JP5275195B2 - 複素2次積分器およびそれを備えたオーバーサンプリングa/d変換器 - Google Patents
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Description
本発明は、複素2次積分器に関し、特に、時間連続型オーバーサンプリングΔΣ変換器などに好適な複素2次積分器に関する。
オーバーサンプリングA/D変換器は通信機器のフロントエンドや音声信号の変換などに広く用いられており、現在の通信、映像、音声信号処理回路に必須の回路技術である。オーバーサンプリングA/D変換器の一つに、連続時間型フィルタを備えた連続時間型ΔΣA/D変換器(CTDS-ADC:Continuous Time Delta-Sigma A/D converter)がある(例えば、非特許文献1,2参照)。
一般的なCTDS−ADCでは、入力信号は縦続接続されたn個の積分器(連続時間型フィルタ)を通って量子化器によって量子化される。量子化器のデジタル出力はn個のD/A変換器によってアナログ電流信号に変換されてからn個の積分器のそれぞれにフィードバックされる。CTDS−ADCでは、アナログ回路部分にスイッチが含まれないため低電圧化が可能となる。また、サンプリングフィルタを用いた場合に通常必要となる前置フィルタがCTDS−ADCでは不要である。これらの点から、CTDS−ADCは通信システムへの応用に適しており、近年、応用開発研究が盛んとなっている。
一方、通信機器などではイメージ信号除去のために複素フィルタがよく用いられる。典型的な複素フィルタは、互いに位相が90度ずれたI信号およびQ信号がそれぞれ入力される積分器どうしを結合回路で結合したものである(例えば、特許文献1参照)。一般に結合回路はトランジスタなどの能動素子で構成されるが、1次積分器どうしを結合する結合回路については能動素子を用いずに受動素子、具体的には抵抗素子で構成することができる(例えば、非特許文献1参照)。
Jan Crols and Michiel Steyaert, "An Analog Integrated Polyphase Filter for a High Performance Low-IF Reciever", Digest of Technical Papers, Symposium on VLSI Circuit, PP.87-88, 1995
CTDS−ADCにおいて分解能とSN性能を向上させるには量子化ノイズ除去のためのフィルタ次数を上げる必要があり、その次数分の演算増幅器が必要となる。さらにCTDS−ADCに複素係数を持たせようとするとその倍の演算増幅器が必要となる。上述したように一次積分器どうしを結合する結合回路は演算増幅器を用いずに構成することができる。しかし、演算増幅器の個数を削減して構成された高次積分器、例えば、1個の演算増幅器で構成された2次積分器どうしを結合する結合回路についても能動素子を用いずに構成できるか否かは不明である。
すなわち、CTDS−ADCを複素化して性能をより向上しようとすると多数の演算増幅器を使用しなければならなくなる。しかし、演算増幅器の個数増加は回路規模と消費電力の増加を招くこととなり、携帯通信機器などに応用されるシステムLSIの性能向上に係るボトルネックの一因となる。
上記問題に鑑み、本発明は、より少ない演算増幅器で複素2次積分器を実現することを課題とする。さらに、そのような複素2次積分器を用いた高次の時間連続型オーバーサンプリングA/D変換器を実現することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によって次のような手段を講じた。すなわち、複素2次積分器は、第1および第2の2次積分器と、第1および第2の2次積分器を結合する第1および第2の結合回路とを備えている。ここで、第1および第2の2次積分器は、いずれも、演算増幅器と、第1のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された抵抗素子と、第1のノードと演算増幅器の反転入力端との間に接続された抵抗素子と、第1のノードとグランドとの間に接続された容量素子と、第2のノードと演算増幅器の反転入力端との間に接続された容量素子と、第2のノードと演算増幅器の出力端との間に接続された容量素子と、第2のノードとグランドとの間に接続された抵抗素子と、第1のノードとグランドとの間に接続された抵抗素子とを有する。第1の結合回路は、第1の2次積分器の演算増幅器の出力端と第2の2次積分器における第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、第2の2次積分器の演算増幅器の出力端と第1の2次積分器における第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有する。そして、第2の結合回路は、第2の2次積分器の演算増幅器の反転入力端と第1の2次積分器における第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、第1の2次積分器の演算増幅器の反転入力端と第2の2次積分器における第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有する。
これによると、第1および第2の2次積分器で用いられる演算増幅器は1個であり、第1および第2の結合回路は抵抗素子、すなわち受動素子で構成される。したがって、全体としてわずか2個の演算増幅器で2次の複素積分特性を発揮する複素2次積分器を構成することができる。
複素2次積分器は、さらに、第1および第2の2次積分器を結合する第3の結合回路を備えていてもよい。ここで、第1および第2の2次積分器は、いずれも、第2のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された容量素子と、第2のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された抵抗素子とを有する。そして、第3の結合回路は、第1の2次積分器の信号入力端と第2の2次積分器における第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、第2の2次積分器の信号入力端と第1の2次積分器における第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有する。
これによると、(α(s−δ)2+β(s−δ)+γ)/(s−δ)2で表される(ただし、sはラプラス演算子、α、β、γ、δは各素子の素子値によって決定される定数である。)任意の伝達特性を実現することができる。
好ましくは、第1のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスと第2のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとを等しくする。これによると、第1および第2の2次積分器において第1のノードと演算増幅器の出力端との間に抵抗性パスを設けることなく、当該複素2次積分器は複素2次共振器として機能するようになる。
また、オーバーサンプリングA/D変換器は上記の複素2次積分器を少なくとも一つ備えているものとする。
本発明によると、小型かつ低消費電力の複素2次積分器を得ることができる。さらに、高分解能かつ高SN比のオーバーサンプリングA/D変換器の小型化および低消費電力化が可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る複素2次積分器の構成を示す。本実施形態に係る複素2次積分器100は、信号VinIが入力され、信号VoutIを出力する2次積分器100I、および信号VinIから位相が90度ずれた信号VinQが入力され、信号VoutIから位相が90度ずれた信号VoutQを出力する2次積分器100Qを2個の結合回路30,40で結合して構成される。
図1は、第1の実施形態に係る複素2次積分器の構成を示す。本実施形態に係る複素2次積分器100は、信号VinIが入力され、信号VoutIを出力する2次積分器100I、および信号VinIから位相が90度ずれた信号VinQが入力され、信号VoutIから位相が90度ずれた信号VoutQを出力する2次積分器100Qを2個の結合回路30,40で結合して構成される。
2次積分器100I,100Qは、いずれも1個の演算増幅器10を用いて構成することができる。具体的には、信号入力端と演算増幅器10の反転入力端との間には抵抗素子11,12,14および容量素子21からなる入力部フィルタが設けられている。これら素子の一端はいずれもノード101に接続されており、抵抗素子11,12の他端は信号入力端および演算増幅器10の反転入力端にそれぞれ接続され、抵抗素子14および容量素子21の他端はグランドに接続されている。また、演算増幅器10の反転入力端と出力端との間には容量素子22,23および抵抗素子13からなる帰還部フィルタが設けられている。これら素子の一端はいずれもノード102に接続されており、容量素子22,23の他端は演算増幅器10の反転入力端および出力端にそれぞれ接続され、抵抗素子13の他端はグランドに接続されている。
結合回路30は、2次積分器100I,100Qのそれぞれの容量素子23どうしをクロス結合する。具体的には、結合回路30は、抵抗素子31,32で構成することができる。抵抗素子31は、2次積分器100Iにおける容量素子23の2つの端子のうち演算増幅器10の出力端に接続された方と、2次積分器100Qにおける容量素子23の2つの端子のうちノード102に接続された方とを互いに極性反転して結合する。抵抗素子32は、2次積分器100Qにおける容量素子23の2つの端子のうち算増幅器10の出力端に接続された方と、2次積分器100Iにおける容量素子23の2つの端子のうちノード102に接続された方とを極性反転せずに結合する。
結合回路40は、2次積分器100I,100Qのそれぞれの容量素子22どうしをクロス結合する。具体的には、結合回路40は、抵抗素子41,42で構成することができる。抵抗素子41は、2次積分器100Iにおける容量素子22の2つの端子のうちノード102に接続された方と、2次積分器100Qにおける容量素子22の2つの端子のうち演算増幅器10の反転入力端に接続された方とを互いに極性反転して結合する。抵抗素子42は、2次積分器100Qにおける容量素子22の2つの端子のうちノード102に接続された方と、2次積分器100Iにおける容量素子22の2つの端子のうち演算増幅器10の反転入力端に接続された方とを極性反転せずに結合する。
本実施形態に係る複素2次積分器100において、抵抗素子11〜14の抵抗値をR1,R2,R3,R4、容量素子21〜23の容量値をC1,C2,C3、抵抗素子31,32の抵抗値をRf1、抵抗素子41,42の抵抗値をRf2、2次積分器100Iにおけるノード101,102の電圧をV1,V2、2次積分器100Qにおけるノード101,102の電圧をV3,V4とすると、次の節点方程式が成り立つ。ただし、sはラプラス演算子である。
ここで、2次積分器100I,100Qのそれぞれについて、ノード101に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとノード102に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとが等しい、例えば、C1=C2+C3、1/R3=1/R1+1/R2、1/R4=1/Rf1+1/Rf2とすると、複素2次積分器100について次の伝達関数が導出される。
この伝達関数から明らかなように、複素2次積分器100の周波数特性は正の周波数の方向に1/C2Rf2および1/C3Rf1だけシフトしている。すなわち、複素2次積分器100は正の周波数と負の周波数に対して非対称な伝達特性を有し、演算増幅器を多用した従来の複素2次積分器と同等の複素積分特性を発揮する。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る複素2次積分器の構成を示す。本実施形態に係る複素2次積分器100は、図1の複素2次積分器100に2次積分器100I,100Qのそれぞれにおいてノード102と信号入力端との間に抵抗素子15および容量素子24を並列接続し、さらに、2次積分器100I,100Qのそれぞれの容量素子24どうしをクロス結合する結合回路50を追加したものである。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
図2は、第2の実施形態に係る複素2次積分器の構成を示す。本実施形態に係る複素2次積分器100は、図1の複素2次積分器100に2次積分器100I,100Qのそれぞれにおいてノード102と信号入力端との間に抵抗素子15および容量素子24を並列接続し、さらに、2次積分器100I,100Qのそれぞれの容量素子24どうしをクロス結合する結合回路50を追加したものである。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
結合回路50は、抵抗素子51,52で構成することができる。抵抗素子51は、2次積分器100Iにおける容量素子24の2つの端子のうち信号入力端に接続された方と、2次積分器100Qにおける容量素子23の2つの端子のうちノード102に接続された方とを互いに極性反転して結合する。抵抗素子52は、2次積分器100Qにおける容量素子24の2つの端子のうち信号入力端に接続された方と、2次積分器100Iにおける容量素子23の2つの端子のうちノード102に接続された方とを極性反転せずに結合する。
本実施形態に係る複素2次積分器100において、さらに、抵抗素子15の抵抗値をR5、容量素子24の容量値をC4、抵抗素子51,52の抵抗値をRf3とすると、次の節点方程式が成り立つ。
ここで、2次積分器100I,100Qのそれぞれについて、ノード101に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとノード102に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとが等しい、例えば、C1=C2+C3+C4、1/R3=1/R1+1/R2、1/R4=1/Rf1+1/Rf2+1/Rf3+1/R5とし、さらに簡略化のためRf2=C3/C2×Rf1、Rf3=C3/C4×Rf1とすると、複素2次積分器100について次の伝達関数が導出される。
この伝達関数から明らかなように、複素2次積分器100の周波数特性は、下記の汎用的な2次積分器の伝達関数H(s)を正の周波数の方向に1/C3Rf1だけシフトしたものに等しい。
すなわち、複素2次積分器100は正の周波数と負の周波数に対して非対称な伝達特性を有し、演算増幅器を多用した従来の複素2次積分器と同等の複素積分特性を発揮する。さらに、伝達関数の分子の各項を自由に、しかも互いに独立に変更することができる。例えば、容量値C4を変更することで2次項のみを変更することができ、抵抗値R5を変更することで1次項のみを変更することができ、抵抗値R1,R2および容量値C2のいずれか一つを変更することで0次項のみを変更することができる。
なお、2次積分器100I,100Qのそれぞれにおいてノード101と演算増幅器10の出力端との間に抵抗性パスを設けることで、第1および第2の実施形態に係る複素2次積分器100を複素2次共振器に変形することができる。ただし、上述したようにノード101に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとノード102に接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとが等しくなるように各素子値を設定することで複素2次積分器100は実質的に共振器として振る舞うため、抵抗性パスを敢えて設ける必要はない。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態に係るCTDS−ADCの構成を示す。図3において、符号110は一般的な複素1次積分器、符号120は加算器、符号130は量子化器、符号140はD/A変換器(電圧電流変換器)をそれぞれ示す。複素2次積分器100は第1および第2の実施形態のいずれに係るものでもよい。複素1次積分器110および2個の複素2次積分器を縦続接続することで当該CTDS−ADCは5次の複素積分特性を発揮する。図4は、当該CTDS−ADCの量子化ノイズ伝達特性を示す。当該CTDS−ADCは正の周波数方向にシフトした非対称の伝達特性を有する。このように、本実施形態によると、少ない個数の演算増幅器で高次の複素積分特性を有するCTDS−ADCを実現することができる。
図3は、第3の実施形態に係るCTDS−ADCの構成を示す。図3において、符号110は一般的な複素1次積分器、符号120は加算器、符号130は量子化器、符号140はD/A変換器(電圧電流変換器)をそれぞれ示す。複素2次積分器100は第1および第2の実施形態のいずれに係るものでもよい。複素1次積分器110および2個の複素2次積分器を縦続接続することで当該CTDS−ADCは5次の複素積分特性を発揮する。図4は、当該CTDS−ADCの量子化ノイズ伝達特性を示す。当該CTDS−ADCは正の周波数方向にシフトした非対称の伝達特性を有する。このように、本実施形態によると、少ない個数の演算増幅器で高次の複素積分特性を有するCTDS−ADCを実現することができる。
本発明に係る複素2次積分器およびオーバーサンプリングA/D変換器は、比較的小規模かつ低消費電力で高次の複素積分特性および非対称フィルタリング特性を発揮するため、携帯通信機器などに有用である。
100 複素2次積分器
100I 2次積分器(第1の2次積分器)
100Q 2次積分器(第2の2次積分器)
101 ノード(第1のノード)
102 ノード(第2のノード)
10 演算増幅器
11 抵抗素子
12 抵抗素子
13 抵抗素子
14 抵抗素子
15 抵抗素子
21 容量素子
22 容量素子
23 容量素子
24 容量素子
30 結合回路(第1の結合回路)
31 抵抗素子
32 抵抗素子
40 結合回路(第2の結合回路)
41 抵抗素子
42 抵抗素子
50 結合回路(第3の結合回路)
51 抵抗素子
52 抵抗素子
100I 2次積分器(第1の2次積分器)
100Q 2次積分器(第2の2次積分器)
101 ノード(第1のノード)
102 ノード(第2のノード)
10 演算増幅器
11 抵抗素子
12 抵抗素子
13 抵抗素子
14 抵抗素子
15 抵抗素子
21 容量素子
22 容量素子
23 容量素子
24 容量素子
30 結合回路(第1の結合回路)
31 抵抗素子
32 抵抗素子
40 結合回路(第2の結合回路)
41 抵抗素子
42 抵抗素子
50 結合回路(第3の結合回路)
51 抵抗素子
52 抵抗素子
Claims (5)
- 第1および第2の2次積分器と、
前記第1および第2の2次積分器を結合する第1および第2の結合回路とを備え、
前記第1および第2の2次積分器は、いずれも、
演算増幅器と、
第1のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された抵抗素子と、
前記第1のノードと前記演算増幅器の反転入力端との間に接続された抵抗素子と、
前記第1のノードとグランドとの間に接続された容量素子と、
第2のノードと前記演算増幅器の反転入力端との間に接続された容量素子と、
前記第2のノードと前記演算増幅器の出力端との間に接続された容量素子と、
前記第2のノードとグランドとの間に接続された抵抗素子と、
前記第1のノードとグランドとの間に接続された抵抗素子とを有するものであり、
前記第1の結合回路は、
前記第1の2次積分器の前記演算増幅器の出力端と前記第2の2次積分器における前記第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、
前記第2の2次積分器の前記演算増幅器の出力端と前記第1の2次積分器における前記第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有するものであり、
前記第2の結合回路は、
前記第2の2次積分器の前記演算増幅器の反転入力端と前記第1の2次積分器における前記第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、
前記第1の2次積分器の前記演算増幅器の反転入力端と前記第2の2次積分器における前記第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有するものである
ことを特徴とする複素2次積分器。 - 請求項1の複素2次積分器において、
前記第1のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスと前記第2のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとが等しい
ことを特徴とする複素2次積分器。 - 請求項1の複素2次積分器において、
前記第1および第2の2次積分器を結合する第3の結合回路を備え、
前記第1および第2の2次積分器は、いずれも、
前記第2のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された容量素子と、
前記第2のノードと当該2次積分器の信号入力端との間に接続された抵抗素子とを有するものであり、
前記第3の結合回路は、
前記第1の2次積分器の信号入力端と前記第2の2次積分器における前記第2のノードとを互いに極性反転して結合する抵抗素子と、
前記第2の2次積分器の信号入力端と前記第1の2次積分器における前記第2のノードとを極性反転せずに結合する抵抗素子とを有するものである
ことを特徴とする複素2次積分器。 - 請求項3の複素2次積分器において、
前記第1のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスと前記第2のノードに接続された素子を並列接続した場合の合成アドミタンスとが等しい
ことを特徴とする複素2次積分器。 - 請求項1から4のいずれか一つの複素2次積分器を備えている
ことを特徴とするオーバーサンプリングA/D変換器。
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