JP2022121023A - 高さ調整可能な構造体およびネスティングラック - Google Patents

高さ調整可能な構造体およびネスティングラック Download PDF

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Masato Kojima
恭平 若林
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Abstract

【課題】高さ調整を簡単に行うことができる高さ調整可能な構造体およびネスティングラックを提供する。【解決手段】下部部材10と、下部部材に立設される柱部材30と、柱部材の上端に連結される上部部材(棚部材50)とを有し、柱部材は、周方向で相対回転可能かつ長手方向で相対摺動可能な内筒(円筒32)と外筒(角筒31)を有し、当該内筒と外筒のいずれか一方が下部部材又は上部部材に固定されると共に、他方が上部部材又は下部部材に回転可能に連結され、内筒と外筒は、第1と第2の2つの相対回転位置に位置決め可能であり、第1相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が不能となり、第2相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が可能になることを特徴とする高さ調整可能な構造体。【選択図】図1D

Description

本発明は、高さ調整可能な構造体、特に倉庫等において物品を保管する際に用いられるネスティングラックに関する。
ネスティングラックは、例えば特許文献1~5に開示されているように、前後左右4本の柱部材と棚部材を備えた籠状のラックである。ネスティングラックの下方は開放されており、不使用時は複数のネスティングラックを上下方向で重ね合わせてコンパクトに収納(ネスティング)する。
ネスティングラックは単独又は複数で使用可能であり、複数で使用する場合はネスティングラックを横方向に並列的に並べたり、上下方向複数段に段積みしたりする。段積みすることで倉庫内の収納スペースを増大することができる。ネスティングや段積みは、通常、フォークリフトを使用して効率良く行われる。
特開2012-62132号公報 特開2011-37529号公報 実用新案登録第3194349号公報 実用新案登録第3194350号公報 特許第6621875号公報
ところで、従来のネスティングラックは、特許文献1~4のように高さ調整ができないものが殆どであった。高さ調整が可能なネスティングラックもあるが、特許文献5のネスティングラックのように、柱部材の長さの伸縮調整(ボルト差し替え)に手間がかかって煩雑であった。
そこで本発明の目的は、簡単に高さ調整ができる構造体およびネスティングラックを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の高さ調整可能な構造体は、下部部材と、前記下部部材に立設される柱部材と、前記柱部材の上端に連結される上部部材とを有し、前記柱部材は、周方向で相対回転可能かつ長手方向で相対摺動可能な内筒と外筒を有し、当該内筒と外筒のいずれか一方が前記下部部材又は前記上部部材に固定されると共に、他方が前記上部部材又は前記下部部材に回転可能に連結され、前記内筒と前記外筒は、第1と第2の2つの相対回転位置に位置決め可能であり、前記第1相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が不能となり、前記第2相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が可能になることを特徴とする。
本発明によれば、内筒と外筒の相対回転と相対摺動により構造体の高さ調整を簡単に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るネスティングラックの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るネスティングラックの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るネスティングラックの斜視図である。 ネスティングラックの棚部材を(a)低くした状態の斜視図と(b)高くした状態の斜視図である。 ネスティングラックの柱部材の上端部拡大斜視図である。 ネスティングラックの柱部材の上端部拡大斜視図である。 ネスティングラックの柱部材の下端部拡大斜視図である。 棚部材を省略したネスティングラックの斜視図である。 柱部材の(a)側面図、(b)上端部斜視図、(c)上端部平面図、(d)下段Vピンの側面図、(e)上段Vピンの側面図、(f)上端部水平断面図である。 Vピンの変形例を示す(d’)下段Vピンの側面図と(e’)上段Vピンの側面図である。 柱部材の内筒(円筒)の回転位置を示す図であって、(a)柱部材の長さを固定したときの図と(b)柱部材を伸縮するときの図である。 柱部材の上端部を示す斜視図であって、(a)柱部材の長さを固定したときの斜視図と(b)柱部材を伸縮するときの斜視図である。 (a)(b)は図6を異なる方向から見た同様の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。なお、全図を通じて同一又は相当部分には同一符号を付することで、重複した説明を適宜省略することとする。
(ネスティングラックの概要)
図1A~図1Cは、本発明の一実施形態に係るネスティングラック100の外観斜視図である。ネスティングラック100は、下部部材10と、4本の柱部材30と、上部部材としての棚部材50で構成されている。ネスティングラック100は下方が開放された籠形状であり、不使用時は複数のネスティングラックを上下方向で重ね合わせてコンパクトに収納(ネスティング)することができる。
(下部部材)
下部部材10は、図3のように角パイプ3本を使用して平面視コ字状に構成されたフレーム体であって、左右の側部材10、11と、中央の連結部材13で構成されている。中央の連結部材13によって、左右の側部材10、11の後端部が互いに連結されている。
側部材11、12の前端部には、柱部材30の下端部と側部材11、12との連結部分を補強するための補強部材14が溶接固定されている。また側部材11、12の後端部には、柱部材30の下端部と側部材11、12との連結部分を補強するための補強部材15が溶接固定されている。
(柱部材と棚部材)
4本の柱部材30の下端部は、図3のように、下部部材10の側部材11、12の前端部と後端角部に垂直に溶接固定されている。そして4本の柱部材30の上端部に、図1A~図1Dのように棚部材50が水平に支持されている。棚部材50は複数の角パイプを矩形・格子状に組み合わせて溶接したもので、棚部材50の四隅に柱部材30の上端部が着脱可能に連結されている。
各柱部材30は、外筒である角筒31内に、内筒である円筒32を挿入した構造である。4本の角筒31の下端部は下部部材10に溶接固定されている。後ろ側2本の角筒31の上端部は、図3のように水平な連結材34で相互連結されている。
下部部材10に固定された角筒31に対して、図2A、図2Bのように円筒32が上下方向に摺動可能かつ周方向では回転可能に挿入されている。各円筒32の上端部は、後述するように棚部材50の四隅に着脱可能に連結されている。
各角筒31の左右方向で対向する側壁に、図1A~図1Dのように上下方向等間隔の4つの高さ位置において、縦長矩形状の第2係合孔としての矩形孔31cが形成されている。各矩形孔31cの下縁は縁金具31aによって補強されている。そして、これら高さ方向4つの矩形孔31cを基準として、円筒32および棚部材50の高さ位置を調節可能に構成されている。
図1Dの(a)(b)は、棚部材50の高さを変化させた状態を示す。図1D(a)の棚部材50が最低高さであり、図1D(b)の棚部材50が最高高さである。棚部材50を、図1D(a)の最低高さから矩形孔31cを基準として3段階上昇させると(b)の最高高さになる。高さ調整可能な段数は、矩形孔31cの数を増減して任意に変更可能である。
円筒32の上端部は、棚部材50の四隅に回転可能に連結されている。詳しくは図2Aに示すように、棚部材50の四隅に溶接固定された角パイプ53の中に、円筒32の上端部が回転可能に挿入されている。
手前側2本の角パイプ53の上端には、図2A、図2Bに示すように、角錐状の突起51が設けられている。当該突起51は、ネスティングラック100を段積みしたときに、上段のネスティングラック100の手前側2本の柱部材30の下端開口に突起51を嵌合して位置決めするためのものである。手前側2本の角パイプ53にだけ角錐状の突起51を形成したのは、上段のネスティングラック100の位置決めを容易にするためであるが、後ろ側2本の角パイプ53の上端にも、同様の角錐状の突起51を形成可能である。
また、後ろ側2本の角パイプ53の上端に隣接するようにして、棚部材50の後ろ側角部に位置決め板52が固定されている。この位置決め板52によって、段積みした上段のネスティングラック100の後ろ側2本の柱部材30の下端部を位置決めする。
角パイプ53の下端の開口部は、縁金具53aによって補強されている。この縁金具53aに当接するように、円筒32の上端部に正方形板状の受け金具32aが固定されている。円筒32の上端部は、当該受け金具32aを上下方向に貫通し、さらに角パイプ53内を突起51付近まで挿入されている。
円筒32上端部の当該挿入部分の外側面に、図4A(a)のように、第1、第3係合突起としてのVピン40、41の凸部40b、41bと、切り板33の両端部33aが突出している。当該切り板33は円筒32の下端部にも同様に配設されている(第2係合突起)。上下の切り板33の両端部33aは、円筒32の周方向で同じ角度位置で突出している。
(Vピン)
第1係合突起としてのVピン40と第3係合突起としてのVピン41は、図4A(d)(e)に示すように、弾性を有するL字状の板バネ40a、41aの両端部に、係合用の短円柱状ピン(凸部40b、41b)を固定したものである。このVピン40、41が、図4A(c)のように円筒32上端部内に上下段違いで、かつ、周方向に45°の角度差を成して配置されている。そして、図4A(b)のようにVピン40、41の凸部40b、41bが、円筒32の周壁に上下段違いで形成された合計4個の貫通穴から半径方向外方に弾力的に突出している。
なお、前記Vピン40、41の凸部40b、41bは、図4A(d)(e)のように必ずしも左右一対である必要はない。図4B(d’)(e’)に示す凸部40b、41bのように、片側に1つだけ設けたものであってもよい。
一方、角パイプ53の左右方向で対向する側壁に、図2A、図2Bに示すように、上下方向に延びる第1係合孔としての長孔53bが形成されている。当該長孔53bの上下方向長さは、Vピン40、41の凸部40b、41bの上下方向相互間距離に対応している。そして、円筒32の回転角度(0~45°)によって、Vピン40、41のいずれか一方の凸部40b又は41bが長孔53bに係合可能に構成されている。
角パイプ53の長孔53bの下方に、縦長矩形状の矩形孔53cが形成されている。当該矩形孔53cに、切り板33の両端部33aが、円筒32の回転角度(0°)によって係合可能に構成されている。

角筒31内に挿入された円筒32の下端部の外側面にも、図2Cに示すように切り板33の両端部33a(第2係合突起)が突出している。一方、角筒31の下端部に、縦長矩形状の第2係合孔としての矩形孔31cが形成されている。矩形孔31cの下縁は縁金具31aで補強されている。そして、円筒32の回転角度(0°)によって、切り板33の両端部33aが矩形孔31cに係合可能に構成されている。
(円筒の回転操作と摺動操作)
図5(a)のように、切り板33が左右方向を向くように円筒32を回転させた状態で(回転角度0°:第1相対回転位置)、図6(a)、図7(a)に示すように、切り板33の両端部33aが矩形孔53cに係合する。円筒32の下端部においても、同様に切り板33の両端部33aが角筒31の矩形孔31cに係合する。
このとき、上段のVピン41の凸部41bが図6(a)、図7(a)に示すように長孔53bの上端部に係合する。この状態では、固定の角筒31に対して円筒32を上下方向に摺動させることができないし、周方向にも回転できない。したがって棚部材50の高さが固定され、棚部材50の上に物品を搭載することができる。
棚部材50の物品の荷重は、棚部材50→角パイプ53→縁金具53a→受け金具32a→円筒32→下側の切り板33の両端部33a→縁金具31a→角筒31→下部部材10の経路で支持される。
一方、図5(b)のように、切り板33が斜め45°方向を向くように円筒32を回転操作した状態では(回転角度45°:第2相対回転位置)、図6(b)、図7(b)に示すように、切り板33の両端部33aが矩形孔53cから離脱し、角パイプ53の角部方向を向く。円筒32の下端部においても、図2Cに示すように同様に切り板33の両端部33aが角筒31の矩形孔31cから離脱し、角筒31の角部方向を向く。
このとき、下段のVピン40の凸部40bが図6(b)、図7(b)に示すように長孔53bの下端部に係合する。この状態で、固定の角筒31に対して円筒32を上下方向に摺動操作すなわち高さ調節することができる。
この高さ調節の際、下段のVピン40の凸部40bが長孔53bの下端部に係合しているので、円筒32が自然に回転するのが阻止される。すなわち、次に述べる棚部材50の高さ調節の作業の間、各柱部材30の上下2枚の切り板33の両端部33aが、角パイプ53の矩形孔53cと、角筒31の矩形孔31cから離脱した状態が保持される。
(棚部材50の高さ調整)
次に、棚部材50の高さ調整について説明する。ここでは、棚部材50が最低高さの図1D(a)の状態から、図1D(b)のように棚部材50を3段階上昇させるときの手順について説明する。
まず、各柱部材30のVピン41の一対の凸部41bを、板バネ41aの弾性に抗して円筒32内側に押し込む(図6(a)、図7(a))。凸部41bを押し込んだ状態で、各柱部材30の円筒32を左回転して図5(a)の回転角度0°から同図(b)の回転角度45°にする(図6(b)、図7(b))。
円筒32の回転は、円筒32上端部の受け金具32aを手で捻って回すことで行う。受け金具32aとVピン41の凸部41bは、各柱部材30の上下方向で近い位置にあるので、両手でこれらを容易に操作可能である。
各柱部材30の円筒32を図5(b)のように回転角度45°にすると、上側の切り板33の両端部33aが、図6(b)、図7(b)のように矩形孔53cから離脱する。また下側の切り板の両端部33aも、図2Cのように同様に矩形孔31cから離脱する。
一方、円筒32の45°回転に伴って上段のVピン41の凸部41bが長孔53bから離脱する代わりに、下段のVピン40の凸部40bが長孔53bの下端部に係合する(図6(b)、図7(b))。これで、各柱部材30の上下2枚の切り板33の両端部33aが、角パイプ53の矩形孔53cと角筒31の矩形孔31cから離脱した状態が保持される。
次に、フォークリフトのフォーク爪Fを棚部材50の下側に水平に挿入する。そしてフォークリフトを操作してフォーク爪Fで棚部材50を所望高さ(図1D(b)の高さ)まで持ち上げる。この際、下段のVピン40の凸部40bが長孔53bに係合しているので、凸部40bが長孔53bの下端部に当接した状態で、棚部材50と円筒32が一体的に持ち上げられる。
棚部材50をフォーク爪Fで図1D(b)の高さまで上昇させるとき、柱部材30の角筒31の最上段にある矩形孔31cを覗き込む。そして、当該矩形孔31cの内側に円筒32下端部の切り板33の両端部33aが到来したときにフォークリフトを停止する。矩形孔31cを覗き込む代わりに、円筒32の高さ方向4か所に付けた適当な目印でフォークリフトを停止してもよい。
このようにして棚部材50を図1D(b)の高さまで上昇させたら、各柱部材30にあるVピン40の一対の凸部40bを板バネ40aの弾性に抗して円筒32内側に押し込む。凸部40bを押し込んだ状態で、円筒32上端部の受け金具32aを手で捻って右45°回転する(第1相対回転位置)。
円筒32の右45°回転により、上側の切り板33の両端部33aが、図6(a)、図7(a)のように矩形孔53cに係合する。また下側の切り板の両端部33aも同様に矩形孔31cに係合する。
一方、円筒32の右45°回転に伴って下段のVピン40の凸部40bが長孔53bから離脱する代わりに、上段のVピン41の凸部41bが長孔53bの上端部に係合する。これで、各柱部材30の上下2枚の切り板33の両端部33aが、角パイプ53の矩形孔53cと角筒31の矩形孔31cにそれぞれ係合した状態で保持される(棚部材50の高さ固定)。したがって、棚部材50の上に物品を搭載することができる。
(ネスティングラックの移動)
ネスティングラック100は、棚部材50上の物品の有無に関わらず、棚部材50の高さ固定状態で、フォークリフトを使用して持ち上げ移動可能である。すなわち、フォークリフトを操作してフォーク爪Fを棚部材50の下側に水平に挿し込んだ状態で棚部材50を持ち上げる。
すると、矩形孔53cの下縁(縁金具53a)が、Vピン41の凸部41bに当たる前に各柱部材30の上側の切り板33の両端部33aに当接する。したがって、この状態でさらにフォーク爪Fを上昇させると、円筒32から下側のネスティングラック100を棚部材50と一体で持ち上げることができる。
本発明の実施形態に係るネスティングラック100は、前述したように棚部材50の高さ調整(柱部材30の伸縮調整)を工具なしで簡単・迅速に行うことができる。また、特許文献5のネスティングラックのように高さ調整のためのボルト等を使用する必要もないので、部品紛失の心配もない。
柱部材30の円筒32は、図2A、図2Bの状態でVピン40の凸部40bを押し込むことにより棚部材50から分離することができる。したがって、棚部材50を取り外した後に各円筒32を角筒31から上方に引き抜き、長さの異なる別の円筒32と差し替え可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、前記実施形態では各柱部材30の上端部に上下2段でVピン40、41を配置したが、棚部材50の高さ調整時に円筒32がフリー回転しないように角パイプ53内に適当な摩擦材を配置するなどすれば、下段のVピン40を省略することも可能である。
また、各柱部材30の角筒31と円筒32を上下反転して、円筒32の下端部を下部部材10に固定すると共に角筒31の上端部を棚部材50に回転可能に連結したり、或いは円筒32の下端部を下部部材10に回転可能に連結すると共に角筒31の上端部を棚部材50に固定したりする構成も可能である。
また、前記実施形態では角筒31と円筒32で柱部材30を構成したが、柱部材30の内筒と外筒を共に円筒で構成することも可能である。すなわち、前述した切り板33を内側の円筒の外周面に配設し、外側の円筒の内周面に当該切り板33の両端部33aが摺動可能な縦溝を形成する。そして当該縦溝の途中に、切り板33の両端部33aが係合可能な切欠きを、高さ方向複数個所に縦溝と直角方向に形成する。
また、本発明はネスティングラックに限定されることなく、伸縮可能な柱部材を有するカゴ台車など、高さ調整可能な構造体に広く適用可能である。
10:下部部材 10、11:側部材
13:連結部材 14、15:補強部材
30:柱部材 31:角筒(外筒)
31a:縁金具 31c:矩形孔(第2係合孔)
32:円筒(内筒) 32a:受け金具
33:切り板 33a:両端部
34:連結材 40、41:Vピン
40a、41a:板バネ 40b:凸部
41b:凸部(第1係合突起) 50:棚部材(上部部材)
51:突起 52:位置決め板
53:角パイプ 53a:縁金具
53b:長孔(第1係合孔) 53c:矩形孔
100:ネスティングラック F:フォーク爪

Claims (6)

  1. 下部部材と、前記下部部材に立設される柱部材と、前記柱部材の上端に連結される上部部材とを有し、
    前記柱部材は、周方向で相対回転可能かつ長手方向で相対摺動可能な内筒と外筒を有し、当該内筒と外筒のいずれか一方が前記下部部材又は前記上部部材に固定されると共に、他方が前記上部部材又は前記下部部材に回転可能に連結され、
    前記内筒と前記外筒は、第1と第2の2つの相対回転位置に位置決め可能であり、前記第1相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が不能となり、前記第2相対回転位置に位置決めされたときに相対摺動が可能になることを特徴とする高さ調整可能な構造体。
  2. 前記内筒が円筒で構成されると共に、前記外筒が角筒で構成されていることを特徴とする請求項1の構造体。
  3. 前記角筒の側面に第1係合孔と第2係合孔が形成され、前記円筒の側面に第1係合突起と第2係合突起が形成され、前記内筒と前記外筒を相対回転して、前記第1係合突起が前記第1係合孔に係合することで前記内筒と前記外筒が前記第1相対回転位置に位置決めされ、かつ、前記第2係合突起が前記第2係合孔に係合することで前記内筒と前記外筒が相対摺動不能になることを特徴とする請求項2の構造体。
  4. 前記角筒の側面に第1係合孔と第2係合孔が形成され、前記円筒の側面に第1係合突起、第2係合突起および第3係合突起が形成され、
    前記内筒と前記外筒を相対回転して、前記第1係合突起が前記第1係合孔に係合することで前記内筒と前記外筒が前記第1相対回転位置に位置決めされ、かつ、前記第2係合突起が前記第2係合孔に係合することで前記内筒と前記外筒が相対摺動不能になり、
    前記内筒と前記外筒を相対回転して、前記第3係合突起が前記第1係合孔に係合することで前記内筒と前記外筒が前記第2相対回転位置に位置決めされ、かつ、前記第2係合突起が前記第2係合孔から離脱することで前記内筒と前記外筒が相対摺動可能になることを特徴とする請求項2の構造体。
  5. 前記第1係合突起と前記第3係合突起が前記円筒の側面から半径方向外方に弾性的に付勢され、前記第2係合突起が前記円筒の側面に固定されていることを特徴とする請求項4の構造体。
  6. 平面視コ字状のフレーム体で前記下部部材が構成され、当該フレーム体の両端部と角部に前記柱部材が立設され、当該柱部材の上端に前記上部部材としての棚部材が連結されていることを特徴とする高さ調整可能なネスティングラック。
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