JPWO2012105233A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

加熱室または加熱エリアと、加熱特性の異なる複数の加熱手段と、操作者が所定の入力操作を行う操作部を有し、操作部は、複数の加熱手段の中から加熱調理に用いる加熱手段を選択する加熱手段選択キーと、加熱時間の設定を行う加熱時間設定キーとを有するとともに、表示部に、加熱特性の異なる加熱手段毎に加熱時間表示エリアを設ける。また、加熱時間の設定を行うキーの入力値を、加熱手段の加熱特性に応じて、変化させるよう構成する。

Description

本発明は、加熱特性の異なる加熱手段を備え、加熱時間の設定を行う操作パネルを備えた加熱調理器に関する。
従来から、マイクロ波加熱やヒーター加熱などの加熱特性の異なる複数の加熱手段を備え、加熱手段を選択するキーと、調理の仕上がりを調節するキーと、加熱時間を設定するキーと、加熱の開始キーと、操作の取り消しキーなどの複数のキーと、操作状況や設定された加熱条件や加熱時間を表示する表示部を備えた加熱調理器がある。
また、電子レンジのマイクロ波加熱やIHクッキングヒーターの電磁誘導加熱など、加熱出力を設定でき、同じ加熱手段でも加熱特性を変化させることができる加熱調理器がある。
このような各種設定キーを有する加熱調理器の操作パネルの例として、「ひとつの加熱時間表示エリアが配置された表示部と、自動調理キーと手動加熱調理キーと仕上がりキーが横方向に並んで配置され、この下方に、温度キーが並んで配置され、この下方に、3つの設定時間の単位ごとに10分、1分、10秒からなる時間キーが横方向に並んで配置され、この下方に、スタートキーと取り消しキーが横方向に並んで配置された」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、この他の加熱調理器の操作パネルの例として、「ひとつの加熱時間表示エリアが配置された表示部と、加熱調理器の運転を開始するスタートキーが一番下部に位置し、スタートキーの上方に、加熱機能を選択するキーや自動加熱を設定するキーや10分、1分、10秒からなる加熱時間設定キーを配置した」ものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、0から9までの9個の数値入力キー、すなわちテンキーを操作部に配置し、テンキーにて時間設定をおこなうものも提案されている。(例えば、特許文献3参照)。
また、複数の調理器をひとつの操作パネルで設定、操作するために、各々の調理器に対応した複数の加熱時間表示エリアを持った複合調理器も提案されている。(例えば、特許文献4参照)。
特開2007−78289号公報 特開2001−74246号公報 特開昭63−127028号公報 特開昭63−220022号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に示す加熱調理器は、手動で加熱調理を行う際に操作部に設けられた表示部内に、加熱時間表示エリアはひとつしか設けられていないため、マイクロ波加熱やヒーター加熱などの加熱特性が異なる複数の加熱手段を備えている調理器にも関わらず、加熱時間表示エリアに表示された加熱時間だけでは、どの加熱手段で調理を行うのかを容易に判別できないという課題があった。
また、特許文献1や特許文献2に示す加熱調理器は、10分、1分、10秒からなる類似した文字列の時間キーで構成されており、加熱時間を設定する際に、10分キーを操作した場合は、表示部に10分00秒、1分キーを操作した場合は1分00秒、10秒キーを操作した場合は10秒と表示される。
この為、使用者が操作するキーをうっかり間違えてしまった場合でも、表示部に表示される数字も1と0だけであり、操作者が誤認しやすく、誤操作を招きやすいという課題がある。
更に、マイクロ波加熱の調理の場合など、10分未満の加熱時間を設定する際に、10分、1分、10秒からなる時間キーで加熱時間を設定するため、例えば、8分の調理を行う場合には、1分キーを8回押す操作しなければならず、操作が煩雑であるという課題もあった。
また、加熱効率が良く短時間で調理できるマイクロ波加熱と、時間をかけてじっくり加熱調理するオーブン加熱などの加熱特性の異なる複数の加熱手段を備えている場合、各加熱手段を操作するための操作パネルのキー数が増えることでキー配列の煩雑化や、キーの操作性の低下や、デザイン性が損なわれるなどの理由から、3個程度の時間キーで時間入力を行うように構成されていた。
この為、例えば3個の時間キーを操作パネルに設ける場合、それぞれの加熱手段の時間を設定に用いるキーが、マイクロ波加熱の時は、5分、1分、10秒キー、オーブン加熱の時は、10分、5分、1分キーが各々最適だとしても、キーの数の制約から、前述のいずれかの値か、あるいは、それぞれの機能が使いにくくならないような値、例えば、10分、1分、10秒などを選んで、キーを設定しなければならない。
つまり、いずれの加熱手段の調理時間設定にも使いやすいキー配列を採用することが難しく、キーの使い勝手の向上に限界があるという課題があった。
また、マイクロ波出力などの加熱出力を切り替えて加熱調理するものにおいては、加熱出力を切り替えた場合に、それぞれの加熱出力で加熱特性が異なるため、直感的に加熱時間が把握できず、加熱時間設定を間違えるなどの誤使用を招く恐れがあるという課題もあった。
一方、特許文献3に示した加熱調理器では、加熱時間はテンキーで直接入力できるものの、キー数が多く、操作するキーを見つけにくいなどの理由から、操作が煩雑であるという課題があった。
その上、操作パネルのキーの数が多くなるため、キーの配列が煩雑になり、デザイン性が損なわれてしまうという課題もあった。
この他に、特許文献1に示す加熱調理器は、マイクロ波加熱やヒーター加熱、また、調理の過程でマイクロ波加熱とヒーター加熱を複合して行うコンビ加熱など、複数の加熱手段を備えている。
しかし、加熱時間表示エリアが表示部にひとつしか設けられていない為、複数ある加熱手段の内、どちらの加熱手段による加熱時間なのかを判別することが出来なかった。
このため、使用者が調理物の様子を見ながら加熱調理を使用しても、残り加熱時間を見ただけでは加熱の進み具合(調理の進み具合)が判り難く、判断ができないという課題があった。
また、特許文献4に示す複合調理器は、表示部に複数の時間表示エリアを設けられているが、これは、各々の調理器について設定した加熱時間を表示するためのものであり、個々の調理器については、やはり、残り加熱時間を見ただけでは加熱の進み具合が判断できないという課題があった。
本願発明は上記課題を解決するものであり、加熱特性の異なる複数の加熱手段を備えた加熱調理器において、加熱時間表示エリアを複数設けた表示部を備えた操作パネルを用いることで、使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
また、加熱時間を設定する加熱調理器において、加熱時間に設定がしやすい加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する為に本発明の加熱調理器は、加熱室または加熱エリアと、加熱特性の異なる複数の加熱手段と、操作者が所定の入力操作を行う操作部を有し、操作部は、複数の加熱手段の中から加熱調理に用いる加熱手段を選択する加熱手段選択キーと、加熱時間の設定を行う加熱時間設定キーと、これらのキーの操作の取消しを行う取消しキーを有するとともに、表示部に、加熱特性の異なる加熱手段毎に加熱時間表示エリアを設けることにより課題を解決することが可能である。
また、加熱時間の設定を行うキーの入力値を、加熱手段の加熱特性に応じて、変化させるよう構成することにより課題を解決することが可能である。
また、操作が可能なキーをLEDの点灯や点滅などでガイダンスするものにおいて、一定時間キー操作を受け付けなかった場合に、次の操作ステップに移行するために必ず操作が必要なキーのガイダンス表示のみを行うとともに、その他の操作が可能なキーのガイダンス表示を中断するように構成することにより課題を解決することが可能である。
本発明によれば、表示部に、加熱特性の異なる複数の加熱手段を有する加熱調理器において、それぞれの加熱手段毎に加熱時間表示エリアを設けたので、設定時及び調理時に、加熱時間を見ただけで、どの加熱手段によって調理しているかを瞬時に判断でき、誤設定を防止することができる使い勝手のよい加熱調理器を得ることが出来る。
また、加熱時間の設定を行う時間キーの入力値が、選択された加熱手段の加熱特性に応じて、変化するように構成したので、マイクロ波加熱やヒーター加熱といった加熱特性の異なる加熱手段による加熱や、或いは、マイクロ波加熱や電磁誘導加熱などで、加熱出力が異なる場合などに、加熱特性に応じて、各々最適な時間入力キーとすることができる。
つまり、加熱調理時の加熱時間設定の操作の煩雑さを低減できるとともに、設定時の誤認による誤操作なども防止できる勝手のよい加熱調理器を得ることが出来る。
また、操作が可能なキーをLEDの点灯や点滅などでガイダンスするものにおいて、一定時間キー操作を受け付けなかった場合に、次の操作ステップに移行するために必ず操作が必要なキーのガイダンス表示を表示の輝度を上げて行うとともに、その他の操作が可能なキーのガイダンス表示を中断するように構成したので、初めて使用した場合などで操作に迷ってしまった場合でも、次に必要なキーの操作を使用者に促すことができる。
(a)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図 (b)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の側面視の断面図 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の操作部の説明図 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の操作部の一部を示す側面断面図 (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器における、マイクロ波加熱によるレンジ調理の機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (d)〜(f)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器における、マイクロ波加熱によるレンジ調理の機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図(図4の続きの動作を示す) (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジ調理の「自動」「あたため」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(d)発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジ調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジグリル調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジグリル調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (d)〜(e)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジグリル調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図(図9の続きの動作を示す) (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器におけるグリル調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(c)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器における、オーブン調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(d)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器における、予熱なしのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図 (a)〜(d)本発明の実施の形態1に係る加熱調理器における、予熱ありのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器を示す斜視図(a)、及び、本体1を前後方向に切断した側面断面図(b)である。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、本体1の内部に調理物を加熱調理する加熱室(加熱エリア)2を備え、本体1の前側には窓3を有するドア4が設けられている。このドア4は、下部を本体1に軸支されており、上部に設けられたハンドル7により開閉可能に構成されている。
そして、加熱調理器を正面から見てドア4の右側に位置する略長方形状の領域は、操作者が後述する複数のキーを用いて調理に関する所定の入力を行う操作部8が形成されている。また、この操作部8には、操作入力の状態と調理状況を表示する表示部9が設けられている。
次に、加熱室2内部には、調理物5を載置するセラミックによって構成された調理プレート6が着脱自在に設置され、加熱室2側面に設けられたガイドレール(図示せず)に支持されるように構成されている。
加熱室2の上面外側には、発熱体であるニクロム線をマイカで挟んで構成したフラットヒーター18が配置されている。フラットヒーター18は、断熱材19と、これらを覆う板金20によって上部を覆われており、加熱室2内部を加熱するように構成されている。
次に、加熱室2の下部には、本体1内に設置されたマグネトロン(図示せず)の発生する周波数約2450MHzのマイクロ波を、加熱室2に伝播するアンテナ21が備えられている。
このアンテナ21は、加熱室2とセラミックプレート23で隔てられた下部加熱室24内に、回転可能に軸支され、モーター25によって回転しながら、導波管26を介して伝播されるマイクロ波を加熱室2に伝播するものである。
また、下部加熱室24内部には、アンテナ21を取り囲むように配置されたシーズヒーター22が配置されており、セラミックプレート23を通して加熱室2を下側から加熱するように構成されている。
つまり、本体1の内部には、フラットヒーターやマグネトロンやシーズヒーターなど、加熱特性の異なる加熱手段が複数設けられている。
次に、ドア4には、加熱室2内部に伝播したマイクロ波が、ドア4と加熱室2の合わせ目から漏洩することを防止するための金属製の袋小路構造を有するチョーク28と、マイクロ波の漏洩を遮断しつつ、前面に設けられた窓3を通して加熱室2内部を外側から見通せるようにするための直径1mm程度の複数の開口を有する金属製の開口パネル29を内部に備えている。
加熱室2の背面外側には、背面加熱室30が形成され、背面加熱室30内には赤外線を発生する背面ガラス管ヒーター31と、これを取り囲む反射部32が設けられている。
次に、加熱室2と背面加熱室30を仕切る壁面の背面ガラス管ヒーター31の前側には、反射部32の開口と同等もしくは、それよりも広い領域に赤外線入射部となる直径約4mmの複数の連通孔でなる背面開口部33が設けられている。
この背面開口部33は、背面ガラス管ヒーター31の発生する赤外線を加熱室2内に透過させるが、加熱室2内部に伝播されたマイクロ波を背面加熱室30内に伝播することを防止する機能を持つ。
また、反射部32は、背面加熱室30内の下部位置に設けられたターボファン34を収容する循環室35に連通している。この循環室35の後方には、ターボファン34を駆動するファンモーター36が設けられている。
加熱室2と背面加熱室30を仕切る壁面におけるターボファン34の前側には、直径約4mmの複数の吸気口37が設けられている。
ターボファン34は、ファンモーター36により回転されることにより、加熱室2内の空気を、吸気口37を介して循環室35内に吸気し、反射部32の背面ガラス管ヒーター31に送る機能を持つ。
そして、反射部32内で背面ガラス管ヒーター31によって加熱された空気は、背面開口部33を介して加熱室2内部に送出される。
このように、ターボファン34を駆動させると、加熱室2内部に熱風の対流を発生させることが可能となり、加熱室2内の温度の立ち上りを早くすることができる。
また、セラミックからなる調理プレート6を加熱室2側面のガイドレール(図示せず)に支持させて、吸気口37に差し掛かる高さ(調理プレート6と吸気口37が前後に重なる位置関係)に設置すると、調理プレート6の上の空間内で循環する空気と調理プレート6の上下の空間に跨って循環する空気とに分かれるため、循環ループの小さい上の空間の温度が高くなる。
このため、調理プレート6上での加熱時間を短縮することが可能となる。
また、本実施の形態の加熱調理器においては、前記のように構成されているため、マグネトロン(図示せず)の発生するマイクロ波によるレンジ調理と、加熱室2上部のフラットヒーター18による加熱のみ、もしくは、フラットヒーター18に加えて背面ガラス管ヒーター31による加熱を加えて上側から加熱を行うグリル調理と、グリル調理で用いる加熱源にシーズヒーター22による加熱を組み合わせて、庫内全体を均一に加熱するオーブン調理を行うことができる。
また、セラミックプレート23はマイクロ波を透過するため、セラミックプレート23上に調理物5を載置させた状態でマイクロ波加熱とヒーター加熱を組み合わせて調理することができる。
つまり、マイクロ波加熱とヒーター加熱を同時、あるいは交互に行うことにより、ヒーター加熱のみでは均一な加熱調理が困難であった、厚みのある食材や、水分の多い食材も早く調理することができる。
次に、図2は、実施の形態1における加熱調理器の操作部8及び表示部9の説明図である。操作部8は、略長方形状であり、第1の操作入力領域101と第2の操作入力領域110と第3の操作入力領域123と表示部9を有する。
図2において、表示部9は液晶からなる略長方形状の表示画面であり、固定の文字と記号により、操作部8への操作入力の状態と調理状況を表示する。
また、表示部9内は、表示の上側略半分に、「自動」や「手動」、「あたため」や「ゆでもの」や「解凍」や「のみもの」、用いる加熱手段や加熱状態などの加熱動作モードを示す表示が配置され、下側略半分には、マイクロ波を使用した加熱時の加熱時間を表示するレンジ加熱時間表示エリア9aと、各種ヒーター加熱時の加熱時間を表示するヒーター加熱時間表示エリア9bがそれぞれ設けられている。
また、このふたつの時間表示エリアは、隣り合うエリアとエリアの間に仕切り線9cを設ける(表示する)ことにより、別々の加熱手段の為の時間が表示されるエリアであることを認識しやすいように仕切られている。
表示部9の下側の領域には、加熱手段を選択する第1の操作入力領域101が設けられている。
この第1の操作入力領域は、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105と、前記各キーの上側に配置された発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が配置されている。
第1の操作入力領域101の各キーは加熱手段の選択を行うものであり、レンジキー102はマグネトロンによるマイクロ波加熱を用いたレンジ調理の選択、レンジグリルキー103はマイクロ波加熱の後にフラットヒーター18および背面ガラス管ヒーター31の加熱を連続して行うレンジグリル調理の選択、グリルキー104はグリル調理の選択、オーブンキー105はフラットヒーター18とシーズヒーター22の加熱によるオーブン調理の選択を行う。
これらの加熱手段の選択を行う加熱手段選択手段である各キーは、左から、レンジキー102、レンジグリルキー103、グリルキー104、オーブンキー105の順番で横一列となるように配列されている。
また、レンジキー102はレンジ加熱時間表示エリア9aの近傍(下側)に、グリルキー104とオーブンキー105はヒーター加熱時間表示エリア9bの近傍(下側)に、マイクロ波加熱とヒーター加熱の双方を行うレンジグリルキー103は、グリルキー104とオーブンキー105の間に挟まれて位置している。つまり、加熱手段の選択を行う各キーは、各々の加熱時間表示エリアに対応して配置されている。
また、これらの発光部106、107、108、109も、横方向に一列に配置されており、ドア4を開閉した際の初期状態で点灯し、キー102、103、104、105のいずれかが選択された場合に、その選択されたキーに対応した発光部のみが点灯し、他の発光部が消灯するように構成されている。
尚、発光部106はレンジキー102の上方に位置し、発光部107はレンジグリルキー103の上方に位置し、発光部108はグリルキー104の上方に位置し、発光部109はオーブンキー105の上方に位置し、それぞれのキーに対応した位置関係となるように配置されている。
このように、第1の操作入力領域は上記の各キー群の配列により、略長方形状に形成されている。
次に、第1の操作入力領域101の下側の離間した位置には、第2の操作入力領域110が設けられている。
この第2の操作入力領域110は、各加熱手段が選択された際に、調理の仕上がりに関わる加熱の強さを調節する2つの仕上がり調節キー111,112と、加熱時間を設定する3つの加熱時間設定キー115,116,117と、調理を開始するスタートキーであるスタートキー12から構成されている。また、これらキーに対応して設けられる発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120、発光部122が設けられている。
尚、第2の操作入力領域110は、これらのキーの配置により、略円形状に形成されている。
次に、第2の操作入力領域110の各キーを説明すると、まず、仕上がり調節キーは、調理物5の調理の仕上がり具合を上げるプラスキー111と、仕上がり具合を下げるマイナスキー112からなる。仕上がり具合とは、仕上がり状態の調理物5の温度や焼目の具合や量などのことである。
また、これらの仕上がり調節キーの形状は、中心から所定の半径の領域が切り欠かれた開角が略90度の扇形状である。
次に、加熱時間設定キーは、加熱時間を任意に設定する際に用いるものであり、設定可能な時間の単位の大きさに応じて、第1の加熱時間設定キー115、第2の加熱時間設定キー116、第3の加熱時間設定キー117から構成されている。
これらの各設定キーは、選択した加熱手段に応じて、設定可能な時間の単位(時間の幅)がそれぞれ変化するように構成されている。つまり、加熱時間設定キーは、選択された加熱手段の加熱特性に応じて、入力値が変更されるように構成されている。
例えば、マイクロ波を用いるレンジ加熱の場合、第1の加熱時間設定キー115は5分単位で時間設定入力を行うことができる5分キー115aとなり、第2の加熱時間設定キー116は1分単位で時間設定入力を行うことができる1分キー116aとなり、第3の加熱時間設定キー117は10秒単位で時間設定入力が行うことができる10秒キー117aとなる。
また、各種ヒーターを用いて行うヒーター加熱の場合、第1の加熱時間設定キー115は10分単位で時間設定入力を行うことができる10分キー115bとなり、第2の加熱時間設定キー116は5分単位で時間設定入力を行うことができる5分キー116bとなり、第3の加熱時間設定キー117は1分単位で時間設定入力が行うことができる1分キー117bとなる。
尚、これらの設定キー115、116、117の設定可能な単位を切り替えるときに行う入力値の表示の変更するための構造については後述する。
また、これらの加熱時間設定キーの形状は、中心から所定の半径の領域が切り欠かれた開角が略60度の扇形状である。
尚、仕上がり調節キーと加熱時間設定キーをなす扇形状のキーは、全て同じ半径で構成されており、また、切り欠かれた部分の領域の半径も同じである。
次に、スタートキー120は、第1の操作入力領域又は仕上がり調節キー又は加熱時間設定キーにより各種設定を行った後、加熱調理を開始するためのキーである。このスタートキー120は、円形状に構成されており、この円の半径は仕上がり調節キーや加熱時間設定キーの切り欠かれた部分の領域の半径よりも小さい。
また、スタートキー121には、キー入力が可能な場合に点滅する発光部122が設けられている。
以上のように構成された第2の操作入力領域110を構成するキーは、次のように配置される。
まず、プラスキー111とマイナスキー112と第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キー117は、各キーの直線部分を隣り合わせて配置される。つまり、プラスキー111とマイナスキー112は開角が略90度であり、第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キー117は開角が略60であり、各キーをなす扇形状は全て同じ半径であり、また、それぞれ切り欠かかれた部分の領域の半径も同じであることから、これらのキーの配列によりリング形状が形成される。
そして、このリング形状の中心となる位置に、スタートキー121が配置され、第2の操作入力領域110は、これらのキーの配置により、円形状(円盤状)に形成される。
尚、マイナスキー112とプラスキー111は、第2の操作入力領域の上半分に配置され、左側にマイナスキー112、右側にプラスキー111が位置する。
また、第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キー117は、第2の操作入力領域の下半分に配置される。
特に、設定可能な時間の単位が一番大きい第1の加熱時間設定キー115は左側に、設定可能な時間の単位が2番目の大きさである第2の加熱時間設定キー116は中央に、設定可能な時間の単位が最も小さい単位である第3の加熱時間設定キー117は右側にそれぞれ位置するように配置される。
また、仕上がり調節キー及び加熱時間設定キーのそれぞれのキーの外周部には、キー入力が可能な場合に点灯する発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120が配置されている。
次に、第2の操作入力領域110の左下側の離間した位置には、第3の操作入力領域123が形成されており、領域内部に第1の操作入力領域110及び第2の操作入力領域110で行った操作入力を解除する円形状の取消しキー124が配置されている。
この第3の操作入力領域123は、略長方形状である操作部8の下辺8aと、この下辺に略垂直に交わる左辺8bと、円形状である第2の操作入力領域110に囲まれている。
ここで、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなり、第2の操作入力領域110が操作部8の下辺8aと左辺8bに近づいても、第2の操作入力領域110は円形状であるので、第2の操作入力領域110と下辺8aと左辺8bに囲まれた部分には隙間が形成される。
従って、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなっても、取消しキー124を設けるスペースを確保することができる。
図3は、操作部8を構成する上記の各操作入力領域に設けられた操作キーの一部を示す側面断面図である。この断面図は、レンジグリルキー103と第2の加熱時間設定キー116の略中心を通る位置を本体1の前後方向に切断したものである。
図中の上部は、加熱手段の選択を行うレンジグリルキー103、図中の下部は、第2の時間設定キー116を表している。
尚、本図面においてレンジルリルキー103と第2の時間設定キー116のみ表しているが、その他のキーについても同様な構造である。
まず、時間を設定するキーや加熱手段を選択するキーなどの各種操作キーは、表面に押圧力により撓む特性を有する樹脂シート125を備えている。樹脂シート125の裏側には、基板126が設けられ、樹脂シート125を支持するスペーサ127と、スペーサ127によって移動可能に支持されたキートップ128と、基板126上に配置され、樹脂シート125の上から押下されたキートップ128の移動によって、キーの入力を検知するスイッチ129が設けられている。
また、基板126上には、上記の各発光部となるLED130が配置されており、キー入力に対応して発生した光を、導光部材131を介して樹脂シート125の透明部132より拡散させることで広い面積を均一に発光させることにより、視認性を高めている。
また、図3の下方に示したように、加熱時間設定キーである第1の加熱時間設定キー115、第2の加熱時間設定キー116、第3の加熱時間設定キー117に対応した基板126上には、樹脂シート125に各々ふたつの透過部132(132a、132b)が設けられており、各々に透過部132として加熱時間設定キーの文字が印刷されている(例えば、第1の加熱時間設定キー115であれば、透過部132aに10分、透過部132bに5分など)。
また、各々の透過部132a、132bに対応して、発光部(LED)130(130a、130b)と、この発光部の光を透過部132へと導く導光部材131(131a、131b)がそれぞれ設けられている。
つまり、時間設定キーには、「発光部130aと導光部材131aと透過部132a」で1つの組となり、また、「発光部130bと導光部材131bと透過部132b」で1つの組となる、2組の発光構造が形成されている。
そして、発光部材131から透過部132にかけて各々の発光構造の間には、スペーサ127が設けられることによって仕切られており、一方の発光部の光が他方の透過部へと漏れないように構成されている。
この構成により、レンジ加熱時には、レンジ加熱時用のレンジ時間表示用LED130aが点灯し、加熱時間設定キー115、116、117にはそれぞれ5分、1分、10秒が各キーに表示され、前述のレンジ加熱時の時間設定キー、すなわち5分キー115a、1分キー116a、10秒キー117aとなる。
一方、各々LED130bが点灯したときには、10分、5分、1分が各キーに表示され、前述のヒーター加熱時の時間設定キー、すなわち10分キー115b、5分キー116b、1分キー117bとなるよう構成されている。
操作部8は、以上のように構成されており、操作者が操作を行う際の手順として、まず加熱手段を選択することが明確であるため、操作者が調理物5を調理するのに適した加熱手段を選択しやすい。
また、仕上がり調節キーと加熱時間設定キーとスタートキー121が1つの纏りになって第1の操作入力領域の下側に配置されていることにより、加熱手段の選択の後に操作を行うという操作手順を理解し易い。
また、取消しキー124は第1の操作入力領域101、および第2の操作入力領域110から離れた位置に独立して配置されているため、認識し易く、どの操作入力ステップにおいても容易に操作を行うことができる。
また、本実施の形態1の加熱調理器は、調理物を加熱する加熱源として、マイクロ波による加熱手段と、ヒーター(フラットヒーター18、背面ガラス管ヒーター31、シーズヒーター22)による加熱手段と、これらの加熱手段を組み合わせて用いる複合加熱手段の3通りの加熱手段を有し、また、加熱手段として、レンジ調理と、グリル調理と、オーブン調理と、レンジ調理とグリル調理の複合調理であるレンジグリル調理の4通りの加熱手段を有する。
従って、グリルキー104とオーブンキー105を一つの領域にまとめながら、2つのキーとして配置することにより、加熱手段(加熱方法)で3通り備え、加熱手段として4通り備えることを理解し易くしている。
また、以上で説明した各部の動作は、加熱調理器に設けられた制御部(図示せず)により、操作部からの入力や加熱調理器の各部に設けられた各種センサー(図示せず)からの検知結果に基づき、記憶部(図示せず)に記憶された各種プログラムを実行することで、制御される。
ここで本実施の形態において、加熱の時間設定キーである第1の加熱時間設定キー115、第2の加熱時間設定キー116、第3の加熱時間設定キー117は、レンジ調理の時間設定を行う場合は、第1の加熱時間設定キー115は5分キー115a、第2の加熱時間設定キー116は1分キー116a、第3の加熱時間設定キー117は10秒キー117aと示して説明する。
また、ヒーターを用いた調理の時間設定を行う場合は、第1の加熱時間設定キー115は10分キー115b、第2の加熱時間設定キー116は5分キー116b、第3の加熱時間設定キー117は1分キー117bと示して説明する。
次に、本実施の形態において、各種調理を行う場合の操作手順について説明する。
図4(a)〜(c)と図5(d)〜(f)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。尚、図4(a)から図5(f)に向かって、一連の操作の流れを示している。
また、図中に示す手のポインタは、図に示す状態において、手形状のポインタHの位置するキーを押下して、次の状態に移ることを示す。
図4(a)は、調理物5を加熱室2に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図4(a)において、レンジキー102を1回押下した場合は、図4(b)の状態となる。レンジキーに対応する発光部106は、点灯を継続し、その他の発光部107,108,109が消灯し、レンジ調理のモードに入ったことを示す。
また、表示部9には、「レンジ調理」が選択されていることが表示され、レンジ調理のモードである「自動」「あたため」のそれぞれのモード表示がされる。このようにレンジ調理には、自動モードと手動モードがあり、自動モードには、あたため、のみもの、ゆでもの、解凍のモードが選択できる。
ここで、レンジ調理の「自動」「あたため」のモードにおける、レンジ調理の仕上がりの調節項目は仕上がり温度であり、表示部9には初期設定時の温度である「80℃」が表示される。
この状態で、レンジ調理の「自動」「あたため」モードで仕上がり温度設定ができているため、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって、仕上がり温度を変更できることも示される。
次に、図4(b)において、レンジキー102を1回押下した場合、自動モードの選択状態から手動モードへと選択状態が切り替わり、図4(c)の状態となる。
この時、レンジキー102に対応する発光部106は点灯を継続し、レンジ調理のモードであることを示す。そして、表示部9は「手動」のモード表示となる。この状態では、レンジ調理の仕上がりの調節項目はレンジ出力であり、表示部9には初期設定時の出力である「600W」が表示される。
また、仕切り線9cが点灯表示されるとともに、加熱時間の設定値として初期値の「0秒」がレンジ加熱時間表示エリア9aに表示される。
そして、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、レンジ時間表示用LED130aが各々点灯し、加熱時間設定キーの各々に入力できる時間が表示され、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによる加熱時間の設定が促される。ここでレンジ調理の手動モードでは、加熱時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、スタートキー121の有効状態を示す発光部122は点滅しない。
また、発光部113、発光部114は点灯し、プラスキー111とマイナスキー112により、レンジ出力の調節が可能なことが示される。
また、発光部113、発光部114と、発光部118、発光部119、発光部120は異なる色に発光するようになっており、操作者がキーの種類の違いを認識しやすい。
図4(c)において、レンジキー102を1回押下した場合、図5(d)で示す状態となる。発光部106は点灯を継続し、レンジ調理のモードであることを示す。また、表示部9は、「自動」「のみもの」のモード表示となる。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は仕上がり温度であり、表示部9には初期設定時の温度である「60℃」が表示される。
この状態で、レンジ調理の「自動」「のみもの」モードで仕上がり温度設定ができているため、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
図5(d)において、レンジキー102を1回押下した場合、図5(e)で示す状態となる。発光部106は点灯を継続し、レンジ調理のモードであることを示す。また、表示部9は、「自動」「ゆでもの」のモード表示となる。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は5段階の仕上がりの強弱レベルであり、表示部9には初期設定時の強弱レベル「3」が表示される。
この状態で、レンジ調理の「自動」「ゆでもの」モードで仕上がりの強弱レベルの設定ができているため、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がりの強弱レベルを変更できることも示される。
図5(e)において、レンジキー102を1回押下した場合、図5(f)の状態となる。発光部106は点灯を継続し、レンジ調理のモードであることを示す。この時、表示部9は、「自動」「解凍」のモード表示となる。表示部9、操作部8の動作は「自動」「ゆでもの」と同様であるため、説明を省略する。
そして、図5(f)において、レンジキー102を1回押下すると、図4(b)の状態に戻る。
以上、レンジ調理の機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を説明したが、これらの操作によって調理形態を設定した後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理を開始する。
尚、加熱室2には、調理物5の表面温度を検出する赤外線センサ(図示せず)と、加熱室内温度と調理物5のより発生する蒸気温度を検出する温度センサ(図示せず)が設けられており、レンジ調理の自動モードでの調理時は、前記センサにより検出された調理物5の表面温度と蒸気温度とによって、加熱時間が調節され、自動で調理が完了する。
次に、レンジ調理の「自動」「あたため」モードを使用する際の操作手順について説明する。
図6(a)〜図6(c)は、レンジ調理の「自動」「あたため」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図6(a)は調理物5を加熱室2に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には0が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図6(a)においてレンジキー102を1回押下した場合、図6(b)の状態となる。発光部106は、点灯を継続し、他の発光部107,108,109は消灯に変わり、レンジ調理のモードに入ったことを示す。表示部9には、レンジ調理の選択であることが表示され、「自動」「あたため」のモード表示となる。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は仕上がり温度であり、表示部9には初期設定時の温度である「80℃」が表示される。
この状態で、レンジ調理の「自動」「あたため」モードで仕上がり温度設定ができているため、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
ここで、図6(b)に示すように、マイナスキー112を1回押下した場合、図6(c)の状態となる。マイナスキー112の1回の押下で、仕上がり温度が10℃低く設定され、表示部9に「70℃」が表示される。
この状態で、プラスキー111、マイナスキー112は継続して押下可能であり、仕上がり温度の調節が終了した時点で、スタートキー121を押下することにより、調理が開始される。
次に、レンジ調理の「手動」モードを使用する際の操作手順について説明する。
図7(a)〜図7(d)は、レンジ調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図7(a)は調理物5を加熱室2に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図7(a)において、レンジキー102をつづけて2回押下した場合、図7(b)の状態となる。
発光部106は点灯状態となり、その他の発光部107,108,109が消灯し、表示部9に「手動」のモード表示がされてレンジ調理の手動モードとなる。このとき、レンジ調理の仕上がりの調節項目はレンジ出力であり、表示部9には初期設定時の出力である「600W」が表示される。また、加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示される。
次に、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、レンジ時間表示用LED130aが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによる加熱時間の設定が促される。レンジ調理の手動モードでは、加熱時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
したがって、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
また、発光部113、発光部114は点灯し、プラスキー111とマイナスキー112により、レンジ出力の調節が可能なことが示される。
ここで、図7(b)に示すように、マイナスキー112を1回押下した場合、図7(c)の状態となる。
マイナスキー112の1回の押下でレンジ出力が「200W」に設定される。この状態で、プラスキー111、マイナスキー112は継続して押下可能であるが、加熱時間の設定が行われていないため、発光部122は点滅せず、スタートキー121が有効でないことが示される。
尚、本実施の形態では、レンジ加熱時の加熱時間設定キーは、加熱出力によらず、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aのまま一定として説明しているが、加熱出力に応じて、変化させても良い。すなわち、600W出力の時は、5分、1分、10秒の3つのキーで構成し、加熱の遅い200W出力のときは、10分、1分、30秒などと、加熱の早い600W出力の時よりも長い加熱時間を設定しやすいように、大きな入力値に変化させれば、より使い勝手を向上させることができる。
図7(c)において、5分キー115aを1回押下した場合、図7(d)の状態となる。表示部9の加熱時間表示が5分加えられて「5分00秒」となる。ここで、加熱時間が設定されたため、「手動」モードでの調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。
この状態でも発光部113、発光部114、及び、発光部118、発光部119、発光部120は点灯を継続し、プラスキー111とマイナスキー112によるレンジ出力の調節と、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによる加熱時間の設定の変更を行うことができる。
そして、以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
次に、レンジグリル調理を選択した場合の操作手順を説明する。
図8(a)〜図8(c)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31を同時通電するグリル調理を連続して行うレンジグリル調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、および表示部9の表示内容を示した説明図である。
図8(a)は、調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図8(a)において、レンジグリルキー103を1回押下した場合、図8(b)の状態となる。レンジグリルキー103に対応する発光部107は、点灯を継続し、他の発光部106,108,109は消灯に変わり、レンジグリル調理のモードに入ったことを示す。
表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「自動」のモード表示となる。
レンジグリル調理において、レンジ調理のステップでは、レンジ出力は600Wで固定され、レンジ調理からグリル調理に自動的に移行するタイミングは、加熱室2に設けられた赤外線センサ(図示せず)と温度センサ(図示せず)によって検出された調理物5の加熱状況によって決定される。
また、グリル調理のステップに移行した後のヒーター加熱による加熱時間は、調理の仕上がりの強弱レベルによって決定される。
レンジグリル調理の「自動」モードを選択した状態で、表示部9には初期設定時の強弱レベル「3」が表示され、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
図8(b)において、レンジグリルキー103を1回押下した場合、図8(c)の状態となる。
発光部107は点灯を継続し、レンジグリル調理のモードであることを示す。表示部9は「手動」のモード表示となる。ここで、レンジ調理のステップでの設定可能項目はレンジ加熱時間のみであり、レンジ出力は600W固定となる。また、グリル調理のステップでの調節可能項目は加熱時間のみとなる。
この状態において、表示部9のレンジ加熱時間表示エリア9aには、レンジ加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示され、ヒーター加熱時間表示エリア9bには、グリル加熱時間の初期値である「0秒」が表示され、連続加熱する双方の加熱モードでの加熱時間が両方同時に表示されている。
また、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、レンジ時間表示用LED130aが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによるレンジ加熱時間の設定が促される。レンジグリル調理の手動モードでは、レンジ加熱時間とグリル加熱時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
以上のレンジ加熱時間とグリル加熱時間の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
尚、図8(c)において、レンジキー103を1回押下すると、図8(b)の状態である「レンジグリル調理の自動」に戻る。
次に、レンジグリル調理の「手動」モードを使用する際の操作手順について説明する。
図9(a)〜図9(c)と図10(d)〜図10(e)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31を同時通電するグリル調理を連続して行うレンジグリル調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図9(a)は調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には0が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図9(a)において、レンジグリルキー103を2回押下した場合、図9(b)の状態となる。
発光部107は、点灯を継続し、他の発光部106,108,109は消灯に変わり、レンジグリル調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「手動」のモード表示となる。発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、レンジ時間表示用LED130aが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによるレンジ加熱時間の設定が促される。
そして、表示部9の下段の左側に設けられたレンジ加熱時間表示エリア9aには、レンジ加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示され、右側のヒーター加熱時間表示エリア9bにはグリル加熱時間の初期値である「0秒」が表示される。また、仕切り線9cは、レンジ調理とグリル調理の双方が連続して行われることを使用者が理解しやすいように、表示させていない。
次に、図9(b)において、5分キー115aを1回押下すると、図9(c)の状態となる。表示部9のレンジ加熱時間表示エリア9aに表示されたレンジ加熱時間表示が5分加えられて「5分00秒」となる。
ここで、レンジ加熱時間が設定されたため、次のステップ、すなわちグリル加熱時間設定ステップへの切り替え操作であるプラスキー111の設定操作を促すべく、発光部113が点滅する。
発光部113は、点滅状態を継続し、プラスキー111の押下を促し続けるが、一定時間(例えば5秒)経過しても、プラスキー111の押下などのキー操作が無い場合、よりいっそうプラスキー111の設定操作を促すように、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aの各発光部118,119,120及び130aを消灯するとともに、発光部113の輝度を高くして点滅させ、プラスキー111への注目度を高めるようになっている。この時、発光部113は、LEDと直列に接続された負荷抵抗を小さな抵抗値に切り替えて、流れる電流を増やすことで輝度を高くする。
尚、この状態でも5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによるレンジ加熱時間の設定の変更を行うことができるように構成されている。また、本実施の形態では、発光部113輝度を高くする例を挙げているが、発光部113の発行色を変化させたりして注目度を高くしてもよい。
次に、プラスキー111が押下されると、図10(d)のグリル調理時間の設定ステップとなる。発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、ヒーター時間表示用LED130bが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、10分キー115bと5分キー116bと1分キー117bによるグリル加熱時間の設定が促される。
図10(d)の状態から、5分キー116bが押下されると、図10(e)の状態、すなわち、ヒーター加熱時間表示エリア9bに設定された5分秒が表示されるとともに、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
次に、グリル調理を選択した場合の操作手順を説明する。
図11(a)〜図11(c)は、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31の同時通電によるグリル調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図11(a)は、調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図11(a)において、グリルキー104を1回押下した場合、図11(b)の状態となる。
発光部108は、点灯を継続し、他の発光部106,107,109は消灯に変わり、グリル調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「グリル」調理の選択であることが表示され、ヒーター加熱時間表示エリア9bに初期値の「0秒」が表示されるとともに、仕切り線9cが点灯する。
そして、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、ヒーター時間表示用LED130bが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、10分キー115bと5分キー116bと1分キー117bによるグリル加熱時間の設定が促される。
グリル調理には、自動調理は無く、加熱時間を設定する手動調理のみであるため、加熱時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
図11(b)において、5分キー116bを1回押下した場合、図11(c)の状態となる。表示部9のヒーター加熱時間表示エリア9bに表示された加熱時間表示に5分加えられて「5分00秒」となる。
ここで、加熱時間が設定されたため、調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。ここで、スタートキー121を押下すると調理が開始される。
次に、オーブン調理を選択する場合の操作手順を説明する。
図12(a)〜図12(c)は、フラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電によるオーブン調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図12(a)は、調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には0が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図12(a)において、オーブンキー105を1回押下した場合、図12(b)の状態となる。発光部109は、点灯を継続し、他の発光部106,107,108は消灯に変わり、オーブン調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「オーブン」調理の選択であることが表示される。
オーブン調理には自動調理は無く、手動による予熱なしのオーブン調理と「予熱あり」又は「予熱なし」のオーブン調理が選択できる。
予熱なしのオーブン調理モードでは、表示部9には「手動」「予熱なし」が表示され、表示部9下段の左側に配置されたレンジ加熱時間表示エリア9aにはオーブン設定温度の初期値である「200℃」が表示され、右側に配置されたヒーター加熱時間表示エリア9bはオーブン加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示される。
また、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、ヒーター時間表示用LED130bが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、10分キー115bと5分キー116bと1分キー117bによるグリル加熱時間の設定が促される。
また、発光部114と発光部113が点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によってオーブン温度を変更できることが示される。
図12(b)において、オーブンキー105を1回押下した場合、図12(c)の状態となる。表示部9には「手動」「予熱あり」が表示され、表示部9下段の左側のレンジ加熱時間表示エリア9aにはオーブン設定温度の初期値である「200℃」が表示されるが、右側のヒーター加熱時間表示エリア9bには加熱時間の設定値は表示されず、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効となる。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
尚、図12(c)において、オーブンキー105を1回押下すると、図12(b)の状態に戻る。
次に、オーブン調理の予熱なしの場合の操作手順について説明する。
図13(a)〜図13(d)は、フラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電による予熱なしのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図13(a)は、調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図13(a)において、オーブンキー105を1回押下した場合、図13(b)の状態となる。発光部109は点灯を継続し、他の発光部106,107,108は消灯に変わり、オーブン調理のモードに入ったことを示す。
表示部9には「予熱なし」「オーブン」調理の選択であることが表示され、レンジ加熱時間標示エリア9aにはオーブン設定温度の初期値である「200℃」が、ヒーター加熱時間表示エリア9bにはオーブン加熱時間の初期値である「0秒」が表示される。
これは、図12(b)と同じ状態である。
図13(b)において、プラスキー113を5回押下した場合、図13(c)の状態となる。表示部9下段左側のレンジ加熱時間標示エリア9aに表示されたオーブン設定温度が「250℃」に設定される。予熱なしオーブン調理の手動モードでは、加熱時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
図13(c)において、5分キー116bを1回押下すると、図13(d)の状態となる。表示部9のヒーター加熱時間標示エリア9bに表示されたオーブン加熱時間表示が5分加えられて「5分00秒」となる。ここで、オーブン加熱時間が設定されたため、調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。
この状態でも、発光部113、発光部114、および、発光部118、発光部119、発光部120は点灯を継続し、プラスキー111とマイナスキー112によるオーブン温度の調節と、10分キー115aと5分キー116bと1分キー117bによるオーブン加熱時間の設定の変更を行うことができる。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
次に、オーブン調理の予熱ありの場合の操作手順について説明する。
図14(a)〜図14(d)は、フラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電による予熱ありのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、および表示部9の表示内容を示した説明図である。
図14(a)は調理物5を加熱室2の調理プレート6上に載置してドア4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示している。
図14(a)において、オーブンキー105を2回押下した場合、図14(b)の状態となる。発光部109は点灯を継続し、他の発光部106,107,109は消灯に変わり、オーブン調理のモードに入ったことを示す。
表示部9には「手動」「予熱あり」が表示され、表示部9下段の左側のレンジ加熱時間表示エリア9aにはオーブンの設定温度の初期値である「200℃」が表示されるが、右側のヒーター加熱時間表示エリア9bには加熱時間の設定値は表示されず、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効となる。これは、図12(c)と同じ状態である。
図14(b)において、スタートキー121を押下すると、フラットヒーター18とシーズヒーター22が通電し、加熱室2の予熱が開始する。加熱室2の温度センサ(図示せず)により、加熱室2内がオーブン設定温度200℃に達したことを検出すると、フラットヒーター18とシーズヒーター22の通電が停止し、予熱が完了し、図14(c)の状態となる。
図13(c)において、表示部9の下段には「予熱完」が表示され、ヒーター加熱時間表示エリア9bにはオーブンの加熱時間の初期値「0秒」が表示される。また、発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、ヒーター時間表示用LED130bが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、10分キー115bと5分キー116bと1分キー117bによるグリル加熱時間の設定が促される。
図14(c)において、5分キー116bを1回押下すると図14(d)の状態となる。表示部9のヒーター加熱時間標示エリア9bに表示されたオーブン加熱時間表示が5分加えられて「5分00秒」となる。
ここで、オーブン加熱時間が設定されたため、調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
以上のように各部が構成されているので、操作者が操作を行う際の手順として、まず加熱手段を選択することが明確であるため、操作者が調理物5を調理するのに適した加熱手段を選択しやすい。
つまり、加熱手段を選択するキーであるレンジキー102とレンジグリルキー103とグリルキー104とオーブンキー105が1つの纏りとなって第1の操作入力領域を形成し、表示部9の近傍で、操作入力領域としては一番上の位置に配置されていることから、操作者が最初に認識しやすい。
また、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が一体的に点灯し、加熱手段を選択する4つのキーが有効であることを示す。
これにより、上記の効果に加え、操作者が、加熱手段を選択するキーを最初に操作すべきキーであることを認識しやすく構成されている。
また、第2の操作入力領域を構成する仕上がり調節キーと加熱時間設定キーとスタートキー121が、1つの纏りとなって第1の操作入力領域の下側に配置されているので、使用者は、第1の操作入力領域における加熱手段の選択の後に、第2の操作入力領域のキーの操作を行うという操作手順を理解し易い。
また、第1の操作入力領域を構成するキーの配列形状が略長方形であるのに対し、第2の操作入力領域を構成するキーの配列形状が円形状であるので、視覚的に大きく形状が異なり、使用者が、キー操作を間違えにくく、それぞれの領域のキーの意味を理解しやすいものとなっている。
また、本実施の形態1の加熱調理器は、マイクロ波による加熱手段と、ヒーター(フラットヒーター18、背面ガラス管ヒーター31、シーズヒーター22)による加熱手段と、これらの加熱手段を復号して用いる複合加熱手段の3通りの加熱手段を有し、加熱手段として、レンジ調理と、グリル調理と、オーブン調理と、レンジ調理とグリル調理の複合調理の4通りの加熱手段を有する。
従って、グリルキー104とオーブンキー105を一つの領域にまとめながら、2つのキーとして配置することにより、加熱手段で3通り備え、加熱手段として4通り備えることを理解し易くしている。
また、取消しキー124は、第1の操作入力領域101、及び、第2の操作入力領域110から離れた位置に独立して配置されているため、使用者は認識し易く、どの操作入力ステップにおいても容易に操作を行うことができる。
また、取消しキー124は、第2の操作入力領域の中心から斜め下の位置に設けられているため、略長方形状である操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなり、第2の操作入力領域110が操作部8の下辺8aと横辺(左辺8b又は右辺8c)に近づいても、第2の操作入力領域110は円形状であるので、第2の操作入力領域110と下辺8aと横辺に囲まれた部分には隙間が形成される。
従って、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなっても、取消しキー124を設けるスペースを確保することができる。
また、表示部9内に、マイクロ波加熱時の加熱時間を表示するレンジ加熱時間表示エリア9aと、ヒーター加熱時の加熱時間を表示するヒーター加熱時間表示エリア9bを設け、ふたつのエリア間を、仕切り線9cを設けることで仕切れるように構成し、表示部に、マイクロ波加熱とヒーター加熱などの加熱特性の異なる複数の加熱手段毎に加熱時間表示エリアを設けたので、設定時、及び調理時に加熱時間を見ただけで、どの加熱手段によって調理しているかを瞬時に判断でき、誤設定を防止することができる使い勝手のよい加熱調理器を得ることが出来る。
さらに、マイクロ波加熱とヒーター加熱を連続して行う加熱モードの場合には、仕切り線9cを表示しないようにしたので、連続調理であることを使用者が認識しやすい。
また、時間設定キーである第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キーが、それぞれレンジ加熱時には、レンジ加熱時用の時間設定キー、すなわち5分キー115a、1分キー116a、10秒キー117aと表示され、また、これらのキーが、ヒーター加熱時には、すなわち10分キー115b、5分キー116b、1分キー117bと表示されるように、加熱特性に応じた加熱時間が設定しやすい入力値に変化するように構成したので、時間設定キーをたくさん設けなくても、使用者が所望する加熱時間を容易に入力することができ、使い勝手を向上することができる。
尚、本実施の形態では、LED130aまたは130bを点灯させることで、樹脂シート125上に印刷された文字を表示し、加熱時間設定キーを切り替えるように構成した例を用いて説明をしたが、タッチパネル式LCDなどを用いて構成し、加熱手段に応じて、LCD表示を変化させることで、加熱時間設定キーを切り替えたりしても良い。
このように構成すれば、例えば、IHクッキングヒーターや電子レンジなど加熱出力を多段階に切り替えることが可能な機器において、それぞれの加熱出力に最適な、加熱時間設定キーを設けることもできる。
また、加熱出力の比に応じた入力値を時間設定キーに設定しておけば、加熱出力によらず、各時間設定キーの加熱量が一定となるため、使用者が設定時間で悩む必要がなく、わかりやすい。
すなわち、加熱出力が1000Wの時の時間設定キーを、5分、1分、10秒と設定した場合に、加熱出力500Wのときの時間設定キーを、加熱出力の比に応じて、2倍の値、すなわち、10分、2分、20秒とすれば、各時間キーの加熱量は加熱出力を切り替えても一定となる。
このように構成することで、時間設定ミスによる過加熱などの誤使用を防止することが出来る。なお、この場合の時間設定キーの入力値は、加熱特性などにより、必ずしも加熱出力の比に等しくなるとは限らないため、上記の趣旨の範囲で適宜調整し、設定すればよい。
また、操作部8に設けられた各種キーについて、入力操作を行う際に、選択した加熱手段や、各加熱手段のモードに対応して、キーの近傍に設けられた発光部が点灯、あるいは点滅するため、操作が容易になるとともに誤操作が起こりにくくすることができる。
さらに、設定操作の過程で、一定時間キー操作を受け付けなかった場合に、次の操作ステップに移行するために必ず操作が必要なキーのガイダンス表示を継続するとともに、その他の操作が可能なキーのガイダンス表示を中断するように構成したので、初めて使用した場合などで操作に迷ってしまった場合でも、次に必要なキーの操作を使用者に促すことができ使い勝手を向上させることができる。
尚、本発明の実施の形態1においては、オーブンレンジを例に挙げて説明を行ったが、これに限るものではなく、加熱特性が異なる加熱手段を複数備えた加熱調理器や、加熱出力を変化させることができる機器で、加熱時間を設定、表示するものであれば、IHクッキングヒーターやオーブントースターなどの幅広い加熱調理器に適用することができる。
1 本体、2 加熱室、3 窓、4 ドア、5 調理物、6 調理プレート、7 ハンドル、8 操作部、9 表示部、9a レンジ加熱時間表示エリア、9b ヒーター加熱時間表示エリア、9c 仕切り線、18 フラットヒーター、19 断熱材、20 板金、21 アンテナ、22 シーズヒーター、23 セラミックプレート、24 下部加熱室、25 モーター、26 導波管、28 チョーク、29 開口パネル、30 背面加熱室、31 背面ガラス管ヒーター、32 反射部、33 背面開口部、34 ターボファン、35 循環室、36 ファンモーター、37 吸気口、101 第1の操作入力領域、102 レンジキー、103 レンジグリルキー、104 グリルキー、105 オーブンキー、106 発光部、107 発光部、108 発光部、109 発光部、110 第2の操作入力領域、111 プラスキー、112 マイナスキー、113 発光部、114 発光部、115 第1の加熱時間設定キー、116 第2の加熱時間設定キー、117 第3の加熱時間設定キー、115a 5分キー、115b 10分キー、116a 1分キー、116b 5分キー、117a 10秒キー、117b 1分キー、118 発光部、119 発光部、120 発光部、121 スタートキー、122 発光部、123 第3の操作入力領域、124 取消しキー、125 樹脂シート、126 基板、127 スペーサ、128 キートップ、130 LED、130a レンジ時間表示用LED、130b ヒーター時間表示用LED、131 導光部材131、132 透明部。

Claims (12)

  1. 調理物を調理する加熱室と、加熱特性の異なる複数の加熱手段と、加熱時間など調理に関する設定の入力操作を行う操作部と、該操作部で設定した加熱時間を表示する表示部を有し、
    前記操作部は、複数の前記加熱手段の中から加熱調理に用いる加熱手段を選択する加熱手段選択キーと、加熱時間の設定を行う加熱時間設定手段とを有するとともに、
    前記表示部に、加熱特性の異なる加熱手段毎に加熱時間を表示する加熱時間表示エリアを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱時間表示エリアは、前記表示部内に前記加熱手段ごとに複数のエリアが形成され、隣り合う前記加熱表示エリア間に仕切り線を表示することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱時間表示エリアの近傍に、前記加熱時間表示エリアで加熱時間を表示する加熱手段を選択する加熱手段選択キーが配置されていることを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の加熱調理器。
  4. 調理物を加熱特性の異なる複数の加熱手段を組み合わせて連続して使用して加熱する連続加熱モードを備え、前記連続加熱モード選択キーを、複数の加熱時間表示エリアのいずれからの距離が、略均等になる位置に配置するとともに、使用する複数の加熱手段の加熱時間をそれぞれ各加熱時間表示エリアに表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記連続加熱モードが選択された際は、前記仕切り線の表示を消すことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱室、前記操作部、前記表示部は、各々単一であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の加熱調理器。
  7. 加熱特性の異なる複数の加熱手段と、加熱時間など調理に関する設定の入力操作を行う操作部と、該操作部にて設定した加熱時間を表示する表示部とを有し、
    前記操作部は、複数の加熱手段の中から加熱調理に用いる加熱手段を選択する加熱手段選択手段と、加熱時間の設定を行う加熱時間設定キーとを有するとともに、
    前記加熱時間設定キーの入力値を、選択された加熱手段の加熱特性に応じて変化させることを特徴とする加熱調理器。
  8. 異なる複数の加熱出力などの加熱特性で加熱できる加熱手段と、該加熱手段の加熱時間など調理に関する設定の入力操作を行う操作部と、設定した加熱時間を表示する表示部とを有し、
    前記操作部は、前記加熱手段の加熱特性の選択を行う加熱特性選択手段と、加熱時間の設定を行う加熱時間設定キーとを有するとともに、
    前記加熱時間設定キーの入力値を、選択された加熱特性に応じて変化させることを特徴とする加熱調理器。
  9. 前記加熱時間設定キーの入力値は、予め前記加熱手段の加熱出力などの加熱特性の比に基づいて設定された値に変化させることを特徴とする請求項8に記載の加熱調理器。
  10. 前記表示部はタッチパネル式LCDであり、前記加熱時間設定キーは、タッチパネル式LCD内に設けられ、前記加熱時間設定キーの入力値は、LCD表示にて表示したことを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の加熱調理器。
  11. 加熱時間など調理に関する設定の入力操作を行う操作部を有し、
    該操作部は、操作が可能なキーをLEDの点灯や点滅などでガイダンスするガイダンス手段を備え、該ガイダンス手段は、一定時間キー操作を受け付けなかった場合に、次の操作ステップに移行するために必ず操作が必要なキーのガイダンス表示のみを継続するとともに、その他の操作が可能なキーのガイダンス表示を中断するように構成したことを特徴とする加熱調理器。
  12. 加熱時間など調理に関する設定の入力操作を行う操作部を有し、
    該操作部は、操作が可能なキーをLEDの点灯や点滅などでガイダンスするガイダンス手段を備え、前記ガイダンス手段は、一定時間キー操作を受け付けなかった場合に、次の操作ステップに移行するために必ず操作が必要なキーのガイダンス表示のみ、表示の輝度を上げるまたは表示色を変化させるように構成したことを特徴とする加熱調理器。
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