JPWO2011064851A1 - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

応荷重弁(121)の出力圧力を増圧切換電磁弁(111)により制御する。ブレーキが常用ブレーキのときは、増圧切換電磁弁(111)により、応荷重弁(121)の出力圧力を増圧し、これをブレーキ制御弁(131,132)により目標圧力に調整し、中継弁(141,142)を介してブレーキシリンダ(21,24)に供給する。ブレーキが非常ブレーキのときは、増圧切換電磁弁(111)をオフし、出力圧力をブレーキ制御弁(131,132)と中継弁(141,142)を介してブレーキシリンダ(21,24)に供給する。ブレーキ距離が延伸する可能性があるとき、増圧切換電磁弁(111)をオンし、ブレーキ力を増大する。

Description

本発明は、鉄道車両用のブレーキ制御装置に関する。
鉄道車両用のブレーキシステムには、ブレーキ制御装置が用いられている。ブレーキ制御装置は、車軸に制動力を付与するブレーキシリンダに供給される圧縮空気の圧力(ブレーキシリンダ圧力)を制御する。ブレーキ制御装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたブレーキ制御装置は、ブレーキ装置が常用ブレーキとして機能するときは、運転台からのブレーキ指令情報と空気ばねの圧力とに基づいて、自車に必要なブレーキ力及びブレーキシリンダ圧力(目標値)を演算により求める。ブレーキ制御装置は、求めた目標値に一致するように、出力する圧力を制御する。
一方、ブレーキ装置が非常ブレーキとして機能する場合、ブレーキ制御装置は、応荷重弁を用いて応荷重に比例したブレーキシリンダ圧力を生成し、生成した圧力をブレーキシリンダに供給する。
特開2007-106287号公報
上記特許文献1のブレーキ制御装置は、非常ブレーキを動作させるための非常用電磁弁、常用ブレーキと非常ブレーキを切り換えて動作させる為の切換用電磁弁、応荷重弁の出力する圧力を増大させるための増圧電磁弁を備える。この構成では、これらの機能一つに対して一つの電磁弁が必要である。このため、電磁弁の数が多い。電磁弁の数が多いため、装置の外形サイズが大きい。また、電磁弁の入力ポートと出力ポートの数が多いため、空気通路の数が多く、複雑であり、装置の小型化が難しい。また、部品点数が多いため、故障率が高い。また、増圧電磁弁を、常用ブレーキに利用できない。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、小型で簡単な構成のブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、増圧切換電磁弁を、非常ブレーキと常用ブレーキの両方に適切に利用するブレーキ制御装置を提供することを他の目的とする。
この発明に係るブレーキ制御装置は、
流体の圧力を用いた鉄道車両用のブレーキ制御装置であって、
荷重に対応する圧力を出力する応荷重弁と、
前記応荷重弁の出力する圧力を、第1の圧力と第1の圧力よりも高い第2の圧力との間で切り換える増圧切換電磁弁と、
このブレーキ装置が、常用ブレーキ状態のときと非常ブレーキ状態のときに、それぞれ、前記応荷重弁の出力した圧力を用いて、ブレーキシリンダに圧力を供給するブレーキ圧力供給部と、
を備えることを特徴とする。
このブレーキ制御装置は、常用ブレーキとして機能するときも、非常ブレーキとして機能するときも、それぞれ、前記応荷重弁の出力した圧力を用いて、ブレーキシリンダに供給する圧力を生成する。このため、非常用電磁弁、切換用電磁弁等の電磁弁が不要であり、電磁弁の数が少なく、構成が簡単で、部品点数が少ない。また、一つの増圧切換電磁弁を、常用ブレーキと非常用ブレーキの両方で利用できる。
この発明の実施の形態1のブレーキ制御装置の構成図である。 図1に示すブレーキ制御弁の構成図である。 図1に示すブレーキ制御ユニットの構成図である。 (a)は、ブレーキシリンダ内の圧力の変化の例を示す図、(b)と(c)は、ブレーキ制御弁に供給する励磁信号の例を示す図である。 (a)から(d)は、それぞれ、速度と応荷重弁の動作との関係を示す図である。 電車の台車と車軸及びブレーキ制御装置との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2のブレーキ制御装置の構成図である。 図7に示すブレーキ制御装置の変形例の構成図である。 他のブレーキ制御装置の他の構成図である。 油圧を用いたブレーキ制御装置の構成図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るブレーキ制御装置11は、鉄道車両を制動する装置であり、車軸に設けられているブレーキシリンダに供給する圧縮空気の流通を制御する。
本実施形態では、図6に示すように、鉄道車両の1つの台車261の前方と後方にそれぞれ2つの車軸23aと26a、23bと26bが配置されているものとする。各ブレーキ制御装置11a、11bは、対応する2つの車軸23aと26a、23bと26bを制動するために、ブレーキシリンダに供給する圧縮空気の流通を制御する。
各ブレーキ制御装置11(11a,11b)は、図1に示すように、圧縮空気の供給源として機能する圧縮空気タンク27からの圧縮空気が流入する流入ポート181と、圧縮空気をブレーキシリンダ21と24に供給するための供給ポート182と183とを備えている。また、ブレーキ制御装置11は、台車261を支持する空気ばね28と29から応荷重信号圧としての圧縮空気が流入する応荷重用ポート184と185を備えている。
ブレーキ制御装置11は、さらに、増圧切換電磁弁111と、応荷重弁121と、ブレーキシリンダ数に対応する2つのブレーキ制御弁131と132と、中継弁141と142とを備える。
増圧切換電磁弁111は、電磁弁から構成され、一次側は、通路(空気通路)191を通して流入ポート181に接続され、二次側は、通路194を介して、応荷重弁121に接続されている。増圧切換電磁弁111は、消磁状態では、空気通路が閉じ、励磁状態では、空気通路が開いて、一次側から二次側に空気が流れる。
応荷重弁121は、メカニカルな弁であり、応荷重用通路192、193を通して応荷重用ポート184,185と接続されている。また、応荷重弁121は、通路191を通して流入ポート181に接続され、通路194を介して増圧切換電磁弁111の二次側に接続されている。応荷重弁121は、増圧切換電磁弁111が閉(消磁)の状態では、乗客の重量を含む台車261の全重量に応じた圧力変化を示す空気ばね28、29からの応荷重信号圧に比例した圧力を二次側に供給する。一方、応荷重弁121は、増圧切換電磁弁111が開(励磁)の状態では、増圧切換電磁弁111が閉(消磁)状態のときの1.2倍相当の圧力を二次側に供給する。即ち、応荷重弁121は、増圧切換電磁弁111の切換に従って、台車261の荷重に対応する第1の圧力と、台車261の荷重に対応し且つ第1の圧力より高い第2の圧力との間で切り換えて出力することができる。
ブレーキ制御弁131は、図2に示すように、供給電磁弁EV1、排気電磁弁EV2、等などから構成される。ブレーキ制御弁131は、図1に示すように、その一次側が通路201を介して応荷重弁121の二次側に接続され、その二次側が通路203を介して中継弁141の一次側に接続されている。ブレーキ制御弁131は、励磁/消磁の組み合わせにより、ブレーキシリンダ21に空気を供給し、或いは、ブレーキシリンダ21内の空気を排気する。これにより、ブレーキシュー22を車軸23に押圧する圧力が変化する。
ブレーキ制御弁132は、図2に示すように、供給電磁弁EV1、排気電磁弁EV2、等などから構成される。ブレーキ制御弁132は、図1に示すように、その一次側が通路202を介して応荷重弁121の二次側に接続され、その二次側が通路204を介して中継弁142の一次側に接続されている。ブレーキ制御弁132は、励磁/消磁の組み合わせにより、ブレーキシリンダ24に空気を供給し、或いは、ブレーキシリンダ24内の空気を排気する。これにより、ブレーキシュー25を車軸26に押圧する圧力が変化する。
中継弁141は、空気制御の応答性を向上するために、一次側の入力圧を増幅し、増幅した圧力を二次側に供給するメカニカルな弁である。中継弁141の一次側は、通路203を介してブレーキ制御弁131の二次側に接続され、ブレーキ制御弁131により制御された圧力が入力される。また、その二次側は、通路205を介して供給ポート182に接続され、圧力が増幅された空気を供給ポート182を介してブレーキシリンダ21に出力する。
中継弁142も、空気制御の応答性を向上するために、一次側の入力圧を増幅し、増幅した圧力を二次側に供給するメカニカルな弁である。中継弁142の一次側は、通路204を介してブレーキ制御弁132の二次側に接続され、ブレーキ制御弁132により制御された圧力が入力される。また、その二次側は、通路206を介して供給ポート183に接続され、圧力が増幅された空気を供給ポート183を介してブレーキシリンダ24に出力する。
こうして、ブレーキ制御弁131,132と中継弁141と142とは、後述するブレーキ制御ユニット151と協働して、ブレーキが常用ブレーキのときと非常ブレーキのときに、それぞれ、応荷重弁121の出力した圧力を用いて、ブレーキシリンダ21,24に圧力を供給するブレーキ圧力供給部或いは供給手段として機能する。
通路203〜206には、圧力センサP1〜P4が接続されている。各圧力センサP1〜P4は、接続されている通路の空気圧を測定し、測定値を、ブレーキ制御ユニット151に供給する。
ブレーキ制御ユニット151は、電磁弁を励磁・消磁して、ブレーキ制御装置11を適切に動作させるためのユニットである。ブレーキ制御ユニット151は、図3に示すように、プロセッサ301、メモリ302、入出力部303、通信部304、制御出力部305を備える。
プロセッサ301は、メモリ302に記憶されている動作プログラムを実行し、このブレーキ制御装置11の動作を制御する。例えば、プロセッサ301は、常用ブレーキ処理において、各ブレーキシリンダ21と24の圧力の目標値を求め、制御信号S111により増圧切換電磁弁111の消磁と励磁を制御し、制御信号S131によりブレーキ制御弁131の消磁と励磁を制御し、制御信号S132によりブレーキ制御弁132の消磁と励磁を制御する。
メモリ302は、プロセッサ301が実行する動作プログラム、固定データ等を記憶し、また、プロセッサ301のワークメモリとして機能する。
入出力部303は、常用ブレーキ指令及び非常ブレーキ指令、圧力センサP1〜P4の測定値、速度計からの速度等を入力し、プロセッサ301に供給する。なお、常用ブレーキ指令は、例えば、運転台31から供給され、非常ブレーキ指令は、運転台31の他、車掌室などから供給されてもよい。
通信部304は、他のブレーキ制御装置との間で、通信を行う。
制御出力部305は、電磁弁を制御するための励磁信号を出力するドライバ回路から構成され、増圧切換電磁弁111の消磁/励磁を制御する制御信号S111、ブレーキ制御弁131を構成する複数の電磁弁の消磁/励磁を制御する制御信号S131、ブレーキ制御弁132を構成する複数の電磁弁の消磁/励磁を制御する制御信号S132、等を出力する。
次に、上記構成を有するブレーキ制御装置11の動作を説明する。
1: 常用ブレーキ状態
運転台31からの常用ブレーキ指令により、常用ブレーキ状態が指示されている場合、ブレーキングは、空気ブレーキと電気ブレーキ(回生制動)との組み合わせにより行われる。
このとき、プロセッサ301は、制御出力部305を介して、制御信号S111により、増圧切換電磁弁111を励磁している。これにより、増圧切換電磁弁111が開き、応荷重弁121へ空気が流入する。増圧切換電磁弁111からの空気の流入により、応荷重弁121は、空気ばね28,29の圧力に比例した圧力の1.2倍相当の圧力を出力する。この高圧力の空気がブレーキ制御弁131と132の一次側に供給される。
式で表すと、Pout=1.2・α・Pas となる。
ここで、Pout:出力圧力、α:比例係数、Pas:空気ばねの圧力
プロセッサ301は、速度、荷重、ブレーキの状態、圧力状態等のパラメータに基づいて、ブレーキシリンダ21、24の圧力の目標値を求める。プロセッサ301は、ブレーキシリンダ21、24の圧力が、求めた目標値に一致するように、例えば、図4(b)、(c)に示すように、励磁信号を順次出力して電磁弁を励磁・消磁することにより、ブレーキシリンダ21、24の圧力を、図4(a)に例示するように、目標値に一致させるように制御する。増圧切換電磁弁111の作用により、ブレーキ制御弁131、132への入力圧力が相対的に高い(増圧切換電磁弁111が無い場合に比して)。このため、中継弁141、142を介したブレーキシリンダ21、24の圧力が目標値に達する時間が短縮され、ブレーキシリンダ圧の応答性が高められる。
2: 非常ブレーキ状態
運転台31、車掌室等からの非常ブレーキ指令により、非常ブレーキが指示された場合、ブレーキングは、空気ブレーキで行われる。
このとき、プロセッサ301は、制御出力部305を介して、制御信号S111により増圧切換電磁弁111を消磁する。これにより、増圧切換電磁弁111が閉じ、増圧切換電磁弁111から応荷重弁121への空気の流入はなくなる。これにより、応荷重弁121の出力は、空気ばね圧に比例した、非常ブレーキ相当の圧力となる。
式で表すと、Pout=α・Pas となる。
ここで、Pout:出力圧力、α:比例係数、Pas:空気ばねの圧力
さらに、プロセッサ301は、制御出力部305を介して、制御信号S131とS132によりブレーキ制御弁131と132を消磁する。この場合、ブレーキ制御弁131と132は、中継弁141、142に応荷重弁121の圧力を供給するモード(スルーモード)となる。このため、ブレーキシリンダ21、24には、空気ばね圧に対応する圧力が、ブレーキ制御弁131、132と中継弁141、142を介して供給される。これにより、特段のソフトウエア処理を用いずに、また、非常ブレーキ専用の弁や切り換え用の弁を用いずに、非常ブレーキを構成することが可能となる。
このように、非常ブレーキ時には、基本的に、増圧切換電磁弁111の機能を停止するが、プロセッサ301は、ブレーキ距離が延伸する可能性がある等の所定の条件に合致する場合には、非常ブレーキ時であっても、増圧切換電磁弁111を励磁して、応荷重弁121の出力圧を増圧する。
どのような条件で、増圧切換電磁弁111を励磁するかは、任意である。例えば、図5(a)に例示するように、車両の速度が所定の基準値Refを超えている場合に、増圧切換電磁弁111を励磁し、応荷重弁121の出力する圧力を増大させてもよい。また、速度に限定されず、車両の重量、乗客の重量等の他のパラメータに基づいて、増圧切換電磁弁111を励磁して、応荷重弁121の出力圧を増圧してもよい。さらに、速度と荷重のように、複数のパラメータを組み合わせて条件としてもよい。また、運転台31或いは車掌室からの指示があったことを、所定の条件としてもよい。なお、増圧の倍率も1.2に限定されず、1より大きい値であれば、任意である。
さらに、圧力を増大する割合(乗数)を、任意のパラメータに基づいて、変化させることも可能である。例えば、図5(b)〜(d)に例示するように、車両の速度に応じて、倍率を段階的に或いは連続的に変化させてもよい。また、速度に限定されず、車両の重量、乗客の重量等の他のパラメータに依存する値としてもよい。これらの場合には、メモリ302に、倍率の変化のプロファイルを記憶させておき、プロセッサ301は、速度センサ等から供給される各種パラメータに基づいて、制御信号S111により増圧切換電磁弁111の励磁・消磁を制御すると共に、必要に応じて、応荷重弁121に倍率を指示する。また、運転台31或いは車掌室からの指示で倍率を設定するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかるブレーキ制御装置11は、従来の構成に比して、電磁弁の数が少なく、構成が簡単である。従って、装置の小型化も可能となる。
さらに、増圧切換電磁弁111を、常用ブレーキと非常ブレーキの両方で利用するので、常用ブレーキ時の高速ブレーキ応答が得られ、非常ブレーキ時の制動力が大きくなる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、増圧切換電磁弁111が励磁したときの、応荷重弁121の出力圧を、非常ブレーキ時の出力圧の1.2倍としたが、倍率は1.2に限定されず、1より大きい値であれば、任意である。
実施の形態2.
非常ブレーキ時、ブレーキ距離が延伸する可能性がある場合として、他のブレーキ制御装置が故障したことが考えられる。例えば、図6の構成において、ブレーキ制御装置11bが故障し、ブレーキ制御装置11aが台車261の全ブレーキ制御を担当する場合である。
図6の構成において、例えば、ブレーキ制御装置11aと11bのプロセッサ301が通信しあって、正常なブレーキ制御装置11aのプロセッサ301が増圧切換電磁弁111を励磁することも可能である。例えば、ブレーキ制御装置11aのプロセッサ301からの問い合わせに対して、ブレーキ制御装置11bのプロセッサ301が応答しないとき、或いは、ブレーキ制御装置11bのプロセッサ301が、故障又は異常を検出してブレーキ制御装置11aのプロセッサ301にその旨を通知してきた時に、ブレーキ制御装置11aのプロセッサ301が、自装置の増圧切換電磁弁111を励磁する手法である。
ただし、このような手法では、増圧切換電磁弁111の励磁までに時間がかかってしまう。
そこで、以下、一方のブレーキ制御装置11bがその異常を検出した際に、迅速に、他方のブレーキ制御装置11aの増圧切換電磁弁111を励治する構成を、図7を参照して説明する。
図7において、ブレーキ制御装置11aの増圧切換電磁弁111は、増圧切換電磁弁制御リレーPC1の開閉によりその開閉が制御される。増圧切換電磁弁制御リレーPC1は、一種のフォトカプラである。ブレーキ制御装置11aの制御出力部305からの通電により、発光ダイオードPD1が点灯すると、増圧切換電磁弁111に接続されたフォトトランジスタPT1がオンして、増圧切換電磁弁111に電源が供給され、励磁される。一方、増圧切換電磁弁制御リレーPC1に並列に、フォトカプラPC2のフォトトランジスタPT2が接続されている。フォトカプラPC2の発光ダイオードPD2は、ブレーキ制御装置11bに接続され、電流制限用のインピーダンスZ1を介して接地され、フォトカプラPC3のフォトダイオードPT3を介して電源に接続されている。そして、フォトカプラPC3の発光ダイオードPD3には、ブレーキ制御装置11bの故障検出センサ401が接続されている。
この構成において、ブレーキ制御装置11bが正常な間は、故障検出センサ401は、発光ダイオードPD3に電流を流さない。このため、発光ダイオードPD3は点灯せず、フォトトランジスタPT3はオフしており、発光ダイオードPD2に電流が流れず、フォトトランジスタPT2はオフ状態を維持する。このため、ブレーキ制御装置11aの増圧切換制御弁111は、増圧切換電磁弁制御リレーPC1の開閉に従って動作する。
一方、ブレーキ制御装置11bが故障すると、故障検出センサ401が、発光ダイオードPD3に電流を流し、発光させる。このため、フォトトランジスタPT3がオンし、電源VDD→フォトトランジスタPT3→発光ダイオードPD2→インピーダンスZ1→接地、と電流が流れる。換言すると、フォトトランジスタPT3が送信装置となって、正常なブレーキ制御装置11aに、故障を通知する信号を送信する。これにより、発光ダイオードPD2が発光し、フォトトランジスタPT2がオンする。フォトトランジスタPT2がオンすることにより、増圧切換電磁弁制御リレーPC1の開閉にかかわらず、増圧切換電磁弁111に、オンしたフォトトランジスタPT2を介して電源が供給される。このため、ブレーキ制御装置11aの増圧切換制御弁111は、励磁される。
この構成によれば、ブレーキ制御装置11bでの故障の検出とほぼ同期してブレーキ制御装置11aにおける増圧切換制御弁111を励磁することができ、迅速な対応が可能となる。即ち、故障検出センサ401の故障検出に同期して、フォトカプラCP3が正常なブレーキ制御装置11aの増圧切換電磁弁を制御するための信号を送信し、増圧切換電磁弁制御リレー(フォトカプラ)PC1が送信されてきた信号に応答して、自装置の増圧切換電磁弁111を制御(オン)する。
なお、図7に示す構成は、これに限定されるものではなく、適宜変更可能である。即ち、一方の、ブレーキ制御装置で検出した故障又は異常により、他方のブレーキ制御装置の増圧切換制御弁111を直接励磁できるならば、任意の構成を採用可能である。例えば、図8に例示するような構成も可能である。図8においては、ブレーキ制御装置11bの故障検出センサ401の出力により、トランジスタ(FET)FT1がオンし、オンしたトランジスタFT1を介して電流制限用のインピーダンスZ2に電流が流れる。インピーダンスZ2に発生した電圧により、増圧切換電磁弁制御リレーPC1に並列に接続された第2のトランジスタFT2がオンし、増圧切換電磁弁111を励磁する。
なお、トランジスタは、電界効果型に限定されず、バイポーラトランジスタでもよい。また、リレーなどでもよい。その他、構成は適宜変更可能である。
なお、図7、図8において、ブレーキ制御装置11aに故障検出センサを配置し、ブレーキ制御装置11bに増圧切換電磁弁111とそれを励磁するための構成を配置することも当然である。
一のブレーキ制御装置が故障したときに、正常なブレーキ制御装置の増圧切換電磁弁を励磁する構成は、図1に示す構成のブレーキ制御装置11に限定されず、複数のブレーキ制御装置を用いてブレーキを制御する場合に広く適用可能である。
一例として、図9に示す構成のブレーキ制御装置500に適用することも可能である。図9においては、圧縮空気タンク501に充填された圧縮空気は、制動対象の車軸の数に応じた個数の常用電磁弁503と中継弁502、増圧切換電磁弁505、応荷重弁506、に供給される。常用電磁弁503の出力圧力は、非常用電磁弁504に供給される。増圧切換電磁弁505の出力は、応荷重弁506に供給される。また、空気ばねの圧力が、応荷重弁506に供給される。応荷重弁506の出力は、非常用電磁弁504に供給される。非常用電磁弁504の出力は、中継弁502に供給される。中継弁502の出力は、ブレーキシリンダに供給される。
この構成においては、常用ブレーキの場合には、非常用電磁弁504は常用電磁弁503の出力圧を選択し、非常ブレーキの場合には、非常用電磁弁504は、応荷重弁506の出力圧を選択する。即ち、非常用電磁弁504は、常用ブレーキと非常ブレーキとを切り換える常用/非常用切換電磁弁として機能する。
常用ブレーキの場合、常用電磁弁503は、ブレーキ制御ユニット151の制御により、励磁・消磁が制御され、目標とするブレーキシリンダ圧力に対応する圧力を出力する。非常用電磁弁504は、常用電磁弁503の出力圧力を、中継弁502に伝達する。中継弁502は供給された圧力に対応する圧力をブレーキシリンダに供給する。
一方、非常ブレーキの場合、応荷重弁506は、空気ばね圧力に対応する圧力を出力する。ただし、増圧切換電磁弁505が励磁されている場合には、増圧切換電磁弁505が消磁されている場合よりも大きい圧力(例えば、1.2倍)を出力する。非常用電磁弁504は、応荷重弁506の出力圧力を、中継弁502に伝達する。中継弁502は、供給された圧力に対応する圧力をブレーキシリンダに供給する。
このブレーキ制御装置500は、第1実施形態のブレーキ制御装置11と比較すると、構成が複雑で、部品点数が多い。さらに、常用ブレーキ時に、増圧切換電磁弁505を励磁して、圧力応答を高速化するという制御を行うことはできない。
しかし、図7,8に例示した構成を採用すれば、複数のブレーキ制御装置500のうちの1台が故障した場合等に、他のブレーキ制御装置500の非常ブレーキのブレーキ圧を迅速に且つ自動的に増圧することが可能となる。
この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実施の形態においては、圧力伝達媒体として圧縮空気の例を示したが、他の任意のガスを使用可能である。さらに、圧力伝達媒体は、気体に限定されず、液体、例えば、油でもよい。例えば、図10に示すように、油圧タンク601に高圧オイルを充填し、このオイルを増圧切換電磁弁605、応荷重弁602、中継弁604に供給し、オイルばねの圧力をブレーキ制御弁603に供給するように構成してもよい。
以上の説明では、1台のブレーキ制御装置が2本の車軸を制動する構成を例示した。この発明はこれに限定されない。1台のブレーキ制御装置が1本の車軸或いは3本以上の車軸を制動してもよい。この場合、ブレーキ制御弁と中継弁とは、制動対象の車軸の数に応じて配置される。
上記実施の形態においては、応荷重弁が一次側の圧力に比例する圧力を二次側に出力する例を示した。この発明は、これに限定されない。応荷重弁の出力する圧力は、一次側の圧力と線形の関係にある圧力でも、その他の関係でもよい。
上記実施の形態においては、増圧切換電磁弁111が励磁されているときに、応荷重弁121が増圧したが、増圧切換電磁弁111が消磁されているときに、応荷重弁121が増圧するように構成することも可能である。即ち、増圧切換電磁弁111の2つの状態のうちの任意の第1の状態のときに増圧、第2の状態のときに増圧しない、といように制御すればよい。
上述した回路構成や動作は一例であり、この発明は、これらに限定されるものではない。
11、11a、11b 500、600 ブレーキ制御装置
21、24 ブレーキシリンダ
22、25 ブレーキシュー
23、26 車軸
27 圧縮空気タンク
28、29 空気ばね
31 運転台
111 増圧切換電磁弁
121 応荷重弁
131、132 ブレーキ制御弁
141、142 中継弁
151 ブレーキ制御ユニット
261 台車
この発明に係るブレーキ制御装置は、
流体の圧力を用いた鉄道車両用のブレーキ制御装置であって、
荷重に対応する圧力を出力する応荷重弁と、
前記応荷重弁の出力する圧力を、第1の圧力と第1の圧力よりも高い第2の圧力との間で切り換える増圧切換電磁弁と、
このブレーキ装置が、常用ブレーキ状態のときと非常ブレーキ状態のときに、それぞれ、前記応荷重弁の出力した圧力を用いて、ブレーキシリンダに圧力を供給するブレーキ圧力供給部と、
を備え、
前記増圧切換電磁弁は、
ブレーキが常用ブレーキのときには、前記応荷重弁に第2の圧力を出力させ、
ブレーキが非常ブレーキのときには、前記応荷重弁に、所定の条件が成立した場合に第2の圧力を出力させ、前記所定の条件が成立していない場合には第1の圧力を出力させる。

Claims (10)

  1. 流体の圧力を用いた鉄道車両用のブレーキ制御装置において、
    台車の荷重に対応する圧力を出力する応荷重弁と、
    前記応荷重弁の出力する圧力を、第1の圧力と第1の圧力よりも高い第2の圧力との間で切り換える増圧切換電磁弁と、
    ブレーキが常用ブレーキのときと非常ブレーキのときに、それぞれ、前記応荷重弁の出力した圧力を用いて、ブレーキシリンダに圧力を供給するブレーキ圧力供給部と、
    を備えることを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 前記増圧切換電磁弁は、
    ブレーキが常用ブレーキのときには、前記応荷重弁に第2の圧力を出力させ、
    ブレーキが非常ブレーキのときには、前記応荷重弁に、所定の条件が成立した場合に第2の圧力を出力させ、前記所定の条件が成立していない場合には第1の圧力を出力させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  3. 前記所定の条件は、非常ブレーキのブレーキ力が不足していることを示す条件である、ことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御装置。
  4. 前記所定の条件は、車両の速度を含む条件である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御装置。
  5. 前記所定の条件は、他のブレーキ制御装置が故障したという条件を含む、ことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御装置。
  6. 自ブレーキ制御装置の故障を検出する故障検出センサと、
    故障検出センサによる故障の検出に応答し、他ブレーキ装置の増圧切換電磁弁を制御するための信号を送信する送信装置と、
    他ブレーキ装置の送信装置から送信されて来た信号に応答して、自装置の増圧切換電磁弁を制御する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  7. 前記ブレーキ圧力供給部は、
    前記応荷重弁の出力圧を用いて、ブレーキ制御用の圧力を出力するブレーキ制御弁と、
    前記ブレーキ制御弁の出力したブレーキ制御用の圧力を増幅した圧力をブレーキシリンダに供給する中継弁と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  8. 前記ブレーキ制御弁は、
    ブレーキが常用ブレーキのときには、前記応荷重弁の出力した圧力を制御して前記中継弁に出力し、
    ブレーキが非常ブレーキのときには、前記応荷重弁の出力した圧力をそのまま前記中継弁に出力する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のブレーキ制御装置。
  9. 前記応荷重弁は、台車の荷重を示す圧力信号を受け、
    前記増圧切換電磁弁が第1の状態のときには、荷重に対応する第1の圧力を出力し、前記増圧切換電磁弁が第2の状態のときには、荷重に対応し且つ第1の圧力よりも高い第2の圧力を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  10. 前記流体は、空気又は油から構成され、
    圧力は、空気圧又は油圧である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
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