JP4762365B2 - 鉄道車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両用のブレーキ制御装置に関するものである。
鉄道車両には、各車軸のブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御する鉄道車両用ブレーキ制御装置(以下「ブレーキ制御装置」という)が採用されている。該ブレーキ制御装置は、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいてブレーキシリンダ圧力を制御するための圧力制御信号を生成するブレーキ制御部と、圧力制御信号に応じてブレーキシリンダに供給される圧縮空気を調圧するブレーキ制御弁を有する電磁弁部と、電磁弁部から供給された圧縮空気に対応するブレーキシリンダ圧力を出力する中継弁とを有して構成されている。この圧力制御信号は、ブレーキ制御部内の電磁弁駆動回路によりブレーキ制御部内の回路電源を供給源として生成されたものであり、電磁弁部のソレノイドに出力される。そのため、このように構成されたブレーキ制御装置は、力行時には、電磁弁部が回路電源からの電源供給を受けて励磁されブレーキ力を緩解する。また、常用ブレーキ時には、電磁弁部に対する電源供給が供給または停止することにより所定のブレーキ力を出力する。一方、非常ブレーキ指令が出力された場合には、電磁弁部に対する回路電源の電源供給が強制的に停止することにより非常ブレーキを発生することが可能である。
従来、例えば下記特許文献1に示されるブレーキ制御装置は、ブレーキ指令手段から出力されたブレーキ指令に対応した圧力制御信号を出力するブレーキ制御部と、空気溜めから圧縮空気を供給されている中継弁と、圧縮空気によりブレーキ力を発生させるブレーキシリンダと、前記中継弁と前記ブレーキシリンダの間に搭載されブレーキ指令に応じてブレーキシリンダ圧力を制御する電磁弁部と、を有して構成されている。このブレーキ制御装置は、中継弁とブレーキシリンダの間に電磁弁部を配置したうえでブレーキシリンダ圧力を電磁弁部で直接制御するように構成され、中継弁における制御誤差を低減しブレーキ制御の精度向上を可能としている。
特開2001−018784号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来のブレーキ制御装置では、ブレーキ制御部が故障、あるいはブレーキ制御装置の一部の電源カード等の故障などにより電磁弁部に供給される回路電源が低下した場合、常用ブレーキによるブレーキ制御をすることができず、非常ブレーキを使用せざるを得ないという課題があった。
一方、非常ブレーキによるブレーキ制御のみでは、可能な限り常用ブレーキによるブレーキ制御を継続したいという鉄道会社からの要望に応えることが困難であるという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ブレーキ制御部が故障あるいはブレーキ制御装置の回路電源が低下した場合でも常用ブレーキによるブレーキ制御をすることができるブレーキ制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、台車毎に搭載され、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいてブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御するための圧力制御信号を生成するブレーキ制御部と、前記圧力制御信号に応じて前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気を調圧するブレーキ制御弁を有する電磁弁部と、前記電磁弁部から供給された前記圧縮空気に対応するブレーキシリンダ圧力を出力する中継弁と、を備えた鉄道車両用ブレーキ制御装置において、前記電磁弁部は、前記中継弁の一次側に供給される圧縮空気を調圧する遠隔開放電磁弁を有し、自己のブレーキ制御部は、車両間または各車両内に敷設された電源線を通じて、自己のブレーキ制御装置の回路電源を、他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁へ供給する回路電源供給リレーを有し、前記他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁は、前記自己のブレーキ制御部内の回路電源供給リレーからの電源供給を受けて動作すること、を特徴とする。
本発明にかかるブレーキ制御装置によれば、非常用リレー、遠隔開放電磁弁制御リレー、および回路電源供給リレーを有する電磁弁駆動回路ならびに遠隔開放電磁弁を備え、一方の台車に搭載される遠隔開放電磁弁が他の台車に搭載される回路電源供給リレーから回路電源供給を受けて動作する構成なので、ブレーキ制御部が故障あるいはブレーキ制御装置の回路電源が低下した場合でも、常用ブレーキによるブレーキ制御をすることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかるブレーキ制御装置の構成の一例を示す図である。 図2は、圧縮空気を供給する際における遠隔開放電磁弁の動作を示す図である。 図3は、圧縮空気を排気する際における遠隔開放電磁弁の動作を示す図である。 図4は、電磁弁駆動回路の構成の一例を示す図である。 図5は、第1のブレーキ制御装置の遠隔開放電磁弁を制御する電磁弁駆動回路の構成の一例を示す図である。 図6は、列車情報管理装置を介して接続されるブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。 図7は、OR回路で構成された回路電源切替部を備えたブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。 図8は、スイッチ回路で構成された回路電源切替部を備えたブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 常用ブレーキ指令
11 ブレーキネットワーク
12 非常ブレーキ指令
13 供給貯め
14 空気バネ圧力
15 出力圧
16 圧力制御信号
17 圧縮空気
18 ブレーキシリンダ圧力
20 ブレーキ制御部
20a 第1のブレーキ制御装置のブレーキ制御部
20b 第2のブレーキ制御装置のブレーキ制御部
21 応荷重弁
22 ブレーキ制御弁・滑走制御弁
23 遠隔開放電磁弁(RIMV)
24 中継弁
25、26 圧力センサ
27 ブレーキシリンダ
28 電磁弁部
30、30a、30b 電磁弁駆動回路
31 遠隔開放電磁弁電源線(RIMV電源線)
32 非常用リレー
33 遠隔開放電磁弁制御リレー(RIMV制御リレー)
34 回路電源供給リレー
40、41 回路電源切替部
42 列車情報管理装置
100 ブレーキ制御装置
P1 回路電源(第1の回路電源)
P2 回路電源(第2の回路電源)
以下に、本発明にかかるブレーキ制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
(ブレーキ制御装置の構成)
図1は、実施の形態1にかかるブレーキ制御装置の構成の一例を示す図である。図1に示すブレーキ制御装置100は、主たる構成部として、ブレーキ制御部20、応荷重弁21、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22、遠隔開放電磁弁(RIMV:Release Isolation Magnet Valve)23、中継弁24、圧力センサ25、および圧力センサ26を有して構成されている。
ブレーキ制御部20は、電磁弁駆動回路30を有しており、該電磁弁駆動回路30がブレーキ制御弁・滑走制御弁22およびRIMV23を制御する。ブレーキ制御部20は、後述するブレーキネットワーク11を介して、図示しない他の台車に搭載されているブレーキ制御装置100と相互接続されている。また、ブレーキ制御部20には、図示しないブレーキ指令部から出力された常用ブレーキ指令10と非常ブレーキ指令12が取り込まれている。さらに、ブレーキ制御部20には、常用ブレーキ制御、滑走制御、および非常ブレーキの出力を行うために、圧縮空気の供給と排気を組み合わせた所定のモードが定義されている。そのため、ブレーキ制御部20の電磁弁駆動回路30は、常用ブレーキ指令10、非常ブレーキ指令、および所定のモードに基づいて、ブレーキシリンダ27に作用するブレーキシリンダ圧力18を制御するための圧力制御信号16を出力し、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22およびRIMV23を制御する。なお、電磁弁駆動回路30に制御されるRIMV23については後述する。
応荷重弁21は、各台車にそれぞれ搭載され、車両の重量を検出して得られた空気バネ圧力14に対応した出力圧15をブレーキ制御弁・滑走制御弁22に供給する弁である。
ブレーキ制御弁・滑走制御弁22は、ブレーキ制御部20から出力された圧力制御信号16に基づいて、前述した出力圧15を調圧する。ブレーキ制御弁・滑走制御弁22は、例えば、供給された出力圧15をブレーキシリンダ27に供給する供給弁(Apply Magnet Valve)や、供給された出力圧15を調圧する排気弁(Release Magnet Valve)などの複数の電磁弁で構成されているのが一般的である。
中継弁24は、ブレーキシリンダ圧力18の応答性を向上させるために用いられる弁である。中継弁24の一次側には、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22から出力された圧縮空気17が入力され、さらに、所定圧力の圧縮空気を貯溜している供給貯め13が接続されている。そのため、中継弁24は、前述した圧縮空気17に対応するブレーキシリンダ圧力18を出力することができる。
圧力センサ25および圧力センサ26は、中継弁24に入力される圧縮空気17と中継弁24から出力されたブレーキシリンダ圧力18とをそれぞれ検出し、図示しないフィードバック指令を生成し、ブレーキ制御部20に対して該フィードバック指令を帰還する。そのため、ブレーキ制御部20は、正確な圧力制御信号16を算出することができる。
ブレーキシリンダ27は、ブレーキシリンダ圧力18の強さに応じて、所定の摩擦係数を有する制輪子(図示せず)を各車輪に押圧することにより、所望のブレーキ力で発生させる。
RIMV23は、中継弁24の一次側の圧力を調圧する弁であり、例えば、非常ブレーキが発生した後、ブレーキシリンダ27に込められた圧力を排気することにより、ブレーキ力を緩解させることができる。
なお、図1において、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22、RIMV23、および中継弁24は、各車軸のブレーキを個別に制御するために、応荷重弁21を中心として、左右対称に図示されている。例えば、応荷重弁21の左側に示されるブレーキ制御弁・滑走制御弁22、RIMV23、および中継弁24は、一方のブレーキシリンダ27に係るブレーキシリンダ圧力18を調圧し、応荷重弁21の右側に示されるブレーキ制御弁・滑走制御弁22、RIMV23、および中継弁24は、他方のブレーキシリンダ27に係るブレーキシリンダ圧力18を調圧する。なお、常用ブレーキ指令10および非常ブレーキ指令12に基づいて圧縮空気17を調圧するブレーキ制御弁およびRIMV23を電磁弁部28と称する。
(遠隔開放電磁弁の動作)
図2は、圧縮空気を供給する際における遠隔開放電磁弁の動作を示す図である。また、図3は、圧縮空気を排気する際における遠隔開放電磁弁の動作を示す図である。図2および図3において、応荷重弁21、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22、RIMV23、および中継弁24の各電磁弁間に示される実線は、圧縮空気が通るルートを示している。
また、図2または図3に示されるように、RIMV23は、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22から出力された圧縮空気の入口と、該圧縮空気を中継弁24に送り出す送出口と、ブレーキシリンダ27に込められた圧力を排気する排気口と、を備えた3方弁である。
さらに、RIMV23は、後述する遠隔開放電磁弁制御リレー(RIMV制御リレー)33により、RIMV23のソレノイドが励磁または消磁され、RIMV23が有するバネの付勢力により、該バネの伸縮方向に進退動する構造である。
図2において、ソレノイドが消磁されているとき、RIMV23の動作位置は、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22から出力された圧縮空気17を、中継弁24の方向に通過させる位置に保たれる。その場合、中継弁24は、ブレーキシリンダ27にブレーキシリンダ圧力18を供給する。すなわち、RIMV23に対する回路電源の電源供給が停止しているとき、ブレーキ力が強まる。
一方、ソレノイドが励磁されているとき、RIMV23の動作位置は、図3に示されるように、中継弁24から出力された圧縮空気17を、外部に排気する位置に保たれる。その場合、中継弁24は、ブレーキシリンダ27に込められたブレーキシリンダ圧力18を排気させることができる。すなわち、RIMV23に対する回路電源の電源供給が行われているとき、ブレーキ力が弱まる。
なお、図2および図3に示される応荷重弁21、ブレーキ制御弁・滑走制御弁22、および中継弁24は公知であるため、その動作説明は割愛する。以下、RIMV23を制御する電磁弁駆動回路30について説明する。
(ブレーキ制御装置の細部構成)
図4は、電磁弁駆動回路の構成の一例を示す図である。図4に示されるブレーキ制御部20aおよびブレーキ制御部20bは、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100のブレーキ制御部20を示している。例えば、ブレーキ制御部20aは、ある車両の一方の台車に搭載されるブレーキ制御装置(以下「第1のブレーキ制御装置」という)100に内蔵され、ブレーキ制御部20bは、該車両の他方の台車に搭載されるブレーキ制御装置(以下「第2のブレーキ制御装置」という)100に内蔵されているものとする。また、電磁弁駆動回路30aおよび電磁弁駆動回路30bは、ブレーキ制御部20aおよびブレーキ制御部20bにそれぞれ内蔵されているものとする。
(電磁弁駆動回路)
電磁弁駆動回路30aおよび電磁弁駆動回路30bは、主たる構成部として、回路電源供給リレー34、非常用リレー32、およびRIMV制御リレー33を有して構成されている。また、電磁弁駆動回路30aおよび電磁弁駆動回路30bには、各リレー部を介して各RIMV23のソレノイドに供給される回路電源P1および回路電源P2がそれぞれ接続されている。なお、この回路電源P1または回路電源P2は、図1および図4において、RIMV23を制御する圧力制御信号16として示されるものである。
(ブレーキネットワーク)
ブレーキネットワーク11は、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100の状態を監視し、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、回路電源P1の低下やブレーキ制御部20aの故障に関する情報を故障情報として、第2のブレーキ制御装置100に該故障情報を出力する。すなわち、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100は、ブレーキネットワーク11を介して、各ブレーキ制御部の故障情報を相互に授受することができる。なお、図4において、ブレーキネットワーク11は、2本の実線および1本の点線で図示されるツイストペアケーブルを用いているが、該ツイストペアケーブルと同等の機能を有するケーブルを用いてもよい。
(遠隔開放電磁弁電源線)
遠隔開放電磁弁電源線(以下「RIMV電源線」という)31は、車両間または各車両内に敷設され、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100の間で、RIMV23に対する回路電源P1またはP2の電源供給を相互に行うするための電源ケーブルである。また、上述した回路電源供給リレー34の出力端は、RIMV電源線31と接続されているため、例えば、第1のブレーキ制御装置100に搭載されるRIMV23に対して、第2のブレーキ制御装置100の回路電源P2の電源供給を行うことができる。
(回路電源供給リレー)
回路電源供給リレー34は、A接点で構成され、ブレーキ制御部20aまたはブレーキ制御部20bからの指令(図示せず)に応じて当該接点を動作させることにより、RIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を行い、またはRIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を停止することができる。
(RIMV制御リレー)
RIMV制御リレー33は、B接点で構成され、ブレーキ制御部20aまたはブレーキ制御部20bからの指令(図示せず)に応じて当該接点を動作させることにより、RIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を行い、またはRIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を停止することができる。
(非常用リレー)
非常用リレー32は、A接点で構成され、非常ブレーキ指令12に基づいて、RIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を停止する。具体的には、非常ブレーキ指令12が出力されていない場合、非常用リレー32は導通状態(CLOSE)となる。一方、非常ブレーキ指令12が出力された場合、非常用リレー32は非導通状態(OPEN)となる。そのため、非常ブレーキ指令12が出力された場合、回路電源供給リレー34からRIMV23に対して回路電源P1または回路電源P2の電源供給が行われているときであっても、非常用リレー32は、RIMV23に対する回路電源P1または回路電源P2の電源供給を停止する。その結果、中継弁24は、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18をブレーキシリンダ27に供給することができる。
ここで、電磁弁駆動回路30aおよび電磁弁駆動回路30bは、例えば、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、全ての電磁弁を消磁され、ブレーキモードになる。
しかしながら、ブレーキモードになった場合であっても、第2のブレーキ制御装置100に搭載される回路電源供給リレー34が、第1のブレーキ制御装置100のRIMV23に対して回路電源P2の電源供給を行うことができるので、第1のブレーキ制御装置100は、ブレーキを緩解することができる。
図5は、第1のブレーキ制御装置の遠隔開放電磁弁を制御する電磁弁駆動回路の構成の一例を示す図である。図5に示されるブレーキ制御部20aおよびブレーキ制御部20bは、第2のブレーキ制御装置100に搭載される回路電源供給リレー34を用いて、第1のブレーキ制御装置100に搭載されるRIMV23を制御する場合の構成を具体的に示すものである。
(通常時の動作)
まず、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障していない場合におけるRIMV23の動作について説明する。RIMV制御リレー33が導通状態の場合において、非常ブレーキ指令12が出力されていないとき、非常用リレー32は導通状態(CLOSE)である。この状態において、回路電源供給リレー34が導通状態(CLOSE)となり、RIMV23に対する回路電源P2の電源供給が行われた場合、中継弁24は、ブレーキシリンダ圧力18を排気する。
一方、RIMV制御リレー33が導通状態の場合において、非常ブレーキ指令12が出力されたとき、非常用リレー32は非導通状態(OPEN)に変化する。この場合、回路電源供給リレー34の状態にかかわらず、RIMV23に対する回路電源P2の電源供給が行われず、その結果、中継弁24は、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18をブレーキシリンダ27に供給する。
(故障時の動作)
次に、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合の動作について説明する。第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、安全側に動作するために全ての電磁弁が消磁され、RIMV23は、ブレーキシリンダ圧力18を供給する。しかしながら、このような状態になった場合でも、ブレーキ制御部20bに搭載される回路電源供給リレー34が励磁され、回路電源供給リレー34の接点が導通状態(CLOSE)になると、RIMV23に対する回路電源P2の電源供給が行われ、その結果、中継弁24は、ブレーキシリンダ圧力18を排気する。
(非常ブレーキ時の動作)
さらに、ブレーキシリンダ圧力18が排気されている状態において、非常ブレーキ指令12が出力された場合、非常用リレー32は、非導通状態(OPEN)なるため、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障したか否か、あるいは回路電源供給リレー34の接点の状態にかかわらず、RIMV23に対する回路電源P2の電源供給を停止する。その結果、中継弁24は、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18をブレーキシリンダ27に供給することができる。すなわち、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100は、非常ブレーキ指令12が出力されたときは、常に安全側に動作することができるように構成されている。
このように、本実施の形態にかかるブレーキ制御装置100によれば、第2のブレーキ制御装置100の回路電源供給リレー34を用いて、第1のブレーキ制御装置100のRIMV23に対する回路電源P2の電源を供給または電源供給を停止することできる。すなわち、ブレーキ制御装置100は、回路電源供給リレー34によりRIMV23を遠隔制御することができるように構成され、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合において、非常ブレーキ指令12によるブレーキ制御をすることができるだけでなく、常用ブレーキ指令10によるブレーキ制御をすることもできる。
以上説明したように、実施の形態1のブレーキ制御装置100によれば、非常用リレー32、RIMV制御リレー33、および回路電源供給リレー34を有する電磁弁駆動回路30ならびに遠隔開放電磁弁23を備え、遠隔開放電磁弁23は、他の台車に搭載される回路電源供給リレー34から回路電源P2の供給を受けて動作するようにしたので、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合でも、ブレーキシリンダ圧力18を制御可能である。そのため、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障したことにより、ブレーキモードになった場合であっても、その後ブレーキを緩解することができる。従って、鉄道車両を牽引等する際における制輪子等の不要な磨耗や発熱を回避でき、鉄道車両を安定的に輸送することができるだけでなく、ブレーキ力が不足する場合には、ブレーキを強めることもできる。さらに、非常ブレーキ指令12が出力された場合には、鉄道車両を停止させることもできる。
実施の形態2.
実施の形態1にかかるブレーキ制御装置100は、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、回路電源供給リレー34の接点が開放され、自動的にブレーキが発生するように構成されていた。実施の形態2にかかるブレーキ制御装置100では、該回路電源供給リレー34の論理を反転することにより、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、ブレーキシリンダ圧力18を排気するように構成されている。
実施の形態2にかかるブレーキ制御装置100によれば、例えば、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障した場合、回路電源供給リレー34の接点が閉じるため、運転士の意に反して非常ブレーキが発生するということを防止できる。また、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18を供給することも可能である。
また、非常ブレーキ指令12が出力された場合、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障したか否かに関わらず、RIMV23には回路電源P2が供給されないため、RIMV23は、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18を供給させる。すなわち、実施の形態2にかかるブレーキ制御装置100は、非常ブレーキ指令12が出力されたとき、実施の形態1にかかるブレーキ制御装置100と同様に、常に安全側に動作するように構成されている。
実施の形態3.
実施の形態1にかかるブレーキ制御装置100は、各ブレーキ制御装置100の状態を監視するブレーキネットワーク11を介して、各ブレーキ制御装置100から出力された故障情報を相互に授受するように構成されていた。実施の形態3にかかるブレーキ制御装置100では、ブレーキネットワーク11の代わりに、鉄道車両に搭載される既存のモニタ装置等を利用して、各ブレーキ制御装置100から出力された故障情報を相互に授受することができるように構成されている。
図6は、列車情報管理装置を介して接続されるブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。図6において、列車情報管理装置42(Train Information Management System)は、一台のみ搭載されているが、各車両に搭載される列車情報管理装置42を、車両間に敷設されている伝送路(図示せず)で相互接続することにより、各台車に搭載されるブレーキ制御装置100の状態を監視する。
実施の形態3にかかるブレーキ制御装置100を使用すれば、ブレーキネットワーク11を構築する必要がないため、第1のブレーキ制御装置100および第2のブレーキ制御装置100の状態監視を目的とする設備の導入コストや該設備の運用コストなどを抑えることができる。
実施の形態4.
実施の形態1にかかるブレーキ制御装置100では、第2のブレーキ制御装置100から供給された回路電源P2を利用していたが、実施の形態4にかかるブレーキ制御装置100では、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1も利用することができるように構成されている。
図7は、OR回路で構成された回路電源切替部を備えたブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。図7に示される回路電源切替部40は、OR回路で構成され、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1と第2のブレーキ制御装置100の回路電源P2とを切り替えることができる。
図8は、スイッチ回路で構成された回路電源切替部を備えたブレーキ制御部の構成の一例を示す図である。図8に示される回路電源切替部41は、接点式スイッチで構成され、図7に示される回路電源切替部40と同様に、回路電源P1と回路電源P2とを切り替えることができる。
図7および図8に示されるブレーキ制御装置100によれば、回路電源P1が正常な場合、RIMV23に対する回路電源P1の電源供給が行われ、第1のブレーキ制御装置100にかかるブレーキシリンダ圧力18を制御することができる。一方、回路電源P1が低下した場合、RIMV23に対する回路電源P2の電源供給が行われ、ブレーキシリンダ圧力18を制御することができる。そのため、ブレーキ制御の信頼性を一層向上させることが可能である。
また、非常ブレーキ指令12が出力された場合、第1のブレーキ制御装置100の回路電源P1が低下あるいはブレーキ制御部20aが故障したか否かに関わらず、RIMV23には、RIMV23に対する回路電源P1および回路電源P2からの電源供給が停止するため、中継弁24は、非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力18を供給する。すなわち、実施の形態4にかかるブレーキ制御装置100は、非常ブレーキ指令12が出力されたとき、実施の形態1から2にかかるブレーキ制御装置100と同様に、常に安全側に動作するように構成されている。
なお、回路電源切替部40および回路電源切替部41は、同一車両内の各台車に搭載された各ブレーキ制御装置100相互間で、回路電源P1および回路電源P2を切替えることができるだけでなく、異なる車両に搭載された各ブレーキ制御装置100相互間でも、回路電源P1と回路電源P2を切替えることができる。
なお、本発明に示すブレーキ制御装置100の構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるブレーキ制御装置は、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいて、ブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御する鉄道車両用ブレーキ制御装置に有用である。

Claims (5)

  1. 台車毎に搭載され、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいてブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御するための圧力制御信号を生成するブレーキ制御部と、前記圧力制御信号に応じて前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気を調圧するブレーキ制御弁を有する電磁弁部と、前記電磁弁部から供給された前記圧縮空気に対応するブレーキシリンダ圧力を出力する中継弁と、を備えた鉄道車両用ブレーキ制御装置において、
    前記電磁弁部は、前記中継弁の一次側に供給される圧縮空気を調圧する遠隔開放電磁弁を有し、
    自己のブレーキ制御部は、車両間または各車両内に敷設された電源線を通じて、自己のブレーキ制御装置の回路電源を、他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁へ供給する回路電源供給リレーを有し、
    前記他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁は、前記自己のブレーキ制御部内の回路電源供給リレーからの電源供給を受けて動作すること、
    を特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御装置。
  2. 台車毎に搭載され、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいてブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御するための圧力制御信号を生成するブレーキ制御部と、前記圧力制御信号に応じて前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気を調圧するブレーキ制御弁を有する電磁弁部と、前記電磁弁部から供給された前記圧縮空気に対応するブレーキシリンダ圧力を出力する中継弁と、を備えた鉄道車両用ブレーキ制御装置において、
    前記電磁弁部は、前記中継弁の一次側に供給される圧縮空気を調圧する遠隔開放電磁弁を有し、
    自己のブレーキ制御部は、車両間または各車両内に敷設された電源線を通じて、自己のブレーキ制御装置の回路電源を、他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁へ供給する回路電源供給リレーを有し、
    前記他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁は、この台車に搭載されるブレーキ制御部が故障した場合、前記自己のブレーキ制御部内の回路電源供給リレーからの電源供給を受けて動作すること、
    を特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御装置。
  3. 台車毎に搭載され、常用ブレーキ指令および非常ブレーキ指令に基づいてブレーキシリンダに作用するブレーキシリンダ圧力を制御するための圧力制御信号を生成するブレーキ制御部と、前記圧力制御信号に応じて前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気を調圧するブレーキ制御弁を有する電磁弁部と、前記電磁弁部から供給された前記圧縮空気に対応するブレーキシリンダ圧力を出力する中継弁と、を備えた鉄道車両用ブレーキ制御装置において、
    前記電磁弁部は、前記中継弁の一次側に供給される圧縮空気を調圧する遠隔開放電磁弁を有し、
    自己のブレーキ制御部は、車両間または各車両内に敷設された電源線を通じて、自己のブレーキ制御装置の回路電源を、他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁へ供給する回路電源供給リレーを有し、
    他の台車に搭載される遠隔開放電磁弁は、この台車に搭載されるブレーキ制御装置の回路電源が低下した場合、自己のブレーキ制御部内の回路電源供給リレーからの電源供給に切替えて動作することを特徴とする鉄道車両用ブレーキ制御装置。
  4. 前記遠隔開放電磁弁によって前記ブレーキシリンダ圧力が排気された状態であっても、非常ブレーキ指令出力時には非常ブレーキ相当のブレーキシリンダ圧力を供給することができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の鉄道車両用ブレーキ制御装置。
  5. 各種の車両情報を管理する列車情報管理装置を介して、各台車に搭載される前記ブレーキ制御部の故障情報を、相互に授受することができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の鉄道車両用ブレーキ制御装置。
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