JPH10139040A - パレット - Google Patents
パレットInfo
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- JPH10139040A JPH10139040A JP8294979A JP29497996A JPH10139040A JP H10139040 A JPH10139040 A JP H10139040A JP 8294979 A JP8294979 A JP 8294979A JP 29497996 A JP29497996 A JP 29497996A JP H10139040 A JPH10139040 A JP H10139040A
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Abstract
に利用でき、折り畳み高さの一層の低減を図る。 【解決手段】 このパレット30は、床枠31の四隅に
折り畳み自在に設けた支柱33が山形鋼より形成されて
いる。また、パレット30は、隣り合う2つの支柱33
を相互に連結して構成された2つの側面枠36,37
と、側面枠36,37に対して連結および連結解除自在
に構成され折り畳み自在な正面枠38および裏面枠と、
を有する。側面枠36,37を折り畳んだ際には、支柱
33を構成する山形鋼の一の辺が床枠31に当接し、山
形鋼の他の辺が床枠31との間に所定高さを有する隙間
部を形成する。そして、前記隙間部の高さ範囲内で、他
の2つの枠である正面枠38および裏面枠39を収納す
る。
Description
は輸送するために用いられ、当該物品が床枠上に載置さ
れると共に前記床枠の四隅に支柱が折り畳み自在に設け
られたポストパレット、ボックスパレットなどのパレッ
トの改良に関する。
に伴い、物品を荷役、輸送、保管するなどの物流活動を
合理的に行うために、物品を単位数量にとりまとめて載
置するパレットが多用されている。
ボールとを用いた使い捨てパレットがあるが、木やダン
ボールなどの廃棄物の処理に手間と費用を要するので、
物流コストが増加するという問題があった。また、流通
過程における結露などによってダンボールの強度が低下
するので、使用期間中のパレットの安定した品質(強度
など)を確保することが困難であった。
ルなどから作られた繰返し使用パレット(reusable pall
et) が用いられている。物流コストの低減を図るために
は、限られた内容積を有する1つのコンテナの中に積載
可能なパレットの数を増やすことが必要であり、このた
めには、繰返し使用パレットに物品を載せているパレッ
ト使用時の大きさを小さくし、かつ、繰返し使用パレッ
トを返却する時の大きさを小さくし得ることが要請され
る。
に支柱を折り畳み自在に設け、支柱を折り畳むことによ
ってパレット返却時の当該パレットの大きさを小さくし
得るようにしたパレットが提案されている(例えば、実
公平1−44422号公報、実公平3−11150号公
報を参照)。
一般的なパレット20の支柱21は、角パイプより形成
されているが、当該角パイプが物品収納空間22内に出
っ張り、コーナ部に隙間23が存在することがある。こ
の隙間23のために、箱物24を積載する場合に前記収
納空間22を有効に利用できなかったり、積載物24が
移動して角パイプの角部に衝突したりする不具合があっ
た。
なくして前記隙間23が生じないようにするためには、
4つの側面を形成する枠の厚みを厚くして支柱の大きさ
に揃えたり、逆に支柱の大きさを小さくして枠の厚みに
揃えたりする対策が考えられる。しかしながら、前者の
対策では物品収納空間22がますます減少し、後者の対
策では支柱の強度を確保できないという問題が生じる。
大きさ、特に、折り畳み高さが1mmでも高いとコンテ
ナの中に積載し得る段数が1段減り、その分だけ物流コ
ストの低減が阻害されてしまうことになる。このよう
に、物流コストの低減を図るためには、折り畳み高さを
ミリ単位で低くすることが最も重要な事項であり、要求
される課題でもある。
される物品収納空間を有効に利用でき、しかも、折り畳
み高さの一層の低減を図り得るパレットを提供すること
にある。
の請求項1に記載の発明は、物品を床枠の上に載置し
て、輸送や保管などの際に使用されるパレットであっ
て、前記床枠の四隅に折り畳み自在に設けた支柱を山形
鋼より形成してなり、前記支柱を折り畳んだ際に、前記
支柱を構成する山形鋼の一の辺が前記床枠に当接して、
山形鋼の他の辺が前記床枠との間に所定高さを有する隙
間部を形成し、当該隙間部の高さ範囲内でパレット構成
要素が収納されることを特徴とするパレットである。
るので、当該支柱が物品収納空間内に出っ張ることがな
く、コーナ部の隙間がなくなる。このため、物品収納空
間を有効に利用でき、積載物が移動して支柱の角部に衝
突する不具合もなくなる。さらに、支柱を折り畳んだ際
には、支柱をなす山形鋼の前記他の辺が床枠との間で形
成する隙間部の高さ範囲内でパレット構成要素が収納さ
れる。このため、折り畳まれた状態において、パレット
構成要素が占有する空間の上下寸法を可及的に小さくす
ることができ、折り畳み高さが低減する。
面をなす枠のうち、隣り合う2つの前記支柱を相互に連
結して構成された対向する2つの枠と、前記2つの枠に
対して連結および連結解除自在に構成され、折り畳み自
在な対向する他の2つの枠と、をさらに有し、前記2つ
の枠を折り畳んだ際に、前記隙間部の高さ範囲内で前記
他の2つの枠が収納されることを特徴とする。
り畳んだ際には、隙間部の高さ範囲内で他の2つの枠が
収納される。このため、折り畳まれた状態において、枠
が占有する空間の上下寸法を可及的に小さくすることが
でき、折り畳み高さが低減する。
は、矩形状の外周を形成する外フレームと、対向する前
記外フレームの間に掛け渡されるように前記外フレーム
上に取り付けられた内フレームと、第1と第2の線材を
相互に交差させて形成された網部材と、を有し、前記第
1の線材を前記内フレーム上に取り付ける一方、前記第
2の線材を前記第1の線材の下側に取り付けて、前記第
2の線材が前記内フレームよりも上側に位置しないよう
にしたことを特徴とする。
上側に位置しないようにしてあるので、載置面構成部分
の上下寸法は、内フレーム上に両方の線材を位置させた
場合に比べて、第2の線材の寸法分だけ小さくなり、折
り畳み高さが低減する。
レームは、前記外フレーム上に取り付けられる部位にお
ける上下方向の寸法が、他の部位の上下方向の寸法より
も小さく形成されていることを特徴とする。
得ながら、載置面構成部分の上下寸法は、内フレームの
所定部位における上下方向の寸法を小さくした分だけ小
さくなる。したがって、第2の線材を内フレームより
も上側に位置させないこと、内フレームの所定部位に
おける上下方向の寸法を小さくしたこと、の2点より、
載置面構成部分の上下寸法は、「第2の線材の大きさ+
内フレームの所定部位における小さくした寸法」分だけ
小さくなり、折り畳み高さがミリ単位で低減する。
の前記外フレームは山形鋼より形成され、前記内フレー
ムは角パイプから形成されていることを特徴とする。
山形鋼よりなるので、物品収納空間が外フレームにより
狭められることはない。また、内フレームを取り付けて
も載置面構成部分の上下寸法が大きくならない。さら
に、内フレームは角パイプからなるので、床枠は、所要
の耐荷重を持つ。
2つの前記支柱の間には、横桟を取り付け自在であるこ
とを特徴とする。
けるのに便利な形状であり、また、横桟を取り付けても
物品収納空間を極端に狭めることはない。さらに、横桟
を取り付ければ、種々の形状の物品を固定することが容
易になり、パレットの利用範囲が拡大する。
に基づいて説明する。
に係るパレットの組立時の形態を示す正面図および側面
図、図2は、同パレットの正面枠を取り外して裏面枠が
現れた形態を示す正面図、図3(A)(B)は、同パレ
ットを完全に折り畳んだパレット返却時の形態を示す正
面図および側面図、図4(A)は、物品を載置したパレ
ット組立時における同パレットをコンテナに積載した状
態を概念的に示す斜視図、同図(B)は、パレット返却
時における同パレットをコンテナに積載した状態を概念
的に示す斜視図である。
つの側面をなす垂直な枠を折り畳み自在に取り付けたボ
ックスパレット30であり、例えば自動車部品を収容し
た箱物をブロック積みなどの配列方式で積み付けて輸送
したり、製品をそのまま積載して輸送などするために使
用される。さらに、このボックスパレット30は、繰り
返し使用する目的で作った繰返し使用パレットである。
概説した後、各構成要素を順次詳細に説明する。なお、
本明細書では、説明の便宜上、ボックスパレット30お
よび各構成要素の前後方向、上下方向および左右方向を
図1(A)(B)に矢印にて示す方向とする。
〜図3に示すように、ボックスパレット30は、物品が
載置される床枠31を有し、この床枠31の四隅に取り
付けられたガイドポスト32f,32r(総称して「3
2」とも記す)に、前後4本の支柱33f,33r(総
称して「33」とも記す)が折り畳み自在に設けられて
いる。床枠31は、設置面を形成するスキー34,35
を備えている。隣り合う2つの支柱、すなわち前側支柱
33fおよび後側支柱33rは相互に連結され、対向す
る2つの側面枠、すなわち右側面枠36および左側面枠
37を構成している。したがって、支柱33は左右の側
面枠36,37と一体となって床枠31上に折り畳まれ
る。また、パレットの前後には、対向する他の2つの
枠、すなわち正面枠38および裏面枠39が床枠31上
に折り畳み自在に設けられている。これら正面枠38お
よび裏面枠39は、前記2つの側面枠36,37に対し
て連結および連結解除自在に構成されている。
時には、ボックスパレット30は、図4(A)に示すよ
うに、例えば2列で2段に積み重ねてコンテナ40内に
積載される。一方、パレット返却時には、図3(A)に
示すように、上位側パレットは、下位側パレットのガイ
ドポスト32の上に積み重ねられ、図4(B)に示すよ
うに、2列で例えば15段に積み重ねてコンテナ40内
に積載される。パレット返却時においてボックスパレッ
ト30の積載段数の増加を図ることにより、換言すれ
ば、パレット返却時の折り畳み高さH(図3(A)参
照)を小型化することにより、使用するコンテナ台数を
少なくでき、物流コストの低減、引いては製品コストの
低減を図っている。もちろん、パレット組立時のポスト
パレット30の大きさも小型化を図っている。ボックス
パレット30の最大外形寸法の一例は、 パレット組立時:幅2280×高さ1120×奥行14
70mm パレット返却時:幅2280×高さ 184×奥行14
70mm である。なお、パレット返却時の2段目以上の高さは1
44mmである。
ークリフトのフォーク爪を差し込む差込口41が床枠3
1の前後および左右の4方向に設けられた四方差しパレ
ットであり、コンテナやトラックなどへの積み込み、積
み降ろし作業の利便性を図っている。
トを積み重ねたときには、上位側パレットのスキー34
が、下位側パレットの折り畳まれた枠36〜39の上面
に圧接しないようにし、枠36〜39の損傷などを防止
しなければならない。この点を考慮して、設置面からガ
イドポスト32上端までの高さ、すなわち折り畳み高さ
Hは定まる。したがって、設置面から折り畳まれた枠3
6〜39の上面までの高さhを小さくすれば、折り畳み
高さHも必然的に小さくなる。前記高さhは、物品を載
置する載置面を構成する部分の上下寸法、この載置面上
に折り畳まれた枠36〜39が占有する空間の上下寸
法、および、スキー34,35の上下寸法を加算したも
のである。これらのうちスキー34,35の上下寸法
は、フォークリフトによる作業性を考慮して差込口41
の最小上下寸法が定まっていることから、小さくするに
は限界がある。よって、載置面構成部分の上下寸法およ
び折り畳まれた枠が占有する空間の上下寸法を可及的に
小さくすることが、折り畳み高さHの低減につながるこ
とがわかる。この観点より、ボックスパレット30の各
構成要素は以下のように構成される。
び網部材を示す平面図、図6は、床枠の要部を示す斜視
図である。
状の外周を形成する外フレーム45と、対向する外フレ
ーム45の間に掛け渡されるように外フレーム45上に
取り付けられた内フレーム46と、第1と第2の線材4
7,48を相互に交差させて形成された網部材49と、
を有する。これらにより載置面構成部分が構成される。
ム45下面の前後および左右に前記スキー34,35が
取り付けられている。スキー34,35と外フレーム4
5下面との間には、前記差込口41を区画する盲板50
a,50bが設けられている。また、前後のスキー34
と外フレーム45下面との間には、スキー補強材51が
設けられている。左右のスキー35は、図6に示すよう
に、断面が湾曲形状に形成されている。
いる。外フレーム45は、山形鋼の一の辺45aが水平
に延び、他の辺45bが前記一の辺45aの外方端部で
上に延びるように配置されている。山形鋼をこのように
配置すれば、物品収納空間が外フレーム45により狭め
られることはない。
るため、中空の断面矩形の角パイプから形成されてい
る。図示例では、前面側、真中および後面側の3本の内
フレーム46が左右方向に延びて設けられている。各内
フレーム46は、左右両端部において外フレーム45上
に溶接され固定されている。図6から明らかなように、
網部材49の両線材47,48のうち前後方向に延びる
第1の線材47は、内フレーム46上に取り付けられ、
左右方向に延びる第2の線材48は第1の線材47の下
側に取り付けられている。これにより、第2の線材48
が内フレーム46よりも上側に位置しないようにしてあ
る。したがって、載置面構成部分の上下寸法は、内フレ
ーム46上に両方の線材47,48を位置させた場合に
比べて、第2の線材48の寸法分だけ小さくなる。
側の内フレーム46との間、外フレーム45と後面側の
内フレーム46との間、真中の内フレーム46と前面お
よび後面側の内フレーム46との間を連結する8本の補
強フレーム52が前後方向に延びて設けられている。補
強フレーム52も中空の断面矩形の角パイプからなる
が、内フレーム46よりも高さ寸法の小さい角パイプを
用いている。また、左右方向に延びる第2の線材48を
補強フレーム52上に取り付けて、網部材49が内フレ
ーム46と補強フレーム52とによって支持されるよう
にしてある。図5に示すように、外フレーム45の上面
には、網部材49の周縁部を支持する複数個の網補強部
材53が取付けられている。この網補強部材53は、補
強フレーム52とほぼ同じ高さ寸法を有し、第2の線材
48と外フレーム45の前記一の辺45aとの間に形成
される隙間を埋めている。網部材49を用いることによ
り、板材を用いる場合に比べて床枠31の軽量化ひいて
はパレット全体の軽量化を図れ、所定の強度を得ること
もできる。
見れば、断面寸法の小さな角パイプから内フレーム46
を形成すればよい。しかしながら、床枠31には所定の
耐荷重を持たせる必要があり、内フレーム46の小サイ
ズ化は自ずと限界がある。そして、所要の耐荷重を得る
点から決定された内フレーム46をそのまま外フレーム
45上に取り付けたのでは、載置面構成部分の上下寸法
を小さくすることが阻害されてしまう。
は、内フレーム46は、外フレーム45上に取り付けら
れる部位における上下方向の寸法が、他の部位の上下方
向の寸法よりも小さく形成してある。すなわち、図6に
示すように、内フレーム46左端部の下面は、高さdだ
け沈ませてある。なお、図示省略するが内フレーム46
右端部の下面も同様に高さdだけ沈ませてある。このd
の寸法は、適宜選択できるが、例えば、外フレーム45
をなす山形鋼の板厚に相当する寸法にする。このように
すれば、載置面構成部分は、所要の耐荷重を得ながら、
その上下寸法が山形鋼の板厚分だけ小さくなる。
させないこと。 内フレーム46両端部を山形鋼の板厚分だけ沈ませ
たこと。 の2点より、「第2の線材48の直径+山形鋼の板厚」
分だけ載置面構成部分の上下寸法を小さくでき、折り畳
み高さをミリ単位で低減できる。
(A)(B)は、支柱およびガイドポストを示す側面図
であり、同図(A)は支柱が組み立てられた状態を示
し、同図(B)は支柱が折り畳まれた状態を示してい
る。また、図8(A)は、ガイドポスト回りを示す平面
図、図8(B)は、図7(A)の8B−8B線に沿うガ
イドポストの断面図、図9は、図7(B)の9−9線に
沿う断面図、図10(A)(B)は、支柱に取付けられ
たロックピンを示す斜視図および側面図である。
形鋼より形成されている。支柱33は、山形鋼の各辺3
3a,33bがパレット外周面の一部をなすように配置
されている。このような山形鋼より支柱33を形成する
ことにより、角パイプから支柱を形成する場合に比べる
と、支柱33が物品収納空間内に出っ張ることがなく、
コーナ部の隙間がなくなる。このため、同じ床面積に対
して物品収納空間が拡がり、当該物品収納空間を有効に
利用でき、積載物が移動して支柱33の角部に衝突する
不具合もなくなる。
には、ガイドポスト32およびガイドプレート55によ
り保持空間56が形成されている。図7(A)に示すよ
うに、ガイドポスト32には他方の側面側に向かって開
口する開口部57が形成され、この開口部57を通って
支柱33が立設位置と傾倒位置との間を移動する。支柱
33は、その下端部が前記保持空間56内に差し込まれ
て、立設位置に保持されている。支柱33にはフレ止め
58が突出して形成され、ガイドポスト32の上端には
前記フレ止め58が係合する受け溝59が形成されてい
る。支柱33のフレ止め58が受け溝59に係合するこ
とにより、支柱33の立設位置でのフレを防止してい
る。図8(B)にも示すように、ガイドポスト32の一
端面には当該一端面から外方に切り起こされた膨出部6
0が形成され、この膨出部60の一部に開口61が形成
されている。
(A)(B)に示すように、ばね付勢されたロックピン
62が取り付けられている。このピン62は、支柱33
が立設位置と傾倒位置との間を移動するのに伴ってガイ
ドポスト32の膨出部60内で移動自在であるが、ばね
力で膨出部60の開口部61に突出することにより、ガ
イドポスト32からの支柱33の「抜け」を防止してい
る。前記ピン62の先端は、傾斜面に形成されている。
このため、支柱33を最初にガイドポスト32に組み付
ける際には、支柱33を差し込むのに伴い、ピン62は
ばね力に抗して自動的に押し下げられる。なお、ピン6
2は、ガイドポスト32からの支柱33の抜け止めとし
て機能するものであって、荷重を受けるものではない。
このため、ピン62は、抜け止めとして機能する大き
さ、強度を有すればよい。
端部を保持空間56内に差し込み、フレ止め58を受け
溝59に係合させれば、各支柱33は、フレが防止され
つつ立設位置に保持される。この立設位置から傾倒位置
に支柱33を移動させるには、図7(B)に示すよう
に、まず支柱33を上方に持ち上げてフレ止め58と受
け溝59との係合を解除し、その後に、支柱33を回動
させればよい。
だ際には、支柱33を構成する山形鋼の一の辺33aが
床枠31の補強フレーム52上面に当接する。そして、
支柱33を構成する山形鋼の他の辺33bは、床枠31
との間に所定高さを有する隙間部63を形成する。本実
施の形態では、この隙間部63の高さLの範囲内におい
て、パレット構成要素である側面枠36,37、正面枠
38、裏面枠39および後述する接続部材115を収納
するようにしてある。このようにすれば、折り畳まれた
状態において、パレット構成要素が占有する空間の上下
寸法を可及的に小さくすることができ、折り畳み高さH
の低減を図り得る。
端には連結用突起64が突設され、パレット返却時に
は、上位側ボックスパレット30の連結用突起65が、
下位側ボックスパレット30のガイドポスト32の上端
開口に嵌合することにより、段積みの崩れが防止され
る。
を示す正面図、同図(B)は、同図(A)のB−B線に
沿う断面図、同図(C)(D)は、右側面図および左側
面図である。また、同図(E)は、図1(B)の11E
−11E線に沿う断面図である。
支柱33fおよび後側支柱33rを、上下2本の横桟7
0,71を介して相互に連結して構成されている。横桟
70,71は、中空の断面矩形の角パイプから形成され
ている。横桟70,71の左右方向の寸法(同図(B)
においては図中上下方向の寸法)は、所定の強度を得ら
れ範囲内で、支柱33の辺33a,33bの寸法よりも
十分に小さくされている。さらに、側面枠36,37に
は金網72が取り付けられている。図1(B)に示すよ
うに、側面枠36の前後方向中央位置には、2本の横桟
70,71を相互に連結するように上下方向に伸びた補
強桟73が設けられている。この補強桟73は、図11
(E)に断面で示すように、湾曲成形されたプレートで
あり、横桟70,71の寸法よりもを金網72の線材径
分だけ小さく形成され、物品収納空間に突出しないよう
に取り付けられている。金網72の左右方向の線材は補
強桟73に取り付けられ、この左右方向の線材に上下方
向の線材を取り付けてある。このようにすれば金網72
が横桟70,71を越えて物品収納空間に突出しないの
で、枠強度を確保しつつ物品収納空間を有効に利用でき
る。
ート74が取り付けられ、角パイプ形状を有する脚受け
75が形成されている。パレット組立時にボックスパレ
ット30を多段的に連結する際には、上位側ボックスパ
レット30の連結用突起64が、下位側ボックスパレッ
ト30の前記脚受け75に嵌合することにより、段積み
の崩れを確実に防止できる。また、支柱33上部を角パ
イプ形状とすることにより、支柱33の変形を防止で
き、多段的に連結する際の安全性を確保することができ
る。
は、後述する正面枠38を連結する略L字状のガイド7
6が取り付けられている。また、後側支柱33rの上部
には、後述する裏面枠39を連結する略L字状のガイド
77と、上下方向に延びる長孔78とが設けられてい
る。
を示す正面図、同図(B)(C)は、平面図および右側
面図、図13は、正面枠の上枠と側面枠との連結状態の
説明に供する斜視図、図14は、正面枠の下枠と側面枠
との連結状態の説明に供する斜視図である。
なり、上枠81は、蝶番83を介して下枠82に回動自
在に取り付けられている。上枠81は、上下2本の横桟
84,85と、当該2本の横桟84,85を左右両端部
において相互に連結する上下方向に伸びた縦桟86と、
金網87とを有する。また、下枠82は、上下2本の横
桟88,89と、当該2本の横桟を左右両端部において
相互に連結する上下方向に伸びた補強棒90と、金網9
1とを有する。横桟84,85,88,89は、中空の
断面矩形の角パイプから形成されている。横桟84,8
5,88,89の前後方向の寸法(図12(B)におい
ては図中上下方向の寸法)は、所定の強度を得られ範囲
内で、支柱33の辺33a,33bの寸法よりも十分に
小さくされている。さらに、上下枠81,82に取り付
けられる金網87,91は、横桟84,85,88,8
9を越えて物品収納空間に突出しないように取り付けら
れている。図1(A)に示すように、上下枠81,82
の中央位置から左右均等の位置には、2本の横桟84と
85,88と89を相互に連結する上下方向に伸びた補
強桟92,93が設けられている。この補強桟92,9
3も前述した補強桟73と同様に湾曲成形されたプレー
トであり、横桟84,85,88,89を越えて物品収
納空間に突出しないように取り付けられている。
右両端には、カンヌキ94がガイド95に保持されて左
右方向にスライド移動自在に取り付けられている。カン
ヌキ94の先端部94aは、折り曲げ形成され、前側支
柱33に取り付けた脚受けプレート74の切り欠き部7
4aを通って当該脚受けプレート74の内方に挿入され
る。その後にハンドル94bを矢印方向に回すと、カン
ヌキ先端部94aが脚受けプレート74に係合し、正面
枠38の上枠81は側面枠36,37に対して連結され
る。この連結状態を解除する場合には、ハンドル94b
を回してカンヌキ先端部94aと脚受けプレート74と
の係合を解除し、カンヌキ94をスライド移動させて脚
受けプレート74の内方から引き抜く。
8は上枠81の横桟85よりも左右方向に長く、突出部
96が形成されている。この突出部96を前側支柱33
のL字ガイド76に嵌め込むことにより、正面枠38の
下枠82は側面枠36,37に対して連結される。この
連結状態を解除する場合には、下枠82を持ち上げてL
字ガイド76と突出部96との係合を解除する。
5と第2の線材48との間で補強フレーム52上に載置
し(図6参照)、カンヌキ94および突出部96を側面
枠36,37に係合させれば、正面枠38は立設位置に
保持される。この立設位置でカンヌキ94と側面枠3
6,37との係合のみを解除すれば、下枠82を立設位
置に保持したまま、上枠81のみを開いて物品の出し入
れを行うことができる。また、前記立設位置から傾倒位
置に正面枠38を移動させるには、カンヌキ94と側面
枠36,37との係合および突出部96と側面枠36,
37との係合を解除し、床枠31の上に載置すればよ
い。
側から見た裏面枠の要部を示す正面図、同図(B)
(C)は、平面図および右側面図、同図(D)は、裏面
枠に取り付けられた回転金具を示す斜視図、図16は、
裏面枠と側面枠との連結状態の説明に供する斜視図であ
る。また、図17(A)(B)は、図15(A)の17
−17線に沿う断面図であり、同図(A)は裏面枠が組
み立てられた状態を示し、同図(B)は裏面枠が折り畳
まれた状態を示している。
01と、当該2本の横桟100,101を左右両端部に
おいて相互に連結する上下方向に伸びた補強棒102
と、金網103とを有する。横桟100,101は、中
空の断面矩形の角パイプから形成されている。横桟10
0,101の前後方向の寸法(図15(B)においては
図中上下方向の寸法)は、所定の強度を得られ範囲内
で、支柱33の辺33a,33bの寸法よりも十分に小
さくされている。さらに、裏面枠39に取り付けられる
金網103は、横桟100,101を越えて物品収納空
間に突出しないように取り付けられている。図2に示す
ように、裏面枠中央位置から左右均等の位置には、2本
の横桟100,101を相互に連結する上下方向に伸び
た補強桟104が設けられている。この補強桟104も
他の補強桟73,92,93と同様に湾曲に成形された
プレートであり、横桟100,101を越えて物品収納
空間に突出しないように取り付けられている。
の左右両端にはストッパピン105が突設されている。
このストッパピン105を後側支柱33rの長孔78に
嵌め込み、さらに上側の横桟100をL字ガイド77に
嵌め込むことにより、裏面枠39は側面枠36,37に
対して連結される。この連結状態を解除する場合には、
裏面枠39を持ち上げてL字ガイド77と上側の横桟1
00との係合を解除し、さらにストッパピン105と長
孔78との係合を解除する。
下側横桟101には左右一対の回転金具106が取り付
けられている。回転金具106は図示するような舌形状
を有する。一方、床枠31には、図17(A)(B)に
示すように、回転金具106を保持する保持プレート1
07が取り付けられている。この保持プレート107
は、一端107aが外フレーム45の下面に溶接により
固定され、他端107bが湾曲して立上がって上下方向
に延びる保持空間108を形成している。この保持空間
108に、前記回転金具106の水平部106aが挿通
されている。保持プレート107の前記他端107bは
床枠31に固定されておらず、図17(A)に仮想線で
示すように、板材自体のばね性により変位自在であり、
外フレーム45上面に取り付けられた網補強部材53と
の間に隙間を形成し得るようになっている。裏面枠39
を最初に床枠31に組み付ける際には、保持プレート1
07を仮想線で示す位置に変位させた状態で回転金具1
06が差し込まれる。逆に、回転金具106を保持プレ
ート107から抜き取れば、床枠31に組み付けられた
裏面枠39を完全に取り外すこともできる。
01を外フレーム45と第2の線材48との間で補強フ
レーム52上に載置し、ストッパピン105および上側
の横桟100を側面枠36,37に係合させれば(図1
6参照)、裏面枠39は立設位置に保持される。この立
設位置から傾倒位置に裏面枠39を移動させるには、ス
トッパピン105と側面枠36,37との係合および上
側の横桟100と側面枠36,37との係合を解除し、
図17(B)に示すように、床枠31の上に向けて回動
させ、床枠31の上に載置すればよい。なお、裏面枠3
9は、床枠31上に先に折り畳んだ正面枠38の上に載
置するように折り畳むこともできる。
は、左右の側面枠36,37を折り畳むと、支柱33を
構成する山形鋼の一の辺33aが床枠31の補強フレー
ム52上面に当接し、当該山形鋼の他の辺33bが、床
枠31との間に隙間部63を形成する(図9参照)。こ
の隙間部63の高さLの範囲内において、折り畳んだ正
面枠38および裏面枠39が収納されるように横桟など
の種々の部材の寸法が決定されている。したがって、折
り畳まれた枠36〜39が占有する空間の上下寸法を可
及的に小さくでき、折り畳み高さをミリ単位で低減でき
た。
前後の支柱33の間に押え材110を取り付けた状態を
示す斜視図である。
ように、隣り合う2つの支柱33の間に、横桟としての
押え材110を取り付け自在となっている。この押え材
110は、木材から形成され、釘111により支柱33
に止め付けられている。この釘止めを行うために、前後
の支柱33には、釘穴112が適宜位置に形成されてい
る(図11(C)(D)をも参照)。押え材110は釘
止めされる形態であるため、取り付けおよび取り外しを
極めて簡単に行い得る。支柱33は山形鋼からなるた
め、押え材110を取り付けるのに便利な形状であり、
また、押え材110を取り付けても物品収納空間を極端
に狭めることはない。このように押え材110を取り付
ければ、箱物以外の物品であっても、押え材110にベ
ルトなどの固定部材を掛け渡すことにより容易に固定す
ることができ、パレット30の利用範囲を拡大できる。
なお、図示例のように、前後に延びる前記押え材110
の上に、左右に延びる第2の木製押え材113を載置し
て釘止めすることもできる。また、仮想線で示すよう
に、前記押え材110の側面に第3の木製押え材113
aを釘止めしてもよい。
上に連結される接続部材115を示す斜視図である。
想線で示すように、枠36〜39の高さを越えるような
比較的背の高い物品をパレット30に載置する場合に、
支柱33の上に連結して使用するものである。連結部材
115を備えることで、種々の大きさの物品を載置する
ことが可能となり、パレット30の汎用性を拡大でき
る。
支柱33と同じ大きさの山形鋼から形成されている。連
結部材115の上端には、山型の脚受けプレート116
が取り付けられ、角パイプ形状を有する脚受け117が
形成されている。また、下端には、支柱33の脚受け7
5内に嵌合するガイド板118が取り付けられている。
ガイド板118には、支柱33の脚受け75に挿入され
ているときの「振れ」を防止する2本の補強棒118a
が取り付けられている。また、支柱33の脚受け75に
差し込む際のガイドおよび連結部材115の「振れ」に
対する補強材として機能するガイド棒119も取り付け
られている。ガイド棒119には、当該ガイド棒119
を補強する補強棒119aがさらに取り付けられてい
る。連結部材115の長さは、連結部材115を支柱3
3に連結した場合に、元々のパレット高さの約1.5倍
になるような寸法に設定してある。
は、ガイド118が支柱33の脚受け75に嵌合するこ
とにより、崩れを確実に防止できる。さらに、連結部材
115の上にボックスパレット30を連結する際には、
上位側ボックスパレット30の連結用突起64が、下位
側に位置する連結部材115の脚受け117に嵌合する
ことにより、段積みの崩れを確実に防止できる。また、
連結部材115の上端を角パイプ形状とし、下端を断面
略三角形状とすることにより、連結部材115の変形を
防止でき、多段的に連結する際の安全性を確保できる。
ように、4本の連結部材115は、各支柱33と床枠3
1の外フレーム45との間に形成される隙間部63に、
左右方向に沿って収納される。角パイプ形状をなす連結
部材115の上端部分は、収納時においては網部材49
の四隅に位置する。そこで、網部材49の四隅を切り欠
いて、前記上端部分が載置される逃げ部を設けてある。
このようにすれば、連結部材115を収納しても、折り
畳み高さが増すことがない。
の陰に隠れることから、パレット返却時に、連結部材1
15を備えたパレット30であるのか、連結部材115
を備えていないパレット30であるのかの判別を行い難
くなる。このため、図7(B)および図11に示すよう
に、支柱33に覗き孔120を形成すると共に、連結部
材115と支柱33とを異なる色に着色しておくとよ
い。このようにすれば、段積みした状態であっても、覗
き孔120から支柱33の色と異なる色が見えれば、連
結部材115を備えたパレット30であることを容易に
判別できる。なお、前記覗き孔120は、専用の孔を設
けなくても、前記釘穴112を流用してもよい。
本発明の実施の形態2に係るパレットの組立時の形態を
示す正面図および側面図である。
aは、実施の形態1のボックスパレット30に比べて各
枠36〜39の高さを低くしたものであり、正面枠38
は下枠82のみとしてある。このパレット30aにも、
仮想線で示すように、支柱33の上に連結部材115を
連結することができ、このときのパレット高さは、実施
の形態1で連結部材115を連結しないときの高さに等
しくされている。
た実施の形態について説明したが、本発明は、枠を備え
ないポストパレットに適用することも可能である。
る。
+外フレーム45の板厚」=5+4=9(mm)とな
り、載置面構成部分の上下寸法を9mm小さくでき、折
り畳み高さを184mmまでミリ単位で低減できた。
発明によれば、支柱が山形鋼よりなるので、物品収納空
間を有効に利用でき、積載物が移動して支柱の角部に衝
突する不具合もなくなる。さらに、支柱を折り畳んだ際
に形成される隙間部を利用してパレット構成要素を収納
するため、折り畳まれた状態においてパレット構成要素
が占有する空間の上下寸法を可及的に小さくすることが
でき、折り畳み高さを低減することができる。
つの枠を折り畳んだ際に形成される隙間部を利用して他
の2つの枠を収納するため、折り畳まれた状態において
枠が占有する空間の上下寸法を可及的に小さくすること
ができ、折り畳み高さを低減することができる。
置面構成部分の上下寸法を、内フレーム上に両方の線材
を位置させた場合に比べて、第2の線材の寸法分だけ小
さくでき、折り畳み高さを低減することができる。
置面構成部分の上下寸法を、「第2の線材の大きさ+内
フレームの所定部位における小さくした寸法」分だけ小
さくでき、折り畳み高さをミリ単位で低減することがで
きる。
枠の外フレームが山形鋼よりなるので、物品収納空間が
外フレームにより狭められることはない。また、内フレ
ームを取り付けても載置面構成部分の上下寸法が大きく
ならない。さらに、内フレームは角パイプからなるの
で、床枠の強度を確保することができる。
桟を取り付けることで、種々の形状の物品を容易に固定
することができ、パレットの利用範囲を拡大し得る。
係るパレットの組立時の形態を示す正面図および側面図
である。
れた形態を示す正面図である。
り畳んだパレット返却時の形態を示す正面図および側面
図である。
時における同パレットをコンテナに積載した状態を概念
的に示す斜視図、同図(B)は、パレット返却時におけ
る同パレットをコンテナに積載した状態を概念的に示す
斜視図である。
ある。
トを示す側面図であり、同図(A)は支柱が組み立てら
れた状態を示し、同図(B)は支柱が折り畳まれた状態
を示している。
図、図8(B)は、図7(A)の8B−8B線に沿うガ
イドポストの断面図である。
たロックピンを示す斜視図および側面図である。
図、同図(B)は、同図(A)のB−B線に沿う断面
図、同図(C)(D)は、右側面図および左側面図、同
図(E)は、図1(B)の11E−11E線に沿う断面
図である。
図、同図(B)(C)は、平面図および右側面図であ
る。
に供する斜視図である。
に供する斜視図である。
裏面枠の要部を示す正面図、同図(B)(C)は、平面
図および右側面図、同図(D)は、裏面枠に取り付けら
れた回転金具を示す斜視図
る斜視図である。
7−17線に沿う断面図であり、同図(A)は裏面枠が
組み立てられた状態を示し、同図(B)は裏面枠が折り
畳まれた状態を示している。
を示す斜視図である。
図である。
態2に係るパレットの組立時の形態を示す正面図および
側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 物品を床枠の上に載置して、輸送や保管
などの際に使用されるパレットであって、 前記床枠の四隅に折り畳み自在に設けた支柱を山形鋼よ
り形成してなり、 前記支柱を折り畳んだ際に、前記支柱を構成する山形鋼
の一の辺が前記床枠に当接して、山形鋼の他の辺が前記
床枠との間に所定高さを有する隙間部を形成し、当該隙
間部の高さ範囲内でパレット構成要素が収納されること
を特徴とするパレット。 - 【請求項2】 4つの側面をなす枠のうち、隣り合う2
つの前記支柱を相互に連結して構成された対向する2つ
の枠と、 前記2つの枠に対して連結および連結解除自在に構成さ
れ、折り畳み自在な対向する他の2つの枠と、をさらに
有し、 前記2つの枠を折り畳んだ際に、前記隙間部の高さ範囲
内で前記他の2つの枠が収納されることを特徴とする請
求項1に記載のパレット。 - 【請求項3】 前記床枠は、 矩形状の外周を形成する外フレームと、 対向する前記外フレームの間に掛け渡されるように前記
外フレーム上に取り付けられた内フレームと、 第1と第2の線材を相互に交差させて形成された網部材
と、を有し、 前記第1の線材を前記内フレーム上に取り付ける一方、
前記第2の線材を前記第1の線材の下側に取り付けて、
前記第2の線材が前記内フレームよりも上側に位置しな
いようにしたことを特徴とする請求項1に記載のパレッ
ト。 - 【請求項4】 前記内フレームは、前記外フレーム上に
取り付けられる部位における上下方向の寸法が、他の部
位の上下方向の寸法よりも小さく形成されていることを
特徴とする請求項3に記載のポストパレット。 - 【請求項5】 前記床枠の前記外フレームは山形鋼より
形成され、前記内フレームは角パイプから形成されてい
ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のパ
レット。 - 【請求項6】 隣り合う2つの前記支柱の間には、横桟
を取り付け自在であることを特徴とする請求項1に記載
のパレット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29497996A JP3392308B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | パレット |
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JP29497996A JP3392308B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139040A true JPH10139040A (ja) | 1998-05-26 |
JP3392308B2 JP3392308B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17814791
Family Applications (1)
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JP29497996A Expired - Lifetime JP3392308B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | パレット |
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JP2006182369A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Nissan Motor Co Ltd | パレット |
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1996
- 1996-11-07 JP JP29497996A patent/JP3392308B2/ja not_active Expired - Lifetime
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