JP4816095B2 - タイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイール - Google Patents

タイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイール Download PDF

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Description

本発明は、各輪のタイヤ空気圧を直接検出する直接式のタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)に採用されるタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールの技術分野に属する。
従来、タイヤ空気圧センサ取付構造としては、タイヤ空気圧センサの外形を、タイヤホイールのリムに沿う形状に成形し、接着手段を介してリムの一部に固定することで、タイヤ空気圧センサを確実に、かつ、容易に取り付けることができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−317198号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、タイヤをタイヤホイールに組み付けるとき、あるいは、タイヤをタイヤホイールから外すとき、タイヤの内周縁がタイヤホイールのリムの内周側に落ち込む。その際、タイヤホイールのリムに取り付けたタイヤ空気圧センサに、タイヤ内周縁が接触して、タイヤ空気圧センサがリムから外れる、あるいは、タイヤ空気圧センサ自体が破損する、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、センサ取付け性を維持しつつ、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避することができるタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、タイヤホイールのリムの一部にタイヤ空気圧センサを取り付けたタイヤ空気圧センサ取付構造、あるいは、タイヤホイールのリムの一部にタイヤ空気圧センサを取り付けるタイヤホイールにおいて、
前記タイヤホイールのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉から前記タイヤ空気圧センサを保護する保護部材を設け
前記タイヤホイールのリムは、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部と、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部とリム外周部との間に配置される第二平面部と、前記第一平面部と前記第二平面部とを車軸に対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部と、を有し、
前記保護部材として、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在する第一保護部材と、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材に対してリム周方向に離れた位置に配置された第二保護部材と、を備え、
前記タイヤ空気圧センサは、前記第一平面部と前記接続面部とに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第一保護部材と前記第二保護部材との間の位置に配置し、
前記第一保護部材および前記第二保護部材の延在方向は、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線上の方向に設定したことを特徴とする。

よって、本発明のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールにあっては、タイヤホイールのリム位置に設けられた保護部材により、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉からタイヤ空気圧センサが保護される。
すなわち、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避しようとする場合、タイヤ空気圧センサのリムに対する取付け剛性を高めたり、タイヤ空気圧センサ自体を耐圧構造とすることが考えられる。しかし、タイヤ空気圧センサ自体に着目した手法を採用した場合、タイヤ空気圧センサ自体の形状や構造の変更を要し、センサ取付手間が増大したり、センサ自体が大型化することになり、現状のセンサ取付け性を維持することができない。
これに対し、本発明では、タイヤ空気圧センサが取り付けられるタイヤホイールのリムに着目した構成を採用したことで、タイヤ空気圧センサ自体の形状や構造の変更を要さず、センサ取付け性をそのまま維持しながら、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁との接触干渉からタイヤ空気圧センサを保護することができる。
この結果、センサ取付け性を維持しつつ、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避することができる。
以下、本発明のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールを実施するための最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例3に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールを示す全体断面図、図2は実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図、図3は実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールのタイヤ空気圧センサ取付け部を示す車軸方向要部断面図およびA部拡大図、図4は実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールを示す車軸方向正面図である。
実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造は、図1および図2に示すように、タイヤホイールTWのリム1の一部にタイヤ空気圧センサ2を取り付け、前記タイヤホイールTWのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ3のタイヤ内周縁3aとの接触干渉から前記タイヤ空気圧センサ2を保護する保護部材4を設けている。
前記タイヤホイールTWは、図1に示すように、タイヤ3を装着するリム1と、該リム1のリム幅中心線から車外方向にオフセットさせ、図外のアクスルハブにナット止めするディスク5と、を一体に有する。
前記タイヤ空気圧センサ2は、図1に示すように、エアバルブ6と一体的に外周を樹脂で覆って構成され、前記タイヤホイールTWのリム1に直接取り付けられる。
このタイヤ空気圧センサ2は、例えば、タイヤ空気圧を検出する空気圧センサと、電源としてのバッテリと、データ送信のトリガ信号を出す遠心スイッチと、コイルアンテナを備えた送信機と、タイヤ温度を検出する温度センサと、各情報を処理するASICと、を有する。
なお、バッテリは、寿命が有限であることで、受信機をレシーバからトランシーバに換えて測定結果の送受信ができるようにし、空気圧・温度センサ側の結果を送信するトランスミッタをトランスポンダとすることにより、トランシーバから送信されてきた信号のエネルギーそのものにより返信することができるバッテリレスによるタイヤ空気圧センサ2を用いても良い。
前記タイヤホイールTWのリム1は、図2に示すように、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有する。
前記保護部材4として、実施例1では、図1〜図4に示すように、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを結び、車軸方向に延在する第一保護部材4-1と、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材4-1に対してリム周方向に離れた位置に配置された第二保護部材4-2と、を備えている。
前記タイヤ空気圧センサ2は、図2に示すように、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第一保護部材4-1と前記第二保護部材4-2との間の位置に配置している。
前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2は、図1および図2に示すように、リム周方向から見た形状を、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在する略三角形状に設定している。
前記タイヤホイールTWのリム1には、図4に示すように、前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2とリム径方向の位置を同じ位置とし、かつ、リム周方向に180度離れた位置に、前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2と同じ形状を持つダミー部材7(第一ダミー部材7-1および第二ダミー部材7-2)を設けている。
前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2の延在方向は、図3及び図4に示すように、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線AL,BL上の方向に設定している。
なお、前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2は、図3(b)に示すように、外周側延在方向に向かってその幅が徐々に狭くなる形状としている。例えば、径方向軸線AL,BLに対し、鋳型を抜きやすいようにテーパ角度θ(例えば、8度程度)を設定している。
次に、作用を説明する。
[保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]
従来のタイヤ空気圧センサ取付構造は、タイヤ空気圧センサの外形を、タイヤホイールのリムに沿う形状に成形し、接着手段を介してリムの一部に固定するものであるが、タイヤをタイヤホイールに組み付けるとき、あるいは、タイヤをタイヤホイールから外すとき、タイヤの内周縁がタイヤホイールのリムの内周側に落ち込む。
その際、タイヤホイールのリムに取り付けたタイヤ空気圧センサに、タイヤ内周縁が接触して、タイヤ空気圧センサがリムから外れる、あるいは、タイヤ空気圧センサ自体が破損する。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、タイヤホイールTWのリム1に着目し、タイヤホイールTWのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁3aとの接触干渉からタイヤ空気圧センサ2を保護する保護部材4を設けることで、センサ取付け性を維持しつつ、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避することができるようにした。
例えば、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避しようとする場合、タイヤ空気圧センサのリムに対する取付け剛性を高めたり、タイヤ空気圧センサ自体を耐圧構造とすることが考えられる。しかし、タイヤ空気圧センサ自体に着目した手法を採用した場合、タイヤ空気圧センサ自体の形状や構造の変更を要し、センサ取付手間が増大したり、センサ自体が大型化することになり、現状のセンサ取付け性を維持することができない。
しかし、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、タイヤ空気圧センサ2が取り付けられるタイヤホイールTWのリム1に着目した構成(リム位置に保護部材4を設ける構成)を採用したことで、タイヤ空気圧センサ2自体の形状や構造の変更を要さず、センサ取付け性をそのまま維持しながら、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁3aとの接触干渉からタイヤ空気圧センサ2を保護することができる。
[一対の保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]
例えば、タイヤ空気圧センサの全体を保護部材で覆う構成を採用すると、タイヤ空気圧センサの保護機能は高くなるものの、タイヤ空気圧センサを取付け時、リムの内側よりエアバルブの設定位置に差し込むだけで取り付けることができず、センサ取付け性が損なわれることになる。
また、例えば、第一保護部材と第二保護部材との一方の部材のみをタイヤ空気圧センサの側部に設定した場合、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁が1つの保護部材に当たると、当接部分から山なりに変形し、変形したタイヤ内周縁とタイヤ空気圧センサとが接触干渉する可能性が残ってしまう。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、前記保護部材4として、第一保護部材4-1と第二保護部材4-2と、を備え、前記タイヤ空気圧センサ2は、第一平面部1aと接続面部1dとに接して取り付けると共に、リム周方向において第一保護部材4-1と第二保護部材4-2との間の位置に配置した。
したがって、タイヤ空気圧センサ2を取付ける時、第一保護部材4-1と第二保護部材4-2との間に形成された空間から差し込むだけで取り付けることができるし、しかも、第一保護部材4-1と第二保護部材4-2による両側ガード構造で、タイヤ内周縁3aが変形しても変形量が小さく抑えられ、タイヤ空気圧センサ2と接触干渉することはない。このことにより、センサ取付け性を損なうことなく、確実にタイヤ内周縁3aとタイヤ空気圧センサ2とが接触干渉することを防止することができる。
[略三角形状の保護部材によるタイヤ組付け作用]
例えば、保護部材のリム周方向から見た形状を、角部を持つ方形状に設定した場合、タイヤ脱着時に、タイヤの内周縁がリムの内周側に落ち込み難くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部側に移動させることが難しくなる。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2は、リム周方向から見た形状を、第二平面部1cと接続面部1dとの接線と第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在する略三角形状に設定した。
したがって、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁3aがリム1の内周側に落ち込み易くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部1b側に移動させることが容易になる(図1の矢印参照)。このことにより、タイヤ組み付け性が向上する。
[ホイールバランス作用]
例えば、タイヤホイールのリムの一部に、保護部材のみを設けた場合、保護部材により付加された質量分、タイヤホイールのバランスが崩れることになる。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、タイヤホイールTWのリム1には、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2とリム径方向の位置を同じ位置とし、かつ、リム周方向に180度離れた位置に、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2と同じ形状を持つ第一ダミー部材7-1および第二ダミー部材7-2を設けた。
したがって、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2によるマスアンバランスが、第一ダミー部材7-1および第二ダミー部材7-2により修正され、タイヤホイールTWのバランスが保たれる。このことにより、高速等での走行時、ホイールバランスを維持することができる。
[タイヤホイールの製造作用]
例えば、第一保護部材および第二保護部材の延在方向を、車軸を中心とする径方向に設定した場合、2つに分割した鋳型を用いてタイヤホイールを鋳造する場合、第一保護部材および第二保護部材の延在方向と鋳型の抜き方向が異なり、鋳型の抜くことができない。つまり、第一保護部材および第二保護部材は、タイヤホイールのみを鋳造した後、後付けで設ける必要がある。
これに対し、実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2の延在方向は、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線AL,BL上の方向に設定した。
したがって、2つに分割した鋳型を用いてタイヤホイールTWを鋳造する場合、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2の延在方向と鋳型の抜き方向が一致し、鋳型の抜くことが可能となる。径方向軸線AL,BLに対しテーパ角度θを設定すると、容易に鋳型を抜くことができる。このことにより、量産する場合、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2を一体に有するタイヤホイールTWを鋳造により製造でき、生産効率を向上することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) タイヤホイールTWのリム1の一部にタイヤ空気圧センサ2を取り付けたタイヤ空気圧センサ取付構造、あるいは、タイヤホイールTWのリム1の一部にタイヤ空気圧センサ2を取り付けるタイヤホイールにおいて、前記タイヤホイールTWのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁3aとの接触干渉から前記タイヤ空気圧センサ2を保護する保護部材4を設けたため、センサ取付け性を維持しつつ、タイヤ脱着時にセンサ脱落やセンサ破損を回避することができる。
(2) 前記タイヤホイールTWのリム1は、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有し、前記保護部材4として、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを結び、車軸方向に延在する第一保護部材4-1と、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材4-1に対してリム周方向に離れた位置に配置された第二保護部材4-2と、を備え、前記タイヤ空気圧センサ2は、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第一保護部材4-1と前記第二保護部材4-2との間の位置に配置したため、センサ取付け性を損なうことなく、確実にタイヤ内周縁3aとタイヤ空気圧センサ2とが接触干渉することを防止することができる。
(3) 前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2は、リム周方向から見た形状を、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在する略三角形状に設定したため、タイヤ組み付け性の向上を達成することができる。
(4) 前記タイヤホイールTWのリム1には、前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2とリム径方向の位置を同じ位置とし、かつ、リム周方向に180度離れた位置に、前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2と同じ形状を持つ第一ダミー部材7-1および第二ダミー部材7-2を設けたため、タイヤホイールTWのバランスが保たれ、走行時にホイールバランスを維持することができる。
(5) 前記第一保護部材4-1および第二保護部材4-2の延在方向は、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線AL,BL上の方向に設定したため、量産する場合、第一保護部材4-1および第二保護部材4-2を一体に有するタイヤホイールTWを鋳造により製造でき、生産効率を向上することができる。
実施例2は、実施例1の略三角形状による第一保護部材4-1および第二保護部材4-2に代え、アーム形状による第三保護部材4-3および第四保護部材4-4とした例である。
まず、構成を説明する。
図5は実施例2のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図である。
前記タイヤホイールTWのリム1は、図5に示すように、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有する。
前記保護部材4として、実施例2では、図5に示すように、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第三保護部材4-3と、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第四保護部材4-4と、を備えている。
前記タイヤ空気圧センサ2は、図5に示すように、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第三保護部材4-3と前記第四保護部材4-4との間の位置に配置している。
なお、他の構成は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
作用については、実施例1で記載した[保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]、[一対の保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]と同様の作用を発揮する。
[アーム形状の保護部材によるタイヤ組付け作用]
例えば、保護部材のリム周方向から見た形状を、角部を持つ方形状に設定した場合、タイヤ脱着時に、タイヤの内周縁がリムの内周側に落ち込み難くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部側に移動させることが難しくなる。
また、例えば、保護部材として、実施例1のように、リム周方向から見た形状を略三角形状に設定した場合、偏在する質量増によりホイールバランスをとる必要がある。
これに対し、実施例2のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、第三保護部材4-3および第四保護部材4-4は、リム周方向から見た形状を、第二平面部1cと接続面部1dとの接線と第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状に設定した。
したがって、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁3aがリム1の内周側に落ち込み易くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部1b側に移動させることが容易になる。このことにより、タイヤ組み付け性が向上する。
加えて、第三保護部材4-3および第四保護部材4-4は、リム周方向から見た形状がアーム形状であり、偏在する質量増が小さく抑えられるため、ホイールバランスをとる必要性を低下させることができる。
次に、効果を説明する。
実施例2のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールにあっては、実施例1の(1)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(6) 前記タイヤホイールTWのリム1は、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有し、前記保護部材4として、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第三保護部材4-3と、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第四保護部材4-4と、を備え、前記タイヤ空気圧センサ2は、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第三保護部材4-3と前記第四保護部材4-4との間の位置に配置したため、センサ取付け性を損なうことなく、確実にタイヤ内周縁3aとタイヤ空気圧センサ2とが接触干渉することを防止することができると共に、タイヤ組み付け性の向上を達成することができる。加えて、ホイールバランスをとる必要性を低下させることができる。
実施例3は、実施例2のアーム形状による第三保護部材4-3および第四保護部材4-4に代え、1つのアーム形状による第五保護部材4-5とした例である。
まず、構成を説明する。
図6は実施例3のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図である。
前記タイヤホイールTWのリム1は、図6に示すように、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有する。
前記保護部材4として、実施例3では、図6に示すように、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第五保護部材4-5を備えている。
前記タイヤ空気圧センサ2は、図6に示すように、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、センサ周方向幅の中心部を通るリム周方向位置に前記第五保護部材4-5を配置している。
なお、他の構成は実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
作用については、実施例1で記載した[保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]と同様の作用を発揮する。
[1つの保護部材によるタイヤ空気圧センサ保護作用]
例えば、タイヤ空気圧センサの全体を保護部材で覆う構成を採用すると、タイヤ空気圧センサの保護機能は高くなるものの、タイヤ空気圧センサを取付け時、リムの内側よりエアバルブの設定位置に差し込むだけで取り付けることができず、センサ取付け性が損なわれることになる。
また、第2実施例において、第三保護部材と第四保護部材との一方の部材のみをタイヤ空気圧センサの側部に設定した場合、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁が1つの保護部材に当たると、当接部分から山なりに変形し、変形したタイヤ内周縁とタイヤ空気圧センサとが接触干渉する可能性が残ってしまう。
これに対し、実施例3のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、前記保護部材4として、第五保護部材4-5を備え、前記タイヤ空気圧センサ2は、第一平面部1aと接続面部1dとに接して取り付けると共に、センサ周方向幅の中心部を通るリム周方向位置に前記第五保護部材4-5を配置した。
したがって、タイヤ空気圧センサ2を取付ける時、第五保護部材4-5の両側に形成された空間の一方から差し込むだけで取り付けることができるし、しかも、1つの第五保護部材4-5は、センサ中心部をガードする構造であるため、タイヤ内周縁3aが変形しても両側に設定されるタイヤ空気圧センサ2のリム周方向幅が短くなり、タイヤ空気圧センサ2と接触干渉することはない。このことにより、センサ取付け性を損なうことなく、確実にタイヤ内周縁3aとタイヤ空気圧センサ2とが接触干渉することを防止することができる。
[アーム形状の保護部材によるタイヤ組付け作用]
例えば、保護部材のリム周方向から見た形状を、角部を持つ方形状に設定した場合、タイヤ脱着時に、タイヤの内周縁がリムの内周側に落ち込み難くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部側に移動させることが難しくなる。
また、例えば、保護部材として、実施例1のように、リム周方向から見た形状を略三角形状に設定した場合、偏在する質量増によりホイールバランスをとる必要がある。
これに対し、実施例3のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールでは、第五保護部材4-5は、リム周方向から見た形状を、第二平面部1cと接続面部1dとの接線と第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状に設定した。
したがって、タイヤ脱着時に、タイヤ内周縁3aがリム1の内周側に落ち込み易くなる、あるいは、落ち込んだ後、リム外周部1b側に移動させることが容易になる。このことにより、タイヤ組み付け性が向上する。
加えて、第五保護部材4-5は、リム周方向から見た形状がアーム形状であり、実施例2の第三保護部材4-3および第四保護部材4-4の場合に比べても、偏在する質量増が小さく抑えられるため、ホイールバランスをとる必要性がほとんど無くなる。
次に、効果を説明する。
実施例3のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールにあっては、実施例1の(1)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(7) 前記タイヤホイールTWのリム1は、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部1aと、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部1aとリム外周部1bとの間に配置される第二平面部1cと、前記第一平面部1aと前記第二平面部1cとを車軸Lに対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部1dと、を有し、前記保護部材4として、前記第二平面部1cと前記接続面部1dとの接線と前記第一平面部1aとを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状の第五保護部材4-5を備え、前記タイヤ空気圧センサ2は、前記第一平面部1aと前記接続面部1dとに接して取り付けると共に、センサ周方向幅の中心部を通るリム周方向位置に前記第五保護部材4-5を配置したため、センサ取付け性を損なうことなく、確実にタイヤ内周縁3aとタイヤ空気圧センサ2とが接触干渉することを防止することができると共に、タイヤ組み付け性の向上を達成することができる。加えて、ホイールバランスをとる必要性をほとんど無くすことができる。
以上、本発明のタイヤ空気圧センサ取付構造およびタイヤホイールを実施例1〜実施例3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、保護部材として、略三角形状の第一保護部材4-1と第二保護部材4-2による例を示し、実施例2では、保護部材として、アーム形状の第三保護部材4-3と第四保護部材4-4による例を示し、実施例3では、保護部材として、アーム形状の第五保護部材4-5による例を示した。
しかしながら、リム周方向から見た形状は、略三角形状やアーム形状に限られることなく、例えば、リムの内面形状に応じて様々に変形しても良いし、鋳造で一体的に形成しても、別体で製造した保護部材を溶接等により固定しても良い。
要するに、タイヤホイールのリム位置に設けられ、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉からタイヤ空気圧センサを保護する保護部材であれば本発明に含まれる。
実施例1〜3では、リムとディスクが一体に形成されたタイヤホイールに適用されるタイヤ空気圧センサ取付構造を示したが、リムとディスクとを別体で形成し、溶接等で一体化したタイヤホイールにも適用することができる。
また、実施例1〜3では、エアバルブに一体で設けられたタイヤ空気圧センサの例を示したが、エアバルブとは別体であるタイヤ空気圧センサの取付構造およびタイヤホイールとしても適用することができる。
実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールを示す全体断面図である。 実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図である。 実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールのタイヤ空気圧センサ取付け部を示す車軸方向要部断面図およびA部拡大図である。 実施例1のタイヤ空気圧センサ取付構造が適用されたタイヤホイールを示す車軸方向正面図である。 実施例2のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図である。 実施例3のタイヤ空気圧センサ取付構造を示すタイヤホイール斜視図である。
符号の説明
TW タイヤホイール
1 リム
1a 第一平面部
1b リム外周部
1c 第二平面部
1d 接続面部
2 タイヤ空気圧センサ
3 タイヤ
3a タイヤ内周縁
4 保護部材
4-1 第一保護部材
4-2 第二保護部材
4-3 第三保護部材
4-4 第四保護部材
4-5 第五保護部材
5 ディスク
6 エアバルブ
7 ダミー部材
7-1 第一ダミー部材(ダミー部材)
7-2 第二ダミー部材(ダミー部材)
L 車軸

Claims (8)

  1. タイヤホイールのリムの一部にタイヤ空気圧センサを取り付けたタイヤ空気圧センサ取付構造において、
    前記タイヤホイールのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉から前記タイヤ空気圧センサを保護する保護部材を設け
    前記タイヤホイールのリムは、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部と、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部とリム外周部との間に配置される第二平面部と、前記第一平面部と前記第二平面部とを車軸に対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部と、を有し、
    前記保護部材として、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在する第一保護部材と、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材に対してリム周方向に離れた位置に配置された第二保護部材と、を備え、
    前記タイヤ空気圧センサは、前記第一平面部と前記接続面部とに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第一保護部材と前記第二保護部材との間の位置に配置し、
    前記第一保護部材および前記第二保護部材の延在方向は、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線上の方向に設定したことを特徴とするタイヤ空気圧センサ取付構造。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ空気圧センサ取付構造において、
    前記第一保護部材および第二保護部材は、リム周方向から見た形状を、前記第二平面部と前記接続面部との接線から前記第二平面部を延長して前記第一平面部まで滑らかに延長させて接続し、車軸方向に延在する略三角形状に設定したことを特徴とするタイヤ空気圧センサ取付構造。
  3. 請求項に記載されたタイヤ空気圧センサ取付構造において、
    前記タイヤホイールのリムには、前記保護部材とリム径方向の位置を同じ位置とし、かつ、リム周方向に180度離れた位置に、前記保護部材と同じ形状を持つダミー部材を設けたことを特徴とするタイヤ空気圧センサ取付構造。
  4. 請求項に記載されたタイヤ空気圧センサ取付構造において、
    前記第一保護部材は、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状を成し、
    前記第二保護部材は、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを滑らかに結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材に対してリム周方向に離れた位置に配置されたアーム形状を成すことを特徴とするタイヤ空気圧センサ取付構造。
  5. タイヤホイールのリムの一部にタイヤ空気圧センサを取り付けるタイヤホイールにおいて、
    前記タイヤホイールのリム位置に、タイヤ脱着時、タイヤ内周縁との接触干渉から前記タイヤ空気圧センサを保護する保護部材を設け、
    前記タイヤホイールのリムは、リム周方向かつ車軸方向に延在する第一平面部と、リム周方向かつ車軸方向に延在して、前記第一平面部とリム外周部との間に配置される第二平面部と、前記第一平面部と前記第二平面部とを車軸に対して垂直方向に滑らかに接続する接続面部と、を有し、
    前記保護部材として、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在する第一保護部材と、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材に対してリム周方向に離れた位置に配置された第二保護部材と、を備え、
    前記タイヤ空気圧センサは、前記第一平面部と前記接続面部とに接して取り付けると共に、リム周方向において前記第一保護部材と前記第二保護部材との間の位置に配置し、
    前記第一保護部材および前記第二保護部材の延在方向は、車軸方向から見て、2つの平行な径方向軸線上の方向に設定したことを特徴とするタイヤホイール。
  6. 請求項に記載されたタイヤホイールにおいて、
    前記第一保護部材および第二保護部材は、リム周方向から見た形状を、前記第二平面部と前記接続面部との接線から前記第二平面部を延長して前記第一平面部まで滑らかに延長させて接続し、車軸方向に延在する略三角形状に設定したことを特徴とするタイヤホイール。
  7. 請求項に記載されたタイヤホイールにおいて、
    前記タイヤホイールのリムには、前記保護部材とリム径方向の位置を同じ位置とし、かつ、リム周方向に180度離れた位置に、前記保護部材と同じ形状を持つダミー部材を設けたことを特徴とするタイヤホイール。
  8. 請求項5に記載されたタイヤホイールにおいて、
    前記第一保護部材は、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを滑らかに結び、車軸方向に延在するアーム形状を成し、
    前記第二保護部材は、前記第二平面部と前記接続面部との接線と前記第一平面部とを滑らかに結び、車軸方向に延在し、前記第一保護部材に対してリム周方向に離れた位置に配置されたアーム形状を成すことを特徴とするタイヤホイール。
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