JP2006217806A - 培養装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のガスボンベを不要にし、実験室のクリーン性を高め、コンタミネーションの防止を図ることが出来る培養装置を提供する。
【解決手段】培養装置1は、培養空間6を含む培養ユニット2とCO供給ユニット3で構成されており、特にCO供給ユニット部3は、主に炭素と空気の燃焼により生成されるCOガスを調整し培養空間6に供給したものであり、COガスボンベを用いてガス供給を行なうことがないので、高重量のCOガスボンベへの取り替えや高圧容器の取り扱い、配管等の整備が不必要となり、そのため設置空間が不要となり、更に実験環境ボンベがないのでコンタミレーション防止が図れ、クリーン性が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は細菌、細胞などを培養環境の温度・湿度・雰囲気ならびに培養液のPHを一定に保って培養する培養装置のCOガス供給に関するものである。
近年のバイオ、再生医療関連の分野の発達に伴い、培養装置を使用して細胞を培養する作業が増加傾向にある。細胞の培養を促進するためには、それぞれの細胞に適した培養空間を整備する必要があり、培養空間内の温度制御、湿度制御、雰囲気制御を行なう培養装置が開発されている。
特に、培養条件としてCO(炭酸ガス・二酸化炭素)ガス濃度の厳格な濃度条件を要求する細胞培養を行なう場合には、温度制御及び湿度制御に加えて、培養空間内のCOガス濃度を制御するものとしてCOインキュベータが用いられている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
このCOガスは、通常COガスボンベに封入されたものを培養室内に供給するものであるので有限である。従って、ボンベが空になった場合は、ガス供給が停止して、環境条件が崩れ、培養中の細胞が死滅してしまうため、COが無くなる前にボンベを交換するか、もしくは予備のガスボンベを準備して置き、ガスの供給を切り換えるようにしている。
また、前述の補助ガス供給装置を、例えばPAS方式のガス発生器とすることにより、半永久的にガスを発生させることができ、主ガス供給源の主ガス供給源の主ガスボンベが空になった場合には、補助ガス供給装置に切り換えてガス供給を行う。
特開昭60−141279号公報 特開平5−77号公報
しかしながら、従来の培養装置のガス供給手段は、高圧容器に入ったCOガスボンベであり、培養装置に隣接もしくは近辺に設置する、もしくは、大掛かりな配管を用いて遠方に設置する場合が多く、その設置スペース、設置作業、操作などの作業環境を勘案すると無視できない。
すなわち、研究者の通行や実験準備等の妨げになり、作業効率、研究効率が低下することがあり得る。また、ボンベ自体は輸送等における雑菌などに対して何らかの対策を講じていないことが多く、これは実験室内にコンタミネーションなどの原因となる雑菌やほこりを供給している可能性がある。さらに、ボンベや配管などには埃が蓄積する可能性が高く、これによってもコンタミレーションの危険性がある。
さらに、高圧容器のため、安全に係る対応が必要であり、またその取り扱いも容器自身が重いため、簡単に対応はできない。また、補助ボンベをPAS方式としても、COガスが大量に必要になった場合や急に必要になった場合は、吸着と放出能力・スピードに限界がありCO供給が要求に到達しない。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、CO供給手段として燃焼を利用してCOを生成し、それを培養空間のガス濃度を調整しながら供給することにより、実験、研究別に培養空間の容量やガス種類を任意に組み合わせることが可能になることから、最適な実験、培養空間を提供できると共に、既存のガスボンベを不要にし、実験室のクリーン性を高め、コンタミネーションの防止を図ることが出来る培養装置の提供を目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の培養装置は、培養空間を含む培養ユニットとCO供給ユニットを備え、特にCO供給ユニット部は、主に炭素と空気の燃焼により生成されるCOガスを調整し、培養空間内に供給したものである。
これによって、COガスボンベを用いてガス供給を行なうことがないので、高重量のCOガスボンベへの取り替えや高圧容器の取り扱い、配管等の整備が不必要となり、そのため設置空間が不要となり、さらに実験環境ボンベがないのでコンタミレーション防止が図れ、クリーン性が向上する。
本発明の培養装置は、培養空間内に流入させるCOに関して、COガスボンベを不要にし、培養容量やガス種類を任意に選択でき、さらにコンタミレーション防止が図れる培養装置を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、内部に培養空間を備えた筐体と、前記培養空間の環境をコントロールする環境創出手段と、前記環境創出手段の動作を制御する制御手段より培養ユニットを構成し、さらに前記培養空間へCOガスを供給するCOガス発生部と、前記COガス生成量、あるいは前記培養空間内の温度などを制御する手段によりCO供給ユニットを構成し、前記培養ユニットおよびCO供給ユニットを連結したものである。
かかる構成とすることにより、COガスを封入した大容積のCOガスボンベが不要となり、COガスの供給に際し、研究、実験内容に応じた任意のガス容量やガスの種類を組み合わせて選ぶことができ、それにより作業環境の改善がはかれ、省スペース化、実験室のクリーン性向上、コンタミネーションの予防ができ、培養作業効率が向上する。
請求項2に記載の発明は、前記CO供給ユニットを、前記培養ユニットと別体とし、配管を介して両者を連結したもので、前記CO供給ユニットを培養ユニットと別体とすることにより、限られた作業空間を分割してユニット別に設置することができ、限られた空間に対して任意に配置が可能となり、さらに省スペース化、空間の有効活用化がはかれるものである。
請求項3に記載の発明は、前記CO供給ユニットを、前記培養ユニットと一体的に組付けたもので、ユニット間などを接続する配管が不要となり、配管からのガス漏れ等が低減し、低コスト化、安全性の向上、設定作業の効率化をはかることができる。
請求項4に記載の発明は、前記CO供給ユニットを、空気を利用して生成するようにしたもので、装置外の空気や培養空間内の空気を取り入れてCO濃度を調整することにより省資源化がはかれるものである。
請求項5に記載の発明は、前記CO供給ユニットを、空気導入口と、ポンプと、CO発生部と、ガス庫内流入口と、それらを連結する配管と、CO生成量を調整する制御手段より構成し、前記CO発生部を、燃焼によりCOを発生させるようにしたもので、前記CO発生部は、燃焼反応によりCOを生成するため、無限に近い大気中の空気を利用することができ、その結果、省資源化がはかれるものである。
請求項6に記載の発明は、前記CO供給ユニットの空気導入口を、大気または培養空間内空気を切り換え、使用空気を選択し、さらに、導入空気の流量調整ができるようにしたもので、前記培養空間と大気のどちらかの空気を取り入れるか、もしくは流量調整が選択できるため、前記培養空間内を適正なCO濃度にするようにCOガスの流量調整ができる。
請求項7に記載の発明は、前記CO供給ユニットの空気導入口に、埃を除去するフィルタを着脱可能に設置したもので、大気中の埃が燃焼炉に入ることを防止でき、その結果、ガス純度が高く、NOなどの不純物の生成も抑えることができ、さらに着脱可能としたことにより、フィルタの取り替え、清掃が容易にでき、装置の信頼性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明は、前記CO供給ユニットのCOガス発生部を、流入口と、燃焼炉と、流出口と、フィルタと、触媒と、予冷手段と、それらを連結する配管より構成し、COガス発生のための燃料に固形炭素を用いたものである。
したがって、燃焼炉で空気中のOと燃焼させCOを生成する場合に、固形燃料であることから、燃料の持ち運びが容易になり、また低コスト化がはかれるものである。
請求項9に記載の発明は、前記CO供給ユニットのCOガス発生部を、流入口と、燃焼炉と、流出口と、フィルタと、触媒と、予冷手段と、それらを連結する配管より構成し、前記CO発生のための燃料に、エタノールなどの液化炭化水素を用いたもので、CO発生時には、炭化水素と空気中のOの燃焼によりCOと水を生成し、その生成した水を除去し、COを抽出することにより容器による運搬、持ち運びが可能となり、燃料の注入作業を簡単化し、清潔に実験を行なうことができる。
請求項10に記載の発明は、前記燃料を、容器に追加もしくは交換可能に設けたもので、燃料を交換可能とすることにより、実験に必要な量だけ燃焼炉に入れ、燃焼させることができ、容器が小型化できる。また、ユニット自体も小型化でき、さらに必要性だけ注入すれば、省資源化できるものである。
請求項11に記載の発明は、前記燃焼炉を、加熱手段と、燃料と、容器と、前記容器に構成された燃料搬入口と、安全装置より構成し、さらに前記加熱手段に電気ヒータを用いたもので、加熱手段である電気ヒータへの印加電圧を可変させることにより、燃焼温度のコントロールができ、温度制御が容易となるものである。
請求項12に記載の発明は、前記燃焼炉の容器を、耐熱材料で構成したもので、耐熱性材料で構成することにより、機器の安全性が向上するものである。
請求項13に記載の発明は、前記容器を構成している耐熱材料の周囲を、断熱材料にて覆ったもので、容器を効率よく高温状態することができ、また、均温化することができ、燃焼効率の向上により、省エネがはかれると同時に、その周囲の機器、部品の安全性が確保できるものである。
請求項14に記載の発明は、前記燃焼炉の安全装置として、温度検知手段と、前記温度検知手段による検出信号によって前記ポンプや電気ヒータなどを制御する制御手段より構成したものである。
かかる構成により、前記燃焼炉の動作中において、所定温度範囲のみポンプを動作させ、また、所定温度以上になると電気ヒータを停止させることにより、機器の安全性が向上するものである。
請求項15に記載の発明は、前記CO発生部のフィルタを、着脱可能に設けたもので、燃焼による不純物をフィルタに付着させるため、フィルタ通過後の生成ガスがクリーンな状態となり、またフィルタ自体を取替えることが可能となるため、生成ガスの純度が確保でき、また装置の定期点検、取替え、清掃が可能となる。
請求項16に記載の発明は、前記CO発生部の予冷部を、前記空気導入口から燃焼炉までの配管と熱交換する構成としたもので、かかる構成とすることにより、燃焼炉から流出された高温空気と、大気からの導入空気もしくは培養空間の低温空間を熱交換させることができ、したがって、燃焼後の生成ガスの温度を低下させることと同様に、CO発生部に供給する空気の温度を予め上昇させることができ、この作用は、省エネになり、また、燃焼効率の向上に寄与できるものである。
請求項17に記載の発明は、前記CO発生部の予冷部を、大気から空気を導入して熱交換する構成としたもので、前記生成ガスを空冷により冷却することができ、信頼性が向上するものである。
請求項18に記載の発明は、前記CO発生部の予冷部を、前記配管を前記筐体に密着させ、筐体を利用して放熱させる構成としたもので、かかる構成により、筐体の熱伝導や輻射を利用して放熱を促進させること可能となり、小型化、省エネ、エネルギー効率の向上がはかれるものである。
請求項19に記載の発明は、前記CO発生部の温度調節手段に、ペルチェ素子を用いたものである。
かかる構成により、CO発生部の予冷をペルチェ冷却にて行なえ、大気より低い冷気を作り出すことが可能となり、供給ガスに対する冷却スピードが向上するとともに冷却量の微調節が可能となり、精度の高い温度調整が可能となる。
請求項20に記載の発明は、前記CO供給ユニットのガス庫内流入口に、温度検知手段を設置したもので、かかる構成により、ガス流入温度が所定温度以上なら冷却手段を動作させ、生成ガスを冷却し、もし、所定温度以上になれば実験者に報知することになり培養空間の安全性、信頼性を向上させることができる。
請求項21に記載の発明は、前記ガス庫内流入口に設置されている温度検知手段が予め定められた所定温度以下を検知した場合、前記温度調節手段のペルチェ素子にて流入ガスを加温するようにしたものである。
かかる構成とすることにより、前記温度検知手段が予め定められた所定温度以下を検知した場合、ペルチェモジュールに印加する電圧をゼロ、もしくは逆電圧を印加して加温手段とすることにより、ガス流入温度が所定温度以上なら冷却、ある範囲内なら電圧ゼロ、所定温度以上なら電圧を反転して過熱させる制御が可能となる。
請求項22に記載の発明は、前記各部品を連結する配管の一部もしくは全体に抗菌材料を塗布もしくは添加したもので、配管の一部もしくが全体の抗菌処理により、配管内に侵入した細菌等を殺菌、滅菌することができ、培養空間に対してクリーン性を向上させて信頼性を向上させることができる。
請求項23に記載の発明は、前記予冷部および予冷手段の近傍配管経路に、管内で生成された水を排水するための経路および排水口を設けたもので、予冷手段で結露した水を庫外に排水することにより、結露水による配管の閉塞を防止し、信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態においては、別体化した培養ユニットとCO供給ユニットにより、培養装置を構成した場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における培養装置の外観図を示すものであり、また、図2は、同実施の形態における培養装置の概略構成図、図3は、同実施の形態におけるCO供給ユニットのシステム構成図、図4は、同実施の形態における培養装置の制御ブロック図である。
図1乃至図4において、培養装置1は、培養ユニット2と、CO供給ユニット3で構成されている。
培養ユニット2の内部に設けられた細胞等を培養するための培養空間6は、断熱箱からなる筐体4と、断熱性を有する扉5で囲まれている。培養空間6の内部には、細胞を培養するためのシャーレ等の培養容器8を載せることが可能なトレイ8、および培養空間6の乾燥を防止するために、培養空間の底面に滅菌水を入れた水盤9、さらに、培養空間6内の環境を均一化するために、培養空間6内の空気を攪拌するファン10等が設置されている。
また、培養空間6内には、その室内の温度を検出するサーミスタ等の庫内温度検知手段11が設けられており、この庫内温度検知手段11の検出温度に応じて電気ヒータなどの加熱手段15やペルチェ効果を利用した冷却手段14を制御し、培養空間6内の温度環境条件を調整する。
このように、培養ユニット2は、培養空間6全体としても培養目的にあった最適な環境が作り出せるように冷却手段14あるいは加熱手段15等からなる環境創出手段および制御機能を備えている。加熱手段15および冷却手段14は、いずれも周知の構成でよいため詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態における培養装置1は、培養ユニット2とは別にCO供給ユニット3を備えている。このCO供給ユニット3は、再生医療、体外受精などの分野で使われるヒト(人)細胞や動物細胞などの培養を行なう場合に必要なCOを発生させ、培養空間6へ供給するユニットであり、CO供給ユニット3と培養ユニット2間は、接続配管16、16aで接続されている。配管16は、CO取込み用の配管で、前記COガスの生成に必要な空気の導入を制御するための電磁弁が設置されている。本実施の形態においては、培養ユニット2側およびCO供給ユニット3側にそれぞれ電磁弁17a、17bを設け、電磁弁17aを開放することにより、培養空間6内の空気が、また電磁弁17bを開放することにより、空気導入口24から大気の空気がCO供給ユニット3へ導入される構成としている。また接続配管16aは、CO供給ユニット3で生成されたCOガスを培養空間6へ供給する供給用の配管で、前記COガスの培養空間6への供給量を制御・調整する電磁弁17cが設けられている。
さらに、CO供給ユニット3の表面には、これらのCO発生状態を研究者に認識させるための運転状態を表示する運転表示手段18およびCO発生のための燃料27を供給ユニットに注入するための注入口19が設けられている。
図2に示す如く培養空間6内の環境制御は、培養空間6内に設けたガス濃度検知手段13により、培養空間6内にガス濃度を検出し、その濃度低下あるいは規定値維持の検出に応じて接続配管16aに設けた電磁弁17cを開閉制御し、培養空間6の空質環境を調整する。
また、培養ユニット2およびCO供給ユニット3の間には、それぞれに設けた制御手段(以下、培養制御手段と称す)20、制御手段(以下、CO生成制御手段と称す)21が各々の制御内容を連携させるために回線接続部22が設けられている。
CO供給ユニット3は、筐体表面に、運転表示手段18および燃料搬入口19のほかに、培養空間6の空室環境条件等を設定するための操作部(図示せず)が設けられている。さらに、図3に示す如く、純度の高いCOを生成するために、空気導入口24と、埃除去のための着脱可能なフィルタ44と、ポンプ25と、燃焼炉26、およびすすなどの不純物を除去する着脱可能なフィルタ30と、触媒31と、予冷部36と、予冷手段32と、生成ガス流出口40と、それらを連結する配管37と、予冷部36あるいは予冷手段32で結露した水を排水するための排水配管41と、排水配管41の先端に設けられた排水口42と、前述のCOガスの生成に要する空気を導入する電磁弁17a、17bと、空気と炭素との燃焼反応温度を検知するために燃焼炉26に設けた燃焼炉ガス温度検知手段50と、不完全燃焼により生成されるCOをCOに還元するための触媒31の反応温度を検知するための温度検知手段51と、培養ユニット2に供給する生成ガスの温度を検出する生成ガス温度検知手段52を設けている。
燃焼炉26は、外郭がタングステンなどの金属、セラミックやグラファイトなどの耐熱材料で構成されており、燃料搬入口19からの燃料27と燃焼炉26を加熱するための燃焼炉用ヒータ28、燃焼炉26の周囲を覆う断熱材29で構成されている。
また、培養ユニット2には、図4に示す如く庫内温度検知手段11、庫内湿度検知手段12、庫内ガス濃度検知手段13、そして、庫内環境設定手段61からの信号を入力信号とする前述の培養制御手段20が設けられている。
培養制御手段20は、マイクロコンピュータを含む回路構成であり、各検知手段11、12、13と環境設定手段からの信号を演算、記憶、出力処理を行なう。また、培養制御手段20は、培養ユニット2に設けられた庫内温度、湿度を調整する冷却手段14、加熱手段15、庫内を攪拌するためのファン10、COガスの流入を調整する電磁弁17cの運転を制御する。これにより、培養空間6の環境を、研究者の考える培養環境に適した状態に作り出す。
さらに、CO供給ユニット3には、図3に示す如く燃焼炉ガス温度検知手段50、触媒温度検知手段51、生成ガス温度検知手段52からの信号を入力信号とするCO生成制御手段21が設けられている。
CO生成制御手段21は、培養制御手段20と同様にマイクロコンピュータを含む回路構成であり、各検知手段50、51、52からの入力信号を演算、記憶し、出力処理する。また、CO生成制御手段21からの出力部として、培養空間6もしくは大気から空気を導入するためのポンプ25、燃焼炉用ヒータ28、触媒用ヒータ33、予冷もしくは予加熱を行なう予冷手段32、電磁弁17a、17bを、設定値との状況により動作させる。これにより、培養空間6に供給するためのCOを発生させ、かつ供給を調整することが可能となる。
また、培養ユニット2とCO供給ユニット3は、連携して動作する必要があり、したがって、培養制御手段20、CO生成制御手段21も入出力を連携する必要があるため、前記両者間には相互の回線を接続する回線接続部22が設けられている。
さらに、培養ユニット2には、培養空間6を任意の環境に設定するための庫内環境調整手段61と、培養空間6の状態を把握するための庫内環境表示手段62が設けられている。
以上のように構成された培養装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、培養装置1の培養空間6内に、培養を目的とした細菌や組織などを培養容器8に設置している場合、培養中には、培養空間6の環境条件を調整する必要がある。特に人間や動物細胞などは厳密な培養環境が必要であり、その環境条件として、一般的には、温度が37℃前後、相対湿度が90%以上、CO濃度が5%で、無菌の状態が好ましいとされている。
そのため、培養空間6の温度調整とは別にCO濃度を調整しなければならない。COは大気中には、0.04%程度しか存在せず、何らかの方法でCOを供給しないとCO濃度が濃縮できない。そこで、高濃度のCOガスを培養空間6に充填する必要があり、CO供給ユニット3によりCOを生成し、培養空間6に供給する。
次に、COガスの培養空間6への供給制御について図3を中心に説明する。
まず、17bを開放し、同時もしくは略同時にポンプ25を駆動して空気導入口24から装置外の大気を取り込む操作を行う。大気からの空気に替えて電磁弁17aを開放し、培養空間6内の空気を取り込むようにしてもよい。このとき、埃などの不純物は、着脱可能なフィルタ44によって燃焼炉26に入らないように濾過され、燃焼炉26には、クリーンな空気が供給される。また、燃焼炉26には、燃料搬入口19により燃料27として固形炭素が投入される。
そこで、例えば電気ヒータなどの燃焼炉用ヒータ28により、燃焼炉26の温度を450℃〜650℃程度に加熱する。燃焼炉26は、タングステンなどの金属やセラミックなどの耐熱性材料を用いた容器で構成され、また、その外郭が、安全性、燃焼効率を向上させるためにガラスウールなどの断熱材29で覆われているため、燃焼炉26の中は非常に高温になる。これにより、大気などから導入された空気に含まれる酸素と燃焼の炭素が燃焼反応を起こし、COが生成される。
生成されたCOガスは、すすなどの不純物を除去するための着脱可能なフィルタ30を通り、さらに、燃焼炉26に設けた、不完全燃焼により生成されたCOをCOにするための、例えば白金や鉄などで構成されている触媒31を通過することにより、COをCOに還元する。このとき、触媒31は高温度が必要な場合もあり、その場合は触媒用ヒータ33によって加熱が付加される。
次に生成された比較的高温のCOガスは、冷却する必要がある。そのために、触媒31通過後の配管には、何らの方法で冷却する予冷部36もしくは予冷手段32を設けている。本実施の形態においては、例えば、ポンプ25を通過した燃焼前の配管部36aと触媒31通過後の配管部36bを密着させた熱交換作用を成す予冷部36を設けることにより、高温側と低温側を熱交換させることができる。これにより燃焼炉26へ流入する前の空気は予熱され、触媒31通過後の高温COガスは冷却される。
これにより、エネルギー効率が大幅に向上する。このとき、生成ガス流出口40の温度は、生成ガス温度検知手段52により逐次計測されており、この温度を基に必要に応じてペルチェ効果などを用いた予冷手段32により冷却あるいは加熱される。
以上の制御により、生成ガスを適温に調整することができる。
そして、培養空間6のCO濃度の状況により電磁弁17cを開閉動作することにより、培養空間6にCOガスを供給する。また、予冷部36もしくは予冷手段32で発生した結露水は、予冷部36、予冷手段32の下流側に設けた排水管41を介して排水口42より排水するため、管内で結露水がたまり、管路内を閉塞することを防止している。
また、燃焼炉26や触媒31、精製ガスが培養空間6に流れる温度は予め、使用者により庫内環境調整手段61により設定され、庫内環境表示手段62により確認できる。もし燃焼炉26が予め設定されていた温度、例えば700℃を越えたとき、燃焼炉ガス温度検知手段50により検知し、入力信号がCO2生成制御手段21に送られ演算し、例えば、燃焼炉用ヒータ28が停止、電磁弁17b(あるいは電磁弁17a)を閉にする。これらは、触媒温度検知手段51、生成ガス温度検知手段52からの信号によっても同様な制御が行なわれる。
なお、各要素を連結する配管部36a、36bおよび配管37、排水管41等については、銅や銀などの抗菌材料を塗布もしくは添加しておくことが望ましい。
また、燃焼炉26に投入される燃料27は、固形炭素としたが、エタノールなどの液体炭化水素でもよい。この場合、容器等で簡単に持ち運びでき、また、燃焼炉26に簡単に注入することができ、また、それにより燃料搬入口19を小さくできる。さらに、液体のため伝熱効率がよく、燃焼に対するエネルギー効率がよい。特に、燃焼炉26内部の液体を攪拌やバブリングすることにより、燃焼効率がさらに向上する。また、生成する水については排水管や吸湿材を用いることにより対応できる。
なお、予冷部36は、大気の空気の熱交換でもよい。この場合、ファンなどを用いることにより熱交換能力を調整することができる。
また、予冷部36は、燃焼後の配管を筐体に密着もしくは、貼り付けることにより筐体を使い大気と熱交換を行なってもよい。この場合、筐体全体を使い、熱交換できることにより簡単にかつ安価に生成ガスを冷却することができる。
以上のように、本実施の形態における培養装置は、培養ユニット2とCO供給ユニット3を別体にして、CO供給ユニット3において外気もしくは培養空間6から空気を取り込み、燃焼炉26において予め投入されている固形炭素と空気中の酸素を燃焼加熱し、燃焼反応によりCOガスを生成し、その生成ガスを、フィルタ30により不純物を取り除いた状態で高温ガス化し、さらにそのCOガスを冷却し、培養ユニット2内に設けた培養空間6に供給することにより、高圧のCOガスボンベが不要となり、埃の堆積によるコンタミレーションの防止を行い、省資源化、コンパクト化、設置自由度の増加をはかることができる。
なお、培養ユニット2とCO2供給ユニット3は、別体に限らず、一体化構成としてもよい。この場合、接続配管16が不要となり、配管接続不備に起因する漏れの可能性がなくなりまた、よりコンパクトにできる。また、各制御手段も一体化でき、COガス生成に要する電磁弁等の個数の削減もできる。
以上のように、本発明にかかる培養装置は、生物、化学などの理化学実験や再生医療などの基礎実験、臨床実験等に使用することができ、さらに家庭用としても貯蔵庫内における食品の発酵制御に利用することができる。
本発明の実施の形態1における培養装置の外観図 同実施の形態における培養装置の概略構成図 同実施の形態におけるCO供給ユニットのシステム構成図 同実施の形態における培養装置の制御ブロック図
符号の説明
1 培養装置
2 培養ユニット
3 CO供給ユニット
4 筐体
5 扉
6 培養空間
11 庫内温度検知手段
12 庫内湿度検知手段
13 ガス濃度検知手段
14 冷却手段
15 加熱手段
16 接続配管
17a 電磁弁
17b 電磁弁
17c 電磁弁
18 運転表示手段
19 燃料搬入口
20 培養制御手段
21 CO生成制御手段
24 空気導入口
25 ポンプ
26 燃焼炉
27 燃料
28 燃焼炉用ヒータ
29 断熱材
30 フィルタ
31 触媒
32 予冷手段
33 触媒用ヒータ
36 予冷部
37 配管
40 生成ガス流出口
41 排水管
42 排水口
44 フィルタ
50 燃焼炉ガス温度検知手段
51 触媒温度検知手段
52 生成ガス温度検知手段
61 庫内環境調整手段
62 庫内環境表示手段

Claims (23)

  1. 内部に培養空間を備えた筐体と、前記培養空間の環境をコントロールする環境創出手段と、前記環境創出手段の動作を制御する制御手段より培養ユニットを構成し、さらに前記培養空間へCOガスを供給するCOガス発生部と、前記COガス生成量、あるいは前記培養空間内の温度などを制御する手段によりCO供給ユニットを構成し、前記培養ユニットおよびCO供給ユニットを連結した培養装置。
  2. 前記CO供給ユニットを、前記培養ユニットと別体とし、配管を介して両者を連結した請求項1に記載の培養装置。
  3. 前記CO供給ユニットを、前記培養ユニットと一体的に組付けた請求項1に記載の培養装置。
  4. 前記CO供給ユニットを、空気を利用して生成するようにした請求項1から3のいずれか一項に記載の培養装置。
  5. 前記CO供給ユニットを、空気導入口と、ポンプと、CO発生部と、ガス庫内流入口と、それらを連結する配管と、CO生成量を調整する制御手段より構成し、前記CO発生部を、燃焼によりCOを発生させるようにした請求項1から4のいずれか一項に記載の培養装置。
  6. 前記CO供給ユニットの空気導入口を、大気または培養空間内空気を切り換え、使用空気を選択し、さらに、導入空気の流量調整ができるようにした請求項1から5のいずれか一項に記載の培養装置。
  7. 前記CO供給ユニットの空気導入口に、埃を除去するフィルタを着脱可能に設置した請求項1から6のいずれか一項に記載の培養装置。
  8. 前記CO供給ユニットのCOガス発生部を、流入口と、燃焼炉と、流出口と、フィルタと、触媒と、予冷手段と、それらを連結する配管より構成し、COガス発生のための燃料に固形炭素を用いた請求項1から7のいずれか一項に記載の培養装置。
  9. 前記CO供給ユニットのCOガス発生部を、流入口と、燃焼炉と、流出口と、フィルタと、触媒と、予冷手段と、それらを連結する配管より構成し、前記CO発生のための燃料に、エタノールなどの液化炭化水素を用いた請求項1から7のいずれか一項に記載の培養装置。
  10. 前記燃料を、容器に追加もしくは交換可能に設けた請求項8または9に記載の培養装置。
  11. 前記燃焼炉を、加熱手段と、燃料と、容器と、前記容器に構成された燃料搬入口と、安全装置より構成し、さらに前記加熱手段に電気ヒータを用いた請求項1から10のいずれか一項に記載の培養装置。
  12. 前記燃焼炉の容器を、耐熱材料で構成した請求項8から11のいずれか一項に記載の培養装置。
  13. 前記容器を構成している耐熱材料の周囲を、断熱材料にて覆った請求項10から12のいずれか一項に記載の培養装置。
  14. 前記燃焼炉の安全装置として、温度検知手段と、前記温度検知手段による検出信号によって前記ポンプや電気ヒータなどを制御する制御手段より構成した請求項8から13のいずれか一項に記載の培養装置。
  15. 前記CO発生部のフィルタを、着脱可能に設けた請求項8から14のいずれか一項に記載の培養装置。
  16. 前記CO発生部の予冷部を、前記空気導入口から燃焼炉までの配管と熱交換する構成とした請求項8から15のいずれか一項に記載の培養装置。
  17. 前記CO発生部の予冷部を、大気から空気を導入して熱交換する構成とした請求項8から16のいずれか一項に記載の培養装置。
  18. 前記CO発生部の予冷部を、前記配管を前記筐体に密着させ、筐体を利用して放熱させる構成とした請求項8から17のいずれか一項に記載の培養装置。
  19. 前記CO発生部の温度調節手段に、ペルチェ素子を用いた請求項14から18のいずれか一項に記載の培養装置。
  20. 前記CO供給ユニットのガス庫内流入口に、温度検知手段を設置した請求項1から19のいずれか一項に記載の培養装置。
  21. 前記ガス庫内流入口に設置されている温度検知手段が予め定められた所定温度以下を検知した場合、前記温度調節手段のペルチェ素子にて流入ガスを加温するようにした請求項19または20に記載の培養装置。
  22. 前記各部品を連結する配管の一部もしくは全体に抗菌材料を塗布もしくは添加した請求項1から21のいずれか一項に記載の培養装置。
  23. 前記予冷部および予冷手段の近傍配管経路に、管内で生成された水を排水するための経路および排水口を設けた請求項8から22のいずれか一項に記載の培養装置。
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