JP2009271385A - ファインダー光学系及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観察倍率が大きく、大きなファインダー像の観察ができ、しかもアイレリーフを十分に長く確保することのできるファインダー光学系を得ること。
【解決手段】 撮影レンズにより形成された被写体像を正立像形成部材で正立像とし、接眼レンズを介して観察するファインダー光学系において、前記接眼レンズは前記正立像形成部材から観察側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、光軸方向に移動させることで視度調節を行う正の屈折力の第2レンズ群、正レンズと負レンズをそれぞれ1枚以上有し、全体として正もしくは負の屈折力の第3レンズ群より構成され、前記接眼レンズの−1ディオプターのときの全系の焦点距離をf、前記第3レンズ群の負レンズの合成焦点距離をf3nとするとき、−0.55<f3n/f<−0.30なる条件式を満足すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファインダー光学系及びそれを用いた撮像装置に関し、特にファインダー光学系の観察倍率が大きくファインダー像を良好に観察することができる、例えば一眼レフカメラ等の撮像装置に好適なものである。
従来、一眼レフカメラでは撮影レンズによって、焦点板上に形成した被写体像(ファインダー像)をファインダー光学系を介して観察している。このファインダー光学系は、焦点板上に形成された被写体像をペンタプリズム等の像反転手段を介して正立像とした後、接眼レンズによって拡大して観察するように構成されている。
この一眼レフカメラ用のファインダー光学系では主にペンタダハプリズムの大きさに依存する焦点板から接眼レンズまでの光路長によって、観察倍率やアイレリーフ等のファインダーの仕様が決定されている。
尚、ここでアイレリーフとは接眼レンズの射出面から観察者の瞳孔(アイポイント)までの距離である。
一眼レフカメラ用のファインダー光学系に用いられる接眼レンズには、高い観察倍率を有すること、十分な長さのアイレリーフがあること、視度調節機能があること等が求められている。
一眼レフカメラのファインダー光学系において、観察倍率が大きく、アイレリーフが十分に長い接眼レンズが従来より各種提案されている。(特許文献1〜5)
特開2000−111810号公報 特開2003−215471号公報 特開2005−284039号公報 特開平9−329752号公報 特開2006−145834号公報
一般にファインダー光学系の観察倍率を大きくするためには、接眼レンズの焦点距離を短くすることが必要となる。しかしながら一眼レフカメラのファインダー光学系においては、一般に接眼レンズの視度を−1ディオプトリー付近に設定することが必要となる。このため、被写体像が形成される焦点板から接眼レンズまでの距離(接眼レンズの主点位置までの光路長)によって実質的な接眼レンズの焦点距離は決定される。
また一般に、アイレリーフを十分に長くするには、ペンタダハプリズムを十分に大きく構成して、ペンタダハプリズムによる光線のけられを極力少なくすることが必要となる。しかしこのようにすると、焦点板から接眼レンズまでの光路長が必然的に長くなり、ファインダー光学系の観察倍率は小さくなってくる。
このように一眼レフカメラのファインダー光学系においては、ファインダー光学系の観察倍率を大きくしつつアイレリーフを十分に長く設定することは大変難しい。
従って最も単純にファインダー光学系の観察倍率を大きくするにはペンタダハプリズムの光路長を短くし、接眼レンズをペンタプリズムに近接させて配置すれば良い。しかしながら、このような構成にすると、ファインダー光学系の観察部(アイポイント)がカメラの後面より物体側へ移動してしまい、アイレリーフが短くなってくるため好ましくない。
一般に一眼レフカメラにおいてファインダー光学系の観察倍率を大きくしつつ、アイレリーフを長くするには、ペンタダハプリズムの大きさ(光路長)はあまり小さくすることができないので接眼レンズのレンズ構成を適切に設定することが重要になってくる。
接眼レンズのレンズ構成が不適切であると観察倍率を高くしつつアイレリーフを長くするのが困難になってくる。
本発明は観察倍率が大きく、大きなファインダー像の観察ができ、しかもアイレリーフを十分に長く確保することのできるファインダー光学系及びそれを用いた撮像装置の提供を目的とする。
本発明のファインダー光学系は、撮影レンズにより形成された被写体像を正立像形成部材で正立像とし、
接眼レンズを介して観察するファインダー光学系において、
前記接眼レンズは前記正立像形成部材から観察側へ順に、
負の屈折力の第1レンズ群、
光軸方向に移動させることで視度調節を行う正の屈折力の第2レンズ群、
正レンズと負レンズをそれぞれ1枚以上有し、全体として正もしくは負の屈折力の第3レンズ群より構成され、
前記接眼レンズの−1ディオプターのときの全系の焦点距離をf、
前記第3レンズ群の負レンズの合成焦点距離をf3nとするとき
−0.55<f3n/f<−0.30
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、観察倍率が大きく、大きなファインダー像の観察ができ、しかもアイレリーフを十分に長く確保することのできるファインダー光学系が得られる。
以下、本発明のファインダー光学系及びそれを有する撮像装置の実施例を説明する。本発明のファインダー光学系は、撮影レンズにより焦点板等に形成された被写体像をペンタダハプリズム等の正立像形成部材(像反転手段)で正立像とし、この正立像を接眼レンズを介して観察する構成より成っている。
接眼レンズは正立像形成部材から観察側へ順に、次のとおりである。負の屈折力の第1レンズ群、光軸方向に移動させることで視度調節を行う正の屈折力の第2レンズ群、正レンズと負レンズをそれぞれ1枚以上有し、全体として正もしくは負の屈折力の第3レンズ群より構成されている。
図1は本発明のファインダー光学系を撮像装置としてデジタル一眼レフカメラに適用したときの要部断面図である。
図2,図3は本発明のファインダー光学系の実施例1の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図4,図5は本発明のファインダー光学系の実施例2の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図6,図7は本発明のファインダー光学系の実施例3の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図8,図9は本発明のファインダー光学系の実施例4の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図10,図11は本発明のファインダー光学系の実施例5の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図12,図13は本発明のファインダー光学系の実施例6の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図14,図15は本発明のファインダー光学系の実施例7の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図16,図17は本発明のファインダー光学系の実施例8の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
図18,図19は本発明のファインダー光学系の実施例9の光学要素の光路を展開した光路図と収差図である。
光路図と収差図においてはファインダー視度が−1ディオプトリー(標準視度)のときを示している。
図1と光路を展開した光路図において、1はカメラ本体(不図示)に固定または着脱可能な撮影レンズである。2はクイックリターンミラー(QRミラー)であり、回転軸2aを中心に矢印2bの如く回動可能となっており、撮影レンズ1からの光束を上方に反射させている。3は焦点板(フレネルレンズ)である。4は焦点板(マット面)であり、その面上には撮影レンズ1によって被写体像(ファインダー像)が形成されている。
5は正立像形成部材(像反転手段)としてのペンタダハプリズムであり、焦点板4上の被写体像を正立正像としている。5aはペンタダハプリズム5の入射面であり、焦点板4からの被写体像に関する光束が入射する。
5bはペンタダハプリズム5を構成する屋根型形状の第1の反射鏡であり、焦点板4上に形成された被写体像で入射面5aから入射した光束を該被写体像側へ反射させている。
5cは第1の反射鏡5bで物体側に反射された光束を観察側方向(アイポイント側)に反射させる第2の反射鏡である。
5dはペンタダハプリズムの出射面である。尚、正立像形成部材としては、ペンタダハミラーや複数のプリズムより構成されたものでも良い。
6は接眼レンズであり、ファインダー光学系の一部を構成している。同図では接眼レンズ6を模式的に示している。
接眼レンズ6はペンタダハプリズム5側から観察側へ負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズL2、正又は負の屈折力の第3レンズ群L3からなっている。
そして、第2レンズ群L2を接眼レンズ6の光軸Laに沿って移動することで視度調節を行っている。ここで各レンズ群は単一レンズ又は複数のレンズより成っている。
7はアイポイントであり、観察者の眼が位置する。接眼レンズ6の最終レンズ面Rbから観察側のアイポイント7までの距離がアイレリーフに相当している。
IPは撮影レンズ1の像面であり、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(撮像手段)の撮像面またはフィルム(撮像手段)等の感光面に相当する。
本実施形態におけるファインダー光学系は撮影レンズ1による被写体像をクイックリターンミラー2で反射させてフレネルレンズ3を介して焦点板4上に形成している。そして焦点板4に形成したファインダー像をペンタダハプリズム5で正立像として接眼レンズ6を介してアイポイント7より観察している。
また撮像手段に像を形成するときはクイックリターンミラー2は矢印2bの如く回動して撮影レンズ1からの光束が像面IPに入射するようにしている。そして像面IPに配置された撮像手段によって焦点板4に形成された被写体像に相当する像(被写体像の一部または全部またはそれよりも大きな部分の像)を光電変換(受光)している。
収差図において、d、gは各々d線、g線である。ΔM、ΔSはd線のメリディオナル像面、サジタル像面である。倍率色収差はg線によって表している。
φは瞳径である。hは焦点板4側での像高である。
各実施例のファインダー光学系を構成する接眼レンズ6は前述の如く負の屈折力の第1レンズ群L1、視度調整用の正の屈折力の第2レンズ群L2、そして正レンズと負レンズを1以上有し、全体として正もしくは負の屈折力の第3レンズ群より構成されている。
そして接眼レンズの−1ディオプターのときの全系の焦点距離をf、第3レンズ群L3の負レンズの合成焦点距離をf3nとする。
このとき
−0.55<f3n/f<−0.30・・・(1)
なる条件式を満足している。
各実施例では、これによって高い観察倍率を実現し、ファインダー像を大きくしながらも十分な長さのアイレリーフを得ている。
ここで、合成焦点距離とは、レンズ群が1枚のレンズより成るときは、そのレンズの焦点距離をいう。又2以上のレンズを有するときは、各レンズが配置された状態での合成焦点距離をいう。
次に条件式(1)の技術的意味について説明する。条件式(1)は第3レンズ群L3に含まれる負レンズの屈折力に関するものである。ファインダー光学系の観察倍率を大きくする為には、焦点板4から接眼レンズ6までの距離(接眼レンズの主点位置までの光路長)を短くすることが必要である。そのためには第3レンズ群L3に含まれる負レンズの屈折力は大きいことが望ましい。しかしながら第3レンズ群L3に含まれる負レンズの屈折力が強くなりすぎると、十分な長さのアイレリーフを確保することが困難になる。
条件式(1)は高い観察倍率を実現しながら、十分な長さのアイレリーフを確保する為の条件である。条件式(1)の下限を超えると、第3レンズ群L3中の負レンズの屈折力が弱くなりすぎてしまい、接眼レンズ6の主点位置が焦点板4から遠ざかり、高い観察倍率を実現することが困難になる。
一方、上限を超えて第3レンズ群L3中の負レンズの屈折力が強くなりすぎると、十分な長さのアイレリーフを確保するのが難しくなる。
更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−0.54<f3n/f<−0.32・・・(1a)
各実施例のファインダー光学系は、以上のように構成することによって、高い光学性能を保ちつつ観察倍率が大きく、大きなファインダー像の観察ができ、しかも十分に長いアイレリーフを確保している。
各実施例において、更に好ましくは、次の諸条件のうちの1以上を満足するのが良い。
第3レンズ群L3中の正レンズの合成焦点距離をf3pとする。
第1レンズ群L1は負の第11レンズからなり、第11レンズの材料のアッベ数をνd11とする。
第3レンズ群L3はペンタダハプリズム側(正立像形成部材側)から観察側へ順に正の第31レンズ、少なくとも1つの負レンズから構成されている。このうち少なくとも1つの負レンズの材料のアッベ数をνdnとする。
このとき
−1.91<f1/f<−1.28 ・・・(2)
−1.75<f3p/f3n<−1.00 ・・・(3)
νd11<35 ・・・(4)
25<νdn<58 ・・・(5)
なる条件式のうち1以上を満足するのが良い。
尚、負レンズが複数含まれるときは、各負レンズが条件式(5)を満足するのが良い。
条件式(2)は高い観察倍率を実現しながら、十分な長さのアイレリーフを確保する為の条件である。条件式(2)の下限を超えると、第1レンズ群L1の屈折力が弱くなりすぎてしまい、十分な長さのアイレリーフを確保するのが難しくなる。
一方、上限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が強くなりすぎると、接眼レンズ6の主点位置が焦点板4から遠ざかってしまい、高い観察倍率を実現することが困難になる。
条件式(3)は高い観察倍率を実現しながら、十分な長さのアイレリーフを確保する為の条件である。条件式(3)は第3レンズ群L3の観察倍率を表しており、第1、第2レンズ群L1、L2により形成される像を拡大して観察する為の条件である。
条件式(3)の下限を超えると、第3レンズ群L3の観察倍率が大きくなりすぎてしまい、十分な長さのアイレリーフを確保するのが難しくなる。
一方、上限を超えると、第3レンズ群L3による拡大倍率が小さくなってきて、高い観察倍率を実現することが困難になる。
条件式(4)および(5)はファインダー光学系の倍率色収差を補正する為の条件である。高倍率化に伴う倍率色収差の補正を良好に行う為には、負の屈折力を有するレンズの材料の分散を適切に設定することが必要である。
条件式(4)は負の屈折力の第11レンズの材料に高分散の材料を用いて倍率色収差を補正する為の条件式である。条件式(4)の上限を超えると倍率色収差の補正が不十分となる。
条件式(5)は第3レンズ群L3中の負レンズに適切な分散を有する材料を用いて倍率色収差を良好に補正する為の条件式である。条件式(5)の上限を超えると倍率色収差の補正が不十分となる。又、条件式(5)の下限を超えると軸上色収差の補正が不十分となる。
更に好ましくは、条件式(2)〜(5)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.90<f1/f<−1.29 ・・・(2a)
−1.73<f3p/f3n<−1.10 ・・・(3a)
νd11<32 ・・・(4a)
27.0<νdn<57.6 ・・・(5a)
各実施例によれば以上のように、ファインダー光学系の各要素を適切に設定することにより、高い光学性能を有し、高い観察倍率で且つ十分に長いアイレリーフを確保することができる。
次に各実施例の接眼レンズの構成について説明する。各実施例において第1レンズ群L1は観察側の面が凹形状の負の第11レンズより構成している。又、第2レンズ群L2は両凸形状の正の第21レンズより構成している。
実施例1〜4、6〜9において第3レンズ群L3は正の第31レンズと負の第32レンズから構成している。又、実施例5はペンタダハプリズム5から観察側へ順に正の第31レンズ、2枚の負レンズ(負の第32レンズ、負の第33レンズ)より構成している。
次に各実施例に対応する数値実施例を示す。
各数値実施例において、面番号は焦点板4からの順番を示す。riは焦点板4側より順に第i番目の光学素子面の曲率半径、diは焦点板4側より順に第i番目の光学素子厚及び空気間隔である。ndiとνdiは各々焦点板4側より順に第i番目の光学素子の材料の屈折率とアッベ数である。
r1、2は焦点板3、r3は焦点板4(マット面)に相当する。r4、r5はペンタダハプリズム5の入射面5aと出射面5dである。r1〜r5の曲率半径は平面(∞)となっている。
数値実施例1〜4、6〜9においてr6〜r13が接眼レンズ6を構成する各レンズの面の曲率半径である。
数値実施例5ではr6〜r15が接眼レンズ6を構成する各レンズ面の曲率半径である。各数値実施例において最終の面はアイポイント(絞り)を示している。
なお、各数値実施例において*印は非球面を表しており、非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にY軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、K、A4、A6、A8、A10としたとき、
によって定義されるものである。また、「e−0X」の表示は「10−X」を意味している。
また、各数値実施例のファインダー光学系を実現した際のファインダー倍率(観察倍率)とアイレリーフの概略の計算結果を示す。ファインダー倍率は焦点距離が50mmの標準レンズを撮影レンズとして装着したときのアフォーカル系の角倍率で表している。ここでは近似的に撮影レンズの焦点距離とファインダー光学系の焦点距離の比で表している。
また、前述の条件式と数値実施例における諸数値との関係を表−1に示す。
数値実施例1
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 83.25 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.52 25.00
6 -668.731 1.75 1.58306 30.2 24.00
7* 54.163 (可変) 24.00
8* 26.782 4.68 1.52470 56.2 24.00
9 -91.305 (可変) 24.00
10* 19.444 5.34 1.52470 56.2 24.00
11 -72.745 3.60 24.00
12* -57.942 2.00 1.49171 57.4 24.00
13 13.758 22.00 17.00
14(絞り) ∞ 10.00

非球面データ
第7面
K = 2.57764e+000 A 4= 1.28915e-006 A 6=-1.26118e-008
A 8=-2.55424e-010 A10= 1.04289e-012
第8面
K =-1.03529e+000 A 4= 1.90417e-005 A 6=-1.04443e-007
A 8= 5.92133e-012 A10= 6.92071e-013
第10面
K = 9.03262e-001 A 4=-4.21397e-005 A 6=-3.83091e-008
A 8=-1.75950e-011 A10=-3.99358e-012
第12面
K =-9.33807e+000 A 4= 1.88814e-007 A 6= 1.25533e-007
A 8=-5.13665e-010 A10=-1.27776e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 52.10 54.15 50.27
可変間隔
d 7 2.56 0.70 4.35
d 9 1.55 4.01 0.70

アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ10
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.96
数値実施例2
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 83.25 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.51 25.00
6 -1074.933 1.75 1.58306 30.2 24.00
7* 58.939 (可変) 24.00
8* 27.128 4.67 1.52470 56.2 24.00
9 -98.388 (可変) 24.00
10* 19.469 5.00 1.52470 56.2 24.00
11 -77.618 3.67 24.00
12 -98.169 2.01 1.60342 38.0 24.00
13 15.832 22.00 17.00
14(絞り) ∞ 10.00

非球面データ
第7面
K = 2.79002e+000 A 4= 4.38192e-006 A 6=-1.98995e-008
A 8=-2.54909e-010 A10= 1.13055e-012
第8面
K =-7.94546e-001 A 4= 1.98507e-005 A 6=-1.01573e-007
A 8= 5.32702e-012 A10= 6.82690e-013
第10面
K = 9.00220e-001 A 4=-4.21880e-005 A 6=-3.52646e-008
A 8= 3.68260e-011 A10=-4.07149e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 52.09 53.94 50.27
d 7 2.72 0.70 4.68
d 9 1.66 4.00 0.70
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ10
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.96
数値実施例3
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 82.84 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.50 25.00
6 ∞ 1.75 1.58306 30.2 25.00
7* 44.429 (可変) 25.00
8* 28.931 4.50 1.52470 56.2 25.00
9 -47.741 (可変) 25.00
10* 19.186 5.37 1.52470 56.2 25.00
11 -122.201 3.02 25.00
12 -314.833 2.15 1.64769 33.8 25.00
13 15.281 22.00 17.00
14(絞り) ∞ 12.00

非球面データ
第7面
K = 4.46726e+000 A 4=-1.01470e-005 A 6= 2.02087e-009
A 8=-2.74473e-010 A10= 2.55254e-013
第8面
K =-1.03105e+001 A 4= 3.28785e-005 A 6=-1.86356e-007
A 8= 5.74535e-010 A10=-1.52724e-012
第10面
K =-5.02569e-001 A 4= 1.16932e-005 A 6=-1.38784e-008
A 8= 5.27327e-011 A10= 1.05579e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 52.09 54.02 50.35
d 7 2.37 0.70 4.01
d 9 2.25 4.00 0.50
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ12
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.96
数値実施例4
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 81.44 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.50 25.00
6 -784.851 1.89 1.78472 25.7 22.00
7* 68.609 (可変) 22.00
8* 28.846 5.00 1.52470 56.2 22.00
9 -35.502 (可変) 22.00
10* 19.087 5.46 1.52470 56.2 22.00
11 -276.864 2.34 22.00
12 -52.358 2.00 1.57099 50.8 20.00
13 15.896 22.00 16.00
14(絞り) ∞ 14.00

非球面データ
第7面
K = 6.36836e+000 A 4=-3.06435e-006 A 6=-2.36442e-007
A 8= 3.31369e-009 A10=-1.11895e-011
第8面
K = 3.57007e+000 A 4=-3.06375e-005 A 6=-4.74601e-007
A 8= 5.44906e-009 A10=-2.15842e-011
第10面
K = 1.04379e+000 A 4=-1.83099e-005 A 6= 1.89658e-007
A 8=-3.45695e-009 A10= 5.85322e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 51.33 52.51 50.22
d 7 2.48 0.70 4.30
d 9 2.32 4.10 0.50
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 12.4mm
瞳径 φ14
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.97
数値実施例5
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 84.53 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.90 25.00
6 -155.465 1.75 1.58306 30.2 24.00
7* 53.653 (可変) 24.00
8* 27.744 4.94 1.52470 56.2 24.00
9 -38.038 (可変) 24.00
10* 24.368 5.70 1.52470 56.2 24.00
11 -60.857 1.64 24.00
12 -97.437 1.82 1.58306 30.2 24.00
13 60.000 1.73 24.00
14 ∞ 2.50 1.49171 57.4 24.00
15 16.782 22.00 17.00
16(絞り) ∞ 10.00

非球面データ
第7面
K = 6.22533e+000 A 4= 8.19944e-007 A 6=-2.20569e-007
A 8= 1.71777e-010 A10= 2.06967e-012
第8面
K = 9.12674e-001 A 4=-1.62878e-005 A 6=-2.56717e-007
A 8=-2.36385e-010 A10= 3.61096e-012
第10面
K = 1.38490e+000 A 4=-1.32981e-005 A 6= 2.01450e-008
A 8= 1.54281e-009 A10=-8.54007e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 52.43 54.51 50.70
d 7 2.44 0.70 4.04
d 9 2.28 4.00 0.70
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ10
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.96

数値実施例6
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 83.80 1.65844 50.9 50.00
5 ∞ 0.69 25.00
6 -278.467 1.75 1.58306 30.2 24.00
7* 48.037 (可変) 24.00
8* 28.487 4.72 1.52470 56.2 24.00
9 -115.198 (可変) 24.00
10* 18.138 5.25 1.52470 56.2 24.00
11 -43.017 2.92 24.00
12* -58.747 2.97 1.49171 57.4 24.00
13 13.398 22.00 17.00
14(絞り) ∞ 10.00

非球面データ
第7面
K = 6.36602e+000 A 4= 8.23819e-007 A 6=-1.77750e-007
A 8= 6.76616e-010 A10=-1.56161e-012
第8面
K =-1.26111e+000 A 4= 1.03583e-005 A 6=-1.41272e-007
A 8= 6.62637e-011 A10= 1.78319e-013
第10面
K = 1.56975e-001 A 4=-2.45955e-005 A 6=-4.59917e-008
A 8= 2.91860e-010 A10=-2.25989e-012
第12面
K = 1.16956e+001 A 4= 8.15840e-006 A 6=-1.21407e-008
A 8= 1.10325e-009 A10=-2.98027e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 51.11 54.08 48.73
d 7 2.56 0.70 4.19
d 9 2.14 4.00 0.51
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ10
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.98
数値実施例7
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 81.44 1.51633 64.1 50.00
5 ∞ 0.50 25.00
6 -784.851 1.75 1.78472 25.7 22.00
7* 64.053 (可変) 22.00
8* 29.156 5.00 1.52470 56.2 22.00
9 -33.821 (可変) 22.00
10* 19.480 5.45 1.52470 56.2 22.00
11 -403.070 2.59 22.00
12 -39.534 2.00 1.49171 57.4 20.00
13 15.023 22.00 16.00
14(絞り) ∞ 14.00

非球面データ
第7面
K = 6.96037e+000 A 4=-8.33537e-007 A 6=-2.76983e-007
A 8= 3.16395e-009 A10=-9.94943e-012
第8面
K = 3.32658e+000 A 4=-2.96857e-005 A 6=-4.47945e-007
A 8= 4.50476e-009 A10=-1.61645e-011
第10面
K = 1.13589e+000 A 4=-1.20274e-005 A 6= 1.43817e-007
A 8=-2.31785e-009 A10= 2.35917e-012

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 51.33 52.67 50.07
d 7 2.38 0.70 4.10
d 9 2.32 4.00 0.60
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 12.4mm
瞳径 φ14
観察倍率(−1ディオプトリー時) 0.97
数値実施例8
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 93.35 1.65844 50.9 50.00
5 ∞ 0.49 30.00
6 ∞ 1.47 1.84666 23.8 30.00
7 72.678 (可変) 30.00
8* 30.704 5.60 1.65160 58.5 30.00
9 -73.148 (可変) 30.00
10 19.522 6.02 1.77250 49.6 28.00
11 254.087 3.73 28.00
12 -89.011 1.69 1.72825 28.5 28.00
13 13.364 22.0 20.00
14(絞り) ∞ 12.00

非球面データ
第8面
K = 9.69483e-001 A 4=-1.06144e-005 A 6=-8.90915e-009
A 8= 7.87746e-012 A10=-9.02678e-014

視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 45.48 46.47 44.47
d 7 2.38 0.70 3.76
d 9 1.12 3.31 0.25
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1mm
瞳径 φ12
観察倍率(−1ディオプトリー時) 1.10
数値実施例9
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 ∞ 0.60 50.00
2 ∞ 1.00 1.58306 30.2 50.00
3 ∞ 3.30 50.00
4 ∞ 82.50 1.77250 49.6 50.00
5 ∞ 2.27 30.00
6 ∞ 1.50 1.78472 25.7 26.00
7* 64.053 (可変) 26.00
8* 27.444 5.68 1.56000 56.2 26.00
9 -37.018 (可変) 26.00
10* 19.480 5.59 1.52470 56.2 26.00
11 105.925 0.82 26.00
12 -4622.353 1.85 1.57501 41.5 26.00
13 15.224 22.0 26.00
14(絞り) ∞ 12.00

非球面データ
第7面
K = 6.96037e+000 A 4=-8.33537e-007 A 6=-2.76983e-007
A 8= 3.16395e-009 A10=-9.94943e-012

第8面
K = 2.49502e+000 A 4=-3.26642e-005 A 6=-4.09540e-007
A 8= 4.05312e-009 A10=-1.39299e-011

第10面
K = 1.13589e+000 A 4=-1.20274e-005 A 6= 1.43817e-007
A 8=-2.31785e-009 A10= 2.35917e-012

d 7 2.58 0.70 4.49 3.52
d 9 2.21 4.60 0.50 1.35
視度 -1.0 -3.0 +1.0
焦点距離 49.88 50.46 48.97
d 7 2.58 0.70 4.49
d 9 2.21 4.60 0.50
アイレリーフ 22.0mm
最大像高 13.1
瞳径 φ10
観察倍率(−1ディオプトリー時) 1.00
本発明のファインダー光学系を用いた撮像装置の要部断面図 本発明の数値実施例1の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例1の収差図 本発明の数値実施例2の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例2の収差図 本発明の数値実施例3の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例3の収差図 本発明の数値実施例4の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例4の収差図 本発明の数値実施例5の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例5の収差図 本発明の数値実施例6の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例6の収差図 本発明の数値実施例7の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例7の収差図 本発明の数値実施例8の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例8の収差図 本発明の数値実施例9の光路を展開した時の断面図 本発明の数値実施例9の収差図
符号の説明
1:撮影レンズ
2:クイックリターンミラー
3:ピント板(フレネル)
4:ピント板(マット面)
5:ペンタプリズム
6:接眼レンズ
L1:第1レンズ群
L2:第2レンズ群
L3:第3レンズ群
7:アイポイント

Claims (7)

  1. 撮影レンズにより形成された被写体像を正立像形成部材で正立像とし、
    接眼レンズを介して観察するファインダー光学系において、
    前記接眼レンズは前記正立像形成部材から観察側へ順に、
    負の屈折力の第1レンズ群、
    光軸方向に移動させることで視度調節を行う正の屈折力の第2レンズ群、
    正レンズと負レンズをそれぞれ1枚以上有し、全体として正もしくは負の屈折力の第3レンズ群より構成され、
    前記接眼レンズの−1ディオプターのときの全系の焦点距離をf、
    前記第3レンズ群の負レンズの合成焦点距離をf3nとするとき
    −0.55<f3n/f<−0.30
    なる条件式を満足することを特徴とするファインダー光学系。
  2. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき
    −1.91<f1/f<−1.28
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のファインダー光学系。
  3. 前記第3レンズ群の正レンズの合成焦点距離をf3pとするとき
    −1.75<f3p/f3n<−1.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のファインダー光学系。
  4. 前記第1レンズ群は負の第11レンズからなり、該第11レンズの材料のアッベ数をνd11とするとき
    νd11<35
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のファインダー光学系。
  5. 前記第3レンズ群は前記正立像形成部材側から観察側へ順に正の第31レンズ、少なくとも1つの負レンズから構成され、該少なくとも1つの負レンズの材料のアッベ数をνdnとするとき
    25<νdn<58
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファインダー光学系。
  6. 前記第3レンズ群は前記正立像形成部材側から観察側へ順に、正レンズと負レンズ又は正レンズと2枚の負レンズから構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファインダー光学系。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のファインダー光学系と、該ファインダー光学系で表示される被写体像に相当する像を受光する撮像手段と、を有していることを特徴とする撮像装置。
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