JP2010237429A - 一眼レフカメラのファインダ光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な長さのアイレリーフを確保するとともに、球面収差、コマ収差及び非点収差などの諸収差を良好に補正することができる一眼レフカメラのファインダ光学系を提供する。
【解決手段】物体側から順に、ピント板4、正立プリズム5、及び被写体像を拡大する、物体側から順に、負のパワーの第1レンズ群21と、正のパワーの第2レンズ群22と、正のパワーの第3レンズ群23と、負のパワーの第4レンズ群24とからなるルーペ光学系20を有する一眼レフカメラのファインダ光学系において、第1レンズ群21は、物体側に凸の1枚の負メニスカスレンズからなり、第4レンズ群24は、最も物体側の面が物体側に凹で最も眼側の面が眼側に凹であり、第1レンズ群のシェーピングファクタSF1、第4レンズ群のシェーピングファクタSF4について、1.50<SF1<5.00及び0.25<SF4<0.60を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一眼レフカメラのファインダ光学系に関する。
一眼レフカメラのファインダ光学系として、物体側から順に、被写体像が結像される結像面を有するピント板と、このピント板の結像面に結像された被写体像を正立化させる正立プリズム(ペンタプリズム、ペンタゴナルダハプリズム)と、この正立プリズムにより正立化された被写体像を拡大するルーペ光学系とを有する基本構成のものが知られている。
従来の一般的なルーペ光学系は、複数のレンズ群からなり、ルーペ光学系の最も物体側と眼側にはそれぞれ、負のパワーのレンズ群が配置されている(特許文献1−4)。
特開2006−145834号公報 特開2000−171731号公報 特開2001−100155号公報 特開2001−311881号公報
しかし、ルーペ光学系の最も物体側のレンズ群の負のパワーが強すぎると、球面収差、コマ収差及び非点収差の補正が困難になり、弱すぎると広い視度調整領域にわたって十分なアイレリーフを確保するのが困難になる。
一方、ルーペ光学系の最も眼側のレンズ群の負のパワーが強すぎると、この眼側レンズ群の物体側の面の発散力が強くなりすぎて長いアイレリーフを確保することが困難になり、弱すぎると大きな瞳径に対する良好な球面収差、コマ収差の補正が困難になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、十分な長さのアイレリーフを確保するとともに、球面収差、コマ収差及び非点収差などの諸収差を良好に補正することができる一眼レフカメラのファインダ光学系を提供することを目的とする。
本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系は、物体側から順に、被写体像が結像される結像面を有するピント板;このピント板の結像面に結像された被写体像を正立化させる正立プリズム;及びこの正立プリズムにより正立化された被写体像を拡大する、物体側から順に、負のパワーの第1レンズ群と、正のパワーの第2レンズ群と、正のパワーの第3レンズ群と、負のパワーの第4レンズ群とからなるルーペ光学系;を有する一眼レフカメラのファインダ光学系において、第1レンズ群は、物体側に凸の1枚の負メニスカスレンズからなり、第4レンズ群は、最も物体側の面が物体側に凹で最も眼側の面が眼側に凹であり、次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴としている。
(1)1.50<SF1<5.00
(2)0.25<SF4<0.60
ここで、
SF1:第1レンズ群のシェーピングファクタ、
SF4:第4レンズ群のシェーピングファクタ、
ただし、
SF1=(r1s+r1e)/(r1s−r1e)
SF4=(r4s+r4e)/(r4s−r4e)
r1s:第1レンズ群の物体側の面の曲率半径、
r1e:第1レンズ群の眼側の面の曲率半径、
r4s:第4レンズ群の物体側の面の曲率半径、
r4e:第4レンズ群の眼側の面の曲率半径、
である。
上記ピント板と正立プリズムの間に位置させて、上記ルーペ光学系の第4レンズ群に起因する歪曲収差を補正する負のパワーのフィールドレンズを設けることが好ましい。このフィールドレンズは、少なくとも一方の面が非球面であり、その非球面は、近軸球面に比して、光軸から離れるに従って負のパワーを強める性質であることが好ましい。
本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系は、さらに、次の条件式(3)、(4)及び(5)を満足することが好ましい。
(3)npd>1.65
(4)−0.5<f4/fe<−0.3
(5)1.1<fb/fe<1.3
ここで、
npd:正立プリズムのd線の屈折率、
f4:第4レンズ群の焦点距離、
fe:フィールドレンズ、正立プリズム及びルーペ光学系の全体の焦点距離、
fb:ピント板の結像面から第1レンズ群の物体側の面までの空気換算距離、
である。
本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系は、さらに、次の条件式(6)を満足することが好ましい。
(6)fc/fe<−5.0
ここで、
fc:フィールドレンズの焦点距離、
fe:フィールドレンズ、正立プリズム及びルーペ光学系の全体の焦点距離、
である。
第4レンズ群は、例えば、物体側から順に位置する物体側に凹の正メニスカスレンズと両凹負レンズの接合レンズから構成することができる。
本発明によれば、十分な長さのアイレリーフを確保するとともに、球面収差、コマ収差及び非点収差などの諸収差を良好に補正することができる一眼レフカメラのファインダ光学系を提供することができる。
本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系の実施例1のレンズ構成図である。 図1の構成における諸収差図である。 本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系の実施例2のレンズ構成図である。 図3の構成における諸収差図である。 本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系の実施例3のレンズ構成図である。 図5の構成における諸収差図である。 本発明の一眼レフカメラのファインダ光学系の実施例4のレンズ構成図である。 図7の構成における諸収差図である。 本発明の対象とするファインダ光学系を有する一眼レフカメラの一般構成を示す図である。
図9は、本発明の対象とするファインダ光学系を有する一眼レフカメラの一般構成を示している。周知のように、撮影レンズ1からの被写体光束はメインミラー3で反射して、結像面(撮像素子)2と光学的に等価なピント板4上に結像する。ピント板4のメインミラー3側の面にはフレネルレンズ4aが形成され、このフレネルレンズ4aの反対側の面には、撮影レンズ1(メインミラー3)からの光束が被写体像として結像する結像面(拡散板面)4bが形成されている。ペンタプリズム5は、ピント板4の結像面4bに結像した被写体像を正立化させる正立プリズムであり、光束入射面5aと、この光束入射面5aからの光束を2回反射させる第1、第2のダハ反射面5b、5cと、この第1、第2のダハ反射面5b、5cからの光束を反射させる第3の反射面5dと、この第3の反射面5dからの光束を射出させる光束射出面5eとを有しており、光束出射面5eから出射した光束は、ルーペ光学系(アイピース)20に導かれる。
本実施形態は、以上の一般構成を有する一眼レフカメラのファインダ光学系において、図1、図3、図5及び図7の各実施例に示すように、ルーペ光学系20が、ペンタプリズム5側(物体側)から順に、負のパワーの第1レンズ群21と、正のパワーの第2レンズ群22と、正のパワーの第3レンズ群23と、負のパワーの第4レンズ群24とによって構成されている。
第1レンズ群21は、物体側に凸の1枚の負メニスカスレンズからなり、両面が非球面の樹脂レンズである。
第2レンズ群22は、物体側から順に位置する物体側に凸の負メニスカスレンズ22aと両凸正レンズ22bの接合レンズである。第2レンズ群22は正のパワーであればよく、例えば、物体側から順に位置する両凸正レンズと眼側に凸の負メニスカスレンズの接合レンズとすることもできる。
第3レンズ群23は、物体側に凸の正レンズであり、本実施の形態では、両凸正レンズである。
ともに正のパワーの第2レンズ群22と第3レンズ群23は、ルーペ光学系に必要な正のパワーを負担するレンズ群としての役割を持っている。ルーペ光学系に必要な正のパワーをこれら2つのレンズ群に分担させることで、視度調節レンズ群に適度なパワーを持たせることができ、移動による視度の変化量と収差の変動をバランスさせることができる。第2レンズ群22と第3レンズ群23のうち、第2レンズ群22は、視度補正のために移動する移動レンズ群である。この移動レンズ群のパワー及び移動量と、視度補正範囲とには関係があり、ファインダの全長の制約から第2レンズ群22の移動量がある程度決まり、その結果必要な視度補正範囲を確保するために移動群の正のパワーがほぼ決まり、第3レンズ群23のパワーもほぼ決まる。また、第2レンズ群を貼り合わせにすることで、移動時の収差変動を抑えることができる。
第4レンズ群24は、物体側から順に位置する物体側に凹の正メニスカスレンズ24aと両凹負レンズ24bの接合レンズであり、全体として負のパワーを持っている。第4レンズ群24は全体として負のパワーを持っていればよく、例えば、物体側から順に位置する両凹負レンズと眼側に凹の正メニスカスレンズの接合レンズとすることもできる。
ルーペ光学系20(第4レンズ群24)の最も眼側にはカバーガラス7が設けられている。eは観察者の瞳孔の位置(アイポイント)である。
本実施形態では、以上のルーペ光学系20の構成に加えて、ピント板4とペンタプリズム5の間に、負のパワーのフィールドレンズ(歪曲収差補正レンズ)10を配置している。ピント板4とフィールドレンズ10の間にはカバーガラス6が配置されているが、このカバーガラス6は省略可能である。フィールドレンズ10は、少なくとも一面に非球面を有する非球面レンズからなっており、その非球面は、近軸球面に比して、光軸から離れるに従って負のパワーが強まるような性質を有している。フィールドレンズ10は、近軸球面に比して、光軸から離れるに従って負のパワーが強まる非球面を有するものであればよく、例えば、眼側に凹の非球面を有する非球面平凹レンズとすることもできる。
条件式(1)は、物体側に凸の1枚の負メニスカスレンズからなる第1レンズ群21のシェーピングファクタSF1に関する条件式であり、ルーペ光学系20の第1レンズ群21以降のレンズ(第2レンズ群22〜第4レンズ群24)が大型化するのを防ぎ、軸外光線を大きく曲げずに大きな収差を発生させず、また、広い視度調整域にわたって十分なアイレリーフを確保するための条件である。
条件式(1)の下限を超えると、第1レンズ群21の負のパワーが強くなりすぎて、発生する球面収差、コマ収差、非点収差の補正が困難になる。
条件式(1)の上限を超えると、第1レンズ群21の負のパワーが弱くなりすぎて、広い視度調整域にわたって十分なアイレリーフを確保するのが困難になり、また非点収差の補正が困難になる。
条件式(2)は、最も物体側の面が物体側に凹で最も眼側の面が眼側に凹である第4レンズ群24のシェーピングファクタSF4に関する条件式であり、十分なアイレリーフを確保し、大きな瞳径に対する良好な球面収差、コマ収差の補正を可能にするための条件である。
条件式(2)の下限を超えると、第4レンズ群24の物体側の面の発散力が強くなりすぎて、長いアイレリーフを得ることが困難になる。
条件式(2)の上限を超えると、大きな瞳径に対する良好な球面収差、コマ収差の補正が困難になる。
各実施例では、第4レンズ群24は、物体側から順に位置する物体側に凹の正メニスカスレンズ24aと両凹負レンズ24bの接合レンズからなっており、上記シェーピングファクタは、接合レンズの形状を論じている。
以上のルーペ光学系20の最も眼側の負のパワーの第4レンズ群24は、ピント板4とルーペ光学系20の距離を変えずにルーペ光学系20の焦点距離を短くして高いファインダ倍率を得るために、配置したものである。
しかし、第4レンズ群24の負のパワーはルーペ光学系20内に歪曲収差を発生させ、第4レンズ群24の負のパワーが強すぎる場合にはこの歪曲収差が補正困難なレベルにまで達してファインダ光学系の性能が低下してしまう。
本実施形態において、ピント板4とペンタプリズム5の間に位置させて配置したフィールドレンズ10は、ルーペ光学系20の最も眼側の負のパワーの第4レンズ群24によって発生する歪曲収差を補正する。このフィールドレンズ10は、ピント板4とルーペ光学系20の間に配置されているので、ルーペ光学系20(第4レンズ群24)で発生した歪曲収差を効率的に補正することができる。また、フィールドレンズ10は、ピント板4の近傍に配置されているので、球面収差やコマ収差などの他の収差を発生させることなく歪曲収差を補正することができる。
条件式(3)は、ペンタプリズム5のd線の屈折率npdに関する条件式であり、ピント板4とルーペ光学系20の光学的距離を短くするための条件である。
従来のプリズムは、製造コストや製造のしやすさから、BK7のような低屈折率の硝材を用いていた。しかし、プリズムの空気換算光路長は実光路長を屈折率で割った値になるので、低屈折率の硝材でプリズムを作ると、空気換算光路長が伸びてルーペ光学系の焦点距離が長くなる結果、ファインダ倍率が低くなる。
そこで、屈折率が1.65より大きい高屈折率の硝材でペンタプリズム5を構成することで、空気換算光路長及びルーペ光学系の焦点距離を短くし、ファインダ倍率を高くすることができる。例えば、プリズムの屈折率が1.73である場合、プリズムの屈折率が1.52の場合に比べてファインダ倍率を約1割高めることができる。
条件式(4)は、ルーペ光学系20の最も眼側の第4レンズ群24のパワーを規定する条件式であり、ルーペ光学系の焦点距離に比べてピント板4とルーペ光学系20の距離を大きくしたときに光学性能が悪化しないための条件である。
本実施形態のファインダ光学系は、アイポイントeの方から逆向きに見ると、最もアイポイント側のレンズ群が強い負のパワーを持ち、長いバックフォーカスを確保できるレトロフォーカスタイプのレンズ構成となっている。従って、最もアイポイント側の第4レンズ群24の負のパワーを強くすると、ルーペ光学系の焦点距離を短くして、その上更にピント板4とルーペ光学系20の距離を長くとることができるようになり(倍率を上げてアイレリーフを長くとるために有利な口径の大きいルーペを使用するための大きなプリズムの使用が可能になり)、ルーペ光学系の焦点距離を短くすることができ、その結果ファインダ倍率を高めることができる。しかし、第4レンズ群24の負のパワーを強くしすぎると、歪曲収差が大きくなりすぎて、また倍率色収差も大きくなって、ファインダ性能が悪化する。
すなわち、条件式(4)の上限を超えると、ファインダ光学系のバックフォーカスが伸びてファインダ倍率を上げることはできるが、第4レンズ群24の負のパワーが強くなりすぎて、第4レンズ群24で発生する歪曲収差や球面収差、コマ収差の補正が困難になる。一方、条件式(4)の下限を超えると、諸収差の補正は容易になるが、ルーペ光学系の焦点距離に比べてバックフォーカス(ピント板4とルーペ光学系20の距離)を短くすることが困難になり、その結果ルーペ光学系の焦点距離が伸びてファインダ倍率が低下する。
条件式(5)は、ピント板4の結像面4bから第1レンズ群21の物体側の面までの空気換算距離と、ルーペ光学系の焦点距離(フィールドレンズ10、ペンタプリズム5及びルーペ光学系20の全体の焦点距離)を規定する条件式であり、収差補正上で大きな問題が発生しないで高倍率を実現するための条件である。
条件式(5)の下限を超えると、高倍率を維持するのが困難になり、またプリズム入射面付近のゴミが見えやすくなる。
条件式(5)の上限を超えると、正の歪曲収差や倍率色収差が大きくなりすぎたり、レンズ径が大きくなりすぎたりして好ましくない。
条件式(6)は、フィールドレンズ10のパワーを規定する条件式であり、歪曲収差を補正しながらレンズ厚を薄くして小型化するとともに、ファインダ光学系を覗いたときにピント板4の周辺が暗くならないための条件である。
一般的にピント板4の付近には正のパワーのフレネルレンズが入っていて(さらに図示しない正のパワーのコンデンサレンズが入っていて)、ピント板4で拡散した光線をアイポイントeに向けて屈折させファインダ光学系を明るくしている。
しかし、条件式(6)の上限を超えてフィールドレンズ10の負のパワーが強くなると、ピント板4の付近に入れた正のパワーのフレネルレンズ(またはコンデンサレンズ)により拡散光線をアイポイントeに向けて屈折させている作用がキャンセルされ、ファインダ光学系を覗いたときにピント板4の周辺が暗くなってしまう。
次に具体的な実施例を示す。諸収差図及び表中において、球面収差で表される色収差図(軸上色収差図)及び非点収差図中のd線、g線、C線、F線、e線はそれぞれの波長に対する収差、Sはサジタル、Mはメリディオナル、ERは瞳孔(アイリング)、Bは見掛け視界、Rは曲率半径[mm]、dはレンズ間隔(レンズ厚)[mm]、N(d)はd線の屈折率、νdはアッベ数をそれぞれ示す。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数)
[数値実施例1]
図1〜図2と表1〜表3は、本発明による一眼レフ用高倍率ファインダ光学系の実施例1を示している。図1はレンズ構成図、図2はその諸収差図である。表1は面データ、表2は非球面データ、表3は各種データである。
本実施例のファインダ光学系100は、物体側から順に、ピント板4と、カバーガラス6と、フィールドレンズ10と、正立プリズム(ペンタプリズム)5と、ルーペ光学系20と、カバーガラス7とからなる。eは観察者の瞳孔の位置(アイポイント)である。
ピント板4の物体側の面にはフレネルレンズ4aが、眼側の面には結像面4bがそれぞれ形成されている。
フィールドレンズ10は、物体側に凹の非球面を有する非球面平凹レンズであり、この非球面は、近軸球面に比して、光軸から離れるに従って負のパワーが強まる性質を有している。
ルーペ光学系20は、物体側から順に、負のパワーの第1レンズ群21と、正のパワーの第2レンズ群22と、正のパワーの第3レンズ群23と、負のパワーの第4レンズ群24とからなっている。
第1レンズ群21は、物体側に凸の負メニスカスレンズであり、両面が非球面の樹脂レンズである。
第2レンズ群22は、物体側から順に位置する物体側に凸の負メニスカスレンズ22aと両凸正レンズ22bの接合レンズである。
第3レンズ群23は、両凸正レンズである。
第4レンズ群24は、物体側から順に位置する物体側に凹の正メニスカスレンズ24aと両凹負レンズ24bの接合レンズである。
(表1)
面データ
面番号 R d N(d) νd
1 ∞ 1.400 1.51633 64.1
2 ∞ 0.950
3 ∞ 1.000 1.51633 64.1
4 ∞ 3.050
5* -207.260 1.800 1.52538 56.3
6 ∞ 0.500
7 ∞ 88.593 1.73400 51.5
8 ∞ 0.500
9* 38.500 2.400 1.58547 29.9
10* 23.984 2.702
11 40.295 2.000 1.80518 25.4
12 25.920 9.600 1.61800 63.4
13 -47.540 4.788
14 21.785 7.000 1.61800 63.4
15 -119.280 2.010
16 -58.071 4.000 1.72825 28.5
17 -18.474 2.000 1.74100 52.7
18 20.642 2.000
19 ∞ 1.000 1.51633 64.1
20 ∞ 22.150
*は回転対称非球面である。
(表2)
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である)
面番号 K A4 A6
5 0.000 -0.2243×10-4 0.3885×10-7
9 0.000 -0.3150×10-4
10 0.000 -0.4072×10-4
(表3)
各種データ
物体距離 1.30
物体高 14.13
焦点距離 50.85
見掛け視界 16.1°
アイレリーフ 22.1
視度 -1.02 1/m
[数値実施例2]
図3〜図4と表4〜表6は、本発明による一眼レフ用高倍率ファインダ光学系の実施例2を示している。図3はレンズ構成図、図4はその諸収差図である。表4は面データ、表5は非球面データ、表6は各種データである。
この実施例2のレンズ構成は、以下の点を除いて実施例1のレンズ構成と同様である。
(A)カバーガラス6が配置されていないこと。
(B)フィールドレンズ10が、眼側に凹の非球面を有する非球面平凹レンズであること。
(C)ルーペ光学系20の第2レンズ群22が、物体側から順に位置する両凸正レンズ22aと眼側に凸の負メニスカスレンズ22bの接合レンズであること。
(表4)
面データ
面番号 R d N(d) νd
1 ∞ 1.400 1.51633 64.1
2 ∞ 0.500
3 ∞ 2.200 1.52538 56.3
4* 656.400 1.500
5 ∞ 88.593 1.73400 51.5
6 ∞ 0.630
7* 94.305 2.400 1.58547 29.9
8* 56.579 3.547
9 61.290 9.200 1.72916 54.7
10 -24.051 2.000 1.80518 25.4
11 -69.500 6.323
12 30.800 5.000 1.77250 49.6
13 -110.000 3.600
14 -50.887 2.500 1.80518 25.4
15 -24.330 1.800 1.72916 54.7
16 24.330 2.000
17 ∞ 1.000 1.51633 64.1
18 ∞ 23.780
*は回転対称非球面である。
(表5)
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である)
面番号 K A4 A6
4 0.000 0.2284×10-4 -0.2950×10-7
7 0.000 0.5278×10-6 -0.1572×10-7
8 0.000 0.2482×10-6 -0.1417×10-7
(表6)
各種データ
物体距離 0.80
物体高 14.13
焦点距離 51.36
見掛け視界 15.9°
アイレリーフ 23.8
視度 -1.01 1/m
[数値実施例3]
図5〜図6と表7〜表9は、本発明による一眼レフ用高倍率ファインダ光学系の実施例3を示している。図3はレンズ構成図、図4はその諸収差図である。表4は面データ、表5は非球面データ、表6は各種データである。
この実施例3のレンズ構成は、以下の点を除いて実施例1のレンズ構成と同様である。
(A)カバーガラス6が配置されていないこと。
(B)フィールドレンズ10が、眼側に凹の非球面を有する非球面平凹レンズであること。
(表7)
面データ
面番号 R d N(d) νd
1 ∞ 2.000 1.51633 64.1
2 ∞ 3.050
3 ∞ 1.800 1.52538 56.3
4* 1357.900 3.500
5 ∞ 88.593 1.69680 55.5
6 ∞ 0.500
7* 39.990 2.400 1.58547 29.9
8* 26.312 3.553
9 53.190 2.000 1.80518 25.4
10 29.566 10.000 1.61800 63.4
11 -44.319 3.399
12 24.949 7.000 1.61800 63.4
13 -971.496 5.230
14 -81.998 4.000 1.74077 27.8
15 -19.400 2.000 1.77250 49.6
16 25.121 3.500
17 ∞ 1.000 1.51633 64.1
18 ∞ 20.500
*は回転対称非球面である。
(表8)
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である)
面番号 K A4 A6
4 0.000 0.1819×10-4 -0.4257×10-9
7 0.000 -0.2984×10-4 0.1140×10-8
8 0.000 -0.3714×10-4 0.3798×10-8
(表9)
各種データ
物体距離 2.65
物体高 14.13
焦点距離 51.46
見掛け視界 15.53°
アイレリーフ 20.5
視度 -0.96 1/m
[数値実施例4]
図7〜図8と表10〜表12は、本発明による一眼レフ用高倍率ファインダ光学系の実施例4を示している。図7はレンズ構成図、図8はその諸収差図である。表10は面データ、表11は非球面データ、表12は各種データである。
この実施例4のレンズ構成は、以下の点を除いて実施例1のレンズ構成と同様である。
(A)カバーガラス6が配置されていないこと。
(B)フィールドレンズ10が、眼側に凹の非球面を有する非球面平凹レンズであること。
(表10)
面データ
面番号 R d N(d) νd
1 ∞ 2.000 1.51633 64.1
2 ∞ 3.050
3 ∞ 1.800 1.52538 56.3
4* 250.000 3.500
5 ∞ 88.593 1.69680 55.5
6 ∞ 0.500
7* 310.213 2.400 1.58547 29.9
8* 101.800 3.626
9 61.290 2.000 1.80518 25.4
10 25.354 9.600 1.67790 55.3
11 -81.843 4.954
12 26.946 7.000 1.65100 56.2
13 -136.445 6.420
14 -41.766 4.000 1.74077 27.8
15 -21.400 2.000 1.64000 60.1
16 23.052 3.500
17 ∞ 1.000 1.51633 64.1
18 ∞ 20.500
*は回転対称非球面である。
(表11)
非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である)
面番号 K A4 A6
4 0.000 0.1845×10-4 0.4250×10-8
7 0.000 0.2930×10-4 -0.5180×10-7
8 0.000 0.2840×10-4 -0.5300×10-7
(表12)
各種データ
物体距離 2.65
物体高 14.13
焦点距離 52.38
見掛け視界 15.3°
アイレリーフ 20.5
視度 -1.04 1/m
各実施例の各条件式に対する値を表13に示す。
(表13)
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
条件式(1) 4.304 2.620 4.847 1.977
条件式(2) 0.476 0.535 0.531 0.289
条件式(3) 1.734 1.734 1.697 1.697
条件式(4) -0.388 -0.446 -0.458 -0.453
条件式(5) 1.183 1.108 1.252 1.230
条件式(6) -7.76 -24.33 -50.22 -9.09
表13から明らかなように、実施例1〜実施例4は、条件式(1)〜(6)を満足しており、また諸収差図から明らかなように諸収差は比較的よく補正されている。
1 撮影レンズ
2 撮像素子
3 メインミラー
4 ピント板
4a フレネルレンズ
4b 結像面
5 ペンタダハプリズム(正立プリズム)
6、7 カバーガラス
10 負のパワーのフィールドレンズ(歪曲収差補正レンズ)
20 ルーペ光学系
21 第1レンズ群
22 第2レンズ群
23 第3レンズ群
24 第4レンズ群

Claims (6)

  1. 物体側から順に、被写体像が結像される結像面を有するピント板;このピント板の結像面に結像された被写体像を正立化させる正立プリズム;及びこの正立プリズムにより正立化された被写体像を拡大する、物体側から順に、負のパワーの第1レンズ群と、正のパワーの第2レンズ群と、正のパワーの第3レンズ群と、負のパワーの第4レンズ群とからなるルーペ光学系;を有する一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    第1レンズ群は、物体側に凸の1枚の負メニスカスレンズからなり、
    第4レンズ群は、最も物体側の面が物体側に凹で最も眼側の面が眼側に凹であり、
    次の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする一眼レフカメラのファインダ光学系。
    (1)1.50<SF1<5.00
    (2)0.25<SF4<0.60
    ここで、
    SF1:第1レンズ群のシェーピングファクタ、
    SF4:第4レンズ群のシェーピングファクタ、
    ただし、
    SF1=(r1s+r1e)/(r1s−r1e)
    SF4=(r4s+r4e)/(r4s−r4e)
    r1s:第1レンズ群の物体側の面の曲率半径、
    r1e:第1レンズ群の眼側の面の曲率半径、
    r4s:第4レンズ群の物体側の面の曲率半径、
    r4e:第4レンズ群の眼側の面の曲率半径。
  2. 請求項1記載の一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    上記ピント板と正立プリズムの間に位置させて、上記ルーペ光学系の第4レンズ群に起因する歪曲収差を補正する負のパワーのフィールドレンズを設けた一眼レフカメラのファインダ光学系。
  3. 請求項2記載の一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    上記フィールドレンズは、少なくとも一方の面が非球面であり、その非球面は、近軸球面に比して、光軸から離れるに従って負のパワーを強める性質である一眼レフカメラのファインダ光学系。
  4. 請求項2又は請求項3記載の一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    次の条件式(3)、(4)及び(5)を満足する一眼レフカメラのファインダ光学系。
    (3)npd>1.65
    (4)−0.5<f4/fe<−0.3
    (5)1.1<fb/fe<1.3
    ここで、
    npd:正立プリズムのd線の屈折率、
    f4:第4レンズ群の焦点距離、
    fe:フィールドレンズ、正立プリズム及びルーペ光学系の全体の焦点距離、
    fb:ピント板の結像面から第1レンズ群の物体側の面までの空気換算距離。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項記載の一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    次の条件式(6)を満足する一眼レフカメラのファインダ光学系。
    (6)fc/fe<−5.0
    ここで、
    fc:フィールドレンズの焦点距離、
    fe:フィールドレンズ、正立プリズム及びルーペ光学系の全体の焦点距離。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の一眼レフカメラのファインダ光学系において、
    第4レンズ群は、物体側から順に位置する物体側に凹の正メニスカスレンズと両凹負レンズの接合レンズからなっている一眼レフカメラのファインダ光学系。
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