JPWO2012032683A1 - 無線装置 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

従来の構成では、無線端末を全て設置し、固定された条件によってルート探索を行なう必要があり、通信エリアの拡大、システムの経済性のバランスを取ることが容易にできなかった。メータインターフェイス(150)は、コンセントレータ(100)から定期的に送信されてくる設置情報を復調部(156)し、あらかじめ記憶部(157)に記憶されている閾値に基づき、接続先決定部(158)において接続する上位端末探索行い、取得した電界強度レベルが、閾値より大きい場合には、コンセントレータが既に接続しているメータインターフェイス数が最小のものを、電界強度レベルが閾値より小さい場合には、電界強度レベルが最大のものと接続するよう制御する。

Description

本発明は無線装置が無線通信を行なう際、通信ルートを探索する方法に関するものである。
従来、この種の無線装置は、通信ルートをシステムの最上位に位置するサーバーで一括管理していた(例えば、特許文献1参照)。また、通信する端末と隣接する端末との電界強度の差を見て、差が大きいルートを探索し、通信ルートを構築していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−335994号公報 特開平11−168526号公報
しかしながら、上記従来の方法では、システムを構成する無線端末が全て設置されなければルートを決定できないことや、端末と端末間の電界強度の差異を判別できる広いダイナミックレンジを持った電界強度判別手段が必要であった。このため、端末設置時に通信ロバスト性を簡単に確認できないなど、システムの施工性に欠けるという課題があった。また、これらの方法は、単に無線端末間の信号レベルを一定の判断基準を基にルート設定探索しているため、特に無線端末が固定されている場合、ロバストな通信品質を確保するのが難しかった。また、一律に判断基準を基に接続する無線機を探索すると、探索する際の周囲環境やフェージングの影響を受け、通信距離を著しく短くしたルート設定が必要となっていた。加えて中継する端末が多数必要とし、システムの導入コストやメンテナンスコストが課題となっていた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の無線装置は当該無線装置と、接続先であるひとつ上の端末間だけで、通信ルートを探索する通信プロトコルを導入し、かつルート探索する際、無線端末間の信号レベル(電界強度)を基に決定するが、無線機が受信した信号レベルに応じて、上位端末と接続する際の判断基準を変える仕様とする。
たとえば、無線装置が接続する上位端末を探索する際、上位端末と通信状態が良好な端末が複数確認できた際には、通信状況や上位端末自身の中継段数や、既に抱えている下位端末の台数等を加味し決定する。一方で、上位端末と通信状態が良好な端末が確認できない場合には、無線端末間の信号レベルが最も大きいものを選択する。
本発明の無線装置では、無線端末の設置情報を考慮して無線装置間の通信ルートを探索するため、固定された無線装置においてロバストな通信ルートを確保するとともに、無線端末間の距離をできるだけ長く取ることが可能となる。さらに、効率的に中継する端末を減らすことができ導入コスト、メンテナンスコストを抑制することができる。
本発明の実施の形態1における各端末の内部ブロック図である。 本発明の実施の形態1における時間スロットを示す図である。 本発明の実施の形態1における時間スロットの詳細を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるコンセントレータとメータインターフェイス間の時間スロットの整合性を示す図である。 本発明の実施の形態1における電文構成を示す図である。 本発明の実施の形態1を示すシステム図である。 本発明の実施の形態1におけるメータインターフェイスのコンセントレータ探索シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態1における探索条件閾値を説明する図である。 本発明の実施の形態1におけるコンセントレータ探索演算例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるリピータの内部ブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるリピータ設置情報の算出方法を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるメータインターフェイスのリピータ探索シーケンスを示す図である。 本発明の実施の形態2におけるリピータ探索例を示す図である。 リピータでの接続端末判定処理例を示すフローチャートである。
第1の発明は、上位端末から送信される通信信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した通信信号の受信信号レベルを算出するレベル算出部と、予め定められた閾値レベルを記憶する記憶部と、接続する上位端末を決定する接続先決定部と、を備える無線装置において、前記接続先決定部は、前記レベル算出部から算出される受信信号レベルと前記記憶部に記憶された閾値レベルとを比較し、その大小関係に応じて、接続する上位端末を決定するための方法を変える。このような構成とすることで、容易にネットワークを組むこと可能で、かつ施工性を向上させた無線装置を提供できるとともに、アンテナダイバーシティ、ルートダイバーティ、時間ダイバーシティ等を組み合わせることで通信エリアの拡大、あるいは、トラフィックの低減、無線装置の消費電流の抑制を図ることができる。
第2の発明は、前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、前記複数の通信信号から算出される受信信号レベルに前記記憶部に記憶された閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが前記閾値レベル以上の上位端末のうち、その上位端末から予め定められた無線端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末と接続するよう制御する。このような構成とすることで、無線ネットワークの通信にかかる時間(レイテンシー)の低減あるいは、無線装置の消費電流の低減を図ることができる。
第3の発明は、前記受信部が複数の上位端末との通信信号を受信し、前記レベル算出部から算出される複数の受信信号レベルが、全て予め定められた信号レベル未満である場合、前記接続先決定部は、受信信号レベル算出部から算出される受信信号レベルが最大となる上位端末と接続するよう制御する。このような構成とすることで、ネットワークに無線装置を簡単に組み込むことが出来るとともに、通信エリアの拡大、ロバストな通信を確保するとともに、上記条件で決めた接続に、アンテナダイバーシティ、ルートダイバーシティ、時間ダイバーシティ等の制御を組み合わせることで、さらに安定した接続を確率できる。
第4の発明は、前記受信部が複数の上位端末との通信信号を受信し、前記複数の通信信号から算出される受信信号レベルに前記記憶部に記憶された閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが前記閾値レベル以上の上位端末のうち、その上位端末が既に接続している下位端末数が最小のものと接続するよう制御する。このような構成とすることで、ネットワーク上の各端末の接続数をバランスよく構成できるとともに、消費電流の低減を図ることができる。
第5の発明は、上記第1の発明に係る無線装置として、最下位端末と、該最下位端末及び最上位端末の間を中継して前記最下位端末の上位端末に位置づけられる複数の中継端末と、を備える無線通信システムであって、前記最下位端末は、該最下位端末の受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルの中に、前記閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記閾値以上の受信信号レベルを有する上位端末のうち、最上位端末から各上位端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末、又は、その上位端末に既に接続されている下位端末数が最小となる上位端末を、接続先として決定し、前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルが、全て前記閾値レベル未満である場合、前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが最大の上位端末を接続先として決定するよう構成され、前記中継端末は、該中継端末の受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルの中に、前記閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記閾値以上の受信信号レベルを有する上位端末のうち、最上位端末から各上位端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末又は、その上位端末に既に接続されている下位端末数が最小となる上位端末を、接続先として決定し、前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルが、全て前記閾値レベル未満である場合、前記接続先決定部は、何れの上位端末とも接続しないと決定するよう構成されている。このような構成とすることで、最下位端末については、上記第1〜第4の発明について説明したのと同様の作用効果を期待することができる一方、中継端末については、受信信号レベルが閾値未満の上位端末とは接続しないようにできるため、中継端末の通信の確実性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。なお、この実施の形態によって本発明は限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の無線通信システムに係る上位端末又は最上位端末に相当するコンセントレータと、最下位端末に相当するメータインターフェイスとの各ブロック図を示している。本発明のシステムは、コンセントレータ100とメータインターフェイス150、およびメータ180から構成されている。はじめに図1の各ブロックの説明を行なう。
コンセントレータ100は、長距離無線部101と、演算部102と、短距離無線部103と、基準クロック生成部104と、レベル演算部105と、設置情報記憶部106とを備えている。
長距離無線部101は、長距離の通信を行なうためのデバイスで構成されている。演算部102は、両無線部間であらかじめ定められたプロトコルあるいは、仕様で通信を行なうよう制御するものである。短距離無線部103は、後述するメータインターフェイス150と通信を行なうものである。基準クロック生成部104は、メータインターフェイス150と通信を行う際に同期して通信するための基準タイミングを生成するものである。レベル演算部105は、メータインターフェイス150から送信され短距離無線部103で受信された信号の信号レベルを算出するものである。設置情報記憶部106は、コンセントレータ100の設置情報として、例えばその設置高さ、周囲状況、あるいは環境等についての情報を記憶するものである。
メータインターフェイス150は、インターフェイス無線部151と、インターフェイス部152と、インターフェイス演算部153と、基準クロック生成部154と、インターフェイスレベル演算部155と、復調部156と、記憶部157と、接続先決定部158とを備えている。
インターフェイス無線部151は、前記コンセントレータ100と通信を行なうものである。インターフェイス部152は、メータ180のカウンター部181でカウントされた計数を読み取るものである。インターフェイス演算部153は、前記インターフェイス部152を定期的に制御したり、あらかじめ定められたシーケンス、あるいはプロトコルで、インターフェイス無線部151を制御したりするものである。基準クロック生成部154は、コンセントレータ100と同期通信を行うために基準となるクロックを生成するものである。インターフェイスレベル演算部155は、コンセントレータ100からの信号を前記インターフェイス無線部151で受信し、その信号レベルを演算するものである。復調部156は、インターフェイス無線部151で信号処理されたデータをあらかじめ定められたプロトコルにしたがって復調データを生成するものである。記憶部157は、メータインターフェイス150内のインターフェイス無線部151が、接続するコンセントレータ100を探索する際、探索規則を変えるための信号レベルに関する所定の閾値(探索条件閾値)を記憶するものである。接続先決定部158は、受信信号の信号レベル、コンセントレータ100に接続された下位端末数などに基づき、メータインターフェイス150と接続させる上位端末を決定するものである。
接続先の決定処理について概説する。例えば、インターフェイスレベル演算部155で信号レベルを算出し、復調部156で復調できたコンセントレータの信号が複数存在した場合は、接続先決定部158において次のように判断を行う。インターフェイスレベル演算部155の出力(信号レベル)が、記憶部157に記憶されている探索条件閾値以上の場合、コンセントレータに接続されている下位端末の数が最も少ないコンセントレータを接続先として選択する。また、インターフェイスレベル演算部155の出力(信号レベル)が、記憶部157に記憶されている探索条件閾値未満のものしか存在しない場合には、インターフェイスレベル演算部155の出力値が最も大きかったコンセントレータと接続するように制御を行う。
次に、コンセントレータ100のより具体的な構成例について説明する。コンセントレータ100内の長距離無線部101は、携帯電話等で使用されている規格の無線ユニットで、たとえばGSM(Global System for Mobile Communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、EDGE(Enhanced Data GSM Environment)などの機能的構成で実現される。この長距離無線部101は、公共回線やネットワークを介し、管理用サーバーに接続される。この管理用サーバーにより、コンセントレータ100の状態監視や、操作、管理等を行なうことができる。また、ハードウェア的な構成としては、アンテナ、ローノイズアンプ、検波器、発振回路、ミクサ、位相同期回路、分周器、復調回路、変調回路、パワーアンプ、電圧制御発振回路および前記の機能を有するプロセッサ等から構成されている。
短距離無線部103は、長距離無線部101と比較し、送信出力が同等かあるいは小さく、下位に接続されるメータインターフェイス150と通信を行なうための通信部分である。構成としては、アンテナ、ローノイズアンプ、検波器、発振回路、ミクサ、位相同期回路、分周器、復調回路、変調回路、パワーアンプ、電圧制御発振回路および前記の機能を有するプロセッサ等から構成されている。
レベル演算部105は、前記短距離無線部103で受信した信号のレベルを演算するため、アナログ−デジタル変換回路、比較器、検波回路、クロック回路、演算回路当で構成されている。
設置情報記憶部106は、上述したようにコンセントレータ100の設置高さ、周囲状況、あるいは環境等について設置情報を記憶するためのものであり、不揮発性メモリや、マイクロコンピュータ等で構成されている。
演算部102は、コンセントレータ100の長距離無線部101で受信した上位からの命令に応じて、コンセントレータの状態を制御することや、下位のメータインターフェイス150のインターフェイス無線部151を介して、メータ180の情報を取得する。演算部102は、マイクロコンピュータや、データやプログラムを蓄積するストレージ等で構成される。
基準クロック生成部104は、メータインターフェイス等と同期通信を行うために必要な基準クロックを生成するために、発振回路(たとえば水晶振動子、セラミック振動子、コンデンサ、トランジスタ、インダクタ等から構成される発振回路等)と、温度補正用回路から構成される。
次に、メータインターフェイス150のより具体的な構成例について説明する。メータインターフェイス150内のインターフェイス無線部151は、コンセントレータ100を含む他の短距離無線機と通信するための無線部である。構成としては、アンテナ、ローノイズアンプ、検波器、発振回路、ミクサ、位相同期回路、分周器、変調回路、パワーアンプ、電圧制御発振回路および前記の機能を有するプロセッサ等から構成されている。
基準クロック生成部154は、メータインターフェイス等と同期通信を行うために必要な基準クロックを生成するために、発信回路、たとえば水晶振動子、セラミック振動子、コンデンサ、トランジスタ、インダクタ等から構成される発信回路等と、温度補正用回路から構成される。
インターフェイス部152は、メータ180内のカウンター部181の動きを検出する機能を有する。構成としては、たとえば、リードスイッチ、コイル、静電センサなど、カウンター部181の動きを検出するセンサや半導体素子等で構成されている。
インターフェイス演算部153は、マイクロコンピュータや、データやプログラムを蓄積するストレージ等で構成される。
インターフェイスレベル演算部155は、インターフェイス無線部151で受信した、他の無線装置から送信されてくる信号のレベルを算出するところであり、アナログーディジタル変換回路、検波回路、コンパレータ、マイクロコンピュータ等から構成されている。
復調部156は、インターフェイス無線部151で受信した、他の信号をあらかじめ定められたプロトコル等により復調するための機能を持ち、波形整形回路、検波回路、レベル変換回路、マイクロコンピュータ等から構成されている。
記憶部157は、メータインターフェイス150が、接続するコンセントレータ100を探索するときに変化させる探索条件閾値を記憶させておくために、不揮発性メモリやマイクロコンピュータ等で構成されている。
接続先決定部158は、記憶部157に記憶されている探索条件閾値と、インターフェイスレベル演算部155から出力される信号レベルとを比較し、接続する上位端末の探索条件を決定するために、マイクロコンピュータ等で構成されている。
メータ180は、ガスメータ、水道メータ、電力メータ、電流メータ、圧力メータ、流量メータ、カロリーメータ等、エネルギーの消費量や流量を管理するためのメータである。また、カウンター部181は、圧力センサ、枡、超音波等の流量センサなど、消費量や流量を計数するためのセンサユニットが組み込まれている。
続いて、図2を用いて、コンセントレータ100とメータメータインターフェイス150間の通信方式について説明していく。図2は、コンセントレータ100とメータインターフェイス150が通信を行なうための時間スロットを表現している。
コンセントレータ100とメータインターフェイス150はともに、時間スロットを上位、下位に分割し、タイムスロットに応じて送信する時間帯と受信する時間帯を分けている。また、コンセントレータ100とメータインターフェイス150の時間スロットは、それぞれのハードウェア等で持ち合わせているクロック等で同期させており、且つ、それぞれの時間スロットがある一定時間内で一致しているため、通信することができる。たとえば、図2においてコンセントレータのタイムスロットは上位と下位に分けられており、下位スロットは、コンセントレータの下位に接続されるメータインターフェイス150と通信を行なうための時間スロットを示している。また、メータインターフェイス150の時間スロットのうち上位は、接続するコンセントレータと通信を行なう際の時間スロットを示している。ここでは、上位としてコンセントレータ、下位としてメータインターフェイスを当てはめているが、上位下位が入れ替わっても問題はない。
次に図2の時間スロットさらに細かく説明する。図3は時間スロットの詳細である。図3に示すように下位スロットは、基準信号(例えば、ビーコン信号)を送信する時間である基準信号送信スロットと、データ信号(例えば、電文調の情報を含む信号)を送受信するデータ信号スロットとに分割されている。基準信号送信スロットは、コンセントレータ(上位機器)からメータインターフェイス(下位機器)へ基準信号を送信する時間スロットであり、この時間スロットにてコンセントレータは、あらかじめ決められた基準信号を送信する。データ信号スロットについては、コンセントレータとメータインターフェイスとの間であらかじめ決められた仕様に基づいて、必要なときだけ、例えば基準信号よりも長い電文調の信号を送受信する時間スロットである。
一方、上位スロットは、基準信号を受信する基準信号受信スロットと、データ信号を送受信するデータ信号スロットに分割されている。基準信号受信スロットは、コンセントレータ(上位機器)からメータインターフェイス(下位機器)へ送信された基準信号を受信する時間スロットであり、メータインターフェイスは、あらかじめ決められた基準信号を定期的に受信する。データ信号スロットは、下位スロットと同様に、コンセントレータとメータインターフェイスとの間であらかじめ決められた仕様に基づいて、必要なときだけ、例えば基準信号より長い電文調で信号を送受信する時間スロットである。
次に、図4を用いて、コンセントレータとメータインターフェイスとの間の通信について説明する。図4は、コンセントレータ及びメータインターフェイスの各時間スロットについて、図2および図3の記載内容をまとめて記載したものである。コンセントレータの時間スロットとメータインターフェイスの時間スロットとは、図4に示すように同期している。
図4において、コンセントレータは、下位スロットの基準信号送信スロットのタイミングでメータインターフェイスへ向けて基準信号を送信する。一方、メータインターフェイスは、前記基準信号を、上位スロットの基準信号受信スロットのタイミングで受信する。また、データ通信スロットでは、あらかじめ決められた仕様に基づき、データ信号を送受信する必要があるときのみ通信が発生する。
続いて図5に基づき、コンセントレータ100やメータインターフェイス150から送信されるデータ信号の電文構成について説明を行う。図5は、図4で示したコンセントレータおよびメータインターフェイスの各時間スロットで使用する、データ信号の電文構成例を示している。
図5の電文構成では、ビット同期パターンとフレームパターンとデータパターンとで構成されている。ビット同期パターンは、”0”,”1”が交互に続く信号であり、電文構成の一番先頭に位置する。フレームパターンは、本発明に係るシステムで使用している電文であることを、コンセントレータやメータインターフェイスに認識させるためのデータ列であり、システム固有のデータになっている。最後にデータパターンは、あらかじめ定められたプロトコルに応じたデータであって、たとえば、送信する側の機器の識別ID、送信信号を受信する側の機器(宛先)のID、各種の制御信号及び情報を含めたデータ列となっている。また、ここには後述する上位機器の設置評価値、上位機器の中継段数情報および上位機器が既に接続している下位端末の数情報が含まれている。
次に、図1で説明したメータインターフェイスが通信を行なうコンセントレータを探索する手順について、図6及び図7を用いて説明を行なう。
図6は、本実施例に係る無線通信システムとして、コンセントレータを複数備える態様を記載した図である。この図6に示すように、本実施例のシステムは、3台のコンセントレータ100、200、300と1台のメータインターフェイス150が置かれた環境である。この環境において、メータインターフェイス150が通信を行なうコンセントレータを探索する方法について説明していく。
図7(a)は、図6に記載のメータインターフェイスが、接続するコンセントレートを探索する際のシーケンスを説明した図である。また、図7(b)は、図7(a)中の接続端末の判定処理の詳細を示すフローチャートである。まず、図7(a)に沿って、メータインターフェイス150が接続するコンセントレータを探索する手順を説明する。
はじめに、メータインターフェイス150は、通常の検針値、及び流量の異常等を送受信する通信モードとは異なる、接続するコンセントレータを探索するためのモード(サーチモード)に、所定のタイミングで移行する(S101)。所定のタイミングとしては適宜設定することができるが、例えば、メータインターフェイス150を設置するオペレータなどが、メータインターフェイス150に対して所定の操作入力をした時点でもよいし、予め設定された定期的なタイミングでもよいし、あるいは、上記通常モードによる通信が不能な状態が所定期間継続した時点でもよい。
サーチモードに入ったメータインターフェイス150は、インターフェイス無線部151をあらかじめ決められた時間、連続受信させるよう制御を行う(S102)。連続受信の期間中は、メータインターフェイス150は、コンセントレータから定期的に送信されてくる基準信号をメータインターフェイス150内のインターフェイス無線部151で受信し、インターフェイスレベル演算部155でRSSI(Received Signal Strength Indicator)レベルに変換し、コンセントレータとメータインターフェイス150との間の電界強度レベルを取得する。ここで複数のコンセントレータから信号を受信できた際には、それぞれインターフェイスレベル演算部155にて電界強度レベルを算出する(S103)。つづいて、接続先決定部158において、記憶部157に記憶されている探索条件閾値を読み出し、S103で算出した電界強度レベルと比較し、どのコンセントレータと接続するかの判定を行う(S104)。
図7(b)を参照し、ステップS104の接続端末判定処理について、更に詳しく説明する。メータインターフェイス150は、複数のコンセントレータから基準信号を受信したか否か、換言すれば、取得した電界強度レベルが複数あるか否かを判定する(S104−1)。ここで、1つのコンセントレータのみから基準信号を受信した場合は、取得した電界強度レベルは1つとなる。このように、取得した電界強度レベルが1つだけであった場合は(S104−1:NO)、受信した基準信号を送信したコンセントレータを、接続する端末に決定する(S104−2)。
一方、算出した電界強度レベルが複数あると判断した場合(S104−1:YES)には、次のようにして接続先を決定する。即ち、取得した複数の電界強度レベルの中に、探索条件閾値以上の電界強度レベルが存在するか否かを判定する(S104−3)。そして、そのような電界強度レベルが存在する場合(S104−3:YES)は、その電界強度レベルを示す基準信号を送信するコンセントレータの中から、既に接続している下位端末数が最小のものを、接続する端末に決定し(S104−4)、これと接続するように制御を行う。
これに対し、探索条件閾値以上の電界強度レベルで通信可能なコンセントレータが存在しない場合(S104−3:NO)には、探索条件閾値未満の電界強度レベルのコンセントレータと接続を行う。ここで、探索条件閾値未満の電界強度レベルのコンセントレータが複数ある場合には、その中から電界強度レベルが最大のものを、接続する端末に決定する(S104−5)。このように、電界強度レベルと、コンセントレータに既に接続されている下位端末数とに基づき、接続する端末を決定し(S104−2,S104−4,S104−5)、接続端末の判定処理(S104)を完了する。S104の処理により、メータインターフェイス150が接続するコンセントレータを決定すると、メータインターフェイス150はサーチモードを終了する(S105)。
なお、図7(b)に示すフローチャートは一例であり、接続端末の判定処理は、このフローチャートに示される手順に限定されるわけではない。即ち、探索条件閾値以上の電界強度レベルを示すコンセントレータが存在する場合には、その中から下位端末の接続数が最も少ないものを選択し、探索条件閾値未満の電界強度レベルを示すコンセントレータしか存在しなかった場合には、その中から電界強度レベルが最も大きいコンセントレータを選択し、選択したコンセントレータを接続する端末として決定するようにすればよい。
次に図8を用いて探索条件閾値の決定方法について説明を行う。図8は、コンセントレータ100と、メータインターフェイスA(150a)、メータインターフェイスB(150b)、メータインターフェイスC(150c)との間の夫々の電界強度レベルに応じたエリアを模式的に示した図である。
エリア1(250)は、コンセントレータ100とこのエリア1(250)に位置するメータインターフェイスA(150a)との間で無線通信を行った際、確実に通信が成功すると考えられるエリアである。つまり、コンセントレータ100とメータインターフェイスA(150a)のそれぞれの無線装置の仕様を考慮し、かつそれぞれの端末が設置されている環境下でのフェージング、遮蔽物の影響、周囲環境のノイズなどの変動要因を考慮し、更には必要に応じたマージンをも考慮した上で、確実に通信ができるエリアをエリア1(250)と設定する。ここで言う、無線装置の仕様とは、アンテナ性能、送信出力の仕様、アンプのノイズレベルの仕様、受信感度等を指す。
エリア2(260)は、コンセントレータ100とこのエリア2(260)に位置するメータインターフェイスB(150b)とが通信を行った際、ある割合で通信が成功すると考えられるエリアである。これはたとえば、フェージングや周囲環境のノイズのために、通信成功率が100%でないエリアである。また、このエリア2(260)は完全に通信が出来ないエリアではなく、通信が失敗しても、たとえば時間ダイバーシティを用いて再送制御を行ったり、今まで構築したネットワークのルートとは異なるルートを使用するルートダイバーシティを使用したり、さらには、アンテナダイバーシティを用いることで、通信成功率を100%に近づけることが可能なエリアである。
エリア3(270)は、コンセントレータ100とこのエリア3(260)に位置するメータインターフェイスC(150c)とが通信を行った際、通信がほとんど出来ないエリアである。このエリアは、各端末から送信される電波が、周辺ノイズや無線機自体に存在するノイズレベルと同等かそれより低いレベルであり、通信の成功を期待するのは難しいエリアである。
探索条件閾値は、上述したエリア1(250)とエリア2(260)との境界を表現する数値になる。したがって、メータインターフェイスが、接続するコンセントレータ100を探索する際、探索条件閾値以上の電界強度レベルを示すものが複数ある場合、つまりエリア1(250)に位置するコンセントレータが複数ある場合は、通信成功率だけを考えると、どのコンセントレータを選択しても通信成功率は100%となる。したがって、通信成功率だけではなく、上位端末であるコンセントレータ100に既に接続されているメータインターフェイス(下位端末)の数に基づいて選択(図7(b)のステップS104−4参照)する等、他の条件で接続先を選択することができる。一方、エリア2(260)に位置するメータインターフェイスが、複数のコンセントレータの中から接続するものを探索する場合には、通信成功率が100%ではなく、ある成功率で通信ができるコンセントレータ(即ち、通信成功率が100%未満のコンセントレータ)が複数あることになる。このとき、より通信成功率を向上させるために、電界強度レベルが最も大きいコンセントレータを選択することが望ましい(図7(b)のステップS104−5参照)。
続いて、図9を用いて、メータインターフェイスがコンセントレータを探索する際の判断方法について説明を行う。図9に示す例では、メータインターフェイスA(150a)、メータインターフェイスB(150b)、及びメータインターフェイスC(150c)が設置されている。そして以下では、各メータインターフェイスが、接続するコンセントレータを、コンセントレータA(100)、コンセントレータB(200)、及びコンセントレータC(300)の中から選択する例について、順に説明していく。
各メータインターフェイスに対し、基準信号を送信してくる3台のコンセントレータ100,200,300が存在する。図9は、各メータインターフェイスが、3台の各コンセントレータから送信されてきた基準信号をインターフェイス無線部151で受信し、受信した基準信号に基づき、インターフェイスレベル演算部155でその信号の電界強度レベル(RSSIレベル)を算出した結果も示している。
メータインターフェイスA(150a)は、それぞれのコンセントレータから受信した基準信号を基にRSSIを算出した結果、コンセントレータ100,200,300からそれぞれ、6,7,9の値を得た。メータインターフェイスA(150a)の記憶部157にあらかじめ記憶されている探索条件閾値は“5”であり、得られたRSSIは全て探索条件閾値以上となっている(図7(b)のS104−3のYES参照)。したがって、メータインターフェイスA(150a)内の接続先決定部158は、コンセントレータから送信されてくるデータ信号に係る情報に含まれている、下位端末との接続数の情報を得る。各コンセントレータが既に接続している下位端末数は、コンセントレータA(100)が200台、コンセントレータB(200)が500台、コンセントレータC(300)が600台となっていている。したがって、メータインターフェイスA(150a)は、既に接続している下位端末数が最も少ないコンセントレータA(100)と接続するように制御行う(図7(b)のS104−4参照)。
同様にメータインターフェイスB(150b)において、各コンセントレータから得られたRSSIは、コンセントレータA(100)が5、コンセントレータB(200)が4、コンセントレータC(300)が3となっている。ここで、探索条件閾値(=5)以上を満足しているもの(図7(b)のS104−3のYES参照)は、コンセントレータA(100)のみである。従って、探索条件閾値以上のRSSIを有するコンセントレータのうち、接続済みの下位端末数が最も少ないもの(図7(b)のS104−4参照)は、コンセントレータA(100)ということになる。よって、メータインターフェイスB(150b)が接続するのはコンセントレータA(100)となる。
同じようにメータインターフェイスC(150c)において、各コンセントレータから得られたRSSIは、コンセントレータA(100)が3、コンセントレータB(200)が4、コンセントレータC(300)が2となる。ここで探索条件閾値は5であり、この条件を満足しているコンセントレータは存在しない(図7(b)のS104−3のNO参照)。従って、接続先としては、RSSIが最大のコンセントレータB(200)が選択される(図7(b)のS104−5参照)。
このような探索規則を用いて決定した無線通信システムでは、探索条件閾値以上で探索ルートを決定できた端末は、時間ダイバーシティや、ルートダイバーシティ、アンテナダイバーシティなどの別途の制御を行わなくても確実に通信ができる可能性が高いため、前記制御を省くことが可能である。また、探索条件閾値未満で決定した端末においては、通信が失敗した際には、前記各ダイバーシティを使うことで通信できることが見込める。そのため、本実施の形態に係るメータインターフェイスは、上記した各種のダイバーシティ機能のうち、1又は複数を実行できる構成を備えておくことが好ましい。
以上のように、本実施の形態では、上位端末が定期的にあるいは所定のタイミングで基準信号を送信するシステムにおいて、上位端末からの信号のRSSIレベルをもとに、上位端末探索ルールを変更させている。このような構成とすることで、システムの通信エリアを広げることができるとともに、各ダイバーシティを組み合わせることによりロバストな通信ルートを確立することができる。また、確実に通信できるエリアに位置する端末については、ロバスト性を確保する制御を省くことができ、トラフィックの低減や消費電力の低減に貢献できる。
また通信エリアを広く確保することが出来るため、設置する上位端末数を減らすことができ、システムの導入コストや、設置した端末のメンテナンスコストを抑制することができる。さらに、各端末がこのような接続先探索のためのルールを導入することで、システム全体の端末が全て設置されなくても、設置済みの端末だけでルートを構築することができるため、システム施工の自由度が向上する。
さらに、上記方法は、コンセントレータとメータインターフェイスとの間の通信において、中継の役割を果たすリピータが入った場合でも同様に適用することができる。即ち、コンセントレータを上位端末、リピータを下位端末と位置づければ、これらの上位端末及び下位端末間の接続先探索において上記方法を採用することができる。同様に、上位端末となるリピータと下位端末となるメータインターフェイスとの間の接続先探索、それから、上位端末となるリピータと下位端末となるリピータとの間の接続先探索、の夫々においても、上記方法を採用することができる。
(実施の形態2)
次にコンセントレータ、リピータ、メータインターフェイスから構成される無線通信システムでのルート探索方法について説明する。ここでは、実施の形態1とは異なる部分について説明を行う。コンセントレータは、実施の形態1の図1に示す構成をとるものとする。はじめに、図10及び図11を用いて、リピータおよびメータインターフェイスの内部構成について説明する。
図10はリピータの内部ブロック図を示している。リピータは、コンセントレータとメータインターフェイスとの間で通信を行う際、その通信距離が長いために、あらかじめ定められた電波強度を保って通信が出来なかった場合や、両端末間にて、建物や道路等の構造物が電波を遮蔽、あるいは減衰することで安定して通信できない場合に使用する。リピータの機能としては、コンセントレータとメータインターフェイスとの間の通信を中継して、通信経路を確保したり、シャドーウィングにより低下した電波強度を増幅したり、などがある。
リピータ400は、リピータ無線部401と、リピータレベル演算部405と、リピータ復調部406と、リピータ演算部453と、基準クロック生成部454と、リピータ記憶部457と、リピータ接続先決定部458とから構成されている。リピータ無線部401は、コンセントレータやメータインターフェイスと通信するものである。リピータレベル演算部405は、コンセントレータやメータインターフェイスから送信される信号をリピータ無線部401で受信し、その信号レベルを算出するものである。リピータ復調部406は、コンセントレータ、メータインターフェイス、リピータ間であらかじめ定められたプロトコルあるいは、仕様通信で復調を行うものである。リピータ演算部453は、リピータ復調部406の出力をもとにリピータ自身の通信を制御するものである。基準クロック生成部454は、各端末と通信を行う際に同期して通信するための基準タイミングを生成するものである。リピータ記憶部457は、コンセントレータや別のリピータと当該リピータ150間の無線通信において、通信ルートを探索する際に、探索条件を変更するか否かの基準となる閾値(探索条件閾値)を記憶するものである。また、リピータ記憶部457は、設置情報として、最上位端末であるコンセントレータから自機に至るまでの間の中継段数を記憶していてもよい。
そして、リピータ接続先決定部458は、上位端末からの信号の電界強度レベルと、上位端末の現状の中継段数とに基づき、自機(リピータ400)と接続させる上位端末を決定するものである。接続先の決定処理について概説すると、リピータ400は、コンセントレータや他のリピータなどの複数の上位端末から送信されてくる複数の信号を基に、リピータレベル演算部405で各信号の電界強度レベルを算出する。そして、算出した電界強度レベルと、リピータ記憶部457に記憶されている閾値とを比較して、接続先を決定する。ここで、閾値よりも電界強度レベルの方が大きい上位端末が複数ある場合は、上位端末(コンセントレータ、リピータ)から送信されてくる設置情報をもとに、リピータ接続先決定部458は、上位端末の中継段数が最小のものを接続先として選択し、閾値よりも電界強度レベルの方が小さいものしか存在しない場合には、その中で電界強度レベルが最大の上位端末を接続先として選択する。
リピータ400内のリピータ無線部401は、コンセントレータ、メータインターフェイスを含む他の短距離無線機と通信するための無線部である。構成としては、アンテナ、ローノイズアンプ、検波器、発振回路、ミクサ、位相同期回路、分周器、復調回路、変調回路、パワーアンプ、電圧制御発振回路および前記の機能を有するプロセッサ等から構成されている。ここで、コンセントレータとリピータとの間で共通化するハードウェア仕様と、リピータとメータインターフェイスとの間で共通化するハードウェア仕様とは、互いに同一である必要はない。例えば、コンセントレータとリピータとの間の仕様では、距離を稼ぐために高い送信出力を使える帯域を用いることとし、リピータとメータインターフェイスとの間の仕様では、省電力化を重視するために比較的低い周波数帯で出力を下げて通信することとしてもよい。勿論、同一の仕様で構成してもよい。
基準クロック生成部454は、メータインターフェイス等と同期通信を行うために必要な基準クロックを生成するために、発振回路(たとえば水晶振動子、セラミック振動子、コンデンサ、トランジスタ、インダクタ等から構成される発振回路等)と、温度補正用回路とを備えている。
次に図11を用いて、実施の形態2におけるメータインターフェイスについて、図1と異なる部分のみ説明を行う。図11のメータインターフェイス150の接続先決定部158は、あらかじめ記憶部157に記憶されている探索条件閾値と、上位端末であるコンセントレータあるいはリピータから送信されてくる基準信号から生成される電界強度レベルとを比較する。そして、探索条件閾値以上の電界強度レベルが複数ある場合は、上位端末(コンセントレータ、リピータ)から送信されてくる設置情報をもとに、接続先を決定する。即ち、設置情報に基づき、接続先の候補の上位端末のうち、中継段数が最小のものを接続先として選択する。一方で、探索条件閾値未満の電界強度レベルしか存在しない場合には、その中から電界強度レベルが最大の上位端末を接続先として選択する。
なお、ここで言う設置情報とは、既にルートが形成されている端末において、最上位のコンセントレータから該当の上位端末までに中継されている段数に関する情報であり、上述したように、設置済みの各リピータ400が備えるリピータ記憶部457に記憶しておくことができる。
続いて、メータインターフェイス150が、接続するリピータを探索する際のシーケンスを図12(a)に沿って説明する。ここでは、メータインターフェイスが上位のリピータに接続する場合を例にして説明するが、リピータが上位のコンセントレータや他のリピータに接続する場合や、メータインターフェイスがコンセントレータに接続する場合も同様のシーケンスで探索する。
はじめに、メータインターフェイスは、通常の検針値、及び流量の異常等を送受信する通信モードとは異なる、接続するコンセントレータを探索するためのモード(サーチモード)に、所定のタイミングで移行する(S201)。このタイミングは、実施の形態1にて説明した所定のタイミングと同様であってもよいし、他のタイミングを採用してもよい。
サーチモードに入ったメータインターフェイスは、インターフェイス無線部151をあらかじめ決められた時間、連続受信させるよう制御を行う(S202)。連続受信の期間中は、メータインターフェイスは、リピータから定期的に送信されてくる基準信号をメータインターフェイス150内のインターフェイス無線部151で受信し、インターフェイスレベル演算部155でRSSIレベルに変換し、リピータとメータインターフェイス150との間の電界強度レベルを取得する。これとあわせて、リピータから送信されてくる信号を復調し、該リピータの設置情報を得る(S203)。上述したように、設置情報は、そのリピータを介してコンセントレータと通信する際に中継される端末の数である中継段数を含んでいる。
次に、S203のステップで得られたRSSIレベルとリピータ記憶部457されている探索条件閾値とを比較し、どのリピータと接続するかの判定を行う(S205)。図12(b)を参照し、ステップS205の接続端末判定処理について、更に詳しく説明する。まず、メータインターフェイスは、複数のリピータから基準信号を受信したか否か、換言すれば、取得した電界強度レベルが複数あるか否かを判定する(S204−1)。ここで、1つのリピータのみから基準信号を受信した場合は、取得した電界強度レベルは1つとなる。このように、取得した電界強度レベルが1つだけであった場合は(S204−1:NO)、受信した基準信号を送信したリピータを、接続する端末に決定する(S204−2)。
一方、算出した電界強度レベルが複数あると判断した場合(S204−1:YES)には、次のようにして接続先を決定する。即ち、取得した複数の電界強度レベルの中に、探索条件閾値以上の電界強度レベルが存在するか否かを判定する(S204−3)。そして、そのような電界強度レベルが存在する場合(S204−3:YES)は、その電界強度レベルを示す基準信号を送信するリピータの中から、設置情報に基づき、中継段数が最も少ないリピータを、接続する端末に決定する(S204−4)。
一方で、得られたRSSIレベルの方が設置条件閾値より小さい場合には(S204−3:NO)、その中でもRSSIレベルが最大のリピータを、接続する端末に決定する(S204−5)。このように、電界強度レベル(RSSIレベル)とリピータの中継段数とに基づき、接続する端末を決定し(S204−2,S204−4,S204−5)、接続端末の判定処理(S204)を完了する。S204の処理により、メータインターフェイス150が接続するリピータが決定すると、メータインターフェイス150はサーチモードを終了する(S205)。
次に図13を用いて、メータインターフェイスA(150a)、メータインターフェイスB(150b)が、接続するリピータを探索する場合の例を説明する。
メータインターフェイスA(150a)は、接続するリピータを探索するために、サーチモードに入る。そして、基準信号を連続受信することで、リピータB(410)、及びリピータC(420)の2つの信号を受信する。この際、メータインターフェイスA(150a)は、各リピータB,Cから夫々の設置情報を取得する。リピータB(410)は、上位にリピータA(400)を介してコンセントレータ100と接続しているため、中継段数=2がリピータBからの設置情報に含まれる。また、リピータC(420)は、直接的にコンセントレータ100と接続しているので、中継段数=1がリピータCからの設置情報に含まれる。ここで、メータインターフェイスA(150a)の探索条件閾値は“6”であり、リピータB(410)、及びリピータC(420)から得られたRSSIレベルの方が大きい。したがって、メータインターフェイスA(150a)は中継段数の少ない、リピータC(420)を接続先として選択するよう制御を行う(図12(b)のS204−4参照)。
同様にしてメータインターフェイスB(150b)は、サーチモードで、接続できるリピータを探索することにより(基準信号を連続受信することにより)、リピータE(440)及びリピータF(450)の信号を受信する。各リピータから取得されるRSSIレベルは、リピータE(440)が5、リピータF(450)が3であり、メータインターフェイスBの接続条件閾値“6”よりも各リピータから得られたRSSI値の方が小さい値となっている。探索条件閾値未満のRSSIレベルしか取得できなかった場合には、リピータの設置情報(中継段数など)に関係なく、RSSIレベルが最大の端末を選択する(図12(b)のS204−5参照)。従って、ここではリピータE(440)を選択することとなる。
上記の例では、メータインターフェイスとリピータ間のルート探索例について説明したが、複数段あるリピータとリピータ間のルート探索や、メータインターフェイスからコンセントレータに接続するルートを探索する際にも同様な方法で実施することができる。
このように決定した各端末間の通信ルートは、探索条件閾値以上で探索した際は、通信成功率が高いため、あらかじめ通信の再送制御やアンテナダイバーシティ制御を省略することができ、通信ロバスト性だけでなく消費電力の低減を図れる。一方、探索条件閾値未満で、通信ルートを決定した端末においては、時間ダイバーシティ、アンテナダイバーシティ、ルートダイバーシティを用いることで、通信の成功率を上げることができ、通信エリアを広げることができる。
また、リピータやコンセントレータ等の端末を効率的に配置することが可能となり、システムとしての導入コスト、あるいはメンテナンスの低減につなげられる。
ところで、リピータが、上位に位置する複数のリピータの中から接続先を決定する場合においても、上述したのと同様な方法を採用することができると言及したが、そのような構成に限られない。例えば、あるリピータが、他の複数のリピータの中から接続先を決定する場合には、電界強度レベルが探索条件閾値以上のリピータに限定するようにしてもよい。この場合の接続端末判定処理を、図14のフローチャートに示す。
この図14に示すように、リピータ400のリピータ接続先決定部458は、取得した電界強度レベルの中に探索条件閾値以上のものが存在するか否かを判定する(S301)。そのような電界強度レベルが存在する場合には(S301:YES)、そのような電界強度レベルの中から、中継段数が最も少ないものを接続先に決定する(S302)。一方、探索条件未満の電界強度レベルしか存在しない場合は(S301:NO)、何れの端末をも接続先として選択せず(S303)、この接続端末判定処理を終了する。
このような接続端末判定処理を行うリピータと、図7(b)又は図12(b)に示したような接続端末判定処理を行うメータインターフェイスとを用いて無線通信システムを構築することが好ましい。この場合、メータインターフェイスに関しては、既に述べたような通信ロバスト性、省電力化、通信エリアの拡大を期待できる。一方、リピータに関しては、探索条件閾値以上の端末としか接続しない構成とすることで、リピータの通信の確実性を向上させることができる。
以上のように本発明にかかる無線装置は、接続する無線装置に対し通信のロバスト性を確保しつつ、通信エリアを拡大することができる。また端末の消費電流の抑制および通信トラフィック量の抑制、さらには通信エリアの拡大を図ることができる。これによりシステムの高信頼性および、経済性を同時に確保したシステムを構成することが可能となる。
100 コンセントレータ
101 長距離無線部
102 演算部
103 短距離無線部
104 基準クロック生成部
105 レベル演算部
106 設置情報記憶部
150 メータインターフェイス
150a メータインターフェイスA
150b メータインターフェイスB
150c メータインターフェイスC
151 インターフェイス無線部
152 インターフェイス部
153 インターフェイス演算部
154 基準クロック生成部
155 インターフェイスレベル演算部
156 復調部
157 記憶部
158 接続先決定部
180 メータ
181 カウンター部
200 コンセントレータB
300 コンセントレータC
400 リピータ
401 リピータ無線部
405 リピータレベル演算部
406 リピータ復調部
410 リピータB
420 リピータC
430 リピータD
440 リピータE
450 リピータF
453 リピータ演算部
454 基準クロック生成部
457 リピータ記憶部
458 リピータ接続先決定部

Claims (5)

  1. 上位端末から送信される通信信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した通信信号の受信信号レベルを算出するレベル算出部と、
    予め定められた閾値レベルを記憶する記憶部と、
    接続する上位端末を決定する接続先決定部と、を備える無線装置において、
    前記接続先決定部は、前記レベル算出部から算出される受信信号レベルと前記記憶部に記憶された閾値レベルとを比較し、その大小関係に応じて、接続する上位端末を決定するための方法を変えることを特徴とする無線装置。
  2. 前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、前記複数の通信信号から算出される受信信号レベルに前記記憶部に記憶された閾値レベル以上のものが含まれる場合、
    前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが前記閾値レベル以上の上位端末のうち、その上位端末から予め定められた無線端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末と接続するよう制御する請求項1記載の無線装置。
  3. 前記受信部が複数の上位端末との通信信号を受信し、
    前記レベル算出部から算出される複数の受信信号レベルが、全て予め定められた信号レベル未満である場合、前記接続先決定部は、受信信号レベル算出部から算出される受信信号レベルが最大となる上位端末と接続するよう制御する請求項1または2に記載の無線装置。
  4. 前記受信部が複数の上位端末との通信信号を受信し、前記複数の通信信号から算出される受信信号レベルに前記記憶部に記憶された閾値レベル以上のものが含まれる場合、
    前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが前記閾値レベル以上の上位端末のうち、その上位端末が既に接続している下位端末数が最小のものと接続するよう制御する請求項1記載の無線装置。
  5. 請求項1に記載の無線装置として、最下位端末と、該最下位端末及び最上位端末の間を中継して前記最下位端末の上位端末に位置づけられる複数の中継端末と、を備える無線通信システムであって、
    前記最下位端末は、
    該最下位端末の受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルの中に、前記閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記閾値以上の受信信号レベルを有する上位端末のうち、最上位端末から各上位端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末、又は、その上位端末に既に接続されている下位端末数が最小となる上位端末を、接続先として決定し、
    前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルが、全て前記閾値レベル未満である場合、前記接続先決定部は、前記受信信号レベルが最大の上位端末を接続先として決定するよう構成され、
    前記中継端末は、
    該中継端末の受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルの中に、前記閾値レベル以上のものが含まれる場合、前記接続先決定部は、前記閾値以上の受信信号レベルを有する上位端末のうち、最上位端末から各上位端末に至るまでの中継段数が最小となる上位端末又は、その上位端末に既に接続されている下位端末数が最小となる上位端末を、接続先として決定し、
    前記受信部が複数の上位端末からの通信信号を受信し、該複数の通信信号から算出される受信信号レベルが、全て前記閾値レベル未満である場合、前記接続先決定部は、何れの上位端末とも接続しないと決定するよう構成されている
    ことを特徴とする無線通信システム。
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