JPWO2012147463A1 - 細胞培養容器および細胞培養装置 - Google Patents

細胞培養容器および細胞培養装置 Download PDF

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Abstract

自動培養と、自動培養中の細胞観察と電気抵抗値測定を可能とする、電極を具備する細胞培養容器を提供する。細胞培養容器の枠体2の底部もしくは側面に円形状の電極10を細胞観察可能となるよう設置する。また、細胞培養容器蓋部3に棒状の電極11を細胞観察可能となるよう設置、もしくは、細胞培養容器の流路8を通電可能な素材とすることにより細胞培養容器を構成する。電極10と電極11との間に交流電源発生装置13を接続し、培養を行いながら、細胞の経上皮電気抵抗測定を行う。これにより、自動培養と、自動培養中の細胞観察と電気抵抗値測定を可能とする。

Description

本発明は、非侵襲的な細胞の品質評価を実現する細胞培養容器とその細胞培養容器を用いる細胞培養装置に関するものである。
自分の細胞もしくは他人の細胞を用いて疾病の治療を行う再生医療では、生体から採取した細胞は、しばしば、培養して細胞の数を増やす、あるいはしかるべき形に組織を形成させた後に治療に用いられる。治療に用いる細胞の培養は、細胞プロセシングセンタ(Cell Processing Center:CPC)という細胞培養用クリーンルームの中で、GMP (Good Manufacturing Practice) に準拠して行わなければならない。ここでの課題は、細胞培養は技術者の手によって行われるために、患者1名分の細胞の調製に対して労力とコストが非常にかかるという点と、手動で操作することによる生物学的汚染リスクがあるという点である。
これらの課題を解決する手段として、例えば、特許文献1に示すような閉鎖系で細胞培養工程を自動化する装置が開発されてきた。これは、培養容器の蓋を開閉する操作が不要な閉鎖系培養容器を用いることで、細胞培養工程の自動化と生物学的汚染リスクの低減が達成されるものである。
他方、培養後の細胞もしくは組織の品質評価には、組織学的解析等の侵襲的なものが一般的であり、治療に使う細胞そのものを評価することは困難であった。
この課題を解決する方法としては、角膜上皮細胞シートなどの上皮系細胞シートにおいては、細胞間閉鎖結合が形成されることを利用して、経上皮電気抵抗測定により細胞シートの機能を非侵襲で評価する方法が提案されている(特許文献2、非特許文献1参照)。また、これに必要な経上皮電気抵抗測定装置はすでにWPI(World Precision Instrument)社やnanoAnalytics社等から市販されている。
特開2006−149237号公報 特開2009−27928号公報
しかしながら、上述した既存の経上皮電気抵抗測定装置には、特許文献1のような閉鎖
系培養装置に適合するものはなく、自動培養中に閉鎖空間を保ったままリアルタイムで経上皮抵抗値を測定することはできないという課題があった。また、市販されている製品や特許文献2のような電極形状および配置では、自動培養中に実行する必要がある細胞観察が困難であるという課題があった。さらに、市販されている製品や特許文献2のような電極形状および配置では、培養層下層底部の特に上層側の培養面直下には、栄養細胞などの細胞を培養できないという課題があった。
本発明の目的は、これらの課題を全て解決し、細胞観察と経上皮電気抵抗値測定がリアルタイムで実施可能となる細胞培養容器とそれを利用した細胞培養装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明においては、細胞を保持、培養するための細胞培養容器であって、細胞を培養する培養液を保持する枠体と、枠体に取り外し可能に取り付けられる蓋部と、枠体の底部もしくは側面に、細胞観察可能となる形状の第1電極と、蓋部に細胞観察可能となる形状の第2電極とを備える細胞培養容器を提供する。
また、上記目的を達成するため、本発明においては、細胞培養容器内の細胞の電気抵抗を測定する細胞培養装置であって、細胞培養用の閉鎖系培養容器と、閉鎖系培養容器が設置される細胞培養用恒温槽と、閉鎖系培養容器の培養環境を制御する制御装置と、交流電圧発生装置とを備え、記閉鎖系培養容器は、細胞を培養する培養液を保持する枠体と、枠体に取り外し可能に取り付けられる蓋部と、枠体の底部もしくは側面に、細胞観察可能となる形状の第1電極と、蓋部に細胞観察可能となる形状の第2電極とを備え、交流電圧発生装置は、閉鎖系培養容器で細胞培養中に、第1電極および前記第2電極間に交流電圧を印加することにより電気抵抗を測定することが可能な細胞培養装置を提供する。
本発明に係る細胞培養容器によれば、自動培養時に閉鎖空間を保持したまま細胞などを培養した状態で、リアルタイムで細胞の経上皮電気抵抗値測定と細胞観察が可能となり、移植する細胞・組織そのものの品質評価を行った上で、安全安心な患者治療を実現できる。
第1の実施例の細胞培養容器の電極が配置されていない状態の断面を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した一構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器に電極を配置した他の構成例を示す図である。 第1の実施例に係る、細胞培養容器を有する細胞培養装置の構成を示す図である。 第1の実施例に係る、ウサギ角膜上皮細胞を培養した際の電気抵抗値を示す図である。 第1の実施例に係る、培養継続判定プログラムを示す図である。 第1の実施例に係る、培養継続判定プログラム表示画面を示す図である。
以下添付図面を参照して本発明の種々の実施例について説明する。ただし、これらの実施例は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。
第1の実施例を、図面に従い順次説明する。
<細胞培養容器の構造>
図1は、第1の実施例における細胞培養容器の一例の断面構造を示す図である。細胞培養容器1は、正方形の容器であって、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレンなどの可塑性と共に剛性有するプラスチックから成る。細胞容器1を構成する枠体2と蓋部3は射出成形などにより形成され、内部にインサート容器4を挿入可能な構造となっている。インサート容器4は市販のものでよく、BD社製、コーニング社製、グライナー社製などで、使用可能な製品は限定されない。蓋部3もしくは枠体2には、Oリングなどの弾性部材5が設けられ、それにより外部からの気体や菌を含む粒子が混入しない。蓋部3の枠体2への接続は、蓋部3および枠体2に設けられたネジ山同士をかん合させることにより固定できるが、この方法に限定されるものではない。
枠体2には、空気および水蒸気を注入および排出するための、接続突起構造をその一端に有する一対の流路6が設けられている。この流路6の枠体2における位置は、容器内に導入する培養液の量によって変えるべきであるが、導入された培養液面よりも上部であればよい。また枠体2には、培養液を注入および排出するための突起構造をその一端に有する流路7が設けられている。この流路7は、枠体2の底面と流路7内径の最下部が同じ高さとなるように設置することが望ましい。そうすることで、培養液の効率的な注入排出を可能とする。培養液を全て交換する場合は、枠体2を適宜傾ければよい。
蓋部3には、インサート容器4内に培養液を注入および排出するための、接続突起構造をその一端に有する流路8が設けられている。この流路8は、細胞観察に支障がないように配置する。細胞観察に支障がないとは、例えば細胞培養容器内を顕微鏡観察する際に、顕微鏡光軸を阻害しない形状を備え、また顕微鏡光軸を阻害しない位置に配置することを意味する。また流路8の長さは、インサート容器4の底面に触れないような長さがよい。流路6、7、8は、流路の突起構造サイズに適合する内径をもつシリコンなど弾性体からなるチューブ9が接続可能であり、自動培養装置との接続に必要である。
なお、培養液注入排出用流路は、枠体2、蓋部3にそれぞれ1か所ずつ設けているが、注入口と排出口を分ける場合は、枠体、蓋部にさらに1か所ずつ流路を設け、それぞれ一対の流路を形成すればよい。
<電極の形状と配置>
図2〜8に上述した細胞培養容器に種々形状の電極を配置した実施例の構造を示す図を示す。図2〜図4は枠体の底面に電極を配置したもので、図6〜図8は枠体の側面に電極を配置したものである。
図2において、枠体の培養保持面の底面である枠体2の底部に、同図下段の上面図に示すように円形の電極10を配置し、蓋部3に、蓋部3を貫通する流路8に沿うように棒状の電極11を配置し、電極11からの電線12は枠体外に配置され、電気抵抗が測定可能な交流電圧発生装置13に接続される。これらの電極は、細胞観察に支障がないように、細胞観察可能となる形状を備え、また、細胞観察に支障が無い位置に配置する。以下、これらを細胞観察可能となる形状と称し、例えば細胞培養容器内を顕微鏡観察する際に、顕微鏡光軸を阻害しない形状、位置を意味することとする。電極10、11で、細胞培養容器1の電極部を構成している。交流電圧発生装置13と細胞培養容器の接続方法は、予め交流電圧発生装置13に接続された電線12を細胞培養容器の電極部へ接続するか、予め細胞培養容器1の電極部に接続された電線12を交流電圧発生装置13へ接続する方法でよい。なお、本明細書において、電極10、電極11を、それぞれ第1電極、第2電極と呼ぶ場合がある。
以上のような電極形状と配置により、枠体2の底部への細胞接着と、枠体2の底部とインサート容器4の底部の細胞観察が可能となる。なお細胞の経上皮電気抵抗測定に交流電圧を用いるのは、細胞、組織への損傷を与えないためであり、上述した市販のWPI社やnanoAnalytics社の製品でも交流電圧が用いられている。
図3〜図5は、図2で説明した電極を配置した細胞培養容器の実施例の変形例の構成を示す図である。図3では、枠体2の底部の電極10に直接電線を接続するのではなく、枠体2の底部に通電可能な細胞培養容器設置台14を設けることで、底部2の電極10に関しては、その細胞培養容器設置台14に細胞培養容器1を載置するだけで電気抵抗が測定可能となる。具体的には、細胞培養容器設置台14には、細胞培養容器1を設置した際に、細胞培養容器1の電極10と接触する位置に電極が設けられており、設置台14に接続された電線12が電気抵抗測定機能を備えた交流電圧発生装置13に接続される。なお、交流電圧発生装置13は、電極部に印加する電流と電圧との関係から、経上皮細胞等の種々の細胞の電気抵抗値を算出したり、電流値と電圧値を後で詳述する制御装置に出力することにより、電気抵抗値を得る構成にすることもできる。
一方、図4の変形例では、蓋部3に設けられた流路8そのものを通電可能な材質にすることで、電気抵抗測定が可能な交流電圧発生装置13に接続を行い、その流路へ電線を接続することで別途電極を設けることなく、電気抵抗が測定可能である。この場合にも、図3のように枠体2の底部に細胞培養容器設置台14を設けてもよい。図5の変形例では、図4からさらに枠体2の流路9を通電可能な材質にして、電気抵抗測定器として機能する交流電圧発生装置13に接続を行い、同様に電気抵抗を測定可能である。
図6の変形実施例において、枠体2の培養保持面の側面、すなわち枠体側面に、同図の下側に斜視図を示すように、第2電極となる円形の電極15を配置し、蓋部3に、流路8に沿うように棒状の電極11を配置し、電極11からの電線12は枠体外に配置され、電気抵抗測定が可能な交流電圧発生装置13に接続される。交流電圧発生装置13と細胞培養容器1の接続方法は、図2において説明した方法でよい。
図7、図8は図6の変形実施例の更なる変形例である。図7では、枠体2の側面の電極15に直接電線を接続するのではなく、それ自身が電線12に接続する構成を備えることにより、電極15に通電可能な細胞培養容器設置台16を設けることで、底部の円形電極15に関しては、その細胞培養容器設置台16に細胞培養容器1を載置するだけで電気抵抗が測定可能とする。図8では、蓋部3に設けられた流路8そのものを通電可能な材質にすることで、その流路8へ電線12を接続することで別途電極を設けることなく、電気抵抗が測定可能である。この場合、図7のように枠体2の底部に細胞培養容器設置台16を設けてもよい。
<細胞培養装置の構成>
図9は、上述した種々の細胞培養容器1が接続可能な細胞培養装置17の機能構成を説明するためのブロック図である。制御装置18によって制御される各構成要素が、恒温槽19の内部に配置される細胞培養容器1に接続される全体の構成を示す図である。なお、恒温槽19中に配置されるものは、図2〜図8を用いて説明した閉鎖系培養容器、或いは細胞培養容器設置台に設置された当該閉鎖系培養容器であることは言うまでもない。
図9において、制御装置18には、恒温槽19の温度を制御するための温度調節部20と、培養容器内の湿度を制御するための湿度調節部21と、培養容器内のガス濃度を制御するための、ガス供給部22を有するガス濃度調節部23と、培養容器内の培養液を自動で交換するための、培養液と廃液を保持するタンク24に接続された送液用チューブを有する培養液供給ポンプ25と、それぞれの構成要素の動作を制御することを目的とした、細胞観察用のCCD(Charge Coupled Device)カメラ26、温度・湿度・CO2・O2センサー27と、経上皮電気抵抗測定用の交流電圧発生装置28と、表示画面29を表示する装置が接続されている。なお、制御装置18は、交流電圧発生装置28から、電気抵抗値自身、あるいは電流・電圧値を受け取り、培養細胞の電気抵抗値を得ることができる。
制御装置18と表示画面29は、中央処理部(Central Processing Unit:CPU)からなる処理部や記憶部やディスプレイ装置やキーボードからなる入出力部等を備える通常のコンピュータの、処理部および記憶部と、ディスプレイ装置の表示部にそれぞれ対応しており、制御装置18は、記憶部で記憶された各種のプログラムを処理部としてのCPU上で動作させることにより、温度調節部20〜交流電圧発生装置28を制御することにより、恒温槽19中の培養環境を制御し、培養容器1中で所定の培養を行うことを可能とする。
湿度調節部21とガス濃度調節部23は、培養容器1に直接接続されている必要はなく、温度調節部20と、湿度調節部21と、ガス濃度調節部23と、温度・湿度・CO2・O2センサー27は恒温槽19に接続されている構成でも構わない。この構成の場合、細胞培養容器1は容器外からガスを供給しなければならないため、細胞培養容器1の蓋部3の一部に、ポリカーボネートやポリスチレン、ポリメチルペンテンなどのガス透過性を有し透明な薄膜を溶着し、細胞培養容器1内部のガス交換を可能とすることで、細胞培養が可能とすることができる。
<培養継続判定プログラム>
図10は、既存の電気抵抗測定装置を用いて、ウサギ角膜上皮細胞を、上述した電極を配置した本実施例の細胞培養容器1のインサート容器4で培養した際の電気抵抗値を示す図である。同図に示すように、播種細胞数3パターンで培養し、矢印は細胞が培養面一面に広がりコンフルエントに達した時を示すものである。この図より、コンフルエントに達した時期、即ち、閉鎖結合形成開始時期に、電気抵抗値がバックグランドよりも上昇していることが分かる。自動培養中に、細胞観察と、上述の抵抗値変化の現象を利用することで、培養継続・中止を判定することができる。
図11に本実施例における細胞培養装置17の培養継続判定プログラムの一例を示す。このプログラムは、上述したCPUや記憶部からなる制御装置18が実行するプログラムである。まず、自動培養開始と共に、CCDカメラ26で細胞を撮像し(ステップS1)、細胞画像を取得する(ステップS2)。上述した制御装置18で所定の画像処理プログラムを動作させることにより、取得した画像データから細胞を検出する処理を実施し(ステップS3)、二値化後当該画像における細胞占有面積を算出する(ステップS4)。制御装置18は、培養面の数点のデータを取得後、細胞占有面積が所定の面積に達していない場合は、電気抵抗値測定をせず培養を継続し、所定のタイミングでステップS1からS5を繰り返す(ステップS6)。
制御装置18は、S5での判定結果で細胞占有面積が100%と判定された場合、交流電圧発生装置28により電気抵抗値を測定するよう制御する(ステップS7)。測定の結果、バックグラウンドと比較して、交流電圧発生装置18から取得した電気抵抗値の上昇が認められる場合(ステップS8でYes)は重層化培養を継続し(ステップS9)、所定のタイミングで培養を終了する。
測定した電気抵抗値の上昇が認められない場合は(ステップS8でNo)、所定の期間培養を継続し、手動でカメラ撮影(ステップS10)、画像取得し(ステップS11)、細胞占有面積が100%かどうかを判断する(ステップS12)。細胞占有面積が100%に満たない場合は、培養を継続し(ステップS14)、ステップS7〜S12を繰り返す。
細胞占有面積が100%である場合(ステップS12でYes)、電気抵抗値を測定し(ステップS13)、電気抵抗値上昇が認められるかどうか判断する(ステップS15)。電気抵抗値の上昇が認められる場合は、重層化培養を継続し(ステップS16)、所定のタイミングで培養を終了する。電気抵抗値の上昇が認められない場合は、培養を中止する(ステップS17)。
図12は本実施例による細胞培養装置の培養処理の実行の際の、ディスプレイ装置上の表示画面29の一例を示すものである。同図において、表示画面29中には、その画像表示エリア中に細胞観察像31と電気抵抗測定結果32を表示する。また、表示画面29中には、恒温槽19中の環境温度、湿度、CO2濃度、O2濃度を示す温度・湿度・濃度表示エリア33を表示する。更に、培養処理の自動シーケンスか手動シーケンスかを選択するボタン34、細胞観察モード、電気抵抗測定モードを選択するボタン35、36更には培養液交歓モードを選択するボタン37を表示する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではない。培養する細胞として、経上皮細胞を主に説明したが、培養の対象となる細胞は、経上皮細胞に限定されることなく、あらゆる細胞種に適用可能である。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
更に、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により専用ハードウェアで実現してもよい。各機能を実現する制御プログラム等の情報は、記憶部としてメモリのみならず、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、IC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体におくことができる。
本発明は、非侵襲的な細胞の品質評価を実現する細胞培養容器とその細胞培養容器を用いる細胞培養装置として有用である。
1…細胞培養容器
2…枠体
3…蓋部
4…インサート容器
5…弾性部材
6、7、8…流路
9…チューブ
10、11、15…電極
12…電線
13…交流電圧発生装置
14、16…細胞培養容器設置台
17…細胞培養装置
18…制御装置
19…恒温槽
20…温度調整部
21…湿度調整部
22…ガス供給部
23…ガス濃度調整部
24…培養液・廃液タンク
25…培養液供給ポンプ
26…観察用CCDカメラ
27…湿度・CO2・O2センサー
28…交流電圧発生装置
29…表示画面
30…温度センサー
31…細胞観察像
32…電気抵抗測定結果
33…温度・湿度・濃度表示エリア
34、35、36、37…ボタン。

Claims (15)

  1. 細胞を保持、培養するための細胞培養容器であって、
    前記細胞を培養する培養液を保持する枠体と、
    前記枠体に取り外し可能に取り付けられる蓋部と、
    前記枠体の底部もしくは側面に、細胞観察可能となる形状の第1電極と、
    前記蓋部に細胞観察可能となる形状の第2電極と、
    を備えることを特徴とする細胞培養容器。
  2. 請求項1に記載の細胞培養容器であって、
    前記第1電極は、前記枠体の底部に形成された円形状の電極からなり、
    前記第2電極は、前記蓋部に形成された棒状の電極からなる、
    ことを特徴とする細胞培養容器。
  3. 請求項1に記載の細胞培養容器であって、
    前記蓋部に、前記枠体に前記培養液を導入する流路を設け、
    前記第1電極は、前記枠体の底部に形成された円形状の電極からなり、
    前記第2電極は、前記蓋部に設けられた前記流路を通電可能とすることにより構成する、ことを特徴とする細胞培養容器。
  4. 請求項1に記載の細胞培養容器であって、
    前記第1の電極は、前記枠体の側面に形成される円形状の電極により構成される、
    ことを特徴とする細胞培養容器。
  5. 請求項4に記載の細胞培養容器であって、
    前記蓋部に、前記枠体に前記培養液を導入する流路を設け、
    前記第2電極は、前記蓋部に設けられた前記流路を通電可能とすることにより構成する、ことを特徴とする細胞培養容器。
  6. 細胞培養容器内の細胞の電気抵抗を測定する細胞培養装置であって、
    細胞培養用の閉鎖系培養容器と、
    前記閉鎖系培養容器が設置される細胞培養用恒温槽と、
    前記閉鎖系培養容器の培養環境を制御する制御装置と、
    交流電圧発生装置とを備え、
    前記閉鎖系培養容器は、前記細胞を培養する培養液を保持する枠体と、前記枠体に取り外し可能に取り付けられる蓋部と、前記枠体の底部もしくは側面に、細胞観察可能となる形状の第1電極と、前記蓋部に細胞観察可能となる形状の第2電極とを備え、
    前記交流電圧発生装置は、前記閉鎖系培養容器で細胞培養中に、前記第1電極および前記第2電極間に交流電圧を印加する、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  7. 請求項6に記載の細胞培養装置であって、
    前記第1電極は、前記枠体の底部に形成された円形状の電極からなり、
    前記第2電極は、前記蓋部に形成された棒状の電極からなる、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  8. 請求項6に記載の細胞培養装置であって、
    前記蓋部に、前記枠体に前記培養液を導入する流路を設け、
    前記第1電極は、前記枠体の底部に形成された円形状の電極からなり、
    前記第2電極は、前記蓋部に設けられた前記流路を通電可能とすることにより構成する、ことを特徴とする細胞培養装置。
  9. 請求項6に記載の細胞培養装置であって、
    前記第1の電極は、前記枠体の側面に形成される円形状の電極により構成される、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  10. 請求項9に記載の細胞培養装置であって、
    前記蓋部に、前記枠体に前記培養液を導入する流路を設け、
    前記第2電極は、前記蓋部に設けられた前記流路を通電可能とすることにより構成する、ことを特徴とする細胞培養装置。
  11. 請求項7に記載の細胞培養装置であって、
    前記交流電圧発生装置に接続され、通電可能な細胞培養容器設置台を更に備え、
    前記閉鎖系培養容器が載置された前記細胞培養容器設置台が前記細胞培養用恒温槽に設置される、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  12. 請求項8に記載の細胞培養装置であって、
    前記交流電圧発生装置に接続され、通電可能な細胞培養容器設置台を更に備え、
    前記閉鎖系培養容器が載置された前記細胞培養容器設置台が前記細胞培養用恒温槽に設置される、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  13. 請求項9に記載の細胞培養装置であって、
    前記交流電圧発生装置に接続され、通電可能な細胞培養容器設置台を更に備え、
    前記閉鎖系培養容器が載置された前記細胞培養容器設置台が前記細胞培養用恒温槽に設置される、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  14. 請求項6に記載の細胞培養装置であって、
    前記制御装置は、
    前記交流電圧発生装置による電気抵抗測定結果をもとに、前記培養の継続、中止を判定する、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
  15. 請求項6に記載の細胞培養装置であって、
    前記制御装置は、
    前記細胞培養用恒温槽内に設置された前記閉鎖系培養容器内のガス濃度を調節するため、前記前記閉鎖系培養容器へのガス供給を制御する、
    ことを特徴とする細胞培養装置。
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