JPH10338123A - 鉄道車両用ブレーキ装置 - Google Patents
鉄道車両用ブレーキ装置Info
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- JPH10338123A JPH10338123A JP16542097A JP16542097A JPH10338123A JP H10338123 A JPH10338123 A JP H10338123A JP 16542097 A JP16542097 A JP 16542097A JP 16542097 A JP16542097 A JP 16542097A JP H10338123 A JPH10338123 A JP H10338123A
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Abstract
せず、しかも安全性を損なわないブレーキ装置を提供す
る。 【解決手段】 電車の力行中や惰行中において、ブレー
キ受量器1の制御部11に故障が発生した場合、通常の
出力部13とは別に設けられている定電流出力部15に
よってブレーキ指令圧信号を維持することにより、ブレ
ーキ緩め状態を維持し、その後常用ブレーキ指令が出さ
れたとき定電流出力部15の出力をオフにして非常ブレ
ーキをかける構成とする。
Description
ーキ装置に関し、特に、主電動機を制御する制御装置が
台車ごとに若しくは軸ごとに個別の可変電圧可変周波数
(VVVF)制御装置である場合に対応したブレーキ装
置に関する。
記載された従来の鉄道車両用ブレーキ装置を示すブロッ
ク図である。図において、応荷重弁122を除く他の部
分がブレーキ装置である。ブレーキ装置は、軸ごとに又
は台車ごとに個別のVVVF制御装置の各々に対応して
設けられ、ブレーキ受量器121、制御弁部123、中
継弁124及び圧力センサ125により構成されてい
る。ブレーキ受量器121はさらに、制御部130、出
力部131及び132により構成されている。
走検知用の速度信号及び圧力センサ125からのブレー
キ指令圧フィードバック信号がそれぞれ入力されてい
る。また、出力部131及び132の出力信号が、異常
監視のため、接続線150を介して制御部130に入力
されている。制御部130は、出力部131に対してブ
レーキ指令圧制御信号を出力する。出力部131は、ブ
レーキ指令圧制御信号を受けてブレーキ指令圧信号を出
力し、制御弁部123を駆動する。
力部131及び132のうちのいずれかが故障したとき
開路するリレー接点Ry2を介して非常ブレーキ指令が
入力されるようになっている。この非常ブレーキ指令
は、電圧の喪失という形で指令が出力される。すなわ
ち、所定の電圧が維持されているときは「指令なし」で
あり、無電圧になれば「指令あり」である。従って、制
御部130等が正常で、非常ブレーキ指令が出力されて
いないときは、リレー接点Ry2を介して出力部131
への通電がなされている。一方、出力部132は出力部
131と並列に設けられ、非常ブレーキ時の滑走制御の
際に閉路するリレー接点Ry1を介して別の電源に接続
されている。
に相当する空気ばね圧力及び後台車の荷重に相当する空
気ばね圧力が入力されるとともに、供給空気溜からの圧
縮空気が入力されている。この応荷重弁122は、両空
気ばね圧力の平均値に比例する圧力であって且つその荷
重のときに非常ブレーキを作用させるために必要な圧力
の圧縮空気を出力するように構成されている。制御弁部
123は、3ポートを有する3位置切換電磁弁134で
構成され、応荷重弁122の出力する圧縮空気が入力さ
れている。ソレノイド135が非励磁のときは連通位置
136となって、圧縮空気を通過させる。ソレノイド1
35が少し励磁されると遮断位置137となり、中継弁
124側の現状の圧力が維持される。また、ソレノイド
135が強く励磁されると、中継弁124側の圧力を解
放する排気位置138となる。
であり、圧力室139が3位置切換電磁弁134の出力
ポートに接続されている。この圧力室139に、ブレー
キ指令に対応する指令圧力の空気が供給されることによ
り、別の供給空気溜からの空気がブレーキ圧とされてブ
レーキシリンダ(図示せず。)へ供給され、ブレーキシ
リンダがブレーキ動作をする。圧力センサ125は圧力
室139へ供給される空気圧すなわちブレーキ指令圧を
検出して、ブレーキ受量器121の制御部130へこれ
を電気信号でフィードバックする。
ブレーキ装置において、ブレーキ受量器121にブレー
キ指令が入力されていないときは、制御部130から出
力される所定のブレーキ指令圧制御信号によって駆動さ
れた出力部131は大きな電流値を出力する。これによ
り、ソレノイド135が強励磁されるので、3位置切換
電磁弁134は排気位置138に保たれる。このため、
中継弁124の圧力室139は排気状態であり、ブレー
キ力は発生していない。ブレーキ受量器121に対し
て、通常7段階あるうちのいずれかの段階の常用ブレー
キ指令が入力されたときは、制御部130は、所定のブ
レーキ指令圧制御信号を出力して、出力部131の出力
をオフにする。従って、ソレノイド135が非励磁とな
って3位置切換電磁弁134は連通位置となる。この結
果、圧力室139の圧力が立ち上がり、ブレーキシリン
ダへ圧縮空気が供給されてブレーキがかかる。このとき
圧力室139に供給されているブレーキ指令圧は圧力セ
ンサ125により検出され、ブレーキ指令圧フィードバ
ック信号として制御部130に送られる。
バック信号に基づいて、常用ブレーキ指令に対応するブ
レーキ力を発生させる圧力に達したことを検知すると、
ブレーキ指令圧制御信号を、小電流値出力に相応した信
号に変化させる。これによって出力部131から出力さ
れるブレーキ指令圧信号は小電流値となる。この結果、
3位置切換電磁弁134は遮断位置137に切り換わる
ので、現在のブレーキ圧が維持される。常用ブレーキ指
令の段階が変化した場合は、その段階に対応したブレー
キ圧を生じるように3位置切換電磁弁134を適宜切り
換えて、ブレーキ圧を増減させる。この常用ブレーキ作
動中に車輪の滑走が生じると、制御部130は速度信号
に基づいて滑走を検出する。これにより、滑走制御が行
われる。すなわち、出力部131を介して3位置切換電
磁弁134のソレノイド135が駆動され、ブレーキを
緩めることで車輪のロックを防ぎつつ、ブレーキを作用
させる。こうして、適切な滑走制御が行われ、安定した
制動力が得られる。
が入力されたとき、すなわち非常ブレーキ接続線133
を通じての通電が停止されたときは、出力部131の出
力がオフの状態となる。これにより、3位置切換電磁弁
134は連通位置136となり、圧力室139の圧力が
非常ブレーキ指令圧まで立ち上がる。従って、ブレーキ
シリンダに圧縮空気が供給されて非常ブレーキがかか
る。この非常ブレーキ作動中に車輪の滑走を生じると、
リレー接点Ry1が閉路され、出力部132を介して前
述と同様の滑走制御が行われる。
め状態において、制御部130等に故障が発生した場合
は、制御部130からのバックアップ指令によってリレ
ー接点Ry2が開くように構成されている。リレー接点
Ry2が開くことにより、非常ブレーキ接続線133を
通じての通電が強制停止させられるため、出力部131
の出力はオフとなる。これは非常ブレーキ指令圧信号が
出力された状態と同じであり、3位置切換電磁弁134
は連通位置136となる。この結果、非常ブレーキがか
かる。
道車両用ブレーキ装置においては、制御部130等に故
障が発生した場合、無条件に非常ブレーキが作用する。
ところが、電車の力行中や惰行中に制御部130等の故
障が発生した場合には、運転士の意に反して不必要に非
常ブレーキが作用することとなり、電車の運行を阻害す
るという問題点があった。
は、制御部に故障が発生しても電車の運行を阻害せず、
しかも安全性を損なわない鉄道車両用ブレーキ装置を提
供することを目的とする。
ーキ装置は、非常ブレーキ指令圧を受けるとともに、連
通、遮断及び排出の各切換位置に切換制御され、この非
常ブレーキ指令圧を所望のブレーキ指令圧として出力す
る電磁制御弁と、常用ブレーキ指令又は非常ブレーキ指
令を受けるとともに、前記電磁制御弁を切換駆動するた
めのブレーキ指令圧信号を出力するブレーキ受量部とを
有し、前記ブレーキ受量部は、前記ブレーキ指令圧信号
を電磁制御弁に出力する出力部と、常用ブレーキ指令に
基づいて前記出力部を制御するブレーキ指令圧制御信号
を出力する制御部と、この制御部又は前記出力部の故障
を検出して、前記出力部を遮断する故障検出接点とを有
するものであり、前記電磁制御弁は、消磁状態で非常ブ
レーキ圧力をそのまま出力する連通位置となるものであ
る鉄道車両用ブレーキ装置において、前記ブレーキ受量
部に、前記出力部とは独立して作動可能に設けられ、前
記電磁制御弁を排出位置に付勢する補償出力部と、常用
ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩め状態であ
ることを判断する検知手段と、この検知手段の作動を受
けて、前記補償出力部を前記電磁制御弁に接続する切換
手段とを備えたものである(請求項1)。
キ装置においては、電車の力行中や惰行中に制御部又は
出力部の故障が検出された場合、故障検出接点によって
出力部は遮断される。しかし、このような場合でも、常
用ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩め状態で
ある限り、補償出力部が電磁制御弁を排出位置に保つ。
従って、ブレーキ緩めの状態が維持され、電車の運行を
維持することができる。そして、この状態において常用
ブレーキ指令が検知されたとき、切換手段の切換動作に
より補償出力部も作動しない状態になり、電磁制御弁は
連通位置になる。これにより非常ブレーキが作用する。
なお、このようにして一旦非常ブレーキが作用しても、
その後常用ブレーキ指令が解除されれば、補償出力部が
作動してブレーキは再び緩め状態となる。
は、上記ブレーキ装置の切換手段に代えて、検知手段が
作動し、かつ、前記故障検出接点が作動すると、前記補
償出力部を前記電磁制御弁に接続する切換手段を備えた
ものであってもよい(請求項2)。
キ装置(請求項2)においては、電車の力行中や惰行中
に制御部又は出力部の故障が検出された場合、故障検出
接点によって出力部は遮断される。しかし、このような
場合でも、常用ブレーキ指令が付与されていないブレー
キ緩め状態である限り、補償出力部が電磁制御弁を排出
位置に保つ。従って、ブレーキ緩めの状態が維持され、
電車の運行を維持することができる。そして、この状態
において常用ブレーキ指令が検知されたとき、切換手段
により補償出力部も作動しない状態になり、電磁制御弁
は連通位置になる。これにより非常ブレーキが作用す
る。なお、このようにして一旦非常ブレーキが作用して
も、その後常用ブレーキ指令が解除されれば、補償出力
部が作動してブレーキは再び緩め状態となる。なお、切
換手段はブレーキ緩め状態で且つ故障が発生した場合に
動作するので、故障が発生していない正常な状態ではブ
レーキ緩め状態であっても動作しない。従って、切換手
段の動作回数が少なく、耐久性が向上する。また、切換
手段の動作による電力消費も抑止できる。
項1又は2)において、検知手段は、制御部とは別個の
装置として独立して設けられているものであってもよい
(請求項3)。一般に、制御部が故障した場合は、その
電源が切れて制御停止状態となるが、上記のように構成
されたブレーキ装置においては、かかる場合にも、検知
手段によって常用ブレーキ指令を確実に受けとり、これ
に基づいてブレーキ制御を行うことができる。
項1又は2)において、出力部及び補償出力部は共に、
非常ブレーキ指令が出力されると通電状態を断つ非常ブ
レーキ指令線を電源とするものであってもよい(請求項
4)。このように構成されたブレーキ装置においては、
補償出力部によって電磁制御弁を排出位置に維持してブ
レーキ緩め状態を保っている場合であっても、非常ブレ
ーキ指令があればその出力が失われる。従って、常に非
常ブレーキを優先して安全に電車の運行を行うことがで
きる。
項1又は2)において、切換手段は、出力部及び補償出
力部のいずれか一方のみの作動を有効にするものであっ
てもよい(請求項5)。このように構成されたブレーキ
装置においては、例えば接点の故障等により出力部及び
補償出力部の双方の作動が有効となることを確実に防止
できる。従って、誤ってブレーキ緩め指令が出力される
ことによる危険性を排除して、より安全な鉄道車両用ブ
レーキ装置を提供できる。
項1又は2)において、電磁制御弁は3位置切換電磁弁
であってもよい(請求項6)。3位置切換電磁弁は強弱
2レベルの入力と、入力なしとによって3位置の切換が
可能である。従って、回路構成が簡単である。
鉄道車両用ブレーキ装置及びその周辺装置を示すブロッ
ク図である。図において、ブレーキ装置100は、ブレ
ーキ受量器1、圧力センサ2及び電空変換中継弁3によ
って構成されている。また、ブレーキ装置100の周辺
装置として、供給空気溜4、応荷重弁5及びブレーキシ
リンダ6が設けられている。ブレーキ装置100は、軸
ごとに又は台車ごとに個別のVVVF制御装置の各々に
対応して設けられている。上記ブレーキ受量器1は、常
用ブレーキ指令検知部11、制御部12、第1出力部1
3、第2出力部14、定電流出力部(補償出力部)15
及び切換手段としてのリレー16を主たる構成要素とし
て構成されている。また、電空変換中継弁3は、3位置
切換電磁弁(電磁制御弁)31及び中継弁32によって
構成されている。
ーキ指令検知部11は、電路L1から常用ブレーキ指令
を入力されると、接点11b(b接点)を開路する。な
お、この常用ブレーキ指令検知部11は接点11bとと
もに、常用ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩
め状態であることを判断する検知手段として用いられて
いる。制御部12には電路L1から常用ブレーキ指令が
入力される。また、制御部12には電路L2から滑走検
知用の速度信号が入力される。また、さらに、制御部1
2には電路L3から圧力センサ2のブレーキ指令圧フィ
ードバック信号が入力される。一方、制御部12は、第
1出力部13及び第2出力部14をそれぞれ駆動するブ
レーキ指令圧制御信号S1及びS2を提供する。また、
制御部12は接点12a1及び12a2を駆動する。接
点12a1(a接点)は、従来技術と同様に、制御部1
2、第1出力部13及び第2出力部14のうちのいずれ
かの故障を検知すると開路される接点である。また、接
点12a2(a接点)は、非常ブレーキ時の滑走制御の
際に閉路される接点である。リレー16のコイル16c
は、上記の接点11bを介して、非常ブレーキ指令線と
しての電路L4と接続されている。このリレー16は、
接点16a(a接点)及び16b(b接点)を有してい
る。なお、非常ブレーキ指令は、指令ありのとき電路L
4に印加される電圧が失われ、指令なし(通常)のとき
電路L4に所定の電圧が印加される。
点12a1を介して電路L4と接続されている。また、
その負荷側(下)は、逆流防止用の整流器17及び上記
接点16bを介して電空変換中継弁3内の3位置切換電
磁弁31に接続されている。第2出力部14は、電源側
が上記接点12a2を介して、独立した電源が供給され
る電路L5に接続されている。また、その負荷側は、逆
流防止用の整流器18を介して第1出力部13の負荷側
電路と合流し、さらに、接点16bを介して3位置切換
電磁弁31と接続されている。定電流出力部15は電源
側が電路L4に接続されている。また、その負荷側が接
点16a及び逆流防止用の整流器19を介して3位置切
換電磁弁31と接続されている。また、定電流出力部1
5は、電路L5に供給される独立した電源から一定の制
御信号S3を受けて駆動されている。
に相当する空気ばね圧力及び後台車の荷重に相当する空
気ばね圧力が入力されるとともに、供給空気溜4から圧
縮空気が入力されている。そして、両空気ばね圧力の平
均値に比例し且つその荷重のときに非常ブレーキを作用
させるために必要な圧力の圧縮空気を出力するように構
成されている。3ポートを有する3位置切換電磁弁31
には、応荷重弁5の出力する圧縮空気が入力されてい
る。ソレノイド31aが非励磁のときは連通位置P1と
なって、圧縮空気を通過させる。ソレノイド31aが少
し励磁(弱励磁)されると遮断位置P2となり、2次側
(中継弁32側)の現状圧力が維持される。また、ソレ
ノイド31aが強く励磁されると、中継弁32側の圧力
を解放する排気位置P3となる。
ある。この中継弁32の入力側は、3位置切換電磁弁3
1の出力ポート及び圧縮空気溜4と接続されている。ま
た、中継弁32の出力側は、ブレーキシリンダ6と接続
されている。中継弁32の圧力室32aに、ブレーキ指
令に対応する指令圧力の空気が3位置切換電磁弁31か
ら供給されることにより、供給空気溜4からの空気がブ
レーキ圧とされてブレーキシリンダ6へ供給される。こ
れにより、ブレーキが作用する。3位置切換電磁弁31
の出力ポートに接続された圧力センサ2は、圧力室32
aへ供給される空気圧すなわちブレーキ指令圧を検出す
るとともに、これを電気信号に変換したブレーキ指令圧
フィードバック信号をブレーキ受量器1の制御部12へ
入力する。
置100及びその周辺装置の動作について説明する。図
2は、電路L4及びL5に所定の電圧が印加された状態
において、常用ブレーキ指令が出力されていないブレー
キ緩め時(電車の力行時又は惰行時)であって、かつ、
制御部12等が正常に動作しているときの動的な状態を
示している。以下、この図2の状態に基づいて各部の動
作を説明する。常用ブレーキ指令が出力されていないの
で、常用ブレーキ指令検知部11は常用ブレーキ指令を
検知しない。従って、接点11bは閉路している。この
結果、リレー16は励磁されるので、その接点16aは
閉路し、接点16bは開路している。これにより、第1
出力部13を含む電路は断路され、定電流出力部15を
含む電路が閉成される。定電流出力部15は電路L5か
ら供給される独立した電源から一定のブレーキ指令圧制
御信号S3を受けて駆動され、これによって3位置切換
電磁弁31のソレノイド31aを強励磁するのに必要な
定電流を出力する。この結果、電路L4から定電流出力
部15、接点16a及び整流器19を経て、ソレノイド
31aに定電流が流れる。従って、3位置切換電磁弁3
1は排気位置P3に保たれる。すなわち、ブレーキは作
用しない。一方、制御部12の接点12a1は閉路して
いる。
器1に対して、通常7段階あるうちのいずれかの段階の
常用ブレーキ指令が入力されたときは、常用ブレーキ指
令検知部11がこれを検出して接点11bを開路する。
これによってリレー16は非励磁となるので、その接点
16bは閉路し、接点16aは開路する。従って、定電
流出力部15を含む電路は断路される。一方、第1出力
部13を含む電路は閉成される。常用ブレーキ指令が入
力されることにより制御部12から所定のブレーキ指令
圧制御信号S1が出力され、第1出力部13を介して、
ソレノイド31aが非励磁状態となる。これにより3位
置切換電磁弁31は連通位置P1となる。この結果、圧
力室32aの圧力が立ち上がり、ブレーキシリンダ6へ
圧縮空気が供給されてブレーキがかかる。このとき圧力
室32aに供給されているブレーキ指令圧は圧力センサ
2により検出され、ブレーキ指令圧フィードバック信号
として制御部12に送られる。
ック信号に基づいて、常用ブレーキ指令に対応するブレ
ーキ力を発生させる圧力に達したことを検知すると、ブ
レーキ指令圧制御信号S1を、小電流値出力に相応する
信号に変化させる。これによって第1出力部13から出
力されるブレーキ指令圧信号は小電流値となり、3位置
切換電磁弁31は遮断位置P2に切り換わる。これによ
り、現在のブレーキ圧が維持される。常用ブレーキ指令
の段階が変化した場合は、その段階に対応したブレーキ
圧を生じるように3位置切換電磁弁31を適宜切り換え
て、ブレーキ圧を増減させる。
と、制御部12は速度信号に基づいて滑走を検出する。
滑走を検出した制御部12は、常用ブレーキ指令に基づ
く制御を滑走制御に切り換えて、滑走制御信号としての
ブレーキ指令圧制御信号S1を出力する。第1出力部1
3は、このブレーキ指令圧制御信号S1に応じたブレー
キ指令圧信号を3位置切換電磁弁31のソレノイド31
aに供給する。これにより、ブレーキ圧を下げるか又は
解放してブレーキを緩める。以後、ブレーキ指令圧制御
信号S1を変化させて車輪のロックを防止しつつ、ブレ
ーキを作用させる。こうして、適切な滑走制御が行わ
れ、安定した制動力が得られる。
令が入力されると、電路L4の電圧が失われる。従っ
て、第1出力部13及び定電流出力部15のいずれが作
動状態にあるかに関わらず、これらの出力はオフとな
る。これにより、3位置切換電磁弁31は連通位置P1
となり、圧力室32aの圧力が所定の圧力まで立ち上が
る。これにより、ブレーキシリンダ6に圧縮空気が供給
されて非常ブレーキがかかる。なお、電路L4の電圧喪
失により、常用ブレーキ指令がない接点11bの閉路状
態でもリレー16は非励磁となるので、接点16bが閉
路する。従って、別の電源に接続されている第2出力部
14は作動可能な状態となる。この状態において、非常
ブレーキ作動中に車輪の滑走が生じた場合には、接点1
2a2が閉路して第2出力部14を含む電路が閉成され
るとともに、滑走制御信号としてのブレーキ指令圧制御
信号S2が第2出力部14に供給される。これによっ
て、前述の常用ブレーキ作動時と同様に、第2出力部1
4を介して滑走制御が行われる。
(又は第1出力部13若しくは第2出力部14)に故障
が発生した場合の動作について、図2に基づいて説明す
る。常用ブレーキ指令が出力されていないときは、前述
のように、接点11bは閉路している。従ってリレー1
6が励磁され、定電流出力部15を通じて一定のブレー
キ指令圧信号がソレノイド31aに供給されている。こ
こで、制御部12等に故障が発生すると、接点12a1
が開路する。しかしながら、接点16bが既に開いてい
るので状態の変化は起こらず、一定のブレーキ指令圧信
号がソレノイド31aに供給されている状態が維持され
る。すなわち、ブレーキ緩めの状態が維持され、電車は
運行を維持できる。
発生した後に、常用ブレーキ指令が出力された場合の動
作について説明する。常用ブレーキ指令が出力される
と、常用ブレーキ指令検知部11はこれを検知し、接点
11bを開路する。これにより、リレー16の励磁が停
止するので、その接点16aは開路し、16bは閉路す
る。この結果、接点12a1及び接点16aが共に開路
することになり、ソレノイド31aに通電するための電
路がすべて遮断される。従って、ソレノイド31aは非
励磁状態となって、3位置切換電磁弁31は連通位置P
1となる。すなわち、非常ブレーキが作用する。
と、接点11bが閉路してリレー16が励磁され、定電
流出力部15を含む電路が再び閉成される。従って、3
位置切換電磁弁31のソレノイド31aが励磁され、排
気位置P3となる。これにより、ブレーキ圧は解放され
る。すなわち、常用ブレーキ指令を出力したことによっ
て一旦非常ブレーキが作動しても、必要に応じてその後
これを解除することができる。従って、故障車両を牽引
する等の措置を行うことが可能となる。
によれば、制御部12等が故障してもすぐには非常ブレ
ーキを作用させず、常用ブレーキ指令が出力された時点
で初めて非常ブレーキを作用させる。また、このような
故障に基づいての非常ブレーキ作用後も、ブレーキ力を
解除することができる。従って、電車の力行中や惰行中
に制御部12等が故障した場合に、運転士の意に反して
不必要に非常ブレーキが作用する事態が排除されるの
で、電車の運行が阻害されることがない。また、常用ブ
レーキ指令に応じてバックアップブレーキとしての非常
ブレーキが作用するので、安全性も損なわれない。さら
に、このようにして一旦非常ブレーキが作動しても、必
要に応じてその後これを解除することができるので、故
障車両を牽引する等の措置を行うことが可能である。
形態による鉄道車両用ブレーキ装置及びその周辺装置を
示すブロック図である。第1の実施形態との違いは制御
部12等に故障が発生したときに動作する接点12b
(b接点)が、接点11bとリレー16のコイル16c
との間に新たに設けられている点である。その他の構成
は第1の実施形態と同一であるので構成の説明は省略す
る。この接点12bを設けたことにより、ブレーキ装置
100の動作は第1の実施形態とは異なったものとな
る。
置100及びその周辺装置の動作について説明する。図
4は、電路L4及びL5に所定の電圧が印加された状態
において、常用ブレーキ指令が出力されていないブレー
キ緩め時であって、かつ、制御部12等が正常に動作し
ているときの動的な状態を示している。以下、この図4
の状態に基づいて各部の動作を説明する。常用ブレーキ
指令が出力されていないので、常用ブレーキ指令検知部
11は常用ブレーキ指令を検知しない。従って、接点1
1bは閉路している。一方、制御部12の接点12a1
及び12bは、制御部12等が正常であることにより、
接点12a1が閉路し、接点12bは開路している。こ
の結果、リレー16は励磁されず、その接点16aは開
路している。従って、定電流出力部15を含む電路は断
路されている。制御部12から出力されるブレーキ指令
圧制御信号S1に基づき、第1出力部13から、大きな
電流値としてのブレーキ指令圧信号が出力される。これ
により、3位置切換電磁弁31のソレノイド31aは強
励磁されている。従って、3位置切換電磁弁31は排気
位置P3に保たれ、中継弁32の圧力室32aは排気状
態である。すなわち、ブレーキ力は発生しない。
に対して、通常7段階あるうちのいずれかの段階の常用
ブレーキ指令が入力されたときは、常用ブレーキ指令検
知部11がこれを検出して接点11bを開路する。ま
た、常用ブレーキ指令が入力されることにより、制御部
12からのブレーキ指令圧制御信号S1に基づき、ソレ
ノイド31aは非励磁状態となって3位置切換電磁弁3
1を連通位置P1とする。この結果、圧力室32aの圧
力が立ち上がり、ブレーキシリンダ6へ圧縮空気が供給
されてブレーキがかかる。このとき圧力室32aに供給
されているブレーキ指令圧は圧力センサ2により検出さ
れ、ブレーキ指令圧フィードバック信号として制御部1
2に送られる。
ック信号に基づいて、常用ブレーキ指令に対応するブレ
ーキ力を発生させる圧力に達したことを検知すると、ブ
レーキ指令圧制御信号S1を介して第1出力部13のブ
レーキ指令圧信号を小電流値出力に変化させる。これに
よって3位置切換電磁弁31は遮断位置P2に切り換わ
る。従って、現在のブレーキ圧が維持される。常用ブレ
ーキ指令の段階が変化した場合は、その段階に対応した
ブレーキ圧を生じるように3位置切換電磁弁31を適宜
切り換えて、ブレーキ圧を増減させる。
と、制御部12は速度信号に基づいて滑走を検出する。
制御部12はこれにより、出力を滑走制御のための信号
に切り換える。そして、滑走制御のための信号に切り換
えられたブレーキ指令圧制御信号S1に応じたブレーキ
指令圧信号が、第1出力部13を介して3位置切換電磁
弁31のソレノイド31aに供給される。すなわち、ブ
レーキ圧を下げるか又は解放してブレーキを緩める。以
後、ブレーキ指令圧信号を変化させて車輪のロックを防
止しつつ、ブレーキを作用させる。こうして、適切な滑
走制御が行われ、安定した制動力が得られる。
力されたとき、すなわち電路L4の電圧が失われたとき
は、第1出力部13の出力も当然オフの状態となる。こ
れにより、3位置切換電磁弁31は連通位置P1とな
り、圧力室32aの圧力が所定の圧力まで立ち上がる。
従って、ブレーキシリンダ6に圧縮空気が供給されて非
常ブレーキがかかる。この非常ブレーキ作動中に車輪の
滑走が生じた場合には、接点12a2が閉路され、滑走
制御のためのブレーキ指令圧制御信号S2に応じたブレ
ーキ指令圧信号が第2出力部14から出力される。この
ようにして、前述の常用ブレーキ作動時と同様に、滑走
制御が行われる。
等に故障が発生した場合の動作について、図4に基づい
て説明する。常用ブレーキ指令が出力されていないとき
は、前述のように、接点11bは閉路している。ここ
で、制御部12に故障が発生すると、接点12bが閉路
し、接点12a1が開路する。接点11b及び12bが
共に閉路したことによってリレー16のコイル16cが
励磁されるので、その接点16aは閉路し、16bは開
路する。この結果、第1出力部13を含む電路は断路さ
れた状態となり、代わりに定電流出力部15を含む電路
が閉成される。定電流出力部15は電路L5から供給さ
れる独立した電源から一定のブレーキ指令圧制御信号S
3を受けて駆動され、3位置切換電磁弁31のソレノイ
ド31aを強励磁するのに必要な定電流を出力する。こ
れにより、電路L4から定電流出力部15、接点16a
及び整流器19を経て、ソレノイド31aに定電流が流
れる。すなわち、接点12a1から第1出力部13及び
整流器17に至る電路が定電流出力部15、接点16a
及び整流器19によって構成される電路によってバイパ
スされ、ソレノイド31aへの通電が維持される。従っ
て、3位置切換電磁弁31は排気位置P3に保たれ、ブ
レーキは作用しない。
発生した後に、常用ブレーキ指令が出力された場合の動
作について説明する。常用ブレーキ指令が出力される
と、常用ブレーキ指令検知部11はこれを検知し、接点
11bを開路する。これにより、リレー16の励磁が停
止するので、接点16aは開路し、16bは閉路する。
この結果、接点12a1及び接点16aが共に開路して
ソレノイド31aに通電するための電路がすべて遮断さ
れる。従って、ソレノイド31aが非励磁状態となり、
3位置切換電磁弁31は連通位置P1となる。この結
果、非常ブレーキが作用する。
と、接点11bが閉路してリレー16が励磁され、定電
流出力部15を含む電路が再び閉成される。従って、3
位置切換電磁弁31のソレノイド31aが励磁され、排
気位置P3となる。これにより、ブレーキ圧は解放され
る。すなわち、常用ブレーキ指令を出力したことによっ
て一旦非常ブレーキが作用しても、必要に応じてその後
これを解除することができる。従って、故障車両を牽引
する等の措置を行うことが可能となる。
によれば、第1の実施形態の場合と同様に、制御部12
等が故障してもすぐには非常ブレーキを作用させず、常
用ブレーキ指令が出力された時点で初めて非常ブレーキ
を作用させることができる。また、このようにして非常
ブレーキが作用した後もブレーキ解除を行うことができ
る。従って、電車の力行中や惰行中に制御部12が故障
した場合に、運転士の意に反して不必要に非常ブレーキ
が作用する事態が排除されるので、電車の運行が阻害さ
れることがない。また、常用ブレーキ指令に応じてバッ
クアップブレーキとしての非常ブレーキが作用するの
で、安全性も損なわれない。さらに、このようにして一
旦非常ブレーキが作動しても、必要に応じてその後これ
を解除することができるので、故障車両を牽引する等の
措置を行うことが可能である。また、第1の実施形態の
場合と異なって、制御部12等が正常に動作している限
り、接点12bが開路していることによって、リレー1
6は励磁されない。従って、リレー16の接点の消耗が
少なく、その分耐用年数が延びる。また、通常はリレー
16での電力消費が無い点で、第1の実施形態の構成よ
りも節電できる。
ーキ指令検知部11と制御部12とは、物理的には一体
装置であっても別々の装置であっても構わないが、電気
回路上は、別個の装置として互いに独立して設けられて
いることが好ましい。その理由は、仮に電気回路上一体
の装置であるとすると、制御部12が故障した場合は、
その電源が切れて制御停止状態となり、これにより常用
ブレーキ指令検知部11も動作停止状態となってしまう
からである。従って、制御部12が故障した場合にも常
用ブレーキ指令検知部11の正常な動作を担保するた
め、互いに独立した別個の回路構成とすることが好まし
い。
効果を奏する。請求項1の鉄道車両用ブレーキ装置によ
れば、電車の力行中や惰行中に制御部又は出力部の故障
が検出された場合でも、常用ブレーキ指令が付与されて
いないブレーキ緩め状態である限り、補償出力部が電磁
制御弁を排出位置に保つ。従って、ブレーキ緩めの状態
が維持され、電車の運行を維持することができる。そし
て、この状態において常用ブレーキ指令が検知されたと
き、非常ブレーキが作用するので、安全性も維持でき
る。さらに、このようにして一旦非常ブレーキが作用し
ても、その後常用ブレーキ指令が解除されればブレーキ
を緩めることができるので、故障車両の牽引等の措置を
行うことも可能になる。
ても請求項1の装置と同様の効果がある。また、さら
に、故障が発生していない正常な状態ではブレーキ緩め
状態であっても切換手段は動作しないため、切換手段の
動作回数が少ない。従って、耐久性が向上し、切換手段
の動作による電力消費も抑止できる。
ば、制御部が故障した場合に、その電源が切れて制御停
止状態となっても、検知手段によって常用ブレーキ指令
を確実に受けとり、これに基づいてブレーキ制御を行う
ことができる。従って、より安全性及び信頼性を高める
ことができる。
ば、補償出力部によってブレーキ緩め状態を保っている
場合であっても、非常ブレーキ指令があれば非常ブレー
キが作用する。従って、常に非常ブレーキを優先して、
安全に電車の運行を行うことができる。
ば、例えば接点の故障等により出力部及び補償出力部の
双方の作動が有効となることを確実に防止できる。従っ
て、誤ってブレーキ緩め指令が出力されることによる危
険性を排除して、より安全な鉄道車両用ブレーキ装置を
提供できる。
ば、3位置切換電磁弁は強弱2レベルの入力と、入力な
しとによって3位置の切換が可能である。従って、回路
構成が簡単になる。
ーキ装置及びその周辺装置を示すブロック図である。
れた動的状態のブロック図である。
ーキ装置及びその周辺装置を示すブロック図である。
れた動的状態のブロック図である。
置を示すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】非常ブレーキ指令圧を受けるとともに、連
通、遮断及び排出の各切換位置に切換制御され、この非
常ブレーキ指令圧を所望のブレーキ指令圧として出力す
る電磁制御弁と、 常用ブレーキ指令又は非常ブレーキ指令を受けるととも
に、前記電磁制御弁を切換駆動するためのブレーキ指令
圧信号を出力するブレーキ受量部とを有し、 前記ブレーキ受量部は、前記ブレーキ指令圧信号を電磁
制御弁に出力する出力部と、常用ブレーキ指令に基づい
て前記出力部を制御するブレーキ指令圧制御信号を出力
する制御部と、この制御部又は前記出力部の故障を検出
して、前記出力部を遮断する故障検出接点とを有するも
のであり、前記電磁制御弁は、消磁状態で非常ブレーキ
圧力をそのまま出力する連通位置となるものである鉄道
車両用ブレーキ装置において、 前記ブレーキ受量部に、前記出力部とは独立して作動可
能に設けられ、前記電磁制御弁を排出位置に付勢する補
償出力部と、 常用ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩め状態
であることを判断する検知手段と、 前記検知手段の作動を受けて、前記補償出力部を前記電
磁制御弁に接続する切換手段とを備えたことを特徴とす
る鉄道車両用ブレーキ装置。 - 【請求項2】非常ブレーキ指令圧を受けるとともに、連
通、遮断及び排出の各切換位置に切換制御され、この非
常ブレーキ指令圧を所望のブレーキ指令圧として出力す
る電磁制御弁と、 常用ブレーキ指令又は非常ブレーキ指令を受けるととも
に、前記電磁制御弁を切換駆動するためのブレーキ指令
圧信号を出力するブレーキ受量部とを有し、 前記ブレーキ受量部は、前記ブレーキ指令圧信号を電磁
制御弁に出力する出力部と、常用ブレーキ指令に基づい
て前記出力部を制御するブレーキ指令圧制御信号を出力
する制御部と、この制御部又は前記出力部の故障を検出
して、前記出力部を遮断する故障検出接点とを有するも
のであり、前記電磁制御弁は、消磁状態で非常ブレーキ
圧力をそのまま出力する連通位置となるものである鉄道
車両用ブレーキ装置において、 前記ブレーキ受量部に、前記出力部とは独立して作動可
能に設けられ、前記電磁制御弁を排出位置に付勢する補
償出力部と、 常用ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩め状態
であることを判断する検知手段と、 前記検知手段が作動し、かつ、前記故障検出接点が作動
すると、前記補償出力部を前記電磁制御弁に接続する切
換手段とを備えたことを特徴とする鉄道車両用ブレーキ
装置。 - 【請求項3】前記検知手段は、前記制御部とは別個の装
置として独立して設けられていることを特徴とする請求
項1又は2記載の鉄道車両用ブレーキ装置。 - 【請求項4】前記出力部及び前記補償出力部は共に、非
常ブレーキ指令が出力されると通電状態を断つ非常ブレ
ーキ指令線を電源とすることを特徴とする請求項1又は
2記載の鉄道車両用ブレーキ装置。 - 【請求項5】前記切換手段は、前記出力部及び前記補償
出力部のいずれか一方のみの作動を有効にすることを特
徴とする請求項1又は2記載の鉄道車両用ブレーキ装
置。 - 【請求項6】前記電磁制御弁は、3位置切換電磁弁であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄道車両用ブ
レーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16542097A JP3705897B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16542097A JP3705897B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338123A true JPH10338123A (ja) | 1998-12-22 |
JP3705897B2 JP3705897B2 (ja) | 2005-10-12 |
Family
ID=15812092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16542097A Expired - Lifetime JP3705897B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3705897B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004121656A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Shimadzu Corp | 回診用x線撮影装置 |
WO2010010623A1 (ja) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | 三菱電機株式会社 | 列車ブレーキ装置 |
CN102969693A (zh) * | 2012-05-31 | 2013-03-13 | 南京浦镇海泰制动设备有限公司 | 轨道车辆电控阀驱动保护电路 |
WO2023242966A1 (ja) * | 2022-06-14 | 2023-12-21 | 三菱電機株式会社 | ブレーキ制御装置 |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP16542097A patent/JP3705897B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4606519B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2011-01-05 | 三菱電機株式会社 | 列車ブレーキ装置 |
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