JPWO2011118656A1 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/6273Latching means integral with the housing comprising two latching arms

Abstract

先端部(11a)が棒状をなす導電性のオス端子(11)と、導電性の線材がオス端子(11)の先端部(11a)の径よりも小さい内径を有するように巻回されるとともに、オス端子(11)が挿入される端部で線材が直線状に延在するコイルばね(21)と、を備えたコネクタ(1)であって、オス端子(11)は、コイルばね(21)の延在部(21a)に少なくとも端部付近の内径を拡大する力を加えた状態でコイルばね(21)に挿入された後、力を解除することによってコイルばね(21)に連結される。

Description

本発明は、オス端子とメス端子とが嵌合して接続するコネクタに関するものである。
従来、自動車等の内部に配設される電子機器を接続するためには、オス端子とメス端子とを嵌合させることで機器間を配線等によって接続するコネクタが用いられている。このオス端子とメス端子とを有するコネクタは、オス端子およびメス端子が互いに嵌合可能であって、端子内の導線、電極等が接触することによって電気的な接続が可能となる。
ところで、上述したコネクタは、オス端子とメス端子との嵌合状態を維持して、電子機器間を電気的に接続し続ける必要がある。特に、自動車等、振動が生じやすい製品に搭載するコネクタの場合には、その振動によってオス端子とメス端子との接続が解除されないように嵌合状態を維持することが可能なコネクタが望まれていた。
この要望を満足するコネクタとして、例えば、係止アーム、ロック用凸部および係止面を弾性体によって弾性力を作用させた状態で係合させてオス端子とメス端子とをロックするコネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、押し戻しばねによって弾性力の作用を受けるロックアームの係合突起部とアーム係止部とが係止することによってオス端子とメス端子とをロックするコネクタが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−31513号公報 特開2001−160459号公報
しかしながら、特許文献1,2が開示する従来のコネクタでは、端子間の嵌合状態を解除する方向に加わる力によっては、弾性体の作用またはアーム自体の弾性力によってオス端子とメス端子との嵌合状態が解除されてしまうおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成でオス端子とメス端子との嵌合状態を維持することができるコネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、2つの接続対象物の間に介在して該2つの接続対象物間の電気的な導通を図るコネクタであって、先端が棒状をなす導電性のオス端子と、導電性の線材が前記オス端子の径よりも小さい内径を有するように巻回されるとともに、前記オス端子が挿入される端部で前記線材が直線状に延在するメス端子と、を備え、前記オス端子は、前記メス端子の前記直線状の部分に少なくとも前記端部付近の内径を拡大する力を加えた状態で前記メス端子に挿入された後、該力を解除することによって前記メス端子に連結されることを特徴とする。
また、本発明にかかるコネクタは、上記の発明において、前記メス端子は、少なくとも前記端部と異なる端部近傍が密着巻きに巻回されていることを特徴とする。
また、本発明にかかるコネクタは、上記の発明において、前記オス端子を保持するオス端子ブラケットと、前記メス端子を保持し、前記オス端子ブラケットと接続可能なメス端子ブラケットとを有し、前記オス端子ブラケットは、前記オス端子を前記メス端子に挿入する動作に連動して、前記メス端子の前記直線状の部分に対して少なくとも前記メス端子の直径を拡径する方向に力を加える拡径手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコネクタは、上記の発明において、前記メス端子の前記直線状の部分と異なる側の端部は、前記メス端子ブラケットに固定されていることを特徴とする。
また、本発明にかかるコネクタは、上記の発明において、前記メス端子ブラケットは、前記メス端子の前記直線状の部分を保持し、該直線状の部分を前記メス端子の長手方向に垂直な平面上で移動させて前記メス端子の径を拡大させる径変更手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるコネクタは、上記の発明において、前記オス端子ブラケットは、前記オス端子と平行に延び、該オス端子よりも先端方向に突出したガイドピンを有し、前記メス端子ブラケットは、前記ガイドピンを挿通可能な穴部を有することを特徴とする。
本発明にかかるコネクタは、自然状態の直径がオス端子の直径と比して小さいコイルばねの直径を拡径し、拡径された状態のコイルばねにオス端子を挿通させた後、コイルばねを自然状態に戻してオス端子を締め付けてロックするようにしたので、簡易な構成でオス端子とメス端子との嵌合状態を維持することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるコネクタの構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタの矢視A方向の平面図である。 図3Aは、本発明の実施の形態1にかかるコイルばねの動作を説明する図である。 図3Bは、本発明の実施の形態1にかかるコイルばねの動作を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態1にかかるコイルばねの他の例を示す斜視図である。 図5は、図4に示すコイルばねの断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1の変形例1であるコネクタを示す平面図である。 図7は、本発明の実施の形態1の変形例2であるコネクタを示す平面図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかるコネクタの構成を示す斜視図である。 図9は、図8に示すコネクタの矢視B方向の平面図である。 図10は、図8に示すオス端子ブラケットとメス端子ブラケットとを接触させた状態を示す斜視図である。 図11は、本発明の実施の形態2にかかるばねと拡径用カムとの動作を示す平面図である。 図12は、本発明の実施の形態2の変形例であるコネクタを示す斜視図である。 図13は、図12に示すコネクタの矢視C方向の平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかるコネクタ1の構成を示す斜視図である。図1に示すコネクタ1は、オス端子とメス端子とが接触して連結することで接続対象物間の電気的導通を行なうものである。
コネクタ1は、接続対象物と接続されるリード12と連結し、導電性を有するオス端子11と、接続対象物と接続されるリード22とリード端子22aを介して連結し、導電性を有するメス端子としてのコイルばね21とを有する。
オス端子11は、導電性を有する材料で成形され、先端が略球状に形成された棒状をなす先端部11aと、リード12を保持するリード端子11bと、先端部11aの径と比して大きい径を有するフランジ部11cとを備える。
コイルばね21は、線材の断面が円形をなし、オス端子11の先端部11aの径と比して小さい内径となるように巻回されている。コイルばね21の両端部側は、密着巻きに巻回されている。コイルばね21のリード端子22aと異なる側の端部は、コイルばね21の伸長方向と垂直な方向に延在する直線状をなす延在部21aを有する。また、コイルばね21のリード端子22a側の端部は、コイルばね21の伸長方向と垂直な方向に延伸した固定部21bを有する。なお、延在部21aは、コイルばね21の径と比して大きい径を有する弧状をなしてもよい。
また、コイルばね21は、SUSまたはベリリウム銅等からなる心材と、低抵抗の銅系金属からなる外皮とで構成される線材を用いて実現される。なお、ばね性、耐熱性等を考慮したクラッド金属材料または合金材であれば適用可能である。
図2は、オス端子11とコイルばね21との嵌合状態を示す平面図である。コイルばね21内にオス端子11の先端部11aが挿通されると、リード12,22に接続される接続対象物間を電気的に導通する。コネクタ1では、オス端子11とコイルばね21のリード22側の密着巻き部とを介してリード12,22間を導通し、粗巻き部に信号が流れないため、電気信号の導通経路を短くすることができ、インダクタンスの低減および導通の安定化を図ることが可能となる。なお、フランジ部11cは、コイルばね21の端部と当接することによって、オス端子11のコイルばね21内への挿入領域を調節する。
このとき、コイルばね21は、内径がオス端子11の直径と比して小さいため、オス端子11の先端部11aをばねの巻き付き力によって締め付けることで嵌合状態を維持する。また、コイルばね21は、リード端子22aのリード22と異なる端部から突出している支柱23に対してばねの巻き付き力および/または半田Cによって接合されている。なお、コイルばね21のオス端子11に対する巻き付き力を確保するため、支柱23の径は、先端部11aの径以下であることが好ましい。
図3A,3Bは、オス端子11をコイルばね21に挿通する場合のコイルばね21の動作を説明する図である。まず、図3Aに示すように、自然状態のコイルばね21に対して、延在部21aに力Fを矢印方向に加える。このとき、コイルばね21は、図1,2に示す固定部21bが固定され、力Fによるコイルばね21の回転を防止されていることが好ましい。
延在部21aは、力Fが加わることによって、図3Bに示す位置に移動する。なお、破線Pは、図3Aで示す自然状態のコイルばね21の位置を示す。上述したように、コイルばね21は、固定部21bが固定されているため、力Fによって回転せず、内径を拡径する方向に弾性変形する。
図3A,3Bに示すコイルばね21の動作によって、内径が拡径された状態でオス端子11をコイルばね21内に挿通することが可能となる。オス端子11をコイルばね21内に挿通後、延在部21aに加わっている力Fを解除すると、コイルばね21の内径は収縮して自然状態に戻るため、オス端子11を締め付けて嵌合状態を維持することができる。
上述した実施の形態1にかかるコネクタによって、簡易な構成で、オス端子11とコイルばね21との嵌合状態を維持することができる。これにより、オス端子とメス端子(コイルばね)との間の安定した嵌合状態の維持および電気的導通を実現することができる。また、この嵌合状態において、コネクタ1に対してオス端子11とコイルばね21とが離脱する方向の力が加わった場合、コイルばね21は伸長する方向に弾性変形する。この伸長によって、コイルばね21は内径を小さくする方向に弾性変形することとなり、一段と大きな締め付け力をオス端子11に加えるため、オス端子11がコイルばね21から離脱することを一層確実に防止することも可能である。
なお、上述したコネクタは、双方の端子がリードと接続されているものとして説明したが、一方がリードで接続され、他方が基板と直接接続されている構成であっても適用可能である。
また、コイルばね21において、リード端子22aおよび支柱23に対する巻き付き力、または半田Cによる支柱23(またはリード端子22a)のコイルばね21と支柱23(またはリード端子22a)との接続が確実なものであれば、固定部21bを設けなくてもよい。また、コイルばね21は、少なくともリード端子22a側が密着巻きに巻回されていればよく、全体が密着巻きに巻回されていてもよい。
図4は、本実施の形態1にかかるコイルばねの他の例を示す斜視図である。また、図5は、図4に示すコイルばね24の線材が延びる方向と垂直な方向の断面図である。上述したコイルばね21は、線材の断面が円形であるものとして説明したが、図4,5に示すコイルばね24のように断面形状が略半円形状をなしてもよい。なお、この断面形状に限らず、角形の断面形状をなすものとしてもよい。隣り合う線材同士の接触面積の増大によって、導通にかかる抵抗を低下することが可能となる。
図6は、本実施の形態1の変形例1であるコネクタ1aを示す平面図である。図6に示すコネクタ1aは、上述したオス端子11およびコイルばね21と、複数の爪部を有するリード端子22bとを備える。リード端子22bは、コイルばね21の密着巻き部分の外周と接触しているため、オス端子11との導通経路を、コイルばね21の密着巻き部分ではなく、一体成形された爪部とすることができるため、一段と安定した導通を得ることが可能となる。
なお、変形例1にかかるリード端子22bは、上述した各爪部で形成される内径の少なくとも一部が、コイルばね21の外径と比して略同一または若干小さい径となるように形成されていることが好ましい。このリード端子22bでは、リード端子22bが圧入によってコイルばね21と接続するため、コイルばね21とリードとを確実に接続して電気的な導通が可能となるとともに、コイルばね21の径に因らずリード端子22bとコイルばね21とを接続することができる。
図7は、本実施の形態1の変形例2であるコネクタ1bを示す平面図である。図7に示すコネクタ1bは、上述したオス端子11およびリード端子22bと、リード端子22bとは異なる端部側で、この端部に向けて段階的に内径を大きくしたコイルばね25とを備える。このコイルばね25は、オス端子11が挿通される側の内径が大きくなっているため、オス端子11を一段と容易にコイルばね25内に挿通するとともに、上述した嵌合状態を維持することができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の実施の形態2にかかるコネクタの構成を示す斜視図である。また、図9は、図8に示すコネクタの矢視B方向の平面図である。図8,9に示すコネクタは、オス端子とメス端子とが接触して連結することで接続対象物間の電気的導通を行なうものである。
図8に示すコネクタは、導電性を有するオス端子11およびリード12を保持するオス端子ブラケット3と、導電性を有するメス端子としてのコイルばね21およびリード22を保持するメス端子ブラケット4とを有する。なお、オス端子11、リード12、コイルばね21およびリード22は、上述した実施の形態1と同様の構成である。
オス端子ブラケット3は、オス端子11の上部に設けられる拡径手段としての拡径用カム31と、オス端子11の両側からオス端子11とそれぞれ平行に延びる略柱状のガイドピン32と、ガイドピン32の上部に配設され、ガイドピン32と平行に延び、先端部分で延伸方向に対して垂直下方に突出する凸部を有するロックバー33とを備える。
拡径用カム31は、対応する壁面を延在部21aの側面に接触させることで延在部21aを移動させて、コイルばね21の内径を拡径する。また、オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4との壁面同士が接触した際に、延在部21aが元の位置(自然状態)に戻るための切欠き部分(切欠き面)を有する。なお、この切欠き部分は、切欠き面とメス端子ブラケット4の壁面との間隔が少なくともコイルばね21の線材の径以上となるように拡径用カム31が配設される。
メス端子ブラケット4は、コイルばね21を収容するとともに、拡径されたコイルばね21が収容可能な収容部41と、ガイドピン32を挿通して保持するガイド穴42と、ロックバー33の凸部と係止する凹部であるロック穴43とを備える。なお、リード22は、上述したリード端子と接続された状態でメス端子ブラケット4の所定位置に収容された後、メス端子ブラケット4の端部を図示しない固定部材を用いてネジ止め、接着または嵌合することによってメス端子ブラケット4に固定される。
また、メス端子ブラケット4は、図9に示すように、コイルばね21の固定部21bを保持する保持部41aを有する。保持部41aは、コイルばね21の固定部21bを保持して、延在部21aに加わる力によるコイルばね21の回転を防止する。なお、保持部41aは、半田等の固定部材を用いて固定部41aを保持してもよく、溝部を形成して固定部21bを差し込んで保持してもよい。
図10は、図8に示すオス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とを接触させた状態を示す斜視図である。図8に示すガイドピン32をガイド穴42に挿通することで、オス端子ブラケット3のメス端子ブラケット4に対する近接位置が決まり、ガイドピン32のガイド穴42への挿通に連動して、オス端子11がコイルばね21内に挿通される。このとき、オス端子11のコイルばね21内への挿通に連動し、後述するように拡径用カム31がコイルばね21の内径を拡径し、オス端子11がコイルばね21内に挿通される。
また、オス端子11とコイルばね21とが嵌合して、オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とが接触すると同時にロックバー33の凸部がロック穴43の凹部と係止する。
コイルばね21の延在部21aは、図10に示すように、オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とが離脱する方向に力が加わった場合、拡径用カム31の壁面に当接しているため、本実施の形態2にかかるコネクタは、コイルばね21のオス端子11の締め付けによるロックのほか、延在部21aと拡径用カム31によるコネクタのロック効果を得ることもできる。
図11は、本実施の形態2にかかるばねと拡径用カムとの動作を示す平面図である。オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とを嵌合させる場合、図11(a)に示すように、オス端子ブラケット3が矢印Y方向に移動し、拡径用カム31がコイルばね21に接近する。このとき、延在部21aは、拡径用カム31の湾曲部31aに当接する。
拡径用カム31は、延在部21aが湾曲部31aに当接した後、オス端子ブラケット3またはメス端子ブラケット4に連動してさらに矢印Y方向に進む(図11(b)、(c))。このとき、延在部21aは、拡径用カム31の湾曲部31aの壁面に沿って、コイルばね21の周方向に移動し、図3Bに示すようにコイルばね21の内径を拡径する。また、この拡径に連動して、オス端子11がコイルばね21内に挿通される。なお、破線Pは、図11(a)で示す自然状態のコイルばね21の位置を示す。また、本実施の形態2では、延在部21aが、図11(b)に示す位置に移動した際に、拡径されたコイルばね21の内径がオス端子11の直径以上となる。コイルばね21が拡径されるタイミングは、拡径用カム31とオス端子11との位置関係によって調節される。
拡径用カム31は、矢印Y方向にさらに進むと、延在部21aが直線部31bに当接する(図11(d))。延在部21aは、この直線部31bに当接した状態が、最も内径が拡径された状態となる。
その後、オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とが接触して嵌合すると、延在部21aは、拡径用カム31の進行方向と垂直な方向の切欠き面に沿って移動し、溝31cに保持される(図11(e))。ここで、溝31cに保持された延在部21aにはコイルばね21の内径を拡径する方向の力は加わっておらず、壁面に当接する程度に保持される。なお、溝31cは、延在部21aと接触しないようにしてもよい。
上述した実施の形態2にかかるコネクタは、拡径用カム31が、オス端子11のコイルばね21内への挿通に連動してコイルばね21の内径を拡径するため、手動で延在部21aを操作する必要なく、延在部21aによるコイルばね21の内径の拡径、およびオス端子11のコイルばね21への挿通が可能となる。また、ガイドピン32がオス端子11をコイルばね21内に挿通するための位置決めの効果を奏し、拡径用カム31が延在部21aに加える力によって、オス端子の挿通位置がずれるのを防止することができる。
図12は、本実施の形態2の変形例であるコネクタを示す斜視図である。また、図13は、図12に示すコネクタの矢視C方向の平面図である。この変形例にかかるコネクタは、上述した実施の形態2にかかるコネクタに加えて、コイルばね21の周方向に摺動可能であって、延在部21aをコイルばね21の長手方向に垂直な平面上で移動させてコイルばね21の内径を拡大または縮小させる径変更手段としてのノブ44を備える。
ノブ44は、図13に示すように、メス端子ブラケット4の上部平面との間でコイルばね21の延伸方向に平行な空間を形成し、この空間内に拡径用カム31が挿通する。また、ノブ44は、コイルばね21の延在部21aを保持し、延在部21aの動作に連動して摺動することも可能である。
拡径用カム31は、オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4との接近に連動して、ノブ44の内部空間に挿通し、図11に示す動作によって、延在部21aを移動させてコイルばね21の内径を拡径する。
オス端子ブラケット3とメス端子ブラケット4とが嵌合状態から離脱させる場合、ノブ44をコイルばね21の周方向に摺動させることで、拡径用カム31に当接する延在部21aを容易に離脱させることができる。また、凸部44aを設けることで、一段と容易にノブ44を摺動させることが可能となる。
上述した実施の形態2では、オス端子およびメス端子からなるコネクタを2つ設けるものとして説明したが、用いるリード(配線)によって、1つのコネクタとしてもよく、3つ以上のコネクタを設けてもよい。
以上のように、本発明にかかるコネクタは、電子部材間等を接続して、電気的導通を行なう場合に有用である。
1,1a,1b コネクタ
3 オス端子ブラケット
4 メス端子ブラケット
11 オス端子
11a 先端部
11b,22a,22b リード端子
12,22 リード
21,24,25 コイルばね
21a 延在部
21b 固定部
23 支柱
31 拡径用カム
32 ガイドピン
33 ロックバー
41 収容部
41a 保持部
42 ガイド穴
43 ロック穴
44 ノブ

Claims (6)

  1. 2つの接続対象物の間に介在して該2つの接続対象物間の電気的な導通を図るコネクタであって、
    先端が棒状をなす導電性のオス端子と、
    導電性の線材が前記オス端子の径よりも小さい内径を有するように巻回されるとともに、前記オス端子が挿入される端部で前記線材が直線状に延在するメス端子と、
    を備え、
    前記オス端子は、前記メス端子の前記直線状の部分に少なくとも前記端部付近の内径を拡大する力を加えた状態で前記メス端子に挿入された後、該力を解除することによって前記メス端子に連結されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記メス端子は、少なくとも前記端部と異なる端部近傍が密着巻きに巻回されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記オス端子を保持するオス端子ブラケットと、
    前記メス端子を保持し、前記オス端子ブラケットと接続可能なメス端子ブラケットとを有し、
    前記オス端子ブラケットは、前記オス端子を前記メス端子に挿入する動作に連動して、前記メス端子の前記直線状の部分に対して少なくとも前記メス端子の直径を拡径する方向に力を加える拡径手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記メス端子の前記直線状の部分と異なる側の端部は、前記メス端子ブラケットに固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコネクタ。
  5. 前記メス端子ブラケットは、前記メス端子の前記直線状の部分を保持し、該直線状の部分を前記メス端子の長手方向に垂直な平面上で移動させて前記メス端子の径を拡大させる径変更手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記オス端子ブラケットは、前記オス端子と平行に延び、該オス端子よりも先端方向に突出したガイドピンを有し、
    前記メス端子ブラケットは、前記ガイドピンを挿通可能な穴部を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載のコネクタ。
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