JPWO2013076946A1 - 車両用ホイール及びタイヤ情報取得装置用の取付具 - Google Patents

車両用ホイール及びタイヤ情報取得装置用の取付具 Download PDF

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Abstract

車両用ホイールは、ホイール周方向に延びるとともに、ホイール径方向外側に突出する凸形状に形成されたリムハンプ、及び、リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に形成される貫通孔を備え、タイヤが装着されることでリムハンプが面するタイヤ空洞領域が形成されるリムと、貫通孔に挿通されるタイヤバルブと、タイヤ空洞領域においてタイヤバルブに取付けられ、タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置と、リム傾斜面と前記タイヤ情報取得装置との間に設けられた取付具と、を備える。取付具のタイヤ情報取得装置との接触面のホイール径方向最外端は、タイヤ情報取得装置の取付具との接触面のホイール径方向最外端の近傍あるいは外側の位置に設けられている。

Description

本発明は、タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置を有する車両用ホイール、及び当該タイヤ情報取得装置用の取付具に関する。
従来より、車両に装着されたタイヤの空気圧を点検管理することが、タイヤの耐久性向上、耐摩耗性向上、燃費の向上、あるいは、乗り心地の向上、さらには、操縦性能の向上の点で望まれている。このため、タイヤの空気圧を監視するシステムが種々提案されている。このシステムは、一般的に、車両用ホイールに装着されたタイヤの空気圧の情報をタイヤ情報として取得し、そのタイヤ情報を送信するタイヤ情報取得装置をタイヤ空洞領域に設けるとともに、車両に装着された複数のタイヤそれぞれのタイヤ情報をタイヤ情報取得装置から取得してタイヤの空気圧を監視する。
タイヤ情報取得装置を設けた車両用ホイールについて具体的に説明すると、例えば、図13(a)に示すように、タイヤ情報取得装置Sは、リムRのタイヤ空洞領域に面する表面側に設けられており、リムRに形成された凸形状のリムハンプR1の傾斜面を貫通するタイヤバルブVに取り付けられている。また、タイヤ空洞領域に面するリムRの表面には、タイヤTが装着されている。このような車両用ホイールでは、タイヤTがリムRから取り外される際、タイヤTはリムRの表面に沿ってホイール幅方向(図13(a)の矢印方向)に移動する。ここで、図13(b)に示すように、タイヤTがリムハンプR1に乗り上げた後に、タイヤ情報取得装置SとタイヤバルブVとの接続部分に形成された窪みに落ち込んだ場合、タイヤ情報取得装置SがタイヤT、特にタイヤTのビード部先端部の移動経路上に干渉物として存在することになるため、タイヤ情報取得装置SはタイヤTの移動を阻止しようとする。このとき、タイヤ情報取得装置Sは、タイヤTとの衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力により、タイヤバルブVから外され、あるいは破損するといった問題があった。
この問題に対して、タイヤをリムから取り外す際にセンサが外され、あるいは破損するのを回避することができるタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールが提案されている(特許文献1)。
具体的には、タイヤホイールのリムに、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉からセンサを保護する一対の保護部材が設けられている。この一対の保護部材は、リム周方向においてセンサを挟むように設けられ、タイヤ脱着時におけるタイヤとセンサの接触を防ぐようになっている。
特開2007−191069号公報
特許文献1に記載のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールは、保護部材がリムと一体に設けられているので、例えば、サイズがそれぞれ異なる複数のタイヤ空気圧センサを用いてタイヤ空気圧監視システムを構築する場合、リム表面における保護部材の位置が空気圧センサのサイズによって異なる。このため、空気圧センサのサイズに合わせてリムの形状を変更する加工処理、すなわちタイヤホイールを別途製造する必要性が生じることから、タイヤホイールの汎用性が乏しくなるとともに、タイヤホイールの製造コストが嵩むおそれがある。
そこで、本発明は、タイヤをリムから取り外す際に、タイヤとの接触干渉によってタイヤ情報取得装置が外され、あるいは破損するのを簡単な構成で防ぐことができる車両用ホイール及びタイヤ情報取得装置用の取付具を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様は、車両用ホイールである。
当該車両用ホイールは、ホイール周方向に延びるとともに、ホイール径方向外側に突出する凸形状に形成されたリムハンプ、及び、前記リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に形成される貫通孔を備え、タイヤが装着されたときに前記タイヤとの間に前記リムハンプが面するタイヤ空洞領域が形成されるリムと、
前記貫通孔に挿通されるタイヤバルブと、
前記タイヤ空洞領域において前記タイヤバルブに取付けられ、前記タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置と、
前記リム傾斜面と前記タイヤ情報取得装置との間に設けられた取付具と、を備える。
前記取付具は前記タイヤ情報取得装置と接触する装置接触面を有し、
前記タイヤ情報取得装置は前記取付具と接触する取付具接触面を有し、
前記装置接触面のホイール径方向最外端は、前記取付具接触面のホイール径方向最外端の近傍あるいは外側の位置に設けられている。
前記リムは、前記リム傾斜面と接続するとともに、前記リム傾斜面に対してホイール幅方向内側、且つ、前記タイヤ情報取得装置に対してホイール径方向内側に設けられた接続面を有し、
前記取付具は、前記接続面に接触している、ことが好ましい。
また、前記取付具は、前記リム傾斜面と接触するリムハンプ接触面を有し、
前記リムハンプ接触面のホイール径方向最外端は、前記ハンプの頂部よりもホイール径方向内側の位置に設けられている、ことが好ましい。
前記取付具は、前記貫通孔の中心軸を基準としてホイール周方向の両側に第1部材と第2部材とを有し、第1部材及び第2部材は、前記貫通孔の開口部からホイール周方向に沿って互いに離れる方向に延びるように形成されている、ことが好ましい。
また、前記第1部材及び第2部材は一体に形成されている、ことが好ましい。
前記タイヤ情報取得装置及び前記取付具の何れか一方に、他方に向かって突出する凸部を設け、前記タイヤ情報取得装置及び前記取付具の何れか他方に、前記凸部と嵌合する凹部を設ける、ことが好ましい。
前記リムは、ISO4209−2に準拠するリムである、ことが好ましい。
本発明の他の態様は、タイヤ情報取得装置用の取付具である。
当該取付具は、
タイヤ空洞領域に面する表面に形成され、ホイール周方向に延びるとともにホイール径方向外側に突出する凸形状のリムハンプと、前記リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に形成された貫通孔とを有するリムと、
前記貫通孔に挿通されるタイヤバルブに前記タイヤ空洞領域において取付けられ、前記タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置と、の間に設けられる。
前記取付具は、前記タイヤ情報取得装置と接触する装置接触面を有する。
前記取付具が前記リムと前記タイヤ情報取得装置との間に設けられたときに、前記装置接触面のホイール径方向最外端が、前記タイヤ情報取得装置の前記取付具と接触する取付具接触面のホイール径方向最外端の近傍あるいは外側の位置に設けられるように形成されている。
上述の車両用ホイール、及びタイヤ情報取得装置用の取付具は、タイヤをリムから取り外す際に、タイヤとの接触干渉によってタイヤ情報取得装置が外され、あるいは破損するのを簡単な構成で防ぐことができる。
タイヤ空気圧モニタリングシステムの全体概要を示す図である。 本実施形態の車両用ホイールを説明する図である。 図2に示す車両用ホイールのリムにタイヤを装着して成るタイヤ組立体の部分断面図である。 図2に示す車両用ホイールに設けられた機器の斜視図である。 図4に示すA−A線に沿った取得装置の矢視断面図である。 図1に示す取得装置の回路構成図である。 図1に示す監視装置の回路構成図である。 (a),(b)は、取得装置がタイヤバルブに取り付けられる方法の一例を説明する図である。 (a),(b)は、取付具の装置接触面を説明する図である。 取得装置及び取付具の平面図である。 (a)〜(c)は、図8に示す取付具の他の例を説明する図である。 (a),(b)は、図8に示す取付具の他の例を説明する図である。 (a),(b)は、タイヤをリムから取り外す際の従来技術の問題を説明する図である。
以下、本発明の車両用ホイール、及びタイヤ情報取得装置用の取付具について詳細に説明する。
(タイヤ空気圧モニタリングシステムの概要)
図1は、タイヤ空気圧モニタリングシステムの全体概要を示す図である。
タイヤ空気圧モニタリングシステム(以下、システムという)は、車両1に搭載されている。システムは、車両1の各タイヤ2a,2b,2c,2d(タイヤ2a,2b,2c,2dをまとめて説明するとき、タイヤ2a,2b,2c,2dを総称してタイヤ2という)のタイヤ空洞領域に設けられたタイヤ情報取得装置(以下、取得装置という)100a,100b,100c,100dと、監視装置200と、を有する。
取得装置100a,100b,100c,100dのそれぞれは、タイヤ2が車両用ホイール10(図2に示す)のリム12(図2に示す)に装着されたときにタイヤ2とリム12に囲まれることにより形成されるタイヤ空洞領域に充填される気体の状態を、タイヤの状態に関するタイヤ情報として検出し、このタイヤ情報を監視装置200に無線で送信する。以降、取得装置100a,100b,100c,100dをまとめて説明するとき、取得装置100a,100b,100c,100dを総称して取得装置100という。
(車両用ホイールの構成)
図2は、本実施形態の車両用ホイールを説明する図である。図3は、図2に示す車両用ホイールのリムにタイヤを装着して成るタイヤ組立体の部分断面図である。図4は、図2に示す車両用ホイールに設けられた機器の斜視図である。
図2に示すように、本実施形態の車両用ホイール(以下、ホイールという)10は、タイヤ2を装着するための円筒状のリム12と、リム12の内周面に接続され、リム12をハブ(図示省略)に連結するためのディスク14と、タイヤ空洞領域とタイヤ2の外部の大気とを通気するためのタイヤバルブ20と、取得装置100をタイヤバルブ20に取り付けるためのタイヤ情報取得装置用の取付具(以下、取付具という)30と、取得装置100とを有している。
リム12は、図2に示すように、ホイール周方向(図2のY方向)に沿って外周面が形成されている。また、リム12は、図3に示すように、一対のリムフランジ12aと、一対のビードシート12bと、リムハンプ12cと、ウェル12dと、接続面12eとを有している。
一対のリムフランジ12aは、リム12のホイール幅方向(図3のX方向)両端のそれぞれにおいてホイール径方向(図3のZ方向)外側に延在する。一対のビードシート12bは、一対のリムフランジ12aに対してホイール幅方向中央側に接続されている。リムハンプ12cは、一対のビードシート12bのうち一方のビードシート12bに対してホイール幅方向中央側に接続されている。ウェル12dは、一対のビードシート12bのうち他方のビードシート12bとリムハンプ12cとの間に形成されている。接続面12eは、リムハンプ12cとウェル12dとの間のリム12の外周面に形成されている。
一対のリムフランジ12a、一対のビードシート12b、リムハンプ12c、ウェル12d及び接続面12eは、それぞれホイール周方向に延びるように設けられている。
ここで、ホイール周方向とは、ホイール回転軸の周りにリム12を回転させたときのリム12の回転方向をいう。また、ホイール幅方向とは、ホイール回転軸方向に平行な方向をいい、ホイール幅方向中央側とは、ホイール幅方向においてホイール10のセンターラインCLに近づく側をいう。さらに、ホイール径方向とは、ホイール回転軸から放射状に延びる方向をいい、ホイール径方向外側とは、ホイール回転軸からホイール径方向に離れる側をいう。
一対のビードシート部12bには、タイヤ2のビード部3が装着される。これにより、リム12の外周面とタイヤ2の内周面との間にタイヤ空洞領域が形成され、リム12の外周面は、タイヤ空洞領域に面するリム表面となる。
リムハンプ12cは、リム12の外周面に、ホイール径方向外側に突出する凸形状に形成されている。また、リムハンプ12cは、図4に示すように、リムハンプ12cの頂部からホイール幅方向内側(図4において反X方向側)においてホイール径方向内側(図4において反Z方向側)に傾斜するリム傾斜面12fを有し、リム傾斜面12fには、タイヤバルブ20をタイヤ空洞領域に挿通する貫通孔16の開口部16aが形成されている。
接続面12eは、図3に示すように、ホイール幅方向に延びるとともに、リムハンプ12cのリム傾斜面12fと接続するように形成されている。また、接続面12eは、リム傾斜面12fに対してホイール幅方向内側、且つ、取得装置100に対してホイール径方向内側に設けられている。
なお、トラックやバス用のリムの国際規格であるISO4209−2には、本実施形態のリム12と同様に、リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に、タイヤバルブを挿通する貫通孔の開口部を形成する点が規定されている。このため、本実施形態の取付具30を用い、且つ、当該規格に準拠するリムを用いた場合には、後述するように、タイヤ2をリム12から取り外す際に、タイヤ2との接触干渉によって取得装置100がリム12から外され、あるいは破損するのを簡単な構成で防ぐことができる、という効果が得られる点で好ましい。
タイヤバルブ20は、筒型形状をなし、タイヤ2の外部からタイヤ空洞領域に向かってリム12を貫通するように設けられている。すなわち、タイヤバルブ20の先端側の一部は、貫通孔16を通じて、開口部16aからタイヤ空洞領域に突出するように設けられている。
また、タイヤバルブ20は、その先端側の一部がタイヤ空洞領域内に配置された状態でリム12に機械的に固定される。
取付具30は、例えば樹脂等で構成される。取付具30は、図4に示すように、ホイール径方向(図4のZ方向)外側に向く表面にホイール幅方向(図4のX方向)に延びる窪みを有する略凹型形状をなし、リムハンプ12cのリム傾斜面12fと取得装置100との間に介在するように設けられている。取付具30は、取得装置100及びリムハンプ12cのそれぞれに対して着脱可能に形成されている。取付具30は、取得装置100に面する取付具30の表面に装置接触面30aを有し、リムハンプ12cに面する取付具30の表面に、リム傾斜面12fと接触するリムハンプ接触面30bを有している。装置接触面30aは、取得装置100と接触する領域30c(図9に示す)を含むように形成されている。
また、取付具30は、それぞれホイール周方向に延びる第1部材32及び第2部材34と、第1部材32と第2部材34とをホイール周方向に連結する連結部36とを有している。連結部36は、第1部材32及び第2部材34それぞれのホイール径方向内側の部分を連結するように形成されている。第1部材32、第2部材34及び連結部36は、同一材料によって一体に形成されている。なお、第1部材32及び第2部材34のそれぞれを互いに分離して設けてもよいが、第1部材32及び第2部材34を同時に製造することによる取付具30の取付のし易さ及び製造効率の向上と、2つ以上の部品を用いたときに部品が紛失する可能性の低減と、2つ以上の部品を選択するときに誤った部品を選択する可能性の低減との観点から、第1部材32、第2部材34及び連結部36を、同一の材料で一体に設けることが好ましい。
なお、取付具30の他の詳細については、後述する。
(取得装置の構成)
取得装置100は、タイヤ空洞領域内に配置される略六角柱状の筐体102を有し、取付具30を介してリム傾斜面12fに対して、ホイール幅方向に対向するように設けられている。図4に示すように、筐体102のうちリム傾斜面12fとの対向面を含む部分は、リム傾斜面12fに向かって突出するように形成されている。この突出した部分には、貫通孔16の開口部16aからタイヤ空洞領域に突出したタイヤバルブ20の先端側の一部を挿入して取付けることができるバルブ取付孔104が設けられている。また、筐体102は、取付具30に面する筐体102の表面に取付具接触面102aを有している。取付具接触面102aは、取付具30と接触する領域(後述する)を含むように形成されている。
図5は、図4に示すA−A線に沿った筐体102の矢視断面図である。図5に示すように、筐体102は、筐体102の内部に設けられた回路106を有する。回路106は、基板108と、基板108に設けられたセンサユニット110と、送信機112と、処理ユニット114と、電源部116と、アンテナ118(図6に示す)と、を有する。また、筐体102の内部には、回路106をタイヤ空洞領域から画された状態で格納するための内部空間120が設けられている。
センサユニット110は、タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として検出するセンサである。本実施形態では、センサユニット110は、タイヤ空洞領域に充填される気体の空気圧をタイヤ情報として検出する。また、センサユニット110は、空気圧を検出するためのセンサ面を有し、センサ面は、内部空間120に面している。
筐体102には、筐体102の内部空間120とタイヤ空洞領域の間を連通する通気孔122が、筐体102の壁を貫通するように設けられている。通気孔122がタイヤ空洞領域に面した筐体102の表面には、通気孔122の外側開口部122aが設けられている。すなわち、外側開口部122aは、タイヤ径方向の外側に向かって開口するように設けられている。一方、通気孔122が内部空間120に面した筐体102の表面には、通気孔122の内側開口部122bが設けられている。
筐体102の壁で覆われる内側の領域には、内部空間120を残して封止樹脂124が内部部材として充填されている。すなわち、内部空間120は、筐体102の壁面と、筐体102に設けられた内部部材の内壁とにより、タイヤ空洞領域から画される。また、内部空間120は、筐体102の壁で覆われる内側の領域より狭い。
なお、内部空間120の壁面の少なくとも1つは、封止樹脂124により作られるが、内部部材は封止樹脂124に限られない。内部部材として所定の形状に成形された樹脂材等が配置されてもよい。
図6は、取得装置100の回路構成図である。
センサユニット110は、空気圧センサ110aとA/D変換器110bを有する。空気圧センサ110aは、筐体102内の内部空間120の空気圧を感知し、圧力信号を出力する。ここで、内部空間120は、通気孔122を介してタイヤ空洞領域と連通しているため、空気圧センサ110aは、タイヤ空洞領域の空気圧を感知することができる。
A/D変換器110bは、空気圧センサ110aから出力された圧力信号をデジタル変換し、圧力データを出力する。
処理ユニット114は、中央処理部114aと記憶部114bとを有する。中央処理部114aは、記憶部114bの半導体メモリに格納されているプログラムに基づいて動作する。中央処理部114aは、電力が供給されて駆動すると、センサユニット110から送られてくる圧力データを所定時間間隔、例えば5分毎に、送信機112を介して監視装置200に空気圧の情報である圧力データを送信するように制御する。記憶部114bには取得装置100に固有の識別情報が予め記憶されており、中央処理部114aは圧力データと共に識別情報を監視装置200に送信するように制御する。
記憶部114bは、中央処理部114aを動作するプログラムが記録されているROMと、例えばEEPROM等の書き換え可能な不揮発性のメモリとを備える。取得装置100の固有の識別情報は、記憶部114bの書き換え不可領域に記憶されている。
送信機112は、発振回路112aと、変調回路112bと、増幅回路112cとを有する。
発振回路112aは、搬送波信号、例えば315MHz帯の周波数のRF信号を生成する。
変調回路112bは、中央処理部114aから送られた圧力データと取得装置100に固有の識別情報とを用いて、搬送波信号を変調して送信信号を生成する。変調方式は、振幅偏移変調(ASK)、周波数変調(FM)、周波数偏移変調(FSK)、位相変調(PM)、位相偏移変調(PSK)等の方式を用いることができる。
増幅回路112cは、変調回路112bで生成された送信信号を増幅する。増幅された送信信号は、アンテナ118を介して、監視装置200に無線で送信される。
電源部116は、例えば二次バッテリが用いられ、センサユニット110と、送信機112と、処理ユニット114と、に電力を供給する。
(監視装置の構成)
図7は、監視装置200の回路構成図である。
監視装置200は、例えば車両1の運転席の位置に配置され、運転者に空気圧の情報を報知する。監視装置200は、アンテナ202と、受信部204と、受信バッファ206と、中央処理部208と、記憶部210と、操作部212と、スイッチ214と、表示制御部216と、表示部218と、電源部220と、を有する。
アンテナ202は、取得装置100の送信周波数と同じ周波数に整合され、受信部204に接続されている。
受信部204は、取得装置100から送信された所定の周波数の送信信号を受信し、復調処理をして圧力データと識別情報のデータを取り出す。これらのデータは、受信バッファ206に出力される。
受信バッファ206は、受信部204から出力された圧力データと識別情報のデータを一時的に格納する。格納された圧力データと識別情報のデータは、中央処理部208からの指示にしたがって、中央処理部208に出力される。
中央処理部208は、主にCPUで構成され、記憶部210に記憶されているプログラムに基づいて動作する。中央処理部208は、受信した圧力データと識別情報のデータに基づいて、識別情報毎にタイヤ2a〜2dの空気圧を監視する。具体的には、圧力データに基づいて、タイヤ2a〜2dの異常の有無を判定し、判定結果を運転者に報知する。タイヤの異常の有無を判定するとは、例えば、空気圧が異常に低くなり、あるいは短時間に急激に低下し、タイヤがパンクしているか否かを判定することをいう。
中央処理部208は、判定結果を表示制御部216に出力し、表示制御部216を介して判定結果を表示部218に出力させる。
さらに、中央処理部208は、操作部212からの情報やスイッチ214からの情報に応じて、取得装置100との間の通信方式等の初期設定を行う。また、操作部212からの情報により、中央処理部208においてタイヤの異常の有無の判定を行うための判定条件を設定することもできる。
記憶部210は、中央処理部208のCPUを動作するプログラムが記憶されたROMと、EEPROM等の不揮発性メモリとを有する。この記憶部210には、製造段階で、取得装置100との間の通信方式のテーブルが記憶されている。取得装置100と監視装置200は、初期段階において予め設定されている通信方式で通信する。通信方式テーブルには、取得装置100のそれぞれの固有の識別情報に対応して、通信プロトコル、転送ビットレート、データフォーマット等の情報が含まれている。これらの情報は、操作部212からの入力により自在に設定変更をすることができる。
操作部212は、キーボード等の入力デバイスを含み、各種情報や条件を入力するために用いられる。スイッチ214は、初期設定の開始を中央処理部208に指示するために用いられる。
表示制御部216は、中央処理部208からの判定結果に応じて、タイヤ2a〜2dの装着位置に対応させてタイヤの空気圧を表示部218に表示させるように制御する。その際、表示制御部216は、タイヤがパンク状態にあるといった判定結果も、表示部218に同時に表示させるように制御する。
電源部220は、車両1に搭載されているバッテリから供給された電力を、監視装置200の各部分に適した電圧に制御して、図示されない電源ラインを通して電力を供給する。
このように、システムに用いられる取得装置100と監視装置200とは構成される。
(ホイールの構成)
次に、本実施形態のホイール10の構成について、より詳細に説明する。図8(a),(b)は、取得装置100がタイヤバルブ20に取り付けられる方法の一例を説明する図である。
図8(a)に示すように、取得装置100は、筐体102のうちリム傾斜面12fに向かって突出する部分を、取付具30の第1部材32と第2部材34との間の窪みに挿入することにより、取付具30に取り付けられる。また、取得装置100は、タイヤバルブ20の先端側の一部が、取付具30の窪みを通じて筐体102の取付孔104に挿入されることにより、タイヤバルブ20に取り付けられる。
ここで、取付具30のリムハンプ接触面30bと、リムハンプ12cとの関係について説明する。図8(b)に示すように、取得装置100が取付具30を介してタイヤバルブ20に取り付けられたとき、取付具30のリムハンプ接触面30bのホイール径方向最外端は、リムハンプ12cの頂部よりもホイール径方向内側に設けられていることが好ましい。すなわち、リムハンプ12cの頂部は、リムハンプ接触面30bのホイール径方向最外端に対してホイール径方向外側に距離T(T>0)離れた位置に存在する。例えば、リムハンプ接触面30bのホイール径方向最外端がリムハンプ12cの頂部よりもホイール径方向外側に設けられている場合には、タイヤ2のビード部3の移動経路上にリムハンプ接触面30bがリムハンプ12cより高く突出する。この場合、取付具30は、タイヤ2のビード部3の移動経路上において、ビード部3の干渉物となる。ここで、タイヤ2をリム12から取り外す際、タイヤ2のビード部3がリムハンプ接触面30bに衝突することにより、取付具30及び取得装置100がタイヤ2との衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力によって、タイヤバルブ20から外され、あるいは破損するおそれがある。
本実施形態では、リムハンプ接触面30bのホイール径方向最外端をリムハンプ12cの頂部よりもホイール径方向内側に設けることにより、タイヤ2のビード部3の移動経路上にリムハンプ接触面30bがリムハンプ12cより高く突出することがない。すなわち、取付具30は、タイヤ2のビード部3の移動経路上において、ビード部3の干渉物にならない。したがって、タイヤ2をリム12から取り外す際、タイヤ2のビード部3がリムハンプ接触面30bに衝突することがないので、取付具30及び取得装置100がタイヤ2との衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力によってタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができる。
また、取付具30の底面、すなわち取付具30の表面のうちホイール径方向内側の表面は、リム12の接続面12eに接触している。これにより、取付具30の底部を安定させることができるので、例えば、タイヤ2をリム12から取り外す際にタイヤ2のビード部3が取付具30に乗り上げたとき、タイヤ2から受ける荷重によって取付具30が位置ずれするのを防ぐことができる。
次に、図9を参照して、取付具30の装置接触面30aと、取得装置100の取付具接触面102aとの関係について説明する。図9(a),(b)は、取付具30の装置接触面30aを説明する図である。
取得装置100が取付具30に取り付けられたとき、図9(a)に示すように、取付具30の装置接触面30aは、領域30c(図9(a),(b)において破線で示す)において、取得装置100の取付具接触面102a(図9(a),(b)において一点鎖線で示す)と接触する。一方、取得装置100の取付具接触面102aは、領域30cに対応する領域において、取付具30と接触する。
図9(a)に示すように、装置接触面30aのホイール径方向最外端E1は、ホイール径方向において、取付具接触面102aのホイール径方向最外端E2の近傍の位置に設けられている。ここで、ホイール径方向において近傍の位置とは、ホイール径方向において同じ位置のみに限られず、タイヤ2をリム12から取り外す際、取得装置100がタイヤ2のビード部3の干渉物とならない範囲においてホイール径方向内側の位置も含まれる。すなわち、タイヤ2をリム12から取り外す際、取得装置100がタイヤ2のビード部3の干渉物とならなければ、取付具接触面102aのホイール径方向最外端E2を、装置接触面30aのホイール径方向最外端E1よりもホイール径方向外側の位置(例えば、ホイール径方向外側に3mm程度の位置)に設けてもよく、換言すれば、取得装置100を、タイヤ2のビード部3の移動経路上に突出するように設けてもよい。すなわち、ホイール径方向最外端E2の近傍の位置とは、ホイール径方向最外端E2よりもホイール径方向内側に3mmから外側に3mmの範囲である。好ましくは、装置接触面30aのホイール径方向最外端E1のホイール径方向の位置は、取付具接触面102aのホイール径方向最外端E2よりもホイール径方向内側に3mm程度の位置から、リムハンプ12cの頂部よりもホイール径方向内側までの位置である。また、図9(b)に示すように、装置接触面30aのホイール径方向最外端E1は、ホイール径方向において、取付具接触面102aのホイール径方向最外端E2の外側の位置に設けられている。
これにより、取得装置100が取付具30よりもホイール径方向外側に大きく突出しない構成となっている。当該構成によれば、タイヤ2をリム12から取り外す際、タイヤ2のビード部3の移動経路上において取得装置100がビード部3の干渉物とならなくなるので、タイヤ2のビード部3が、取得装置100の取付具接触面102aに衝突することがない。このため、取得装置100がタイヤ2との衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力によってタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができる。
また、取得装置100に対して着脱可能に形成された取付具30を用いることにより、取得装置100がタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができるので、例えば、従来のように取得装置100のサイズに合わせてリム12を形状変更等する必要がない。このため、ホイール10の汎用性を維持することができるとともに、ホイール10の製造コストが嵩むのを抑制することができる。
図10は、取得装置100及び取付具30の平面図である。
図10に示すように、取付具30が取得装置100とタイヤバルブ20との間に介在するように設けられる場合、第1部材32及び第2部材34は、貫通孔16の中心軸(図10の一点鎖線C)を基準としてホイール周方向の両側にそれぞれ設けられることが好ましい。例えば、貫通孔16の中心軸を基準としてホイール周方向の一方の側にのみ取付具30を設けた場合、貫通孔16の中心軸を基準としてホイール周方向の他方の側には、リム傾斜面12fと取得装置100との間にホイール幅方向の間隙が形成される。この場合、タイヤ2をリム12から取り外すときに、タイヤ2のビード部3が前記間隙に入り込んで取得装置100に衝突することにより、取得装置100がタイヤ2との衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力によってタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するおそれがある。
本実施形態では、第1部材32及び第2部材34を、貫通孔16の中心軸を基準としてホイール周方向の両側にそれぞれ設けることにより、リム傾斜面12fと取得装置100との間に形成されるホイール幅方向の間隙を小さくすることができる。このため、タイヤ2のビード部3が間隙に入り込んで取得装置100に衝突することにより、取得装置100がタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができる。
また、第1部材32及び第2部材34は、貫通孔16の開口部16aからホイール周方向に沿って互いに離れる方向に延びるように形成されていることが好ましい。これにより、リム傾斜面12fと取得装置100との間に形成されるホイール幅方向の間隙を小さくすることができる。
なお、図10に示すように、取付具30の幅W1は、取得装置100の幅をW2としたとき、好ましくは0.5×W2以上且つ1.5×W2以下であり、より好ましくは0.6×W2以上且つ1.0×W2以下である。
上述したように、本実施形態のホイール10及び取付具30によれば、タイヤ2をリム12から取り外す際、取得装置100がタイヤ2のビード部3の移動経路上で干渉しないので、タイヤ2のビード部3が取得装置100に衝突することがない。このため、取得装置100がタイヤ2との衝突時に受けた衝撃あるいは過度な力によってタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができる。
また、取得装置100に対して着脱可能に形成された取付具30を用いることにより、例えば、取得装置100のサイズに合わせてリム12の形状変更の加工処理等する必要がない。このため、ホイール10の汎用性を維持することができるとともに、ホイール10の製造コストが嵩むのを抑制することができる。
(変形例1)
次に、図11(a)〜(c)を参照して、図8に示す取付具30と異なる取付具30の例(変形例1)を説明する。
取付具30の上面、すなわちホイール径方向外側の表面は、図11(a)に示すように、リム傾斜面12fから取得装置100に向かってホイール径方向外側に傾斜するように形成されてもよいし、図11(b)に示すように、ホイール径方向外側に湾曲するように形成されてもよい。図11(a),(b)の何れの場合においても、取得装置100が、タイヤ2のビード部3の移動経路上に干渉物として存在して、ビード部3の移動を干渉することがない。このため、タイヤ2をリム12から取り外す際に、タイヤ2と衝突することによって取得装置100がタイヤバルブ20から外され、あるいは破損するのを防ぐことができる。
また、図11(c)に示すように、取付具30の連結部36を、取得装置100の底面と接続面12eとの間に介在するように設けてもよい。この場合、取得装置100を連結部36によって支持することができるので、例えば、タイヤ2をリムから取り外す際、タイヤ2のビード部3が取得装置100に乗り上げたときに、取得装置100がタイヤ2から受ける荷重によってホイール径方向内側に位置ずれするのを防ぐことができる。
(変形例2)
図12は、上記実施形態と異なる他の取付具30の例(変形例2)を説明する図である。図12に示す取付具30が上記実施形態の取付具30と異なる点は、取得装置100に設けられた凹部126に対してホイール幅方向に嵌合する凸部38が、取付具30に設けられている点にある。
取付具30と取得装置100とを、ホイール幅方向に嵌合可能に形成することにより、例えば、タイヤ転動中に、取付具30が遠心力によってホイール径方向外側に移動するのを規制することができる。また、例えば、タイヤ2をリム12から取り外す場合に、タイヤ2が取付具30に乗り上げたとき、取付具30がタイヤ2から受ける荷重によってホイール径方向内側に位置ずれするのを防ぐことができる。
図12(a),(b)は、図8に示す取付具30の他の例を説明する図である。図12(a)は取得装置100および取付具30の側面図であり、図12(b)は取付具30を取得装置100に嵌合させたときの取得装置100および取付具30の側面図である。図12(a)に示すように、取付具30の装置接触面30aには、取得装置100に向かって突出するように形成された凸部38が設けられている。一方、取得装置100の取付具接触面102aには、凸部38と嵌合可能に形成された凹部126が設けられている。そして、図12(b)に示すように、取付具30の凸部38が取得装置100の凹部126に対してホイール幅方向に挿入されることにより、取得装置100が取付具30に取り付けられると、取付具30のホイール径方向への移動が規制される。
なお、取付具30の装置接触面30aに凹部を設け、当該凹部と嵌合可能に形成された凸部を取得装置100の取付具接触面102aに設けてもよい。また、凸部及び凹部の形状は任意に設定されてもよい。
以上、本発明の車両用ホイールおよびタイヤ情報取得装置用の取付具について詳細に説明したが、本発明の車両用ホイールおよびタイヤ情報取得装置用の取付具は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 車両
2,2a,2b,2c,2d タイヤ
10 車両用ホイール
12 リム
12c リムハンプ
12e 接続面
12f リム傾斜面
16 貫通孔
16a 開口部
20 タイヤバルブ
30 タイヤ情報取得装置用の取付具
30a 装置接触面
30b リム接触面
30c 領域
32 第1部材
34 第2部材
36 連結部
100,100a,100b,100c,100d タイヤ情報取得装置
102 筐体
102a 取付具接触面
104 取付孔
110 センサユニット
112 送信機
120 内部空間
122 通気孔
122a 外側開口部
122b 内側開口部
200 監視装置

Claims (8)

  1. ホイール周方向に延びるとともに、ホイール径方向外側に突出する凸形状に形成されたリムハンプ、及び、前記リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に形成される貫通孔を備え、タイヤが装着されたときに前記タイヤとの間に前記リムハンプが面するタイヤ空洞領域が形成されるリムと、
    前記貫通孔に挿通されるタイヤバルブと、
    前記タイヤ空洞領域において前記タイヤバルブに取付けられ、前記タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置と、
    前記リム傾斜面と前記タイヤ情報取得装置との間に設けられた取付具と、を備え、
    前記取付具は前記タイヤ情報取得装置と接触する装置接触面を有し、
    前記タイヤ情報取得装置は前記取付具と接触する取付具接触面を有し、
    前記装置接触面のホイール径方向最外端は、ホイール径方向において、前記取付具接触面のホイール径方向最外端の近傍あるいは外側の位置に設けられている、
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記リムは、前記リム傾斜面と接続するとともに、前記リム傾斜面に対してホイール幅方向内側、且つ、前記タイヤ情報取得装置に対してホイール径方向内側に設けられた接続面を有し、
    前記取付具は、前記接続面に接触している、請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記取付具は、前記リム傾斜面と接触するリムハンプ接触面を有し、
    前記リムハンプ接触面のホイール径方向最外端は、前記ハンプの頂部よりもホイール径方向内側の位置に設けられている、請求項1または2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記取付具は、前記貫通孔の中心軸を基準としてホイール周方向の両側に第1部材と第2部材とを有し、第1部材及び第2部材は、前記貫通孔の開口部からホイール周方向に沿って互いに離れる方向に延びるように形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ホイール。
  5. 前記第1部材及び第2部材は一体に形成されている、請求項4に記載の車両用ホイール。
  6. 前記タイヤ情報取得装置及び前記取付具の何れか一方に、他方に向かって突出する凸部を設け、前記タイヤ情報取得装置及び前記取付具の何れか他方に、前記凸部と嵌合する凹部を設けた、請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用ホイール。
  7. 前記リムは、ISO4209−2に準拠するリムである、請求項1〜6の何れか1項に記載の車両用ホイール。
  8. タイヤ情報取得装置用の取付具であって、
    前記取付具は、
    タイヤ空洞領域に面する表面に形成され、ホイール周方向に延びるとともにホイール径方向外側に突出する凸形状のリムハンプと、前記リムハンプの頂部からホイール幅方向内側においてホイール径方向内側に傾斜するリム傾斜面に形成された貫通孔とを有するリムと、
    前記貫通孔に挿通されるタイヤバルブに前記タイヤ空洞領域において取付けられ、前記タイヤ空洞領域に充填される気体の状態をタイヤ情報として取得するタイヤ情報取得装置と、の間に設けられ、
    前記取付具は、前記タイヤ情報取得装置と接触する装置接触面を有し、
    前記取付具が前記リムと前記タイヤ情報取得装置との間に設けられたときに、前記装置接触面のホイール径方向最外端が、前記タイヤ情報取得装置の前記取付具と接触する取付具接触面のホイール径方向最外端の近傍あるいは外側の位置に設けられるように形成されている、
    ことを特徴とするタイヤ情報取得装置用の取付具。
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