JP2016225837A - マルチホップ通信システム、通信装置、及び、通信方法 - Google Patents

マルチホップ通信システム、通信装置、及び、通信方法 Download PDF

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勇太 原
康介 多留
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康介 多留
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Abstract

【課題】MPRを適切に選択することができるマルチホップ通信システムを提供する。【解決手段】マルチホップ通信システムは、コンセントレータと、第一のスマートメータと、第一のスマートメータよりもコンセントレータ20からのホップ数が1つ少ない第二のスマートメータからなる第二のスマートメータ群とを備え、第一のスマートメータは、スマートメータ群からルートコストを取得し(S10)、スマートメータ群の中から、ルートコストが最も大きい第二のスマートメータを選択し(S11)、選択した第二のスマートメータを、ブロードキャスト送信されたパケットを中継するMPRに指定するための指定情報を送信する(S12)。【選択図】図8

Description

本発明は、電力線搬送通信等に用いられるマルチホップ通信システム、並びに、マルチホップ通信システムにおいて用いられる通信装置及び通信方法に関する。
特許文献1には、マルチホップ通信を用いた電力線搬送通信システムが開示されている。特許文献1には、より詳細には、リンク情報をネットワーク全体に配布するためのTC(Topology Control)メッセージをフラッディングする中継ノードであるMPR(Multipoint Relay)の選択方法が開示されている。
特開2008−278432号公報
上記のようなTCメッセージ(以下、TCパケットとも記載する)のフラッディング等においては、中継ノードを適切に指定することにより、なるべく中継ノードの数を減らすことが望ましい。
本発明は、中継ノードを適切に選択することができるマルチホップ通信システムを提供する。
本発明の一態様に係るマルチホップ通信システムは、親機と、第一の子機と、前記親機からのホップ数が前記第一の子機よりも1つ少ない第二の子機からなる子機群とを備え、前記第一の子機は、前記子機群から信号を受信する通信部と、前記子機群の中から、前記通信部が受信する前記信号に基づいて前記第一の子機との通信品質が最も良いと推定される第二の子機を選択し、選択した第二の子機を、ブロードキャスト送信されたパケットを中継する中継子機に指定するための指定情報を、前記通信部に送信させる制御部とを備える。
本発明のマルチホップ通信システムは、中継ノードを適切に選択することができる。
図1Aは、実施の形態1に係るマルチホップ通信システムの論理構成を説明するためのネットワーク構成図である。 図1Bは、図1Aに示される各ノードの物理構成を示す模式図である。 図2は、実施の形態1に係るマルチホップ通信システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、ノードN0とノードN1との間における、Helloパケットの送受信を示すシーケンス図である。 図4Aは、ノードN1のルートテーブルを示す第1の図である。 図4Bは、ノードN0のルートテーブルを示す図である。 図4Cは、ノードN1のルートテーブルを示す第2の図である。 図5Aは、Helloパケットのデータ構造を示す図である。 図5Bは、Helloパケットに含まれるサブパケットのデータ構造を示す図である。 図6は、ルートテーブルの詳細を示す図である。 図7Aは、MPRの選択方法を示す第1の概念図である。 図7Bは、MPRの選択方法を示す第2の概念図である。 図7Cは、MPRの選択方法を示す第3の概念図である。 図8は、MPRの選択動作のフローチャートである。 図9は、指定情報が送信された後のスマートメータの動作のフローチャートである。 図10は、TCパケット受信時のスマートメータの動作のフローチャートである。 図11は、受信リンクコスト(受信品質)に基づくMPRの選択動作のフローチャートである。 図12は、MPRの指定解除動作のフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[構成]
まず、実施の形態1に係るマルチホップ通信システムの構成について説明する。図1Aは、実施の形態1に係るマルチホップ通信システムの論理構成(論理トポロジ)を示す図である。図1Bは、図1Aに示される各ノードの物理構成を示す模式図である。
図1Aに示されるように、マルチホップ通信システム10においては、ノードN0を親ノードとし、ノードN1〜N10を子ノードとしたマスタースレーブ型の通信ネットワークが構築されている。マルチホップ通信システム10は、ノードN0に相当する装置であるコンセントレータ20と、ノードN1〜N10に相当する通信装置である複数のスマートメータ21〜30とを備える。なお、ノードとノードとを接続するリンクに付与された数字は、後述するリンクコストである。
図1Bに示されるように、これらのノードN0〜N10は、物理的には電力線50に接続され、電力線50を伝送媒体として電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)を行う。
コンセントレータ20は、複数のスマートメータ21〜30から電力の使用量を収集するサーバ(コンピュータ)である。コンセントレータ20は、電力会社、または、電力会社に代わって電力の使用量の管理及び節電の支援などを行うサービス提供事業者によって運営されている。コンセントレータ20は、マルチホップ通信システム10において親機として動作する。
なお、コンセントレータ20は、必ずしも1台のコンピュータによって実現される必要はなく、複数台のコンピュータで実現されてもよい。例えば、コンセントレータ20は、管理サーバと複数台の中継装置とにより構成されてもよい。
スマートメータ21〜30のそれぞれは、需要家に設けられ、当該需要家における電力の使用量を計測するメータである。スマートメータ21〜30は、マルチホップ通信システム10において子機として動作する。
なお、スマートメータ21〜30は、電力の使用量を測定する態様に限定されず、水道水の使用量またはガスの使用量など、インフラ資源の使用量を計測すればよい。また、マルチホップ通信システム10に含まれるスマートメータの数は、一例であり、特に限定されない。
また、スマートメータ21〜30のそれぞれが設けられる需要家は、例えば、集合住宅の住戸であるが、特に限定されない。需要家は、例えば、戸建て住宅、事務所、または、工場などであってもよい。
コンセントレータ20と、スマートメータ21〜30とは、電力線搬送通信を行う。同様に、一のスマートメータは、他のスマートメータと電力線搬送通信を行う。
次に、マルチホップ通信システム10の機能構成について説明する。図2は、マルチホップ通信システム10の機能構成を示すブロック図である。なお、図2では、複数のスマートメータのうちスマートメータ21のみが図示されるが、他のスマートメータについては、スマートメータ21と同様の構成であるため図示が省略される。
まず、コンセントレータ20の構成について説明する。図2に示されるように、コンセントレータ20は、親機通信部31と、親機制御部32と、親機記憶部33とを備える。
親機通信部31は、スマートメータ21〜30が備える子機通信部34と、電力線50を介して通信するための通信インターフェースである。親機通信部31は、具体的には、電力線搬送通信に用いられる通信モジュール(通信回路)であり、親機制御部32の制御に基づいて電力の使用量の計測データの受信などを行う。
親機制御部32は、親機通信部31を制御する制御装置であり、例えば、親機通信部31を通じて、スマートメータ21から電力の使用量の計測データを取得する。取得された計測データは、親機記憶部33に記憶される。親機制御部32は、具体的には、親機記憶部33に記憶された制御プログラムを実行するプロセッサであるが、マイクロコンピュータ、または専用回路などにより実現されてもよい。
親機記憶部33は、親機制御部32が実行する制御プログラム、及び、スマートメータ21〜30の電力使用量の計測データなどが記憶される記憶装置である。また、親機記憶部33には、後述するルートテーブルも記憶される。親機記憶部33は、具体的には、例えば、ハードディスク及び半導体メモリなどにより実現される。
次に、スマートメータ21について説明する。図2に示されるように、スマートメータ21は、子機通信部34と、計測データ取得部35と、子機制御部36と、子機記憶部37とを備える。スマートメータ21は、マルチホップ通信システム10に用いられる通信装置の一例である。
子機通信部34は、親機通信部31、または、スマートメータ22〜30が備える子機通信部34と、電力線50を介して通信するための通信インターフェースである。子機通信部34は、具体的には、電力線搬送通信に用いられる通信モジュール(通信回路)であり、子機制御部36の制御に基づいて電力の使用量の計測データの受信などを行う。
計測データ取得部35は、電力の使用量を計測する計測装置(図示せず)から電力の使用量の計測データを取得するインターフェースである。計測データ取得部35は、具体的には、例えば、計測装置が有線接続される端子である。なお、計測データ取得部35は、計測装置から無線通信または光通信により計測データを取得してもよい。この場合、計測データ取得部35は、具体的には、無線通信用の通信モジュール(通信回路)または受光センサなどである。
子機制御部36は、子機通信部34を制御する制御装置であり、例えば、子機通信部34を通じて、計測データ取得部35が取得した計測データを送信する。子機制御部36は、具体的には、子機記憶部37に記憶された制御プログラムを実行するプロセッサであるが、マイクロコンピュータ、または専用回路などにより実現されてもよい。
子機記憶部37は、子機制御部36が実行する制御プログラム、及び、後述するルートテーブルなどが記憶される記憶装置である。子機記憶部37は、具体的には、例えば、半導体メモリなどにより実現される。
[基本動作]
次に、マルチホップ通信システム10の基本動作について上記図1Aを参照しながら説明する。なお、以下の基本動作の説明において、ノードN0は、具体的には、コンセントレータ20であり、ノードN1〜N10は、それぞれスマートメータ21〜30である。
上述のように、図1Aに示される通信ネットワークは、ノードN0を親ノードとし、ノードN1〜N10を子ノードとしたマスタースレーブ型の通信ネットワークである。マスタースレーブ型の通信ネットワークでは、データ(データパケット)を伝送するルートの一端は、基本的には、親ノードであるノードN0であり、データを伝送するルートの他端は、ノードN1〜N10のいずれかになる。一の子ノードから送信される通信データは、必要に応じて他の子ノードによって中継されて、親ノードに伝送される。
ここで、以下の説明では、一のノードよりも、論理トポロジ上で親ノードに近いノードは、当該一のノードよりも上位のノード、のように表現される。また、一のノードよりも、論理トポロジ上で親ノードから遠いノードは、当該一のノードよりも下位のノード、のように表現される。また、一のノードと、他のノードを介さずに直接通信可能なノードは、当該一のノードと隣接するノード(当該一のノードの隣接ノード)のように表現される。
マルチホップ通信ネットワークでは、各ノードは、当該ノードの記憶部にルートテーブル(ルート情報)が記憶されるまでは、中継なしで直接通信することができるノードを知らない。したがって、隣接ノードを探索するために、Helloパケットがブロードキャスト送信される。
マスタースレーブ型の通信ネットワークでは、親ノードからHelloパケットの送信が開始される。図1Aの例では、まず、ノードN0がHelloパケットをブロードキャスト送信し、隣接するノードN1、N2、及びN3がノードN0によって送信されたHelloパケットを受信すると、ノードN1、N2、及びN3のそれぞれは、リンクコストを記憶する。ここで、リンクコストは、直接通信が可能な2つのノード間の通信品質の評価値であり、通信ネットワークにおけるルートの決定に用いられる。リンクコストは、値が大きいほど通信品質が悪いことを示す。
リンクコストは、直接通信が可能な2つのノード間において、どちらのノードを送信側とするかによって変化することがある。このため、相手ノードからの信号の受信強度に応じたリンクコストを受信リンクコストと呼び、自ノードからの信号を相手ノードが受信したときの受信強度に応じて得られるリンクコストを送信リンクコストと呼ぶ。受信リンクコストは、言い換えれば、受信側の通信品質(受信品質)の評価値であり、送信リンクコストは、言い換えれば、送信側の通信品質(送信品質)の評価値である。最終的には、受信リンクコストと送信リンクコストとのうち値の大きいほうがリンクコストとして用いられる。なお、各ノードの記憶部には、受信リンクコスト及び送信リンクコストは、相手ノードのアドレス(ノードIDとも記載される)に対応付けられて、ルートテーブルとして記憶される。
ここで、リンクコストを決定するための処理について図面を用いて説明する。図3は、ノードN0とノードN3との間における、Helloパケットの送受信を示すシーケンス図である。図4A及び図4Cは、ノードN3のルートテーブルを示す図であり、図4Bは、ノードN0のルートテーブルを示す図である。なお、図4A〜図4Cに示されるルートテーブルには、上位コスト及びルートコストが含まれるが、これらの内容については後述する。
図3に示されるように、ノードN0がHelloパケットH1を送信すると、ノードN3は、HelloパケットH1を受信し、HelloパケットH1の受信品質に応じて受信リンクコストを算出する。ノードN3が算出した受信リンクコストは、図4Aに示されるノードN3のルートテーブルにおいて、ノードN0のアドレスである0に対応付けられて記憶される。ここでの受信リンクコストは、11である。
次に、ノードN3は、HelloパケットH1の送信元であるノードN0のアドレスと受信リンクコストとを含むHelloパケットH2を送信する。このHelloパケットH2を受信したノードN0は、HelloパケットH2によってノードN3からの信号を受信したときの受信リンクコストを算出し、図4Bに示されるように、算出した受信リンクコストをノードN3のアドレスである「3」に対応付けてルートテーブルに記憶する。ここでの受信リンクコストは、5である。
また、HelloパケットH2には、ノードN0のアドレスと、ノードN3がHelloパケットH1を受信したときの受信リンクコストとが含まれている。したがって、ノードN0は、HelloパケットH2に含まれる受信リンクコストをノードN0からノードN3への送信リンクコストとして、ノードN0のアドレスに対応付けてルートテーブルに記憶する。つまり、図4Bに示されるように、ノードN0からノードN3への送信リンクコストは、11となる。
その後、ノードN0は、再びHelloパケットH3を送信する。このHelloパケットH3は、ノードN3からHelloパケットH2を受信したときの受信リンクコストとノードN3のアドレスとを含む。したがって、ノードN3は、HelloパケットH3を受信することにより、ノードN3にHelloパケットH2を送信したときの送信リンクコストを取得することができる。ノードN3からノードN0への送信リンクコストは、5である。ノードN3は、図4Cに示されるように、ノードN0から受け取った受信リンクコストをノードN3からノードN0への送信リンクコストとしノードN0のアドレスに対応付けてルートテーブルに記憶する。
このように、隣接するノードN0及びノードN3の間において、HelloパケットH1〜H3が送受信されることにより、ノードN0及びノードN3のそれぞれは、受信リンクコスト及び送信リンクコストを記憶することができる。また、HelloパケットH1〜H3の送受信後には、隣接するノードのルートテーブルの内容は相補的な内容になる。つまり、一方の内容が失われても他方の内容を復元できる。
なお、ノードN0及びノードN1の間においても同様に、Helloパケットが送受信されて、ノードN0及びノードN1のそれぞれは、受信リンクコスト及び送信リンクコストを記憶する。ノードN0及びノードN2の間においても同様に、Helloパケットが送受信されて、ノードN0及びノードN2のそれぞれは、受信リンクコスト及び送信リンクコストを記憶する。
ノードN1、N2、及び、N3が送信リンクコストを記憶すると、ノードN1、N2、及びN3は、Helloパケットをブロードキャスト送信する。ノードN0は、受信リンクコスト及び送信リンクコストをすでに記憶しているため、ブロードキャスト送信されたHelloパケットには応答しないが、ノードN4は、ノードN1によってブロードキャスト送信されたHelloパケットに応答する。ノードN5、6、及び7は、ノードN3によってブロードキャスト送信されたHelloパケットに応答する。このような動作が順次繰り返されることによって、ノードN1〜N10は、隣接するノードとの間の受信リンクコスト及び送信リンクコストを記憶する。
なお、Helloパケットには、より詳細には、ノードN0までのルートに含まれるノードの、アドレス及びリンクコストなども含まれる。ここで、Helloパケットの詳細なデータ構造について説明する。図5Aは、Helloパケットのデータ構造を示す図である。図5Bは、Helloパケットに含まれるサブパケットのデータ構造を示す図である。
図5Aに示されるように、Helloパケットは、送信元のノードのアドレスであるSIDと、パケットの種類を示すTYと、送信元のノードの種類を示すNCとを含む。また、Helloパケットには、当該Helloパケットの種類(図3のH1〜H3のいずれのHelloパケットであるか)に応じて、サブパケットSB1、サブパケットSB2、及びサブパケットSB3のいずれかが含まれる。具体的には、HelloパケットH1は、サブパケットSB1を含み、HelloパケットH2は、サブパケットSB2を含み、HelloパケットH3は、サブパケットSB3を含む。なお、Helloパケットでは、TYは、Helloパケットを示す値となり、NCは、親ノードを示す値である場合と子ノードを示す値である場合とがある。
サブパケットSB1には、送信元のノードが親ノードであるノードN0との通信の際に形成するルートのホップ数(つまり、ノードN0までのルートに含まれるノード数)と、当該ルートに含まれるノードのアドレスと、当該ルートに含まれる複数のノード間のリンクコストの情報とが含まれる。したがって、HelloパケットH1を受信した下位のノードN1〜N10は、上位コスト(親ノードから上位の隣接ノードまでのルートコスト)を知ることができる。
サブパケットSB2には、送信先のアドレス及びリンクコスト(相手ノードの送信リンクコスト)の情報が含まれる。サブパケットSB3には、送信先のノードのアドレス及びリンクコスト(相手ノードの送信リンクコスト)が含まれる。
図5Bに示されるように、各サブパケットには、具体的には、上記3種類のサブパケットを区別するためのサブパケットタイプSTY、当該サブパケットに含まれるノード数LNと、当該サブパケットに含まれる各ノードのアドレスNID及びリンクコストLCとが含まれる。つまり、サブパケットのフォーマットは、可変長である。
このように、HelloパケットH1には、送信元のノードからノードN0までのルートに含まれるノードの、アドレス及びリンクコストが含まれる。したがって、HelloパケットH1を受信したノードは、送信元のノードからノードN0までのルートに含まれるノードの、アドレス及びリンクコストをルートテーブルに記憶することができる。図6は、ルートテーブルの詳細を示す図である。図6は、一例としてノードN9のルートテーブルの詳細を示す。
図6に示されるように、ルートテーブルにおいて、ノードN0から、HelloパケットH1の送信元のノードまでのルートに含まれる、ノードのアドレス(NID)及びリンクコスト(LC)は、上位コストとして記憶される。上位コストは、HelloパケットH1の送信元のノードごとに記憶され、図6の例では、ノードN6及びノードN7のそれぞれに対して記憶される。また、ルートテーブルにおいて、ノードN0から、HelloパケットH1を受信したノードまでのルートに含まれるリンクコストの総和は、ルートコストとして記憶される。ルートコストも、HelloパケットH1の送信元のノードごとに記憶される。なお、ルートテーブルにおけるノードN0から、HelloパケットH1の送信元のノードまでのルートを示す情報は、ルート情報とも記載される。
ノードN9は、例えば、ルートコストが最小であるルートを選択する。図6の例では、ノードN9は、N7に対応付けられたルートを選択する。このように、各ノードが上位の隣接ノードを1つ選択することにより、ツリー型トポロジのネットワークが構築される。
また、選択されたルートは、トポロジ通知情報として、ノードN0に通知され、ノードN0は、ノードN9までのルート情報を入手することができる。トポロジ通知情報は適時に送信されればよいが、通常は一定の時間間隔で定期的に送信される。
[MPRの選択動作]
ツリー型のトポロジを構築するルーティングプロトコルとして、例えば、CMSR(Centralized Metric based Source Routing)及びRPL(IPv6 Routing Protocol for Low Power and Lossy Networks)などが知られている。このようなルーティングプロトコルにおいては、ネットワーク全体のトポロジ情報をネットワーク全体に配布するためのTCパケットが定期的にフラッディング(ブロードキャスト送信)される。
コンセントレータ20によってブロードキャスト送信されたTCパケットは、MPRと呼ばれる中継ノードによって中継されて、ネットワーク全体に配布される。
ここで、マルチホップ通信システム10では、MPRの選択方法に特徴がある。図7A〜図7Cは、MPRの選択方法を示す概念図である。
図7A〜図7Cにおいては、ノード(スマートメータまたはコンセントレータ20)が円で示されている。円の下側に付与された数字は、コンセントレータ20から当該スマートメータまでのルートコストを示す。
また、図7A〜図7Cにおいては、ノード数及びリンク数は異なるが、図1Aと類似の、コンセントレータ20を親ノードとしたツリー型のトポロジが構成されているものとする。各ノード(円)は、コンセントレータ20からのホップ数(1ホップ目〜3ホップ目)に応じて異なる態様で図示されている。なお、ホップ数について補足すると、例えば、図1Aでは、スマートメータ21〜23がコンセントレータ20から1ホップ目のノードであり、スマートメータ24〜27がコンセントレータ20から2ホップ目のノードであり、スマートメータ28〜30は、コンセントレータ20から3ホップ目のノードである。
ここで、図7A〜図7Cにおいても、図1Aと同様に3ホップ目のノードとしてスマートメータ29(ノードN9)が図示されている。以下ではスマートメータ29のMPRの選択動作について図7A〜図7Cに加えて図8を参照しながら説明する。図8は、MPRの選択動作のフローチャートである。なお、以下の説明では、コンセントレータ20から3ホップ目のスマートメータは、第一のスマートメータと記載され、コンセントレータ20からから2ホップ目のスマートメータは、第二のスマートメータと記載される。
まず、マルチホップ通信システム10に含まれる各スマートメータは、コンセントレータ20から当該スマートメータまでのルートコストと、当該スマートメータまでのホップ数と、当該スマートメータのノードIDとを含むHelloパケットをブロードキャスト送信する。すると、第一のスマートメータ29の子機通信部34は、直接通信が可能なスマートメータからHelloパケットを受信する。つまり、第一のスマートメータ29の子機通信部34は、ルートコストを取得する(S10)。このとき受信されるHelloパケットには、スマートメータのノードID(アドレス)及びホップ数も含まれる。受信されたルートコスト、ホップ数、及びノードIDは、第一のスマートメータ29の子機記憶部37に記憶される。なお、ルートコストは、例えば、データパケットなど、Helloパケット以外の信号によって送受信されてもよい。
ここで、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、Helloパケットを受信することができた第二のスマートメータの中から、ルートコストが最大のスマートメータをMPRとして選択する(S11)。MPRは、中継子機の一例である。
例えば、図7Aに示されるように、第一のスマートメータ29の子機通信部34が、ルートコストが11の第二のスマートメータSM1と、ルートコストが12の第二のスマートメータSM2と、ルートコストが13の第二のスマートメータSM3とからHelloパケットを受信できたとする。この場合、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、ルートコストが最も大きい第二のスマートメータSM3を選択する。なお、Helloパケットを受信することができた第二のスマートメータの中に、ルートコストが最大のスマートメータが複数存在する(同じルートコストのスマートメータが複数存在する)場合は、所定のルールにしたがってMPRが選択される。例えば、ノードIDが小さいほう(または大きいほう)のスマートメータが選択される。
そして、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第二のスマートメータSM3をMPRとして指定する。第一のスマートメータ29の子機制御部36は、具体的には、第二のスマートメータSM3をMPRとして指定するための指定情報を、第一のスマートメータ29の子機通信部34に送信させる(S12)。第一のスマートメータ29の子機通信部34は、より詳細には、例えば、第一のスマートメータ29の子機制御部36の制御に基づいて、指定情報をHelloパケットに含めてブロードキャスト送信する。なお、指定情報には、第二のスマートメータSM3のノードIDが含まれる。ここでのノードIDは、識別情報の一例である。なお、以下の説明では、「指定情報を送信する」ことを単に「指定する」と記載する。指定情報は、どのようなフォーマットであってもよい。
第一のスマートメータ29と同様に、複数の他の第一のスマートメータのそれぞれは、ルートコストに基づいて第二のスマートメータの中からルートコストが最も大きいスマートメータをMPRとして指定する。
例えば、上述の図1A及び図1Bに示されるように、通常は、コンセントレータ20からのホップ数が少ないスマートメータほど、コンセントレータ20の近くに位置し、コンセントレータ20からのルートコストが小さくなると考えられる。つまり、第二のスマートメータのうちルートコストの最も大きいものは、コンセントレータ20から遠い位置、すなわち、第一のスマートメータ群(3ホップ目のスマートメータ群)寄りに位置していると推定される。図1Bの例では、第二のスマートメータ24〜27(2ホップ目のスマートメータ群)の中では、第一のスマートメータ群寄りに位置する第二のスマートメータ27が最もコンセントレータ20からのルートコストが大きいと推定される。
したがって、第二のスマートメータのうちルートコストの最も大きいものは、多くの第一のスマートメータに対してTCパケットを配信できる可能性が高く、第一のスマートメータ群に対して適切なMPRとなりやすい。
また、ルートコストは、第一のスマートメータ群にとって共通の評価基準となる。例えば、第二のスマートメータSM3のルートコストは、どの第一のスマートメータに対しても「13」で共通である。したがって、指定されるMPRが1つに収束しやすい。
図7Bに例示されるように、第一のスマートメータ群G1は、当該第一のスマートメータ群G1が直接通信可能な第二のスマートメータの中から第二のスマートメータSM3を指定することとなる。同様に、第一のスマートメータ群G2は、第二のスマートメータSM5を指定し、第一のスマートメータ群G3は、第二のスマートメータSM7を指定することとなる。
同様に、第二のスマートメータも1ホップ目のスマートメータの中からMPRを指定する。この結果、図7Cに示されるように、矩形枠で囲まれたスマートメータ(1ホップ目のスマートメータの中からはスマートメータSM4及びスマートメータSM8)がMPRに指定される。
ここで、指定情報が送信された後のスマートメータの動作について、図9を用いて説明する。図9は、指定情報が送信された後のスマートメータの動作のフローチャートである。なお、以下の図9の説明では、一例として、図1Aの第二のスマートメータ26が動作を行うものとして説明されるが、マルチホップ通信システム10に含まれる他のスマートメータも同様の動作を行う。
上述のように、指定情報は、例えば、Helloパケットに含められてブロードキャスト送信される。第二のスマートメータ26の子機通信部34が、このような指定情報を受信すると(S20)、当該第二のスマートメータ26の子機制御部36は、受信した指定情報に第二のスマートメータ26のノードIDが含まれているか否か(第二のスマートメータ26のノードIDが指定されているか否か)を判定する(S21)。
第二のスマートメータ26の子機制御部36は、受信した指定情報に第二のスマートメータ26のノードIDが含まれている場合(S21でYes)、第二のスマートメータ26をMPRに設定する(S22)。第二のスマートメータ26の子機制御部36は、具体的には、例えば、第二のスマートメータ26の子機記憶部37において、MPRの設定フラグを有効にする。
一方、第二のスマートメータ26の子機制御部36は、受信した指定情報に第二のスマートメータ26のノードIDが含まれていない場合(S21でNo)、第二のスマートメータ26をMPRに設定せずに、指定情報が送信された後の動作を終了する。
なお、MPRの設定フラグは、指定情報の送信元の第一のスマートメータごとに設けられる必要はなく、1つ設けられればよい。これにより、子機記憶部37の記憶リソースを削減することができる。
次に、スマートメータのTCパケットの受信時の動作について、図10を用いて説明する。図10は、TCパケット受信時のスマートメータの動作のフローチャートである。なお、以下の図10の説明では、一例として、図1Aのスマートメータ21が動作を行うものとして説明されるが、マルチホップ通信システム10に含まれる他のスマートメータも同様の動作を行う。
スマートメータ21の子機通信部34は、コンセントレータ20からブロードキャスト送信されたTCパケットを受信する(S30)。スマートメータ21の子機制御部36は、子機記憶部37内のMPRの設定フラグを参照し、スマートメータ21がMPRに設定されているか否かを判定する(S31)。
スマートメータ21がMPRに設定されている場合には(S31でYes)、スマートメータ21の子機制御部36は、スマートメータ21の子機通信部34にTCパケットをブロードキャスト送信させる(S32)。なお、スマートメータ21がMPRに設定されていない場合には(S31でNo)、スマートメータ21の子機制御部36は、TCパケットをブロードキャスト送信せずに受信時の動作を終了する。
なお、上記ステップS30において、スマートメータ21は、コンセントレータ20から1ホップ目のスマートメータであるため、コンセントレータ20から直接TCパケットを受信する。しかしながら、ステップS30において、コンセントレータ20から2ホップ以上離れたスマートメータは、コンセントレータ20がブロードキャスト送信したTCパケットであって、他のスマートメータに中継(ブロードキャスト送信)されたTCパケットを受信する。
[効果等]
以上説明したように、マルチホップ通信システム10は、コンセントレータ20と、第一のスマートメータ29と、コンセントレータ20からのホップ数が第一のスマートメータ29よりも1つ少ない第二のスマートメータからなる第二のスマートメータ群とを備える。コンセントレータ20は、親機の一例であり、第一のスマートメータ29は、第一の子機の一例であり、第二のスマートメータは、第二の子機の一例である。第二のスマートメータ群は、子機群の一例である。
第一のスマートメータ29は、第二のスマートメータ群から信号を受信する子機通信部34と、子機制御部36とを備える。子機通信部34は、通信部の一例であり、子機制御部36は、制御部の一例である。ここでの信号は、例えば、Helloパケットであるがデータパケットなどであってもよい。
第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第二のスマートメータ群の中から、第一のスマートメータ29の子機通信部34が受信する信号に基づいて第一のスマートメータ29との通信品質が最も良いと推定される第二のスマートメータを選択する。また、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、選択した第二のスマートメータを、ブロードキャスト送信されたTCパケットを中継するMPRに指定するための指定情報を、第一のスマートメータ29の子機通信部34に送信させる。MPRは、中継子機の一例である。TCパケットは、ブロードキャスト送信されたパケットの一例である。また、子機通信部36は、具体的には、例えば、電力線搬送通信により、信号を受信し、かつ、指定情報を送信する。
第一のスマートメータ29との通信品質が最も良いと推定される第二のスマートメータは、第一のスマートメータ29寄りに位置していると推定される。そうすると、このような第二のスマートメータは、第一のスマートメータ29を含む第一のスマートメータ群寄りに位置している可能性が高く、多くの第一のスマートメータに対してTCパケットを配信できる、適切なMPRとなりやすい。なお、この傾向は、PLCを用いた通信システムにおいて特に顕著である。つまり、マルチホップ通信システム10は、MPRを適切に選択することができ、これにより、MPRの数を減らすことができる。
また、上述のように、マルチホップ通信システム10は、ツリー型のトポロジを構成する。つまり、マルチホップ通信システム10は、ツリー型のトポロジを構成するマルチホップ通信システムに適用することができる。
第一のスマートメータ29の子機通信部34は、具体的には、上記信号を受信することにより、当該Helloパケットに含まれる、コンセントレータ20から第二のスマートメータ群に含まれる第二のスマートメータまでのルートコストを取得する。そして、子機制御部36は、第二のスマートメータ群のうちルートコストが最も大きい第二のスマートメータを、第一のスマートメータ29との通信品質が最も良いと推定される第二のスマートメータとして選択する。
第二のスマートメータ群のうちルートコストが最も大きい第二のスマートメータは、コンセントレータ20から遠くに位置していると推定される。つまり、第一のスマートメータ群寄りに位置していると推定されるため、多くの第一のスマートメータに対してTCパケットを配信できる可能性が高く、第一のスマートメータ群に対して適切なMPRとなりやすい。なお、この傾向は、PLCを用いた通信システムにおいて特に顕著である。
また、ルートコストは、どの第一のスマートメータに対しても共通の値となるため、ルートコストを選択基準とした場合には、選択されるMPRが1つに収束しやすい。なお、このような選択方法は、共通の選択基準が採用されているため、大域最適解に向かうアルゴリズムであるといえる。
以上のように、マルチホップ通信システム10は、第二のスマートメータ群のうちルートコストが最も大きい第二のスマートメータをMPRとして選択することにより、MPRを適切に選択し、MPRの数を減らすことができる。
また、第一のスマートメータ29の子機通信部34は、具体的には、上記信号としてHelloパケットを受信することにより、当該Helloパケットに含まれるルートコストを取得する。
これにより、第一のスマートメータ29は、既存のHelloパケットを受信することによりルートコストを取得することができる。
また、第一のスマートメータ29の子機通信部34は、具体的には、第一のスマートメータ29の子機制御部36の制御に基づいて、指定情報をHelloパケットに含めて送信する。
これにより、第一のスマートメータ29は、ルートコストを既存のHelloパケットに含めて送信することができる。
また、指定情報には、MPRとして指定される第二のスマートメータのノードIDが含まれ、第二のスマートメータ群に含まれる第二のスマートメータのそれぞれは、子機通信部34が送信した指定情報を受信し、受信した指定情報に当該第二の子機のノードIDが含まれている場合は、ブロードキャスト送信されたTCパケットを受信したときに、受信したTCパケットをブロードキャスト送信する。ノードIDは、識別情報の一例である。なお、第二のスマートメータ群に含まれる第二のスマートメータを区別できるのであれば、識別情報は、他のID等であってもよい。
これにより、第二のスマートメータのそれぞれは、当該第二のスマートメータがMPRとして選択されているときにTCパケットを中継することができる。
第二のスマートメータ群に含まれる第二のスマートメータのそれぞれは、子機通信部34が送信した指定情報を受信し、受信した指定情報に当該第二のスマートメータのノードIDが含まれていない場合は、ブロードキャスト送信されたパケットを受信しても、受信したパケットをブロードキャスト送信しない。
これにより、第二のスマートメータのそれぞれは、当該第二のスマートメータがMPRとして選択されていないときにはTCパケットを中継しないため、不要な通信トラフィックを減らすことができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、第一のスマートメータは、第二のスマートメータのうちルートコストが最も大きい第二のスマートメータをMPRとして選択した。しかしながら、第一のスマートメータは、第二のスマートメータのうち第一のスマートメータとの通信品質が最も良いと推定される第二のスマートメータをMPRとして選択すればよい。例えば、第一のスマートメータは、ルートコストに代えて、受信リンクコスト(受信品質)に基づいてMPRを選択してもよい。図11は、受信リンクコスト(受信品質)に基づくMPRの選択動作のフローチャートである。なお、以下では一例として第一のスマートメータ29がMPRの選択動作を行うものとするが、他のスマートメータも同様の動作を行う。
まず、第一のスマートメータ29の子機通信部34は、直接通信が可能な第二のスマートメータからHelloパケットを受信する(S40)。第一のスマートメータ29の子機制御部36は、受信したHelloパケットの受信リンクコストを算出し、算出した受信リンクコスト、Helloパケットに含まれる送信元のノードID、及びホップ数などを第一のスマートメータ29の子機記憶部37に記憶する。
ここで、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、Helloパケットを受信することができた第二のスマートメータの中から、受信リンクコストが最小の第二のスマートメータをMPRとして選択する(S41)。そして、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、受信リンクコストが最小のスマートメータをMPRとして指定するための指定情報を、第一のスマートメータ29の子機通信部34に送信させる(S42)。
以上説明したように、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第二のスマートメータ群のうち、子機通信部34が受信する信号の受信リンクコストが最も良い第二のスマートメータを、第一のスマートメータ29との通信品質が最も良いと推定される第二のスマートメータとして選択する。受信リンクコストは、受信品質の一例である。
受信リンクコストが最も小さい第二のスマートメータは、第一のスマートメータ29との通信品質が最も良いと推定され、第一のスマートメータ29寄りに位置していると推定される。そうすると、このような第二のスマートメータは、第一のスマートメータ29を含む第一のスマートメータ群寄りに位置している可能性が高く、当該第一のスマートメータ群に対してTCパケットを広範囲に配信できる、適切なMPRとなりやすい。
以上のように、マルチホップ通信システム10は、第二のスマートメータ群のうちルートコストが最も大きい第二のスマートメータをMPRとして選択することによっても、MPRを適切に選択し、MPRの数を減らすことができる。
なお、第一のスマートメータ29は、ルートコストと受信リンクコストとを組み合わせてMPRを選択してもよい。例えば、第一のスマートメータ29は、受信リンクコストが所定値よりも小さい第二のスマートメータのうち、コンセントレータ20からのルートコストが最も大きいものをMPRとして選択してもよい。
[変形例2]
MPRの指定が定期的に行われる場合、第一のスマートメータは、MPRの数を減らすために、MPRの指定を変更してもよい。図12は、MPRの指定変更動作のフローチャートである。なお、以下では一例として第一のスマートメータ29が第二のスマートメータ26をMPRとして指定した後に、MPRの指定を変更する例について説明する。第一のスマートメータ29が第二のスマートメータ26をMPRとして指定した後に、ルートコストに変動は無いものと仮定する。つまり、第二のスマートメータがコンセントレータ20からのルートコストが最も大きいものとする。実際には、ルートコストに変動があってもよい。
第一のスマートメータ29の子機通信部34は、第二のスマートメータがブロードキャスト送信したTCパケットを受信する(S50)。次に、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、ステップS50において受信したTCパケットに、第一のスマートメータ29が指定した第二のスマートメータ26と異なる他の第二のスマートメータが送信したTCパケットが含まれるか否かを判定する(S51)。
ステップS50において受信したTCパケットに、第二のスマートメータ26と異なる第二のスマートメータが送信したTCパケットが含まれない場合がある。具体的には、ステップS50において受信したTCパケットが、第二のスマートメータ26が送信したTCパケットだけである場合である。
このような場合(S51でNo)、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第一のスマートメータ29の子機通信部34に前回指定した第二のスマートメータ26(つまり、ルートコストが最も大きい第二のスマートメータ)をMPRに指定するための指定情報を送信させる(S52)。なお、第二のスマートメータ26と異なる第二のスマートメータが送信したTCパケットが含まれない場合とは、言い換えれば、第二のスマートメータ26が送信したTCパケットのみが含まれる場合である。
一方、ステップS50において受信したTCパケットに、第二のスマートメータ26と異なる第二のスマートメータが送信したTCパケットが含まれる場合がある。具体的には、ステップS50において受信したTCパケットに、第二のスマートメータ26が送信したTCパケットと、第二のスマートメータ27が送信したTCパケットとが含まれる場合がある。
このような場合(S51でYes)、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第一のスマートメータ29の子機通信部34に、第二のスマートメータ27をMPRに指定するための指定情報を送信させる(S53)。つまり、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、MPRとして指定する第二のスマートメータを、ルートコストが最も大きい第二のスマートメータ26から、第二のスマートメータ27に変更する。なお、MPRの指定が定期的に行われる場合、MPRの設定フラグは、定期的にリセットされる。したがって、第二のスマートメータ27の子機制御部36がMPRの設定フラグを有効する一方で、第二のスマートメータ26の子機制御部36は、自律的にMPRの設定フラグを無効にする。
なお、早期に第二のスマートメータ26へのMPRの指定を解除するため(早期にMPRの数を減らすため)に、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、子機通信部34に、選択した第二のスマートメータ26への指定を解除するための情報(以下、指定解除情報とも記載する)を送信させてもよい。第二のスマートメータ26の子機通信部34が指定解除情報を受信した場合、第二のスマートメータ26の子機制御部36は、MPRの設定フラグを無効にする。
以上説明したように、第一のスマートメータ29は、選択した第二のスマートメータ26と異なる他の第二のスマートメータ27がブロードキャスト送信したパケットを子機通信部34が受信した場合、他の第二のスマートメータ27を、MPRに指定するための指定情報を、子機通信部34に送信させる。これにより、MPRをさらに減らすことができる。
なお、MPRの指定が定期的にではなく一度だけ行われる場合、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、第二のスマートメータ26と異なる他の第二のスマートメータからTCパケットを受信した場合、第一のスマートメータ29の子機通信部34に、選択した第二のスマートメータ26への指定解除情報を送信させることにより、第二のスマートメータ26への指定を解除してもよい。なお、このとき、第一のスマートメータ29の子機制御部36は、上記他の第二のスマートメータをMPRに指定するための指定情報も、子機通信部34に送信させる。
この場合、第二のスマートメータ26の子機制御部36は、MPRの指定数(何台の第一のスマートメータからMPRに指定されているかを示す数)を第二のスマートメータ26の子機記憶部37に記憶しておく。第二のスマートメータ26の子機制御部36は、第二のスマートメータ26の子機通信部34が指定解除情報を受信した場合には、上記指定数を−1し、第二のスマートメータ26の子機通信部34が指定情報を受信した場合には、指定数を+1する。第二のスマートメータ26の子機制御部36は、指定数が0になった場合には、TCパケットの中継を行わない。これにより、MPRをさらに減らすことができる。
[変形例3]
上記実施の形態では、スマートメータ29の子機記憶部37にルートコストが記憶されると説明した。ここで、スマートメータ29の子機記憶部37には、最も大きいルートコストだけが記憶されていれば、子機制御部36は、第二のスマートメータ群の中から最もルートコストの大きい第二のスマートメータを選択することができる。
そこで、スマートメータ29の子機制御部36は、スマートメータ29の子機通信部34が取得した第一のルートコストが子機記憶部37に記憶されている第二のルートコストよりも大きい場合、当該第二のルートコストを削除し、第一のルートコストをスマートメータ29の子機記憶部37に記憶してもよい。そして、スマートメータ29の子機制御部36は、スマートメータ29の子機通信部34が取得した第一のルートコストがスマートメータ29の子機記憶部37に記憶されている第二のルートコストよりも大きい場合、第一のルートコストをスマートメータ29の子機記憶部37に記憶しなくてもよい。
これにより、子機記憶部37には、その時点で最も大きいルートコストのみが記憶されるため、記憶リソースを削減することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1に係るマルチホップ通信システム10について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、親ノードから一のノードまでのルートコストは、親ノードから当該一のノードまでのリンクコストの総和として説明され、リンクコストは、受信リンクコストと送信リンクコストとのうち値の大きいほうであると説明された。ここで、リンクコストは、受信リンクコストと送信リンクコストとの平均値とされてもよいし、受信リンクコストと送信リンクコストとの重み付け和とされてもよい。また、リンクコストとして、受信リンクコストが採用されてもよく、この場合は、ルートコストは、親ノードから当該一のノードまでの受信リンクコストの総和となる。同様に、ここで、リンクコストとして送信リンクコストが採用されてもよく、この場合は、ルートコストは、親ノードから当該一のノードまでの送信リンクコストの総和となる。また、ルートコストは、通信品質に基づいて定められれば、どのように決定されてもよく、リンクコスト以外のパラメータを含めて決定されてもよい。
また、上記実施の形態では、マルチホップ通信システム内では、電力線搬送通信が行われたが、本発明は、無線通信など、他の通信方式にも適用可能である。つまり、本発明は、スマートメータ以外の通信端末を用い、かつ、電力線搬送通信以外の通信が行なわれるマルチホップ通信システムとして実現されてもよい。
また、上記実施の形態では、本発明は、ツリー型のネットワークトポロジを構築するマルチホップ通信システムとして実現された。ここで、このようなマルチホップ通信システムは、具体的には、ITU−T G.9905に準拠した、ツリー型のネットワークトポロジを構築するマルチホップ通信システムである。このようなマルチホップ通信システムは、例えば、スマートメータまたはBEMS(Building Energy Management System)などに適用される。
また、本発明は、ツリー型のネットワークトポロジ以外の他のネットワークトポロジを構築するマルチホップ通信システムに適用されてもよい。また、本発明は、他のプロアクティブ型ルーティングプロトコルを用いたマルチホップ通信システムに適用されてもよい。
また、本発明は、TCパケットを中継するMPRを選択する場合だけでなく、MPR以外の他の中継ノードを選択する場合にも適用可能である。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、回路でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、マルチホップ通信システムに含まれる通信端末(子機)として実現されてもよいし、通信端末にインストールされるプログラムとして実現されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係るマルチホップ通信システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10 マルチホップ通信システム
20 コンセントレータ(親機)
21〜30 スマートメータ(子機、通信端末)
34 子機通信部(通信部)
36 子機制御部(制御部)
37 子機記憶部(記憶部)

Claims (14)

  1. 親機と、
    第一の子機と、
    前記親機からのホップ数が前記第一の子機よりも1つ少ない第二の子機からなる子機群とを備え、
    前記第一の子機は、
    前記子機群から信号を受信する通信部と、
    前記子機群の中から、前記通信部が受信する前記信号に基づいて前記第一の子機との通信品質が最も良いと推定される第二の子機を選択し、選択した第二の子機を、ブロードキャスト送信されたパケットを中継する中継子機に指定するための指定情報を、前記通信部に送信させる制御部とを備える
    マルチホップ通信システム。
  2. 前記マルチホップ通信システムは、ツリー型のトポロジを構成する
    請求項1に記載のマルチホップ通信システム。
  3. 前記通信部は、前記信号を受信することにより、当該信号に含まれる、前記親機から前記子機群に含まれる第二の子機までのルートコストを取得し、
    前記制御部は、前記子機群のうち前記ルートコストが最も大きい第二の子機を、前記第一の子機との通信品質が最も良いと推定される第二の子機として選択する
    請求項1または2に記載のマルチホップ通信システム。
  4. 前記通信部は、前記信号としてHelloパケットを受信することにより、当該Helloパケットに含まれる前記ルートコストを取得する
    請求項3に記載のマルチホップ通信システム。
  5. 前記通信部は、前記制御部の制御に基づいて、前記指定情報をHelloパケットに含めて送信する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチホップ通信システム。
  6. 前記指定情報には、前記中継子機として指定される第二の子機の識別情報が含まれ、
    前記子機群に含まれる第二の子機のそれぞれは、前記通信部が送信した前記指定情報を受信し、受信した指定情報に当該第二の子機の識別情報が含まれている場合は、ブロードキャスト送信されたパケットを受信したときに、受信したパケットをブロードキャスト送信する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のマルチホップ通信システム。
  7. 前記子機群に含まれる第二の子機のそれぞれは、前記通信部が送信した前記指定情報を受信し、受信した指定情報に当該第二の子機の識別情報が含まれていない場合は、ブロードキャスト送信されたパケットを受信しても、受信したパケットをブロードキャスト送信しない
    請求項6に記載のマルチホップ通信システム。
  8. 前記第一の子機は、さらに、前記通信部が取得したルートコストを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が取得した第一のルートコストが前記記憶部に記憶されている第二のルートコストよりも大きい場合、前記第二のルートコストを削除し、前記第一のルートコストを前記記憶部に記憶し、
    前記通信部が取得した第一のルートコストが前記記憶部に記憶されている第二のルートコストよりも大きい場合、前記第一のルートコストを前記記憶部に記憶しない
    請求項3または4に記載のマルチホップ通信システム。
  9. 前記第一の子機は、前記選択した第二の子機と異なる他の第二の子機がブロードキャストしたパケットを前記通信部が受信した場合、前記他の第二の子機を、前記中継子機に指定するための指定情報を、前記通信部に送信させる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のマルチホップ通信システム。
  10. 前記制御部は、前記子機群のうち、前記通信部が受信する前記信号の受信品質が最も良い第二の子機を、前記第一の子機との通信品質が最も良いと推定される第二の子機として選択する
    請求項1または2に記載のマルチホップ通信システム。
  11. 前記通信部は、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)により、前記信号を受信し、かつ、前記指定情報を送信し、
    ブロードキャスト送信されたパケットは、TC(Topology Control)パケットである
    請求項1〜10のいずれか1項に記載のマルチホップ通信システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のマルチホップ通信システムに用いられる第一の子機として動作する通信装置。
  13. 親機と、第一の子機と、前記親機からのホップ数が前記第一の子機よりも1つ少ない第二の子機からなる子機群とを備えるマルチホップ通信システムにおいて前記第一の子機が実行する通信方法であって、
    前記子機群から信号を受信し、
    前記子機群の中から、受信した前記信号に基づいて前記第一の子機との通信品質が最も良いと推定される第二の子機を選択し、
    選択した第二の子機を、ブロードキャスト送信されたパケットを少なくとも前記第一の子機に中継する中継子機に指定するための指定情報を送信する
    通信方法。
  14. 請求項13に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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