頭部の、前記第2の開口領域から前記第1の開口領域への移動を制限する
    板状体収納容器。
  2. 前記側板が凹部を有し、前記凹部によって、前記段差が形成される、
    請求項1記載の板状体収納容器。
  3. 前記段差が、前記開口部の両脇に配置される、
    請求項1または2に記載の板状体収納容器。
  4. 前記段差が、前記頭部の少なくとも一部に対応する形状を有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の板状体収納容器。
  5. 前記進退機構が、軸部に取り付けられ、前記係合部材の軸方向と異なる方向を回転軸として偏心して回転する偏心カムを備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の板状体収納容器。
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