JP2017067836A - 眼視光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】物体像(被写体像)をより観察し易い眼視光学系を得る。【解決手段】物体側から接眼側に向かう光路上に、対物光学系による物体像を正立化するための正立化部材が設けられた眼視光学系であって、前記正立化部材は、物体側から入射した光束を反射するダハ反射面を構成する第1反射面及び第2反射面を有するペンタダハプリズムからなり、前記第1反射面及び前記第2反射面は、物体像を含む光束が全反射する全反射面に設定されている、ことを特徴とする眼視光学系。【選択図】図1

Description

本発明は、眼視光学系、例えば、一眼レフカメラに用いる眼視光学系に関する。
一眼レフカメラの眼視光学系は、撮影レンズを通りクイックリターンミラーで反射後、ピント板に左右反転像として結像された物体像(被写体像)をペンタダハプリズム(ペンタゴナルダハプリズム)などの正立化部材で正立化し、ルーペ光学系で観察する構成を有している。物体像をより観察しやすくするため、観察倍率が大きく、明るい眼視光学系が要望されている。観察倍率を大きくするために正立化部材の屈折率を大きくすれば、正立化部材の空気換算長(光軸に沿った幾何学的厚み/屈折率)を短くできるので、ルーペ光学系の焦点距離も短くでき、観察倍率を大きくできることが知られている。
一方、一般的に、屈折率が高い硝材であるほど、450nm〜460nm付近から短波長側の透過率が長波長域の透過率に比べて低くなる。正立化部材の幾何学的な厚みは70mm〜100mm程度と厚いため、正立化部材に屈折率の高い硝材を用いると、観察倍率を大きくできる反面、短波長域の光束の透過率が低下し、眼視像(ファインダ像)が黄色系に着色されて見えてしまう。
特許文献1には、正立化部材(ペンタダハプリズム)として屈折率が高い材料(1.69680又は1.73400)を使用した実施例が開示されている。しかし、特許文献1は、眼視像の着色の問題ないしその対策については何らの言及もされていない。
特許文献2には、正立化部材(ペンタダハプリズム)による着色現象を防ぐために、正立化部材の複数の反射面のうち、第1反射部材(出射側反射部材)の分光反射特性の反射ピーク波長を380nm〜500nmの範囲に設定し、より望ましい形態として、第2反射部材(入射側反射部材)の分光反射特性の反射ピーク波長を500nm〜600nmの範囲に設定することが開示されている。しかし、特許文献2は、正立化部材の屈折率が1.56程度にすぎず、観察倍率が足りないという問題がある。また特許文献2は、「正立化部材による着色現象」に着目しているものの、更に観察倍率を大きくしようとした場合にまで十分に課題を解決できていない。
特開2010−237429号公報 特開2012−127984号公報
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、物体像(被写体像)をより観察し易い眼視光学系を得ることを目的とする。
本発明の眼視光学系は、物体側から接眼側に向かう光路上に、対物光学系による物体像を正立化するための正立化部材が設けられた眼視光学系であって、前記正立化部材は、物体側から入射した光束を反射するダハ反射面を構成する第1反射面及び第2反射面を有するペンタダハプリズムからなり、前記第1反射面及び前記第2反射面は、物体像を含む光束が全反射する全反射面に設定されている、ことを特徴としている。
本発明の眼視光学系は、次の条件式(1)を満足することが好ましい。
(1)TR1Total/TR2Total>1.05
但し、
TR1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率と、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値、
TR2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率と、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値、
である。
本発明の眼視光学系は、次の条件式(2)を満足することが好ましい。
(2)R1Total/R2Total>1.05
但し、
R1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率の積算値、
R2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率の積算値、
である。
前記ペンタダハプリズムは、前記第1反射面及び前記第2反射面からの光束を反射して接眼側に向けて出射する第3反射面を更に有し、該第3反射面には次の条件式(3)を満足する反射処理が施されていることが好ましい。
(3)R1a/R2a>1.05
但し、
R1a:前記第3反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率、
R2a:前記第3反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率、
である。
前記第3反射面は、誘電体多層膜からなる半透過面であり、眼視光学系視野内に所定の情報を表示するため、情報表示素子からの光束を眼視光学系光路に合成する光束合成面であることが好ましい。
前記対物光学系からの光束を前記ペンタダハプリズムに導く第4反射面が設けられており、前記第4反射面は次の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)R1b/R2b>1.05
但し、
R1b:前記第4反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率、
R2b:前記第4反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率、
である。
本発明の眼視光学系は、次の条件式(5)を満足することが好ましい。
(5)T1Total/T2Total>1.05
但し、
T1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値、
T2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値、
である。
前記ペンタダハプリズムより接眼側に位置させて、情報表示素子からの光束を反射させて眼視光学系光路に合成する光束合成面を含む光学素子が設けられており、次の条件式(6)を満足することが好ましい。
(6)T1/T2>1.05
但し、
T1:前記光束合成面を含む光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率、
T2:前記光束合成面を含む光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率、
である。
本発明の眼視光学系は、次の条件式(7)を満足することが好ましい。
(7)λi>500
但し、
λi:前記情報表示素子からの光束のピーク波長[nm]
前記第1反射面及び前記第2反射面の表面には、前記物体像を含む光束の全反射を維持する防汚処理が施されていることが好ましい。
本発明の眼視光学系は、次の条件式(8)を満足することが好ましい。
(8)np>1.62
但し、
np:前記ペンタダハプリズムの基材のd線に対する屈折率、
である。
本発明の眼視光学系は、条件式(8)が規定する条件式範囲の中でも、次の条件式(8’)を満足することが好ましい。
(8')np>1.74
本発明によれば、物体像(被写体像)をより観察し易い眼視光学系が得られる。
本実施形態の眼視光学系を含む一眼レフカメラの構成を示す図である。 ペンタダハプリズム(正立化部材)の構成を示す斜視図である。 眼視光学系を含む一眼レフカメラの別実施形態を示す図である。 金属蒸着膜(面)の反射率を示す図である。 硝材の内部透過率を示す図である。 本実施形態の眼視光学系における第3反射面及び従来品の眼視光学系における第3反射面の反射率特性を示す図である。 本実施形態の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)及び従来品の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)の内部透過率と反射面の反射率を積算した透過率特性を示す図である。 本実施形態の眼視光学系における半透過ミラー(ハーフミラー)及び従来品の眼視光学系における半透過ミラー(ハーフミラー)の透過率特性を示す図である。 本実施形態の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)と半透過ミラー(ハーフミラー)及び従来品の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)と半透過ミラー(ハーフミラー)の内部透過率と反射面の反射率を積算した透過率特性を示す図である。
図1は、本実施形態の眼視光学系(ファインダ光学系)を含む一眼レフカメラ10の構成を示している。一眼レフカメラ10は、カメラ本体20と、このカメラ本体20に着脱可能な交換式レンズ鏡筒30とを有している。
交換式レンズ鏡筒30は、物体側(被写体側)から入射した光束を取り込んでカメラ本体20の内部に導く対物光学系35を有している。図1は対物光学系35が単レンズからなるように描いているが、実際の対物光学系は複数枚のレンズから構成することができる。
カメラ本体20は、クイックリターンミラー40と、ピント板50と、ペンタダハプリズム(正立化部材)60と、ルーペ光学系70とを有している。
クイックリターンミラー40は、半透過面からなる反射面(第4反射面)40Rを有している。クイックリターンミラー40は、図示を省略した回動駆動機構により、対物光学系35からの光路上に位置するミラーダウン位置(図1の実線を参照)と、対物光学系35からの光路から退避するミラーアップ位置(図1の破線を参照)との間で回動駆動されるものである。クイックリターンミラー40には、クイックリターンミラー40がミラーダウン位置にあるときに該クイックリターンミラー40の直後の光路上に位置し、且つ、クイックリターンミラー40がミラーアップ位置にあるときに該クイックリターンミラー40と一緒に光路から退避するサブミラー42が取り付けられている。
クイックリターンミラー40がミラーアップ位置にあるとき、対物光学系35から入射した物体(被写体)の光束は、シャッター(図示せず)、光学フィルタ44を通過して、撮像素子46の受光面に物体像(被写体像)として結像する。この物体像は、マトリックス状に配置された多数の画素によって、電気的な画素信号に変換され、画像データとしてカメラCPU(図示せず)に出力される。カメラCPUは、撮像素子46からの画像データに所定の画像処理を施して、これをLCD(図示せず)に表示し、画像メモリ(図示せず)に記憶する。
クイックリターンミラー40がミラーダウン位置にあるとき、対物光学系35から入射した物体の光束の大部分は、反射面40Rで反射されて、ピント板50とペンタダハプリズム60に導かれる。また対物光学系35から入射した物体の光束の残りの部分は、クイックリターンミラー40の反射面40Rを透過して、サブミラー42で反射され、AFユニット48に導かれる。AFユニット48は、サブミラー42からの入射光束に基づいて、オートフォーカスのための測距・測光を行う。
ピント板50には、クイックリターンミラー40の反射面40Rで反射された物体の光束が物体像として結像される。ピント板50の結像面は、撮像素子46の結像面と光学的に等価である。
ペンタダハプリズム60は、対物光学系35、クイックリターンミラー40及びピント板50による物体像を正立像に変換する(正立化する)ための構成要素である。
図1、図2に示すように、ペンタダハプリズム60は、物体側からの光束が入射する入射面61と、この入射面61から入射した光束を反射する第1反射面62及び第2反射面63と、この第1反射面62及び第2反射面63からの光束を接眼側に向けて反射する第3反射面64と、この第3反射面64からの光束を接眼側に向けて射出する射出面65とを有している。入射面61と射出面65には反射防止コートが施されている。反射防止コートの特性は、例えば、400nm〜650nmの波長域に対して反射率が2〜3%以下のほぼフラットな特性を有する。
第1反射面62及び第2反射面63は、ペンタダハプリズム60の90°頂角部であるダハ反射面を構成する。第1反射面62及び第2反射面63は、物体像を含む光束が全反射する全反射面に設定されている。
第1反射面62及び第2反射面63の表面には、物体像を含む光束の全反射を維持するための防汚処理(例えばフッ素系コート)が施されている。ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)を全反射面として使用する場合、光学面が露出することになり、組立作業時に汚れが付着しないよう細心の取り扱いが要求される。ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)に防汚処理(例えばフッ素系コート)を施して汚れが付きにくい状態にしておけば、もし汚れが付着しても簡単に取れるため作業性が向上する。
第3反射面64は、誘電体多層膜からなる半透過面であり、眼視光学系視野内に所定の情報を表示するため、情報表示素子からの光束を眼視光学系光路に合成する光束合成面として機能する。すなわち、第3反射面64の外側には、スーパーインポーズ光学系(情報表示素子)80として、照明光源82と、反射ミラー84と、視度合わせレンズ86と、補助プリズム88とが設けられている。
ペンタダハプリズム60の射出面65から射出された光束中の物体像は、ルーペ光学系70で拡大された後に、眼視窓75を介して観察可能となっている。
図3は、眼視光学系を含む一眼レフカメラ10の別実施形態を示している。この別実施形態では、ペンタダハプリズム60より接眼側に位置させて、情報表示素子からの光束を眼視光学系光路に合成する光束合成面を含む光学素子が設けられている。より具体的に、この別実施形態は、図1の一眼レフカメラ10において、ペンタダハプリズム60の第3反射面64の外側に位置するスーパーインポーズ光学系80を省略して(の代わりに)、ペンタダハプリズム60とルーペ光学系70の間の光路上に、スーパーインポーズ光学系(情報表示素子)90を設けたものである。このスーパーインポーズ光学系90は、照明光源92と、反射ミラー94と、視度合わせレンズ96と、半透過ミラー98とを有している。半透過ミラー98とその半透過面は、光学素子とその光束合成面に対応する。
本実施形態の眼視光学系は、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることで、ピント板50からルーペ光学系70までの空気換算長を短くしている。これにより、ルーペ光学系70の焦点距離を短くして観察倍率を大きくすることが可能となるが、屈折率の高い硝材の特性上、短波長の透過率が低くなりがちである。
可視光線を反射する金属蒸着膜としては銀やアルミがあり、特に可視光線の反射率が高い銀が用いられることが多い。しかし、銀は短波長側での反射率が長波長側より低く、ダハ面に施すと金属蒸着膜で2回反射することになって、さらに短波長側の光量が低くなる。アルミは可視光の波長域では比較的フラットな反射特性だが、全体的に反射率が低い。図4は金属蒸着膜(面)の反射率を示している。同図に明らかなように、2回反射では各々の欠点が強調されている。
そこで本実施形態の眼視光学系は、ペンタダハプリズム60のダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)に従来のような金属蒸着膜等の反射処理をせず、超高屈折率のペンタダハプリズム60と外気(空気)とを実質的に接触させることですべての光束を安定的に全反射させ、ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)での反射による光量損失および着色を減らしている。なお、第1反射面62及び第2反射面63には全反射による像性能劣化を抑えるために、例えば特開平11‐326781に開示されているペチャンプリズム用位相差補正コートを施すこともできる。
ここで、屈折率が高い硝材は、特に450nm〜460nm付近から短波長側の透過率が低くなる性質がある。厚さ数mmのレンズでは問題にならないが、ペンタダハプリズムの光軸に沿った幾何学的厚さ(実際の厚さ)が70mm〜100mm程度になるペンタダハプリズムでは影響が大きく物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えてしまう。図5は、硝材の内部透過率の例として、(株)オハラのS−BSL7(nd=1.51633)、S−BSM16(nd=1.62041)、S−LAL18(nd=1.72916)の長さ95mmでの内部透過率を示している。同図に示すように、屈折率が大きくなると、450nm付近から短波長側で透過率が低下していることが分かる。例えば、ダハ面を全反射ではなく銀の蒸着膜とすると、さらに短波長側の光量が低下してしまう。
本実施形態の眼視光学系は、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えてしまうことを重要な技術課題として捉えてこれを解決するべく、条件式(1)〜条件式(6)の少なくとも1つを満足している。
条件式(1)〜条件式(6)の少なくとも1つを満足することで、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えるのを効果的に防止(補正)することができる。一方、条件式(1)〜条件式(6)のいずれも満足しないと、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えてしまう。また条件式(7)を満足することで、物体像に対して撮影情報をスーパーインポーズ(重畳)表示させる時、撮影情報を明るく表示することが可能になる。
条件式(1)は、対物光学系35より接眼側の光路内の、第1反射面62及び第2反射面63以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率と、ペンタダハプリズム60以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値であるTR1Totalと、対物光学系35より接眼側の光路内の、第1反射面62及び第2反射面63以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率と、ペンタダハプリズム60以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値であるTR2Totalと、の比を規定している。
条件式(2)は、対物光学系35より接眼側の光路内の、第1反射面62及び第2反射面63以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率の積算値であるR1Totalと、対物光学系35より接眼側の光路内の、第1反射面62及び第2反射面63以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率の積算値であるR2Totalと、の比を規定している。
条件式(3)は、ペンタダハプリズム60の第3反射面64に施す反射処理を規定したものである。すなわち、条件式(3)は、第3反射面64の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率であるR1aと、第3反射面64の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率であるR2aと、の比を規定している。
図6は、本実施形態の眼視光学系における第3反射面64及び従来品の眼視光学系における第3反射面の反射率特性を示している。本実施形態の第3反射面64の条件式(3)の対応数値は1.08であり、従来品の第3反射面の条件式(3)の対応数値は1.00である。このため、従来品の眼視光学系では、ペンタダハプリズムに屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えてしまうが、本実施形態の眼視光学系では、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えるのを効果的に防止(補正)することができる。
ここで、硝材の着色度に対するR1a/R2aの最適値は、例えば、以下のように設定することができる。すなわち、硝材の着色度λ80(厚さ10mmの試料に対する、反射損失を含む分光透過率が80%になる波長)と透過率比(400nm〜450nmの平均透過率/500nm〜650nmの平均透過率)がある程度リニアであるため、それを補正するようなR1a/R2aを次のような式で表すことができる。
R1a/R2a≧0.0015×λ80+0.51
図7は、本実施形態の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)60及び従来品の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)の内部透過率と反射面の反射率を積算した透過率特性を示している。本実施形態のペンタダハプリズム60は、硝材にS−LAL18を用い、ダハ面は全反射、第3反射面に図6の条件式(3)を満たすコート(R1a/R2a=1.08)を適用したものである。従来品のペンタダハプリズムは、硝材にS−BSL7を用い、ダハ面に銀コート、第3反射面に図6の条件式(3)を満たさないフラットなコート(R1a/R2a=1.00)を適用したものである。図7から分かるように、本実施形態ではペンタダハプリズム60に高屈折率の硝材を用いているにも関わらず、積算では可視光全域に渡ってフラットな透過率特性で着色がなく、また透過率も高くなって明るい眼視像(ファインダ像)を得ることができる。
条件式(4)は、クイックリターンミラー40の第4反射面40Rの反射特性を規定したものである。すなわち、条件式(4)は、第4反射面40Rの波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率であるR1bと、第4反射面40Rの波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率であるR2bと、の比を規定している。
条件式(5)は、対物光学系35より接眼側の光路内の、ペンタダハプリズム60以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値であるT1Totalと、対物光学系35より接眼側の光路内の、ペンタダハプリズム60以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値であるT2Totalと、の比を規定している。
条件式(6)は、図3に示す眼視光学系において、ペンタダハプリズム60とルーペ光学系70の間に位置するスーパーインポーズ光学系90の半透過ミラー98(光束合成面を含む光学素子)の透過特性を規定したものである。すなわち、条件式(6)は、半透過ミラー98(光束合成面を含む光学素子)の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率であるT1と、半透過ミラー98(光束合成面を含む光学素子)の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率であるT2と、の比を規定している。
図8は、本実施形態の眼視光学系における半透過ミラー(ハーフミラー)98及び従来品の眼視光学系における半透過ミラー(ハーフミラー)の内部透過率を示している。図9は、本実施形態の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)60とスーパーインポーズ光学系90、及び従来品の眼視光学系におけるペンタダハプリズム(正立化部材)とスーパーインポーズ系の内部透過率と反射面の反射率を積算した透過率特性を示している。本実施形態のペンタダハプリズム60は、硝材にS−LAL18を用い、ダハ面は全反射、第3反射面に銀コートを適用したものである。従来品のペンタダハプリズムは、硝材にS−BSL7を用い、ダハ面に銀コート、第3反射面にも銀コートを適用したものである。図9から分かるように、本実施形態ではペンタダハプリズム60に高屈折率の硝材を用いているにも関わらず、積算では可視光全域に渡ってフラットな透過率特性で着色がなく、また透過率も高くなって明るい眼視像(ファインダ像)を得ることができる。
条件式(7)は、図1または図3に示す眼視光学系において、スーパーインポーズ光学系80またはスーパーインポーズ光学系90(情報表示素子)からの光束のピーク波長を規定したものである。
条件式(8)及び条件式(8')は、ペンタダハプリズム60の基材のd線に対する屈折率を規定している。条件式(8)を満足しない屈折率が低い硝材(1.62以下)でペンタダハプリズムを形成した場合、硝材の分光透過率は自然だが、一眼レフカメラの眼視光学系に適用したとき、ダハ面で正規光束を漏れなく反射させるための金属蒸着膜が必要になり、ペンタダハプリズムとしての透過率の低下が生じてしまう。これに対し、本実施形態の眼視光学系は、ペンタダハプリズム60として条件式(8)を満足するような高屈折率の硝材を使用することで、ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)で正規光束を全て全反射させることが可能となる。条件式(8)の下限を下回ると、画像周辺部で全反射しない光束が増えて周辺部が暗くなってしまうので、金属蒸着膜を施すことが必要になる。さらに、ファインダの倍率をより大きく、かつ安定的に全反射させるためには、条件式(8')を満足することが好ましい。
また、ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)での全反射をより安定的にするために、正立化部材(ペンタダハプリズム60)の形状は以下の条件式(9)を満足することが好ましい。条件式(9)の下限を下回ると、物体像の周辺の光束がダハ面へ入射する角度が小さくなって全反射が不安定となり、観察者の瞳位置によって視野が見えにくくなる場合があり得る。
(9)0.012>(1.86−np)/A
但し、
A:正立化部材(ペンタダハプリズム60)の入射面61とダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)が交差する稜線のなす角(単位:度)、
である。
このように、本実施形態の眼視光学系は、正立化部材(ペンタダハプリズム60)のダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)を、物体像を含む光束が全反射する全反射面に設定したので、ダハ面(第1反射面62及び第2反射面63)での反射による光量損失および着色を減らして明るく自然な色調の眼視像(ファインダ像)を得ることができる。また本実施形態の眼視光学系は、条件式(1)〜条件式(6)の少なくとも1つを満足することで、ペンタダハプリズム60に屈折率の高い硝材を用いることにより物体像(眼視像)が黄色系に着色されて見えるのを効果的に防止(補正)することができる。すなわち、観察倍率の拡大要求に応えつつ、眼視像の着色現象を低減することができる眼視光学系が得られる。
10 一眼レフカメラ
20 カメラ本体
30 交換式レンズ鏡筒
35 対物光学系
40 クイックリターンミラー
40R 反射面(第4反射面)
42 サブミラー
44 光学フィルタ
46 撮像素子
48 AFユニット
50 ピント板
60 ペンタダハプリズム(正立化部材)
61 入射面
62 第1反射面(ダハ反射面、全反射面)
63 第2反射面(ダハ反射面、全反射面)
64 第3反射面(光束合成面)
65 射出面
70 ルーペ光学系
75 眼視窓
80 スーパーインポーズ光学系(情報表示素子)
82 照明光源
84 反射ミラー
86 視度合わせレンズ
88 補助プリズム
90 スーパーインポーズ光学系(情報表示素子)
92 照明光源
94 反射ミラー
96 視度合わせレンズ
98 半透過ミラー(光学素子、光束合成面)

Claims (11)

  1. 物体側から接眼側に向かう光路上に、対物光学系による物体像を正立化するための正立化部材が設けられた眼視光学系であって、
    前記正立化部材は、物体側から入射した光束を反射するダハ反射面を構成する第1反射面及び第2反射面を有するペンタダハプリズムからなり、
    前記第1反射面及び前記第2反射面は、物体像を含む光束が全反射する全反射面に設定されている、
    ことを特徴とする眼視光学系。
  2. 請求項1記載の眼視光学系において、
    次の条件式(1)を満足する眼視光学系。
    (1)TR1Total/TR2Total>1.05
    但し、
    TR1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率と、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値、
    TR2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率と、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値。
  3. 請求項1記載の眼視光学系において、
    次の条件式(2)を満足する眼視光学系。
    (2)R1Total/R2Total>1.05
    但し、
    R1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率の積算値、
    R2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記第1反射面及び前記第2反射面以外の反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率の積算値。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の眼視光学系において、
    前記ペンタダハプリズムは、前記第1反射面及び前記第2反射面からの光束を反射して接眼側に向けて出射する第3反射面を更に有し、該第3反射面には次の条件式(3)を満足する反射処理が施されている眼視光学系。
    (3)R1a/R2a>1.05
    但し、
    R1a:前記第3反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率、
    R2a:前記第3反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率。
  5. 請求項4記載の眼視光学系において、
    前記第3反射面は、誘電体多層膜からなる半透過面であり、眼視光学系視野内に所定の情報を表示するため、情報表示素子からの光束を眼視光学系光路に合成する光束合成面である眼視光学系。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の眼視光学系において、
    前記対物光学系からの光束を前記ペンタダハプリズムに導く第4反射面が設けられており、前記第4反射面は次の条件式(4)を満足する眼視光学系。
    (4)R1b/R2b>1.05
    但し、
    R1b:前記第4反射面の波長400nm〜450nmの光に対する平均反射率、
    R2b:前記第4反射面の波長500nm〜650nmの光に対する平均反射率。
  7. 請求項1または2記載の眼視光学系において、
    次の条件式(5)を満足する眼視光学系。
    (5)T1Total/T2Total>1.05
    但し、
    T1Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率の積算値、
    T2Total:前記対物光学系より接眼側の光路内の、前記ペンタダハプリズム以外の透過光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率の積算値。
  8. 請求項1、2、7のいずれか1項記載の眼視光学系において、
    前記ペンタダハプリズムより接眼側に位置させて、情報表示素子からの光束を反射させて眼視光学系光路に合成する光束合成面を含む光学素子が設けられており、
    次の条件式(6)を満足する眼視光学系。
    (6)T1/T2>1.05
    但し、
    T1:前記光束合成面を含む光学素子の波長400nm〜450nmの光に対する平均透過率、
    T2:前記光束合成面を含む光学素子の波長500nm〜650nmの光に対する平均透過率。
  9. 請求項5または8記載の眼視光学系において、
    次の条件式(7)を満足する眼視光学系。
    (7)λi>500
    但し、
    λi:前記情報表示素子からの光束のピーク波長[nm]。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載の眼視光学系において、
    前記第1反射面及び前記第2反射面の表面には、前記物体像を含む光束の全反射を維持する防汚処理が施されている眼視光学系。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項記載の眼視光学系において、
    次の条件式(8)を満足する眼視光学系。
    (8)np>1.62
    但し、
    np:前記ペンタダハプリズムの基材のd線に対する屈折率。
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