JPH0553012U - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH0553012U
JPH0553012U JP10976791U JP10976791U JPH0553012U JP H0553012 U JPH0553012 U JP H0553012U JP 10976791 U JP10976791 U JP 10976791U JP 10976791 U JP10976791 U JP 10976791U JP H0553012 U JPH0553012 U JP H0553012U
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JP
Japan
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lamp
vehicle body
side connector
connector
vehicle
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Application number
JP10976791U
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English (en)
Inventor
金樹 平野
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体側コネクタと灯具側コネクタの接続作業
が容易で、確実に接続することができ、灯具の車体への
自動組立を可能にする。 【構成】 車体6に設けたコネクタ取付孔20に車体側
コネクタ9を嵌合固定する。灯具側コネクタ5にガイド
ピン44を突設してその先端部をコネクタ5の前方に突
出させ、車体側コネクタ9との接続時に、ガイドピン4
4の先端部を車体側コネクタ9の前面に設けたガイド孔
55に差し込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、灯具側コネクタと車体側コネクタの接続作業が容易で、また灯具の 車体への自動組立を可能にした車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から車輌用灯具を車体に取付ける際には、図3に示すように灯具1に灯具 側コード3の一端をソケット2を介して接続し、他端に設けられた灯具側コネク タ5を車体6のコネクタ挿通孔7に挿通して、車体側コード8の一端に取付けら れている車体側コネクタ9に接続すると共にグロメット4で前記コネクタ挿通孔 7をシールし、しかる後灯具1を車体6にねじ等によって固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の車輌用灯具においては灯具1を保持した 状態でコネクタ5、9同士を接続しなければならないため、その作業が面倒で、 作業者の負担が大きく、また灯具1自体の車体6への取付けを自動化することが できても、コネクタ5、9の接続までは自動化することができず、作業者が手作 業によって接続せざるを得ず、省力化の大きな障害となっていた。 そこで、このような問題を解決する方法として、例えば実開昭55−6931 1号公報、実開昭54−39852号公報等に見られるように灯具側コネクタを 灯具背面に予め固定し、灯具の車体への組付時に灯具側コネクタと車体側コネク タとを接続するようにしたものが種々提案されている。しかし、このようなもの においてもコネクタのガイド手段がないため灯具側コネクタ5を車体側コネクタ 9に一度で嵌合接続することが難しく、ましてや組付誤差が大きいとなおさらで 手間取るという問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、車体側コネクタと灯具側コネクタの接続作業が容易で 、確実に接続することができ、灯具の車体への自動組立を可能にした車輌用灯具 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、車体側コネクタと灯具側コネクタを互い に接続するようにした車輌用灯具において、前記車体側コネクタと灯具側コネク タのいずれか一方に前方に突出し先端部がテーパ状に形成されたガイドピンを設 け、他方に前記ガイドピンが嵌合するガイド孔を設けたものである。
【0006】
【作用】
本考案において、ガイド孔はガイドピンを案内することで、灯具側コネクタと 車体側コネクタの接続作業を容易且つ確実にする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は灯具側コネクタと車体側コネクタの外観斜視図、図2は本考案に係る車 輌用灯具の一実施例を示す一部破断平面図である。なお、図中図3と同一構成部 材のものに対しては同一符号を以て示し、その説明を省略する。この実施例は車 体6にコネクタ取付孔20を設け、このコネクタ取付孔20に車体側コネクタ9 を車体内側からガスケット21を介して嵌合固定し、灯具1の背面に前記車体側 コネクタ9に接続される灯具側コネクタ5を取付け、この灯具1をファスナ22 とスタッドピン23との結合および止めねじ24によって車体6にシートパッキ ン25を介して固定するようにしたものである。
【0008】 図2において、前記灯具1は複数種の灯具を1つの灯具ボディ26に組み込む ことによりコンビネーションランプを構成するもので、平面視L字型に形成され ることにより車体側面6Aに回り込む回り込み部26Aを一体に有し、内部が例 えば3つの灯室27A〜27Cに仕切られた前記灯具ボデイ26と、灯具ボデイ 26の前面開口部を気密に覆う前面レンズ28とを備え、中央に位置する灯室2 7Aが例えばテールアンドストップランプ用バルブ29を有してテールアンドス トップランプ30を形成し、左側の灯室27Bがバックアップランプ用バルブ3 1を有してバックアップランプ32を形成し、右側の灯室27Cが車体側面6A に回り込みターンシグナルランプ用バルブ33を有することによりターンシグナ ルランプ34をそれぞれ形成している。 なお、36a、36bは各灯室27A〜27Cを仕切る仕切壁、37はバルブ ソケット、矢印A方向は灯具1の取付け方向である。
【0009】 前記前面レンズ28は、従来周知の多色成形法によって一体に製作されるもの で、再帰リフレクタ38を一体的に有して灯室27Aを覆う第1のレンズ28A と、灯室27Bを覆う第2のレンズ28Bと、灯室27Cを覆う第3のレンズ2 8Cとからなり、第1のレンズ28Aが赤色に、第2のレンズ28Bが白色に、 第3のレンズ28Cがアンバー色にそれぞれ着色されている。
【0010】 前記スタッドピン23は、灯具ボデイ26の回り込み部26Aとは反対側端部 背面にブラケット39を介して取り付けられており、灯具1の車体6への組付時 に前記ファスナ22に前方から圧入嵌合される。ファスナ22は車体6に取付け られている。灯具ボデイ26の回り込み部26Aにはねじ取付部40が車体側面 6Aに沿って一体に突設されており、このねじ取付部40は前記止めねじ24に よって車体側面6Aに固定される。
【0011】 図1において、前記灯具側コネクタ5は雌型コネクタを形成するもので、直方 体の樹脂製コネクタ本体41を備え、このコネクタ本体41の前面に開放する嵌 合凹部42内には複数個の端子43と、ガイドピン44が配設されている。ガイ ドピン44は、嵌合凹部42の中央に位置して設けられ、先端部が先細りするテ ーパ状に形成され、且つ嵌合凹部42から外部に適宜寸法突出されている。嵌合 凹部42の開口部は、車体側コネクタ9との嵌合を容易にするため、外側に向か って広がるテーパ孔42aとされる。コネクタ本体41の上面前端部中央位置に は前後に開放し嵌合凹部42に連通する挿通孔47を有する係止部48が一体に 突設され、さらにこの係止部48の後方にはねじ孔49が形成されている。そし て、このような構成からなる灯具側コネクタ5は、灯具ボデイ26の背面に突設 された、例えば後方に開放する筒状体または上下に対向する一対の板体からなる コネクタ取付部50(図1参照)に位置決めされて挿入配置され、止めねじ51 によって固定される。
【0012】 前記車体側コネクタ9は、雄型コネクタを形成するもので、前記灯具側コネク タ5の嵌合凹部42に嵌合し得る大きさの直方体からなる樹脂製の本体52を有 し、内部に前記端子43が嵌合し得る筒状の端子54が組み込まれている。これ らの端子54の前端は本体52の前面に露呈し、後端は車体側コード8に接続さ れている。また本体52の前面中央には前記ガイドピン44が嵌合し得るガイド 孔55が形成されている。ガイド孔55は不貫通孔からなり、開口端部が前記ガ イドピン44の嵌合を容易にするため外側に向かって広がるテーパ孔部55aを 形成している。本体52の上面前端部中央には前記係止部48に対応してロック 爪57が一体に突設されている。ロック爪57は、前端側の肉厚が薄く、後端部 が上方に屈曲された側面視略L字状の突起からなり、コネクタ本体41と本体5 2を嵌合接続した際、前記挿通孔47に挿通されて係止部48の前方に突出する ことで、灯具側コネクタ5をロックし、振動等によって灯具側コネクタ5が車体 側コネクタ9から分離するのを防止する。なお、灯具側コネクタ5を分離する際 には、ロック爪57を押圧して係止部48との係合を解除すればよい。
【0013】 前記本体52の後端部外周面には車体側コネクタ9を車体6のコネクタ取付孔 20に係止する複数個の弾性係合片60が一体に突設されている。この弾性係合 片60は、外方への変形習性を有して先端部外側面に設けられた係合凹部60a がコネクタ取付孔20の孔壁に圧接されることにより、本体52を弾性保持して おり、灯具側コネクタ5を車体側コネクタ9に接続する際、内側に弾性変形する ことで両コネクタ5、9の組付誤差を吸収し、両コネクタの接続を確実にする。
【0014】 かくしてこのような構成からなる車輌用灯具にあっては、車体側コネクタ9を 車体6のコネクタ取付孔20に取付けているので、灯具側コネクタ5を車体6内 に挿入したりする必要がなく、コネクタ同士の接続作業が簡単且つ容易であり、 しかも接続に際してガイドピン44の先端部が先ずテーパ孔部55aに案内され てガイド孔55に挿入されることにより、両コネクタ6、9の中心を一致させる ので一層コネクタの接続作業が容易である。さらに、車体側コネクタ9はコネク タ取付孔20内に弾性係合片60により上下、左右方向に若干の移動を許容され て取付けられているので、灯具側コネクタ5と車体側コネクタ9の位置ズレを吸 収して(コネクタ同士の位置合わせに厳密さを要求されず)コネクタ同士を確実 に接続することができる。この結果、自動機による灯具1の自動組立を可能にす る。さらにまた、灯具側コネクタ5は係止部48とロック爪57との係合によっ て車体側コネクタ9にロックされているので、多少の振動によっては車体側コネ クタ9から外れたりする虞れがなく、確実な接続状態を保持する。
【0015】 なお、上記実施例は灯具側コネクタ5を雌型コネクタとし、車体側コネクタ9 を雄型コネクタとしたが、この逆であってもよいことは勿論である。またガイド ピン44を灯具側コネクタ5に設け、ガイド孔55を車体側コネクタ9に設けた が、この反対であってもよい。また、ガイドピン44とガイド孔55は、円形に 限らず、楕円または多角形であってもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具は、車体側コネクタと灯具側コネ クタのいずれか一方にガイドピンを突設し、他方にガイドピンに対応してガイド 孔を設けたので、コネクタ同士の接続作業時にガイドピンが先ずガイド孔に嵌合 することで、両コネクタの中心を一致させることができる。したがって、コネク タ同士の接続が容易且つ確実で、自動機による灯具の自動組立を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】灯具側コネクタと車体側コネクタの外観斜視図
である。
【図2】車輌用灯具の一実施例を示す一部破断平面図で
ある。
【図3】従来灯具におけるコネクタの接続構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 灯具 3 灯具側コード 5 灯具側コネクタ 6 車体 8 車体側コード 9 車体側コネクタ 20 コネクタ取付孔 44 ガイドピン 55 ガイド孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側コネクタと灯具側コネクタを互い
    に接続するようにした車輌用灯具において、前記車体側
    コネクタと灯具側コネクタのいずれか一方に前方に突出
    し先端部がテーパ状に形成されたガイドピンを設け、他
    方に前記ガイドピンが嵌合するガイド孔を設けたことを
    特徴とする車輌用灯具。
JP10976791U 1991-12-13 1991-12-13 車輌用灯具 Pending JPH0553012U (ja)

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JPH0553012U true JPH0553012U (ja) 1993-07-13

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ID=14518718

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JP10976791U Pending JPH0553012U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 車輌用灯具

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118656A1 (ja) * 2010-03-24 2011-09-29 日本発條株式会社 コネクタ

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JPH0252281B2 (ja) * 1984-06-25 1990-11-13 Allen Bradley Co
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