JP2004121656A - 回診用x線撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明の回診用X線撮影装置の場合、平常時においてブレーキ機構10に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう平時用ブレーキ解除制御回路11とは別系統で、車輪ブレーキ機構10に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう予備用ブレーキ解除制御回路12が配設されている。故障などにより平時用ブレーキ解除制御回路11によるブレーキ解除ができなくても、予備用ブレーキ解除制御回路12でブレーキ解除ができるので、台車1の後輪2Aにかけられているブレーキが解除できない異常な状態に陥る事態を回避することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、内蔵電源の電力を駆動源として車輪を回転させて走行する電動式の台車を備えた回診用X線撮影装置に係り、特に台車の車輪が回転しないように車輪にかけられているブレーキが解除できない異常状態に陥ることを回避するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院で使われている回診用X線撮影装置は、内蔵電池の電力を走行駆動源とする電動式の台車にX線照射用のX線管やフィルム等のX線撮影用記憶媒体を装填したカセッテを収納するカセッテ収納ボックスなど必要な装備一式が搭載されているので、病院では台車を廊下などを走行させて、撮影場所である病室に回診用X線撮影装置を持ち込んでX線撮影をおこなうことができる。
この従来の回診用X線撮影装置の場合、車輪ブレーキ機構によって、常は台車の車輪が回転しないようにブレーキがかけられていて、台車の車輪に対してかけられているブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御が有効な間だけブレーキが解除されて台車が電動走行可能となるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回診用X線撮影装置の場合、車輪ブレーキ機構によって台車の車輪に対してかけられているブレーキが解除できない異常状態に陥る心配があるという問題がある。
すなわち、車輪ブレーキ機構に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう制御回路が故障すると、台車の車輪に対してかけられているブレーキが解除できない。もしブレーキが解除できなければ、台車を走行させられず、回診用X線撮影装置は病院の廊下に頓挫したまま立ち往生することになり、病院内の通行の妨げにもなる。
【0004】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、台車の車輪が回転しないように車輪にかけられているブレーキが解除できないという異常な状態に陥ることを回避することができる回診用X線撮影装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の回診用X線撮影装置は、(A)内蔵電池の電力を駆動源として車輪を回転させて走行する電動式の台車に(B)被検体にX線を照射するX線照射手段と(C)フィルムなどのX線撮影用記憶媒体が装填されたカセッテを収納するカセッテ収納手段とが搭載されており、(D)常は台車の車輪が回転しないようにブレーキをかける一方、ブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御が有効な間だけ車輪に対するブレーキを解除する車輪ブレーキ手段と、台車の車輪に対してかけられているブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう平時用ブレーキ解除制御手段とを備えている回診用X線撮影装置において、(E)前記平時用ブレーキ解除制御手段とは別系統で、車輪ブレーキ手段に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう予備用ブレーキ解除制御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0006】
(作用・効果)請求項1に記載の発明によれば、平時用ブレーキ解除制御手段による車輪ブレーキ手段への電気的なブレーキ解除制御がスタートすると、台車の車輪が回転しないように車輪に対してかけられているブレーキが電気的なブレーキ解除制御が効いている間だけ解除されて台車の車輪が回転可能となる。したがって、電力を駆動源として車輪が回転するのに連れて台車は走行し回診用X線撮影装置は移動する。
逆に平時用ブレーキ解除制御手段による車輪ブレーキ手段への電気的なブレーキ解除制御がストップすると、台車の車輪が回転しないように車輪に対してブレーキがかかり、台車の車輪は回転不可となる。したがって、台車は走行せず、回診用X線撮影装置は移動しない。
【0007】
加えて、請求項1に記載の発明の場合、平時用ブレーキ解除制御手段とは別系統で、車輪ブレーキ手段に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう予備用ブレーキ解除制御手段を備えており、平時用ブレーキ解除制御手段が故障等でブレーキ解除の制御が不能になった場合、予備用ブレーキ解除制御手段により車輪ブレーキ手段への電気的なブレーキ解除制御をスタートさせる。そうすると、台車の車輪が回転しないように車輪に対してかけられているブレーキは、電気的なブレーキ解除制御が効いている間は解除され、台車の車輪が回転可能となり、台車を走行させられる。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、平時用ブレーキ解除制御手段によるブレーキ解除ができなくても、予備用ブレーキ解除制御手段によるブレーキ解除ができるので、台車の車輪にかかっているブレーキが解除できない異常な状態に陥る事態を回避することができるのである。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の回診用X線撮影装置において、平時用ブレーキ解除制御手段側が車輪ブレーキ手段に接続されている平常時は、予備用ブレーキ解除制御手段による電気的なブレーキ解除制御が車輪ブレーキ手段に対して有効とならないように構成されているものである。
【0009】
(作用・効果)請求項2に記載の発明によれば、平時用ブレーキ解除制御手段の側が車輪ブレーキ手段に接続されている平常時においては、予備用ブレーキ解除制御手段による電気的なブレーキ解除制御が車輪ブレーキ手段に対して有効となることはないので、平常時、台車の車輪にかかっているブレーキが予備用ブレーキ解除制御手段の誤制御で解除されるという心配がない。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の回診用X線撮影装置において、台車には同一の電源投入用キーが差し込める第1,第2の二つのキー差し込み孔が設けられていて、平時用ブレーキ解除制御手段の使用にあたっては、第1キー差し込み孔に電源投入用キーが差し込まれ、予備用ブレーキ解除制御手段の使用にあたっては、第2キー差し込み孔に電源投入用キーが差し込まれるように構成されているものである。
【0011】
(作用・効果)請求項3に記載の発明によれば、平時用ブレーキ解除制御手段を使用する場合は、電源投入用キーを第1キー差し込み孔に差し込み、予備用ブレーキ解除制御手段を使用する場合は、電源投入用キーを第2キー差し込み孔に差し込めばよいので、平時用・予備用の両ブレーキ解除制御手段の使い分け操作が簡単である。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の回診用X線撮影装置において、第1,第2の二つのキー差し込み孔は、互いに離れて非並列の配置で設置されているものである。
【0013】
(作用・効果)請求項4に記載の発明によれば、第1,第2の二つのキー差し込み孔は、互いに離れて非並列の配置で設置されていて、第1キー差し込み孔と第2キー差し込み孔が容易に識別できるので、電源投入用キーを誤って違う方のキー差し込み孔に突っ込む心配がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の回診用X線撮影装置の一実施例を説明する。図1は実施例に係る回診用X線撮影装置の構成を示す斜視図、図2は実施例装置の台車の車輪の回転制御系の構成を示すブロック図、図3は実施例装置によるX線撮影の状況を示す斜視図である。
【0015】
実施例の回診用X線撮影装置は、内蔵電池(内蔵電源)Eの電力を駆動源として車輪2を回転させて走行する電動式の台車1に、被検体MにX線を照射するX線管(X線照射手段)3および高圧電源(図示省略)と、フィルムなどのX線撮影用記憶媒体が装填されたカセッテ5を収納するカセッテ収納ボックス(カセッテ収納手段)4などが搭載されており、さらに台車1の上面側に、撮影条件の設定やX線照射の指令などを入力する操作パネル6に加え、既設定の撮影条件や被検体Mのデータなど各種情報を表示する表示モニタ7が配備されている。
【0016】
台車1には車輪2として後寄りに径の大きな2個の後輪2Aが配設され、前寄りに径の小さな2個の前輪2aが配設されている。そして、内蔵電池Eから電力の供給を受けて回転する電気モータ8により、後輪2Aを連結している車軸9が回転させられるのに伴って後輪2Aが回転すると同時に、後輪2Aの回転に随伴して前輪2aも回転し、台車1が走行するという構成になっている。したがって、台車1は後輪2Aだけが電動回転するいわゆる後輪駆動タイプの電動式台車ということになる。
【0017】
実施例装置により、X線撮影をおこなう場合、台車1を走行させて病室等の撮影場所へ実施例装置を持ち込み、図3に示すように、台車1の背面側のカセッテ収納ボックス4からカセッテ5を取り出す。次に取り出したカセッテ5をベッドBの上の被検体Mの下にセットする。続いて、X線管3からX線を照射して撮影をおこない、撮影済のカセッテ5をカセッテ収納ボックス4へ入れ戻す。そして、再び、台車1を走行させて実施例装置を病室等の撮影場所から退出させる。
以下、実施例の回診用X線撮影装置の構成を具体的に説明する。
【0018】
実施例装置の台車1は、常は後輪2Aが回転しないようにブレーキをかける一方、ブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御が有効な間だけ後輪2Aに対するブレーキを解除する車輪ブレーキ機構(車輪ブレーキ手段)10と、台車1の後輪2Aに対してかけられているブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう平時用ブレーキ解除制御回路(平時用ブレーキ解除制御手段)11とを備えており、車輪ブレーキ機構10には電磁リレー等で構成される切り換え回路19を介して平時用ブレーキ解除制御回路11が接続されていて平時用ブレーキ解除制御回路11による電気的なブレーキ解除制御がおこなえるように構成されている。
【0019】
車輪ブレーキ機構10は、車軸9に一体的に固定されているディスク部材10Aとディスク部材10Aと結合してディスク部材10Aの動きを止めるシュー部材10Bとを有している。車輪ブレーキ機構10の場合、平時用ブレーキ解除制御回路11による電気的なブレーキ解除制御が効いていない(有効でない)間は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが結合状態にあってディスク部材10Aが動かないようにロックされているので、ディスク部材10Aと一体化されている車軸9は後輪2A共々回転不能で、後輪2Aに対しブレーキがかかった状態になる。逆に、平時用ブレーキ解除制御回路11による電気的なブレーキ解除制御が効いている(有効である)間は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが非結合状態にあってディスク部材10Aは動けるので、ディスク部材10Aと一体化されている車軸9は後輪2A共々回転可能で、後輪2Aに対するブレーキは解除された状態になる。
【0020】
車輪ブレーキ機構10の場合、より具体的には、例えば、電動アクチュエータを有していて、電動アクチュエータの非作動中は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが結合状態となり、電動アクチュエータの作動中は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが非結合状態となるように構成される。平時用ブレーキ解除制御回路11も、より具体的には、例えば、内蔵電池Eの電圧を電動アクチュエータの作動電圧に変換して出力するように構成される。
なお、電気モータ8には、後輪回転用電力が内蔵電池Eより平時用のキースイッチ13を経由して走行制御回路15から供給される。平時用ブレーキ解除制御回路11にも、作動用電力が内蔵電池Eよりキースイッチ13経由で供給される。
【0021】
一方、台車1の上面側の操作パネル6には、電源投入用キーKが差し込める平時用の第1キー差し込み孔16が設けられていて、第1キー差し込み孔16に電源投入用キーが差し込まれてスイッチオン操作がなされると、キースイッチ13が閉じられるように構成されている。
他方、台車1の背面側上端には、台車1を押したり引いたりする時にオペレータの手がかけられる走行ハンドル1Aが台車1の左右に水平にわたるように配設されている。走行ハンドル1Aには圧力センサ(図示省略)が付設されていて、台車1を押したり引いたりする時に走行ハンドル1Aに加わる圧力が圧力センサで検出されて電気信号のかたちで走行制御回路15に送り込まれるように構成されている。キースイッチ13が閉じられている期間中、走行ハンドル1Aに圧力が加わると、走行制御回路15は圧力センサの電気信号に応じた回転方向および回転速度で電気モータ8が回転するように制御する。逆に走行ハンドル1Aに圧力がかからなくなると、走行制御回路15は電気モータ8の回転を停止する。
【0022】
さらに、台車1の背面側上端と台車1の間には、走行ハンドル1Aと平行にブレーキ解除レバー18が配設されていて、オペレータが走行ハンドル1Aごとブレーキ解除レバー18を握り締めると、ブレーキ解除レバー18が引かれて電気信号が平時用ブレーキ解除制御回路11に送出される。キースイッチ13が閉じられている期間中、ブレーキ解除レバー18が引かれると、平時用ブレーキ解除制御回路11による電気的なブレーキ解除制御が有効となり、後輪2Aにかかっているブレーキが解除され、台車1は走行可能となる。逆に、ブレーキ解除レバー18を引くのを止めると、平時用ブレーキ解除制御回路11による電気的なブレーキ解除制御は失効するので、後輪2Aにブレーキがかかった状態に戻る。もちろん、後輪2Aにブレーキがかかれば、台車1は走行できない。
【0023】
そして、実施例の回診用X線撮影装置は、平時用ブレーキ解除制御回路11とは別系統で、車輪ブレーキ機構10に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう予備用ブレーキ解除制御回路12を備えている点が構成上の顕著な特徴となっている。
予備用ブレーキ解除制御回路12の場合も、電気的なブレーキ解除制御が有効でない間は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが結合状態にあってディスク部材10Aが動かないようにロックされているので、ディスク部材10Aと一体化されている車軸9は後輪2A共々回転できない。つまり、後輪2Aに対しブレーキがかかった状態にある。反対に、予備用ブレーキ解除制御回路12による電気的なブレーキ解除制御が有効である間は、ディスク部材10Aとシュー部材10Bが非結合状態にあってディスク部材10Aは動けるので、ディスク部材10Aと一体化されている車軸9は後輪2A共々回転できる。つまり、後輪2Aに対するブレーキは解除された状態にある。
【0024】
予備用ブレーキ解除制御回路12の場合、より具体的には、例えば、内蔵電池Eの電圧を電動アクチュエータの作動電圧に変換して出力すると同時に切り換え回路19の接点を切り換える電気信号を出力できるように構成される。また、予備用ブレーキ解除制御回路12には、作動用電力が内蔵電池Eからキースイッチ14を経由して供給される。
一方、台車1の前面には、電源投入用キーKが差し込める予備用の第2キー差し込み孔17が設けられていて、第2キー差し込み孔17に電源投入用キーKが差し込まれてスイッチオン操作がなされるのに伴って、予備用のキースイッチ14が閉じられるように構成されている。つまり、キースイッチ13,14は全く同じ電源投入用キーKにより開閉される。
【0025】
したがって、第2キー差し込み孔17に電源投入用キーKが差し込まれてキースイッチ14が閉じられると、直ちに予備用ブレーキ解除制御回路12から内蔵電池Eの電圧が電動アクチュエータの作動電圧に変換されて出力されると同時に、接点を切り換える電気信号が出力されて切り換え回路19の接点が切り換わる。切り換え回路19の接点が切り換わると、車輪ブレーキ機構10から平時用ブレーキ解除制御回路11が切り離される代わりに、車輪ブレーキ機構10には予備用ブレーキ解除制御回路12が接続される。これに伴って、車輪ブレーキ機構10の電動アクチュエータの作動電圧が加えられるので、予備用ブレーキ解除制御回路12による車輪ブレーキ機構10への電気的なブレーキ解除制御は有効となり、後輪2Aに対するブレーキが解除される。
【0026】
したがって、実施例装置の場合、第2キー差し込み孔17に電源投入用キーKが差し込まれてスイッチオン操作がなされた後、予備用ブレーキ解除スイッチ20が押されると、予備用ブレーキ解除制御回路12による電気的なブレーキ解除制御が有効となるように構成されている。
上記のことから、予備用ブレーキ解除制御回路12は、切り換え回路19の接点を切り換える機能を有すると共に、ブレーキ解除レバー18の動きとは無関係に作動する点を除けば,平時用ブレーキ解除制御回路11と実質的に同じ構成であると言える。
【0027】
続いて、上述した実施例装置を台車を走行させる時の具体的な状況を図面を参照しながら説明する。図4は、実施例装置の台車の走行状況の時間経過に伴う移り変わりを示すフローチャートである。なお、以下では、途中で平時用ブレーキ解除制御回路11が故障するものとする。
【0028】
〔ステップS1〕装置に特に異常がない平常時に台車1を走行させる時は、図5(a)に示すように、先ず、オペレータは台車1の上面側の操作パネル6に設けられている平時用の第1キー差し込み孔16に電源投入用キーKを差し込んで、図6(a)に示すように、キースイッチ13を閉じる。
【0029】
〔ステップS2〕内蔵電池Eから電気モータ8には後輪回転用電力が、平時用ブレーキ解除制御回路11には作動用電力がそれぞれ供給される。
【0030】
〔ステップS3〕オペレータは台車1の背面側上端の走行ハンドル1Aをブレーキ解除レバー18ごと握り締め、走行させる方向に応じて走行ハンドル1Aを押すか引くかする。
【0031】
〔ステップS4〕ブレーキ解除レバー18が引かれるのに伴って平時用ブレーキ解除制御回路11による車輪ブレーキ機構10への電気的なブレーキ解除制御は有効となり、後輪2Aに対するブレーキは解除される。同時に、走行ハンドル1Aにかかる圧力に応じた速度・方向で電気モータ8が回転するのに伴って、後輪2Aが回転するので、台車1は電動走行を開始する。
【0032】
〔ステップS5〕平時用ブレーキ解除制御回路11が突然故障し、平時用ブレーキ解除制御回路11による車輪ブレーキ機構10への電気的なブレーキ解除制御が失効してしまう。
【0033】
〔ステップS6〕車輪ブレーキ機構10への電気的なブレーキ解除制御の失効に伴って、台車1の後輪2Aに再びブレーキがかかるので、台車1は走行を停止し、回診用X線撮影装置は頓挫する。
【0034】
〔ステップS7〕オペレータは第1キー差し込み孔16から電源投入用キーKを引き抜く。電源投入用キーKの引き抜きでキースイッチ13が開くので、電気モータ8および平時用ブレーキ解除制御回路11への電力供給は断たれる。
【0035】
〔ステップS8〕オペレータは、図5(b)に示すように、平時用の第1キー差し込み孔16から引き抜いた電源投入用キーKを予備用の第2キー差し込み孔17に差し込んで、図6(b)に示すように、キースイッチ14を閉じる。これにより、切り換え回路19の接点が切り換わり、車輪ブレーキ機構10には予備用ブレーキ解除制御回路12が接続される。
【0036】
〔ステップS9〕オペレータが予備用ブレーキ解除スイッチ20を押す。
【0037】
〔ステップS10〕予備用ブレーキ解除制御回路12による車輪ブレーキ機構10への電気的なブレーキ解除制御が有効となり、後輪2Aに対するブレーキは再び解除される。
【0038】
〔ステップS11〕走行ハンドル1Aを押すか引くかして、台車1を手動で走行させて回診用X線撮影装置を移動させる。電気モータ8への電力供給が断たれているので、後輪2Aを電気モータ8で回転させることはできないが、後輪2Aに対するブレーキは解除されているので、走行ハンドル1Aを押すか引くかすれば、後輪2Aももちろん前輪2aも人力を動力源にして回転させられるので、台車1を手動で走行させられるのである。
【0039】
以上に述べたように、実施例の回診用X線撮影装置の場合、平時用ブレーキ解除制御回路11によるブレーキ解除ができなくても、別系統の予備用ブレーキ解除制御回路12によりブレーキ解除ができるので、台車1の後輪2Aにかかっているブレーキが解除できない異常な状態に陥ることを回避することができる。
【0040】
また、平時用ブレーキ解除制御回路11の側が車輪ブレーキ機構10に接続されている平常時においては、予備用ブレーキ解除制御回路12の側は車輪ブレーキ機構10から切り離されている。したがって、車輪ブレーキ機構10に対して予備用ブレーキ解除制御回路12による電気的なブレーキ解除制御が誤って有効となることはないので、平常時、台車1の後輪2Aにかかっているブレーキが予備用ブレーキ解除制御回路12の誤動作で解除される心配がない。したがって、次のような不都合が起こる心配はない。
【0041】
例えば、平時用ブレーキ解除制御回路11の側が車輪ブレーキ機構10に接続されている平常時において、台車1の停止の際、ブレーキ解除レバー18を引くのを止めても、もし予備用ブレーキ解除制御回路12の電気的なブレーキ解除制御が有効であると、後輪2Aに対するブレーキはかからない。一方、オペレータが走行ハンドル1Aから手を放すのに伴って電気モータ8は回転を停止してゆくが暫くは惰性で回転が続く。したがって、後輪2Aに対するブレーキはかかっていない状態では、後輪2Aの回転が完全に止まる迄の間、台車1は惰性で走行するので、台車1が人や物に衝突する心配がある。しかし、実施例装置の場合、このような心配はない。
【0042】
さらに、実施例装置の場合、平時用ブレーキ解除制御回路11を使用する場合は、電源投入用キーKを第1キー差し込み孔16に差し込み、予備用ブレーキ解除制御回路12を使用する場合は、電源投入用キーKを第2キー差し込み孔17に差し込めばよいので、平時用・予備用の両ブレーキ解除制御回路11,12の使い分け操作は非常に簡単である。加えて、第1,第2の二つのキー差し込み孔16,17は、互いに離れて非並列の配置で設置されていて、第1キー差し込み孔16と第2キー差し込み孔17が容易に識別できるので、電源投入用キーKを誤って違う方のキー差し込み孔に突っ込む心配がない。
【0043】
また、実施例装置では、台車1の車輪回転用の駆動源である内蔵電池Eが、平時用・予備用の両ブレーキ解除制御回路11,12の作動用の電力も供給するので、両ブレーキ解除制御回路11,12の作動用の電池を改めて台車に搭載する必要がない。
それに、予備用ブレーキ解除制御回路12の使用中は、キースイッチ13が開かれるので、平時用ブレーキ解除制御回路11および走行制御回路15の系統は予備用ブレーキ解除制御回路12の系統から完全に切り離されるので、平時用ブレーキ解除制御回路11および走行制御回路15の系統の故障で予備用ブレーキ解除制御回路12が作動しないという不都合も起こらない。
【0044】
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例の回診用X線撮影装置において、操作パネル6や表示モニタ7の全部または一部が携帯端末の形態で台車1の上面に持ち上げ自在に据え置かれている他は、実施例と同様の構成の装置を、操作性に優れた変形例として挙げることができる。
【0045】
(2)実施例装置では、電源投入用キーKで開閉するキースイッチ13,14が用いられていたが、キースイッチ13,14の代わりに、1個のロータリースイッチを使用してキースイッチ13,14と同等のスイッチ構成としておき、ロータリースイッチのツマミを回すことでスイッチの切り換えがおこなわれるようにしてもよい。
【0046】
(3)実施例装置の場合、台車1は後輪2A駆動タイプであったが、この発明の台車は、後輪2A駆動タイプに限られるものではなく、前輪2a駆動タイプでも、全輪駆動タイプでもよい。また、左右の後輪2Aは独立駆動タイプでもよく、この場合、ブレーキも後輪ごとに独立して設けられる。さらに、ブレーキはディスクブレーキに限られるものでない。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明の回診用X線撮影装置によれば、平時用ブレーキ解除制御手段によるブレーキ解除ができなくても、別系統の予備用ブレーキ解除制御手段によりブレーキ解除ができるので、台車の車輪にかかっているブレーキが解除できない異常な状態に陥ることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回診用X線撮影装置の構成を示す斜視図である。
【図2】実施例装置の台車の車輪の回転制御系の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例装置によるX線撮影の状況を示す斜視図である。
【図4】実施例装置の台車の走行状況の時間経過に伴う移り変わりを示すフローチャートである。
【図5】実施例装置での電源投入用キーの差し込み状況を示す部分斜視図である。
【図6】実施例装置におけるキースイッチの開閉状況および切り換え回路の接点切り換え状況を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 … 台車
2 … 車輪
2A … 後輪
2a … 前輪
3 … X線照射手段としてのX線管
4 … カセッテ収納手段としてのカセッテ収納ボックス
5 … カセッテ
10 … 車輪ブレーキ手段としての車輪ブレーキ機構
11 … 平時用ブレーキ解除制御手段としての平時用ブレーキ解除制御回路
12 … 予備用ブレーキ解除制御手段としての予備用ブレーキ解除制御回路
16 … 第1キー差し込み孔
17 … 第2キー差し込み孔
19 … 切り換え回路
20 … 予備用ブレーキ解除スイッチ
E … 内蔵電源としての内蔵電池
K … 電源投入用キー
M … 被検体
Claims (4)
- (A)内蔵電源の電力を駆動源として車輪を回転させて走行する電動式の台車に(B)被検体にX線を照射するX線照射手段と(C)フィルムなどのX線撮影用記憶媒体が装填されたカセッテを収納するカセッテ収納手段とが搭載されており、(D)常は台車の車輪が回転しないようにブレーキをかける一方、ブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御が有効な間だけ車輪に対するブレーキを解除する車輪ブレーキ手段と、台車の車輪に対してかけられているブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう平時用ブレーキ解除制御手段とを備えている回診用X線撮影装置において、(E)前記平時用ブレーキ解除制御手段とは別系統で、車輪ブレーキ手段に対してブレーキを解除する電気的なブレーキ解除制御をおこなう予備用ブレーキ解除制御手段を備えていることを特徴とする回診用X線撮影装置。
- 請求項1に記載の回診用X線撮影装置において、平時用ブレーキ解除制御手段の側が車輪ブレーキ手段に接続されている平常時は、予備用ブレーキ解除制御手段による電気的なブレーキ解除制御が車輪ブレーキ手段に対して有効とならないように構成されている回診用X線撮影装置。
- 請求項2に記載の回診用X線撮影装置において、台車には同一の電源投入用キーが差し込める第1,第2の二つのキー差し込み孔が設けられていて、第1キー差し込み孔に電源投入用キーが差し込まれている間は、平時用ブレーキ解除制御手段だけが使用され、第2キー差し込み孔に電源投入用キーが差し込まれている間は、予備用ブレーキ解除制御手段だけが使用されるように構成されている回診用X線撮影装置。
- 請求項3に記載の回診用X線撮影装置において、第1,第2の二つのキー差し込み孔は、互いに離れて非並列の配置で設置されている回診用X線撮影装置。
Priority Applications (1)
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