JPWO2012032690A1 - デルタシグマ変調器、積分器、および無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
デルタシグマ変調器は、演算増幅器(10)を有する積分器(1)と、積分器の出力を量子化する量子化器(2)と、量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して演算増幅器の反転入力端に負帰還する第1のD/A変換器(3)と、積分器の入力信号を量子化器の入力端にフィードフォワードするフィードフォワードパス(4)と、量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して量子化器の入力端に負帰還する第2のD/A変換器(5)とを備えている。積分器(1)は、一端が当該積分器の入力信号に接続され、他端が演算増幅器の反転入力端に接続された抵抗素子(11)と、演算増幅器の反転入力端と出力端との間に互いに直列接続されたn個の容量性回路(12)と、一端が容量性回路どうしの接続点に接続され、他端が共通ノードに接続されたn−1個の抵抗素子(13)とを有する。
Description
本発明は、積分器を搭載したデルタシグマ変調器に関する。
今日、A/D変換器としてデルタシグマ変調器が広く用いられている。デルタシグマ変調器を利用したA/D変換器は、ノイズシェーピング技術およびオーバーサンプリング技術によって、ナイキストA/D変換器よりも高精度かつ低消費電力という特徴を有する。なかでも連続時間型デルタシグマ変調器は帯域および動作速度の点で優れている。
一般的な連続時間型デルタシグマ変調器では、入力信号は縦続接続された複数のアナログ積分器(連続時間型フィルタ)を通って量子化器によって量子化される。そして、量子化器の出力はD/A変換器によってアナログ電流信号に変換されてから積分器に負帰還される(例えば、非特許文献1,2参照)。
デルタシグマ変調器の精度を向上させるには連続時間型フィルタの次数を高くして量子化ノイズを除去する必要がある。それにはフィルタ次数に応じた数の積分器を縦続接続すればよいが、演算増幅器が多く必要となり、消費電力およびチップ面積の増大を招いてしまう。したがって、デルタシグマ変調器には1個の演算増幅器で高次の伝達関数を実現する積分器を用いることが望ましい。そこで、演算増幅器の反転入力部分および負帰還部分にそれぞれ高次のRCローパスフィルタおよびRCハイパスフィルタを設けることで1個の演算増幅器で高次の積分特性を発揮する積分器を構成し、さらに量子化器の出力を各フィルタの各中間ノードに負帰還することで、小型かつ低消費電力のデルタシグマ変調器を実現している(例えば、特許文献1参照)。
Steven R. Norsworthy, Richard Schereier and Gabor C.Temes, "Delta-Sigma Data Converters Theory, Design, and Simulation," IEEE press, 1997, pp.1-6
H. Inose, Y. Yasuda, "A Unity Bit Coding Method by Negative Feedback," Proceedings of the IEEE, Vol. 51, No. 11, Nov. 1963, pp. 1524-1535
上記の改良型のデルタシグマ変調器では、高次の積分特性を得るには演算増幅器の反転入力部分に高次のRCローパスフィルタが必要となる。しかし、特に容量素子の面積が大きいため、積分器、ひいてはデルタシグマ変調器全体の回路面積が大きくなってしまう。また、RCローパスフィルタの中間ノードに量子化器の出力を負帰還するD/A変換器が多数必要となるばかりか、電位が不安定な中間ノードに接続されるD/A変換器は設計困難である。
上記問題に鑑み、本発明は、より小型で低消費電力のデルタシグマ変調器を提供することを課題とする。また、そのようなデルタシグマ変調器に好適な積分器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によって次のような手段を講じた。デルタシグマ変調器は、例えば、演算増幅器を有する積分器と、積分器の出力を量子化する量子化器と、量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して演算増幅器の反転入力端に負帰還する第1のD/A変換器と、積分器の入力信号を量子化器の入力端にフィードフォワードするフィードフォワードパスと、量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して量子化器の入力端に負帰還する第2のD/A変換器とを備えており、好ましくは、演算増幅器の反転入力端、非反転入力端、および出力端、ならびに共通ノードを短絡可能に構成されたスイッチ回路をさらに備えている。あるいは、デルタシグマ変調器は、例えば、演算増幅器を有する積分器と、積分器の出力を量子化する量子化器と、量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して演算増幅器の反転入力端に負帰還するD/A変換器と、演算増幅器の反転入力端、非反転入力端、および出力端、ならびに共通ノードを短絡可能に構成されたスイッチ回路とを備えている。
また、nを2以上の整数として、積分器は、例えば、一端が当該積分器の入力信号に接続され、他端が演算増幅器の反転入力端に接続された抵抗素子と、演算増幅器の反転入力端と出力端との間に互いに直列接続されたn個の容量性回路と、一端が容量性回路どうしの接続点に接続され、他端が共通ノードに接続されたn−1個の抵抗素子とを有する。なお、n個の容量性回路の少なくとも一つは、互いに直列接続された容量素子および抵抗素子を有していてもよく、さらに、互いに直列接続された容量素子および抵抗素子に並列接続された容量素子を有していてもよい。
本発明によると、1個の演算増幅器および1個または2個のD/A変換器を用いてn次のフィルタリング特性を呈するデルタシグマ変調器を構成することができ、デルタシグマ変調器の小型化および低消費電力化が可能となる。さらに、量子化器の出力の負帰還先が電位の安定した演算増幅器の仮想接地点であるため、D/A変換器の設計が容易になる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。積分器1は、当該デルタシグマ変調器に入力されたアナログ電圧Vinを積分する。積分器1の具体的構成については後述する。量子化器2は、積分器1の出力を量子化する。D/A変換器3は、量子化器2のデジタル出力Doutをアナログ電流信号に変換して積分器1における演算増幅器10の反転入力端に負帰還する。フィードフォワードパス4は、積分器1を迂回してVinを量子化器2の入力端にフィードフォワードする。フィードフォワードパス4を設けることで、量子化ノイズだけが積分器1を通過するようになるため、演算増幅器10に要求される線形特性やダイナミックレンジなどを緩和することができる。D/A変換器5は、Doutをアナログ電流信号に変換して量子化器2の入力端に負帰還する。すなわち、積分器1の出力に、フィードフォワードパス4によってフィードフォワードされた信号およびD/A変換器5の出力信号が加算される。なお、図1の例では、抵抗素子を用いてこれら信号を加算しているが、信号加算方法はこれに限定されない。
図1は、第1の実施形態に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。積分器1は、当該デルタシグマ変調器に入力されたアナログ電圧Vinを積分する。積分器1の具体的構成については後述する。量子化器2は、積分器1の出力を量子化する。D/A変換器3は、量子化器2のデジタル出力Doutをアナログ電流信号に変換して積分器1における演算増幅器10の反転入力端に負帰還する。フィードフォワードパス4は、積分器1を迂回してVinを量子化器2の入力端にフィードフォワードする。フィードフォワードパス4を設けることで、量子化ノイズだけが積分器1を通過するようになるため、演算増幅器10に要求される線形特性やダイナミックレンジなどを緩和することができる。D/A変換器5は、Doutをアナログ電流信号に変換して量子化器2の入力端に負帰還する。すなわち、積分器1の出力に、フィードフォワードパス4によってフィードフォワードされた信号およびD/A変換器5の出力信号が加算される。なお、図1の例では、抵抗素子を用いてこれら信号を加算しているが、信号加算方法はこれに限定されない。
積分器1において、演算増幅器10の非反転入力端は共通ノードに接続され、反転入力端には抵抗素子11を介してVinが入力される。演算増幅器10の出力端と反転入力端との間の負帰還部分には互いに直列接続された3個の容量性回路12が挿入されている。容量性回路12どうしの二つの接続点と共通ノードとの間にそれぞれ抵抗素子13が接続されている。
積分器1における容量性回路12は、図1に示したように1個の容量素子121で構成することができる。あるいは、いずれか一つの容量性回路12は、互いに直列接続された容量素子および抵抗素子で構成してもよい。図2は、図1の積分器1における左端の容量性回路12を、互いに直列接続された容量素子121および抵抗素子122で構成した変形例を示す。抵抗素子122を追加することで、演算増幅器10の帯域不足を補うことができ、演算増幅器10の消費電力を低減することができる。
容量性回路12に抵抗素子122を追加すると、D/A変換器3の出力電流にリンギングが生じる可能性がある。そこで、図3に示したように、容量素子121および抵抗素子122に容量素子123を並列接続してもよい。容量素子123を追加することで、当該リンギングを抑制して、積分器1の出力特性を良化することができる。
図1に戻り、抵抗素子11の抵抗値をR1、抵抗素子13の抵抗値を図左側からR2,R3、容量素子121の容量値を図左側からC1,C2,C3、積分器1の出力電圧をVoutとすると、積分器1の伝達関数は次式で表される。ただし、sはラプラス演算子である。当該伝達関数からわかるように、積分器1は1個の演算増幅器10で3次の積分特性を発揮する。
以上、本実施形態によると、1個の演算増幅器10を用いて3次のフィルタリング特性を呈するデルタシグマ変調器を構成することができる。しかも、量子化器2の出力を負帰還するD/A変換器が2個で済むため、デルタシグマ変調器の小型化および低消費電力化が可能となる。さらに、D/A変換器3の出力先が演算増幅器10の仮想接地点であるため、D/A変換器3の設計が容易となる。
なお、フィードフォワードパス4は省略可能である。フィードフォワードパス4を省略する場合、D/A変換器5も省略できるため、デルタシグマ変調器のより一層の小型化および低消費電力化が可能となる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。積分器1は、当該デルタシグマ変調器に入力されたアナログ電圧Vinを積分する。積分器1の具体的構成および変形例については上述したとおりである。量子化器2は、積分器1の出力を量子化する。D/A変換器3は、量子化器2のデジタル出力Doutをアナログ電流信号に変換して積分器1における演算増幅器10の反転入力端に負帰還する。
図4は、第2の実施形態に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。積分器1は、当該デルタシグマ変調器に入力されたアナログ電圧Vinを積分する。積分器1の具体的構成および変形例については上述したとおりである。量子化器2は、積分器1の出力を量子化する。D/A変換器3は、量子化器2のデジタル出力Doutをアナログ電流信号に変換して積分器1における演算増幅器10の反転入力端に負帰還する。
さらに、当該デルタシグマ変調器には、演算増幅器10の反転入力端、非反転入力端、および出力端、ならびに共通ノードを短絡可能に構成されたスイッチ回路6が設けられている。スイッチ回路6は、デルタシグマ変調器の通常動作時には切断されているが、例えば、過大振幅信号の入力によってデルタシグマ変調器が発振状態となった場合には閉じて容量性回路12に含まれる容量素子121の充電電荷を放電する。なお、スイッチ回路6の挿入箇所はさまざまである。例えば、図4に示したように、スイッチ回路6は、演算増幅器10の反転入力端と非反転入力端との間、および演算増幅器10の反転入力端と出力端との間に設ける。
以上、本実施形態によると、小型で低消費電力のデルタシグマ変調器について、過大入力時などにデルタシグマ変調器が発振状態に陥りそうに、あるいは陥ったとしても、通常状態に復帰させることができる。
(デルタシグマ変調器の変形例)
図5は、変形例に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。当該デルタシグマ変調器のように、第1および第2の実施形態に係るデルタシグマ変調器を合体してさらに差動系にすることも可能である。また、図6に示したように、積分器1と量子化器2との間に、別のフィルタ100を挿入してもよい。フィルタ100は、任意の構成の積分器や共振器などである。
図5は、変形例に係るデルタシグマ変調器の構成を示す。当該デルタシグマ変調器のように、第1および第2の実施形態に係るデルタシグマ変調器を合体してさらに差動系にすることも可能である。また、図6に示したように、積分器1と量子化器2との間に、別のフィルタ100を挿入してもよい。フィルタ100は、任意の構成の積分器や共振器などである。
なお、上記各実施形態および変形例に係るデルタシグマ変調器において、容量性回路12の個数は3個に限られず、増減してもよい。例えば、容量性回路12を4個設けることで、4次の伝達特性を呈するデルタシグマ変調器を構成することができる。
(無線通信装置の実施形態)
図7は、一実施形態に係る無線通信装置の構成を示す。本実施形態に係る無線通信装置は、電波を送受信するアンテナ101と、送信信号に対して変調処理を含む所定の送信処理を施す送信部102と、受信信号に対して復号処理を含む所定の受信処理を施す受信部103と、送信信号と受信信号との切り替えを行う送受切替部104とを備えている。詳細には、受信部103は、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)105と、ミキサ106と、ローパスフィルタ107と、デルタシグマ変調器108と、デジタルベースバンド処理部109とを備えている。デルタシグマ変調器109として上記各実施形態および変形例に係るものを採用するとよい。こうすることで、低消費電力かつ低コストで高精度な無線通信装置を実現することができる。
図7は、一実施形態に係る無線通信装置の構成を示す。本実施形態に係る無線通信装置は、電波を送受信するアンテナ101と、送信信号に対して変調処理を含む所定の送信処理を施す送信部102と、受信信号に対して復号処理を含む所定の受信処理を施す受信部103と、送信信号と受信信号との切り替えを行う送受切替部104とを備えている。詳細には、受信部103は、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)105と、ミキサ106と、ローパスフィルタ107と、デルタシグマ変調器108と、デジタルベースバンド処理部109とを備えている。デルタシグマ変調器109として上記各実施形態および変形例に係るものを採用するとよい。こうすることで、低消費電力かつ低コストで高精度な無線通信装置を実現することができる。
本発明に係るデルタシグマ変調器は、小型かつ低消費電力で高次のフィルタリング特性を発揮するため、携帯通信機器などに有用である。
1 積分器
10 演算増幅器
11 抵抗素子
12 容量性回路
121 容量素子
122 抵抗素子
123 容量素子
13 抵抗素子
2 量子化器
3 D/A変換器(第1のD/A変換器)
4 フィードフォワードパス
5 D/A変換器(第2のD/A変換器)
6 スイッチ回路
109 デジタルベースバンド処理部
10 演算増幅器
11 抵抗素子
12 容量性回路
121 容量素子
122 抵抗素子
123 容量素子
13 抵抗素子
2 量子化器
3 D/A変換器(第1のD/A変換器)
4 フィードフォワードパス
5 D/A変換器(第2のD/A変換器)
6 スイッチ回路
109 デジタルベースバンド処理部
Claims (8)
- 演算増幅器を有する積分器と、
前記積分器の出力を量子化する量子化器と、
前記量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して前記演算増幅器の反転入力端に負帰還する第1のD/A変換器と、
前記積分器の入力信号を前記量子化器の入力端にフィードフォワードするフィードフォワードパスと、
前記量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して前記量子化器の入力端に負帰還する第2のD/A変換器とを備え、
nを2以上の整数として、前記積分器は、
一端が当該積分器の入力信号に接続され、他端が前記演算増幅器の反転入力端に接続された抵抗素子と、
前記演算増幅器の反転入力端と出力端との間に互いに直列接続されたn個の容量性回路と、
一端が前記容量性回路どうしの接続点に接続され、他端が共通ノードに接続されたn−1個の抵抗素子とを有する
ことを特徴とするデルタシグマ変調器。 - 請求項1のデルタシグマ変調器において、
前記演算増幅器の反転入力端、非反転入力端、および出力端、ならびに前記共通ノードを短絡可能に構成されたスイッチ回路を備えている
ことを特徴とするデルタシグマ変調器。 - 演算増幅器を有する積分器と、
前記積分器の出力を量子化する量子化器と、
前記量子化器のデジタル出力を電流信号に変換して前記演算増幅器の反転入力端に負帰還するD/A変換器と、
前記演算増幅器の反転入力端、非反転入力端、および出力端、ならびに前記共通ノードを短絡可能に構成されたスイッチ回路とを備え、
nを2以上の整数として、前記積分器は、
一端が当該積分器の入力信号に接続され、他端が前記演算増幅器の反転入力端に接続された抵抗素子と、
前記演算増幅器の反転入力端と出力端との間に互いに直列接続されたn個の容量性回路と、
一端が前記容量性回路どうしの接続点に接続され、他端が共通ノードに接続されたn−1個の抵抗素子とを有する
ことを特徴とするデルタシグマ変調器。 - 請求項1および3のいずれか一つのデルタシグマ変調器において、
前記n個の容量性回路の少なくとも一つは、互いに直列接続された容量素子および抵抗素子を有する
ことを特徴とするデルタシグマ変調器。 - 請求項4のデルタシグマ変調器において、
前記n個の容量性回路の少なくとも一つは、前記互いに直列接続された容量素子および抵抗素子に並列接続された容量素子を有する
ことを特徴とするデルタシグマ変調器。 - 演算増幅器を有する積分器であって、nを2以上の整数として、
一端が当該積分器の入力信号に接続され、他端が前記演算増幅器の反転入力端に接続された抵抗素子と、
前記演算増幅器の反転入力端と出力端との間に互いに直列接続されたn個の容量性回路と、
一端が前記容量性回路どうしの接続点に接続され、他端が共通ノードに接続されたn−1個の抵抗素子と備え、
前記n個の容量性回路の少なくとも一つは、互いに直列接続された容量素子および抵抗素子を有する
ことを特徴とする積分器。 - 請求項6の積分器において、
前記n個の容量性回路の少なくとも一つは、前記互いに直列接続された容量素子および抵抗素子に並列接続された容量素子を有する
ことを特徴とする積分器。 - 請求項1および3のいずれか一つのデルタシグマ変調器と、
前記デルタシグマ変調器の出力を処理するデジタルベースバンド処理部とを備えている
ことを特徴とする無線通信装置。
Applications Claiming Priority (3)
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Publication Number | Publication Date |
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