JP2019163073A - パレット - Google Patents

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JP2019163073A
JP2019163073A JP2018052452A JP2018052452A JP2019163073A JP 2019163073 A JP2019163073 A JP 2019163073A JP 2018052452 A JP2018052452 A JP 2018052452A JP 2018052452 A JP2018052452 A JP 2018052452A JP 2019163073 A JP2019163073 A JP 2019163073A
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直之 永武
Naoyuki Nagatake
直之 永武
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Abstract

【課題】高さ調整のための機構が複雑になり難いパレットを提供する。【解決手段】このパレットは、荷物載置部11の周囲側に複数設けられた支持部3を介して多段に積み上げることができる。各支持部3は、それぞれ高さ調整が可能な第1支柱31および第2支柱32を備えており、上記第1支柱31および第2支柱32は互いに異なる高さに調整可能である.【選択図】図1

Description

この発明は、多段積みが可能なパレットに関する。
特許文献1には、搭載荷物の高さに応じた高さに可変であり、非使用状態においては多段積みが可能なパレットが開示されている。このパレットは、平板状の載物枠の少なくとも縁部の複数ヶ所に支持部が設けられており、各支持部には、内筒と外筒とを備えた支柱が設けられ、この支柱は、伸縮且つ伸縮位置で長さが固定手段により固定可能に設けられている。
また、特許文献2には、支柱とこれよりも短い補助支柱とを備え、荷物が載置される使用時には上記支柱を用いて多段積みを可能とし、非使用状態においては上記補助支柱を用いて多段積みを可能にしたパレットが開示されている。
特許第2760180号 特許第4528560号
しかしながら、上記特許文献1に記載のパレットは、搭載荷物の高さに応じてパレットの四隅に設けられる各支持部において支柱の高さ調整が行えるものの、各支持部では1本の支柱(内筒および外筒)で高さ調整を負担するため、高さ調整機構が複雑になりやすい。また、上記特許文献2に記載のパレットは、上記支柱と補助支柱の複数の支柱を備えるものの、上記支柱において高さ調整が可能とされたものではない。
この発明は、高さ調整のための機構が複雑になり難いパレットを提供する。
この発明のパレットは、上記の課題を解決するために、荷物載置部の周囲側に複数設けられた支持部を介して多段に積み上げることができるパレットであって、各支持部は、それぞれ高さ調整が可能な第1支柱および第2支柱を備えており、上記第1支柱および第2支柱は互いに異なる高さに調整可能であることを特徴とする。
上記の構成であれば、各支持部は1本の支柱で高さ調整を担うのではなく、第1支柱および第2支柱によってそれぞれ異なる高さ調整が行え、各支柱に必要とされる調整部を少なくできるため、高さ調整のための機構が複雑になり難い。
上記第1支柱および第2支柱は、上記荷物載置部に固定された固定支柱部と、上記固定支柱部の上部側で回動可能に支持された回動支柱部とをそれぞれ備えていてもよい。これによれば、作業者は回動支柱部の回動操作で高さ調整が行える。したがって、ピン等の着脱によって高さ調整が行える構造に比べ、高さ調整の作業が平易であり、また、ピン等の喪失といった問題も生じない。
各支持部の第2支柱の固定支柱部の上端は上記荷物載置部の載置面よりも上側に位置しており、当該第2支柱の回動支柱部の不使用状態で当該第2支柱の固定支柱部による当該支持部の最も低い調整高さとなるようにしてもよい。
上記第1支柱は上記荷物載置部の作業側縁の近傍で上記第2支柱の干渉を受けない位置に設けられており、上記第1支柱の固定支柱部の上端位置が上記荷物載置部の載置面以下であり、上記第1支柱の上記回動支柱部が上記荷物載置部の作業側縁に沿って横向きに傾倒された状態で、当該回動支柱部が上記荷物載置部の載置面以下に位置してもよい。これによれば、上記第1支柱の上記回動支柱部が上記荷物載置部の作業側縁に沿って横向きに傾倒された状態でも、この回動支柱部が邪魔にならずに、上記荷物載置部への荷積み等が支障なく行える。
上記第1支柱の固定支柱部に対する回動支柱部の回動方向と上記第2支柱の固定支柱部に対する回動支柱部の回動方向とが異なってもよい。これによれば、上記第1支柱と第2支柱が隣接して設けられる構造であっても、その回動支柱部の回動が阻害され難い。
上記第1支柱の回動支柱部が第1回動支柱部と第2回動支柱部を備えており、上記第2回動支柱部を上記第1回動支柱部の上側に立てた第1高さと、上記第2回動支柱部を上記第1回動支柱部内に収容した第2高さとに調整できるようにしてもよい。これによれば、より多段階で高さ調整が行えるようになる。
上記第1回動支柱部が横向きに傾倒される状態で上記第2回動支柱部が上記第1回動支柱部内に上側から収まるようにしてもよい。これによれば、上記第1回動支柱部を立ち上げるときに、上記第2回動支柱部が上記第1回動支柱部から出てしまうのを防止できる。
上記第1支柱と第2支柱の少なくとも一方が、高さ調整用の補助支柱を着脱できるようにしてもよい。これによれば、より多段階で高さ調整が行えるようになる。
上記第1支柱と第2支柱の両方が、互いに共用できる高さ調整用の補助支柱を着脱できるようにしてもよい。これによれば、上記補助支柱の種類を多くすることなく、より多段階で高さ調整が行えるようになる。
各支持部における上記第1支柱および第2支柱は、上記荷物載置部の作業側縁に沿って隣接されており、各支持部の下部には、下側の他のパレットの支持部の上端部が入り込む脚部が設けられており、各脚部は第1支柱と第2支柱の並び方向に長い長方形状を有していてもよい。これによれば、上記脚部によって、上記パレットの多段積み上げが安定して行われることになる。
上記脚部には、入り込んだ第1支柱および第2支柱をそれぞれ位置するべき領域にガイドするガイド凸部が設けられていてもよい。これによれば、積み上げ時に、第1支柱は第1支柱が位置するべき領域に、第2支柱は第2支柱が位置するべき領域にそれぞれガイドされて位置決めされる。
本発明であれば、高さ調整のための機構が複雑になり難いという効果を奏する。
実施形態のパレットを示した斜視説明図である。 図1のパレットの下部体の一部および脚部の平面視を示した説明図である。 図2の脚部の平面と正面と側面とA−A断面を示した説明図である。 図1のパレットの一角部を示すとともに積み重ね状態例を示した説明図である。 図1のパレットの一角部の平面視を示した説明図である。 図1のパレットの一角部の立体視を示した説明図である。 図1のパレットの第1支柱の第1回動支柱部の平面視と正面視と側面視を示した説明図である。 図1のパレットの第1支柱の第2回動支柱部の平面視と正面視と側面視を示した説明図である。 図1のパレットの第2支柱の回動支柱部の平面視と正面視と側面視を示した説明図である。 図1のパレットの一角部の脚部の近傍を拡大した斜視説明図である。 図1のパレットの第1支柱の第1回動支柱部に対する第2回動支柱部の回動動作を示した説明図である。 図1のパレットの第1支柱の第1回動支柱部の回動動作および第2支柱の回動支柱部の回動動を示した説明図である。 図1のパレットの補助支柱の正面視と本体部の平面視と差込部の平面視を示した説明図である。 他の実施形態のパレットの支持部の伸縮構造を示した説明図である。
以下、この発明の一態様に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態のパレット1は、フラットで長方形の荷物載置部11を備えている。上記荷物載置部11は、上部体111および下部体112を有している。
上記上部体111は、角形鋼管を用いた長方形状の枠状部に複数の桟部が設けられた本体部およびこの本体部上に置かれる合板からなる。
上記下部体112も同様に、角形鋼管を用いた長方形状の枠状部に複数の桟部が設けられた構造を有する。この下部体112は、上記上部体111の長辺よりも短い長辺を有しており、軽量化および低コスト化が図られている。また、上記下部体112の中央側の設けられた2本の桟部に渡る収容部が取り付けられており、この収容部に備品等を収容できるようにしている。上記下部体112の四隅は、図2にも示すように、長辺側の角形鋼管が短辺側の角形鋼管の端よりも幾分出て固定されることで段部が形成されている。そして、上記段部において、脚部2が溶接等により固定されている。この脚部2の詳細については後で説明する。
上部体111と下部体112の長辺部の間には、角形鋼管を用いたスペーサ113が複数設けられている。上記スペーサ113によって上部体111と下部体112との間に隙間が形成されており、最も中央側の2個のスペーサ113の外側の箇所にフォークリフトの爪部を差し込むようにしている。角形鋼管を用いたスペーサ113を用いることで、これにフォークリフトの爪部が当たることが生じても、このスペーサ113は破損しにくくなる。
各脚部2は、図3および図4にも示すように、箱形で下面側が開口しており、この開口から後述する支持部3の上端部が入り込めるようになっている。そして、各脚部2は、支持部3における後述する第1支柱31と第2支柱32の並び方向に長い長方形状を有している。また、この脚部2の上板部2aの中央側には、下方向に突出するガイド凸部2bが形成されている。このガイド凸部2bは、上部体111の短辺方向に長く形成されており、脚部2内の内部を第1支柱31と第2支柱32の並び方向に2領域に区分する。
各脚部2上に支持部3が設けられており、この支持部3は、それぞれ高さ調整が可能な第1支柱31および第2支柱32を備えている。これら第1支柱31および第2支柱32は、上記脚部2の長手方向(荷物載置部11の長辺方向)に並ぶように設けられている。そして、積み上げられるパレット1における下側のパレット1の支持部3の上端部は、上述のように上記脚部2内に入り込むことができる。また、上記ガイド凸部2bによって、積み上げ時に、第1支柱31であれば荷物載置部11の長辺方向外側の領域に、第2支柱32であれば荷物載置部11の長辺方向内側の領域に、それぞれガイドされて位置決めされる。
上記第1支柱31は上記脚部2に溶接等により固定された固定支柱部311を備えており、上記第2支柱32は上記脚部2に溶接等により固定された固定支柱部321を備えている。そして、上記第1支柱31の固定支柱部311の上端は、上記荷物載置部11の載置面以下に位置しており、上記第2支柱32の固定支柱部321の上端は、上記荷物載置部11の載置面よりも上側に位置している。また、上記第1支柱31の固定支柱部311と上記第2支柱32の固定支柱部321とは、図5に示すように近接して設けられる。上記固定支柱部311は、端が曲げられた略平板状の鋼鈑を、上記曲げの箇所を上記第2支柱32の側に位置させるとともに平板部を上部体111に対面させて設けられており、上記固定支柱部321は、溝形鋼を用いて作製されている。
また、各固定支柱部311,321の上部側には、回動軸311a,321aがその軸芯を上記荷物載置部11の長辺方向に直交させて設けられている。上記回動軸311aの端は、上記略平板状の鋼鈑と上記上部体111の側面に溶接固定されており、回動軸321aの両端は溝形鋼の対向片部に溶接固定されている。なお、上記回動軸311aを上記上部体111の側面に形成した雌螺子部にねじ込み固定できるボルトとしておくと、上記第1支柱31に回動支持される後述の回動支持部の取り換え(フォークリフトの爪による破損時の取り換え等)が可能になる。
図6に示すように、上記第1支柱31は、第1回動支柱部312を上記回動軸311aによって回動自在に備えている。この第1回動支柱部312は、溝形鋼からなり、横に略水平に寝かされた状態で開放面側を上に向けるようになっている。また、このように寝かされた状態で上記第1回動支柱部312は、上記荷物載置部11の載置面以下に位置するようになっている。上記上部体111の長辺側の縁には、上記のように寝かされた状態の第1回動支柱部312を受け止める受け部111aが設けられている。また、上記荷物載置部11の長辺上の両側の第1支柱31において、それらの第1回動支柱部312が略水平に寝かされても互いに先端が当たることのないように、第1回動支柱部312の長さが設定されている。
上記第1回動支柱部312の上部には、回動軸312aがその軸芯を上記荷物載置部11の長辺方向に直交させて設けられている。上記第1回動支柱部312は、第2回動支柱部313を上記回動軸312aによって回動自在に備えている。この第2回動支柱部313は角形鋼管からなる。また、上記第2回動支柱部313は、上記第1回動支柱部312内に収容される状態および上記第1回動支柱部312の上端側で立ち上がる状態を形成する。
上記第2支柱32は、回動支柱部322を上記回動軸321aによって回動自在に備えている。この回動支柱部322は、角形鋼管からなる。上記回動支柱部322は、上記固定支柱部321内に収容される状態および上記固定支柱部321の上端側で立ち上がる状態を形成する。
図7に示すように、上記溝形鋼からなる第1回動支柱部312の開放面側には、係止片312bが溶接等により固定されている。上記第1回動支柱部312の立上時に、上記係止片312bを上記固定支柱部321の上端縁に係止させて、立上状態を保持することができる。また、上記第1回動支柱部312には、図10にも示すように、上記回動軸311aが挿通される長孔312cが形成されている。この長孔312cによって、上記係止片312bを上記固定支柱部321の上端縁に係止させ、また係止から離脱するための上記第1回動支柱部312の上下動作が行える。また、上記長孔312cには膨らみ孔部が形成されており、当該第1回動支柱部312の回動において当該第1回動支柱部312の角が上記固定支柱部311に当たらないようにしている。なお、上記膨らみ孔部を形成せずに、上記第1回動支柱部312の角にアール部を形成することで、上記回動を支障なく行うこともできる。また、上記膨らみ孔部の形状は図示のものに限らない。
図8に示すように、上記第2回動支柱部313には、係止片313bが溶接等により固定されている。上記第2回動支柱部313の立上時に、上記係止片313bを上記第1回動支柱部312の上端縁に係止させて、立上状態を保持することができる。また、上記第2回動支柱部313には、図11にも示すように、上記回動軸312aが挿通される長孔313cが形成されている。この長孔313cによって、上記係止片313bを上記第1回動支柱部312の上端縁に係止させ、また係止から離脱するための上記第2回動支柱部313の上下動作が行える。また、上記長孔313cには膨らみ孔部が形成されており、当該第2回動支柱部313の回動において当該第2回動支柱部313の角が上記第1回動支柱部312に当たらないようにしている。なお、上記第2回動支柱部313の角にアール部を形成することで、上記回動を支障なく行うこともできる。また、上記膨らみ孔部の形状は図示のものに限らない。
図9に示すように、上記回動支柱部322には、係止片322bが溶接等により固定されている。上記回動支柱部322の立上時に、上記係止片322bを上記固定支柱部321の上端に係止させて、立上状態を保持することができる。なお、図6および図1では、実線によって、上記回動支柱部322および上記第1回動支柱部312の両方が同時に立ち上がるように図示しているが、実際には、いずれか一方が立ち上がることになる。また、上記回動支柱部322には、上記回動軸321aが挿通される長孔322cが形成されている。この長孔322cによって、上記係止片322bを上記固定支柱部321の上端に係止させ、また係止から離脱するための上記回動支柱部322の上下動作が行える。また、上記長孔322cには膨らみ孔部が形成されており、当該回動支柱部322の回動において当該回動支柱部322の角が上記固定支柱部321に当たらないようにしている。なお、上記回動支柱部322の角にアール部を形成することで、上記回動を支障なく行うこともできる。また、上記膨らみ孔部の形状は図示のものに限らない。
図12に示すように、上記第1支柱31の固定支柱部311に対する上記第1回動支柱部312の回動方向と上記第2支柱32の固定支柱部321に対する回動支柱部322の回動方向は互いに反対向きとされている。
また、図1に示したように、上記第1支柱31と第2支柱32の両方の上端部に、互いに共用できる高さ調整用の補助支柱33が着脱できるようにしている。上記補助支柱33は、図13にも示すように、角形鋼管からなる本体部331に角形鋼管からなる差込部332が嵌入されて溶接固定された構造を有する。なお、差込部332の外面には補強用の鋼鈑が貼り付けられている。上記第2回動支柱部313および回動支柱部322の内部形状は、それぞれ上記差込部332を差し込むことができる形状となっている。
この例では、上記第1回動支柱部312が横に寝かされ、上記回動支柱部322が上記固定支柱部321に収容された状態において、当該固定支柱部321が支持高さを担い、この状態が最も低い高さとなる(図4参照)。そして、上記回動支柱部322を起こして立ち上げた状態が第2調整高さとなり、この回動支柱部322上に上記補助支柱33を装着した状態が第3調整高さとなる。
また、上記第1回動支柱部312を起こして立ち上げた状態が上記の第3調整高さよりも高い第4調整高さとなる。さらに、上記第2回動支柱部313を起こして立ち上げた状態が第5調子高さとなり、この第2回動支柱部313上に上記補助支柱33を装着した状態が第6調整高さとなる。
上記の構成であれば、各支持部は1本の支柱で高さ調整を担うのではなく、第1支柱31および第2支柱32によってそれぞれ異なる高さ調整を行うことができ、各支柱に必要とされる調整部の数を少なくできるため、高さ調整のための機構が複雑になり難い。
上記第1支柱31および第2支柱32が、上記荷物載置部11に固定された固定支柱部311,321と、上記固定支柱部311,321の上部側で回動可能に支持された回動支柱部312、313、322とを備えると、作業者は回動支柱部312、313、322の回動操作で高さ調整が行える。したがって、ピン等の着脱によって高さ調整が行える構造に比べ、高さ調整の作業が平易であり、また、ピン等の喪失といった問題も生じない。
また、上記の構成例においては、上記第1支柱31は上記荷物載置部11の作業側縁の近傍で上記第2支柱32の干渉を受けない位置に設けられており、上記第1支柱31の固定支柱部311の上端位置が上記荷物載置部11の載置面以下であり、上記第1支柱31の上記第1回動支柱部312が上記荷物載置部11の作業側縁に沿って横向きに傾倒された状態で、当該第1回動支柱部312が上記荷物載置部11の載置面以下に位置する。これによれば、上記第1支柱31の上記第1回動支柱部312が上記荷物載置部11の作業側縁に沿って横向きに傾倒された状態でも、この第1回動支柱部312が邪魔にならずに、上記荷物載置部11への荷積み等が支障なく行える。
上記第1支柱31の固定支柱部311に対する第1回動支柱部312の回動方向と上記第2支柱32の固定支柱部321に対する回動支柱部322の回動方向とが互いに反対向きであると、上記第1支柱31と第2支柱32が隣接して設けられる構造であっても、その回動支柱部の回動は阻害されない。
また、上記のように、上記第2回動支柱部313を上記第1回動支柱部312の上側に立てた第1高さと、上記第2回動支柱部313を上記第1回動支柱部312内に収容した第2高さとに調整できると、より多段階で高さ調整が行えるようになる。
上記第1回動支柱部312が横向きに傾倒される状態で上記第2回動支柱部313が上記第1回動支柱部312内に上側から収まると、上記第1回動支柱部312を立ち上げるときに、上記第2回動支柱部313が上記第1回動支柱部312から出てしまうのを防止できる。
また、上記補助支柱33を着脱できる構成であれば、上記補助支柱33の種類を多くすることなく、また、作業を煩雑にすることなく、より多段階で高さ調整が行えるようになる。なお、このような共用タイプではない高さ調整用の補助支柱が上記第1支柱31と第2支柱32の少なくとも一方の上端部に着脱可能に装着できるようにしてもよいものである。
また、上記の例では、上記回動軸を用いた回動支柱部の回動による折り畳み構造を採用したが、これに限らず、図14に示すように、外部材7内を内部材8が上下移動することによって高さを伸縮調整する構造を採用できる。この構造では、溝形鋼からなる上記外部材7の上端部に軸71を設けるとともに開放面側の上端に係止受け72を設けている。そして内部材8は、上記軸71にガイドされるガイド長孔81と、上下に離間して設けられた第1係止部82および第2係止部83とを備えている。上記第1係止部82を係止受け72に係止させることで、内部材8の上端位置が高くなり、上記第2係止部83を係止受け72に係止させることで、内部材8の上端位置が低くなる。
また、上記の例では、上記パレット1の長辺方向の長さを1900mm程度とし、短辺方向の長さを1100mm程度として、大小各種のトラックになるべく多くのパレット1が積めるようにした。例えば、上記のような寸法であれば、2トントラックの荷台の長手方向に1段につき4個のパレット1を横置きすることができ、4トントラックの荷台に長手方向に1段につき2列で3個(6個)のパレット1を置くことができ、10トントラックの荷台に長手方向に1段につき2列で4個(8個)のパレット1を置くことができる。もちろん、このような寸法に限定されるものではない。また、パレット1の積み上げにおいては、これらパレット1の高さを互いに同じにすることに限らず、或るパレットは在る調整高さでその上のパレット1がそれよりも高い調整高さとなるような荷物積載時におけるパレット積み上げを行ってもよい。すなわち、上記パレット1を用い、積載荷物に応じて最適なパレット高さをそれぞれのパレットで設定することで、トラックの荷台の上方空間の隙間(非荷物空間)を極力少なくするような荷物搬送方法の提供が可能となる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :パレット
2 :脚部
2a :上板部
2b :ガイド凸部
3 :支持部
7 :外部材
8 :内部材
11 :荷物載置部
31 :第1支柱
32 :第2支柱
33 :補助支柱
71 :軸
72 :係止受け
81 :ガイド長孔
82 :第1係止部
83 :第2係止部
111 :上部体
111a :受け部
112 :下部体
113 :スペーサ
311 :固定支柱部
311a :回動軸
312 :第1回動支柱部
312a :回動軸
312b :係止片
312c :長孔
313 :第2回動支柱部
313b :係止片
313c :長孔
321 :固定支柱部
321a :回動軸
322 :回動支柱部
322b :係止片
322c :長孔
331 :本体部
332 :差込部

Claims (11)

  1. 荷物載置部の周囲側に複数設けられた支持部を介して多段に積み上げることができるパレットであって、各支持部は、それぞれ高さ調整が可能な第1支柱および第2支柱を備えており、上記第1支柱および第2支柱は互いに異なる高さに調整可能であることを特徴とするパレット。
  2. 請求項1に記載のパレットにおいて、上記第1支柱および第2支柱は、上記荷物載置部に固定された固定支柱部と、上記固定支柱部の上部側で回動可能に支持された回動支柱部とをそれぞれ備えていることを特徴とするパレット。
  3. 請求項2に記載のパレットにおいて、各支持部の第2支柱の固定支柱部の上端は上記荷物載置部の載置面よりも上側に位置しており、当該第2支柱の回動支柱部の不使用状態で当該第2支柱の固定支柱部による当該支持部の最も低い調整高さとなることを特徴とするパレット。
  4. 請求項2または請求項3に記載のパレットにおいて、上記第1支柱は上記荷物載置部の作業側縁の近傍で上記第2支柱の干渉を受けない位置に設けられており、上記第1支柱の固定支柱部の上端位置が上記荷物載置部の載置面以下であり、上記第1支柱の上記回動支柱部が上記荷物載置部の作業側縁に沿って横向きに傾倒された状態で、当該回動支柱部が上記荷物載置部の載置面以下に位置することを特徴とするパレット。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のパレットにおいて、上記第1支柱の固定支柱部に対する回動支柱部の回動方向と上記第2支柱の固定支柱部に対する回動支柱部の回動方向とが異なることを特徴とするパレット。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のパレットにおいて、上記第1支柱の回動支柱部が第1回動支柱部と第2回動支柱部を備えており、上記第2回動支柱部を上記第1回動支柱部の上側に立てた第1高さと、上記第2回動支柱部を上記第1回動支柱部内に収容した第2高さとに調整できることを特徴とするパレット。
  7. 請求項6に記載のパレットにおいて、上記第1回動支柱部が横向きに傾倒される状態で上記第2回動支柱部が上記第1回動支柱部内に上側から収まることを特徴とするパレット。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のパレットにおいて、上記第1支柱と第2支柱の少なくとも一方が、高さ調整用の補助支柱を着脱できることを特徴とするパレット。
  9. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のパレットにおいて、上記第1支柱と第2支柱の両方が、互いに共用できる高さ調整用の補助支柱を着脱できることを特徴とするパレット。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のパレットにおいて、各支持部における上記第1支柱および第2支柱は上記荷物載置部の作業側縁に沿って隣接されており、各支持部の下部には、下側の他のパレットの支持部の上端部が入り込む脚部が設けられており、各脚部は第1支柱と第2支柱の並び方向に長い長方形状を有していることを特徴とするパレット。
  11. 請求項10に記載のパレットにおいて、上記脚部には、入り込んだ第1支柱および第2支柱をそれぞれ位置するべき領域にガイドするガイド凸部が設けられていることを特徴とするパレット。
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