JP7097765B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車用部品などを内部に収容した状態で複数の別異の収納容器を多段状に積み上げ可能な収納容器の改良技術に関する。
周知のように、自動車用部品や電装部品などを収容する積み上げ可能な収納容器としては、その一つとして、例えば、以下の特許文献1に記載されたメッシュパレットがある。
このメッシュパレット1は、図11に示すように、上端が開口形成されたボックス状に形成され、下部に4本の縦横梁部材3,3、4,4によって四角形状に形成された基枠2を有し、該基枠2から上方へ立ち上がった金属製メッシュによってそれぞれ形成された4つの側壁5を有している。また、前記基枠2の内側には、自動車用部品などを載置する金属製メッシュの底壁6が設けられている。また、前記基枠2の四隅部の下部に、下段側に位置する別異のメッシュパレットの対向する各一対の上端枠部に係り止め可能なそれぞれ一対の脚部7、8が設けられている。
さらに、従来公報には記載されていないが、前記2本の横梁部材3,3の下部には、図外の例えば電動式のフォークリフトの一対の爪部を前記基枠2の下側の所定位置に案内する一対のガイド部材9,9が溶接などによって固定されている。この一対のガイド部材9,9は、前記フォークリフトの一対の爪部の幅間隔に合わせて各横梁部材3,3の軸方向のほぼ中心位置から左右の所定位置に配置され、内部に前記両爪部が挿入可能なガイド孔9a、9aが貫通形成されている。
また、このガイド部材9,9は、各ガイド孔9a、9aがフォークリフトの各爪部が最も下降した位置に合わせて配置されており、各爪部は、地面から数cm~数十cm離れた上方位置に配置されている。
実開昭52-57033号公報(第1図)
前記従来の収納容器(メッシュパレット)にあっては、前記各ガイド部材9,9が、各横梁部材3,3の下部に溶接などによって固定されていると共に、各ガイド孔9a、9aが、前述のように、フォークリフトの各爪部の高さに合わせて地面から約数cm~数十cm上方に離れた位置に形成されている。
ところが、フォークリフト以外の油圧を駆動源とする手動式のハンドリフトでは、両爪部の最下降位置が地面にほぼすれすれ、あるいは僅かに当接する位置になっている。このため、ハンドリフトは、両爪部の先端部が地面に摺接しながらメッシュパレットの基枠の下部に入り込むようになっている。
前述したフォークリフト仕様のガイド部材9,9では、各ガイド孔9a、9aの位置が高くなっていることから、ハンドリフトでは、各爪部が各ガイド孔9a、9aの位置に合わなくなってハンドリフトを使用することができなくなるおそれがある。
そこで、前記各ガイド部材9,9を、ハンドリフトの各爪部の高さに合わせるために、地面に当接する位置で固定することも考えられる。しかし、各ガイド部材9,9を、図中一点鎖線で示すように、下面が地面(接地面)に当接する位置まで下げた状態で固定すると、下方へ突出した状態になることから、以下のような技術的課題を招くおそれがある。
つまり、このメッシュパレットを、別異の下段側のメッシュパレット上に積み重ねると、下方へ突出した各ガイド部材9,9が、下側のメッシュパレットの上端開口から例えば下側メッシュパレットの例えばベニヤ板からなる蓋部材に干渉して下方への過度な押し付け力が作用する。このため、下側メッシュパレットの蓋部材が亀裂や破損するとか、あるいは下側メッシュパレット内に収容された自動車用部品などの収納物を損傷してしまうおそれがある。
本発明は、前記従来の収納容器の技術的課題に鑑みて案出されたもので、挿通孔構成部材を上下方向へ可動式にすることによって、ハンドリフトへの対応を確保すると共に、積み重ねられた収納容器のガイド機構による下側収納容器内の蓋部材の亀裂、破損や収納物の損傷を抑制し得る収納容器を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上端が開口形成され、下部に複数の縦横梁部材によって四角形状に形成された基枠を有すると共に、該基枠から上方へ立ち上がった4つ側壁を有するボックス状の容器本体と、前記複数の縦横梁部材のうち、少なくとも対向する一対の梁部材に設けられ、リフト機構の一対の爪部を前記基枠の下側の所定位置に案内するそれぞれ一対のガイド機構と、を備え、
前記各ガイド機構は、前記各爪部が挿入される少なくとも左右一対の挿入口構成部材を有し、該各挿入口構成部材は、前記対向する一対の梁部材に対して上下方向へ摺動可能に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、ガイド機構の挿通孔構成部材を上下方向へ可動式にすることによって、リフト機構としてのハンドリフトへの対応を確保すると共に、積み重ねられた収納容器のガイド機構による下側収納容器内の蓋部材の破損や収納物の損傷を抑制できる。
請求項2に記載の発明にあっては、前記各ガイド機構は、前記各梁部材にそれぞれ固定された各一対の支持部材と、該各支持部材のそれぞれの両側に設けられて、前記各挿入口構成部材を上下方向へ摺動可能に支持する各一対の摺動用孔を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明にあっては、前記各一対の支持部材は、それぞれ横コ字形状に形成されていると共に、それぞれの長手方向の両端部の下部に、前記各一対の摺動用孔が上下方向へ貫通形成された筒状のガイド部が設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明にあっては、前記各挿入口構成部材は、それぞれ横コ字形状に形成されて、水平状の本体と、該本体の両側部から上方に延びて前記各摺動用孔内を摺動する各一対の腕部と、該各一対の腕部のそれぞれの先端部に設けられて、該各一対の腕部の最大下降移動位置を規制する規制突部と、を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明にあっては、前記基枠の前記対向する一対の梁部材の下面に設けられて、下段側に位置する別異の収納容器の対向する各一対の上端枠部に係り止め可能な複数の脚部を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明にあっては、前記容器本体は、前記基枠の上端部に設けられた各側壁が金属メッシュによって構成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明にあっては、前記各ガイド機構は、前記各梁部材に上下方向に沿って固定され、内部にそれぞれ摺動用孔が貫通形成された各一対の筒状の支持部材を有し、
前記一対の挿入口構成部材は、横コ字形状に形成されて、長手方向の両端部に有する両腕部が前記支持部材の各摺動用孔内で上下方向へ摺動可能に支持されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ハンドリフトにも対応可能であると共に、下段側の収納容器内の蓋部材や収納物に対する破損や損傷の発生を十分に抑制できる。
本発明に係る収納容器をメッシュパレットに適用した第1実施形態の側面図である。 本実施形態のメッシュパレットの正面図である。 同メッシュパレットの底面図である。 本実施形態におけるメッシュパレットに別異のメッシュパレットを積み重ねた状態を示す側面図である。 同メッシュパレットの上端開口から蓋部材を被せた状態を示す平面図である。 本実施形態の要部拡大図であって、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。 同じく本実施形態の要部拡大図であって、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。 本発明の第2実施形態を示し、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。 本発明の第3実施形態を示し、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。 本発明の第4実施形態を示し、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。 従来のメッシュパレットを示す側面図である。
以下、本発明に係る収納容器をいわゆるメッシュパレットに適用した複数の実施形態を図面に基づいて詳述する。
〔第1の実施形態〕
図1~図5は本発明の第1実施形態のメッシュパレット10の全体構成を示し、このメッシュパレット10は、同じ構造の別異の下段側のメッシュパレット10に積み重ね可能に設けられている。
すなわち、メッシュパレット10は、内部に収容空間を有するボックス状に形成されており、下部に2本の横梁部材12,12及び、該両横梁部材12,12の前後端部に接続されて、各横梁部材12よりも長さが短い一対の縦梁部材13、13からなる全体が長方形の基枠11と、各縦横梁部材12~13から立ち上がった鉄系の金属製メッシュからなる複数の(本実施形態では4つ)の側壁14、14、15,15と、を備えている。また、基枠11の下部には、内部に収容された例えば自動車部品などの収納物を載置する鉄系の金属製メッシュからなる底壁16が設けられている。さらに、前記各側壁14~15によって囲まれた上端側には、部品などが投入される四角形状の開口17が形成されている。なお、メッシュパレット10は、例えばその大きさが縦方向長さ約1000mm、横方向長さが約1200mm、高さが約1000mm程度になっている。この全体の大きさは、仕様などに応じて任意に変更することが可能である。
なお、これら横梁部材12、12と縦梁部材13,13からなる基枠11と各側壁14~15及び底壁16によって容器本体が構成されている。また、前記縦横梁部材12~13は、底壁16を支持するために該底壁16の下面にさらに複数配設されており、それらの太さも種々異なっている。
前記各縦横梁部材12~13は、鉄系金属によって横断面ほぼ四角形状の角柱状に形成されて、各両端末部が例えば溶接などによって連結されている。なお、前記4つの側壁14~15は、折り畳み可能に形成されている。また、側壁14~15は、容器本体の形状に合わせてさらに異なる形状に形成することも可能である。
また、前記基枠11の各縦梁部材13,13の下面には、それぞれ一対の脚部18、18、19、19が固定されている。
図6は本実施形態の要部拡大図であって、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。図7は同じく本実施形態の要部拡大図であって、(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。
前記各脚部18~19は、図6(a)(b)に示すように、基枠11の四隅部の下部に設けられ、各横梁部材12,12と各縦梁部材13,13の交差する部位に跨って設けられている。各脚部18~19は、同じ構造であるから一対の脚部18,18側について説明すると、各横梁部材12と各縦梁部材13の下面に溶接によって固定された基部18aと、該基部18aの下部前後位置に設けられた脚片18b、18cと、から構成されている。この各脚部18は、各基部18aの下面と各脚片18b、18cとの間に形成された嵌合溝18dが、下段のメッシュパレット10の対応する側壁15、15の上端部に嵌合して上段側のメッシュパレット10’を安定に支持するようになっている。
なお、前記各縦横梁部材12~13や各側壁14,14を、アルミニュウム合金など非鉄金属などによって形成することも可能である。
また、図5に示すように、メッシュパレット10は、内部に例えば自動車用部品などの収納物を満載状態に収納した後に、これら収納物の上部に開口17を介して蓋部材25が載せられるようになっている。この蓋部材25は、例えば、木製の薄板であるベニヤ板によって四角形状に形成されていると共に、四つの角部がカットされて傾斜面25aが形成されている。そして、この蓋部材25は、その全体の大きさが開口17よりも一回り大きく設定されている。つまり、蓋部材25は、前記各側壁14~15の外形とほぼ同じ大きさに設定されて、前記4つの傾斜面25aを除く4つの外側辺が各側壁14~15の上端部に載置されるようになっている。また、前記4つの傾斜面25aは、蓋部材25を各側壁14~15の上端部に載せた後に、下段側のメッシュパレット10に上段側のメッシュパレット10’を積み重ねた際の該上端側のメッシュパレット10’の各脚部18~19の逃げ部として機能するようになっている。
そして、この蓋部材25を、メッシュパレット10の各側壁14~15の上端縁に載置することによって内部(収納部)への塵芥などの侵入を抑制している。
なお、前記蓋部材25は、メッシュパレット10の内部に収容された収容物の上部に押し蓋状に配置することも可能である。
さらに、前記縦横梁部材12~13の左右両端部の外面12a、13aには、図1~図3に示すように、リフト機構である図外の例えば電動式のフォークリフトや油圧駆動の手動式のハンドリフトのそれぞれの一対の爪部が挿入される各一対のガイド機構20が設けられている。
前記各ガイド機構20は、構造が同じであるから、以下では、便宜上、一つのガイド機構20についてのみ説明する。
すなわち、ガイド機構20は、図6及び図7に示すように、横梁部材12の外面12aに溶接などによって固定された支持部材21と、該支持部材21の両端部21a、21bに一体に設けられた一対のガイド部22、22と、該各ガイド部22、22に上下方向へ摺動可能に設けられた挿入口構成部材23と、を備えている。
支持部材21は、横梁部材12の長手方向に沿った細長い鉄系金属板材によって形成されていると共に、両端部が21a、21bが下方向へ折り曲げられて全体がほぼ横コ字形状に形成されている。
この両端部21a、21bは、各先端部が横梁部材12の下面よりも下方に位置している。また、この両端部21a、21bの間のスパンSは、フォークリフトやハンドリフトの一つの爪部の幅よりも大きく設定されて、該爪部が挿通可能に形成されている。
前記各ガイド部22、22は、横断面ほぼコ字形状に折曲形成されて、両側壁の各先端部が支持部材21の両端部21a、21bの下部を挟み込むように配置された状態で該両端部21a、21bに溶接によって固定されている。
また、この各ガイド部22、22の内部には、支持部材21の両端部21a、21bの外側面と協働して形成された摺動用孔22a、22aがそれぞれ上下方向に沿って貫通形成されている。
挿入口構成部材23は、横梁部材12との間でフォークリフトやハンドリフトの一対の爪部を挿入可能な開口部Cを形成するものである。この挿入口構成部材23は、支持部材21と同様に、細長い鉄系金属板材によってほぼコ字形状に折曲形成されて、前記支持部材21とガイド部22,22を挟んでほぼ対称形状になっている。
また挿入口構成部材23は、各縦横梁部材12、13の長手方向に沿って水平方向に延びた本体23aと、該本体23aの両端部から上方へ折曲形成された一対の腕部23b、23cと、該各腕部23b、23cの上端部に一体に固定されて、挿入口構成部材23の最大下降移動位置を規制する一対の規制突部であるストッパ部24,24と、を備えている。
さらに、挿入口構成部材23は、両腕部23b、23cが前記各ガイド部22,22の各摺動用孔22a、22a内で上下方向へ自由に摺動可能に支持されていることから、全体が上下方向へ自由に移動可能になっている。
本体23aは、その上下方向の高さ(幅)が比較的小さく形成されて、後述する地面E上に当接した状態では、ハンドリフトの爪部が乗り上げ可能な高さになっている。
各ストッパ部24,24は、図6(a)、図7(a)に示すように、本体23aが地面Eに当接した状態でも各ガイド部22,22の上端面に当接することなく僅かに隙間を持たせることによって地面Eの状況に柔軟に対応可能になっている。
そして、挿入口構成部材23は、図6(a)及び図7(a)に示すように、メッシュパレット10が地面Eに載置されている場合、つまり、4つの脚部18,19が地面E上に当接している場合は、本体23aの下面23dが地面Eに当接した状態で各ストッパ部24、24が各ガイド部22,22(摺動用孔22a、22a)の上端縁より上方に位置している。しかし、メッシュパレット10が、例えばフォークリフトによって持ち上げられた場合は、各ストッパ部24,24が、各ガイド部22,22の上端縁、つまり、各摺動用孔22a、22aの上端孔縁に当接してそれ以上の下降移動を規制するようになっている。換言すれば、メッシュパレット10が、フォークリフトなどで持ち上げられてフリーな状態になったときに、挿入口構成部材23が自重によって各ガイド部22,22から脱落しないようになっている。
また、図6(b)及び図7(b)に示すように、メッシュパレット10が別異の下段のメッシュパレット10’に積み重ねられた場合は、挿入口構成部材23は、本体23aの下面23dが蓋部材25の上面に当接すると、この反力によって両腕部23b、23cが各ガイド部22,22内を摺動して上昇する。これによって、挿入口構成部材23は、自重に反して全体が上方へ移動するようになっている。
〔本実施形態の作用効果〕
まず、メッシュパレット10が、図1、図2及び図6(a)、図7(a)に示すように、下段側として各脚部18~19が地面Eに着地している場合は、各挿入口構成部材23、23は、自重によって各ガイド部22の各摺動用孔22a、22a内を各腕部23b、23cが下方へ摺動して、本体23aの下面23dが地面Eに当接した状態になる。このため、各挿入口構成部材23、23は、開口部Cの開口面積が最大になって、上下方向の隙間が大きくなる。したがって、フォークリフトを使用する際に、一対の爪部が各挿入口構成部材23、23の開口部Cから挿入案内しつつ対向する反対の横梁部材12に有する各挿入口構成部材23、23に容易に挿入することが可能になる。
また、各挿入口構成部材23,23は、本体23a、23aが地面E上に着地していることから、ハンドリフトの一対の各爪部も同じように、それぞれの開口部Cから挿入案内されて対側の各挿入口構成部材23,23に容易に挿入することが可能になる。
すなわち、本実施形態におけるメッシュパレット10によれば、フォークリフト、ハンドリフトのいずれにも対応することが可能になる。したがって、汎用性が高くなると共に実用性が大幅に向上する。
しかも、図1,図4、図6(b)、図7(b)に示すように、下段のメッシュパレット10に上段のメッシュパレット10’を、例えばフォークリフトなどによって積み重ねると、各脚部18~19が、下段のメッシュパレット10の縦梁部材13、13側の対向側壁15,15の上部に嵌合して支持される。
このとき、各挿入口構成部材23は、下段側のメッシュパレット10の蓋部材25の対応する上面に各本体23aの下面23dが当接する。そうすると、この反力によって、各挿入口構成部材23は、自重に反して両腕部23b、23cが各ガイド部22,22内を摺動して自動的に上昇する。これによって、挿入口構成部材23は、全体が上方へ移動することから、蓋部材25への過度な押圧力による負荷が回避される。
この結果、蓋部材25の破損の発生などが十分抑制でき、耐久性の向上が図れる。
また、下段側のメッシュパレット10に蓋部材25が無い場合には、前記各挿入口構成部材23の本体23aの下面23dが直接、部品などの収納物に当接するが、前述のように、当接反力によって各挿入口構成部材23が自動的に上昇する。このため、各収納物に過度な押圧力による負荷を掛けることが無くなるので損傷の発生などを十分に抑制できる。
また、この第1実施形態では、支持部材21をコ字形状に形成して、横梁部材12に沿って溶接結合したことから、この結合剛性が高くなる。このため、支持部材21の各ガイド部22,22によって挿入口構成部材23を安定に支持できると共に、該挿入口構成部材23の安定した移動性を確保できる。
さらに、支持部材21の両端部21a、21bをガイド部22,22の一部として利用したことによって、各部の寸法精度を高くすることができると共に、構造の簡素化が図れる。
また、この第1実施形態では、支持部材21や挿入口構成部材23として、細長い金属製の平板を用いたが、これらを金属製のパイプに代えることも可能である。したがって、ガイド部22,22も、支持部材21や挿入口構成部材23のパイプ形状に合わせて円筒状に形成されることになる。
〔第2実施形態〕
図8(a)(b)は本発明の第2実施形態を示し、ガイド機構20の構成を変更したものである。
すなわち、支持部材31,31が、分離された2つの円筒部によって構成され、この2つの支持部材31,31が横梁部材12の長手方向の両端部箇所に上下方向に沿って例えば溶接などによって固定されている。
具体的には、両支持部材31,31は、鉄系金属によってそれぞれ円筒状に形成され、内部に摺動用孔31a、31aが上下方向へ貫通形成されている。両支持部材31,31は、その軸方向の長さが横梁部材12の上下幅とほぼ同じ長さに設定されて、第1実施形態における一対のガイド部と同じ機能を有している。
この両支持部材31,31の間のスパンSは、フォークリフトやハンドリフトの一つの爪部の幅よりも大きく該爪部が挿通可能な所定幅に設定されている。
挿入口構成部材32は、鉄系金属からなる細長い板状の本体32aと、該本体32aの軸方向の両端部上面に固定された一対の腕部32b、32cと、該各腕部32b、32cの上端部に固定された円盤状のストッパ部33,33と、を有している。
本体32aは、比較的薄肉な金属板よって形成されて、折り曲げられることなく単純な一枚板で形成されている。
一対の腕部32b、32cは、それぞれが軽量化を図るために内部中空状のパイプ状に形成され、外径が各支持部材31,31の各摺動用孔31a、31aの内径よりも僅かに小さく形成されて、該各摺動用孔31a、31aに上下方向へ摺動可能に支持されている。これによって、挿入口構成部材32全体が上下方向へ自由に移動可能になっている。
各ストッパ部33,33は、外径が各支持部材31,31の外径とほぼ同じ大きさに形成されており、挿入口構成部材32の自由状態時における自重により下降移動すると、各支持部材31、31の上端面31b、31bに当接して挿入口構成部材32の最大下方への移動を規制するようになっている。また、この各ストッパ部33,33は、図8(a)に示すように、本体32aが地面Eに当接した状態でも各支持部材31,31の上端面31b、31bに当接することなく僅かに隙間を持たせることによって地面Eの状況に柔軟に対応可能になっている。
したがって、この第2実施形態によれば、メッシュパレット10が、図1、図2及び図8(a)に示すように、下段として各脚部18~19が地面Eに着地している場合は、各挿入口構成部材32、32は、自重によって各支持部材31,31の各摺動用孔31a、31a内を各腕部32b、32cが下方へ摺動して、本体32aの下面32dが地面Eに当接した状態になる。このため、各挿入口構成部材32、32は、開口部Cの開口面積が最大になって、上下方向の隙間が大きくなる。
したがって、フォークリフトを使用する際に、一対の爪部が各挿入口構成部材23、23内へ案内しつつ容易に挿入することが可能になる。また、各挿入口構成部材23,23は、本体23a、23aが地面Eに着地していることから、ハンドリフトの一対の爪部も同じようにそれぞれの内部に案内しつつ容易に挿入することが可能になる。
すなわち、本実施形態におけるメッシュパレット10も、フォークリフト、ハンドリフトのいずれにも対応することが可能になる。したがって、汎用性が高くなると共に実用性が向上する。
しかも、第1実施形態と同じく図4及び図8(b)に示すように、下段のメッシュパレット10に上段のメッシュパレット10’を、例えばフォークリフトなどによって積み重ねると、このとき、各挿入口構成部材32は、下段側のメッシュパレット10の蓋部材25の上面に各本体32aの下面32dが当接する。そうすると、この反力によって、各挿入口構成部材32は、両腕部32b、32cが各支持部材31,31内を摺動して自動的に上昇する。これによって、挿入口構成部材32は、全体が上方へ移動して、蓋部材25への過度な押圧力による負荷が回避される。
これによって、第1実施形態と同じく、蓋部材25の破損の発生などが十分抑制でき、耐久性の向上が図れる。
また、本実施形態では、支持部材31、31を、単に円筒状に形成して、これを横梁部材12の外面12aに直接溶接固定したことから、全体の構造が簡素化されて、製造作業や組立作業が容易になると共に、コストの低減化が図れる。
〔第3実施形態〕
図9は本発明の第3実施形態を示し、ガイド機構20の構造をさらに簡素化したものである。図9の(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。
すなわち、一対の支持部材31、31は、第2実施形態と同じく鉄系金属によって円筒状に形成されているが、挿入口構成部材32は、一本のパイプをほぼ横コ字形状に折曲して形成したものである。なお、挿入口構成部材32を、中実なロッドで構成することも可能である。
挿入口構成部材32は、鉄系金属からなる一本のパイプによって構成され、ほぼ水平な本体32aと、該本体32aの両端部を上方へ折曲した一対の腕部32b、32cと、該両腕部32b、32cの上端部に円盤状のストッパ部33,33が固定されている。前記両腕部32b、32cは、支持部材31,31の摺動用孔31a、31a内を上下方向へ摺動可能に支持されている。
他の構成は、第2実施形態と同じである。したがって、第2実施形態と同じ作用効果が得られると共に、特に、挿入口構成部材32を、一本のパイプを折り曲げて形成したことから、第2実施形態に比較して構造がさらに簡素化される。これによって、さらに製造作業や組立作業が良好になると共に、コストの低減化が図れる。
〔第4実施形態〕
図10は本発明の第4実施形態を示し、ガイド機構20の構造をさらに簡素化したものである、つまり、挿入口構成部材32は、第2実施形態のものと同じ構造であるが、この挿入口構成部材32を摺動可能に支持する支持部材を横梁部材12が兼用したものである。図10の(a)はガイド機構の挿入口構成部材が地面に当接している状態を示し、(b)はガイド機構の挿入口構成部材が上昇移動しつつ下側のメッシュパレットの蓋部材に当接している状態を示している。
横梁部材12は、両端部の所定位置の幅方向の中央位置に摺動用孔12b、12bが上下方向へ貫通形成されている。この摺動用孔12b、12b間のスパンSは、同じくフォークリフトやハンドリフトの各爪部の幅よりも大きく形成されていることは、前記各実施形態と同じである。
各摺動用孔12b、12bを横梁部材12に設けることによって、前記各実施形態における支持部材21,31を廃止できる。
一方、挿入口構成部材32は、鉄系金属からなる細長い板状の本体32aと、該本体32aの軸方向の両端部上面に固定された一対の腕部32b、32cと、該各腕部32b、32cの上端部に固定された円盤状のストッパ部33,33と、を有している。
本体32aは、比較的薄肉な金属板よって形成されて、折り曲げられることなく単純な一枚板で形成されている。一対の腕部32b、32cは、それぞれが軽量化を図るために内部中空状の棒状に形成されている。また、各腕部32b、32cは、それぞれの外径が前記摺動用孔12b、12b内径よりも僅かに小さく形成されて、該各摺動用孔12b、12bに上下方向へ摺動可能に支持されている。これによって、挿入口構成部材32全体が上下方向へ自由に移動可能になっている。
他の構成は、第2、第3実施形態を同じであるから、これらと同様な作用効果が得られることは勿論のこと、特に、この実施形態では、前記第1~第3実施形態の支持部材21,31を廃しできることから、さらなる構造の簡素化が図れる。このため、製造作業や組立作業の能率がさらに促進されると共に、コストの大幅な低下が図れる。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨に沿って構造をさらに変更することが可能である。
また、前記各実施形態では、ガイド機構20を、一対の横梁部材12、12に適用した場合について説明したが、縦梁部材13、13にも適用されている。
また、前記挿入口構成部材23,32は、その材質として軽量化を図るために、例えばアルミ合金材や硬質な合成樹脂材で形成することも可能である。
さらに、前記挿入口構成部材23,32は、本体23a、32aの上面に内側から外側に向かって下り傾斜状の傾斜面を形成することも可能である。この傾斜面によって、特にハンドリフトの爪部を挿入口構成部材23,32内に挿入する際に、爪部の先端部下面が前記傾斜面に案内されることから、挿入操作が容易になる。
また、収納容器としては、前述したメッシュパレットに限定されるものではなく、フォークリフトやハンドリフトで搬送される収納容器であって積み重ね可能ものであれば形状や大きさなどは問わない。
さらに、蓋部材としてベニヤ板の他に合成樹脂材からなる薄肉な板材であってもよい。
また、前記各実施形態では、各ガイド機構20を、横梁部材12や縦梁部材13の外面12a、13a側に設けているが、内面側に設けることも可能である。
10…メッシュパレット(収納容器)
11…基枠
12…横梁部材
13…縦梁部材
14…横梁部材側の両側壁
15…縦梁部材側の両側壁
16…底壁
17…開口(上端開口)
18・19…脚部
20…ガイド機構
21…支持部材
22…ガイド部
22a…摺動用孔
23…挿入口構成部材
23a…本体
23b・23c…腕部
23d…下面
24…ストッパ部(規制突部)
25…蓋部材
31・31…支持部材
32…挿入口構成部材
32a…本体
32b・32c…腕部
32d…下面
33・33…ストッパ部(規制突部)

Claims (7)

  1. 上端が開口形成され、下部に複数の縦横梁部材によって四角形状に形成された基枠を有すると共に、該基枠から上方へ立ち上がった複数の側壁を有するボックス状の容器本体と、
    前記複数の縦横梁部材のうち、少なくとも対向する一対の梁部材に設けられ、リフト機構の一対の爪部を前記基枠の下側の所定位置に挿入案内するそれぞれ一対のガイド機構と、を備え、
    前記各ガイド機構は、前記各爪部がそれぞれ挿入される少なくとも左右一対の挿入口構成部材を有し、
    該各挿入口構成部材は、前記対向する一対の梁部材に対して上下方向へ摺動可能に設けられていることを特徴とする収納容器。
  2. 請求項1に記載の収納容器において、
    前記各ガイド機構は、前記各梁部材にそれぞれ固定された各一対の支持部材と、該各支持部材のそれぞれの両側に設けられて、前記各挿入口構成部材を上下方向へ摺動可能に支持する各一対の摺動用孔を有することを特徴とする収納容器。
  3. 請求項2に記載の収納容器において、
    前記各一対の支持部材は、それぞれ横コ字形状に形成されていると共に、それぞれの長手方向の両端部の下部に、前記各一対の摺動用孔が上下方向へ貫通形成された筒状のガイド部が設けられていることを特徴とする収納容器。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の収納容器において、
    前記各挿入口構成部材は、それぞれ横コ字形状に形成されて、水平状の本体と、該本体の両側部から上方に延びて前記各摺動用孔内を摺動する各一対の腕部と、該各一対の腕部のそれぞれの先端部に設けられて、該各一対の腕部の最大下降移動位置を規制する規制突部と、を有することを特徴とする収納容器。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の収納容器において、
    前記基枠の前記対向する一対の梁部材の下面に設けられて、下段側に位置する別異の収納容器の対向する各一対の上端枠部に係り止め可能な複数の脚部を有することを特徴とする収納容器。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載の収納容器において、
    前記容器本体は、前記基枠の上端部に設けられた各側壁が金属メッシュによって構成されていることを特徴とする収納容器。
  7. 請求項1に記載の収納容器において、
    前記各ガイド機構は、前記各梁部材に上下方向に沿って固定され、内部にそれぞれ摺動用孔が貫通形成された各一対の筒状の支持部材を有し、
    前記一対の挿入口構成部材は、横コ字形状に形成されて、長手方向の両端部に有する両腕部が前記支持部材の各摺動用孔内で上下方向へ摺動可能に支持されていることを特徴とする収納容器。
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