JP6003504B2 - 接眼光学系、光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ビューファインダー(いわゆるEVF)等に好適な、画像表示素子に表示された像を観察するための接眼光学系に関する。
小型の画像表示素子に表示された像を高倍率で観察できる接眼光学系が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−48985号公報
しかしながら、従来の接眼光学系では、収差補正、特にコマ収差と歪曲収差に対する補正が十分に満足できるものではなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、諸収差、特にコマ収差と歪曲収差が良好に補正された接眼光学系、及びこれを備えた光学機器を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、第1の発明に係る接眼光学系は、観察物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり、前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、以下の条件式を満足する。
0.65 < R31/fe < 1.00
−0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
1.00 < fe/f3 < 2.00
但し、
fe:前記接眼光学系の焦点距離、
f3:前記第3レンズの焦点距離、
R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
また、第2の発明に係る接眼光学系は、観察物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり、前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、以下の条件式を満足する。
0.65 < R31/fe < 1.30
−0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
1.00 < fe/f3 < 1.60
但し、
fe:前記接眼光学系の焦点距離、
f3:前記第3レンズの焦点距離、
R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
また、第3の発明に係る接眼光学系は、観察物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり、前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、以下の条件式を満足する。
0.65 < R31/fe < 1.30
−0.40 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
1.00 < fe/f3 < 2.00
但し、
fe:前記接眼光学系の焦点距離、
f3:前記第3レンズの焦点距離、
R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
また、第4の発明に係る接眼光学系は、観察物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズ
と、正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり、前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、以下の条件式を満足する。
0.65 < R31/fe < 1.30
−0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
1.00 < fe/f3 < 2.00
0.60 < fe/f1 < 2.00
但し、
fe:前記接眼光学系の焦点距離、
f1:前記第1レンズの焦点距離、
f3:前記第3レンズの焦点距離、
R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
本発明に係る光学機器は、対物レンズと、前記対物レンズにより形成された像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に撮像された前記像を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子に表示された前記像を観察するための接眼光学系とを備え、この接眼光学系とは上述したいずれかの接眼光学系である。
本発明によれば、諸収差、特にコマ収差と歪曲収差が良好に補正された接眼光学系、及びこれを備えた光学機器を提供することができる。
第1実施例に係る接眼光学系の構成図である。 第1実施例に係る接眼光学系の視度−1m-1時における諸収差図である。 第2実施例に係る接眼光学系の構成図である。 第2実施例に係る接眼光学系の視度−1m-1時における諸収差図である。 第3実施例に係る接眼光学系の構成図である。 第3実施例に係る接眼光学系の視度−1m-1時における諸収差図である。 デジタルカメラの断面図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の課題は、小型化と、25度以上の見かけ視野角を確保しつつ、良好な収差、接眼光学系を達成することである。特に、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することが課題である。
観察物体、例えば対角長が12mm前後の小型の画像表示素子を拡大観察するために、見かけ視野角25度以上の高倍率な接眼光学系を達成しようとすると、主にコマ収差と歪曲
収差の補正が難しくなる。特に、周辺画角のコマ収差の劣化が著しく、周辺視界の解像感の低下を招く。また、高い倍率を確保するために、接眼光学系では強い正の屈折力が必要となり、これに伴い正の歪曲収差が発生し、観察視野が糸巻き型に変形し、観察者に違和感を与えやすかった。
本実施形態において、前記画像表示素子は、液晶表示素子であることが好ましい。液晶表示素子は、液晶の偏光特性で画像を表示するため、良好な表示光束が得られる範囲が狭いという特徴がある。一般的には、表示面の鉛直方向に対して±10度程度の範囲と言われており、この範囲を超えると減光や色調の変化が生じる。このため、液晶表示素子を観察する接眼光学系ではある程度のテレセントリック性が必要となる。しかしながら、テレセントリック性を確保するためには、画像表示素子より大きなレンズ系を配置する必要があり、小型化には不向きである。
そこで、本実施形態に係る接眼光学系ELでは、図1に示すように、外形寸法を小さく抑えつつ、テレセントリック性を確保するために、観察物体(画像表示素子)Obの近傍に正の屈折力を有する第1レンズL1を配置し、第1レンズL1で発生する球面収差と像面湾曲の補正のために、負の屈折力を有し、観察物体Ob側のレンズ面が凹面形状である第2レンズL2を配置し、コマ収差と歪曲収差の補正のために、正の屈折力を有し、アイポイントEP側のレンズ面が凸面形状である第3レンズL3とを配置する構成とした。その上で、後述する条件式(1),(2)を満足することにより、上述の課題の解決を図った。
なお、本実施形態では、第2レンズL2を1枚の単レンズで構成しているが、2枚のレンズに分けて構成しても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、第3レンズL3を視度調整の際に観察物体Obに対して光軸上に固定としている。このような接眼光学系では、従来、光学系の保護及び防塵性能を高めるために、最もアイポイント側に固定した保護窓(平板ガラス)を設置していた。しかしながら、本実施形態に係る接眼光学系ELでは、上記構成により、保護窓を廃止して光学系全長を短縮することができるとともに、保護窓が無くても十分な防塵性能を確保することができる。また、保護窓によって光線が反射し、表示パネル(表示面)に光が戻ることにより生じていたゴーストも抑えることができる。
このような構成のもとで、本実施形態の接眼光学系ELは、次の条件式(1),(2)を満足している。
0.65 < R31/fe < 1.30 …(1)
−0.80 <(R32+R31)/(R32−R31)< −0.10 …(2)
但し、
fe:接眼光学系ELの焦点距離、
R31:第3レンズL3の観察物体Ob側のレンズ面の曲率半径、
R32:第3レンズL3のアイポイントEP側のレンズ面の曲率半径。
条件式(1)は、第3レンズL3において、良好な収差補正能力を有したまま、観察物体Ob側のレンズ面で発生するゴーストを抑えるために、第3レンズL3の観察物体Ob側レンズ面の曲率半径に対する接眼光学系ELの焦点距離の比を規定するものである。
条件式(1)の下限値を下回ると、第3レンズL3の観察物体Ob側のレンズ面の曲率半径が小さくなりすぎることにより、正の歪曲収差が大きく発生する。また、正の視度側に像面の倒れが発生する。
条件式(1)の上限値を上回ると、第3レンズL3の観察物体Ob側のレンズ面の曲率半径が大きくなり、第3レンズL3の観察物体Ob側のレンズ面で反射した光線が、表示パネル(表示面)付近に集光してゴーストとなり、著しく見栄えを損なう。また、像面湾曲が悪化する。
上記効果を確実なものとするために、条件式(1)の下限値を0.70とすることが好ましい。上記効果を確実なものとするために、条件式(1)の上限値を1.00とすることが好ましい。
条件式(2)は、第3レンズL3の形状を規定するものである。条件式(2)を満足することにより、第3レンズL3のアイポイントEP側に強い凸面を配置し、光学系全長を短くしても、適度な倍率とアイレリーフERとが確保されるとともに、コマ収差、像面湾曲を良好に補正することができる。ここで、アイレリーフERとは、接眼光学系ELの最も観察眼側にあるレンズ面からアイポイントEPまでの光軸上の距離である。
条件式(2)の下限値を下回ると、大きな画角の光線がレンズ面に対して大きな角度で入射することになり、コマ収差及び像面湾曲が大きく発生し、これらの補正が困難となる。
条件式(2)の上限値を上回ると、主点位置が観察物体Ob側に近づき、光学系全体の大型化を招くため、好ましくない。また、光学系の全長を維持しようとすると、焦点距離が短くなり、アイレリーフERの確保が困難になる。また、歪曲収差が補正不足となり、好ましくない。
上記効果を確実なものとするために、条件式(2)の下限値を−0.40とすることが好ましい。上記効果を確実なものとするために、条件式(2)の上限値を−0.15とすることが好ましい。
本実施形態に係る接眼光学系ELは、次の条件式(3)を満足することが好ましい。
1.00 < fe/f3 < 2.00 …(3)
但し、
fe:接眼光学系ELの焦点距離、
f3:第3レンズL3の焦点距離。
条件式(3)は、光学系全体の焦点距離に対する第3レンズL3の焦点距離の比を規定するものである。条件式(3)を満足することにより、高倍率を確保するために光学系全体の焦点距離を短くしても、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差に対して良好な収差補正が可能となる。
条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズL2で発生したコマ収差、歪曲収差を十分に補正することが困難となる。また、光学系全長の大型化を招く。
条件式(3)の上限値を上回ると、第3レンズL3のパワーがきつくなり過ぎて、正の歪曲収差が残る。また、十分なアイレリーフERを確保することが困難となる。仮に、アイレリーフERを確保しようとすれば、第3レンズL3の巨大化を伴うことになる。
上記効果を確実なものとするために、条件式(3)の下限値を1.20とすることが好ましい。上記効果を確実なものとするために、条件式(3)の上限値を1.60とするこ
とが好ましい。
本実施形態に係る接眼光学系ELは、次の条件式(4)を満足することが好ましい。
0.60 < fe/f1 < 2.00 …(4)
但し、
fe:接眼光学系ELの焦点距離、
f2:第1レンズL1の焦点距離。
条件式(4)は、光学系全体の焦点距離に対する第1レンズL1の焦点距離の比を規定するものである。
条件式(4)の下限値を下回ると、テレセントリック性の確保が困難となり、アイポイントEP上で眼を多少ずらしたときの見え方が著しく低下する。また、第3レンズL3の巨大化を招く。また、歪曲収差が悪化する。
条件式(4)の上限値を上回ると、第2レンズL2での補正(例えば、歪曲収差)が困難となる。また、第3レンズL3への入射光線が低くなることにより、十分な倍率とアイレリーフERの確保が困難となる。
上記効果を確実なものとするために、条件式(4)の下限値を1.00とすることが好ましい。上記効果を確実なものとするために、条件式(4)の上限値を1.20とすることが好ましい。
本実施形態に係る接眼光学系ELにおいては、第1レンズL1、第2レンズL2及び第3レンズL3が全て、プラスチック製であることが好ましい。この構成であっても、上述の(例えば、コマ収差、歪曲収差などに対する)収差補正能力を十分に発揮することができる。
本実施形態に係る接眼光学系ELにおいて、第1レンズL1、第2レンズL2及び第3レンズL3を構成するレンズ面のうち、少なくとも1つのレンズ面に非球面を導入することが望ましい。特に、第2レンズL2の観察物体Ob側のレンズ面に非球面を導入することにより、コマ収差、非点収差、歪曲収差を改善することができる。また、第3レンズL3のアイポイントEP側のレンズ面に導入することにより、歪曲収差、コマ収差、球面収差を改善することができる。
本実施形態に係る接眼光学系ELにおいて、第1レンズL1、第2レンズL2及び第3レンズL3は全てプラスチック製であることが好ましい。この構成により、非球面を容易に形成することができ、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差に対して十分な収差補正能力を発揮することができる。
本実施形態に係る接眼光学系ELは、第1レンズL1と第2レンズL2とを光軸に沿って同時に移動させることにより、光学性能の低下を起こさずに、視度調整を行うことができる。また、視度調整の際に、第3レンズL3を、観察物体Obに対して光軸上に固定とすることにより、接眼光学系ELの小型化と防塵性能の確保を両立させることができる。
図7に、上述の接眼光学系ELを備えた光学機器として、デジタルカメラCAMを示す。デジタルカメラCAMは、対物レンズOLと、CCDやCMOS等の撮像素子Cと、電子ビューファインダーEVFとを備えて構成される。電子ビューファインダーEVFは、液晶表示素子等の画像表示素子(観察物体)Obと、画像表示素子Obに表示された画像
を拡大観察するための接眼光学系ELとを有して構成される。
上記構成のデジタルカメラCAMにおいて、不図示の物体(被写体)からの光は、対物レンズOLで集光され、撮像素子C上に結像されて被写体の像を形成する。撮像素子C上に結像した被写体の像は、当該撮像素子Cにより撮像されて、撮像素子Cで撮像された被写体の画像が画像表示素子Obに表示される。撮影者は、アイポイントEPに眼を位置させることにより、接眼光学系ELを介して対物レンズOLにより形成される物体(被写体)の像を拡大観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、このとき撮像素子Cで撮像された画像(すなわち、接眼光学系ELを介して観察される画像表示素子Obに表示された画像に相当する画像)が物体(被写体)の画像として不図示のメモリーに記録される。このようにして、撮影者はデジタルカメラCAMによる物体(被写体)の撮影を行うことができる。
以上のようなデジタルカメラCAMによれば、本願に係る接眼光学系ELを備えることにより、諸収差、特にコマ収差と歪曲収差が良好に補正されたカメラを実現することができる。
これより本実施形態に係る各実施例について、図面に基づいて説明する。以下に、表1〜表3を示すが、これらは第1実施例〜第3実施例における各諸元の表である。
各実施例では収差特性の算出対象として、d線(波長587.5620nm)、g線(波長435.8350nm)を選んでいる。
表中の[全体諸元]において、feは接眼光学系EL全体の焦点距離、ωは(−1m-1時の)見かけ視野(半画角)、TLは接眼光学系ELの全長(−1m-1時の観察物体Ob面から接眼光学系の最もアイポイントEP側のレンズ面までの光軸上の距離)を示す。
表中の[レンズ諸元]において、面番号は光線の進行する方向に沿った観察物体Ob側からの光学面の順序、rは各光学面の曲率半径、Dは各光学面から次の光学面(又はアイポイントEP)までの光軸上の距離である面間隔、νdはレンズの材質のd線を基準とするアッベ数、ndはレンズの材質のd線に対する屈折率、(可変)は可変の面間隔、曲率半径rの欄の「∞」は平面、EPはアイポイントをそれぞれ示す。空気の屈折率「1.0000」は省略する。光学面が非球面である場合には面番号に*印を付し、曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示す。
表中の[非球面データ]は、[レンズ諸元]に示した非球面について、その形状を次式(a)で示す。X(y)は非球面の頂点における接平面から高さyにおける非球面上の位置までの光軸方向に沿った距離を、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)を、κは円錐定数を、Aiは第i次の非球面係数を示す。「E-n」は、「×10-n」を示す。例えば、1.234E-05=1.234×10-5である。
X(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2}+A4×y4+A6×y6+A8×y8 …(a)
表中の[条件式]において、上記の条件式(1)〜(4)に対応する値を示す。
視度の単位については「m-1」を使用している。視度X「m-1」とは、接眼光学系EL
による像が、アイポイントEPから光軸上に1/X[m(メートル)]の位置にできる状態のことを示す(但し、符号は、像が接眼光学系ELより観察者側にできた時を正とする)。
以下、全ての諸元値において、掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔D、その他の長さ等は、特記のない場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることが可能である。
ここまでの表の説明は全ての実施例において共通であり、以下での説明を省略する。
(第1実施例)
第1実施例について、図1、図2及び表1を用いて説明する。第1実施例に係る接眼光学系EL(EL1)は、図1に示すように、観察物体(画像表示素子)Ob側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3とからなる。
第1レンズL1は、アイポイントEP側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズである。
第2レンズL2は、観察物体Ob側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズである。第2レンズL2の観察物体Ob側のレンズ面には、非球面が形成されている。
第3レンズL3は、両凸形状の正レンズである。第3レンズL3の両側のレンズ面には、非球面が形成されている。
視度調整は、第1レンズL1及び第2レンズL2を同時に光軸に沿って移動させることにより行う。このとき、第3レンズL3は、観察物体Obに対して光軸上に固定とする。
下記の表1に、第1実施例における各諸元の値を示す。表1における面番号1〜7が、図1に示す曲率半径r1〜r7の各光学面に対応している。第1実施例では、第4面、第6面及び第7面が非球面形状に形成されている。
なお、図1における各参照符号は、参照符号の桁数の増大による説明の煩雑化を避けるため、実施例ごとに独立して用いている。そのため、他の実施例に係る図面と共通の参照符号を付していても、それらは他の実施例とは必ずしも共通の構成ではない。
(表1)
[全体諸元]
fe = 24.18mm
ω = 26.94°
TL = 27.22mm

[レンズ諸元]
面番号 r D νd nd
1 ∞ 9.22
2 -68.07911 3.60 56.27 1.5346
3 -10.95401 3.10
*4 -6.25153 2.20 23.89 1.6355
5 -28.62799 2.10
*6 18.96709 7.00 57.08 1.4911
*7 -11.76754 18.00
EP

[非球面データ]
第4面 κ= 0.18240,A4=-0.15131E-03,A6=-0.10572E-05,A8= 0.30732E-08
第6面 κ=-0.49180,A4=-0.11043E-03,A6= 0.25830E-05,A8=-0.24330E-07
第7面 κ= 0.92810,A4= 0.84917E-04,A6= 0.14380E-05,A8=-0.11146E-07

[条件式]
条件式(1) R31/fe = 0.785
条件式(2) (R32+R31)/(R32−R31) = -0.234
条件式(3) fe/f3 = 1.512
条件式(4) fe/f1 = 1.015
表1に示す諸元の表から、第1実施例に係る接眼光学系EL1は、条件式(1)〜(4)を満たすことが分かる。
図2は、第1実施例に係る接眼光学系EL1の視度−1m-1時における諸収差図(球面収差、非点収差、コマ収差及び歪曲収差)を示す。
各収差図において、Y1は観察物体Obの光軸中心から出た光が接眼光学系EL1の第1レンズL1の観察物体Ob側のレンズ面の接平面への入射高さ、Y0は観察物体Obの高さをそれぞれ示す。dはd線、gはg線における収差曲線を示す。また、記載のないものは、d線における収差曲線を示す。非点収差図では、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図では、「min」は角度単位の「分」を示す。球面収差図と非点収差図では、それぞれ横軸の単位は[m-1]であり、図中では「D.」で示す。
以上、収差図に関する説明は、他の実施例においても同様とし、その説明を省略する。
図2に示す各収差図から明らかなように、第1実施例に係る接眼光学系EL1は、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差が良好に補正され、優れた光学性能が確保されていることが分かる。
(第2実施例)
第2実施例について、図3、図4及び表2を用いて説明する。第2実施例に係る接眼光学系EL(EL2)は、図3に示すように、観察物体(画像表示素子)Ob側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3とからなる。
第1レンズL1は、アイポイントEP側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズである。
第2レンズL2は、観察物体Ob側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズである。第2レンズL2の観察物体Ob側のレンズ面には、非球面が形成されている。
第3レンズL3は、両凸形状の正レンズである。第3レンズL3の両側のレンズ面には、非球面が形成されている。
視度調整は、第1レンズL1及び第2レンズL2を同時に光軸に沿って移動させること
により行う。このとき、第3レンズL3は、観察物体Obに対して光軸上に固定とする。
下記の表2に、第2実施例における各諸元の値を示す。表2における面番号1〜7が、図3に示す曲率半径r1〜r7の各光学面に対応している。第2実施例では、第4面、第6面及び第7面が非球面形状に形成されている。
(表2)
[全体諸元]
fe = 24.40mm
ω = 26.94°
TL = 27.59mm

[レンズ諸元]
面番号 r D νd nd
1 ∞ 9.24
2 -94.80035 2.65 57.27 1.5346
3 -11.21210 4.30
*4 -5.75284 2.70 23.89 1.6355
5 -21.43005 1.70
*6 18.02172 7.00 57.08 1.4911
*7 -12.24699 18.00
EP

[非球面データ]
第4面 κ= 0.20773,A4=-0.68843E-04,A6=-0.14503E-06,A8= 0.35447E-07
第6面 κ=-0.15745,A4=-0.81806E-04,A6= 0.30864E-06,A8=-0.13999E-07
第7面 κ= 0.02013,A4= 0.85438E-04,A6=-0.11291E-05,A8=-0.21903E-07

[条件式]
条件式(1) R31/fe = 0.739
条件式(2) (R32+R31)/(R32−R31) = -0.191
条件式(3) fe/f3 = 1.519
条件式(4) fe/f1 = 1.037
表2に示す諸元の表から、第2実施例に係る接眼光学系EL2は、条件式(1)〜(4)を満たすことが分かる。
図4は、第2実施例に係る接眼光学系EL2の視度−1m-1時における諸収差図(球面収差、非点収差、コマ収差及び歪曲収差)を示す。図4に示す各収差図から明らかなように、第2実施例に係る接眼光学系EL2は、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差が良好に補正され、優れた光学性能が確保されていることが分かる。
(第3実施例)
第3実施例について、図5、図6及び表3を用いて説明する。第3実施例に係る接眼光学系EL(EL3)は、図5に示すように、観察物体(画像表示素子)Ob側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3とからなる。
第1レンズL1は、アイポイントEP側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズである。
第2レンズL2は、観察物体Ob側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズである。第2レンズL2の観察物体Ob側のレンズ面には、非球面が形成されている。
第3レンズL3は、両凸形状の正レンズである。第3レンズL3の両側のレンズ面には、非球面が形成されている。
視度調整は、第1レンズL1及び第2レンズL2を同時に光軸に沿って移動させることにより行う。このとき、第3レンズL3は、観察物体Obに対して光軸上に固定とする。
下記の表3に、第3実施例における各諸元の値を示す。表3における面番号1〜7が、図5に示す曲率半径r1〜r7の各光学面に対応している。第3実施例では、第4面、第6面及び第7面が非球面形状に形成されている。
(表3)
[全体諸元]
fe = 24.33mm
ω = 26.94°
TL = 27.94mm

[レンズ諸元]
面番号 r D νd nd
1 ∞ 9.29
2 -586.95141 3.90 56.27 1.5346
3 -11.56718 4.00
*4 -5.81721 2.80 23.89 1.6355
5 -20.00000 1.95
*6 22.86389 6.00 57.08 1.4911
*7 -12.09967 18.00
EP

[非球面データ]
第4面 κ=0.03802,A4=-0.21670E-03,A6= 0.99368E-06,A8=-0.41222E-07
第6面 κ=1.29364,A4=-0.60351E-04,A6=-0.78459E-06,A8= 0.17247E-07
第7面 κ=0.24623,A4= 0.85196E-04,A6=-0.11324E-05,A8= 0.16074E-07

[条件式]
条件式(1) R31/fe = 0.940
条件式(2) (R32+R31)/(R32−R31) = -0.308
条件式(3) fe/f3 = 1.425
条件式(4) fe/f1 = 1.105
表3に示す諸元の表から、第3実施例に係る接眼光学系EL3は、条件式(1)〜(4)を満たすことが分かる。
図6は、第3実施例に係る接眼光学系EL3の視度−1m-1時における諸収差図(球面収差、非点収差、コマ収差及び歪曲収差)を示す。図6に示す各収差図から明らかなように、第3実施例に係る接眼光学系EL3は、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差が良好に補正され、優れた光学性能が確保されていることが分かる。
以上のように、本発明によれば、見かけ視野が25度以上であるにもかかわらず、諸収差(特に、コマ収差、歪曲収差)が良好に補正された接眼光学系を達成することができた。
本発明を分かりやすくするために、実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
上述の実施例では、3群構成を示したが、4群、5群等の他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズ又はレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズ又はレンズ群を追加した構成でも構わない。また、レンズ群とは、変倍時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
レンズ面は、球面又は平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。レンズ面が球面又は平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を防げるので好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしてもよい。
各レンズ面には、フレアやゴーストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施してもよい。
CAM デジタルカメラ(光学機器)
OL 対物レンズ
C 撮像素子
Ob 画像表示素子(観察物体)
EL(EL1〜EL3) 接眼光学系
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
EP アイポイント

Claims (11)

  1. 観察物体側から順に並んだ、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、
    正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり
    前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする接眼光学系。
    0.65 < R31/fe < 1.00
    −0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
    1.00 < fe/f3 < 2.00
    但し、
    fe:前記接眼光学系の焦点距離、
    f3:前記第3レンズの焦点距離、
    R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
    R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
  2. 観察物体側から順に並んだ、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、
    正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり
    前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする接眼光学系。
    0.65 < R31/fe < 1.30
    −0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
    1.00 < fe/f3 < 1.60
    但し、
    fe:前記接眼光学系の焦点距離、
    f3:前記第3レンズの焦点距離、
    R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
    R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
  3. 観察物体側から順に並んだ、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、
    正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり
    前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする接眼光学系。
    0.65 < R31/fe < 1.30
    −0.40 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
    1.00 < fe/f3 < 2.00
    但し、
    fe:前記接眼光学系の焦点距離、
    f3:前記第3レンズの焦点距離、
    R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
    R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
  4. 観察物体側から順に並んだ、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有し、観察物体側のレンズ面が凹面形状である第2レンズと、
    正の屈折力を有し、アイポイント側のレンズ面が凸面形状である第3レンズとにより実質的に3個のレンズからなり
    前記第3レンズは、視度調整の際に前記観察物体に対して光軸上に固定され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする接眼光学系。
    0.65 < R31/fe < 1.30
    −0.80 < (R32+R31)/(R32−R31) < −0.10
    1.00 < fe/f3 < 2.00
    0.60 < fe/f1 < 2.00
    但し、
    fe:前記接眼光学系の焦点距離、
    f1:前記第1レンズの焦点距離、
    f3:前記第3レンズの焦点距離、
    R31:前記第3レンズの観察物体側のレンズ面の曲率半径、
    R32:前記第3レンズのアイポイント側のレンズ面の曲率半径。
  5. 前記観察物体は、画像表示素子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の接眼光学系。
  6. 前記画像表示素子は、液晶表示素子であることを特徴とする請求項に記載の接眼光学系。
  7. 前記第1レンズ、前記第2レンズ及び前記第3レンズは全てプラスチック製であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接眼光学系。
  8. 前記第2レンズは、観察物体側のレンズ面が非球面であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接眼光学系。
  9. 前記第3レンズは、アイポイント側のレンズ面が非球面であることを特徴とする請求項
    1〜のいずれか一項に記載の接眼光学系。
  10. 前記第1レンズと前記第2レンズを光軸に沿って移動させることにより、視度調整を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の接眼光学系。
  11. 対物レンズと、前記対物レンズにより形成された像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子に撮像された前記像を表示する画像表示素子と、前記画像表示素子に表示された前記像を観察するための接眼光学系とを備え、
    前記接眼光学系が請求項1〜10のいずれか一項に記載の接眼光学系であることを特徴とする光学機器。
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