JP3086846B2 - 可動コネクタの嵌合構造 - Google Patents

可動コネクタの嵌合構造

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JP3086846B2
JP3086846B2 JP07251063A JP25106395A JP3086846B2 JP 3086846 B2 JP3086846 B2 JP 3086846B2 JP 07251063 A JP07251063 A JP 07251063A JP 25106395 A JP25106395 A JP 25106395A JP 3086846 B2 JP3086846 B2 JP 3086846B2
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
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    • HELECTRICITY
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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ嵌合時の
相対的な位置ズレを可動により吸収する可動コネクタの
嵌合構造に関し、更に詳しくは、位置ズレ吸収可動が開
始される際の互いの誘導作用を高めるものである。
【0002】
【従来の技術】車両には、電源供給を必要とする種々の
部品が取り付けられる。例えば、ルームランプにおいて
は、図11に示すように、外板1と車室天井3との間に
配索された電線5を、コネクタ7を介してランプ9に接
続し、電線5の接続されたランプ9を、天井3に形成さ
れた取付穴11に挿入し、外板1に固設されたルーフボ
ー13にネジ固定することにより、取付けを行ってい
た。
【0003】ところが、このような取付け構造では、ラ
ンプ9を取付穴11に取り付ける際、電線5を取付穴1
1の縁部とランプ9とで挟むことがしばしばあった。ま
た、このような構造では、電線5を取付穴11から引出
し、ランプ9に接続した後、ランプ9を取付穴11に取
付けなければならないため作業工数が増え、しかも、電
線5を押し込みながらランプ9を取付穴11に挿入しな
ければならないことから作業性も悪いものであった。
【0004】このような問題を解決するために、図12
に示すように、電線5の接続された車体側コネクタ15
をルーフボー13に設ける一方、この車体側コネクタ1
5と嵌合するランプ側コネクタ17をランプ9に設け、
ランプ9の取付けと同時に、電気的接続を完了させるも
のが提案された。このような構造では、両者のコネクタ
15、17の相対的な位置ズレを吸収するため、ランプ
9の取付け時に、例えば車体側コネクタ15を、ランプ
側コネクタ17の位置に従動させて嵌合させる必要性が
あった。
【0005】そこで、ランプ取付け時の位置ズレを、コ
ネクタ自身の可動により吸収する所謂、可動コネクタが
提案された。この種の可動コネクタとしては、例えば図
13に示す実開平5−50610号公報記載のものがあ
る。図13は従来の可動コネクタを示す側面図、図14
は図13の可動コネクタの分解斜視図である。この従来
例では、車体パネル21に設けた取付穴23に、可動コ
ネクタ25が固定され、ランプ側コネクタ27と可動コ
ネクタ25とがL字状に形成されたサブコネクタ30を
介して接続される。
【0006】この可動コネクタ25では、直方体のコネ
クタハウジングの各側面に弾性係止片29を設け、この
弾性係止片29の係止部29aを取付穴23の周縁部に
係止させることで、可動コネクタ25を車体パネル21
に保持させていた。この可動コネクタによれば、可動コ
ネクタ25を取付穴23に対して弾性係止片29を介し
て保持したので、弾性係止片29の弾性変形により若干
の移動が許容され、可動コネクタ25とサブコネクタ2
9との相対位置ズレを吸収することができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た可動コネクタ25の嵌合構造では、位置ズレ吸収のた
め可動コネクタ25が弾性係止片29を介して可動可能
とはなっていたものの、可動コネクタ25及びサブコネ
クタ30のハウジング先端部が、箱状のフード部25
a、30aとして形成されていたため、位置ズレした両
コネクタが当接した当初では、単に平行なフード部25
a、30aの縁部同士で当接することとなり、両コネク
タを位置ズレ吸収方向へ効果的に誘導する作用に欠けて
いた。即ち、両コネクタが当接した当初、フード部25
a、30aの縁部同士で当接すれば、両コネクタは、位
置ズレ吸収方向とは逆方向へも相対可動してしまう場合
があり、位置ズレ吸収機能の信頼性を低下させることと
なった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、コ
ネクタ当接当初に両コネクタを位置ズレ吸収方向へ効果
的に誘導することができる可動コネクタの嵌合構造を提
供し、可動コネクタにおける位置ズレ吸収機能の信頼性
向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る可動コネクタの嵌合構造の構成は、嵌合
相手側コネクタと、該嵌合相手側コネクタとの相対的な
位置ズレを吸収するために取付材に可動可能に取り付け
られる可動コネクタとの嵌合構造であって、前記可動コ
ネクタのハウジング両側面に突設されコネクタ嵌合方向
に延びるとともに先端が該可動コネクタの嵌合面から突
出するガイド突起と、該ガイド突起の先端に形成され該
先端を細く形成するテーパ面と、前記嵌合相手側コネク
タの嵌合面に突設され前記ハウジングの両側面を対向面
で挟むとともに表裏面側に弾性変位可能な一対の平行な
サイドガイド板と、該サイドガイド板と直交方向で前記
嵌合相手側コネクタの嵌合面に突設され突出方向に切り
込まれたスリットにより先端側が少なくとも三つ以上に
分割され前記サイドガイド板が当接する前記ハウジング
の両側面と直交する他の側面に当接するとともに表裏面
側に弾性変位可能なフロントガイド板と、直交する前記
サイドガイド板と該フロントガイド板との隅部にコネク
タ嵌合方向で形成され前記可動コネクタのガイド突起が
挿入される間隙と、前記サイドガイド板の先端に形成さ
れ該間隙に向けて傾斜して前記ガイド突起のテーパ面と
当接する案内面とを具備したことを特徴とするものであ
る。そして、このように構成された可動コネクタの嵌合
構造では、可動コネクタに対し、位置ズレした嵌合相手
側コネクタが挿入されると、嵌合相手側コネクタが、サ
イドガイド板の案内面とガイド突起のテーパ面、又はフ
ロントガイド板とガイド突起のテーパ面、又はサイドガ
イド板の先端とガイド突起のテーパ面のスライドによっ
て誘導され、所定の位置で可動コネクタに嵌合されるこ
ととなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る可動コネクタ
の嵌合構造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明による嵌合構造を示す可動コネ
クタ及び嵌合相手側コネクタの嵌合前の分解斜視図、図
2は図1の可動コネクタを嵌合面側から目視した斜視図
である。嵌合相手側コネクタ31には、一対の平行なナ
イフエッジ型の雄端子33が設けられている。雄端子3
3の外側には嵌合相手側コネクタ31のハウジングに相
当する一対の平行なサイドガイド板35が、雄端子33
を挟んで雄端子33と平行に設けられている。雄端子3
3は帯板形状のもので、サイドガイド板35は雄端子3
3の先端側で、雄端子33の長手方向に直交する方向で
起立されている。嵌合相手側コネクタ31は、このサイ
ドガイド板35の起立方向が後述する可動コネクタとの
嵌合方向となる。サイドガイド板35は、樹脂材より成
形されることで、それぞれの先端側が表裏面側、即ち、
互いに接近離反方向に弾性変位可能となっている。
【0010】嵌合相手側コネクタ31にはサイドガイド
板35と連結されたフロントガイド板37が設けられ、
フロントガイド板37は雄端子33と直交して設けられ
ている。フロントガイド板37は、一対の平行な雄端子
33と直交することで、スリット34によって三分割さ
れ、サイドガイド板35と同一方向に起立した小板とな
っている。フロントガイド板37は、樹脂材より成形さ
れることにより、それぞれの先端側が独立して表裏面側
に弾性変位可能となっている。
【0011】従って、サイドガイド板35とフロントガ
イド板37とは直交方向で配設され、雄端子33の先端
側をコ字状に包囲した状態で配置される。サイドガイド
板35とフロントガイド板37とが直交する隅部は間隙
39となっており、サイドガイド板35とフロントガイ
ド板37は間隙39を挟んで対峙した状態となる。この
間隙39には後述する可動コネクタのガイド突起が嵌合
される。また、サイドガイド板35の先端には案内面4
1が形成され、案内面41はサイドガイド板35の先端
から間隙39側へ下り勾配となる傾斜面となっている。
【0012】一方、嵌合相手側コネクタ31が挿入され
る可動コネクタ51は、図示しない雌端子を収容したハ
ウジング53と、このハウジング53に連設される支持
板55と、この支持板55に突設された係止部57とか
ら構成されている。可動コネクタ51は、係止部57を
図示しない取付材の取付穴に係止することで、ハウジン
グ53が取付材に対して可動可能に取り付けられる。即
ち、可動コネクタ51は、この可動によって、嵌合相手
側コネクタ31との相対的な位置ズレを吸収することに
なる。
【0013】ハウジング53は、略直方体形状で形成さ
れ、一方の面が嵌合面59(図2参照)となる。ハウジ
ング53は、図1に示すように、この嵌合面59を雄端
子33に対向させた状態で、嵌合相手側コネクタ31に
嵌合される。従って、嵌合時においては、ハウジング5
3は、コ字状に配設されたサイドガイド板35、フロン
トガイド板37によって包囲された嵌合空間に嵌合され
ることとなる。
【0014】一対のサイドガイド板35と対向するハウ
ジング53の両側面にはコネクタ嵌合方向に長いレール
状のガイド突起61が突設され、ガイド突起61はハウ
ジング53に嵌合相手側コネクタ31が挿入される際、
嵌合相手側コネクタ31の間隙39に嵌合されるように
なっている。ガイド突起61の下端、即ち、嵌合方向先
端側には、先端に向かうに従って先端を間隙39の幅方
向で徐々に狭くするテーパ面63aが形成されている。
更に、ガイド突起61の嵌合方向先端側には、先端に向
かうに従って先端をハウジング53の幅w(図1参照)
方向に徐々に狭くするテーパ面63bが形成されてい
る。
【0015】図2に示すように、ガイド突起61は、ハ
ウジング53の嵌合面59から突出した状態で形成され
る。ハウジング53の嵌合面59からはコ字形壁状のリ
ブ65が突設され、リブ65は両端がガイド突起61と
連結される。リブ65は、ガイド突起61と同一の高さ
で突出される。リブ65とガイド突起61とが同一高さ
で突出されることから、リブ65とガイド突起61との
先端面は、同一平面上で連続された状態となっている。
【0016】このように構成された嵌合構造の作用を説
明する。図3は可動コネクタに対し嵌合相手側コネクタ
が嵌合方向と直交する平面上で雄端子の基端側に位置ズ
レしている場合の誘導状態を示す説明図、図4は正規に
嵌合された可動コネクタと嵌合相手側コネクタとの側面
図である。可動コネクタ51に対し、嵌合方向と直交す
る平面上で雄端子33の基端方向に位置ズレした嵌合相
手側コネクタ31が挿入されると、先ず、嵌合相手側コ
ネクタ31のサイドガイド板35の先端に形成された案
内面41が、可動コネクタ51のガイド突起61先端の
テーパ面63aと当接する。
【0017】この状態で、嵌合相手側コネクタ31が更
に挿入されると、嵌合相手側コネクタ31は、案内面4
1とテーパ面63aとのスライドによって誘導され、ガ
イド突起61に間隙39を嵌合させる。ガイド突起61
と間隙39を嵌合させた両コネクタは、ハウジング53
の嵌合面59が嵌合相手側コネクタ31の嵌合面67
(図1参照)と当接し、図4に示すように、所定の位置
に確実に嵌合されることとなる。
【0018】図5は可動コネクタに対し嵌合相手側コネ
クタが嵌合方向と直交する平面上で雄端子の先端側に位
置ズレしている場合の誘導状態を示す説明図である。ま
た、可動コネクタ51に対し、嵌合方向と直交する平面
上で雄端子33の先端方向に位置ズレした嵌合相手側コ
ネクタ31が挿入されると、先ず、フロントガイド板3
7が可動コネクタ51のガイド突起61のテーパ面63
aと当接することとなる。フロントガイド板37は、弾
性変位により、先端側がガイド突起61の外側に移動さ
れ、嵌合開口を広げるとともに、ガイド突起61を間隙
39へと誘導することとなる。
【0019】この状態で、嵌合相手側コネクタ31が更
に挿入されると、嵌合相手側コネクタ31は、フロント
ガイド板37とテーパ面63aとのスライドによって誘
導され、ガイド突起61に間隙39を嵌合させ、図4に
示すように、所定の位置に嵌合されることとなる。な
お、この際、フロントガイド板37が弾性変位すること
で、嵌合相手側コネクタ31が押し込まれた時の余力
(過大荷重)が吸収され、コネクタ、嵌合相手側コネク
タ31が固設される機器ユニット等の損傷が防止される
こととなる。
【0020】図6は可動コネクタに対し嵌合相手側コネ
クタが嵌合方向と直交する平面上で雄端子の長手方向に
直交する方向に位置ズレしている場合の誘導状態を示す
説明図、図7は正規に嵌合された可動コネクタと嵌合相
手側コネクタとの正面図である。可動コネクタ51に対
し、嵌合方向と直交する平面上で雄端子33の長手方向
に直交する方向に位置ズレした嵌合相手側コネクタ31
が挿入されると、先ず、サイドガイド板35の先端が可
動コネクタ51のガイド突起61のテーパ面63bと当
接することとなる。サイドガイド板35は、弾性変位に
より、先端側がガイド突起61の外側に移動され、嵌合
開口を広げるとともに、ガイド突起61を一対のサイド
ガイド板35間の嵌合空間へと誘導することとなる。
【0021】この状態で、嵌合相手側コネクタ31が更
に挿入されると、嵌合相手側コネクタ31は、サイドガ
イド板35とテーパ面63bとのスライドによって誘導
され、サイドガイド板35の間にハウジング53を嵌合
させ、図7に示すように、所定の位置に嵌合されること
となる。
【0022】次に、ガイド突起61の先端にリブ65が
設けられることによる嵌合時の作用を図8〜図10に基
づいて説明する。図8は可動コネクタに対し嵌合相手側
コネクタが嵌合方向と直交する平面上でリブ上に位置ズ
レしている場合の誘導状態を示す説明図、図9はリブの
形成されていない可動コネクタを示す斜視図、図10は
リブの形成されていない可動コネクタの嵌合時の状態を
示す説明図である。可動コネクタ51に対し、サイドガ
イド板35がリブ65に対向する位置に位置ズレした嵌
合相手側コネクタ31が挿入されると、サイドガイド板
35の先端がリブ65に当接することとなる。
【0023】リブ65はガイド突起61と同一の高さで
突出されていることから、ガイド突起61と先端面が同
一平面上で連続された状態となる。これにより、リブ6
5に当接した嵌合相手側コネクタ31のサイドガイド板
35は、リブ65とガイド突起61の先端を連続してス
ライドされ、ガイド突起61の外側へ誘導されること
で、嵌合空間にハウジング53を嵌合させる。
【0024】この場合、仮に図9に示すように可動コネ
クタ51に、ガイド突起61を連結するリブ65が形成
されていないと、図10(A)に示すように、可動コネ
クタ51に嵌合相手側コネクタ31が挿入されると、図
10(B)に示すように、サイドガイド板35の先端が
ガイド突起61の間に入り込み、図10(C)に示すよ
うに、可動コネクタ51と嵌合相手側コネクタ31との
誘導が不能となる。
【0025】上述した可動コネクタの嵌合構造によれ
ば、嵌合相手側コネクタ31にサイドガイド板35を突
設し、サイドガイド板35の先端に案内面41を形成
し、可動コネクタ51にテーパ面63aを有するガイド
突起61を設けたので、雄端子33の基端方向へ位置ズ
レした嵌合相手側コネクタ31を、案内面41とテーパ
面63aとを当接させることで、間隙39をガイド突起
61に誘導し、正規の嵌合位置へ誘導することができ
る。
【0026】また、嵌合相手側コネクタ31に独立した
弾性変位可能なフロントガイド板37を設けたので、雄
端子33の先端方向へ位置ズレした嵌合相手側コネクタ
31を、サイドガイド板35の先端とテーパ面63aと
を当接させることで、間隙39をガイド突起61に誘導
し、正規の嵌合位置へ誘導することができる。
【0027】更に、可動コネクタ51のガイド突起61
にテーパ面63bを形成し、サイドガイド板35を弾性
変位可能としたので、雄端子33の長手方向に直交する
方向へ位置ズレした嵌合相手側コネクタ31を、サイド
ガイド板35の先端とテーパ面63bとを当接させるこ
とで、サイドガイド板35をハウジング53の外側に誘
導し、正規の嵌合位置へ誘導することができる。
【0028】そして、一対のガイド突起61の先端を同
一平面で連結するリブ65を設けたので、サイドガイド
板35とリブ65とが対向する位置に嵌合相手側コネク
タ31が位置ズレしていた場合であっても、サイドガイ
ド板35の先端をリブ65に当接することにより、リブ
65とガイド突起61の先端を連続してスライドさせ、
サイドガイド板35をガイド突起61の外側へ誘導する
ことにより、サイドガイド板35をハウジング53の嵌
合空間へ確実に到達させることができる。
【0029】また、ガイド突起61をリブ65で連結す
ることにより、ガイド突起61の強度を高めることがで
き、ガイド突起61を小型化することが可能となる。更
に、リブ65はガイド突起61に両端を連結して、コ字
形壁状で形成されるため、これによって包囲されたハウ
ジング53の嵌合面59の保護も図ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る可動コネクタの嵌合構造によれば、可動コネクタにテ
ーパ面を有するガイド突起を設け、嵌合相手側コネクタ
にサイドガイド、フロントガイドを設けるとともにフロ
ントガイドの先端には案内面を形成したので、可動コネ
クタに対し、位置ズレした嵌合相手側コネクタを、サイ
ドガイド板の案内面とガイド突起のテーパ面、又はフロ
ントガイド板とガイド突起のテーパ面、又はサイドガイ
ド板の先端とガイド突起のテーパ面のスライドによって
誘導し、所定の位置で可動コネクタと嵌合させることが
できる。この結果、コネクタ当接当初に両コネクタを位
置ズレ吸収方向へ効果的に誘導することができ、可動コ
ネクタにおける位置ズレ吸収機能の信頼性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による嵌合構造を示す可動コネクタ及び
嵌合相手側コネクタの嵌合前の分解斜視図である。
【図2】図1の可動コネクタを嵌合面側から目視した斜
視図である。
【図3】可動コネクタに対し嵌合相手側コネクタが嵌合
方向と直交する平面上で雄端子の基端側に位置ズレして
いる場合の誘導状態を示す説明図である。
【図4】正規に嵌合された可動コネクタと嵌合相手側コ
ネクタとの側面図である。
【図5】可動コネクタに対し嵌合相手側コネクタが嵌合
方向と直交する平面上で雄端子の先端側に位置ズレして
いる場合の誘導状態を示す説明図である。
【図6】可動コネクタに対し嵌合相手側コネクタが嵌合
方向と直交する平面上で雄端子の長手方向に直交する方
向に位置ズレしている場合の誘導状態を示す説明図であ
る。
【図7】正規に嵌合された可動コネクタと嵌合相手側コ
ネクタとの正面図である。
【図8】可動コネクタに対し嵌合相手側コネクタが嵌合
方向と直交する平面上でリブ上に位置ズレしている場合
の誘導状態を示す説明図である。
【図9】リブの形成されていない可動コネクタを示す斜
視図である。
【図10】リブの形成されていない可動コネクタの嵌合
時の状態を示す説明図である。
【図11】従来のルームランプの取付け構造を示す断面
図である。
【図12】コネクタ接続方式を採用した従来のルームラ
ンプの取付け構造を示す断面図である。
【図13】従来の可動コネクタを示す側面図である。
【図14】図13の可動コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
31 嵌合相手側コネクタ 34 スリット 35 サイドガイド板 37 フロントガイド板 39 間隙 41 案内面 51 可動コネクタ 53 ハウジング 59、67 嵌合面 61 ガイド突起 63a、63b テーパ面 65 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−31510(JP,A) 実開 平5−50610(JP,U) 実開 平4−25187(JP,U) 実開 平5−45947(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合相手側コネクタと、該嵌合相手側コ
    ネクタとの相対的な位置ズレを吸収するために取付材に
    可動可能に取り付けられる可動コネクタとの嵌合構造で
    あって、 前記可動コネクタのハウジング両側面に突設されコネク
    タ嵌合方向に延びるとともに先端が該可動コネクタの嵌
    合面から突出するガイド突起と、該ガイド突起の先端に
    形成され該先端を細く形成するテーパ面と、前記嵌合相
    手側コネクタの嵌合面に突設され前記ハウジングの両側
    面を対向面で挟むとともに表裏面側に弾性変位可能な一
    対の平行なサイドガイド板と、該サイドガイド板と直交
    方向で前記嵌合相手側コネクタの嵌合面に突設され突出
    方向に切り込まれたスリットにより先端側が少なくとも
    三つ以上に分割され前記サイドガイド板が当接する前記
    ハウジングの両側面と直交する他の側面に当接するとと
    もに表裏面側に弾性変位可能なフロントガイド板と、直
    交する前記サイドガイド板と該フロントガイド板との隅
    部にコネクタ嵌合方向で形成され前記可動コネクタのガ
    イド突起が挿入される間隙と、前記サイドガイド板の先
    端に形成され該間隙に向けて傾斜して前記ガイド突起の
    テーパ面と当接する案内面とを具備したことを特徴とす
    る可動コネクタの嵌合構造。
  2. 【請求項2】 前記可動コネクタの嵌合面から突出され
    た前記ガイド突起同士の間に架設され該ガイド突起の先
    端を同一平面で連続的に連結するコ字形壁状のリブを具
    備したことを特徴とする請求項1記載の可動コネクタの
    嵌合構造。
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