JPH0880841A - 車両のブレーキ制御装置 - Google Patents

車両のブレーキ制御装置

Info

Publication number
JPH0880841A
JPH0880841A JP6241895A JP24189594A JPH0880841A JP H0880841 A JPH0880841 A JP H0880841A JP 6241895 A JP6241895 A JP 6241895A JP 24189594 A JP24189594 A JP 24189594A JP H0880841 A JPH0880841 A JP H0880841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
pedal
pressure
brake pedal
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6241895A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tanaka
慎一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP6241895A priority Critical patent/JPH0880841A/ja
Publication of JPH0880841A publication Critical patent/JPH0880841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキペダルを解放しているにも拘らずブ
レーキの引きずりが生じた場合は、運転者に異常である
旨を報知するようにした。 【構成】 ブレーキペダル10の踏込み量に対応する電
気信号を出力するペダルセンサ11を設ける。ペダルセ
ンサ11の出力信号に基づいて流体源13から流体アク
チュエータ14、15に供給される作動流体の圧力を変
化させる制御弁16、17を設ける。ペダルセンサ11
の出力信号に基づいて検出したブレーキペダル10の踏
込み量がゼロであり、かつ、流体アクチュエータ14、
15に供給されている作動流体の圧力が予め定めた値よ
り高いときに異常である旨を運転者に報知する警報手段
20を設けたことにより、ブレーキの引きずりが生じた
場合に運転者に異常である旨を報知するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のブレーキ制御装置
に係り、詳しくは、運転者によって操作されるブレーキ
ペダルの踏込み量を電気的に検出してサービスブレーキ
の流体アクチュエータに供給される作動流体の圧力を変
化させて所定の制動力を得るようにしたブレーキ制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のブレーキ制御装置として
は、例えば図2に示すように、ブレーキペダル1で操作
されるブレーキバルブ2の出力ポートに接続されたリレ
ーバルブ3、4を介してエアタンク5と前後のブレーキ
チャンバ6、7を接続することにより、ブレーキチャン
バ6、7のエアをリレーバルブ3、4から排気させると
ともに、リレーバルブ3、4のエアをブレーキバルブ2
から排気させるようにしたものがある(実開平3−12
6756号公報を参照)。しかしながら、このような従
来のブレーキ制御装置においては、ブレーキバルブ2を
運転室内もしくは運転室の床下に設ける必要性があるた
めに、ブレーキペダル1を解放するたびごとに排気音が
生じて居住環境が低下することがある。
【0003】また、このような排気音による居住環境の
低下を防止するためには、ブレーキペダルの踏込み量を
電気的に検出するペダルセンサを設け、エアタンクから
ブレーキチャンバに至る配管に設けた制御弁の開度を前
記ペダルセンサの出力信号に応答して可変制御させて各
ブレーキチャンバに供給されるエア圧を制御することに
より、ブレーキペダルの踏込み量を増加させるにともな
ってサービスブレーキの制動力を増大させるようにする
ことが有効である。ところが、この場合はペダルセンサ
あるいは制御弁などが故障すると、ブレーキペダルの踏
込み量と各ブレーキチャンバのエア圧が対応しなくなる
ために、ブレーキペダルを解放しているにも拘らずブレ
ーキチャンバのエア圧が充分に抜け切らないでブレーキ
の引きずり状態が発生する可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、ブレーキペダルとブレーキ
チャンバのエア圧を電気的に対応させて排気音に車両の
居住性を改善するに際して、ブレーキペダルを解放して
いるにも拘らずブレーキの引きずりを生じている場合
は、運転者に異常である旨を報知して制御弁などの故障
による不具合を回避することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ブレーキペダルの踏込み量に対応する電気
信号を出力するペダルセンサと、該ペダルセンサの出力
信号に基づいて流体源から流体アクチュエータに供給さ
れる作動流体の圧力を変化させる制御弁を設けることに
より、ブレーキペダルの踏込み量を増加させるにともな
ってサービスブレーキの制動力を増大させるようにした
車両のブレーキにおいて、前記ペダルセンサの出力信号
に基づいて検出したブレーキペダルの踏込み量がゼロで
あり、かつ、前記流体アクチュエータに供給されている
作動流体の圧力が予め定めた値より高いときに異常であ
る旨を運転者に報知する警報手段を設けたことを特徴と
している。
【0006】
【作用】上記のように構成した車両のブレーキ制御装置
において、ブレーキペダルの踏込み量を増加させると、
流体源から流体アクチュエータに供給される作動流体の
圧力が大きくなってサービスブレーキの制動力が増大す
る。また、ブレーキペダルを解放するとペダルセンサか
らその旨の信号が出力される。すると、圧力センサの出
力に基づいて流体アクチュエータに供給されている作動
流体の圧力が検出される。そして、この検出圧力が予め
定めた値より高いときに警報手段が作動して運転者に異
常である旨を報知する。従って、警報手段が作動したと
きはブレーキの引きずりを生じているときであるため
に、これを直ちに修理すれば長時間にわたるブレーキの
引きずり状態での走行を回避することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明に係るブレーキ制御装置の一実
施例を示す回路図である。これらの図において、ブレー
キペダル10の踏込み量に対応する電気信号を出力する
ペダルセンサ11の出力端子にコントローラ12を接続
し、流体源であるエアタンク13と流体アクチュエータ
であるブレーキチャンバ14、15を制御弁として機能
する比例電磁弁16、17を介して接続している。
【0008】また、前記コントローラ12の出力端子を
比例電磁弁16、17の制御端子に接続するとともに、
ブレーキチャンバ14、15に供給されているエアの圧
力に対応した信号を出力する圧力センサ18、19を設
けている。そして、圧力センサ18、19の出力端子を
前記コントローラ12の入力端子に接続することによ
り、圧力センサ18、19を介して検出したブレーキチ
ャンバ14、15の圧力(サービスブレーキの制動力)
をブレーキペダル10の踏込み量に見合った値になるよ
うにしている。なお、ブレーキペダル10を解放した場
合は、比例電磁弁16、17が閉弁してエアタンク13
からブレーキチャンバ14、15へのエアの供給を停止
して該ブレーキチャンバ14、15を大気に解放するよ
うにしている。
【0009】一方、前記コントローラ12に異常検出回
路を設けている。この異常検出回路は、ペダルセンサ1
1の出力信号と圧力センサ18、19の出力信号に基づ
いて作動し、ペダルセンサ11の出力信号に基づいて検
出したブレーキペダル10の踏込み量がゼロであり、か
つ、圧力センサ18、19の出力に基づいて検出したブ
レーキチャンバ14、15の圧力が予め定めた値より高
いとき警報手段20を作動させる。なお、警報手段20
は警報ランプあるいは警報ブザーなどで構成されてお
り、例えばインストルメントパネルあるいはメータパネ
ルなどのような運転室内に取り付けられている。21、
22はホイール23、24のロックを検出するロックセ
ンサであり、前記エアタンク13には車載されたエンジ
ンで駆動されるエアコンプレッサから吐出された所定圧
力のエアが貯溜されている。
【0010】以上のように構成されたブレーキ制御装置
において、ブレーキペダル10を踏み込むと、その踏込
み量に応答した信号がペダルセンサ11から出力され
る。コントローラ12はペダルセンサ11から出力され
た信号に基づいてそのときのブレーキペダル10の踏込
み量に対応する制動力を演算し、この制動力を得るため
に必要なエア圧を算出する。そして、圧力センサ18、
19で検出されたブレーキチャンバ14、15のエア圧
が前記算出値と一致するように比例電磁弁16、17の
開度を可変制御するために、ブレーキペダル10の踏込
み量に応答した制動力が得られる。
【0011】一方、ブレーキペダル10を解放した場合
は比例電磁弁16、17が閉じてエアタンク13からブ
レーキチャンバ14、15へのエアの供給を停止すると
ともに、両ブレーキチャンバ14、15を大気に解放さ
せて制動力をゼロにする。また、このようにブレーキペ
ダル10を解放した状態においても圧力センサ18、1
9の出力信号に基づいてブレーキチャンバ14、15の
エア圧が検出される。
【0012】そして、圧力センサ18、19の出力に基
づいて検出したブレーキチャンバ14、15の圧力が例
えばゼロであるときは異常信号を出力せず、警報手段2
0を不作動状態に維持させる。ところが、ブレーキペダ
ル10を解放しているにも拘らず圧力センサ20を介し
て検出したブレーキチャンバ14、15の圧力がゼロよ
り大きいときはコントローラ12から異常信号を出力さ
れるために、警報手段20が作動して異常である旨を運
転者に報知する。従って、運転者は警報手段20が作動
しているか否かによってブレーキの引きずりが生じてい
るか否かを的確に認識することができ、これを速やかに
修理することで長時間にわたるブレーキの引きずり状態
での走行を回避することができる。
【0013】上記実施例においてはブレーキペダル10
の解放時にブレーキチャンバ14、15の圧力がゼロに
なっているか否かによって異常であるか否かを判断する
ようにしているが、圧力センサ18、19を介して検出
した圧力が例えば数秒間にわたって予め定めた値より高
いときに異常信号を出力するようにして誤作動を回避す
ることもできる。また、実施例においてはブレーキペダ
ル10の解放時に懸念されるブレーキの引きずり時に警
報手段20を作動させるようにしているが、比例電磁弁
16、17の故障などにともなうブレーキチャンバ1
4、15の圧力の異常あるいはエアタンク13のエア圧
の異常時にも作動させることができる。さらに、実施例
では流体源としてエアを利用し、流体アクチュエータと
してブレーキチャンバ14、15を採用するとともに、
制御弁を比例電磁弁16、17で構成しているが、これ
らの構成は実施例に限定されるものではなく、他の型式
の制御弁あるいは流体アクチュエータを採用することも
できる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ブレーキペダルを解放しているにも拘らずブレ
ーキの引きずりが生じた場合は、警報手段が作動して運
転者に異常である旨を報知するために、万一にも長時間
にわたってブレーキの引きずり状態のまま走行してしま
うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキ制御装置の一実施例を示
す回路図である。
【図2】ブレーキ制御装置の従来例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
10 ブレーキペダル 11 ペダルセンサ 12 コントローラ 13 エアタンク(流体源) 14、15 ブレーキチャンバ(流体アクチュエー
タ) 16、17 比例電磁弁(制御弁) 18、19 圧力センサ 20 警報手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの踏込み量に対応する電
    気信号を出力するペダルセンサと、該ペダルセンサの出
    力信号に基づいて流体源から流体アクチュエータに供給
    される作動流体の圧力を変化させる制御弁を設けること
    により、ブレーキペダルの踏込み量を増加させるにとも
    なってサービスブレーキの制動力を増大させるようにし
    た車両のブレーキにおいて、前記ペダルセンサの出力信
    号に基づいて検出したブレーキペダルの踏込み量がゼロ
    であり、かつ、前記流体アクチュエータに供給されてい
    る作動流体の圧力が予め定めた値より高いときに異常で
    ある旨を運転者に報知する警報手段を設けたこと特徴と
    する車両のブレーキ制御装置。
JP6241895A 1994-09-09 1994-09-09 車両のブレーキ制御装置 Pending JPH0880841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6241895A JPH0880841A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 車両のブレーキ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6241895A JPH0880841A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 車両のブレーキ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0880841A true JPH0880841A (ja) 1996-03-26

Family

ID=17081157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6241895A Pending JPH0880841A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 車両のブレーキ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0880841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192818A (zh) * 2013-04-28 2013-07-10 宜宾三江机械有限责任公司 挂车拖胎监测装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192818A (zh) * 2013-04-28 2013-07-10 宜宾三江机械有限责任公司 挂车拖胎监测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5456030B2 (ja) 車両のシステムを監視するための監視装置
US8550571B2 (en) Brake control apparatus
US6123397A (en) Brake fluid pressure control device
US8870299B2 (en) Main brake device of a vehicle having test run for valves
JP4520958B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2007152996A (ja) 車両の運動制御装置の異常判定装置
EP1149748B1 (en) Braking system for an automotive vehicle
JP3684882B2 (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP5709895B2 (ja) 唯一の圧力センサを備える多系統の圧力制御モジュール
GB2158901A (en) Brake system for automotive vehicles
KR101923366B1 (ko) 차량 배력 장치가 저 진공 상태인지의 여부를 확인하기 위한 판단방법 및 판단장치
JP4434275B2 (ja) ブレーキ制御装置およびブレーキ制御方法
JPH09509123A (ja) 特に多軸自動車のスリップ制御付き液圧ブレーキシステム
JPH0880841A (ja) 車両のブレーキ制御装置
US6145939A (en) Electro-hydraulic braking system having cold temperature detection and compensation
JPH08150916A (ja) ブレーキトラクション制御装置
JPH11278228A (ja) ブレーキ装置
JPH10181573A (ja) ブレーキ制御装置
JP2000177551A (ja) ブレーキ圧制御装置
JPH044180B2 (ja)
JPH0717613Y2 (ja) アンチロックブレーキ装置装着後輪2軸車の制動装置
JP2012254651A (ja) 液圧ブレーキシステムおよび液圧ブレーキ制御方法
JPH10119760A (ja) トラクタ・トレーラブレーキの異常警報装置およびトラクタ・トレーラブレーキのブレーキ制御装置
JP3875391B2 (ja) 前後加速度センサの検出状態判定装置
JPH05139286A (ja) 車両の電気コントロールブレーキシステム