JPWO2012124265A1 - スケジュール提示装置 - Google Patents

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Abstract

検査の実施時間と検査を行う検査室とを含む検査スケジュール情報をユーザに提示するスケジュール提示装置100において、検査情報処理部110は、検査情報を処理する。検査情報記憶部104は、検査情報を格納する。画面生成部130は、未割当検査表示領域とスケジュール表示領域とを含む検査スケジュール画面を生成する。検査情報処理部110は、検査情報から、実施時間または検査室が割り当てられていない検査の情報である未割り当て検査情報を抽出し、検査情報から、実施時間および検査室が割り当てられている検査の情報である割り当て済み検査情報を抽出する。画面生成部130は、未割り当て検査情報を未割当検査表示領域に表示するためのデータを生成し、割り当て済み検査情報を、スケジュール表示領域に表示するためのデータを生成する。

Description

本発明は、スケジュール提示装置に関し、特に、検査等の医療行為が行われる設備のスケジュールを管理するための装置に関する。
病院などの医療施設では、医療機器や設備、および人的資源を有効に活用し、また、被検者の待ち時間を短縮するために、効率的なスケジュール管理が必要とされる。
従来、各医療行為に対して、機器、部屋などの設備、検査技師などの医療スタッフ、被検者等の割り振りを決定し、スケジュール管理を支援するための技術が提案されている。
特許文献1には、検査のキャンセルの入力を受け付けて、発生したキャンセル枠に対して、依頼を受け付けた飛び込み検査について実施の可否や実施順番を判定し、依頼元や検査室のクライアントに、飛び込み検査情報を通知する検査管理システムが示されている。
また、特許文献2には、検査を行う放射線技師と、撮影室又はモダリティと、日付とを関連づけたスケジュール情報を表示させることができるスケジュール管理システムが示されている。この管理システムにおいては、技師の職種、専門性、習熟度等を参照して、撮影室のモダリティや撮影室毎の被験者数等に応じた技師が割り当てられる。
また、特許文献3には、各検査室で最も処理能力が高いと見積もられる検査技師を決定し、各検査室について決定した検査技師を表示装置を通じて操作者に提示する担当技師決定装置が示されている。この担当技師決定装置は、生体検査の予約がある全ての検査室について、それぞれの検査室で行われる予定の生体検査の各種類の予定回数と、生体検査の各種類についての各検査技師の技量値とに基づいて、検査技師を決定する。
また、特許文献4には、手術オーダ情報等を取得し、手術予定時間および実施時間を図形により表示する手術予定表示システムが示されている。
また、特許文献5には、医療機器の設置場所等を管理するために、ME機器ごとに管理部門や設置場所等の情報を含むカルテを作成して管理するME機器管理システムが示されている。このシステムは、設置されるME機器を病室単位で表示する機能を備える。
また、特許文献6には、入院患者にベッドを割り当てる際に、入院患者受付端末機において、指定されたベッド配置図を表示させる入力ガイド方法および装置が示されている。
また、特許文献7には、介護保険の認定スケジュールを作成するためのシステムにおいて、申請者の認定通知日に基づいて、審査会日程テーブルを参照し、審査会を割り当てることが示されている。
特開2006−338567号公報 特開2004−157877号公報 特開2008−250502号公報 特開2007−122174号公報 特開平11−154195号公報 特開平9−153097号公報 特開平11−282922号公報
病院などの医療機関において検査の予約をする際に医師などの医療スタッフから出される検査のオーダにおいては、検査日のみ指定されることもあり、また、検査時間まで指定されることもある。
検査時間が指定される場合であっても、予約の段階で細かい時間や検査の順序までは決めず、1日を複数の時間帯に区切って、時間帯ごとに実施可能な数の検査予約を入れるといった運用がなされる施設も多い。
また、同種の検査機器や検査室が複数ある場合、予約の段階で使用する検査機器や検査室まで指定することは少ない。
したがって、各検査を実施する検査室や実際の検査時間については、別途スケジューリングが必要となる。たいてい、検査予約が出揃った検査前日の夜や、当日の朝などに、各検査に検査室および検査時間が割り振られることになる。
検査スケジュール作成の際に考慮すべき事項は多岐にわたり、熟練した担当者でも、スケジュール作成の際、様々な条件を同時に把握して、スケジュールを作成することは容易ではない。
また、一旦、スケジュールを作成した後も、変更や調整が必要になることが多い。
一つの理由として、事前に検査スケジュールを作成する時点では、標準的な検査時間(以下、「標準検査所要時間」ともいう)や、標準的な検査と検査の間の時間間隔などを仮定して検査スケジュールが組まれるが、これらはあくまで平均値でしかなく、実際には、個別の症状や状況に応じて変化することがある。
例えば、検査中に病変が疑われる個所が見られたため、予定より時間をかけて検査する場合もあり、また、簡単な処置をする予定でいたが、診断の結果、不要と判断されて、検査時間が短くなる場合もある。
さらに、急患のために飛び込みで検査や、被検者の容態の変化による突発的なキャンセルも発生する場合もある。また、医療機器や検査室のトラブルのため、使用可能な検査室の数が変わる場合もある。
このような状況に対応するため、検査スケジュール変更の必要性をできるだけ早期に検知し、検査スケジュールを早期に変更することが必要となる。
したがって、検査のスケジュールに加えて、検査のキャンセル状況や、緊急で発生した検査オーダ、各検査の進捗状況など、時々刻々変化する各検査の状況を、適切なタイミングでスケジュール管理者に提示するための仕組みが求められている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、検査スケジュールの効率的な管理を支援するシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のスケジュール提示装置は、検査の実施時間と検査を行う検査室とを含む検査スケジュール情報をユーザに提示するスケジュール提示装置であって、検査情報を処理する検査情報処理部と、検査情報を格納する検査情報記憶部と、未割当検査表示領域とスケジュール表示領域とを含む検査スケジュール画面を生成する画面生成部と、を備える。検査情報処理部は、検査情報から、実施時間または検査室が割り当てられていない検査の情報である未割り当て検査情報を抽出する未割当検査抽出部と、検査情報から、実施時間および検査室が割り当てられている検査の情報である割り当て済み検査情報を抽出する割当済検査抽出部と、を備える。画面生成部は、未割当検査抽出部が抽出した未割り当て検査情報を未割当検査表示領域に表示するためのデータを生成する未割当表示生成部と、割当済検査抽出部が抽出した割り当て済み検査情報を、スケジュール表示領域に表示するためのデータを生成するスケジュール表示生成部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、実施例の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記憶媒体、データ構造などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、検査スケジュールを効率的に管理するためのスケジュール提示装置を提供することができる。
実施の形態にかかるスケジュール提示装置を含む医療業務支援システムの構成を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の検査情報記憶部に格納される検査情報テーブルの例を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の画面生成部が生成し、表示装置に表示される検査スケジュール画面の例を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の画面生成部が生成し、表示装置に表示される画面の別の例である検査スケジュール画面を示す図である。 ユーザが、図4の検査スケジュール画面において、スケジュール表示領域に表示される一の検査を示す図形の下辺を下向きにドラッグした状態を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の検査情報処理部の構成を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の画面生成部の構成を示す図である。 図1のスケジュール提示装置の画面生成部が生成し、表示装置に表示される検査スケジュール画面であって、時間が割り当てられていない検査が検査情報に含まれていない場合の画面の例を示す図である。 図3の検査スケジュール画面において、ユーザが、一の検査を指定したときに、表示されるヒント表示の例を示す図である。 図4に示す検査スケジュール画面において、ユーザが、一の未割り当て検査を指し示したときに、表示される検査枠図形の例を示す図である。 自動割り当て処理を行うとき、どの未割り当ての検査に、検査室や検査時間を割り当てるのか指定する指定条件をユーザが入力するための画面を示す図である。 図1のスケジュール提示装置において、ユーザが、未割り当て検査の一つを、割り当て可能な検査室および時間に割り当てる際の手順を示すフローチャートである。
はじめに、本実施例の概要を説明する。
本実施例にかかるスケジュール提示装置は、各検査について、検査の実施時間や検査を実施する検査室を定めた検査スケジュールを、直感的に把握しやすい形式で画面に表示し、検査管理担当者などのユーザに提示する。なお、本明細書において、「検査実施時間」とは、検査開始時刻、検査の開始時刻および検査の所要時間、または、検査開始時刻および検査終了時刻をいう。
本実施例にかかるスケジュール提示装置は、さらに、検査当日に連絡を受けた検査のキャンセルや、検査の進行状況、検査を受ける被検者の来院状況などを、検査スケジュール画面に随時反映させる。また、緊急に入った検査オーダなど、検査室や時間が割り当てられていない未割り当て検査にも、同じ画面中に表示させる。
検査スケジュール担当者等のユーザは、本スケジュール提示装置が表示させる検査スケジュール画面を確認し、未割り当ての検査を、空いている検査室に割り当てるなど、最新の状況を考慮して、スケジュールを随時変更する。
この際、本実施例にかかるスケジュール提示装置は、未割り当ての検査について、割り当て可能な検査室や時間帯を強調表示するなど、ユーザのスケジュール変更を支援するための情報を提示し、また、ユーザが簡単な操作でスケジュール変更を行うことを可能とする。
また、本実施例にかかるスケジュール提示装置は、ユーザが指定した条件にしたがって、一件または複数の未割り当ての検査を自動で空いている検査室および時間帯に割り当てることもできる。
以下、図面を参照して、本実施例にかかるスケジュール提示装置100の構成について詳細に説明する。
図1は、本実施例にかかるスケジュール提示装置100を含む医療業務支援システム10の構成を示す図である。
医療業務支援システム10は、医療施設内に構築され、被検者に対して行うべき検査などの医療行為に関する情報である医療情報を管理する医療情報管理サーバ20と、検査スケジュール情報をスケジュール管理担当者に提示するスケジュール提示装置100とを備える。
なお、本明細書において、「検査スケジュール情報」とは、検査などの各医療行為について、その医療行為が行われる設備や、その医療行為の実施時間等を対応させた情報をいう。
医療情報管理サーバ20とスケジュール提示装置100とは、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、インターネットなどのネットワーク30により、通信可能に接続される。
医療情報管理サーバ20は、医療施設の各診療部門のシステム(図示せず)において発行されるオーダ情報をデータベース化して管理する。オーダ情報は、医師や看護師などの医療スタッフにより発行される医療業務の内容を特定する情報である。
医療情報管理サーバ20は、医療情報のうち、医師により発行された検査オーダを格納する検査オーダ記憶部22と、ネットワークを介して他のサーバ、システム、クライアント端末等とデータを送受信する通信部24とを備える。
検査オーダ記憶部22に格納される検査オーダは、例えば、各検査を一意に識別する検査ID、検査を行う予定の日時を示す検査日時、検査を受ける被検者を一意に識別する被検者ID、検査の種類を示す検査種別、指定医、被検者が入院患者であるか外来者であるかを示す被検者種別、被検者が感染症を有する場合の感染症情報等の項目を含む。
検査オーダ項目に含まれる「指定医」とは、被検者が特に検査担当医師や技師などの検査を実施する医療スタッフを希望する場合や、検査種別によって、検査を行うことができる医療スタッフが限られる場合に指定される医療スタッフを示す項目である。
また、検査オーダ項目に含まれる検査日時としては、検査予定日のみ指定される場合もあり、検査時間まで指定される場合もある。
スケジュール提示装置100は、操作部40、および、表示装置50に接続される。
操作部40は、検査スケジュール管理担当者などのユーザが、キーボード、タッチペン、タッチパネル等の手入力や、マイク等による音声入力、光学的手段、電磁的手段による入力等により、スケジュール提示装置100に対する指示を入力することができるように構成される。
表示装置50は、スケジュール提示装置100が生成した検査スケジュール情報を、検査スケジュール管理担当者、検査担当医師、被検者などのユーザに提示するためのディスプレイ等により構成される。
操作部40、および、表示装置50は、スケジュール提示装置100の一部として構成されてもよい。
また、操作部40と表示装置50とは、タッチディスプレイなどのユーザインタフェイスとして、一体に形成されてもよい。
図1においては、それぞれ一の操作部40と表示装置50が示されているが、これらは複数備えられてもよい。例えば、検査スケジュール管理担当者用にナースステーションや受付に操作部40および表示装置50が設置される他に、各検査室に操作部40および表示装置50が設置されてもよい。これにより、検査技師や医師などが、各検査室の検査の状況を確認しつつ、自らの予定に合わせて検査予定を作成したり、変更することができる。
また、被検者が自ら検査予定を確認できるように、待合室に表示装置50が設置されてもよい。
表示装置50は、検査待ち時間に被検者が検査部門の外部に出る場合に被検者に貸し出すPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末として構成されてもよい。
これにより、被検者は、検査の進捗状況やスケジュールの変更などを自ら確認することができるため、時間を有効に使うことができ、待ち時間に感じるストレスが軽減される。 また、看護師などの医療スタッフは、検査予定に遅れが生じているような場合に、待ち時間について問い合わせる被検者の対応に追われて、自らの業務に支障をきたすといった事態を避けることができる。
スケジュール提示装置100は、医療情報管理サーバ20等とデータを送受信する通信部102、検査情報を格納する検査情報記憶部104、検査のスケジュール作成を支援するために検査情報を処理する検査情報処理部110、検査情報をユーザに提示するための検査スケジュール画面を生成する画面生成部130、操作部40を介したユーザの指示入力を受け付け、検査情報処理部110が処理すべき内容を指定する指示部150、および、検査の進捗情報や被検者の到着情報などを取得し、検査情報を更新するステータス更新部160を備える。
ここで、検査情報とは、検査オーダ情報と、検査の実際の進捗状況や被検者の来院状況などのステータス情報と、各検査の検査スケジュール情報とを含む情報をいう。
図2は、検査情報記憶部104に格納される検査情報テーブル170の例を示す図である。検査情報テーブル170は、検査ID欄172、被検者ID欄174、被検者名欄176、検査種別欄178、指定医欄180、病棟/外来欄182、感染症欄184、検査開始予定時刻欄186、検査終了予定時刻欄187、検査室欄188、検査状況欄190、および、到着/未到着欄192を備える。
これらのうち、検査ID欄172、被検者ID欄174、被検者名欄176、検査種別欄178、指定医欄180、病棟/外来欄182、感染症欄184には、スケジュール提示装置100の通信部102および、医療情報管理サーバ20の通信部24を介して、検査オーダ記憶部22から取得された検査オーダ情報が記述される。
具体的には、検査ID欄172には、各検査を一意に識別する検査識別情報が記述される。被検者ID欄174には、各被検者を一意に識別する被検者識別情報が記述される。被検者名欄176には、被検者の名前が記述される。検査種別欄178には、その検査の種類が記述される。指定医欄180には、検査オーダ項目に関して前述したように、指定された医療スタッフの名前が記述される。病棟/外来欄182には、被検者が外来で検査を受ける場合には、「外来」と、被検者が入院中の場合には入院している病棟やフロアなど、入院している病室のある部門が記述される。感染症欄184には、被検者が感染症を罹患している場合に、その感染症が記述される。
検査開始予定時刻欄186には、検査オーダに検査の予約時間が含まれている場合、その予約時間が初期値として記述される。そして、検査情報処理部110によって、検査に検査開始予定時刻が割り当てられた場合には、その時刻が検査開始予定時刻欄186に記述される。検査終了予定時刻欄187には、検査開始予定時刻に、検査所要予定時間を加算することで算出される検査終了予定時刻が記述される。
ここで、検査所要予定時間とは、各検査の実施に要すると予想される時間であり、検査オーダにおいて指定されている場合は、その値が用いられる。検査オーダで指定されていない場合は、例えば、各検査種別と、標準的な検査所要時間と関連づけて格納する検査所用時間記憶部(図示せず)から、読み出した値が用いられる。
検査室欄188には、各検査に割り当てられた検査室の検査室識別情報が記述される。
本明細書において、各検査についての検査開始予定時刻、検査終了予定時刻、および割り当てられた検査室の情報を「スケジュール情報」ともいう。
検査状況欄190には、ステータス更新部160が取得した各検査室における検査の進捗状況が記述される。また、到着/未到着欄192には、ステータス更新部160が取得した被検者の到着状況が記述される。
本明細書において、検査の進捗状況および被検者の到着状況等の情報を「ステータス情報」ともいう。
図3は、画面生成部130が生成し、表示装置50に表示される検査スケジュール画面200の例を示す。検査スケジュール画面200は、スケジュール表示領域202と、未割当検査表示領域204とを含む。図3のスケジュール表示領域202においては、各検査室を表す矩形がマトリクス状に並べられ、それぞれの検査室を表す矩形の中に、検査室に割り当てられている検査を表示する予定検査表示枠が三つ設けられ、その検査室で実施する予定の検査、または、実施中の検査のうち、最先の三件の検査情報がそれぞれ示されている。
そして、各検査室について、検査中の検査を含めて、その検査室に割り当てられている検査数を、「残8」「残2」などの表示により示している。
図3においては、各検査室について予定検査表示枠を三つずつ設けた例を示しているが、各検査室について、表示する予定検査表示枠の個数である予定検査表示枠数は、各医療施設によって、検査室数や、表示画面の大きさ、検査や検査のスケジュールを管理する医療スタッフの要望等により、適宜、設定可能としてよい。
また、検査室によって異なる予定検査表示枠数を設定可能として、検査室ごとに異なる数の予定検査表示枠を表示可能な構成としてもよい。
例えば、各検査室で行われる検査種別などにより、各検査室の標準検査所用時間が異なる場合、標準検査所用時間が平均より短い検査室の予定検査表示枠数を、標準検査所用時間が平均より長い検査室の予定検査表示枠数よりも、多く設定してもよい。
これにより、各検査室の事情に応じた数の予定検査表示枠を表示させることができ、複数の検査室のスケジュールを直感的に把握しやすい画面をユーザに提示することが可能となる。
また、図3の例においては、各検査室の三つの予定検査表示枠のうち、最先の検査を表示する予定検査表示枠を、他の二つの予定検査表示枠より大きく表示させ、検査情報の項目数も、他の二つの予定検査表示枠の検査の情報よりも多く表示させている。
これにより、画面の限られたスペース内において、より多くの情報が必要な最先の検査について、より多くの情報を表示させることができる。
予定検査表示枠の大きさ、表示させる検査項目等は、その施設の検査室数や、表示画面の大きさ、検査や検査のスケジュールを管理する医療スタッフの要望等により、適宜設定可能としてよい。これにより、各施設の事情を考慮した形式で、画面の限られたスペース内により多くの情報を表示させることができる。
各検査室を表す図形は、円形、多角形等などの矩形以外の図形であってもよく、実際の検査室の形を反映させた図形であってもよい。また、各検査室を示す図形の画面上での配列もマトリクス状の配置に限られず、例えば実際の検査室の配置を反映させた並べ方としてもよい。
これにより、スケジュール管理者に、直感的にわかりやすい形で各検査室を表示することができ、検査室を取り違えてスケジュールを作成してしまうといったミスを低減することができる。
検査情報は、マークを用いて表示させてもよい。例えば、図3の例では、「被検者到着」「被検者未到着」「検査中」「検査終了」などのステータス情報を、それぞれ「到」、「未」、「検査」、「済」などの漢字一文字を円で囲ったマークで表示している。
また、検査情報を、各検査を示す各図形の色で表してもよく、検査を示す各図形の色とマークやテキスト表示の組み合わせにより、表示してもよい。
これにより、画面の限られたスペース内により多くの情報を、直感的にわかりやすい形で提示することができる。
未割当検査表示領域204には、時間や検査を実施する検査室が割り当てられていない検査の検査情報が表示される。
図4は、画面生成部130が生成し、表示装置50に表示される画面の別の例である検査スケジュール画面210を示す。検査スケジュール画面210は、未割当検査表示領域とスケジュール表示領域216とを含み、未割当検査表示領域は、時間が割り当てられていない検査情報が表示される時間未定欄212と、検査室が割り当てられていない検査情報を表す検査室未定欄214とを含む。図4の画面例においては、時間未定欄212と検査室未定欄214が共通部分を有し、その共通部分に、時間および検査室のいずれも割り当てられていない検査の検査情報が表示されている。
図4のスケジュール表示領域216は、時刻を縦軸とし、検査室を横軸とする二次元マトリクス状に構成される。そして、横軸が示す時間と縦軸が示す検査室によって特定される位置に、その時間および検査室に割り当てられた検査を示す矩形の図形が配置される
検査を示す各図形の時間軸方向の長さは、検査の予定所用時間を反映させるように決定される。図4においては、各検査を示す矩形の情報各軸方向の辺の長さが、予定所要時間に比例するように矩形の大きさが定められている。
各検査を表す図形は、矩形に限られず、だ円形、多角形等、他の図形であってもよい。
検査を表す各図形の中には、その検査について、検査ID、被検者名、検査種別等の検査情報が表示される。各検査を示す図形中に表示させる検査情報の項目は、その施設の検査室数や、表示画面の大きさ、検査や検査のスケジュールを管理する医療スタッフの要望等により、適宜、設定可能としてよい。
また、図4においては、色の代わりに斜線で示しているが、検査を示す各図形の色を変えることにより、検査の進捗状況や被検者の到着状況等のステータス情報を表示させてもいる。
このように、ステータス情報等の検査情報は、マーク、色、またはこれらの組み合わせにより、表示されてもよい。
これにより、画面の限られたスペース内により多くの情報を、直感的にわかりやすい形で提示することができる。
画面生成部130は、図3と図4に示した検査スケジュール画面を両方生成してもよい。この場合、表示装置50において、2種類の画面を切り替え表示可能としてもよく、また、表示装置50が複数ある場合には、画面生成部130から、各表示装置の性質に応じてあらかじめ定めたいずれかの検査スケジュール画面のみを、それぞれ送信することとしてもよい。
これにより、検査を実施する医療スタッフ、スケジュール管理担当者、被検者など、検査スケジュール確認する際に着目するポイントが異なる複数のユーザに対して、ぞれぞれ、直感的にわかりやすい表示形式にて検査情報を提示することができる。
図1に戻る。
指示部150は、検査指定部152、スケジュール枠指定部154、および、変更指定部156を備える。
指示部150の検査指定部152は、ユーザが、画面上に表示された検査のひとつを、マウスなどの操作部40を介して、カーソルなどのポインタで指し示したとき、その検査の検査IDを特定し、その検査IDを指定して、検査情報処理部110に割り当て処理などの指示を送る。
例えば、図3の未割当検査表示領域204において、ユーザが、いずれかの行を指し示したとき、検査指定部152は、その行の示す検査の検査IDを特定する。
また、ユーザが、図3のスケジュール表示領域202において、検査情報が表示されている予定検査表示枠のいずれかを指し示したとき、検査指定部152は、その予定検査表示枠に割り当てられている検査の検査IDを特定する。
また、ユーザが、図4の時間未定欄212または検査室未定欄214に表示されている未割り当て検査のいずれかを指し示したとき、検査指定部152は、その検査の検査IDを特定する。
また、ユーザが、図4のスケジュール表示領域216に表示される検査を示す図形の一つを指し示したとき、検査指定部152は、その図形の示す検査の検査IDを特定する。
そして、検査指定部152は、特定した検査IDを、検査情報処理部110に受け渡す。
指示部150のスケジュール枠指定部154は、ユーザがマウスなどの操作部40を介して、画面上に表示されスケジュール表示領域の一部をカーソルなどのポインタで指し示したとき、指し示されたスケジュール表示領域の一部の示す時刻や検査室を特定し、特定した時刻および検査室を指定して、検査情報処理部110に割り当て処理などの指示を送る。
例えば、ユーザが、図3のスケジュール表示領域202において、検査情報が表示されている予定検査表示枠のいずれかを指し示したとき、スケジュール枠指定部154は、その予定検査表示枠の示す検査室、および、その検査表示枠に割り当てられている検査の検査開始予定時刻や検査終了予定時刻を特定する。
ユーザが、図3のスケジュール表示領域202において、検査情報が表示されていない予定検査表示枠のいずれかを指し示したときには、スケジュール枠指定部154は、あらかじめ定められた時刻特定方法により、時刻を特定する。
例えば、ユーザが指し示した予定検査表示枠の上の枠、すなわち時間的に前の枠に検査が割り当てられているときには、割り当てられている検査の終了予定時刻に所定の検査間標準時間を加算した時刻を、ユーザが指示した検査開始予定時刻として特定し、特定した検査開始予定時刻に、検査所要時間を加算した時刻を、検査終了予定時刻として特定してもよい。
ここで、所定の検査間標準時間とは、一の検査の終了予定時刻から、次の検査の開始予定時刻までに、空けておくことが推奨される標準的な時間である。すなわち、機器の片付けや次の検査の準備に要する時間、あるいは前の検査が長引いたときの保険として空けておくべき時間であり、医療施設ごとに、所望の値を設定可能としてもよい。
また、ユーザが、図4のスケジュール表示領域216を構成するマス目の一つを指し示したとき、スケジュール枠指定部154は、そのマス目の位置において、横軸が示す時刻と縦軸が示す検査室とを特定する。
時間を特定するにあたって、スケジュール枠指定部154は、あらかじめ定められた、スケジュール表示領域216上のマス目と時刻とを関連づける時刻特定方法にしたがって、時刻を特定する。
例えば、ユーザが指し示したマス目の示す時刻は、検査開始予定時刻として特定されてもよく、検査終了予定時刻として特定されてもよい。
あるいは、ユーザが指し示したマス目の示す時刻から、検査所要時間の半分を差し引いた時刻を検査開始予定時刻とし、ユーザが指し示したマス目の示す時刻に、予定検査所要時間の半分を加算した時刻を検査終了予定時刻として特定してもよい。
時刻特定方法は、ユーザの操作により、時刻特定方法を選択可能な構成としてもよい。
例えば、ユーザが、マウスの右クリックなどの操作によって指示したとき、スケジュール枠指定部154は、時刻特定方法を選択入力可能なウィンドウを表示させることを指示し、ユーザの選択入力を受け付けることで、時刻特定方法を決定してもよい。
スケジュール枠指定部154は、検査情報処理部110に割り当て処理などの指示を送る際に、特定した時刻や検査室を指定して受け渡す。
変更指定部156は、ユーザが、マウスなどの操作部40を介して、画面上で検査を示す図形を変形させることを指示したとき、その変形後の図形が示す時刻や検査室を特定し、変更後の時刻や検査室を指定して、検査情報処理部110に検査情報を変更するよう指示を送る。
例えば、ユーザが、図4の検査スケジュール画面210において、スケジュール表示領域216の検査室3に割り当てられている検査ID56788の検査を示す矩形の下辺を指し示し、時間軸に沿ってドラッグした場合、変更指定部156は、スケジュール表示領域216においてドラッグの終着点の示す時刻を、終了予定時刻として特定する。
そして、変更指定部156は、検査情報処理部110に、特定した終了予定時刻を指定して、検査ID56788の検査の検査終了時刻変更を通知する。
検査情報処理部110は、変更指定部156からの通知を受けて、検査情報を変更して検査情報記憶部104に格納する。
画面生成部130は、検査情報処理部110によって更新された変更後の検査情報を反映させて、検査スケジュール画面210を生成する。
図5は、ユーザがポインタ218で、検査スケジュール画面210において、検査室3に割り当てられている検査ID56788の検査を示す矩形の下辺を指し示し、時間軸に沿って、後の方にドラッグした場合の検査スケジュール画面210を示す図である。
ユーザの操作により、図5に示すように、検査スケジュール画面210において、検査ID56788の検査を示す矩形が変形するとともに、検査情報記憶部104に格納される検査ID56788の検査情報の終了予定時刻が、変更される。
図5においては、ユーザが、図4の検査スケジュール画面210において、スケジュール表示領域216の検査室3に割り当てられている検査ID56788の検査を示す矩形の下辺を指し示してドラッグ操作する例を示したが、同様にして、検査を示す矩形の上辺についてドラッグ操作する場合も、同様に処理される。
すなわち、変更指定部156は、スケジュール表示領域216においてドラッグの終着点の示す時刻を、検査開始予定時刻として特定する。そして、変更指定部156は、検査情報処理部110に、特定した検査開始予定時刻を指定して、検査ID56788の検査開始予定時刻が変更されたことを通知する。そして、検査情報処理部110は、変更指定部156からの通知を受けて、検査情報を変更して検査情報記憶部104に格納し、画面生成部130は、検査情報処理部110によって更新された変更後の検査情報を反映させて、検査スケジュール画面210を生成する。
また、変更指定部156は、ユーザが、例えば、画面上で検査を示す図形を他の場所に移動させる等の操作により、検査に割り当てられた検査室や検査時間の変更を指示したときに、変更受付の可否を判定し、受付可能と判定したときには、検査情報処理部110に検査室や検査時間の変更を指示する。
具体的には、変更指定部156は、ユーザが指し示した図形や区画が示す検査IDを特定し、検査情報記憶部104から、その検査の進捗状況を読み出す。そして、検査の進捗状況が「検査中」や「検査済」でないときには、変更指示受付可能と判定する。この場合、変更指定部156は、さらに、ユーザが、画面上でその図形の移動させる等の操作により指定した時刻や検査室を特定し、検査時刻や検査室の変更指示を検査情報処理部110に送る。
一方、読み出した検査の進捗状況が「検査中」や「検査済」であるときには、変更指定部156は、変更指示受付不可と判定し、画面生成部130の不可表示生成部138(後述)に通知する。なお、読み出した検査の進捗状況が「検査中」であっても、検査時間の変更のみである場合には、変更指示を受け付ける設定としてもよい。
以降の、検査情報処理部110による割当処理や、不可表示生成部138による、変更が許可されないことを示す不可表示の生成処理は、未割り当ての検査に検査室や時間を割り当てる際の処理(後述)と同様である。
これにより、ユーザは、直感的にわかりやすい操作で、容易にスケジュールの変更を指示することができる。
図1に戻る。ステータス更新部160は、検査の進捗情報を取得し、検査情報を更新する検査状況更新部162と、被検者の到着情報を取得し、検査情報を更新する受付状況更新部164とを備える。
検査状況更新部162は、各検査室に設置された検査用器機(図示せず)から、各検査について、「未着手」「検査中」「検査終了」などの検査の進捗状態を示す検査状況を通信部102を介して取得し、取得した検査状況を検査情報テーブル170の検査状況欄190に格納する。
検査の進捗状況は、ステータス更新部160が、各検査用機器に一定時間間隔で問い合わせを送ることで取得してもよく、検査用機器から、検査開始されたタイミング、検査が終了したタイミングなどで、通知を受けることにより、取得してもよい。
受付状況更新部164は、検査部門の受付などに設置された入力端末(図示せず)から入力された、各被検者についての受付情報を通信部102を介して取得する。
被検者の受付情報は、例えば、被検者が自ら自動受付機に診察券を読み取らせることにより入力され、あるいは、受付スタッフが、被検者が受付に出した診察券を確認して、受付用端末のキーボード等の操作部を操作することにより入力される。
受付状況更新部164は、受付用端末等に、一定時間間隔で問い合わせを送ることで、受付情報を取得してもよく、受付用端末等から、被検者が受付が入力されたタイミングで通知を受けることにより、受付情報を取得してもよい。
そして、受付状況更新部164は、取得した受付情報に基づいて、被検者の到着状況を検査情報テーブル170に格納する。図2に示した検査情報テーブル170においては、受付済みの場合を「到着済」、受付がまだ済んでいない場合を「未到着」として、検査情報テーブル170の到着/未到着欄192に記述した例を示している。
このように、ステータス更新部160が、各検査のステータス情報を随時更新し、画面生成部130が変更を反映させた画面を生成して表示装置50に表示させることにより、スケジュール管理担当者は、ほぼリアルタイムで検査の進捗状況や被検者の到着状況などを確認することができる。よって、検査スケジュール変更の必要性を早期に検知し、検査スケジュールを流動的に変更することが可能となり、検査施設や人的資源などのリソースを効率的に活用することができる。
以下、図6および図7を参照して、図1のスケジュール提示装置100の検査情報処理部110および画面生成部130の構成を説明する。
図6は、図1のスケジュール提示装置100の検査情報処理部110の構成を示す図である。検査情報処理部110は、各検査に検査時間および検査室を割り当てる割当部112、変更指定部156の指定にもとづいて、検査に割り当てられた時間や検査室を変更して検査情報記憶部104に格納する時間変更部114、指定された検査を、指定された時間および検査室に割り当てることが可能であるか判定する割当判定部116、未割り当て検査についてユーザが指定した指定条件を充たすか否か判定する条件判定部118、時間または検査室が割り当てられていない検査を抽出する未割当検査抽出部120、時間および検査室が割り当てられている検査を抽出する割当済検査抽出部119、および、指定された検査を割り当てることが可能な検査室および時刻を抽出する候補枠抽出部122を備える。
図7は、図1のスケジュール提示装置100の画面生成部130の構成を示す図である。
画面生成部130は、未割当検査表示領域に表示するデータを生成する未割当表示生成部132、スケジュール表示領域に表示するデータを生成するスケジュール表示生成部134、検査が指定されたとき、その検査を割り当て可能な時間および検査室を強調表示させるためのデータを生成する候補枠強調部136、指定された割り当てが許可されないことを表示するためのデータを生成する不可表示生成部138、指定された検査を割り当てる際の指標となる図形を表示するためのデータを生成する検査枠図形生成部140、データを合成して検査スケジュール画面を生成する合成部142、および、ユーザの指定により、特定の検査についての詳細な検査情報を表示させるためのデータを生成する詳細表示生成部144を備える。
図3および図4に関連して説明したように、検査スケジュール画面は、スケジュール表示領域および未割当検査表示領域を含む。
検査情報処理部110の未割当検査抽出部120は、検査情報記憶部104に格納された検査情報から、実施時間または検査室が割り当てられていない検査のリストである未割り当て検査情報を抽出する。例えば、未割当検査抽出部120は、検査情報テーブル170の検査予定日欄(図示せず)、検査開始予定時刻186、検査終了予定時刻欄187、および、検査室欄188を参照する。そして、スケジュールを生成しようとしている日に予約されている検査であって、検査開始予定時刻、検査終了予定時刻、検査室の少なくとも一つが「未定」や「指定なし」等と記述されている検査を抽出する。
未割当検査抽出部120は、抽出した未割り当て検査情報を画面生成部130に受け渡す。画面生成部130の未割当表示生成部132は、未割当検査抽出部120から取得した未割り当て検査情報を、未割当検査表示領域204に表示するためのデータを生成する。
この際、未割当表示生成部132は、未割り当て検査情報に含まれる検査を、実施時間が割り当てられていない検査のグループ、検査室が割り当てられていない検査のグループ、また、実施時間および検査室が割り当てられていない検査のグループに分けて、未割当検査表示領域204に表示するためのデータを生成してもよい。
具体的には、未割当検査抽出部120が、検査室が割り当てられていない検査を一つ以上抽出したときには、未割当表示生成部132は、検査室未定欄214に検査室が割り当てられていない検査を表示するためのデータを生成する。また、未割当検査抽出部120が、時間が割り当てられていない検査を一つ以上抽出したときには、未割当表示生成部132は、時間未定欄212に、時間が割り当てられていない検査を表示するためのデータを生成する。
そして、例えば図4に示すように、検査実施時間のみ割り当てられている検査については、検査室未定欄214内で、その検査を表示させる位置によって、割り当てられている実施時間が示されるような位置に表示させるためのデータを生成してもよい。
なお、この際、割り当てられた検査実施時刻が同じ検査や、割り当てられた検査時間が重複する検査については、検査室未定欄214内の、割り当てられている実施時間を示す区画内において、あらかじめ定めた所定の順番に並べて表示させる。
所定の順番とは、例えば、検査オーダの発行日時の順番でもよく、また、割り当てられた検査実施時間は重複するが開始時刻や終了時刻が同一ではない場合には、検査開始時刻の順番や検査終了時刻の順番であってもよい。
同様に、検査室のみ割り当てられている検査については、時間未定欄212内で、その検査を表示させる位置によって、その検査室に割り当てられている検査室が示されるような位置に表示させるためのデータを生成してもよい。
また、検査室および時間の両方が割り当てられていない検査については、時間未定欄212と検査室未定欄214の共通部分に表示させるためのデータを生成してもよい。
また、未割当表示生成部132は、未割当検査抽出部120が、時間が割り当てられていない検査が検査情報に含まれていないと判定したときには、時間未定欄212を非表示とすることを決定してもよい。
図8に、時間が割り当てられていない検査が検査情報に含まれていない場合に、時間未定欄212が非表示とされた検査スケジュール画面220の例を示す。
図8の検査スケジュール画面220は、図4の検査スケジュール画面210と同様の形式で表示されているが、時間が割り当てられていない検査が検査情報に含まれていないため、時間未定欄212が表示されていない。
同様に、未割当表示生成部132は、未割当検査抽出部120が、検査室が割り当てられていない検査が検査情報に含まれていないと判定したときには、検査室未定欄214を非表示とすることを決定してもよい。
また、未割当表示生成部132は、未割当検査抽出部120が、検査室が割り当てられていない検査および時間が割り当てられていない検査のいずれも検査情報に含まれていないと判定したときには、未割当検査表示領域自体を非表示とすることを決定してもよい。
検査情報処理部110の割当済検査抽出部119は、検査情報記憶部104に格納された検査情報から、実施時間および検査室が割り当てられている検査のリストである割り当て済み検査情報を抽出し、画面生成部130に受け渡す。画面生成部130のスケジュール表示生成部134は、割当済検査抽出部119が抽出した割り当て済み検査情報をスケジュール表示領域に表示するためのデータを生成する。
この際、スケジュール表示生成部134は、図3に示したように、スケジュール表示領域を、検査室を表す図形を配列することにより表示させるためのデータを生成してもよい。この場合、スケジュール表示生成部134は、それぞれの検査室を表す図形の中に、検査室に割り当てられている検査を表示するための複数の予定検査表示枠を設け、各予定表示枠の中に、その検査室で実施する予定の検査のうち、先に予定されている検査情報を表示するためのデータを生成する。
また、スケジュール表示生成部134は、図4に示したように、スケジュール表示領域を、時間を一方の軸とし、検査室を他方の軸とする二次元マトリクス状に表示させるためのデータを生成してもよい。この場合、スケジュール表示生成部134は、スケジュール表示領域のうち一の検査が割り当てられている部分に一の図形を表示するためのデータを生成する。
図3および図4に示すように、複数の検査の情報を見やすい態様で表示させるためには、スケジュール表示領域において、各検査について表示させる検査情報の項数目は限られる。そこで、スケジュール表示領域に割り当てる各検査について、より詳細な情報を、例えばヒント表示のような形態で、表示させることができてもよい。
ユーザが、操作部40を介して、スケジュール表示領域のうち一の検査が割り当てられている部分を指し示すと、検査指定部152が、その検査の検査IDを特定して、画面生成部130の 詳細表示生成部144に受け渡す。詳細表示生成部144は、検査指定部152から受け取った検査IDに基づいて、検査情報記憶部104から、その検査情報を読み込み、特定された検査についての詳細情報を表示するためのデータを作成する。
図9は、図3の検査スケジュール画面200において、ユーザが、検査ID「45678」の検査を、操作部40を介して、例えばマウスオーバ操作などにより指定したときに、表示されるヒント表示の例を示す。
このように、ユーザが指示した際に、各検査についてのより詳細な情報も表示可能とすることで、限られた表示スペースで、複数の検査室についてのスケジュールを概観したいという要求と、個別の検査について詳細な情報を表示させたいという要求の双方を充たすことが可能となる。
画面生成部130の合成部142は、未割当表示生成部132、および、スケジュール表示生成部134が生成したデータを組み合わせ、図3や図4に示した、検査スケジュール画面を生成し、表示装置50に表示させる。
ユーザは、スケジュール提示装置100が表示装置50に表示させた検査スケジュール画面を確認しながら、検査に、時間や検査室を割り当てることもできる。
例えば、ユーザは、マウスなどのポインティングデバイスで、未割当検査表示領域に表示された検査のうち一つを選択し、ドラッグ操作により、検査を割り当てたい時間および検査室を示す表示に移動させ、ドロップすることで、時間や検査室を割り当てることができる。
あるいは、ユーザは、未割当検査表示領域に表示された検査のうち一つを選択し、右クリックすることで、その検査を割り当てることが可能な時間および検査室のリストを別ウィンドウとして表示させ、その一つを選択入力することで、割り当てることができてもよい。
具体的には、ユーザが、操作部40を介して未割当検査表示領域に表示された検査のうち一つの検査を指し示すと、前述のように、検査指定部152が、指し示された検査の検査IDを特定し、検査情報処理部110に受け渡す。
この際、例えば図4に示す検査スケジュール画面210の例のように、スケジュール表示領域216が時間を一方の軸として構成され、割り当て済みの検査が検査所要時間を反映した検査枠図形として表示される場合には、ユーザが、割り当てるべき検査を指示した段階で、その検査を検査枠図形として表示させてもよい。
図10は、図4に示す検査スケジュール画面210において、ユーザが、一の未割り当て検査を指し示したときに、表示される検査枠図形の例を示す図である。図4は、ユーザが、時間未定欄212と検査室未定欄214の共通部分に表示されている未割り当て検査のうち、検査IDが「67890」の検査を操作部40を介して指し示し、ドラッグ操作により、移動させている途中の状態を示す。
検査指定部152は、ユーザが指し示した検査の検査ID「67890」を特定して、その検査種別を検査情報記憶部104から読み出し、その種類の検査に通常要する標準的な時間を検査所用時間記憶部(図示せず)から読み出す。そして、画面生成部130の検査枠図形生成部140は、その検査所用時間を反映させて、検査IDが「67890」の検査を示す検査枠図形222を表示させるための検査枠図形情報を生成する。
図4においては、検査IDが「67890」の検査所用時間が、45分程度であることを示す検査枠図形222が、カーソルに追随して移動するように表示されている例を示している。
検査枠図形222を表示させることにより、ユーザは、割り当てるべき検査を指示した段階で、その検査の所要時間を視覚的に確認することができ、あたかもパズルのピースをはめ込むときにのように、どの検査室のどの空き時間にその検査を割り当てることが可能であるか、直感的に把握することができる。
検査情報処理部110の空枠抽出部121は、検査情報テーブル170から、各検査室について、空いている時間帯の枠を示す空枠情報を抽出する。
検査情報処理部110の候補枠抽出部122は、検査指定部152により指定された検査IDの検査について、検査情報テーブル170を参照して、割り当て条件を生成する。候補枠抽出部122はまた、空枠抽出部121が抽出した空枠情報に含まれる空枠のうち、割り当て条件を充たす空枠を抽出することで、割り当て可能な検査室および時間を示す割り当て候補情報を抽出する。
ここで、割り当て条件とは、各検査に、検査室および時間を割り当てる際に、考慮すべき条件のことをいう。
例えば、検査情報テーブル170の検査開始予定時刻欄186に、検査オーダから読み込まれた予約時刻が記述されている場合は、検査開始時刻を、その予約時刻以降で、なるべく予約時刻に使い時刻に割り当てることが条件となる。また、指定医欄180に検査を担当する医療スタッフが記述されているときには、指定された医療スタッフが検査を実施する時間、および、その医療スタッフが検査を実施する検査室が条件となる。また、感染症欄184に感染症が記述されているときには、通常の被検者用の検査室から離れた場所にある検査室を割り当てることが条件とされる。また、検査所要時間が指定されている場合や、検査種別欄178に記述された検査種別から検査所要時間が定まる場合には、検査所要時間も条件となる。
画面生成部130の候補枠強調部136は、候補枠抽出部122が抽出した割り当て候補情報にもとづいて、スケジュール表示領域のうち割り当て可能な検査室および時間を示す部分(「候補枠」ともいう)を強調して表示させるためのデータを生成する。
候補枠強調部136は、スケジュール表示領域のうち、指定された検査を割り当てることが可能な検査室および時間を示す部分を、その他の部分より目立つように表示させるためのデータを生成する。
例えば、候補枠強調部136は、候補枠を大きく表示したり、色を変えたり、点滅させたり、マークを付したり、別ウィンドウをポップアップ表示して、割り当て可能な検査室および時間の情報を表示するためのデータを生成する。
これにより、ユーザは、各検査について容易に、割り当て可能な検査室および時間を把握することができる。
ユーザが、操作部40を介して、スケジュール表示領域や、ポップアップ表示された別ウィンドウなどにおいて、指定した検査を割り当てる時間および検査室を指し示すと、前述のように、スケジュール枠指定部154が、時間および検査室を特定して、検査情報処理部110の割当判定部116に受け渡す。
割当判定部116は、ユーザが選択入力し、検査指定部152が指定した検査を、スケジュール枠指定部154が指定した時間および検査室に割り当てることが可能であるか判定する。
これは、ユーザの操作ミスにより、検査を、その検査を行うことができない検査室や時間に割り当ててしまうことを防止するためである。
割当判定部116は、まず、検査指定部152により指定された検査IDの検査について、検査情報テーブル170を参照して、割り当て条件を生成する。この場合の割当条件には、スケジュール枠指定部154により指定された時間において指定された検査室が空いていることも条件として含まれる。候補枠抽出部122によってすでに割り当て条件が生成されている場合には、割当判定部116は、その割り当て条件を用いてもよい。
そして、割当判定部116は、検査指定部152により指定された検査IDの検査について、スケジュール枠指定部154によって特定された時間および検査室が、割り当て条件を充たすか否か、判定する。
割当判定部116は、割り当て条件が充たされると判定したときには、割当部112に通知し、割り当て条件が充たされない、すなわち割当不可と判定したときには、画面生成部130の不可表示生成部138に通知する。
割当条件が充たされない場合とは、例えばスケジュール枠指定部154が指定した検査室において指定した時間の全部または一部にすでに別の検査が登録されているなど、指定された枠が空枠でない場合や、検査オーダで指定された予約時刻とスケジュール枠指定部154が指定した時刻との差が、許容可能範囲を超えている場合などである。また、検査を担当する医療スタッフが指定されている場合に、スケジュール枠指定部154が指定した時間がそのスタッフの勤務時間に収まっていない場合や、そのスタッフが指定された時間の全部または一部に別の検査担当としてすでに登録されている場合も割当不可と判定されてもよい。また、感染症を有することが記録されている被検者の検査に対して、予め感染症被検者用に指定された検査室や検査時間、担当医療スタッフ以外の検査室や時間、医療スタッフを割り当てることが指定された場合も、割当不可と判定されてもよい。
不可表示生成部138は、割当判定部116が割り当て不可と判定したときに、割り当てが許可されないことを表示するためのデータを生成する。
不可表示生成部138は、例えば、別ウィンドウをポップアップ表示させ、指定された検査を、指定された時間および検査室を割り当てることはできない旨のメッセージを表示するためのデータを生成してもよい。この際、充たされていない割り当て条件を表示させてもよい。
不可表示生成部138は、また、割り当てが許可されない場合でも、ユーザが望む場合には、割り当てることができるよう、メッセージと共に、ユーザの意図を確認するためのボタン等を表示させるためのデータを生成してもよい。
ユーザが、警告を確認した上で、操作部40を介して、割り当てを指示した場合には、検査情報処理部110の割当部112は、後述する割り当て処理を行う。
これにより、ユーザの誤操作によるミスを防ぐことができると同時に、通常の基準からすると検査を入れられないようなギリギリの空き時間に緊急の検査を入れる場合などにも対応できる柔軟なスケジュール管理が可能となる。
あるいは、不可表示生成部138は、割り当てが許可されないことを示す表示として、ユーザがドラッグアンドドロップ操作で、検査を、スケジュール表示領域上ある時間帯および検査室を示す位置に、ドロップしようとした際、あたかもはじき返されるような表示を採用してもよい。
すなわち、ユーザが、ポインティングデバイスで未割当検査表示領域に表示された検査のうち一つを選択し、ドラッグして検査を割り当てる時間および検査室に移動させ、ドロップしようとしたときに、カーソルの位置にドロップすることができず、移動させた検査が元の場所に戻ってしまうような動画を表示させてもよい。
なお、割り当てが許可されないことを示す表示とともに、図示しないスピーカ等を介して、ビープ音などの警告音を出力し、ユーザに注意を促してもよい。
これにより、ユーザに、ユーザの指示した割り当てが、通常の基準では許可されないものであることを、確実に伝えることができる。
このように、割り当てが許可されないことを表示させることにより、前述の強調表示を行わない場合や、強調表示をしている場合であってもユーザの誤操作により、検査を、その検査を行うことができない検査室や時間に割り当ててしまうミスを防止することができる。
検査情報処理部110の割当部112は、検査指定部152が指定した検査を、スケジュール枠指定部154が指定した時間および検査室に割り当てて、検査情報記憶部104に格納する。すなわち、割当部112は、検査指定部152が指定した検査について、検査情報テーブル170の、検査室欄188に、スケジュール枠指定部154が指定した検査室を格納し、検査開始予定時刻欄186や検査終了予定時刻欄187に、スケジュール枠指定部154が指定した検査開始予定時刻や検査終了予定時刻を格納する。
画面生成部130の未割当表示生成部132およびスケジュール表示生成部134は、割当部112が割り当てた検査の情報を反映して画面データを生成する。
具体的には、未割当表示生成部132は、検査スケジュール画面の未割当検査表示領域に、割当部112が時間および検査室を割り当てた検査を表示対象から外した未割り当て検査情報を表示するためのデータを生成する。
また、スケジュール表示生成部134は、検査スケジュール画面のスケジュール表示領域に、割当部112が時間および検査室を割り当てた検査を含めて割り当て済み検査情報を表示するためのデータを生成する。
そして、画面生成部130の合成部142は、未割当表示生成部132およびスケジュール表示生成部134が生成したデータを合成して、検査スケジュール画面を生成し、表示装置50に表示させる。
前述のように、実施例にかかるスケジュール提示装置100は、ユーザが指定した条件にしたがって、一件以上の未割り当ての検査を、自動で空いている検査室および時間帯に割り当てることもできる。
図11は、未割り当ての検査に自動で検査室や検査時間を割り当てる際に、どの未割り当ての検査について自動割り当て処理をするのかを指定する指定条件をユーザが入力するための画面を示す図である。
指定条件とは、すなわち、未割り当ての検査のうち、検査室および時間を割り当てるべき未割り当ての検査を絞り込むための条件である。
図11の例では、ユーザが、検査室1、2、3で行われる医師CCによる上部内視鏡検査(一般)に、割り当て可能な未割り当ての検査を割り当てることを指定している。
検査情報処理部110の条件判定部118は、未割当検査抽出部120が抽出した検査のそれぞれについて、指定条件を充たすか否か判定する。
例えば、図11の例では、未割当検査表示領域204に表示されている未割り当て検査のうち、最初に表示されている検査は、指定医が「医師CC」であり、検査種別が「部内視鏡検査(一般)」であるので、ユーザが指定した条件を充たす。
検査情報処理部110の候補枠抽出部122は、条件判定部118により指定条件を充たすと判定された未割り当て検査について、割り当て可能な検査室および時間を示す割り当て候補情報を抽出する。そして、検査情報処理部110の割当部112は、条件判定部118により指定条件を充たすと判定された検査に、候補枠抽出部122が抽出した割り当て可能な検査室および時間を割り当てて、検査情報記憶部104に格納する。
割当部112は、割り当て可能な検査室および時間の枠が複数あるときは、例えば、時間が最先の枠に、検査を割り当てる。
このように、自動割り当てを可能とすることにより、スケジュール作成担当者などのユーザ自らが、手間のかかるスケジュール作成を一から行う必要がなく、負担が軽減される。
また、自動割り当ての際に、ユーザが条件を指定することを可能とすることにより、検査室と各検査室に設置される検査機器の組み合わせや、検査室と各検査室で検査を行う医師等の組み合わせが、日によって異なったり、1日の中でも午前と午後で異なったり、といった複雑な状況に合わせて、検査室のスケジュールを決定することが可能となる。
図1、図6、および、図7に示す各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による本装置の動作は、例えば、以下のとおりである。
まず、検査オーダがある程度出揃った、検査前日の夜や、検査当日の朝などに、検査スケジュール管理担当者等のユーザが、スケジュール提示装置100において、検査を割り当てる指定条件を入力する。そして、前述のように、検査情報処理部110の条件判定部118は、未割り当て検査のそれぞれについて、割り当てるべき検査であるか否か判定し、候補枠抽出部122は、空枠抽出部121が抽出した空いている検査室および時間のうちから、割り当て可能な検査室および時間の枠を抽出し、割当部112が、割り当て処理を行うべき検査に、検査室および時間を割り当てる。
画面生成部130は、割り当て後のスケジュールをユーザに提示するためのデータを生成し、表示装置に表示させる。
指定条件を変えて、以上の手順を繰り返すことにより、あるいは、指定条件をあらかじめ緩く設定することで、未割り当ての検査全てについて、検査室および検査時間を割り当てることができる。
検査当日、スケジュール提示装置100の画面生成部130は、検査当日に生じた検査キャンセルや、緊急に入った検査オーダ、被検者の来院状況、検査の進行状況などを、随時反映させた検査スケジュール画面200を表示するためのデータを生成して、表示装置50に表示させる。
この際、検査室や時間が未割り当ての件に関する情報も、同一検査スケジュール内に表示されるので、ユーザは、迅速に、未割り当て検査についての情報を得ることができる。
ユーザは、各未割り当て検査について、自動で、あるいは自ら一件ずつ確認しながら、検査室および、検査時間を割り当てる。
図12は、図1のスケジュール提示装置100において、ユーザが、未割り当て検査のうちの一つを、割り当て可能な検査室および時間に割り当てる際の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、検査スケジュール画面の未割当検査表示領域において、未割り当ての検査の一つを選択し、入力すると、検査指定部152は、入力された検査のIDを特定する(S10)。
候補枠抽出部122は、特定された検査について割り当て条件を生成し、空枠抽出部121が抽出した空いている検査室および時間のうちから、割り当て条件を充たす検査室および時間を抽出し、候補枠強調部136は、割り当て可能な検査室、検査時間を示す枠を強調させて表示するためのデータを生成する。そして、表示装置50に、割り当て可能な検査室や検査時間を示す枠を強調表示させた検査スケジュール画面を表示させる(S12)。
ユーザが、検査スケジュール画面を確認して、指示した未割り当て検査を割り当てる枠を選択し入力すると(S14)、割当判定部116が、ユーザにより指定された検査に、指定された検査室および検査時間を割り当てることを許可してもよいか判定する(S16)。許可できないと判定した場合(S16のN)、不可表示生成部138は、ユーザが指定した割り当ては許可されないことを表示するためのデータを生成し(S20)、再び、ユーザが検査室および時間の枠を指定することを可能とする(S14)。
一方、割当判定部116が、ユーザにより指定された検査に、指定された検査室および検査時間を割り当てる許可できると判定した場合(S16のY)、割当部112がユーザにより指定された検査に、指定された検査室および検査時間を割り当て、検査情報記憶部104に格納する(S18)。そして、未割当表示生成部132およびスケジュール表示生成部134は、割り当てにより更新された検査情報を反映して、検査スケジュール画面を表示するためのデータを生成する(S22)。
このように、実施例にかかるスケジュール提示装置は、検査の実施時間や検査を実施する検査室を定めた検査スケジュールを、直感的に把握しやすい形式で画面に表示する。よって、検査管理担当者等のユーザは、検査スケジュール管理作業を簡単な操作で行うことができる。また、効率的なスケジュールが可能となり、無駄な空き時間・空き検査室を減らし、検査室、検査機器や検査スタッフなどのリソースを効率的に活用することができる。
また、医療業務支援システム10の検査情報記憶部104は、検査や処置のタイミングで撮影装置(例えば、内視鏡撮像装置)により撮影された画像と検査や処置に関する情報を記憶する。
撮影装置から送信された画像を受信する際に、撮影装置により撮影された全ての画像が送信される前に、撮像装置から通信部102を介して検査/処置の終了通知を受信してしまう場合がある。これは、画像送信処理と終了通知とが別の電文にて通知されるために、終了通知が撮影画像の送信処理よりも先に処理されてしまうことにより生じる。このとき、終了通知受信後に送信される画像が受信できず、対象となる画像が揃わない可能性がある。
スケジュール提示装置100は、撮像装置から定期的に送信される撮影画像と、ユーザのアクション後に撮像装置から即時送信される終了通知に対して、終了通知に沿って終了してよいか否かを判定する終了条件を記憶する終了条件保持部と、この終了通知が終了条件を持たした場合にのみ終了処理を行う終了判定部を備える。
撮像装置と、スケジュール提示装置100との間では、オーダ情報を送受信可能である。撮像装置は、スケジュール提示装置100から受信したオーダ情報に基づき、オーダ情報で示される医療行為(例えば、内視鏡検査)の開始、撮影画像をスケジュール提示装置100へ送信する。
撮影装置は、撮影した画像を一定間隔(タイマー処理)でスケジュール提示装置100へ送信する。スケジュール提示装置100は、受信した撮影画像を検査情報記憶部104へ記憶する。また、撮影装置は、ユーザにより医療行為の終了が指示された際に、終了通知を即時スケジュール提示装置100へ送信すると共に、撮影画像の送信が全て完了する前でも撮影装置の終了処理を行う。
スケジュール提示装置100が撮影装置からの終了通知を受信した際に、終了処理判定部は、終了条件保持部に記憶された終了条件を抽出し、終了判定処理を実施する。具体的には、終了通知に付随して通知される撮影装置で撮影された画像の総枚数と、既にスケジュール提示装置100にて受信した撮影画像の枚数(受信済み枚数)を比較し、総枚数と受信済み枚数が一致するか否かを判定する。終了判定部により「一致する」と判定された場合は、撮影の終了処理を行う。また、終了処理と同時に、またはその後に、終了判定部は、次にユーザにより行われる処理(例えば、レポート作成)の開始を許可する。
なお、終了判定部による一致するか否かの判定を行う際には、撮像装置にて撮影された画像のリストと、スケジュール提示装置100の検査情報記憶部104に記憶された受信済み画像を比較して、1枚ずつ画像が同一のものかどうかを確認することにより判定してもよい。
また、終了判定部により「一致しない」と判定された場合は、受信済み枚数が総枚数以上かどうかを判定する。受信済み枚数が総枚数以下の場合は、終了判定部は、撮影装置に対して撮影した画像の枚数の情報を再送信するよう指示する。再送信された画像枚数により、受信済み枚数が再送信された画像枚数以上かどうかを判定する。受信済み枚数が再送信された画像枚数以上と判定された場合は、撮影装置からスケジュール提示装置100へ送信されていない画像は削除されていると判断し、撮影の終了処理を行う。再送信された情報でも受信済み枚数が再送信された画像枚数以下と判定された場合は、所定回数だけ撮影装置に対して問い合わせを繰り返す。繰り返した結果、条件を満たさない場合は、未受信画像がある旨のメッセージを通知する。
なお、終了判定部が撮影装置に対して再送信指示する際には、「撮影装置の次回電源投入時」、「終了通知の後に、撮影装置から画像が送信された場合」、および「別の検査の終了時」の条件にしたがい処理を行う。
以上により、撮影画像が揃った状態で、次の処理(レポート作成)などを行うことができる。また、枚数に不一致が生じた場合の確認処理を作業を軽減できる。
以上、本発明を実施形態にもとづいて説明した。本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
以上のように本発明は、検査などの医療行為における検査室などの医療施設のスケジュールを管理するためのシステムおよび方法に利用可能である。
100 スケジュール提示装置、 104 検査情報記憶部、 110 検査情報処理部、 112 割当部、 114 時間変更部、 116 割当判定部、 118 条件判定部、 119 割当済検査抽出部、 120 未割当検査抽出部、 122 候補枠抽出部、 130 画面生成部、 132 未割当表示生成部、 134 スケジュール表示生成部、 136 候補枠強調部、 138 不可表示生成部、 152 検査指定部、 154 スケジュール枠指定部、 156 変更指定部、 200 検査スケジュール画面、 202 スケジュール表示領域、 204 未割当検査表示領域、 210 検査スケジュール画面、 216 スケジュール表示領域、 220 検査スケジュール画面。

Claims (7)

  1. 検査の実施時間と検査を行う検査室とを含む検査スケジュール情報をユーザに提示するスケジュール提示装置であって、
    検査情報を処理する検査情報処理部と、
    検査情報を格納する検査情報記憶部と、
    未割当検査表示領域とスケジュール表示領域とを含む検査スケジュール画面を生成する画面生成部と
    を備え、
    前記検査情報処理部は、
    検査情報から、実施時間または検査室が割り当てられていない検査の情報である未割り当て検査情報を抽出する未割当検査抽出部と、
    検査情報から、実施時間および検査室が割り当てられている検査の情報である割り当て済み検査情報を抽出する割当済検査抽出部と、
    を備え、
    前記画面生成部は、
    前記未割当検査抽出部が抽出した未割り当て検査情報を未割当検査表示領域に表示するためのデータを生成する未割当表示生成部と、
    前記割当済検査抽出部が抽出した割り当て済み検査情報を、スケジュール表示領域に表示するためのデータを生成するスケジュール表示生成部と、
    を備えることを特徴とするスケジュール提示装置。
  2. 前記未割当検査表示領域またはスケジュール表示領域に表示された検査のうち一以上の検査を特定するユーザの入力にもとづいて、一以上の検査を指定する検査指定部と、
    ユーザの入力にもとづいて、時間および検査室とを指定するスケジュール枠指定部と、
    をさらに備え、
    前記検査情報処理部は、前記検査指定部が指定した検査を、前記スケジュール枠指定部が指定した時間および検査室に割り当てて、割り当てられた時間および検査室の情報を、前記検査情報記憶部に格納する割当部をさらに備え、
    前記未割当表示生成部は、未割当検査表示領域に、前記割当部が時間および検査室を割り当てた検査を表示対象から外した未割り当て検査情報を表示するためのデータを生成し、
    前記スケジュール表示生成部は、スケジュール表示領域に、前記割当部が時間および検査室を割り当てた検査を含めて割り当て済み検査情報を表示するためのデータを生成することを特徴とする請求項1に記載のスケジュール提示装置。
  3. 前記検査情報処理部は、前記検査指定部により指定された検査について、割り当て可能な検査室および時間を示す割り当て候補情報を抽出する候補枠抽出部をさらに備え、
    前記画面生成部は、前記候補枠抽出部が抽出した割り当て候補情報にもとづいて、割り当て可能な検査室および時間を強調表示させるためのデータを生成する候補枠強調部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のスケジュール提示装置。
  4. 前記検査指定部が指定した検査を、前記スケジュール枠指定部が指定した時間および検査室に割り当てることが可能であるか判定する割当判定部をさらに備え、
    前記画面生成部は、前記割当判定部が割り当て不可と判定したときに、割り当てが許可されないことを表示するためのデータを生成する不可表示生成部をさらに備えることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のスケジュール提示装置。
  5. 前記スケジュール表示生成部は、前記スケジュール表示領域を、時間を一方の軸とし、検査室を他方の軸とする二次元マトリクス状に構成し、前記スケジュール表示領域のうち一の検査が割り当てられている部分に一の図形を表示するためのデータを生成し、
    前記検査指定部は、前記スケジュール表示領域に表示される図形のうちの一つを特定するユーザの入力にもとづいて、前記図形が示す検査を特定し、
    本装置はさらに、
    前記図形を変形させることを指示するユーザの入力にもとづいて、前記特定された検査に割り当てられた時間の変更を指定する変更指定部を備え、
    前記検査情報処理部は、前記変更指定部が指定した情報にもとづいて、検査情報の前記検査に割り当てられた時間を変更して前記検査情報記憶部に格納する時間変更部をさらに備え、
    前記スケジュール表示生成部は、前記時間変更部によって更新された検査情報にもとづいて、割り当て済み検査情報を表示するためのデータを生成することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のスケジュール提示装置。
  6. 前記検査情報処理部は、
    前記未割当検査抽出部が抽出した検査のそれぞれについて、未割り当ての検査のうち、検査室および時間を割り当てるべき未割り当ての検査を指定する指定条件を充たすか否か判定する条件判定部と、
    前記条件判定部により指定条件を充たすと判定された検査について、割り当て可能な検査室および時間を示す割り当て候補情報を抽出する候補枠抽出部と、
    前記条件判定部により指定条件を充たすと判定された検査に、前記候補枠抽出部が抽出した割り当て可能な検査室および時間を割り当てて、前記検査情報記憶部に格納する割当部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール提示装置。
  7. 前記未割当表示生成部は、
    前記未割当検査抽出部が、検査室が割り当てられていない検査を一つ以上抽出したときには、未割当検査表示領域に検査室が割り当てられていない検査を表示するためのデータを生成し、
    前記未割当検査抽出部が、時間が割り当てられていない検査を一つ以上抽出したときには、未割当検査表示領域に、時間が割り当てられていない検査を表示するためのデータを生成し、
    前記未割当検査抽出部が、検査室が割り当てられていない検査、または、時間が割り当てられていない検査のいずれも検査情報に含まれていないと判定したときには、未割当検査表示領域を非表示とすることを決定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のスケジュール提示装置。
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