JP2537339Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、灯具の車体への取付
け、取外し作業並びに灯具側コネクタと車体側コネクタ
の接続、分離作業が容易であり、また灯具の車体への自
動組立を可能にした車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から車輌用灯具を車体に取付ける際
には、図10に示すように灯具1に灯具側コード3の一
端をソケット2を介して接続し、他端に設けられた灯具
側コネクタ5を車体6のコネクタ挿通孔7に挿通して、
車体側コード8の一端に取付けられている車体側コネク
タ9に接続すると共にグロメット4で前記コネクタ挿通
孔7をシールし、しかる後灯具1を車体6にねじ等によ
って固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の車輌用灯具においては灯具1を保持した
状態でコネクタ5、9同士を接続しなければならないた
め、その作業が面倒で、作業者の負担が大きく、また灯
具1自体の車体6への取付けを自動化することができて
も、コネクタ5、9が車体6内で垂れ下がるためコネク
タ5、9の接続までは自動化することができないという
問題があった。そこで、このような問題を解決する方法
として、例えば実開昭55−69311号公報、実開昭
54−39852号公報等に見られるように灯具側コネ
クタを灯具背面に予め固定し、灯具の車体への取付組付
時に灯具側コネクタと車体側コネクタとを接続するよう
にしたものが種々提案されている。しかし、このような
ものにおいてはコネクタ同士の接続方向によって灯具の
取付け、取外し方向が一義的に決まるという制約があ
り、しかもいずれも灯具側コネクタを灯具背面にリジッ
ドに固定する方式を採っているため、コネクタ同士の左
右、上下方向の位置ズレを吸収することができず、自動
組立を採用する上で大きな障害となっていた。また、従
来は単にコネクタ同士を嵌合接続しているだけであるた
め振動等によってコネクタが外れ易いという問題もあっ
た。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、灯具をコネクタ接続方向と、これと直交する方向
のいずれからも取り付けることができ、また灯具の車体
への取付け、取外し作業並びに灯具側コネクタと車体側
コネクタの接続、分離作業が容易で、灯具の車体への自
動組付けを可能にし、省力化を達成すると共に、振動等
によりコネクタが簡単に外れないようにした車輌用灯具
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、車体側コネクタを車体に設けたコネクタ取付
孔に嵌合固定し、灯具側コネクタを灯具に前記車体側コ
ネクタと直交するように取り付け、この灯具側コネクタ
をL字形に屈曲したサブコネクタを介して前記車体側コ
ネクタに接続し、且つ少なくともサブコネクタと車体側
コネクタまたはサブコネクタと灯具側コネクタをランス
結合させるようにしたものである。
【0006】
【作用】本考案において、車体側コネクタは車体のコネ
クタ取付孔に嵌合固定され、灯具側コネクタの接続を容
易にする。サブコネクタはL字形で、一端開口部が車体
側コネクタに灯具側コネクタと直交する方向から接続さ
れ、他端開口部が灯具側コネクタに車体側コネクタと直
交する方向から接続される。したがって、灯具の車体に
対する取付け、取外し方向を選択することができる。す
なわち、予めサブコネクタを灯具側コネクタに接続して
おき、サブコネクタと車体側コネクタとを接続する場合
は、灯具の取付方向が灯具側コネクタと直交する方向と
なり、予めサブコネクタを車体側コネクタに接続してお
き、サブコネクタと灯具側コネクタとを接続する場合
は、灯具の取付方向が車体側コネクタと直交する方向と
なる。サブコネクタと車体側コネクタまたは灯具側コネ
クタとはランス結合されており、振動等によりコネクタ
同士が分離するのを防止する。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本考案に係る車輌用灯具の第1
実施例を示す要部の平面図、図2はコネクタの断面図、
図3は回り込み部を有する車輌用灯具の一部破断平面
図、図4はコネクタの分解斜視図である。なお、図中図
10と同一構成部材のものに対しては同一符号を以て示
す。この実施例は車体6にコネクタ取付孔20を設け、
このコネクタ取付孔20に車体側コネクタ9を車体内側
からパッキン21を介して嵌合固定し、灯具1の背面適
宜個所に灯具側コネクタ5を前記車体側コネクタ9と直
交するように横向きに取付け、この灯具側コネクタ5と
前記車体側コネクタ9をL字状に屈曲したサブコネクタ
23を介して互いに接続し、且つ車体側コネクタ9とサ
ブコネクタ23をランス結合させるように構成したもの
である。
【0008】図3において、前記灯具1は複数種の灯具
を1つの灯具ボディ24に組み込むことによりコンビネ
ーションランプを構成するもので、内部が例えば3つの
灯室25A〜25Cに仕切られた前記灯具ボデイ24
と、灯具ボデイ24の前面開口部を気密に覆う前面レン
ズ26とを備え、中央に位置する灯室25Aが例えばテ
ールアンドストップランプ用バルブ27を有してテール
アンドストップランプ28を形成し、左側の灯室25B
がバックアップランプ用バルブ29を有してバックアッ
プランプ30を形成し、右側の灯室25Cが車体側面1
Aに回り込みターンシグナルランプ用バルブ31を有す
ることによりターンシグナルランプ32をそれぞれ形成
している。なお、34A、34Bはファスナ、35A、
35Bはスタッドピン、36A、36Bはスタッドピン
35A、35Bを着脱自在に保持するブラケット、37
はシートパッキン、矢印A方向は灯具2の取付方向、矢
印B方向は取外し方向、C、Dはスタッドピン35A、
35Bのブラケット36A、26Bに対する取付け方向
である。灯具1の取付けに際して、予めサブコネクタ2
3は灯具側コネクタ5に、スタッドピン35Aはブラケ
ット36Aに、スタッドピン35Bはファスナ34Bに
それぞれ取付けられることにより、灯具1を前方から車
体6に取付ける。反対に、予めサブコネクタ23を車体
側コネクタ9に、スタッドピン35Aをファスナ34A
に、スタッドピン35Bをブラケット36Bにそれぞれ
取付けておけば、灯具1を側方から車体6に取付けるこ
とができる。
【0009】前記前面レンズ26は、従来周知の多色成
形法によって一体に製作されるもので、灯室25Aを覆
う第1のレンズ26Aと、灯室25Bを覆う第2のレン
ズ26Bと、灯室25Cを覆う第3のレンズ26Cとか
らなり、第1のレンズ26Aが赤色に、第2のレンズ2
6Bが白色に、第3のレンズ26Cがアンバー色にそれ
ぞれ着色されている。
【0010】図1〜図4において、前記灯具側コネクタ
5は雌型コネクタを形成するもので、直方体の樹脂製コ
ネクタ本体5Aを備え、内部にはサブコネクタ23の端
子40の一端部が嵌挿接続される複数個の端子41が組
み込まれており、これら端子41に灯具側コード3の一
端がそれぞれ接続されている。そして、灯具側コネクタ
5は、灯具ボデイ24の背面に設けたコネクタ取付部4
2に横向きに、つまり灯具ボデイ24の背面と平行にな
るように組み込まれ、位置決め突起43をコネクタ取付
部42の位置決め凹部44に嵌合することで位置決めさ
れ、しかる後止めねじ45等の適宜手段により固定され
る。また、灯具ボデイ24の背面で前記コネクタ取付部
42の近傍にはサブコネクタ23の灯具側コネクタ5側
とは反対側端部を安定に支持する支持部46が一体に突
設されている。
【0011】車体側コネクタ9は同じく雌型コネクタを
形成するもので、直方体の樹脂製コネクタ本体9Aを備
え、このコネクタ本体9Aの内部には前記サブコネクタ
23の端子40の他端部が嵌挿接続される複数個の端子
50が配設されており、これら端子50に車体側コード
8の一端がそれぞれ接続されている。コネクタ本体9A
の外周面後端部にはフランジ部51が一体に突設されて
おり、このフランジ部51と前記車体6の間に前記パッ
キン21を介在させることにより、車体6のコネクタ取
付孔20の防水を図っている。フランジ部51の前面に
はコネクタ本体9Aをコネクタ取付孔20に着脱可能に
固定する複数個の弾性係合片52が一体に突設されてい
る。弾性係合片52は、側面視J字状で、コネクタ本体
9Aの外周面に沿って前方に向かって突設され、先端部
に設けた係止部52aがコネクタ取付孔20の前面側周
縁部に係合することで、前記フランジ部51をパッキン
21に圧接している。そして、弾性係合片52は、サブ
コネクタ23を車体側コネクタ9に接続する際、板厚方
向に弾性変形することで両コネクタ9、23の組付誤差
を吸収し、両コネクタの接続を確実にする。また、前記
コネクタ本体9Aの一側面前端寄りには台形状の突起
(または凹部)からなるアーム係止部53が一体に突設
されている。なお、コネクタ取付孔20の周縁部は、全
周に亙って前方に適宜角度を以て折曲されることによ
り、台形部を形成している。
【0012】前記サブコネクタ23は、L字状に屈曲し
たコネクタ本体23Aを備え、内部に前記端子40が同
じくL字状の形成されて組み込まれている。コネクタ本
体23Aの一端開口部60は、前記灯具側コネクタ5と
の接続部を形成し、他端開口部61は前記車体側コネク
タ9との接続部を形成している。コネクタ本体23Aの
一側面には前記車体側コネクタ9のアーム係止部53に
対応してロッキングアーム62が一体に設けられてお
り、これらによってランス部を形成している。ロッキン
グアーム62は、平面視T字形で、コネクタ本体23A
の側面と直交する弾性変形自在な基部62aと、基部6
2aと直交し前後方向に延在する板状の係止片62bと
で構成され、係止片62bの後端部内側面には台形の係
止爪63が一体に突設されている。そして、ロッキング
アーム62は、サブコネクタ23を車体側コネクタ9に
接続した際、係止爪63がアーム係止部53に係合する
ことで、サブコネクタ23をロックし、振動等によって
サブコネクタ23が車体側コネクタ9から分離するのを
防止する。なお、灯具側コネクタ5とサブコネクタ23
との接続、分離方向は、車体側コネクタ9とサブコネク
タ23との接続、分離方向(図1矢印A方向)と直交す
る方向(矢印B方向)とされる。
【0013】かくしてこのような構成からなる車輌用灯
具にあっては灯具1の車体6に対する取付け方向を選択
することができる。すなわち、予めサブコネクタ23を
灯具側コネクタ5に接続しておき、しかる後サブコネク
タ23を車体側コネクタ9に接続する場合は、灯具1の
取付方向が矢印A方向となり、反対に予めサブコネクタ
23を車体側コネクタ9に接続しておき、しかる後灯具
側コネクタ5をサブコネクタ23に接続する場合は、矢
印B方向となる。灯具1の取外し方向も同様に矢印A、
B方向のいずれも選択自由である。したがって、灯具1
の取付け、取外し作業の自由度が増大して作業を容易に
する。また、車体側コネクタ9を車体6のコネクタ取付
孔20に取り付けているので、サブコネクタ23を車体
6内に挿入したりする必要がなく、コネクタ同士の接続
作業も著しく簡単且つ容易で、自動機による灯具1の自
動組立を可能にする。また、車体側コネクタ9は、弾性
係合片52によって弾性保持され、上下、左右方向に若
干の移動を許容されているので、サブコネクタ23との
相対位置ズレを吸収して(コネクタ同士の位置合わせに
厳密さを要求されず)サブコネクタ23の接続を確実に
し、一層自動組立機による組立を容易にする。さらにま
た、サブコネクタ23はアーム係止部53とロッキング
アーム62とのランス結合によって車体側コネクタ9に
ロックされているので、多少の振動によっては車体側コ
ネクタ9から外れたりする虞れがなく、確実な接続状態
を保持する。加えて、灯具側コネクタ5とサブコネクタ
23の接続、分離方向は、車体側コネクタ9とサブコネ
クタ23の接続、分離方向と直交する方向であるため、
灯具1を例えば、車体前方に取り外した際、サブコネク
タ23が灯具側コネクタ5から外れて脱落する虞れもな
い。
【0014】図5は本考案の第2実施例を示す車体側コ
ネクタの断面図である。この実施例は、コネクタ本体9
Aと、インサート成形によって端子52と一体に形成さ
れコネクタ本体9A内に傾動自在に挿入配置された可動
体70と、可動体70を傾動自在に保持する板ばね71
とで車体側コネクタ9を構成し、可動体70の一側面前
端部にランス部を形成するアーム係止部53を一体に突
設したものである。なお、72はパッキンである。その
他の構成は上記実施例と略同様である。このような構成
においても、可動体70が傾動自在であるため、仮にコ
ネクタ本体9Aを車体6にねじ止め固定したとしても、
上記実施例と同様に車体側コネクタ9の組付誤差および
サブコネクタ23との相対位置ズレを吸収することがで
き、これらコネクタ同士の接続を容易にすることができ
るものである。
【0015】図6は本考案の第3実施例を示す車体側コ
ネクタの断面図である。この実施例は、上記した第2実
施例と同様、コネクタ本体9Aと、インサート成形によ
って端子50と一体に形成されコネクタ本体9A内に傾
動自在に挿入配置される可動体70と、可動体70を傾
動自在に保持する板ばね71とで車体側コネクタ9を構
成し、可動体70を第2実施例とは反対に前方からコネ
クタ本体9A内に挿入配置すると共に、アーム係止部5
3を可動体70の前面外周部に設けられた前後に開口す
る挿通孔としたものである。
【0016】図7は本考案の第4実施例を示すコネクタ
の分解斜視図、図8はコネクタの断面図である。この実
施例はサブコネクタ23に第1、第2のロッキングアー
ム80、81を一体に設け、これらのロッキングアーム
80、81を灯具側コネクタ5と車体側コネクタ9にそ
れぞれ設けたアーム係止部82、83に係合させるよう
にしたものである。第1のロッキングアーム80は、サ
ブコネクタ23の屈曲部内側面で車体側コネクタ9と対
向する面84に一体に突設されるもので、鉤形に屈曲し
た弾性片からなり、またその自由端側表面には台形の係
合突部85が一体に突設されている。第2のロッキング
アーム81も第1のロッキングアーム80と同様、鉤形
で外側面に係合突部86を一体に有し、サブコネクタ2
3の灯具側コネクタ5とは反対側の側面に一体に突設さ
れている。灯具側コネクタ5のアーム係止部82は、コ
字状で、前記係合突部85を係止する凹部88を有して
いる。車体側コネクタ9のアーム係止部83は、左右方
向に開口する矩形孔で、コネクタ本体9Aの前面に前方
に向かって一体に突設された板状部89に形成されてい
る。また、コネクタ本体9Aの前面で前記板状部89と
は反対側には、前記第1のロッキングアーム80とアー
ム係止部82とのロックを解除するロック解除ピン90
が一体に突設されている。その他の構成は上記第1実施
例と同様である。
【0017】このような構成において、コネクタの接
続、分離操作を図9に基づいて説明する。先ず、灯具側
コネクタ5を灯具ボデイの背面に設けたコネクタ取付部
42にねじ止め固定し(a図)、サブコネクタ23を灯
具側コネクタ5に接続する(b図)。この接続によって
第1のロッキングアーム80は灯具側コネクタ5のアー
ム係止部82に係合し、サブコネクタ23を灯具側コネ
クタ5にロックする。次に、サブコネクタ23を車体側
コネクタ9に前方から接続して灯具1を車体に取り付け
る(c図)。この時、第2のロッキングアーム81は車
体側コネクタ9のアーム係止部83(図7、図8参照)
に係合し、サブコネクタ23を車体側コネクタ9にロッ
クする。一方、第1のロッキングアーム80は、サブコ
ネクタ23を車体側コネクタ9に完全に接続すると、第
1ロッキングアーム60はロック解除ピン90によって
先端部を押圧されて弾性変形するため、アーム係止部8
2とのロックを解除され、これによって灯具1の側方へ
の取外し、および取外し後の再組付を可能にする(d
図)。
【0018】なお、上記実施例はいずれも車体側コネク
タ9とサブコネクタ23をランス結合させたが、これに
限らず灯具側コネクタ5とサブコネクタ23をランス結
合させてもよいことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る車輌用
灯具は、車体側コネクタを車体に設けたコネクタ取付孔
に配設したので、コネクタ同士の接続、分離作業、灯具
の取付、取外し作業が著しく簡単且つ容易で作業性の向
上、さらには自動機による組立、省力化を可能にする。
また、本考案は灯具側コネクタと車体側コネクタをL字
型のサブコネクタを介して接続するようにしたので、灯
具側コネクタの取付け、接続の順序を変えるだけで、灯
具の取付け、取外しをコネクタ同士の接続、分離方向の
みならず灯具側コネクタの灯具への取付け、取外し方向
からも行なうことができる。したがって、灯具の組立、
取外し作業の自由度が大きく、自動組立を容易にする。
さらに、本考案はコネクタ同士をランス結合によってロ
ックするように構成したので、振動等によってコネクタ
が分離する虞れもなく、安定且つ確実な接続を得ること
ができる。また、サブコネクタに対する灯具側コネクタ
と車体側コネクタの接続、分離方向が互いに直交してい
るので、灯具の取付、取外し方向を異ならせても、灯具
の取外し時にサブコネクタが灯具側コネクタまたは車体
側コネクタから外れて脱落する虞れもないなど、その実
用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車輌用灯具の第1実施例を示す要
部の平面図である。
【図2】コネクタの断面図である。
【図3】回り込み部を有する車輌用灯具の一部破断平面
図である。
【図4】コネクタの分解斜視図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す車体側コネクタの断
面図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す車体側コネクタの断
面図である。
【図7】本考案の第4実施例を示すコネクタの分解斜視
図である。
【図8】コネクタの断面図である。
【図9】(a)〜(d)はコネクタの接続、分離操作を
説明するための図である。
【図10】従来灯具におけるコネクタの接続構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 灯具 5 灯具側コネクタ 6 車体 9 車体側コネクタ 20 コネクタ取付孔 23 サブコネクタ 53 アーム係止部 62 ロッキングアーム 80 第1のロッキングアーム 81 第2のロッキングアーム 82、83 アーム係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側コネクタを車体に設けたコネクタ
    取付孔に嵌合固定し、灯具側コネクタを灯具に前記車体
    側コネクタと直交するように取り付け、この灯具側コネ
    クタをL字形に屈曲したサブコネクタを介して前記車体
    側コネクタに接続し、且つ少なくともサブコネクタと車
    体側コネクタまたはサブコネクタと灯具側コネクタをラ
    ンス結合させるようにしたことを特徴とする車輌用灯
    具。
JP1991108918U 1991-12-09 1991-12-09 車輌用灯具 Expired - Lifetime JP2537339Y2 (ja)

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