JP6071504B2 - ファインダー光学系および撮像装置 - Google Patents
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Description
前記第3レンズ群は、物体側から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第3aレンズと、負の屈折力の第3bレンズより構成され、
前記第1レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd1、アッベ数をνd1、前記第2レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd2、アッベ数をνd2とするとき、前記第1レンズ群は、
1.55<nd1<1.65
20<νd1<33
なる条件式を満足する材料からなる第1レンズを含み、
前記第2レンズ群は、
1.733997≦nd2<1.9
35<νd2<58
なる条件式を満足する材料からなる第2レンズを含むことを特徴としている。
この他、本発明に係るファインダー光学系は、所定面に形成された物体像を観察するためのファインダー光学系であって、物体側から観察側へ順に配置された、正立像を形成するための像反転部材、負の屈折力の第1レンズ群、視度調節に際して光軸方向に移動する正の屈折力の第2レンズ群、正または負の屈折力の第3レンズ群より構成され、視度調節に際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するファインダー光学系であって、
前記第3レンズ群は、物体側から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第3aレンズと、負の屈折力の第3bレンズより構成され、
前記第1レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd1、アッベ数をνd1、前記第2レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd2、アッベ数をνd2とするとき、前記第1レンズ群は、
1.55<nd1<1.65
20<νd1<33
なる条件式を満足する材料からなる第1レンズを含み、
前記第2レンズ群は、
1.65<nd2<1.9
35<νd2<58
なる条件式を満足する材料からなる第2レンズを含み、
前記第3aレンズの焦点距離をf3a、前記第3bレンズの焦点距離をf3bとするとき、
1.5<|f3a/f3b|<1.8
なる条件式を満足することを特徴としている。
(撮像装置)
図1は、本発明の実施形態に係るファインダー光学系を一眼レフカメラに適用したときの要部断面図である。図1において、1は撮影光学系としての撮影レンズ、2はクイックリターンミラー、3は焦点板である。4はペンタダハプリズム(焦点板3の所定面に形成される物体像を正立像とする正立像形成用の像反転部材)、5は接眼レンズ系、6はアイポイントの位置を表している。撮影レンズ1による被写体像は、クイックリターン2で反射された光路における焦点板3上に形成される。そして、焦点板3上に形成された被写体像は、ペンタダハプリズム4で正立像とされ、接眼レンズ系5を介してアイポイント6にて観察される。
以下、図2を参照して、本実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本実施形態におけるファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4および接眼レンズ系5から構成される。接眼レンズ系5は、観察側へ順に第1レンズ群を構成する負の屈折力の第1レンズ5a、第2レンズ群を構成する正の屈折力の第2レンズ5b、第3レンズ群を構成する正の屈折力の第3aレンズ5cおよび負の屈折力の第3bレンズ5dから成っている。なお、第3レンズ群は正または負の屈折力を有する。また、正の屈折力の第2レンズ5bについては、接眼レンズの光軸に沿って移動することで視度調節を行なう。
1.65<nd2<1.9 ・・・(2)
20<νd1<33 ・・・(3)
35<νd2<58 ・・・(4)
条件式(1)は、上述した高い観察倍率を実現しながら、十分なアイポイントを確保するための条件である。条件式の下限を超えると第1レンズの屈折力が弱くなってしまい、十分なアイポイントを確保することができなくなる。一方、上限を超えると第1レンズの屈折力が強くなりすぎていまい、高い観察倍率を実現することが困難になる。
条件式(5)は、ファインダー光学系の倍率色収差および軸上色収差の補正を良好に行うための条件式である。さらに条件式(5)の下限を超えると軸上色収差の補正が不十分となる。また条件式(5)の上限を超えると倍率色収差の補正が不十分となる。
1.5<|f3a/f3b|<1.8 ・・・(7)
条件式(6)、(7)は高い観察倍率を実現し、十分なアイポイントを確保するための条件式である。条件式(6)の下限を超えると、十分なアイポイントが確保できなくなるとともに、歪曲収差が劣化してしまう。一方、上限を超えると接眼レンズの主点位置が焦点板から遠ざかってしまい、高い観察倍率を実現することが困難になる。条件式(7)の下限を超えると高い観察倍率を実現することが困難になる。一方、条件式(7)の上限を超えると十分なアイポイントを確保することが困難となる。
尚、前述した条件式(2)に関しては後述する表10の実施例1、4の数値データを用いて、
1.733997≦nd2<1.9 ・・・(2X)
としても良い。
以下の数値例においては、riは焦点板側より順に第i番目の面の曲率半径、diは焦点板側よりi番目のレンズ厚および空気間隔、Niとνiは各々焦点板側より順に第i番目のレンズの屈折率とアッベ数である。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10004.324 1.70 1.58306 30.2
5* 58.003 (可変)
6 43.070 4.27 1.73400 51.5
7 -52.301 (可変)
8* 16.126 5.70 1.53110 56.2
9 139.791 1.35
10 2669.117 2.50 1.80100 35.0
11 15.840
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K =-2.59707e+000 B= 2.30242e-006 C= 6.33058e-009 D= 2.98203e-012
第8面
K =-1.02323e+000 B= 2.61410e-005 C= 2.61462e-008 D= 2.24915e-010
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.65 52.24 51.13
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.68 1.54 5.96
d 7 2.79 4.92 0.50
f3 33.783
f4 -19.902
以下、図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力の樹脂製の第3aレンズ5c、負の屈折力のガラス製の第3bレンズ5dで構成されている。図5は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10002.867 1.70 1.63200 23.0
5* 58.625 (可変)
6 42.650 4.57 1.71300 53.9
7 -51.386 (可変)
8* 15.846 5.70 1.53110 56.2
9 177.801 1.51
10 450.625 2.50 1.83481 42.7
11 15.889
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K =-4.38746e-001 B=-2.26723e-006 C= 2.15416e-008 D=-2.90019e-011
第8面
K =-2.15996e+000 B= 5.75831e-005 C=-3.09308e-008 D= 2.31864e-010
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.64 52.60 50.73
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.45 1.47 5.51
d 7 2.56 4.54 0.50
f3 32.360
f4 -19.780
以下、図6を参照して、本発明の第3の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力のガラス製の第3aレンズ5c、負の屈折力の樹脂製の第3bレンズ5dで構成されている。即ち、本実施形態では、第3レンズ群を構成する2つのレンズ(第3aレンズ5c、第3bレンズ5d)の一方を樹脂製、他方をガラス製とする点では、前述した実施形態と同様であるが、第3aレンズ5cではなく第3bレンズ5dを樹脂製とする点で異なる。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10004.247 1.71 1.58306 30.2
5* 53.090 (可変)
6 49.138 3.71 1.75500 52.3
7 -49.966 (可変)
8 18.146 5.70 1.74400 44.8
9 41.514 2.15
10 -375.250 2.09 1.58306 30.2
11* 13.754
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K = 4.56475e-002 B= 3.27825e-007 C= 2.64880e-009 D= 2.80967e-013
第11面
K =-6.00114e-001 B= 2.41500e-005 C= 2.17762e-007 D=-2.49204e-009 E= 1.54791e-011
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.63 52.63 50.69
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.84 1.89 5.86
d 7 2.52 4.48 0.50
f3 39.245
f4 -22.710
以下、図8を参照して、本発明の第4の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力のガラス製の第3aレンズ5c、負の屈折力の樹脂製の第3bレンズ5dで構成されている。図9は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10001.686 1.70 1.58306 30.2
5* 52.307 (可変)
6 48.094 3.78 1.73400 51.5
7 -48.774 (可変)
8 17.879 5.70 1.73800 32.3
9 44.749 2.27
10 -607.011 1.75 1.63200 23.0
11* 14.174
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K = 2.79547e-001 B=-5.77008e-007 C= 5.88478e-009 D=-6.83633e-012
第11面
K =-7.13315e-001 B= 3.26470e-005 C= 1.44767e-007 D=-1.28122e-009 E= 8.70930e-012
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.63 52.71 50.61
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.79 1.86 5.76
d 7 2.47 4.40 0.50
f3 37.012
f4 -21.892
以下、図10を参照して、本発明の第5の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力のガラス製の第3aレンズ5c、負の屈折力の樹脂製の第3bレンズ5dで構成されている。図11は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10002.338 1.70 1.63200 23.0
5* 53.019 (可変)
6 49.564 3.72 1.75500 52.3
7 -49.059 (可変)
8 18.164 5.70 1.74950 35.3
9 41.855 2.18
10 -362.283 2.37 1.58306 30.2
11* 13.933 (可変)
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K = 5.02516e-001 B=-9.44567e-007 C= 3.72163e-009 D=-1.86608e-012
第11面
K =-6.27079e-001 B= 2.82315e-005 C= 2.32925e-007 D=-2.90039e-009 E= 1.88212e-011
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.63 52.90 50.44
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.70 1.88 5.54
d 7 2.37 4.19 0.53
f3 38.815
f4 -22.958
以下、図12を参照して、本発明の第6の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力のガラス製の第3aレンズ5c、負の屈折力の樹脂製の第3bレンズ5dで構成されている。図13は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10001.103 1.70 1.63200 23.0
5* 53.945 (可変)
6 51.987 3.61 1.78590 44.2
7 -49.994 (可変)
8 18.010 5.70 1.73800 32.3
9 43.293 2.35
10 -671.941 1.84 1.63200 23.0
11* 14.439 (可変)
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K = 2.78666e+000 B=-2.92829e-006 C= 4.57706e-009 D=-1.15833e-011
第11面
K =-6.24255e-001 B= 2.79968e-005 C= 1.03958e-007 D=-8.55376e-010 E= 5.68139e-012
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.63 52.80 50.53
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.79 1.93 5.68
d 7 2.39 4.24 0.50
f3 38.137
f4 -22.343
以下、図14を参照して、本発明の第7の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力の樹脂製の第3aレンズ5c、負の屈折力のガラス製の第3bレンズ5dで構成されている。図15は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10005.688 1.70 1.58306 30.2
5* 38.534 (可変)
6 30.526 5.00 1.67790 55.3
7 -50.102 (可変)
8* 14.640 5.70 1.53110 56.2
9 177.195 1.27
10 -195.585 1.75 1.70154 41.2
11 13.548
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K = 4.56171e+000 B=-1.66028e-005 C= 3.95181e-008 D=-2.27475e-010
第8面
K =-2.42188e+000 B= 8.14526e-005 C=-7.54726e-008 D= 4.74409e-010
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.62 53.11 50.26
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 2.88 1.39 4.39
d 7 2.21 3.70 0.70
f3 29.687
f4 -17.999
以下、図16を参照して、本発明の第8の実施形態に係るファインダー光学系について説明する。本ファインダー光学系は、ペンタダハプリズム4側から観察側へ、順に負の屈折力の樹脂製の第1レンズ5a、正の屈折力のガラス製の第2レンズ5b、正の屈折力の樹脂製の第3aレンズ5c、負の屈折力のガラス製の第3bレンズ5dで構成されている。図17は、本実施形態の収差図を示している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (焦点板上の被写体像面)
∞ 4.90
2 ∞ 81.67 1.51633 64.1
3 ∞ 1.12
4 -10006.698 1.70 1.58306 30.2
5* 39.759 (可変)
6 37.283 3.98 1.83481 42.7
7 -59.579 (可変)
8* 14.909 5.70 1.53110 56.2
9 151.674 0.82
10 -203.013 2.50 1.68683 31.8
11 13.039
12 (アイポイント)
非球面データ
第5面
K =-6.37673e-001 B=-5.58654e-007 C= 1.36411e-008 D=-6.67713e-012
第8面
K =-2.09022e+000 B= 7.73746e-005 C=-9.01708e-008 D= 1.03892e-009
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 51.65 52.84 50.55
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 0.99 0.99 0.98
d 5 3.41 1.85 5.05
d 7 2.14 3.70 0.50
f3 30.688
f4 -17.755
以下、本実施形態に係るファインダー光学系について説明する。図18は本実施形態に係るファインダー光学系を一眼レフカメラに適用した時の要部断面図、図19は本実施形態に係るファインダー光学系の光路を展開した断面図である。本実施形態では、ペンタダハプリズム4の前方(ペンタダハプリズム4の観察側とは反対側で、図18に示すようにペンタダハプリズム4と物体像が形成される焦点板3の所定面との間)に、正の屈折力を有するガラス製のコンデンサレンズCLを配置している。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 (被写体像面)
∞ 1.36
2 ∞ 1.22 1.58306 30.2
3 ∞ 0.79
4 ∞ 3.67 1.49171 30.2
5 -42.808 0.98
6 ∞ 84.30 1.51633 64.1
7 ∞ 1.53
8 -508.022 1.77 1.58306 30.2
9* 61.035 (可変)
10 57.273 4.25 1.77250 49.6
11 -57.273 (可変)
12* 15.984 5.72 1.53110 56.2
13* 133.755 1.46
14 228.702 4.99 1.85026 32.3
15 16.641 3.20
16 (アイポイント)
非球面データ
第9面
K =-2.95369e+001 B= 3.81994e-006 C= 3.13696e-008 D=-9.29815e-011
第12面
K = 1.66712e-001 B=-3.33916e-005 C= 2.52620e-009 D=-1.11012e-010
第13面
K = 0.00000e+000 B=-2.19790e-005 C= 1.40368e-007
ファインダー視度 -1 -3 +1
全系焦点距離f 48.38 46.84 49.99
アイポイント 22.00 22.00 22.00
倍率 1.03 1.03 1.02
d 9 3.12 1.15 5.08
d11 2.46 4.42 0.50
f3 33.614
f4 -21.255
以上、第1乃至第9の実施形態について述べたが、以下の表10に各実施形態における条件式1乃至7に関する具体的数値を実施例1乃至9として記載する。なお、条件式6については、ファインダー視度がー1ディオプトリー(標準視度)の場合の全系焦点距離f
が用いられている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、第1レンズ5aの少なくとも1面を非球面形状としたが、非球面形状を用いない形態であっても良い。また、正の屈折力を有する第3aレンズ5cと、負の屈折力を有する第3bレンズ5dで構成された第3レンズ群の全体屈折力は、正とする他、負としても良い。
1・・撮影レンズ、3・・焦点板、4・・ペンタダハプリズム、5・・接眼レンズ系、5a・・第1レンズ(第1レンズ群)、5b・・第2レンズ(第2レンズ群)、5c・・第3aレンズ(第3レンズ群)、5d・・第3bレンズ(第3レンズ群)、6・・アイポイント
Claims (8)
- 所定面に形成された物体像を観察するためのファインダー光学系であって、物体側から観察側へ順に配置された、正立像を形成するための像反転部材、負の屈折力の第1レンズ群、視度調節に際して光軸方向に移動する正の屈折力の第2レンズ群、正または負の屈折力の第3レンズ群より構成され、視度調節に際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するファインダー光学系であって、
前記第3レンズ群は、物体側から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第3aレンズと、負の屈折力の第3bレンズより構成され、
前記第1レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd1、アッベ数をνd1、前記第2レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd2、アッベ数をνd2とするとき、前記第1レンズ群は、
1.55<nd1<1.65
20<νd1<33
なる条件式を満足する材料からなる第1レンズを含み、
前記第2レンズ群は、
1.733997≦nd2<1.9
35<νd2<58
なる条件式を満足する材料からなる第2レンズを含むことを特徴とするファインダー光学系。 - 所定面に形成された物体像を観察するためのファインダー光学系であって、物体側から観察側へ順に配置された、正立像を形成するための像反転部材、負の屈折力の第1レンズ群、視度調節に際して光軸方向に移動する正の屈折力の第2レンズ群、正または負の屈折力の第3レンズ群より構成され、視度調節に際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するファインダー光学系であって、
前記第3レンズ群は、物体側から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第3aレンズと、負の屈折力の第3bレンズより構成され、
前記第1レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd1、アッベ数をνd1、前記第2レンズ群に含まれるレンズの材料の屈折率をnd2、アッベ数をνd2とするとき、前記第1レンズ群は、
1.55<nd1<1.65
20<νd1<33
なる条件式を満足する材料からなる第1レンズを含み、
前記第2レンズ群は、
1.65<nd2<1.9
35<νd2<58
なる条件式を満足する材料からなる第2レンズを含み、
前記第3aレンズの焦点距離をf3a、前記第3bレンズの焦点距離をf3bとするとき、
1.5<|f3a/f3b|<1.8
なる条件式を満足することを特徴とするファインダー光学系。 - 前記ファインダー光学系の全系の焦点距離をf、前記第3aレンズの焦点距離をf3aとするとき、
0.5<f3a/f<0.8
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のファインダー光学系。 - 前記第3bレンズの材料のアッベ数をνd3bとするとき、
20<νd3b<45
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 前記第1レンズの材料は樹脂であり、前記第2レンズの材料はガラスであり、前記第3aレンズと前記第3bレンズの一方のレンズの材料は樹脂であり、他方のレンズの材料はガラスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファインダー光学系。
- 前記像反転部材と前記所定面の間に正の屈折力のコンデンサレンズが配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファインダー光学系。
- 前記第1レンズの物体側のレンズ面と観察側のレンズ面の少なくとも1つのレンズ面は非球面形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のファインダー光学系。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のファインダー光学系と、該ファインダー光学系で観察される被写体像に相当する像を受光する撮像手段を有することを特徴とする撮像装置。
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