JPWO2013115127A1 - 接眼光学系及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

接眼レンズ系11と、該接眼レンズ系11の眼側にメニスカス形状の光学部材12と、を備え、前記接眼レンズ系11の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系11の焦点距離をfe、前記メニスカス形状の面の曲率半径をRとしたとき、2.00<|R|/fe<22.00の条件を満足し、前記メニスカス形状の光学部材12は、眼側に凹面を向けて配置してあることを特徴とする接眼光学系10を提供する。

Description

本発明は実像を観察する接眼光学系及び接眼光学系を備えた光学装置に関する。
従来、観察視野内の特に画面内に形成される輝点やコントラストの高い像が、最終光学面に防塵対策等で配置された保護窓部材表面で反射して接眼レンズピント面近傍に再結像してゴーストとして観察されることを防止するために、保護窓表面に反射防止コート等を施した接眼光学系がある。しかし、そのような接眼光学系においても、実像のコントラストが非常に強い場合、ゴーストの改善は困難であった。
そこで、コントラストが非常に強い場合でも視野内のゴーストを回避するために保護窓部材に曲率を持たせたファインダ光学系が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−51319号公報
しかしながら、従来の提案においては、適用方法が不明確で容易に効果が得づらい問題があった。
このような問題に鑑みて、本発明は、視野内の輝点等から射出された光束が接眼レンズ系よりも眼側の光学部材表面で反射することで発生するゴーストを効果的に軽減することができる接眼光学系及び該接眼光学系を備えた光学装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、接眼レンズ系と、前記接眼レンズ系の眼側に光学部材と、を有し、前記光学部材は、少なくとも周辺部がメニスカス形状であり、前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記光学部材の前記メニスカス形状部分の少なくとも一方の面の曲率半径をRとしたとき、
2.00<|R|/fe<22.00
の条件を満足することを特徴とする接眼光学系を提供する。
また、上記課題を解決するために本発明では、上記接眼光学系を備えたことを特徴とする光学装置を提供する。
また、上記課題を解決するために本発明では、接眼レンズ系と、光学部材と、を有する接眼光学系の製造方法であって、
前記光学部材を、少なくとも周辺部が、以下の条件式を満足する様なメニスカス形状に形成するステップと、
2.00<|R|/fe<22.00
前記接眼レンズを鏡筒内に配置するステップと、
前記鏡筒内で前記接眼レンズ系の眼側に前記光学部材を配置するステップと、を有することを特徴とする接眼光学系の製造方法を提供する。
但し、前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記光学部材の前記メニスカス形状部分の少なくとも一方の面の曲率半径をRとする。
本発明によれば、視野内の輝点等から射出された光束が接眼レンズ系よりも眼側の光学部材表面で反射することで発生するゴーストを効果的に軽減することができる接眼光学系及び該接眼光学系を備えた光学装置を提供することができる。
本願の第1実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 本願の第2実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 本願の第3実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 本願の第4実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 本願の第5実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 本願の第1実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の第2実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の第3実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の第4実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の第5実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の接眼光学系の製造方法を示す工程図である。 本願の第2実施形態に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 参考例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。 参考例に係る接眼光学系の諸収差図である。 本願の接眼光学系を備えたカメラの構成を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本願の第1実施形態に係る接眼光学系について説明する。本接眼光学系は、液晶等の表示部材に表示された像を観察者の眼に結像させるために配置されているものである。
本願の第1実施形態に係る接眼光学系は、接眼レンズ系と、該接眼レンズ系の眼側に保護窓部材として配置されたメニスカス形状の光学部材(以後、本第1実施形態において「保護窓部材」という)と、を備え、前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記メニスカス形状の面の曲率半径をRとしたとき、
(1)2.00<|R|/fe<22.00
の条件を満足することを特徴とする。
本願の第1実施形態に係る接眼光学系は、接眼レンズ系の眼側に、最終光学部材としてメニスカス形状の保護窓部材を備えることにより、視野内の輝点像(表示部材の像)から保護窓部材の表面に入射して反射する光線に発散作用を与え、輝点像の再結像位置を表示部材から遠ざけることができる。そして、再結像したゴースト像と正規の実像を同時に注視できないようにして、ゴースト像の視認性を減少させている。
上記条件式(1)は、保護窓部材の最適な形状を規定するものである。条件式(1)を満足することにより、効果的に高輝度の像に基づくゴーストを回避することができる。
条件式(1)の下限値を下回ると視野内で生じるゴーストの回避は容易になるが、保護窓部材の屈折力が強くなるため接眼光学系全系の収差性能に悪影響を及ぼし高い結像性能が得られなくなる。なお、本願の効果をより確実にするために、条件式(1)の下限値を4.85とすることがより好ましく、これにより、収差が少ないより良い光学性能が得られる。さらに下限値を5.50とするとより良い光学性能が得られる。
また、条件式(1)の上限値を上回ると接眼光学系の収差性能に与える影響は小さくなるが、ゴースト光の再結像位置が表示部材に近づき、ゴースト光が発生しやすくなる。この場合、視度調整のために接眼光学系を光軸に沿って移動させると容易にゴースト光が観察される可能性がある。なお、本願の効果をより確実にするために、条件式の上限値を15.00とすることがより好ましく、これにより、ゴーストの影響をより少なくできる。さらに、上限値を10.00とするとゴーストの影響をより少なくできる。
なお、本第1実施形態においては、条件式(1)を最終光学部材としての保護窓部材の最適な形状を規定するものとしているが、接眼光学系よりも眼側に配置された光学部材であれば最終光学部材でなくても、条件式(1)を満たすことにより、効果的にゴースト光を軽減し高い結像性能を得ることができる。
視度の単位[m−1]について、例えば、視度X[m−1]とは、接眼レンズによる像がアイポイントから光軸上に1/X[m(メートル)]の位置にできる状態のことを示す(符号は像が接眼レンズより観察者側にできた時を正とする。)。
視度調整を考慮すると、ゴースト光の再結像位置を表示部材位置から、光軸方向に最低でも3×(fe/1000)離れて結像するように曲率半径を設定することが望ましい。この条件式は表示部材位置で1[m−1]視度を変化させるのに必要な表示部材の移動量の3倍を示すものである。すなわち、これは観察状態において表示部材に視度を合わせている場合にゴースト像の結像位置を実質3[m−1]程度視度が異なる状態にすることである。このような状態にすることにより、通常観察時にゴースト像を目立たなくすることができる。なお、結像位置を上記条件より大きく離した方が有利なのは言うまでもない。
本第1実施形態に係る接眼光学系では、メニスカス形状の光学部材である保護窓部材は、眼側に凹面を向けて、すなわち、接眼レンズ系側に凸となるように配置することが望ましい。このように接眼レンズに向かって凸となり、眼側に凹面を向けることにより眼側からの外光が保護窓部材の眼側の面で反射して観察者の瞳に入りにくくなる。特に観察時の外光は、観察者の頭部との関係で接眼光軸に対して大きな角度で入射するため、眼側の光学面を凹面状にすることにより、眼側に向かって凸となる凸面にする場合と比べて光学面が奥になり外光が入射しにくくなる。そして、入射したとしても凸面と比べて入射角が大きくなるため、外光が視野外に反射され易くなり観察者の眼に入りにくくなる。
また、本第1実施形態に係る接眼光学系は、観察する実像の最大像高をYとしたとき、
(2)fe<40.00
(3)Y<fe/3.00
の条件を満足する。
条件式(2)は接眼レンズ系の焦点距離を規定するものであり、条件式(3)は実像の最大像高の上限を規定するものである。
条件式(2)及び(3)を満たすことで、より効果的にゴーストを回避することができる。条件式(3)の上限を超えた場合、観察する実像面が大きくなるため、保護窓部材の曲率が接眼レンズ系の収差性能に影響する。特に視野の周辺性能に影響する。なお、本願の効果をより確実にするために、条件式(3)の上限をfe/3.5とすることがより好ましく、これにより効果的にゴーストを回避できる。さらに、上限をfe/4.0とすると、さらに効果的にゴーストを回避できる。
本第1実施形態において、保護窓部材は樹脂から成ることが望ましい。これにより、保護窓部材が軽量となり、成形し易くなり、耐衝撃性を高めることができる。樹脂としては、例えば、アクリルやポリカーボネートを用いることができる。
以下、接眼レンズ系と、保護窓部材の光学部材と、を有する接眼光学系の製造方法の概略を図11を参照して説明する。
まず、前記光学部材を、少なくとも周辺部が、以下の条件式を満足する様なメニスカス形状に形成し、
2.00<|R|/fe<22.00
円筒状の鏡筒内に、前記接眼レンズを配置し、
該接眼レンズ系の眼側に前記光学部材を配置する。
但し、前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記光学部材の前記メニスカス形状部分の少なくとも一方の面の曲率半径をRとする。
以下、本願第1実施形態の実施例に係る接眼光学系を添付図面を参照しつつ説明する。
(第1実施例)
図1は、本第1実施形態の第1実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。本第1実施形態の第1実施例に係る接眼光学系は、物体側から順に、接眼レンズ系11と、保護窓部材12とからなる。
接眼レンズ系11は、両凸形状の正レンズL13と、両凹形状の負レンズL14と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL15と、からなる。
本第1実施例において、保護窓部材12は眼側に凹面を向けたメニスカス形状をしている光学部材である。眼側に凹面を向けることにより眼側からの外光が最終光学部材面で反射して、観察者の瞳に入りにくくなる。特に観察時の外光は観察者の頭部との関係で接眼光軸に対して大きな角度で入射する。そのため、メニスカス形状の保護窓部材12の光学面を凹面形状にすることにより、凸面に比べて、光学面が奥になるため外光が入射しにくくなる。そして、入射したとしても凸面と比べて入射角が大きくなるため、外光が視野外に反射される可能性を高めることができる。
また、本第1実施例において、保護窓部材12は、物体側と眼側の両面とも曲率半径を50mmとしている。このように両面とも同じ曲率半径にした場合であっても、保護窓部材12は、極めて小さいが、屈折力を有する。しかし、本第1実施例のように、曲率半径を大きくすることと、曲面を接眼レンズ側に凸面を向けるように構成することで、接眼レンズからアイポイントE.Pへ向かう収束光に向かって凸となる曲面への入射角を小さくすることができるので、接眼レンズの収差性能にはほとんど影響しない。
図1には、表示部材16からの表示光とゴースト光線の光路を示している。ゴースト光は、保護窓部材12に曲率を持たせることにより、表示部材16のA点の像の光束が保護窓部材12の表面(B点)で反射されても、保護窓部材12の表示部材16側の面が反射光束に対して発散するように作用するため、反射光の結像位置が、表示部材近傍ではなく、表示部材16の表面で反射されて接眼レンズ系11および保護窓部材12に入射してアイポイント近傍のD点に集光する。したがって、この反射光束は迷光として眼に到達するが、観察者にはゴースト像としては観察できなくなる。
下記の表1に、本第1実施例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=24.59mmである。観察物体の最大物体高は本第1実施例及び以降の実施例においても6.0mmを想定している。[面データ]において、一番の左の欄の数値は表示部材からの光学面の順序を示し、その右側から順に、「曲率半径」は各光学面の曲率半径(マイナスは物体側に凹形状を示す)、「間隔」はレンズ間隔、「nd」はd線(波長λ=587.6nm)に対する屈折率、「νd」はd線(波長λ=587.6)に対するアッベ数をそれぞれ示している。「E.P」はアイポイントを示している。また、面番号左に付された*印は非球面を示し、曲率半径「∞」は平面を示す。
非球面データにおいて、非球面は光軸に垂直な方向の高さをy、高さyにおける光軸方向の変位量をx、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をr、円錐係数をκ、n次の非球面係数をCnとおいたとき、以下の数式で表される。
x=(y/r)/[1+(1−k・y/r1/2]+C4y+C6y+C8y+C10y10
条件式対応値は、各条件式の対応値を示す。
ここで、表1に掲載されている曲率半径やレンズ間隔の単位は一般に「mm」が使われる。しかしながら、光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。なお、以上に述べた表1の符号は、後述する各実施例の表においても同様に用いられるものとする。
(表1)
[面データ]
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 18.5 1.0
*2) 18.46305 4.5 1.49108 57.57
3) -14.09265 1.0 1.0
*4) -10.86467 1.5 1.58518 30.24
5) 203.88888 1.5 1.0
6) -95.39091 3.0 1.49108 57.57
*7) -11.57101 1.5 1.0
8) 50.00000 1.0 1.49108 57.57
9) 50.00000 15.0 1.0
10) E.P

[非球面データ]
面番号 K C6
2 -1.7818 0.0
4 1.0000 0.65762E-06
7 0.5034 0.0

[条件式対応値]
(1)|R|/fe=2.03
(2)fe=24.59
(3)fe/3=8.19
図6は本願の第1実施例に係る接眼光学系の諸収差図である。球面収差図において「Y1」は正立系への光線の入射高さを示し、非点収差図において「Y0」は表示部材高さを示している。コマ収差の「min」は角度単位の分を示す。図中の「C」、「F」、「D」はそれぞれC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)、d線(波長587.6nm)での収差曲線を示している。球面収差図と非点収差図において、横軸「D」の単位は「m−1」である。なお、後述する各実施例の収差図においても、本第1実施例と同様の符号を用いる。
図6に示す各収差図より、本第1実施例に係る接眼光学系10は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。後述する参考例における収差図、図14と比較することにより、上記条件式(1)の範囲内の曲率半径を有する保護窓部材12を配置しても、接眼光学系10の収差性能の劣化がないことが分かる。
(第2実施例)
図2は、本第1実施形態の第2実施例に係る接眼光学系20の構成を示す断面図である。本第2実施例は、上記第1実施例と基本的なレンズ構成は共通しているが、保護窓部材22の曲率半径が、第1実施例においては50mmであったのに対して、本第2実施例においては125mmである点において異なっている。
図2には、表示部材26からの表示光とゴースト光線の光路を示している。第1実施例よりも保護窓部材22の曲率半径を大きくしたため、ゴースト光に対する発散作用が弱くなり、ゴースト光の再結像位置(D点)が、第1実施例の図1よりも表示部材に近い位置になることが分かる。しかし、上述した表示部材から3×(fe/1000)の距離より十分に離れているので、観察者がアイポイントにおいて、再結像したものをゴースト像として観察することは困難である。これより、本発明の条件式(1)の下限値を下回らなければ、ゴーストを効果的に軽減することができるといえる。
以下の表2に、本第2実施例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=24.59mmである。
(表2)
[面データ]
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 18.5 1.0
*2) 18.46305 4.5 1.49108 57.57
3) -14.09265 1.0 1.0
*4) -10.86467 1.5 1.58518 30.24
5) 203.88888 1.5 1.0
6) -95.39091 3.0 1.49108 57.57
*7) -11.57101 1.5 1.0
8) 125.00000 1.0 1.49108 57.57
9) 125.00000 15.0 1.0
10) E.P

[非球面データ]
面番号 K C6
2 -1.7818 0.0
4 1.0000 0.65762E-06
7 0.5034 0.0

[条件式対応値]
(1)|R|/fe=5.08
(2)fe=24.59
(3)fe/3=8.19
図7は本願の第2実施例に係る接眼光学系20の諸収差図である。各収差図より、本第2実施例に係る接眼光学系20は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。また、後述する参考例における収差図、図14と比較することにより、上記条件式の範囲内の曲率半径を有する保護窓部材22を配置しても、接眼光学系20の収差性能の劣化がないことがわかる。
(第3実施例)
図3は、本第1実施形態の第3実施例に係る接眼光学系30の構成を示す断面図である。本第3実施例に係る接眼光学系30は、物体側から順に、接眼レンズ系31と、保護窓部材32とからなる。
接眼レンズ系31は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL33と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの接合レンズL34と、からなる。
本第3実施例において、保護窓部材32は眼側に凹面を向けたメニスカス形状をしており、物体側面の曲率半径が90mm、眼側の曲率半径が95mmであり、物体側と眼側の面において曲率が異なっている。
本発明においては眼側に配置された光学部材である保護窓部材に接眼レンズの屈折力の1/100程度の屈折力を与えても接眼レンズ系の収差に影響しないので、その範囲内で最終光学部材の前後の曲率半径を変化させても問題はない。なお、物体側と眼側の両面を同心円になるように曲率を設定しても、収差性能に影響を与えることなくゴースト回避の効果を得ることは可能である。
以下の表3に、本第3実施例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=23.16mmである。
(表3)
[面データ]
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 20.2 1.0
2) -175.00000 2.2 1.51680 64.14
3) -29.50000 0.3 1.0
4) 38.00000 1.2 1.84666 23.78
5) 14.00000 4.5 1.80400 46.58
6) -78.00000 1.8 1.0
7) 90.00000 1.0 1.49108 57.57
8) 95.00000 15.2 1.0
9) E.P

[条件式対応値]
(1)|R|(物体側の面)/fe=3.88
(1)|R|(眼側の面)/fe=4.09
(2)fe=23.16
(3)fe/3=7.72
図8は本第1実施形態の第3実施例に係る接眼光学系30の諸収差図である。各収差図より、本第3実施例に係る接眼光学系30は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。また、第1実施例に係る図6、第2実施例に係る図7と比較することにより、条件式(1)の範囲内において保護窓部材32の物体側の面と眼側の面の曲率半径を異ならせても接眼光学系30の収差性能の劣化がないことが分かる。
(第4実施例)
図4は、本第1実施形態の第4実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。本第4実施例は、上記第3実施例と基本的な構成は共通しているが、保護窓部材42の曲率半径が、第3実施例においては物体側の面が90mm、眼側の面が95mmであったのに対し、本第4実施例においては物体側の面が200mm、眼側の面が240mmである点において異なっている。
以下の表4に、本第4実施例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=23.16mmである。
(表4)
[面データ]
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 20.2 1.0
2) -175.00000 2.2 1.51680 64.14
3) -29.50000 0.3 1.0
4) 38.00000 1.2 1.84666 23.78
5) 14.00000 4.5 1.80400 46.58
6) -78.00000 1.8 1.0
7) 200.00000 1.0 1.49108 57.57
8) 240.00000 15.2 1.0
9) E.P

[条件式対応値]
(1)|R|(物体側の面)/fe=8.62
(1)|R|(眼側の面)/fe=10.35
(2)fe=23.16
(3)fe/3=7.72
図9は本第1実施形態の第4実施例に係る接眼光学系40の諸収差図である。各収差図より、本第4実施例に係る接眼光学系40は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。また、第3実施例に係る図8と比較することにより、条件式(1)の範囲内において保護窓部材42の物体側の面と眼側の面の曲率の差を大きくしても、接眼光学系40の収差性能の劣化がないことが分かる。
(第5実施例)
図5は、本第1実施形態の第5実施例に係る接眼光学系の構成を示す断面図である。本第5実施例は、上記第3実施例、第4実施例と基本的なレンズ構成は共通しているが、保護窓部材52が物体側に凹面を向けている点と、物体側と眼側の面の曲率半径がいずれも150mmである点において異なっている。
以下の表5に、本第5実施例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=23.16mmである。
(表5)
[面データ]
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 20.2 1.0
2) -175.00000 2.2 1.51680 64.14
3) -29.50000 0.3 1.0
4) 38.00000 1.2 1.84666 23.78
5) 14.00000 4.5 1.80400 46.58
6) -78.00000 1.8 1.0
7) -150.00000 1.0 1.49108 57.57
8) -150.00000 15.2 1.0
9) E.P

[条件式対応値]
(1)|R|/fe=6.47
(2)fe=23.16
(3)fe/3=7.72
図10は本願の第5実施例に係る接眼光学系50の諸収差図である。各収差図より、本第5実施例に係る接眼光学系50は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。また、第3実施例に係る図8、第4実施例に係る図9と比較することにより、上記条件式の範囲内において保護窓部材52の凹面を物体側に向けたとしても接眼光学系50の収差性能の劣化がないことがわかる。
(第2実施形態)
以下、本願の第2実施形態に係る接眼光学系110について図12を参照しつつ説明する。本接眼光学系110は、液晶等の表示部材116に表示された像を観察者の眼に結像させるために配置されているものである。
本願の第2実施形態に係る接眼光学系110は、接眼レンズ系111と、該接眼レンズ系111の眼側に保護窓部材として配置された光学部材(以後、保護窓部材112という)と、を備え、該保護窓部材112は、周辺部がメニスカス形状を有し、前記接眼レンズ系111の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系111の焦点距離をfe、前記メニスカス形状の面の曲率半径をRとしたとき、
(1)2.00<|R|/fe<22.00
の条件を満足していることを特徴とする。
本願の第2実施形態に係る接眼光学系110は、接眼レンズ系111の眼側に、周辺部がメニスカス形状の保護窓部材112を備えることにより、視野内の輝点像(表示部材の像)から保護窓部材112の周辺部に入射して反射する光線に発散作用を与え、輝点像の再結像位置を表示部材から遠ざけることができる。そして、再結像したゴースト像と正規の実像を同時に注視できないようにして、ゴースト像の視認性を減少させている。
上記条件式(1)は、保護窓部材112の周辺部の最適な形状を規定するものである。条件式(1)を満足することにより、効果的にゴーストを回避することができる。
条件式(1)の下限値を下回ると視野内で生じるゴーストの回避は容易になるが、保護窓部材112の周辺部の屈折力が強くなるため接眼光学系110全系の収差性能に悪影響を及ぼし高い結像性能が得られなくなる。また、条件式(1)の上限値を上回ると接眼光学系110の収差性能に与える影響はより小さくなるが、ゴースト光の再結像位置が表示部材116に近づき、ゴースト光が発生しやすくなる。この場合、視度調整のために接眼光学系110を光軸に沿って移動させると容易にゴースト光が観察される可能性がある。
本第2実施形態は、保護窓部材112の周辺部を規定している点において第1実施形態と異なっているが、ゴースト光は眼側に配置された光学部材の周辺部において反射し易いため、このような構成とすることで、効果的にゴーストを回避することができる。
本第2実施形態において周辺部とは、光軸からの距離が接眼レンズ系111の有効径の4分の1よりも外側の部分を意味している。特にこの部分がゴーストの発生に影響を及ぼし易いためである。
一方、光軸からの距離が接眼レンズ系111の有効系の4分の1よりも内側の中心部は光軸と垂直な平板状をしている。この部分がゴースト光を反射することは少ないため、このような形状とすることで、全面を曲面とした場合と比較して収差を抑えることができる。
本第2実施形態に係る接眼光学系110では、メニスカス形状の保護窓部材112は、眼側に凹面を向けて配置することが望ましい。このように眼側に凹面を向けることにより眼側からの外光が保護窓部材112の眼側の面で反射して観察者の瞳に入りにくくなる。特に観察時の外光は、観察者の頭部との関係で接眼光軸に対して大きな角度で入射するため、眼側の光学面を凹面状にすることにより、凸面に比べて光学面が奥になり外光が入射しにくくなる。そして、入射したとしても凸面と比べて入射角が大きくなるため、外光が視野外に反射され易くなり観察者の眼に入りにくくなる。
また、本第2実施形態に係る接眼光学系110は、観察する実像の最大像高をYとしたとき、
(2)fe<40.00
(3)Y<fe/3.00
の条件を満足する。
条件式(2)は接眼レンズ系111の焦点距離を規定するものであり、条件式(3)は実像の最大像高の上限を規定するものである。
条件式(2)及び(3)を満たすことで、より効果的にゴーストを回避することができる。条件式(3)の上限を超えた場合、観察する実像面が大きくなるため、保護窓部材112の曲率が接眼収差性能に影響する。特に視野の周辺性能に影響する。
本第2実施形態において、保護窓部材112は樹脂から成ることが望ましい。これにより、保護窓部材112が軽量となり、成形し易くなり、耐衝撃性を高めることができる。樹脂としては、例えば、アクリルやポリカーボネートを用いることができる。
図13は、本願の実施例と比較するための参考例としての接眼光学系70の構成を示す断面図であり、電子ビューファインダー(EVF)などの表示部材76を3枚の接眼レンズ系71で観察し、その眼側に平行平板で構成した保護窓部材72を配置したものである。
接眼レンズ系71は、第1実施例ないし第3実施例と同様に、両凸形状の正レンズL73と、両凹形状の負レンズL74と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL75と、からなる。
図13で示すように表示部材76のA点の像は接眼レンズを介してアイポイント(E.P)に導かれ観察することができる。ところが例えばA点の像の輝度が高いと、その光束が保護窓部材72を通過する際に、保護窓部材72の表面(B点)で反射する反射光束の強度が増す。その反射光は接眼レンズ71を透過して、表示部材76の表面(C点)でA点の像が再結像する。そして、表示部材76の表面で再び反射されアイポイント(E.P)に導かれる。このとき、C点付近の表示の明るさが暗いと、再結像したA点の表示像がゴーストとして観察されてしまう。
以下の表6に、本参考例に係る接眼光学系の諸元の値を掲げる。接眼レンズ系の焦点距離fe=24.59mmである。
(表6)
面番号 曲率半径 間隔 nd νd
1) ∞ 18.5 1.0
*2) 18.46305 4.5 1.49108 57.57
3) -14.09265 1.0 1.0
*4) -10.86467 1.5 1.58518 30.24
5) 203.88888 1.5 1.0
6) -95.39091 3.0 1.49108 57.57
*7) -11.57101 1.5 1.0
8) ∞ 1.0 1.49108 57.57
9) ∞ 15.0
10) E.P

非球面係数
面番号 K C6
2 -1.7818 0.0
4 1.0000 0.65762E-06
7 0.5034 0.0
図14は本参考例に係る接眼光学系70の諸収差図である。各収差図より、本参考例に係る接眼光学系70は、諸収差を良好に補正し優れた結像性能を有していることがわかる。
以下、本願実施形態に係る接眼光学系を備えたカメラを図15に基づいて説明する。
図15は、本願の接眼光学系を備えたカメラを示す図である。本カメラ60は、接眼光学系61として上記第1実施例に係る接眼光学系を備えたデジタル一眼レフカメラである。
本カメラ60において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ62で集光されて、クイックリターンミラー63を介して焦点板64に結像される。そして焦点板64に結像されたこの光は、ペンタプリズム65中で複数回反射されて接眼光学系61へ導かれる。これにより撮影者は、被写体像を接眼光学系61を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、クイックリターンミラー63が光路外へ退避し、不図示の被写体からの光は撮像素子66へ到達する。これにより被写体からの光は、当該撮像素子66によって撮像されて、被写体画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者は本カメラ60による被写体の撮影を行うことができる。
ここで、本カメラ60に接眼光学系61として搭載した上記第1実施例に係る接眼光学系は、上述のように、接眼レンズの収差性能に影響を与えることなく、ゴーストの発生を回避している。これにより本カメラ60は、良好な光学性能を実現することができる。なお、上記第2ないし第5実施例に係る接眼光学系を接眼光学系61として搭載したカメラを構成しても、上記カメラ60と同様の効果を奏することができる。また、クイックリターンミラー63を有しない構成のカメラに上記各実施例に係る接眼光学系を搭載した場合でも、上記カメラ60と同様の効果を奏することができる。
以上のように、本発明によれば、視野内の輝点等から射出された光束が接眼レンズ系よりも眼側の光学部材表面反射することで発生するゴーストを効果的に軽減できる接眼光学系及び該接眼光学系を備えた光学装置を提供することができる。

Claims (18)

  1. 接眼レンズ系と、
    前記接眼レンズ系の眼側に光学部材と、を有し、
    前記光学部材は、少なくとも周辺部がメニスカス形状であり、
    前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記光学部材の前記メニスカス形状部分の少なくとも一方の面の曲率半径をRとしたとき、
    2.00<|R|/fe<22.00
    の条件を満足することを特徴とする接眼光学系。
  2. 前記光学部材は、有効径内がメニスカス形状であることを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。
  3. 4.85<|R|/fe<22.00
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。
  4. 前記光学部材は、眼側に凹面を向けて配置してあることを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。
  5. 観察する実像の最大像高をYとしたとき、
    fe<40.00
    Y<fe/3.00
    の条件を満足することを特徴とする請求項1項に記載の接眼光学系。
  6. 前記光学部材は、樹脂から成ることを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。
  7. 前記光学部材は、周辺部のみがメニスカス形状であることを特徴とする請求項1に記載の接眼光学系。
  8. 前記光学部材の前記周辺部は、光軸からの距離が前記接眼レンズ系の有効径の4分の1よりも外側の部分であることを特徴とする請求項7に記載の接眼光学系。
  9. 前記光学部材の中心部は、光軸と垂直な平板状であることを特徴とする請求項7に記載の接眼光学系。
  10. 前記光学部材の前記中心部は、光軸からの距離が前記接眼レンズ系の有効径の4分の1よりも内側の部分であることを特徴とする請求項9に記載の接眼光学系。
  11. 前記光学部材は、眼側に凹面を向けて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の接眼光学系。
  12. 観察する実像の最大像高をYとしたとき、
    fe<40.00
    Y<fe/3.00
    の条件を満足することを特徴とする請求項7に記載の接眼光学系。
  13. 前記光学部材は、樹脂から成ることを特徴とする請求項7に記載の接眼光学系。
  14. 請求項1記載の接眼光学系を備えたことを特徴とする光学装置。
  15. 接眼レンズ系と、光学部材と、を有する接眼光学系の製造方法であって、
    前記光学部材を、少なくとも周辺部が、以下の条件式を満足する様なメニスカス形状に形成するステップと、
    2.00<|R|/fe<22.00
    前記接眼レンズを鏡筒内に配置するステップと、
    前記鏡筒内で前記接眼レンズ系の眼側に前記光学部材を配置するステップと、を有することを特徴とする接眼光学系の製造方法。
    但し、前記接眼レンズ系の視度が0[m−1]の時の前記接眼レンズ系の焦点距離をfe、前記光学部材の前記メニスカス形状部分の少なくとも一方の面の曲率半径をRとする。
  16. 前記光学部材の有効径内をメニスカス形状とすることを特徴とする請求項15に記載の接眼光学系の製造方法。
  17. 観察する実像の最大像高をYとしたとき、
    fe<40.00
    Y<fe/3.00
    の条件を満足するようにすることを特徴とする請求項15に記載の接眼光学系の製造方法。
  18. 前記光学部材を樹脂から形成することを特徴とする請求項15に記載の接眼光学系の製造方法。
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