JPWO2012053511A1 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

車両用空気調和装置において、空気流が通過する開口を有する樹脂製のフレームと上記フレームの上流側にて上記フレームの上記開口が露出する表面に沿って移動されると共に上記開口を開閉するスライドドアと、上記スライドドアが上記開口を閉鎖する場合に上記スライドドアの端部と当接するシール面と上記開口との間にて上記フレームの表面に配置される通気抵抗部材とを備える。上記により、スライドドアを有する車両用空気調和装置において、スライドドアが振動することによる騒音の発生を防止することができる。

Description

本発明は、車両用空気調和装置に関する。
本願は、2010年10月19日に、日本に出願された特願2010−234587号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車両用空気調和装置は、温度等が調整された調和空気を車室内に供給する。この車両用空気調和装置は、ケース内部の空気流の流路途中に配置されるヒータコアやエバポレータによって空気の温度等の調節を行う。
一般的に、このような車両用空気調和装置では、ケースと一体化されたフレームに、空気流を通過させるための開口が複数設けられている。例えば、フレームには、エバポレータによって冷却された空気をヒータコアに供給するための加熱用開口と、ヒータコアに供給することなくヒータコアをバイパスするための冷風用開口とが設けられている。そして車両用空気調和装置では、加熱用開口と冷風用開口とに供給する空気の割合を調節することによって調和空気の温度を調節している。
このように車両用空気調和装置は、上述の空気の流れである空気流が通過する開口を備えている。そして、車両用空気調和装置では、車室内に設置された複数の調和空気の供給箇所に対する調和空気の供給割合や、調和空気の温度調節を行うために、各開口の開口率を調節可能としている。具体的には、車両用空気調和装置は、スライドドアを備えており、スライドドアを移動させることによって開口の開口率を調節している。
そして、特許文献1に開示されるスライドドアは、薄型に形成されており、スライドドア本体をフレーム内壁面に押し付けやすく構成されている。これによって、開口を閉鎖する際のシール性の向上が図られている。
日本国特開2009−184495号公報
ところで、開口を閉鎖する際にはフレームに設けられたシール面とスライドドアとが当接し、これによって空気流が開口に流れ込むことが防止されている。空気流の開口への流れ込みを防止するためにはシール面を高精度で平坦化する必要がある。しかしながら、一般的にフレームがケースと一体化されて樹脂で形成されているため、フレームに設けられるシール面は、フレーム製造時におけるヒケに起因して僅かに歪む場合がある。特に、ケース内部に形成された通路同士を連絡する開口を有するフレームをケースに一体化させている場合には、実質的にケースの内壁部にシール面が形成されることとなり、通路構成の兼ね合いや補強のために肉厚となってヒケが生じやすい。
このようにシール面が歪むと、シール面とスライドドアとの間に微小な隙間が生じ、空気がこの隙間を介して開口に流れ込む。シール面とスライドドアとの間に空気が流れ込むと、スライドドアが振動する。より詳細には、この空気流がシール面を通過したところで剥離し乱流が形成されることから、スライドドアをシール面に引き付ける負圧が形成されて、スライドドアがシール面に引き付けられる。スライドドアがシール面に引き付けられると上記隙間が減少もしくは消滅し、負圧が解消されてスライドドアがシール面から僅かに離間して再び隙間が形成される。この繰り返しによりスライドドアが振動する。
そして、スライドドアが振動すると、スライドドアがシール面に繰り返し当たることになり、騒音が発生する。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、スライドドアを有する車両用空気調和装置において、スライドドアが振動することによる騒音の発生を防止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の態様を採用する。
第1の態様は、空気流が通過する開口を有する樹脂製のフレームと、上記フレームの上流側にて上記フレームの上記開口が露出する表面に沿って移動されると共に上記開口を開閉するスライドドアと、上記スライドドアが上記開口を閉鎖する場合に上記スライドドアの端部と当接するシール面と上記開口との間にて上記フレームの表面に配置される通気抵抗部材とを備える。
第2の態様は、上記第1の態様において、上記通気抵抗部材が、上記スライドドアによって押圧されることにより上記スライドドアに密着しながら変形すると共に上記スライドドアが離間した際に形状が復元する復元性を有している。
第3の態様は、上記第1または第2の態様において、上記フレームが、上記シール面と上記開口との間に上記通気抵抗部材が設置される凹部を備え、上記スライドドアの移動方向の両端部が、これらの先端に向けて上記フレームから離間するように湾曲され、上記通気抵抗部材が、上記シール面よりも突出している。
第4の態様は、上記第1または第2の態様において、上記通気抵抗部材が、上記スライドドアの移動方向に対して直交する上記スライドドアの幅方向にて、上記開口の中心よりも上記開口の端部寄りの位置に設置されている。
第5の態様は、上記第1または第2の態様において、上記通気抵抗部材が、スポンジ状の多孔質体からなるという構成を採用する。
第6の態様は、上記第1または第2の態様において、上記フレームが、上記スライドドアの移動方向に対して直交する上記スライドドアの幅方向にて、上記開口を第1領域と第2領域と二分する仕切板を備え、上記通気抵抗部材が、上記スライドドアの幅方向にて、上記第1領域の中心よりも上記第1領域の端部寄りの位置と上記第2領域の中心よりも上記第2領域の端部寄りの位置との各々に少なくとも設置されている。
第7の態様は、上記第1または第2の態様において、上記通気抵抗部材が、振動吸収部材からなる。
第8の態様は、上記第1または第2の態様において、上記スライドドアの厚みが0mmよりも大きく1mm以下にされている。
本発明の第1の態様においては、フレームのシール面と開口との間に通気抵抗部材が配置されている。このため、スライドドアが開口を閉鎖した場合にスライドドアとフレームとの間に僅かな隙間が形成されたとしても、通気抵抗部材によって、この隙間を介して開口に流入する空気流の少なくとも一部を遮ることができる。
このように、本発明によれば、従来においてスライドドアの振動と原因とされていた、閉鎖時における開口への空気の流れ込みを防止することができる。したがって、スライドドアが振動することによる騒音の発生を防止することが可能となり、特にスライドドアの移動方向端部がフレームのシール面に十分当接していないときに特に効果を発揮する。
また、本発明の第1の態様においては、スライドドアが開口を閉鎖してシール面に当接している場合には、空気流の風圧を受けたこのスライドドアが通気抵抗部材を押圧している。このため、通気抵抗部材とスライドドアとが密着しており、開口に空気流が流れ込むことを防止することができ、さらに通気抵抗部材は変形するためスライドドアの移動を阻害することはない。
なお、本発明の第1の態様においては、スライドドアが開口を開放している場合には、スライドドアが通気抵抗部材から離間し、通気抵抗部材が元の形状に復元する。このため、スライドドアが開口の開閉を多数繰り返す場合であっても、何度でも閉鎖時における開口への空気の流れ込みを防止することができる。
本発明の一実施形態における車両用空気調和装置の概略構成を示す縦断面図である。 スライドドアがシール面と当接した状態における図1の領域Aの拡大図である。 スライドドアがシール面と当接した状態における図1の領域Bの拡大図である。 本発明の一実施形態における車両用空気調和装置が備えるフレーム及び通気抵抗部材の正面図である。 スライドドアの厚みと当該スライドドアの端部から1mm離れた位置におけるたわみ量との関係を示したグラフである。 本発明の一実施形態における車両用空気調和装置が備えるフレーム及び通気抵抗部材の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態における車両用空気調和装置が備えるフレーム及び通気抵抗部材の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態における車両用空気調和装置が備えるフレーム及び通気抵抗部材の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態における車両用空気調和装置が備えるフレーム及び通気抵抗部材の変形例を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空気調和装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の車両用空気調和装置S1(HVAC:Heating Ventilation Air Conditioning)の概略構成を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態の車両用空気調和装置S1は、ケース1と、フレーム2と、通気抵抗部材3と、エアミックスダンパ装置4と、エバポレータ5と、ヒータコア6と、デフロスタ吹出口用モードダンパ7と、フェイス吹出口用モードダンパ8と、フット吹出口用モードダンパ9とを備えており、図示しない送風機から送られる空気流を取込口1hから取り込む。
ケース1は、本実施形態の車両用空気調和装置S1の外形を形作り、エバポレータ5が設置される冷却流路1aと、ヒータコア6が設置される加熱流路1bと、冷風(空気流)と暖風(空気流)とが混合されて調和空気とされる混合部1cとを内部に有する。また、ケース1には、外部に露出すると共に混合部1cと接続される複数の吹出口(デフロスタ吹出口1d、フェイス吹出口1e及びフット吹出口1f)が設けられている。
デフロスタ吹出口1dは、ウィンドウに対して調和空気を供給するための開口である。また、フェイス吹出口1eは、乗員の顔に対して調和空気を供給するための開口である。また、フット吹出口1fは、乗員の足元に対して調和空気を供給するための開口である。
また、ケース1は、ヒータコア6が設置される加熱流路1bから混合部1cに暖風を供給する暖風用開口1gを内部に有している。
フレーム2は、エバポレータ5が設置される冷却流路1aから混合部1cに冷風を供給する冷風用開口2aと、冷却流路1aから加熱流路1bに冷風を供給する加熱用開口2bとを有している。このフレーム2は、樹脂製であり、ケース1と一体化されてケース1の内部に設けられている。
図2は、フレーム2及び通気抵抗部材3をエバポレータ5側から見た正面図である。この図に示すように、フレーム2は、エアミックスダンパ装置4が有する後述のスライドドア4aが冷風用開口2aを閉鎖する際にこのスライドドア4aの端部と当接するシール面2cと、このスライドドア4aが加熱用開口2bを閉鎖する際にこのスライドドア4aの端部と当接するシール面2dとを有している。
より詳しく説明すると、図1に示すように、本実施形態においては上方に冷風用開口2aが設けられ、下方に加熱用開口2bが設けられている。そして、冷風用開口2aの上方に位置するフレーム2の表面の一部がシール面2cとされている。このシール面2cは、図2Aの拡大図に示すように、スライドドア4aが冷風用開口2aを閉鎖する際にこのスライドドア4aの上側の縁部(スライドドア4aの移動方向端部)と当接する。また、加熱用開口2bの下方に位置するフレーム2の表面の一部がシール面2dとされている。このシール面2dは、図2Bの拡大図に示すように、スライドドア4aが加熱用開口2bを閉鎖する際にこのスライドドア4aの下側の縁部(スライドドア4aの移動方向端部)と当接する。
なお、フレーム2は、側部にスライドドア4aを案内するためのガイドを有している。そして、このガイドに沿ってスライドドア4aが移動されることによって冷風用開口2aと加熱用開口2bの開閉が行われる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においてフレーム2は、シール面2cと冷風用開口2aとの間に通気抵抗部材3が設置される凹部2eを有している。そして、この凹部2eの底面2e1(フレーム表面の一部)に通気抵抗部材3が配置されている。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においてフレーム2は、シール面2dと加熱用開口2bとの間に通気抵抗部材3が設置される凹部2fを有している。そして、この凹部2fの底面2f1(フレーム表面の一部)にも通気抵抗部材3が配置されている。
通気抵抗部材3は、スライドドア4aに押圧されることによりスライドドア4aに密着しながら変形すると共にスライドドア4aが離間した際に形状が復元する復元性を有するものである。この通気抵抗部材3は、スポンジ状の多孔質体(例えば、発泡ウレタンや発泡ゴム)から形成されている。
図3に示すように、冷風用開口2aの上方に配置された通気抵抗部材3は、冷風用開口2aの幅と同一の長さとされている。また、加熱用開口2bの下方に配置された通気抵抗部材3は、加熱用開口2bの幅と同一の長さとされている。
また、図1の拡大図に示すように、通気抵抗部材3は、スライドドア4a側の面がシール面2c,2dよりもΔd分だけ突出して凹部2e,2fに配置されている。つまり、通気抵抗部材3は、凹部2e,2fの深さよりも高く、シール面2c,2dから突出する高さに設定されている。
エアミックスダンパ装置4は、エバポレータ5の下流側に配置されており、エバポレータ5にて生成された冷風の加熱流路1bへの供給量を調節するものである。より詳細には、エアミックスダンパ装置4は、冷風用開口2aと加熱用開口2bとの間でスライド可能とされたスライドドア4aと、このスライドドア4aを駆動するためのラックアンドピニオン機構4bを備えている。
スライドドア4aは、厚みが0mmより大きく1mm以下とされた樹脂性の薄いシート材である。このスライドドア4aは、フレーム2の上流側に配置されており、ガイドに案内されてフレーム2の表面(冷風用開口2aと加熱用開口2bが露出する表面)に沿って移動される。このようにスライドドア4aが移動されることによって、エバポレータ5にて生成された冷風(空気流)が通過する開口である冷風用開口2a及び加熱用開口2bの開口率とが同時に調節され、冷風用開口2aと加熱用開口2bとの開口割合が調節される。
また、スライドドア4aの移動方向における両端部4a1は、シール面2c,2dと離間するように湾曲する湾曲部4cとされている。つまり、スライドドア4aの両端部4a1は、自らの先端に向けてフレーム2から離間するように湾曲されている。
ラックアンドピニオン機構4bは、スライドドア4aをスライドさせるための機構である。このラックアンドピニオン機構4bは、不図示のモータから動力を伝達されることによって回転駆動するピニオンと、このピニオンの回転動力を直線動力に変換してスライドドア4aに伝達するラック4dとを備えている。
そして、本実施形態の車両用空気調和装置S1において、ラックアンドピニオン機構4bのラック4dは、スライドドア4aと一体的に形成されている。
上述のように本実施形態の車両用空気調和装置S1は、スライドドア4aがラックアンドピニオン方式によりスライドされ、スライドドア4aの厚みが1mm以下で、スライドドア4aにラック4dが一体成形された構成を有している。このようにスライドドア4aの厚みを薄くすることによって、スライドドア4aが可撓性を有する。
図4にポリプロペンシート製のスライドドア4aに50Paの圧力を加えた場合における、スライドドア4aの厚みと当該スライドドア4aの端部から1mm離れた位置におけるたわみ量との関係を示したグラフを示す。このグラフから分かるように、スライドドア4aの厚みを薄くしていくと徐々にたわみ量が増加し、特に厚み1mm以下になると急激にたわみ量が増加していることがわかる。
たわみ量が大きい程、スライドドア4aは、柔軟に変形することができる。このため、スライドドア4aは、薄くなるほど、空気流によりシール面2c,2dに押圧される際にこのシール面に合わせて容易に変形することができる。よって、シール性を確保することができる。また、ラック4dがスライドドア4aに一体成形されているために製造コストを下げることができる。
そして、本実施形態の車両用空気調和装置S1では、スライドドア4aによって冷風用開口2aと加熱用開口2bとの開口割合を調節することによって加熱流路1bへの冷風の供給量を調節している。この結果、混合部1cにおける冷風と暖風との混合割合が調節されて調和空気の温度が調節される。
エバポレータ5は、車両に搭載される冷凍サイクルの一部であり、冷却流路1aの内部に配置されている。このエバポレータ5は、不図示の送風機により冷却流路1a内に供給された空気を冷却して冷風を生成する。
図1に戻り、ヒータコア6は、加熱流路1bの内部に配置されており、加熱用開口2bを介して供給される冷風を加熱することによって暖風を生成するものである。
デフロスタ吹出口用モードダンパ7は、デフロスタ吹出口1dの開閉を行うダンパであり、ケース1内で回動可能に構成されている。
フェイス吹出口用モードダンパ8は、フェイス吹出口1eの開閉を行うダンパであり、ケース1内において回動可能に構成されている。
フット吹出口用モードダンパ9は、フット吹出口1fの開閉を行うダンパであり、ケース1内において回動可能に構成されている。
なお、エアミックスダンパ装置4と、デフロスタ吹出口用モードダンパ7と、フェイス吹出口用モードダンパ8と、フット吹出口用モードダンパ9とは、不図示のモータから動力が供給される。
このような構成を有する本実施形態の車両用空気調和装置S1によれば、エアミックスダンパ装置4によって冷風用開口2aと加熱用開口2bが両方とも開口されているとすると、冷却流路1aに供給された空気がエバポレータ5によって冷却されることで冷風とされ、この冷風の一部が加熱流路1bに供給される。
そして、加熱流路1bでヒータコア6によって加熱されることで生成された暖風が暖風用開口1gから混合部1cに供給され、加熱流路1bに供給されなかった冷風が冷風用開口2aから混合部1cに供給される。
混合部1cに供給された冷風と暖風とは混合されて温調空気とされ、デフロスタ吹出口1d、フェイス吹出口1e及びフット吹出口1fのうち開口されているいずれかから車室内に供給される。
ここで、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、フレーム2のシール面2cと冷風用開口2aとの間及びフレーム2のシール面2dと加熱用開口2bとの間に通気抵抗部材3が配置されている。このため、スライドドア4aが冷風用開口2aあるいは加熱用開口2bを閉鎖した場合にスライドドア4aとフレーム2との間に僅かな隙間が形成されたとしても、通気抵抗部材3によって、この隙間を介して冷風用開口2aあるいは加熱用開口2bに流入する空気流の少なくとも一部を遮ることができる。
このように、本実施形態の車両用空気調和装置S1によれば、従来においてスライドドア4aの振動と原因とされていた、閉鎖時における開口(冷風用開口2aあるいは加熱用開口2b)への空気の流れ込みを防止することができ、スライドドア4aが振動することによる騒音の発生を防止することが可能となる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、スライドドア4aが冷風用開口2aあるいは加熱用開口2bを閉鎖してシール面2cあるいはシール面2dに当接している場合には、空気流(冷風)の風圧を受けたこのスライドドア4aが通気抵抗部材3を押圧している。このため、通気抵抗部材3とスライドドア4aとが密着しており、シール面2cあるいはシール面2dとスライドドア4aとの間に形成される隙間から閉鎖する冷風用開口2aあるいは閉鎖する加熱用開口2bに空気流(冷風)が流れ込むことを防止することができる。
なお、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、スライドドア4aが通気抵抗部材3から離間すると、通気抵抗部材3が元の形状に復元する。このため、スライドドア4aが冷風用開口2a及び加熱用開口2bの開閉を多数繰り返す場合であっても、その度に通気抵抗部材3がスライドドア4aに密着して変形するため、冷風の流れ込みを確実に防止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、通気抵抗部材3がスライドドア4aに押圧することにより変形するため、スライドドア4aの移動を阻害することなく通気抵抗部材3にてシール面2cあるいはシール面2dとスライドドア4aとの間に形成される隙間から冷風用開口2aあるいは加熱用開口2bへの空気の流れ込みを防止することが可能となる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、フレーム2がシール面2cと冷風用開口2aと間に凹部2eを備え、シール面2dと加熱用開口2bとの間に凹部2fを備え、これらの凹部2e,2fに通気抵抗部材3が配置されている構成を採用している。
このため、通気抵抗部材3のスライドドア4aとの当接面をシール面2cあるいはシール面2dと大きく変えずに通気抵抗部材3の高さを確保することができ、通気抵抗部材3の高さ方向における変形量を大きく確保することができるため、スライドドア4aの移動をより阻害することなく、通気抵抗部材3をよりスライドドア4aに対して密着させて変形させることができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、通気抵抗部材3がシール面2c,2dよりも突出しているため、確実にスライドドア4aと通気抵抗部材3とを当接することができ、冷風の流れ込みをより確実に防止することができる。
また、スライドドア4aの移動方向における両端部4a1が、シール面2c,2dと離間するように湾曲する湾曲部4cとされているため、通気抵抗部材3が突出していても湾曲部4cが通気抵抗部材3の当接面上にのりあがり、スライドドア4aの移動を阻害することはない。
また、本実施形態の車両用空気調和装置S1においては、通気抵抗部材3がスポンジ状の多孔質体からなる構成を採用している。
スポンジ状の多孔質体は、複数の空隙が存在することから表面積が少なく摩擦抵抗が小さい。このため、本実施形態の車両用空気調和装置S1によれば、小さな動力にてスライドドア4aを滑らかに移動することが可能となる。
さらに、通気抵抗部材3が多孔質体の場合には押圧された際に体積が縮小するように変形するため、曲がるように変形するゴム剛性体などに比べ、よれやねじれに強く、繰り返しスライドドア4aを通気抵抗部材3に当接させても良好な通気抵抗部材の耐久性を長期にわたって維持することができる。
また、スポンジ状の多孔質体は、振動を吸収する性質を有している。このような振動吸収部材からなる通気抵抗部材3によれば、スライドドア4aが多少振動した場合であっても、その振動を吸収することができる。したがって、騒音の発生を防止することが可能となる。
なお、上述のようにスライドドア4aは、薄くするほどシール性が向上する。このため、通気抵抗部材3を配置しなくとも問題が解決できるようにも思える。しかしながら、スライドドア4aが薄くなるほど、シール面2c,2dとの間に形成される微小隙間を通じて発生する負圧の影響も受けやすくなり振動が生じ易くなる懸念もある。このため、通気抵抗部材3を配置しない場合には、従来の車両用空気調和装置と同様に、スライドドア4aをある程度厚くするか、別の剛性部材をスライドドアに組み付けることによって剛性を確保する必要が生じる。結果としてスライドドア4aを薄くすることができない。これに対して、本実施形態の車両用空気調和装置S1によれば、通気抵抗部材3を配置することによって、スライドドア4aを薄くした場合であってもスライドドア4aの振動を抑制することができる。したがって、本実施形態の車両用空気調和装置S1を用いることにより、最大限スライドドア4aを薄くすることが可能となり、良好なシール性を確保しつつ、負圧発生による振動も抑制することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、従来、振動の原因となるシール面とスライドドアとの間の隙間は、ケースと一体化されたフレームの成型時におけるヒケによって発生するシール面の歪みが1つ原因となって生じている。
このヒケによる歪みは、フレーム成型時に用いられる型の抜き勾配等に起因して、シール面の端部で生じやすい。
このため、図5Aに示すように、スライドドア4aの移動方向に対して直交するスライドドア4aの幅方向にて、スライドドア4aの中心よりもスライドドア4aの端部寄りの位置のみに通気抵抗部材3を設置するようにしても良い。
これによって、少ない材料によって効率的に冷風の流れ込みを防止することができる。
更には、図5Bに示すように、凹部2e,2fの隅部に突出部を設け、通気抵抗部材3をこの突出部に合わせた形状(図5Bにおいては略L字形状)としても良い。
これによって、通気抵抗部材3を凹部2e,2fに配置する際に、通気抵抗部材3の位置決めを容易に行うことができる。
また、上記実施形態においては、図1に示すように、通気抵抗部材3の断面形状が矩形である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、通気抵抗部材3にスライドドア4aが接触する際に通気抵抗部材3がスライドドア4aの移動を妨げないよう、通気抵抗部材3を面取り加工しても良い。
また、冷却用開口2a及び加熱用開口2bを含んでケース1の内部を2つの領域に分割し、各領域にて独立して調和空気を生成することで車両の運転席側と助手席側の温度をそれぞれ独立に温度制御する車両用空気調和装置がある。
この車両用空気調和装置では、ケース1に保持される仕切板10により冷風用開口2a及び加熱用開口2bを左右に分割している。この仕切板10によって、冷却用開口2aは、スライドドア4aの幅方向(図6A、図6Bの左右方向)にて、第1領域R1と第2領域R2とに二分されている。また、仕切板10によって、加熱用開口2bは、スライドドア4aの幅方向にて、第1領域R3と第2領域R4とに二分されている。
また、この車両用空気調和装置には、独立して移動される2つスライドドア11,12が設けられている。そして、第1のスライドドア11によって冷却用開口2aの第1領域R1と加熱用開口2bの第1領域R2との開口割合が調節され、第2のスライドドア12によって冷却用開口2aの第2領域R3と加熱用開口2bの第2領域R4との開口割合が調節される。
そして、このような車両用空気調和装置に対して本発明を適用することも可能である。つまり、図6Aに示すように、冷却用開口2aの第1領域R1とシール面2cとの間と、加熱用開口2bの第1領域R2とシール面2dとの間と、冷却用開口2aの第2領域R3とシール面2cとの間と、加熱用開口2bの第2領域R4とシール面2dとの間とに通気抵抗部3を設けるようにしても良い。
なお、図6Bに示すように、スライドドア11,12の幅方向(図6Bにおける左右方向)にて、第1領域R1,R2の中心よりも第1領域R1,R2の端部寄りの位置と、第2領域R3,R4の中心よりも第2領域R3,R4の端部寄りの位置との各々にのみ通気抵抗部材3を設置しても良い。これによって、微小な隙間が生じやすい箇所のみに対して選択的に通気抵抗部材3が設けられるため、少ない材料によって効率的に冷風の流れ込みを防止することができる。
なお、このような仕切板10を備える構成を採用する場合には、スライドドア11,12は、片側の端部がシール面2c,2dを有するフレーム2に設けられたガイドで案内され、もう一方の端部がフレーム2とは別部材である仕切板10に設けられたガイドで案内される。つまり、スライドドア11,12の一部がフレーム2と別部材の仕切板10に設けられたガイドで案内される。このときフレーム2と仕切板10の成型時のばらつき等に起因してスライドドア11,12とシール面2c,2dとの間に微小な隙間が生じ易くなる。このような場合であっても、上述のように通気抵抗部材3を設置することによって、隙間からの空気の流れ込みを防止することができ、スライドドア11,12が振動することによる騒音の発生を防止することが可能となる。
また、上記実施形態においては、フレームが有する開口が冷風用開口2a及び加熱用開口2bであり、スライドドア4aがエアミックスダンパ装置4に組み込まれた構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、デフロスタ吹出口用モードダンパ7やフェイス吹出口モードダンパ8、フット吹出口用モードダンパ9をスライドダンパに置き換え、本発明と同様の構成を用いても良い。
S1……車両用空気調和装置、1……ケース、2……フレーム、2a……冷風用開口(開口)、2b……加熱用開口(開口)、2c,2d……シール面、2e,2f……凹部、3……通気抵抗部材、4……エアミックスダンパ装置、4a……スライドドア、4b……ラックアンドピニオン機構、4c……湾曲部、10……仕切板

Claims (8)

  1. 空気流が通過する開口を有する樹脂製のフレームと、
    前記フレームの上流側にて前記フレームの前記開口が露出する表面に沿って移動されると共に前記開口を開閉するスライドドアと、
    前記スライドドアが前記開口を閉鎖する場合に前記スライドドアの端部と当接するシール面と前記開口との間にて前記フレームの表面に配置される通気抵抗部材と
    を備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記通気抵抗部材は、前記スライドドアによって押圧されることにより前記スライドドアに密着しながら変形すると共に前記スライドドアが離間した際に形状が復元する復元性を有していることを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記フレームは、前記シール面と前記開口との間に前記通気抵抗部材が設置される凹部を備え、
    前記スライドドアの移動方向の両端部は、これらの先端に向けて前記フレームから離間するように湾曲され、
    前記通気抵抗部材は、前記シール面よりも突出している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記通気抵抗部材は、前記スライドドアの移動方向に対して直交する前記スライドドアの幅方向にて、前記開口の中心よりも前記開口の端部寄りの位置に設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  5. 前記通気抵抗部材は、スポンジ状の多孔質体からなることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  6. 前記フレームは、前記スライドドアの移動方向に対して直交する前記スライドドアの幅方向にて、前記開口を第1領域と第2領域と二分する仕切板を備え、
    前記通気抵抗部材は、前記スライドドアの幅方向にて、前記第1領域の中心よりも前記第1領域の端部寄りの位置と前記第2領域の中心よりも第2領域の端部寄りの位置との各々に少なくとも設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  7. 前記通気抵抗部材は、振動吸収部材からなることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  8. 前記スライドドアの厚みが0mmより大きく1mm以下にされていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
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