JP3170925U - 搬送用ボックスパレット - Google Patents

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Abstract

【課題】トラックの荷台などの載置受け面の損傷を防止することができる搬送用ボックスパレットを提供する。【解決手段】矩形の底パネル1の周囲に該底パネル1上に折り畳み可能な側パネルが立設されると共に、底パネル1の下側各角部に、使用状態での段積み時に下側パレットの側パネルで支持させることができる脚体3aを突設する。底パネル1の底面に左右一対のフォークガイド31を設け、このフォークガイド31はフォークリフトのフォークを挿入する左右の側板32,32と、これら左右の側板32,32の下部を連結する底板33とを備える。この底板33の下面33Kと脚体3aの接地部23とが同一高さであるから、脚体3aの接地部23に加えて下面33Kによりボックスパレットの荷重を支持する。【選択図】図4

Description

本考案は、底パネルの下側各角部に段積みに利用できる脚体が配設された段積み可能な搬送用ボックスパレットに関する。
従来、この種の段積み可能な搬送用ボックスパレットとして、矩形の底パネルの周囲に前記底パネル上に折り畳み可能な側パネルが立設されると共に、底パネルの下側各角部に、段積み時に下側パレットの側パネルの上辺で支持させることができる脚体を突設したもの(例えば特許文献1及び2)が知られている。
実開平4−65732号公報 特開2005−75364公報
上記の搬送用ボックスパレットにおいては、内部に農業生産物などを入れてトラック等により搬送した場合、脚体の接地面の面積が小さいため、トラックの荷台を損傷し、車両を傷付けるという問題がある。また、段積み時に上側パレットの脚部を下側パレットの側パネルの上辺に載置しただけでは、地震等の揺れにより上側パレットが上下方向に移動する虞がある。
そこで、本考案は、上記問題点を解決するものであり、トラックの荷台などの載置受け面の損傷を防止することができる搬送用ボックスパレットを提供することを目的とし、加えて、地震等の揺れを受けても荷崩れし難い搬送用ボックスパレットを提供する。
請求項1の考案は、矩形の底パネルの周囲に該底パネル上に折り畳み可能な側パネルが立設されると共に、底パネルの下側各角部に、使用状態での段積み時に下側パレットの側パネルの上辺で支持させることができる脚体が突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットにおいて、前記底パネルの底面に前後方向をなす左右一対のフォークガイドを設け、このフォークガイドはフォークリフトのフォークを挿入する左右の側部と、これら左右の側部の下部を連結する底部とを備え、この底部の接地部と前記脚体の接地部とが同一高さであることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、脚体の接地部に加えて底部の接地部によりボックスパレットの荷重を支持するため、荷重を加える箇所が増加し、その荷重が分散され、荷重受け面が損傷することを防止できる。
請求項2の考案は、前記底部が底板からなり、この底板の下面が前記底部の接地部であることを特徴とする。
請求項2の考案によれば、底部の接地部が面であるから、一層荷重を分散することができる。
請求項3の考案は、前記フォークガイドが前記底パネルの前後方向略全長に設けられていることを特徴とする。
請求項3の考案によれば、底パネルの前後方向略全長に設けられた底部の面により、より一層荷重を分散することができる。
請求項4の考案は、前記脚体は、前記脚体の接地部より高い位置に側パネルの上縁に載置する載置部を有し、前記フォークガイドは前後の側パネルの上辺間の間隔より短く、使用状態での段積み時に上側パレットの前記フォークガイドの下部が、下側パレットの前後の前記側パネルの間において下側パレットの上辺より下方に位置し、前記フォークガイドの前後には、使用状態での段積み時に前記下側パレットの上辺より上方に前記フォークを案内する案内ガイド部を設けたことを特徴とする。
請求項4の考案によれば、使用状態での段積みを安定するため、前記脚体の接地面より高い位置に側パネルの上辺に載置する載置部を有し、上側パレットのフォークガイドの下部が前後の前記側パネルの間において下側パレットの上辺より下方に位置するため、地震等の揺れを受けても、フォークガイドと前後の側パネルの上辺との係合により、荷崩れを防止することができる。さらに、フォークガイドにフォークを抜差しする際、案内ガイド部がフォークを案内することにより、フォークが下側パレットの上辺に当たることがない。
請求項5の考案は、前記案内ガイド部の上縁が使用状態での段積み時に前記下側パレットの上辺より上方に位置すると共に、前記案内ガイド部の上縁の上方にフォーク挿入空間を有することを特徴とする。
請求項5の考案によれば、案内ガイド部の上縁により、フォークを前記下側パレットの上辺より上方に案内することができ、フォークが下側パレットの上辺に接触することを防止できる。
請求項6の考案は、前記案内ガイド部は、外側から内側に向かって高くなるように傾斜した内側傾斜案内部と、外側から内側に向かって高くなるように傾斜した外側傾斜案内部と、を有することを特徴とする。
請求項6の考案によれば、フォークリフトにより下側パレット上に上側パレットを段積みし、この後、フォークを引き抜く際、内側傾斜案内部によりフォークが下側パレットの上辺にフォークが接触することを防止することができ、また、挿入時にも、先端を案内ガイド部の上縁の上方に挿入すれば、フォークが下側パレットの上辺に接触することがなく、外側傾斜案内部によりフォークをスムーズにフォークガイド内に挿入することができる。
本考案では、脚体の接地部に加えて底部の接地部によりボックスパレットの荷重を支持するため、荷重を加える箇所が増加し、その荷重が分散され、トラックの荷台などの載置受け面の損傷を防止することができる搬送用ボックスパレットを提供することを目的とし、加えて、上側パレットのフォークガイドの下部が前後の前記側パネルの間において下側パレットの上辺より下方に位置するため、地震等の揺れを受けても荷崩れし難い搬送用ボックスパレットを提供することができる。
本考案の実施例1を示す正面図である。 同上、一部を切り欠いた側面図である。 同上、一部を切り欠いた平面図である。 同上、脚体とフォークガイドの正面図である。 同上、フォークガイドの断面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な搬送用ボックスパレットを提供するを採用することにより、従来にない搬送用ボックスパレットを提供するが得られ、その搬送用ボックスパレットを提供するについて記述する。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図5は本考案の実施例1を示し、同図に示すように、本実施例の搬送用ボックスパレットは、矩形の底パネル1を備え、この底パネル1の周囲には、該底パネル1上に荷収納空間を形成する側パネル2A,2B,2C,2Dが設けられ、以下、正面(前側)の側パネル2Aを開閉自在なゲートパネル、左右両側の互いに平行な側パネル2B,2Cをサイドパネル、背面(後側)の側パネル2Dをバックパネルと称呼する。尚、側パネル2B,2Cが正面又は背面の側パネルの場合は、側パネル2A,2Dが左又は右の側パネルとなる。
前記底パネル1の下側各角部には、段積み時に下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺の前後両端部に嵌合させることができる脚体3a,3b及び脚体4a,4bが設けられている。ゲートパネル2Aは、下側辺に後方側へ直角に折曲されて底パネル1上に載置される折曲片を備えたもので、この折曲片の端縁が底パネル1に螺旋状のヒンジコイル6により揺動自在に取り付けられている。バックパネル2Dは、その下側縁が底パネル1に螺旋状のヒンジコイル7により揺動自在に取り付けられ、左右両サイドパネル2B,2Cは、バックパネル2Dの左右両側辺にそれぞれ螺旋状のヒンジコイル8,8により揺動自在に取り付けられている。
各側パネル2A,2B,2C,2Dの高さは、ゲートパネル2Aを取り付けているヒンジコイル6とバックパネル2Dを取り付けているヒンジコイル7との間の底パネル1の奥行き寸法より短く、左右両サイドパネル2B,2Cの巾は、底パネル1の左右横巾の半分の寸法より短い。従って、左右両サイドパネル2B,2Cをヒンジコイル8,8の軸心の周りに後方へ回転させてバックパネル2Dの背面に重ねた状態で、当該バックパネル2Dをヒンジコイル7の軸心の周りに前方へ回転させて底パネル1の上に重ね、この上に被せるようにゲートパネル2Aをヒンジコイル6の軸心の周りに後方へ回転させることにより、全体を偏平状に折り畳むことができる。
各パネルの詳細構造を説明すると、底パネル1は、左右両側辺に配置された上側開放の前後方向溝形材16a,16b、両溝形材16a,16bの両端近傍位置を互いに連結する上側開放の左右方向溝形材17a,17b、これら溝形材16a,16b,17a,17bの上に載置固着された矩形のメッシュパネル材19から構成され、各脚体3a,3b,4a,4bは、左右両側辺の溝形材16a,16bと前後両側辺の溝形材17a,17bとのT字状交差部の下側に固着されている。各側パネル2A,2B,2C,2Dはメッシュパネル材19,19,19,19から構成されたものであり、各メッシュパネル材19,19,19,19,19は、縦線材と横線材とを格子状に配列すると共にその各交点を溶接により互いに固着して製造されるものである。尚、ゲートパネル2Aのメッシュパネル材19は、高さ方向略中央のヒンジ9により上下に分割されている。また、図中20はゲートパネル2Aの左右正面に設けられたゲートロック機構であり、このゲートロック機構20を操作することによりゲートパネル2Aを、立設状態の側パネル2B,2Cにロック及びロック解除することができる。
上記構成のボックスパレットは、使用に際してパネル2A,2B,2C,2Dが起立状態で組み立てられ、周囲がパネル2A,2B,2C,2Dで囲まれた底パネル1上の荷収納空間内に荷を収納した状態で、搬送や保管に利用できるが、上側パレットの各脚体3a,3b,4a,4bを下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺2F,2Fの前後両端近傍位置に嵌合させることにより、段積みすることができる。一方、空のボックスパレットは、偏平状に折り畳むことができる。
前記脚体3a,3b,4a,4bは、図4に示すように、角筒状の柱部21の下端に、側パネル組み立て状態(使用状態)での段積み時に下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺2F,2Fに嵌合する前後方向凹溝部22とその内側の巾の狭い平坦接地部23とを形成する板材24を溶接してなり、載置部たる前後方向凹溝部22は平坦接地部23より高い位置にあり、柱部21の上端には、底パネル1の左右両側辺の溝形材16a,16bと前後両側辺の溝形材17a,17bとのT字状交差部に嵌合する切り欠きが形成され、該切り欠きの周縁と前記溝形材16a,16b,16a,17bとを溶接することにより取り付けられている。
上記のようなボックスパレットにおいて、本考案では下記のような特徴構成を備える。前記底パネル1の底面には、前記左右の脚体3a,3b,4a,4bの間に、左右一対のフォークガイド31,31を設けており、これら左右一対のフォークガイド31,31は鋼材などからなり、溶接により底パネル1に固定され、それらフォークガイド31,31にフォークリフト(図示せず)のフォークFを挿入し、このフォークFによりボックスパネルを運搬することができ、フォークガイド31,31は左右方向溝形材17a,17bの下面などに、その接合箇所の外側全周を溶着により固定されている。尚、前記フォークガイド31は上側開放の前後方向溝形材からなり、平行に配置された左右の側部たる側板32,32と、これら左右の側板32,32の下端を連結する底部たる底板33とを一体に備え、この底板33の下面33Kが接地部であり、この下面33Kは前記平坦接地部23と同一高さにある。また、前記フォークガイド31が底パネル1の前後方向略全長に設けられているが、使用状態の下側パレットのゲートパネル2Aとバックパネル2Dの上辺2F,2F間の間隔より短く、段積み時に使用状態の下側パレットのゲートパネル2Aとバックパネル2Dの上辺2F,2Fの間にフォークガイド31の下部が挿入される。この場合、フォークガイド31の前後の下部が段積み時に使用状態の下側パレットのゲートパネル2Aとバックパネル2Dの上辺2F,2Fに係合するから、地震等の揺れを受けても、上側パレットが前後にずれることがなく、荷崩れを防止できる。
また、前記フォークガイド31の前後開口部の近傍には、使用状態での段積み時に下側パレットの上辺2Fより上方に前記フォークFを案内する案内ガイド部34を設けている。この案内部材34は鋼材からなる板辺35,35Aを山形に配置し、前記底板33の上面に溶接などにより固着してなり、案内部材34の角部である上縁34Fが、下側パレットのゲートパネル2A及びバックパネル2Dの上辺2F,2Fより上方に位置し、案内部材34の上縁34Fにフォーク挿入空間36が設けられている。また、外側の前記板辺35の上面37が外側傾斜案内部であり、外側から内側に向かって高くなるように傾斜しており、内側の前記板辺35Aの上面37Aが内側傾斜案内部であり、内側か外側に向かって高くなるように傾斜している。
そして、フォークリフトを用いて下側パレットに上側パレットを段積みし、そのフォークFを引き抜く際、フォークFが内側案内面たる上面37Aにより案内されることにより、下段パレットの上辺2Fに接触することがなく、また、運搬するためにフォークFの挿入時にも、先端をフォーク挿入空間36に挿入すれば、フォークFが上辺2Fに接触することがなく、フォークガイド31内にフォークFをスムーズに挿入することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、矩形の底パネル1の周囲に該底パネル1上に折り畳み可能な側パネルたるゲートパネル2A,サイドパネル2B,2C及びバックパネル2Dが立設されると共に、底パネル1の下側各角部に、使用状態での段積み時に下側パレットの側パネルたるサイドパネル2B,2Cの上辺2F,2Fで支持させることができる脚体3a,3b,4a,4bが突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットにおいて、底パネル1の底面に左右一対のフォークガイド31,31を設け、このフォークガイド31はフォークリフトのフォークFを挿入する左右の側部たる側板32,32と、これら左右の側板32,32の下部を連結する底部たる底板33とを備え、この底板33の接地部たる下面33Kと脚体3a,3b,4a,4bの接地部23とが同一高さであるから、脚体3a,3b,4a,4bの接地部23に加えて底板33の下面33Kによりボックスパレットの荷重を支持するため、荷重を加える箇所が増加し、その荷重が分散され、荷重受け面が損傷することを防止できる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、請求項2の考案は、底部が底板33からなり、この底板33の下面33Kが前記底部の接地部であり、底部の接地部が面であるから、一層荷重を分散することができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、フォークガイド31が底パネル1の前後方向略全長に設けられているから、底パネル1の前後方向略全長に設けられた底部の面により、より一層荷重を分散することができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、脚体3a,3b,4a,4bは、脚体3a,3b,4a,4bの接地部23より高い位置に側パネルの上辺2Fに載置する載置部たる前後方向凹溝部22を有し、フォークガイド31は前後の側パネルたるゲートパネル2A及びバックパネル2Dの上辺2F,2F間の間隔より短く、使用状態での段積み時に上側パレットのフォークガイド31の下部が、下側パレットのゲートパネル2A及びバックパネル2Dの間において下側パレットの上辺2Fより下方に位置し、フォークガイド31の前後には、使用状態での段積み時に下側パレットの上辺2Fより上方にフォークFを案内する案内ガイド部34を設けたから、使用状態での段積みを安定するため、脚体3a,3b,4a,4bの接地部23より高い位置に側パネルの上辺2Fに載置する前後方向凹溝部22を有し、上側パレットのフォークガイド31の下部がゲートパネル2A及びバックパネル2Dの間において下側パレットの上辺2Fより下方に位置するため、地震等の揺れを受けても、フォークガイド31とゲートパネル2A及びバックパネル2Dの上辺2F,2Fとの係合により、荷崩れを防止することができる。さらに、フォークガイド31にフォークFを抜差しする際、案内ガイド部34がフォークFを案内することにより、フォークFが下側パレットの上辺2Fに当たることがない。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、案内ガイド部34の上縁34Fが使用状態での段積み時に下側パレットの上辺2Fより上方に位置すると共に、案内ガイド部34の上縁34Fの上方にフォーク挿入空間36を有するから、案内ガイド部34の上縁34Fにより、フォークFを下側パレットの上辺2Fより上方に案内することができ、フォークFが下側パレットの上辺2Fに接触することを防止できる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、案内ガイド部34は、案内ガイド部34の上縁34Fの内外に、外側から上縁34Fに向かって高くなるように傾斜した外側傾斜案内部たる上面37と、内側から上縁34Fに向かって高くなるように傾斜した内側傾斜案内部たる上面37Aと、を有するから、フォークリフトにより下側パレット上に上側パレットを段積みし、この後、フォークFを引き抜く際、内側傾斜案内部たる37AによりフォークFが下側パレットの上辺2Fに接触することを防止することができ、また、挿入時にも、先端を案内ガイド部34の上縁34Fの上方に挿入すれば、フォークFが下側パレットの上辺に接触することがなく、外側傾斜案内部たる上面37によりフォークFをスムーズにフォークガイド内に挿入することができる。
尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例の左右の側パネルを前後のパネルとしたパレットに左右一対のフォークガイドを設けてもよい。また、案内ガイド部は、フォークガイドの前後の少なくとも一方に設ければよく、一方の場合は前側が好ましい。また、上記実施形態で説明したボックスパレット全体の構成は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。例えば、左右両サイドパネル2B,2Cの巾を広くして、当該左右両サイドパネル2B,2Cをバックパネル2Dに重ねるように折り畳んだとき、両サイドパネル2B,2Cが互いに重なり合うように構成しても良い。又、ゲートパネル2Aの構成は、上記実施形態に示した構造のものに限定されない。さらに、底パネル1は、強度部材から成るベースフレーム上に板材を張設したものであっても良い。勿論、各側パネル2A〜2Dも、メッシュパネル材から構成されるものに限定されない。また、本考案のボックスパネルは各部材が鋼材からなるから、部材同士の固定には溶接を用いている。
1 底パネル
2A ゲートパネル(前側の側パネル)
2B サイドパネル(左の側パネル)
2C サイドパネル(右の側パネル)
2D バックパネル(後側の側パネル)
2F 上辺
3a,3b,4a,4b 脚体
22 前後方向凹溝部(載置部)
23 平坦接地部(接地部)
31 フォークガイド
32 側板(側部)
33 底板(底部)
33K 下面(接地部)
34 案内ガイド部
34F 上縁
36 フォーク挿入空間
37 上面(外側傾斜案内面)
37A 上面(内側傾斜案内面)

Claims (6)

  1. 矩形の底パネルの周囲に該底パネル上に折り畳み可能な側パネルが立設されると共に、底パネルの下側各角部に、使用状態での段積み時に下側パレットの側パネルの上辺で支持させることができる脚体が突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットにおいて、前記底パネルの底面に前後方向をなす左右一対のフォークガイドを設け、このフォークガイドはフォークリフトのフォークを挿入する左右の側部と、これら左右の側部の下部を連結する底部とを備え、この底部の接地部と前記脚体の接地部とが同一高さであることを特徴とする段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  2. 前記底部が底板からなり、この底板の下面が前記底部の接地部であることを特徴とする請求項1記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  3. 前記フォークガイドが前記底パネルの前後方向略全長に設けられていることを特徴とする請求項2記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  4. 前記脚体は、前記脚体の接地部より高い位置に側パネルの上辺に載置する載置部を有し、前記フォークガイドは前後の側パネルの上辺間の間隔より短く、使用状態での段積み時に上側パレットの前記フォークガイドの下部が、下側パレットの前後の前記側パネルの間において下側パレットの上辺より下方に位置し、前記フォークガイドの前後には、使用状態での段積み時に前記下側パレットの上辺より上方に前記フォークを案内する案内ガイド部を設けたことを特徴とする請求項3記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  5. 前記案内ガイド部の上縁が使用状態での段積み時に前記下側パレットの上辺より上方に位置すると共に、前記案内ガイド部の上縁の上方にフォーク挿入空間を有することを特徴とする請求項4記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  6. 前記案内ガイド部は、該案内ガイド部の前記上縁の内外に、外側から前記上縁に向かって高くなるように傾斜した外側傾斜案内部と、内側から前記上縁に向かって高くなるように傾斜した内側傾斜案内部と、を有することを特徴とする請求項5記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
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