JPWO2013094314A1 - 車体側部構造 - Google Patents

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    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars

Abstract

車体(12)は、車体ピラー(21)のアウタパネル(37)のアウタ上部材(41)にアウタ下部材(42)を結合している連結凹部(35)と、連結凹部(35)をカバーしているドアシールカバー(34)とを含む。ドアシールカバー(34)は、断面U字形状をしており、中央部分であるU字状の本体部(43)と、本体部(43)から上方へ延びたU字状の上リップ(44)と、本体部(43)から下方へ延びたU字状の下リップ(45)とからなる。ドア側シール部材(48,49)に密着するシール密着面部(51,54)の前上先端(57)、前下先端(58)、後上先端(61)、後下先端(62)が、段差の無い厚さに形成されている。

Description

本発明は、複数の外板を連結して構成される車両の表面の連結部をドアシールカバーでカバーしている車体側部構造に関する。
車体側部構造には、センタピラーの上部にルーフから延びている部位を結合しているものがある(例えば、特許文献1参照)。車体外板連結部は、センタピラーを高張力鋼板を用いて別体で塑性加工し、ルーフレールを普通鋼板を用いて塑性加工して、ルーフレール近傍で連結している。連結したところをカバーしている車体は、センタピラーなど各ピラーを上下に二分割し、上下を連結した境界部には段差部が生じており、この段差部のうちドアに設けたシール部材が接触する段差部にシールテープを貼り付けている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、特許文献1に開示されている車体外板連結部は、センタピラーの上部とルーフレールとの連結部分に重ね合わせた板材の段差が発生したり、溶接痕が残り、外観が悪くなる。
特許文献2に開示されている側部構造では、ドアに設けたシール部材に対応する位置にのみシールテープを貼り付けているため、残りの段差部にはシールテープが存在していない。このように、連結した部位に生じた段差部が露出して残り、見栄えが悪い。仮に、残りの段差部をカバーするために、シールテープを残りの段差部に対応した大きなものとした場合、シールテープ(ドアシールカバー)の薄い縁がたわみ、作業がし難い。また、シールテープ(ドアシールカバー)の薄い縁が均一に接触しない恐れがあり、見栄えがよくない。
特開2011−195107号公報 特開2011−88494号公報
本発明の課題は、連結凹部をカバーするドアシールカバーの取付け作業が容易で、取付け後のドアシールカバーの見栄えが向上する車体側部を提供することにある。
請求項1は、車体のルーフを支持している車体ピラーのうち外面を形成しているアウタパネルがアウタ上部材にアウタ下部材を結合している車体側部構造であって、前記アウタ上部材に前記アウタ下部材を結合している連結凹部と、前記連結凹部をカバーしているドアシールカバーと、を具備しており、前記ドアシールカバーは、断面U字形状をしており、中央部分であるU字状の本体部と、前記本体部から上方へ延びたU字状の上リップと、前記本体部から下方へ延びたU字状の下リップとからなり、前記上リップおよび前記下リップは、それぞれ前記アウタ上部材および前記アウタ下部材に重なる先端のうち、前記車体のドアのドア側シール部材に密着するシール密着面部の先端が、前記アウタ上部材および前記アウタ下部材から前記ドア側シール部材を離れさせないような段差の無い厚さに形成され、残りの先端は、段差となる厚さに形成されている車体側部構造が提供される。
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記アウタパネルは、断面U字状に形成されており、前記上リップおよび前記下リップは、前記本体部から前記先端に向かって厚さを漸減している。
請求項3に係る発明では、好ましくは、前記残りの先端は、前記シール密着面部の前記先端から離れる方向へ向け厚さを漸増させている先端厚さ徐変部と、前記先端厚さ徐変部に連続して厚さを一定に形成している先端厚さ一定部とからなる。
請求項4に係る発明では、好ましくは、前記ドアシールカバーは、前記上リップの前記先端に連続して前記下リップの前記先端に連続する前端末および後端末が前記車体の前ドア開口縁および後ドア開口縁に設けられたそれぞれのドアオープニングシールで覆われている。
請求項5に係る発明では、好ましくは、前記上リップおよび前記下リップは、前記シール密着面部に連続するシール外肉厚調整領域部を有し、前記シール外肉厚調整領域部は、前記シール密着面部から離れる方向へ向け、且つ前記本体部へ向かって肉厚を漸増させている肉厚徐変部と、前記肉厚徐変部に連続して肉厚を前記本体部へ向かって漸増させている中間肉厚徐変部とからなり、前記肉厚徐変部は、前記シール密着面部との境界線部が前記先端にほぼ直交した三角形の領域を形成している。
請求項1に係る発明では、連結凹部をドアシールカバーでカバーするために、アウタパネルにドアシールカバーを取付けるときに、アウタパネルに接する先端が巻き込まれず、巻き込みを防止することができる。つまり、ドアシールカバーの取付け作業は容易になる。
また、残りの先端が、段差となる厚さに形成されているので、ドアシールカバーの剛性が高くなり、ドアシールカバーを樹脂成形金型から取り出した後にシール密着面部の先端が波打つような変形を起こさない。その結果、車体ピラーにドアシールカバーを組み付けたときに、シール密着面部の先端に波打つような変形が生じず、見栄えが向上する。
請求項2に係る発明では、アウタパネルは、断面形状をU字形に形成し、上リップおよび下リップは、本体部から先端に向かって厚さを漸減させているので、本体部が最も厚く、この本体部から離れると徐々に薄くなり、シール密着面部の先端のみが段差の無い厚さとなり、ドアシールカバーの剛性を確保することができる。その結果、U字状断面形状を維持することができ、U字形のアウタパネルにドアシールカバーをセットする作業は容易になる。
請求項3に係る発明では、残りの先端は、シール密着面部の先端から離れる方向へ向け厚さを漸増させている先端厚さ徐変部と、先端厚さ徐変部に連なり厚さを一定に形成している先端厚さ一定部と、からなるので、段差の無い厚さに形成した先端から先端厚さ一定部までドアシールカバーの先端の厚さの変化が滑らかになり、先端の厚さが均一に見え、先端および先端近傍の見栄えが向上する。
請求項4に係る発明では、ドアシールカバーは、上リップの先端に連続して下リップの先端に連なる前端末および後端末が車体側部の前ドア開口縁および後ドア開口縁に設けられたそれぞれのドアオープニングシールで覆われているので、ドアシールカバーが車体ピラーから外れることを抑制することができる。また、ドアオープニングシールによって前端末および後端末が隠れ、見栄えが向上する。
請求項5に係る発明では、上リップおよび下リップは、シール密着面部に連なるシール外肉厚調整領域部を有し、シール外肉厚調整領域部は、シール密着面部から離れる方向へ向け且つ、本体部へ向かって肉厚を漸増させている肉厚徐変部と、肉厚徐変部に連なり肉厚を本体部へ向かって漸増させている中間肉厚徐変部と、からなり、肉厚徐変部は、シール密着面部との境界線部が先端にほぼ直交した三角形の領域を形成しているので、ドアシールカバーの外面を滑らかに形成することができ、見栄えが一層向上する。
本発明の実施例に係る車体側部構造を採用した車体の側面図である。 図1の領域2の拡大図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。 図2の5−5線に沿った断面図である。 図2の6−6線に沿った断面図である。 本実施例に係るドアシールカバーの斜視図である。 図7の8−8線に沿った断面図である。 ドアシールカバーの取付け状態を示した図である。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付した図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2に示すように、車体12は、本実施例に係る車体側部構造を採用している。サイドボデー13は、車室15の床(アンダボデー)16の端部をなすサイドシル17と、サイドシル17に立設したフロントピラー18と、センタピラー21と、リアピラー22とを備えており、ルーフ23を支持している。
車体12は、フロントピラー18およびセンタピラー21で形成された前ドア開口部25と、センタピラー21およびリアピラー22で形成された後ドア開口部26とを備えている。
前ドア開口部25には、前ドア28および前ドアオープニングシール31が取付けられている。後ドア開口部26には、後ドア32および後ドアオープニングシール33を取付けられている。
実施例によるサイドボデー13では、センタピラー21にドアシールカバー34を取付けて、連結凹部35(図9も参照)をカバーしている。
次に、実施例による車体側部構造の構成について説明する。図2に示すように、車体12のルーフ23を支持しているセンタピラー21のうち外面36を形成しているアウタパネル37は、アウタ上部材41にアウタ下部材42を結合している。
サイドピラー13は、アウタ上部材41にアウタ下部材42を結合している連結凹部35と、連結凹部35をカバーしているドアシールカバー34とを有する。
図3〜図7に示すように、ドアシールカバー34は、断面U字形状をしており、中央部分がU字形状をしている本体部43(図7)と、本体部43から上方へ延ばしたU字状の上リップ44と、本体部43から下方へ延ばしたU字状の下リップ45とからなる。
図7に示すように、上リップ44および下リップ45は、それぞれアウタ上部材41およびアウタ下部材42に重なる先端部46、47を有する。サイドボデー13のドア(前ドア28、後ドア32)のドア側シール部材48、49(図3、図4)に密着するシール密着面部51(前上シール密着面部52、前下シール密着面部53)(図7)、シール密着面部54(後上シール密着面部55、後下シール密着面部56)の先端(前上先端57、前下先端58、後上先端61、後下先端62)は、アウタ上部材41およびアウタ下部材42からドア側シール部材48、49が離れないように段差の無い厚さに形成されている(図5)。
図7に示された残りの先端64、65、66は、図6に示すように、段差となる厚さt(例えば0.5mm)に形成されている。図7、図9に示す通り、シール密着面部51、54は、点模様で示されている。
図3に示すように、アウタパネル37は、断面U字状に形成されている。図5に示すように、上リップ44および下リップ45は、本体部43から先端46、47に向かって厚さを漸減させている。
図7に示された残りの先端64、65、66は、シール密着面部51(前上シール密着面部52、前下シール密着面部53)、シール密着面部54(後上シール密着面部55、後下シール密着面部56)の先端(前上先端57、前下先端58、後上先端61、後下先端62)から離れる方向(矢印a1〜矢印a4の方向)へ向け厚さを漸増させている先端厚さ徐変部67、71、72、73と、先端厚さ徐変部67、71、72、73に連なり厚さを一定に形成している先端厚さ一定部74、75、76とを有する。図7において、先端厚さ徐変部67、71、72、73は縦線模様で示されている。
ドアシールカバー34は、上リップ44の先端46に連続して下リップ45の先端47に連なる前端末77および後端末78がサイドボデー13の前ドア開口縁81(図2、図3、図4)および後ドア開口縁82に設けられたそれぞれのドアオープニングシール(前ドアオープニングシール31、後ドアオープニングシール33)で覆われている(図3、図4)。前端末77および後端末78を覆う前ドアオープニングシール31、後ドアオープニングシール33は、ともにサイドボデー13の上下方向に延びている。
上リップ44および下リップ45は、図7、図8に示す通り、シール密着面部51(前上シール密着面部52、前下シール密着面部53)、シール密着面部54(後上シール密着面部55、後下シール密着面部56)に連続するシール外肉厚調整領域部83、84、85、86(縦ハッチングで示している)を有する。
シール外肉厚調整領域部83、84、85、86は、シール密着面部51(前上シール密着面部52、前下シール密着面部53)、シール密着面部54(後上シール密着面部55、後下シール密着面部56)から離れる方向(矢印a1〜矢印a4の方向)へ向け、且つ本体部46へ向かって肉厚を漸増させている肉厚徐変部91、92、93、94(縦ハッチングで示した)と、肉厚徐変部91、92、93、94に連続して肉厚を本体部43へ向かって漸増させている中間肉厚徐変部95、96、97(横ハッチングで示した)とを有する。
肉厚徐変部91、92、93、94(縦ハッチングで示した)は、シール密着面部51、54との境界線部98が先端46、47にほぼ直交した三角形の領域(縦ハッチングで示した)を形成している。
次に、センタピラー21のアウタパネル37、ドアシールカバー34について詳しく説明する。
センタピラー21は、図3、図4に示す通り、アウタパネル37と、インナパネル101とを備え、これらパネル37、101で閉断面形状を形成している。インナパネル101は、断面形状がフランジ102を有するあるハット形状であり、開口103をアウタパネル37に向けてフランジ102をアウタパネル37に結合している。
アウタパネル37は、断面がフランジ105を有するハット形状をしている。アウタパネル37は、本体壁部106と、本体壁部106に連続する前壁部107と、本体壁部106に連なる後壁部108と、フランジ105とを有する。フランジ105は、前フランジ105aと後フランジ105bとからなる。
前フランジ105aは、前ドア開口部25の前ドア開口縁81を有し、前ドアオープニングシール31が取付けられている。前ドアオープニングシール31は、前ドア開口縁81に把持部111を有し、把持部111に連続して膨出密着部112が形成され、前ドア28に密着する。膨出密着部112は、アウタパネル37に取付けたドアシールカバー34の前端末77を隠すように前端末77に接触している。
後フランジ105bは、後ドア開口部26の後ドア開口縁82を有し、後ドアオープニングシール33が取付けられている。後ドアオープニングシール33は、後ドア開口縁82に把持部114を有し、把持部114に連続して膨出密着部115が形成され、後ドア32に密着する。膨出密着部115は、アウタパネル37に取付けたドアシールカバー34の後端末78を隠すように後端末78に接触している。
アウタパネル37は、既に説明したように、アウタ上部材41にアウタ下部材42が続いている。アウタ上部材41は、図3〜図6に示す通り、下部を車室方向(矢印a6)へ向けて変形された上継ぎ手部117を有する。上継ぎ手部117は、本体壁部106が距離αだけ車室側(矢印a6)に変形されている。
アウタ下部材42は、上部を車室側(矢印a6)へ向けて変形させた下継ぎ手部118を有する。下継ぎ手部118は、本体壁部106を距離βだけ車室側(矢印a6)に変形されている。
下継ぎ手部118に上継ぎ手部117を重ね合わせて結合することによって連結凹部35が形成される。ドアシールカバー34は、連結凹部35の上継ぎ手部117に両面テープ121で接着されている。
ドアシールカバー34は、図5〜図8に示すように、本体部43と、上リップ44と、下リップ45とからなる。上リップ44と下リップ45は、本体部43の中心(図7の中心線122)を基準にほぼ対称である。
上リップ44は、図7に示すように、前上シール密着面部52と、後上シール密着面部55と、肉厚徐変部91、92、93、94(縦ハッチング)と、中間肉厚徐変部95、96、97(横ハッチング)とからなる。
肉厚徐変部91、92、93、94は、三角形の形状をした領域を形成している。中間肉厚徐変部95、97は、略三角形の形状をした領域を形成している。中間肉厚徐変部96は、三角形の形状をした領域を有し、三角形の形状に四角形の形状を組み合わせた形状をした領域を形成している。
前上シール密着面部52および後上シール密着面部55は、本体部43へ向かって厚さを漸増させている。例えば、先端57が水密性を確保できる厚さであり、極めて薄い厚さ(実質的に0mmに近い厚さ)から本体部43の厚さ2mmまで漸増している(図5)。肉厚徐変部92と中間肉厚徐変部96との境界線部124は、本体部43へ向かって厚さを漸増させている。例えば、中間肉厚徐変部96の先端46の厚さ0.5mmから本体部43の厚さ2mmまで漸増させている。
肉厚徐変部91、93、94と中間肉厚徐変部95、96、97との境界線部125、126、127は、境界線部124と同様に、本体部43へ向かって厚さを0.5mmから本体部43の厚さ2mmまで漸増させている。
中間肉厚徐変部95、96、97は、先端46の厚さ0.5mmから本体部43の厚さ2mmまで厚くしている。下リップ45は、上リップ44と同様である。
次に、ドアシールカバー34の取付け要領を簡単に説明するとともに、ドアシールカバー34の作用を説明する。
ドアシールカバー34は、図9に示すように、車体ピラー21のアウタパネル37に矢印b1のように取付ける際に、ドアシールカバー34の前端末77および後端末78近傍の先端(残りの先端64、66)が矢印b2、矢印b3のように巻き込まれない。
すなわち、シール密着面部51(前上シール密着面部52、前下シール密着面部53)、図7に示すシール密着面部54(後上シール密着面部55、後下シール密着面部56)の先端(前上先端57、前下先端58、後上先端61、後下先端62)のみ段差の無い厚さ(例えば、厚さ0.1mm)に形成し、図7に示す他の部位(肉厚徐変部91、92、93、94、中間肉厚徐変部95、96、97)に肉厚をもたせることによって、アウタパネル37にドアシールカバー34が接触しても先端(残りの先端64、66)が変形せず、巻き込まれない。
さらに、図7に示す他の部位(肉厚徐変部91、92、93、94、中間肉厚徐変部95、96、97)に肉厚をもたせることによって、ドアシールカバー34をU字形状に保つことができ、車体ピラー21の断面U字状アウタパネル37に取付ける取付け作業は容易になる。
さらにまた、図7に示す残りの先端64、65、66は、シール密着面部51、54の先端(前上先端57、前下先端58、後上先端61、後下先端62)から離れる方向へ向け厚さを漸増させている先端厚さ徐変部67、71、72、73と、先端厚さ徐変部67、71、72、73に連続して厚さを一定に形成している先端厚さ一定部74、75、76とからなる。従って、段差の無い厚さに形成した先端(前上先端57、前下先端58、後上先端61、後下先端62)から先端厚さ一定部74、75、76までドアシールカバーの先端46、47の厚さの変化が滑らかになり、先端46、47の厚さが均一に見え、先端46、47および先端46、47近傍の見栄えが向上する。
本発明の車体側部構造は、自動車に好適である。
12…車体、13…車体側部、21…車体ピラー、23…ルーフ、28…前ドア、31…ドアオープニングシール(前ドアオープニングシール)、32…後ドア、33…ドアオープニングシール(後ドアオープニングシール)、34…ドアシールカバー、35…連結凹部、36…車体ピラーの外面、37…アウタパネル、41…アウタ上部材、42…アウタ下部材、43…本体部、44…上リップ、45…下リップ、46…上リップの先端、47…下リップの先端、48、49…ドア側シール部材、51、54…シール密着面部、57…シール密着面部の先端(前上先端)、58…シール密着面部の先端(前下先端)、61…シール密着面部の先端(後上先端)、62…シール密着面部の先端(後下先端)、64、65、66…残りの先端、67、71、72、73…先端厚さ徐変部、74、75、76…先端厚さ一定部、77…前端末、78…後端末、81…前ドア開口縁、82…後ドア開口縁、83、84、85、86…シール外肉厚調整領域部、91、92、93、94…肉厚徐変部、95、96、97…中間肉厚徐変部、98…境界線部。

Claims (5)

  1. 車体のルーフを支持している車体ピラーのうち外面を形成しているアウタパネルがアウタ上部材にアウタ下部材を結合している車体側部構造であって、
    前記アウタ上部材に前記アウタ下部材を結合している連結凹部と、
    前記連結凹部をカバーしているドアシールカバーと、
    を具備しており、
    前記ドアシールカバーは、断面U字形状をしており、中央部分であるU字状の本体部と、前記本体部から上方へ延びたU字状の上リップと、前記本体部から下方へ延びたU字状の下リップとからなり、
    前記上リップおよび前記下リップは、それぞれ前記アウタ上部材および前記アウタ下部材に重なる先端のうち、前記車体のドアのドア側シール部材に密着するシール密着面部の先端が、前記アウタ上部材および前記アウタ下部材から前記ドア側シール部材を離れさせないような段差の無い厚さに形成され、残りの先端は、段差となる厚さに形成されていることを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記アウタパネルは、断面U字状に形成されており、前記上リップおよび前記下リップは、前記本体部から前記先端に向かって厚さを漸減している、請求項1に記載の車体側部構造。
  3. 前記残りの先端は、前記シール密着面部の前記先端から離れる方向へ向け厚さを漸増させている先端厚さ徐変部と、前記先端厚さ徐変部に連続して厚さを一定に形成している先端厚さ一定部とからなる、請求項1に記載の車体側部構造。
  4. 前記ドアシールカバーは、前記上リップの前記先端に連続して前記下リップの前記先端に連続する前端末および後端末が前記車体の前ドア開口縁および後ドア開口縁に設けられたそれぞれのドアオープニングシールで覆われている、請求項1に記載の車体側部構造。
  5. 前記上リップおよび前記下リップは、前記シール密着面部に連続するシール外肉厚調整領域部を有し、
    前記シール外肉厚調整領域部は、前記シール密着面部から離れる方向へ向け、且つ前記本体部へ向かって肉厚を漸増させている肉厚徐変部と、前記肉厚徐変部に連続して肉厚を前記本体部へ向かって漸増させている中間肉厚徐変部とからなり、
    前記肉厚徐変部は、前記シール密着面部との境界線部が前記先端にほぼ直交した三角形の領域を形成している、請求項1に記載の車体側部構造。
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