JPS6013326B2 - 周波数帯域増幅回路 - Google Patents

周波数帯域増幅回路

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JPS6013326B2
JPS6013326B2 JP51099150A JP9915076A JPS6013326B2 JP S6013326 B2 JPS6013326 B2 JP S6013326B2 JP 51099150 A JP51099150 A JP 51099150A JP 9915076 A JP9915076 A JP 9915076A JP S6013326 B2 JPS6013326 B2 JP S6013326B2
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JP
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amplifiers
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JP51099150A
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直樹 江島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/68Combinations of amplifiers, e.g. multi-channel amplifiers for stereophonics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に音声周波数を含む低周波帯城における周
波数帯域=増幅器に関するものであり、帯域内平坦性と
帯域外の減衰特性との両方を同時に改善することができ
、更に抵抗、コンデンサ及び半導体素子だけで構成でき
る周波数帯城増幅器を提供することを剛的とする。
一般に低周波帯域において周波数帯城増幅器を構成する
際には、リードフィルタ等機械振動のQを利用する方法
、LC共振回路を利用する方法、ツインT型フィル夕を
利用する方法等のいわゆる単峰特‘性もこ近い特性が得
られるものと、アクティブフィル夕でハイパスフイルタ
とローパスフイルタを形成しこれらを複数個接続して構
成する方法などがあった。
しかしながら、前者の機械振動を利用する方法、LC共
振を利用する方法及びツインT型フィル夕を増幅器の負
帰還回路内に入れる方法では、単峰特性となるために、
帯域内の平坦性を良くしようとすれば、帯域外での減衰
度特性が悪化し、反対に帯域外での減衰度特性を良くし
ようとすれば、帯域内での特性がとがってしまうといっ
た欠点がある。又、後者のハィパスフィルタとローパス
フィルタを接続して構成する方法においては、帯域内の
平坦性は良好であるが、帯域外での減衰度特性は必ずし
も良好とはいえず、これを改善するには多数の同一回路
を接続する必要があり非常に複雑になり、コスト的にも
高価になる欠点があった。本発明は以上のような欠点を
排したものであり、単峰特性を示すフィルタ回路を負帰
還回路に挿入接続してなる2個の帯城増幅器の中心周波
数をそれぞれ異ならしめ、前記一方の帯域増幅器と位相
反転器との直列接続体に、前記他方の帯城増幅器を並列
接続したことにより、簡単な回路要素および構成で、帯
域内平坦特性および帯域外減衰特性を良好ならしめたも
のである。
以下本発明の周波数帯城増幅器を実施例について図面と
ともに説明する。
第1図は単峰特性を示すフィルタ回路にツインT型フィ
ル夕を用い、ツインT型フィル夕を負帰還回路に入れた
増幅器の回路図であり、ツインT型フィル夕は抵抗1,
2,3およびコンデンサ4,5,6、増幅器7とより形
成されている。
また、ツインT型フィル外ま増幅器7であるトランジス
タの電流増幅率や「抵抗8、抵抗9の値を変化させるこ
とにより、容易に利得を上げて、尖鋭度Qを選択できる
ものである。第1図の回路の周波数特性と入出力位相差
特‘性を第2図a,bに示す。
第2図a,bにおいて、中心周波数ナoの近傍における
入出力位相差の変化は著るしいことがわかる。このよう
な特性をもった帯域増幅器の一つをAとし、増幅器Aの
中心周波数を〆oAとする。ナo^とは異なる中心周波
数〆血を持った全く同様の増幅器をBとする。増幅器A
およびBの周波数特性と入出力位相差特性を第3図a,
bに並べて示す。増幅器AおよびBの中心周波数〆。ハ
と〆。Bの差があることによって、増幅器AおよびBの
入出力位相差の相互間でさらに位相のずれが生じる。こ
の増幅器A,B間相互の位相差は、プ。Aとナ。Bを含
む周波数の近傍にだけ生じており「ナo^およびナoB
から充分離れた周波数においてはほとんど零と見なすこ
とができる。この特性を第4図に示す。第4図において
、?A‐Bは増幅器Aの入出力位相差と増幅器Bの入出
力位相差との差であり、仮に入力端に同一信号が入力さ
れたとした時の、それぞれの出力端での増幅器AとBと
の位相差と同等である。又「少maxはめ^‐Bの最大
値であり、第1図の回路による構成では、■肌の値とし
ては約2400位までに達することが出来るが「 これ
は中心周波数ナ。Aと〆。Bのへだたりによって変化す
る。本発明は上言己のような諸特性に着目して工夫を凝
らしたものであり、その一構成例を第5図に示す。
第5図において、入力部に位相反転器10が接続された
増幅器Aと、同増幅器Aと中心周波数が異なる前記の増
幅器Bとが信号ラインに対して並列に接続されている。
このように構成した時に得られる出力は、中心周波数ナ
。八、メ。Bから充分に離れた周波数では、増幅器Aお
よびBの電圧利得がともに小さく、さらに、出力の位相
が、増幅器Aのみ反転しているので、混合されると互い
に打消し合ってほとんど零となるため、非常に大きな減
衰度を得ることが出来る。又、中心周波数〆。川 〆。
Bの近傍においては、増幅器AおよびBの電圧利得がと
もに大きく、前述の■maXを適当に選び、約1800
前後すると、増幅器Aのみ反転しているために、混合さ
れる前ではほぼ同位相となり、加算されるので非常に大
きな電圧利得を有することが出来る。すなわち、この構
成による総合の周波数特性は、第3図における増幅器A
の周波数特性と増幅器Bの周波数特性もこそれそれ位相
差を加味して得られるものであり、近似的な計算では、
次のように見なすことができる。すなわち、増幅器Aの
出力eo^は eoA=−AvA(w)・Ei sin(のt+◇^‐
B)増幅器Bの出力eoBはeOB:AVB(■).E
i Sin(のt)混合した後の出力はe。
ニーAV^(の)。Ei S;n(のt+■へB)十A
VB(山)・Ei Sin(のt)ただし、AvA(山
),Av8(の)は増幅器A,Bのそれぞれの増幅率、
Eiは入力電圧である。ここで「OA‐Bが0に近いと
きはE。
:Ei。{AVB(の)一AV^(の)}ふ^‐B=9
00のときはE。
=Ei・ノA宅A(山)十A旨B(山)?^‐B=18
00のときはE。
ニEi,{AVA(の)十AVB(■)}となる。中心
周波数プo〜 〆oBのずれは小さいので、Av^(山
)とAvB(の)の差が効いてくるOA‐B−0の領域
ではほぼAvA(■)≠AvB(の)とみなすことが出
来る。したがって、Av^(の)とAvB(山)の幾何
平均をA(山)とすると、近似的に、となり、?A−B
によって大きな効果があることがわかる。
第5図による代表的な周波数特性を第6図に示す。又、
心^‐Bが900〜2700の範囲にあっては、■^‐
Bが全体の特性に及ぼす影響はたかだかゾ2倍までであ
るから、この範囲内の特性は、A(の)に支配されるこ
とになる。すなわち、出力の周波数特性に左右される。
したがって、増幅器AおよびBの中心周波数〆o^と〆
oBのへだたりが大きく、AYA(w)とAYB(の)
の幾何平均が第7図のようになった場合には、総合の周
波数特性も同様に第8図のように双峰となる。単峰にな
るか双峰になるかは、ナ。^とナoBのへだたりだけで
はなく、増幅器AおよびB単体の周波数特性の実効的な
尖鋭度Qにも依存する。すなわち、Qが高ければ入出力
位相差の中心周波数近傍での変化が急峻になって、この
ような増幅器AおよびBで構成した場合にはし第4図に
おけるCmaxが大きくなり、しかも中′○周波数プ。
Aとナ。Bの間ではめmaxに近くなり、それ以外では
急に零となる。したがって、Av^(仇)、Av8(の
)の幾何平均A(の)が中心周波数〆。Aとナ。Bにお
いてピークを持ち総合の周波数特性でも双蜂特性となる
。以上のことから単峰になるか双峰になるかは、中心周
波数〆。^とナ。Bのへだたりと、尖鋭度Qに依ること
がわかる。実験的には、Q×lナ。
A−ナ。BI/(プ。^十〆oB)の値が0.2〜0.
4を境界として、これより大なる時に双蜂特性となり、
それ以下では単峰特性となった。第9図a〜cに実験に
よって得られた特性例を示す。次に本発明の−実施例の
全回路図を第10図に示す。第10図において、トラン
ジスター1は位相反転用のものであり、抵抗12と同1
3とを等しくすることによってェミッタ側とコレクタ側
に大きさが等しくて互いの位相の反転した出力を得るこ
とができる。このそれぞれの出力を増幅器AおよびBへ
接続し、各々の出力を抵抗14と同15とにより混合し
て取り出している。第10図の回路の実施例を、,低周
波帯CWフィル夕として設計した場合の総合特性を第1
1図に示す。このように比較的簡単な回路構成で非常に
すぐれた周波数帯域増幅器を作ることが可能となった。
本発明による回路構成はこれら以外に増幅器A又はBい
ずれか一方の出力端で位相反転を行った上で混合しても
全く同様の効果があり、混合する際に非反転入力と反転
入力に増幅器A又はBを接続するようにしても良い。
すなわち、混合器として差動増幅器やりニア演算アンプ
等の回路を用いても全く同様の効果がある。又前述のQ
xl プ。
A−ナoBI/(ナo^+〆oB)を0.2〜0.4の
範囲に選ぶことにより、帯域内平坦性および帯域外減衰
特性が最良となる。0.2〜0.4以下の範囲において
は、通常の単峰特性に近い特性が得られるが(第9図c
参照)、この方式によって、総合の実効Qを安定にかつ
非常に高くとることが出来る。
従来の構成、例えば、第1図のような回路単体では、ト
ランジスタ増幅器のオープンループゲインを高くとり、
ツインT型フィル夕のQを高くすれば、全体としての実
効Qはかなり高くとることが出来たが、安全度が悪く中
心周波数で、発振状態になることが多かったのに対して
、本発明によれば非常に安定となった。又、Q×lナ。
Aーメ。BI/(ナ。A十ナ。B)を0.2〜0.4以
上に選ぶことによって、双峰特性とすることができるの
で、他の回路等と組合せてスタガーリングをとることが
出来る利点がある。なお、上記実施例の帯城増幅器Aお
よびBは、増幅器の負帰還回路に単峰特性を示すフィル
タ回路が入っていれば良く、本実施例のようなトランジ
スタ回路だけでなく、多段トランジスタ回路を用いても
、又演算アンプ等の集積回路を用いても全く同様の効果
があり、さらにフィル夕回路は単峰特性を示すものであ
れば、LC回路を用いたものや、他の回路であっても差
支えはない。以上説明したように本発明の周波数帯域増
幅回路は、単峰特性を示すフィルタ回路を負帰還回路に
挿入接続してなる2個の帯城増幅器の中心周波数をそれ
ぞれ異ならしめ、前記一方の帯城増幅器と位相反転器と
の直列接続体に、前記他方の帯城増幅器を並列接続して
あるため、両中心周波数の外の周波数帯では、それぞれ
出力レベルが小さくかつ位相差がないので全体の出力は
発生せず、また両中心周波数内の周波数帯では、それぞ
れの出力レベルが大きくかつ位相差が大きくして反転合
成されるので全体の出力は大なるものとなる。
すなわち、帯域内特性の平坦性および帯域外の減衰性が
非常に良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はツインT型フィル夕を負帰還回路に入れた増幅
器の回路図、第2図a,bは第1図の回路の周波数特性
と入出力位相差特性図、第3図a,bは中心周波数をず
らした2つの増幅器AおよびBの周波数特性と入出力位
相差特性図、第4図は増幅器相互間の位相差特性図、第
5図は本発明の一実施例の構成図、第6図は実施例の同
周波数特性図、第7図、第8図は中心周波数間のへだた
りが大きいときの説明図、第9図a〜cは尖鋭度と中心
周波数の関係より得られる特性図、第10図は本発明の
一実施例の全回路図、第11図は本実施例の総合特性図
である。 1〜3,8,9,12〜15・・・…抵抗、4〜6……
コンデンサ、7……増幅器(トランジスタ)、10,1
1…・・・位相反転器、A,B・・・・・・帯城増幅器
。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単峰特性を示すフイルタ回路を負帰還回路に挿入接
    続してなる2個の帯域増幅器の中心周波数をそれぞれ異
    ならしめ、前記一方の帯域増幅器と位相反転器との直列
    接続体に、前記他方の帯域増幅器を並列接続したことを
    特徴とする周波数帯域増幅回路。 2 帯峰特性を示すフイルタ回路がツインT型フイルタ
    回路からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の周波数帯域増幅回路。 3 両帯域増幅器のそれぞれの中心周波数をf_1およ
    びf_2とし、前記両帯域増幅器の周波数尖鋭度をQと
    した時、Q×|f_1−f_2|/(f_1+f_2)
    の値を0.2ないし0.4の範囲内に設定したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の周波数帯域増幅
    回路。
JP51099150A 1976-08-18 1976-08-18 周波数帯域増幅回路 Expired JPS6013326B2 (ja)

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JPS5324252A JPS5324252A (en) 1978-03-06
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JP4772574B2 (ja) 2006-04-14 2011-09-14 株式会社東芝 増幅器および無線通信回路
JP5275195B2 (ja) 2009-09-29 2013-08-28 パナソニック株式会社 複素2次積分器およびそれを備えたオーバーサンプリングa/d変換器
WO2018173201A1 (ja) * 2017-03-23 2018-09-27 三菱電機株式会社 電流増幅器

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