JPH044180B2 - - Google Patents

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JPH044180B2
JPH044180B2 JP59070194A JP7019484A JPH044180B2 JP H044180 B2 JPH044180 B2 JP H044180B2 JP 59070194 A JP59070194 A JP 59070194A JP 7019484 A JP7019484 A JP 7019484A JP H044180 B2 JPH044180 B2 JP H044180B2
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brake
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T17/00Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
    • B60T17/18Safety devices; Monitoring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、自動車の制動装置、特にブレーキペ
ダルにより操作されるマスタシリンダの出力ポー
トを導管を介して前、後輪ブレーキのスレーブシ
リンダに接続してなるサービスブレーキ装置と、
パーキングブレーキレバーのレバー操作に左、右
の後輪ブレーキのパーキング機構が同調して作動
するよう、その両パーキング機構に連なるブレー
キワイヤをイコライザを介して該パーキングブレ
ーキレバーに連結してなるパーキングブレーキ装
置とを備えた形式のものに関する。
(2) 従来の技術 自動車のサービスブレーキ装置の作動時におい
て、該サービスブレーキ装置に異状が発生した際
にパーキングブレーキ装置を自動的に作動させ
て、上記異状による制動力の低下を防止するよう
にしたものは、例えば特公昭47−529号公報に開
示されるように従来公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題 上記従来公知のものでは、非常ブレーキ用の真
空圧式ばねシリンダを各後輪ブレーキのパーキン
グ機構に接続し、そのばねシリンダへの真空圧の
給排制御を行う給排制御弁装置の作動切換を、運
転席側に設けた切換操作部の操作により行うよう
にしており、斯かる非常用ブレーキ装置は、上記
パーキングブレーキ装置のブレーキワイヤやイコ
ライザ等の操作系から全く独立して設置されるた
め、それだけブレーキ装置全体の構造が複雑とな
る問題がある。またこの問題を解決するために、
斯かる非常用ブレーキ装置をパーキングブレーキ
装置に代用することが考えられるが、その場合に
は、パーキングブレーキ操作の都度、真空圧給排
制御弁装置の作動が一々切換えられることになる
ため、該弁装置の耐久性に難がある。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、従来装
置の上記問題を全て解決することができる、自動
車の制動装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明によれば、ブ
レーキペダルにより操作されるマスタシリンダの
出力ポートを導管を介して前、後輪ブレーキのス
レーブシリンダに接続してなるサービスブレーキ
装置と、パーキングブレーキレバーのレバー操作
に左、右の後輪ブレーキのパーキング機構が同調
して作動するよう、その両パーキング機構に連な
るブレーキワイヤをイコライザを介して該パーキ
ングブレーキレバーに連結してなるパーキングブ
レーキ装置とを備えた、自動車の制動装置におい
て、前記イコライザ及びパーキングブレーキレバ
ー間には、その一方に連結されたシリンダ本体と
その他方に連結されて該シリンダ本体に摺動可能
に嵌合されるピストンとを有する流体圧シリンダ
が介装され、この流体圧シリンダは、それの作動
時には前記イコライザに各パーキング機構に対す
る作動力を付与し、また不作動時には前記パーキ
ングブレーキレバーの操作力を該流体圧シリンダ
を介して前記イコライザに伝達し得るように構成
され、前記流体圧シリンダと流体圧源との間に介
装した流体圧給排制御弁装置には、前記サービス
ブレーキ装置が作動され且つ該サービスブレーキ
装置に異状が発生したことを検知する検知手段か
らの検知信号に応動して前記流体圧シリンダに作
動流体圧を供給するよう該流体圧給排制御弁装置
を制御する制御装置が接続される。
(2) 作用 サービスブレーキ装置の作動時において、万一
それに異状が発生すれば、検知手段からの検知信
号に応動する流体圧給排制御弁装置の作動により
流体圧シリンダに作動流体圧が導入されて該シリ
ンダが作動し、これによりパーキングブレーキ装
置を自動的に作動させることができ、上記異状に
よる制動力の低下が抑えられる。
また平時に度々行われるべきパーキングブレー
キ操作は、パーキングブレーキレバーに対する通
常のレバー操作のみによつて支障なく行うことが
でき、その操作の都度、上記流体圧給排制御弁装
置を一々切換作動させる必要はない。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第1図において、自動車の制動装置
は、左右の前輪Wfl,Wfrのための一対の油圧式
前輪ブレーキBfl,Bfr及び左右の後輪Wrl,Wrr
のための一対の油圧式後輪ブレーキBrl,Brrを
備えており、右前輪ブレーキBfr及び左後輪ブレ
ーキBrlのスレーブシリンダにはタンデム型マス
タシリンダMの第1出力ポートMaが第1油圧導
管Laを介して接続され、左前輪ブレーキBfl及び
右後輪ブレーキBrrのスレーブシリンダには前記
マスタシリンダMの第2出力ポートMbが第2油
圧導管Lbを介して接続され、これによつてサー
ビスブレーキ装置BSが構成される。マスタシリ
ンダMは、ブレーキペダルPに対する操縦者と踏
力を倍力装置Bを介して受たとき各出力ポート
Ma,Mbより油圧を出力するものであり、その
出力油圧は対応する油圧導管La,Lbを経て各ブ
レーキBfl,Bfr,Brl,Brrに伝達してそれらを
作動し、これによつて各車輪Wfl,Wfr,Wrl,
Wrrに制動力をかけることができる。
また、後輪ブレーキBrl,Brrはそれぞれ機械
式のパーキング機構を備えており、これらの機構
にパーキングブレーキレバー1が連動機構2を介
して連結され、これによつてパーキングブレーキ
装置BPが構成される。パーキングブレーキレバ
ー1は固定のブラケツト3に軸支4されると共
に、ラチエツト機構(図示せず)より任意の操作
位置に固定され得るようになつており、該ブレー
キレバー1を操作すれば、その操作力を連動機構
2を介して後輪ブレーキBrl,Brrのパーキング
機構に伝達してそれらを作動し、これによつて後
輪Wrl,Wrrに制動力をかけることができる。
以上は従来普通の構成である。
前記連動機構2は後輪ブレーキBrl,Brrのパ
ーキング機構にそれぞれ一端を接続した一対のブ
レーキワイヤ5l,5rと、これらブレーキワイ
ヤ5l,5rの他端を相互に接続するイコライザ
レバー6と、このイコライザレバー6の枢軸6a
とパーキングブレーキレバー1の作動腕1aとの
間を連結する流体圧シリンダ7とより構成され、
イコライザレバー6及び流体圧シリンダ7は車体
にフローテイング支持される。而して前記イコラ
イザレバー6は、パーキングブレーキレバー1の
レバー操作に左、右の後輪ブレーキBrl,Brrの
各パーキング機構を同調して作動させるための本
発明のイコライザを構成している。
前記流体圧シリンダ7は油圧式、空圧式等、そ
の形式を問うものではないが、図示例では油圧式
を採用している。具体的に説明すると、流体圧シ
リンダ7は、イコライザレバー6の枢軸6aに連
結されたシリンダ本体8と、このシリンダ本体8
内に摺合される共にパーキングブレーキレバー1
の作動腕1aに連結されるピストン9とより構成
され、このピストン9によりシリンダ本体8の内
部はパーキングレバー1側の油圧室8aと、イコ
ライザレバー6側の大気圧室8bとに区画され
る。
尚、シリンダ本体8及びピストン9の位置は図
示例と反対に入れ換え可能であり、その場合は油
圧室8aがイコライザレバー6側に、大気圧室8
bがパーキングブレーキレバー1側に配置され
る。
前記油圧室8aには、油圧ポンプ10の吐出口
から延出した給油路11が接続され、この給油路
11の途中には入口弁12iが設けられる。入口
弁12iより下流の給油路11には、油槽13に
開放される排油路14が接続され、この排油路1
4に出口弁12oが設けられる。
前記油圧ポンプ10として、図示例では、パワ
ーステアリング装置15のための油圧ポンプが用
いられ、該ポンプ10は図示しないエンジンより
常時駆動される。
前記入口弁12i及び出口弁12oはいずれも
電磁弁であるが、入口弁12iは励磁されると開
く常閉型に、また出口弁12oは励磁されると閉
じる常開型に構成される。
而して、油圧ポンプ10、油溜13、給油路1
1、排油路14、入口弁12i、及び出口弁12
oは、流体圧シリンダ7の油圧室8aに対し流体
圧の供給及び排出を行う流体圧給排制御弁装置2
0を構成する。
前記入、出口弁12i,12oは中央処理装置
CPUより励磁信号を受ける。また中央処理装置
CPUは上記弁12i,12oに励磁信号を出力
するとき、同時に作動表示器16、例えばパイロ
ツトランプに作動信号を送る。
中央処理装置CPUは次のS1〜S7のセンサから
発せられる信号を入力される。
S1…エンジンのイグニツシヨンスイツチ17のオ
ン及びオフ状態を検知するイグニツシヨンセン
サ。
S2…アクセルペダル18の作動及び解放状態を検
知するアクセルセンサ。
S3…自動変速機のセレクトレバー19の位置を検
知するセレクトセンサ。
S4…車輪、例えば右前輪Wfrの回転及び停止状態
を検知するスピードセンサ。
S5…パーキングブレーキレバー1の作動及び解放
状態を検知するパーキングセンサ。
S6…ブレーキペダルPの作動及び解放状態を検知
するブレーキセンサ。
S7…第1及び第2油圧導管La,Lb間の規定値以
上の圧力差を検知する異状センサ。
中央処理装置CPUは、下記の〔A〕及び〔B〕
のいずれかのとき、入、出口弁12i,12oに
励磁信号を出力する。
〔A〕 中央処理装置CPUが前記センサS6及びS7
ら次のような信号を一斉に入力されたとき。
●ブレーキセンサS6→ブレーキペダルPの作動
状態を示す信号 ●異状センサS7→第1及び第2油圧導管La,
Lb間の圧力差が規定値以上に上昇したこと
を示す信号 〔B〕 中央処理装置CPUが前記センサS1〜S6から
次のような信号を一斉に入力されたとき。
●イグニツシヨンセンサS1→イグニツシヨンス
イツチ17のオン状態を示す信号 ●アクセルセンサS2→アクセルペダル18の解
放状態を示す信号 ●セレクトセンサS3→セレクトレバー19が中
立位置N、ドライブ位置D、低速保持位置L
のいずれかにセツトされていることを示す信
号 ●スピードセンサS4→車輪Wfrの停止状態を示
す信号 ●パーキングセンタS5→パーキングブレーキレ
バー1の解放状態を示す信号 ●ブレーキセンサS6→停車後2〜3秒間以上ブ
レーキペダルPが踏み続けられたことを示す
信号 また中央処理装置CPUは、入、出口弁12i,
12oに励磁信号を一旦出力した後は、前記セン
サS1〜S6から次のような信号を一斉に入力されな
い限り、上記励磁信号を出力し続ける。
●イグニツシヨンセンサS1→イグニツシヨンス
イツチ17のオン状態を示す信号 ●アクセルセンサS2→アクセルペダル15のペ
ダル踏込状態を示す信号 ●セレクトセンサS3→セレクトレバー19がド
ライブ位置D、低速保持位置Lのいずれかに
セツトされていることを示す信号 ●スピードセンサS4→車輪Wfrの停止状態を示
す信号 ●パーキングセンサS5→パーキングブレーキレ
バー1の解放状態を示す信号 ●ブレーキセンサS6→ブレーキペダルPの解放
状態を示す信号 また中央処理装置CPUは、前記センサS1〜S6
から次のいずれか一つの信号を受けている限り、
入、出口弁12i,12oへの励磁信号は発しな
い。
●イグニツシヨンセンサS1→イグニツシヨンス
イツチ17のオフ状態を示す信号 ●アクセルセンセS2→アクセルペダル18の踏
込み状態を示す信号 ●セレクトセンサS3→セレクトレバー19がパ
ーキング位置P、後進位置Rのいずれかにセ
ツトされていることを示す信号 ●スピードセンサS4→車輪Wfrが車速3Km/h
以上の相当速度で回転していることを示す信
号 ●パーキングセンサS5→パーキングブレーキレ
バー1の作動状態を示す信号 ●ブレーキセンサS6→ブレーキペダルPの解放
状態を示す信号。
中央処理装置CPUには、さらに手動式の信号
発生器を接続し、その信号発生器の発生信号を中
央処理装置CPUに入力することにより、入、出
口弁12i,12oに対する励磁信号を出力させ
るようにすることもできる。
第2図は、前記中央処理装置CPUにおける一
部、特に前記〔B〕に関連した部分の演算回路を
示すもので、それについて説明すると、中央処理
装置CPUは、ブレーキセンサS6及び異状センサ
S7の出力信号を入力されるAND回路21と、こ
のAND回路21の出力信号を入力されて入、出
口弁12i,12oに制御信号を送るOR回路2
2とを有する。ブレーキセンサS6は、ブレーキへ
の解放状態で低レベル信号を出力し、その作動状
態で高レベル信号を出力するようになつており、
異状センサS7は、両油圧導管La,Lb間の圧力差
が規定値以下のとき低レベルに信号を出力し、そ
の圧力差が規定値以上のとき高レベル信号を出力
するようになつている。また、入、出口弁12
i,12oは、高レベル信号を入力されたとき励
磁状態を示すようになつている。
したがつて、ブレーキペダルPの操作によるサ
ービスブレーキ装置BSの作動時に、第1及び第
2油圧導管La,Lbの一方の漏油故障に起因して
両油圧導管La,Lbの間に規定値以上の圧力差が
発生すると、ブレーキセンサS6及び異状センサS7
が一斉に高レベル信号を出力するので、AND回
路21は高レベル信号を出力し、これに伴いOR
回路22も高レベル信号を出力して入、出口弁1
2i,12oを励磁させる。
而して、前記ブレーキセンサS6及び異状センサ
S7は互いに協働して本発明の検知手段を構成し、
また前記中央処理装置CPUは、該検知手段から
の検知信号に応動して流体圧シリンダ7に作動流
体圧を供給するよう前記流体圧給排制御弁装置2
0を制御する、本発明の制御装置を構成してい
る。
次にこの実施例の作用を説明すると、中央処理
装置CPUが励磁信号を出力していないときには、
入口弁12iは閉弁状態、出口弁12oは開弁状
態をそれぞれ保つているので、流体圧シリンダ7
の油圧室8aは、排油路14を介して油路13に
連通し、大気圧状態となつており、これに伴いピ
ストン9は油圧室8aの内端壁に当接している。
即ち、流体圧シリンダ7は伸長状態におかれる。
したがつて、この状態で、パーキングブレーキ
レバー1を作動すれば、その作動腕1aがピスト
ン9を介してシリンダ本体8を牽引し、更にイコ
ライザレバー6を介して両ブレーキワイヤ5l,
5rを牽引するので、両後輪ブレーキBrl,Brr
のパーキング機構を従来普通のように作動するこ
とができる。
パーキングブレーキレバー1が解放状態にある
とき、中央処理装置CPUが入、出口弁12i,
12oに励磁信号を送ると、出口弁12oが閉
じ、入口弁12iが開くので、排油路14が遮断
状態とされると共に給油路11が導通状態とさ
れ、油圧ポンプ10から吐出される圧油が流体圧
シリンダ7の油圧室8aに供給され、その油圧に
よりシリンダ本体8をピストン9に対して前進
(図では左動)せしめる。即ち流体圧シリンダ7
を収縮作動させ、イコライザレバー6を介して両
ブレーキワイヤ5l,5rを牽引し、後輪ブレー
キBrl,Brrのパーキング機構を自動的に作動す
ることができる。
特に、ブレーキペダルPの操作によるサービス
ブレーキ装置BSの作動時に、異状センサーS7
よりサービスブレーキ装置BSの異状が検知され
れば、即ち前記〔A〕のときには、ブレーキセン
サS6及び異状センサS7が一斉に出力する高レベル
信号に基づいて入、出口弁12i,12oを励磁
させ、流体圧力シリンダ7を作動させて後輪ブレ
ーキBrl,Brrのパーキング機構を自動的に作動
させるので、サービスブレーキ装置BSの異状に
よる制動力の低下を前記パーキング機構の自動的
作動により補うことができる。
そして、制動状態を解除すべくブレーキペダル
Pを解放すれば、ブレーキセンサS6の出力信号は
低レベルとなり、これに伴いAND回路21の出
力信号も低レベル、OR回路22の出力信号も低
レベルとなるので、入、出口弁12i,12oは
消磁され、流体圧シリンダ7を非作動状態に自動
復帰させることができる。したがつて、このとき
異状センサS7は、高レベル信号を出力し続けても
差支えはなく、むしろ、そのようにすると共に、
その出力信号により警報器(例えばランプ)を作
動させるようにすれば、前記異状を操縦者に継続
的に警報することができるので好都合である。
また、前記〔B〕のときにも、入、出口弁12
i,12oは例磁され、後輪ブレーキBrl,Brr
のパーキング機構が自動的に作動されるので、停
車の都度、操縦者がパーキングブレーキレバー1
を操作せずとも、制動状態を保持することがで
き、操縦者の負担の軽減を図ることができる。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、パーキングブレ
ーキレバーのレバー操作に左、右の後輪ブレーキ
のパーキング機構が同調して作動するよう、その
両パーキング機構に連なるブレーキワイヤをイコ
ライザを介して該パーキングブレーキレバーに連
結してなるパーキングブレーキ装置を備えたもの
において、前記イコライザ及びパーキングブレー
キレバー間には、その一方に連結されたシリンダ
本体とその他方に連結されて該シリンダ本体に摺
動可能に嵌合されるピストンとを有する流体圧シ
リンダが介装され、この流体圧シリンダは、それ
の作動時には前記イコライザに各パーキング機構
に対する作動力を付与し、また不作動時にはパー
キングブレーキレバーの操作力を該流体圧シリン
ダを介して前記イコライザに伝達し得るように構
成され、前記流体圧シリンダと流体圧源との間に
介装した流体圧給排制御弁装置には、サービスブ
レーキ装置が作動され且つ該サービスブレーキ装
置に異状が発生したことを検知する検知手段から
の検知信号に応動して前記流体圧シリンダに作動
流体圧を供給するよう該流体圧給排制御弁装置を
制御する制御装置が接続されるので、サービスブ
レーキ装置の作動時において、万一それに異状が
発生すれば、検知手段からの検知信号に応動する
流体圧給排制御弁装置の作動により流体圧シリン
ダに作動流体圧が導入され、パーキングブレーキ
装置を自動的に作動させることができるから、上
記異状による制動力の低下を極力防止することが
できる。しかも、このようにして異状事態に対処
し得る緊急ブレーキ装置が、パーキングブレーキ
装置におけるパーキングブレーキレバーとイコラ
イザとの間に流体圧シリンダを介装し且つ該シリ
ンダへの作動流体圧給排制御手段を追加するだけ
で簡単に得られ、パーキングブレーキ装置のイコ
ライザやブレーキワイヤをそのまま該緊急ブレー
キ装置の一部に共用することができるから、構造
が簡単でコストダウン及びメンテナンスの作業性
向上に寄与することができる。また平時に度々行
われるべきパーキングブレーキ操作は、パーキン
グブレーキレバーに対する通常のレバー操作のみ
によつて支障なく行うことができ、その操作の都
度、上記流体圧給排制御弁装置を一々切換動作さ
せる必要はないから、それだけ該制御弁装置の耐
久性向上に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2
図はそれにおける中央処理装置の要部の演算回路
図である。 1……パーキングブレーキレバー、5l,5r
……ブレーキワイヤ、6……イコライザとしての
イコライザレバー、7……流体圧シリンダ、8…
…シリンダ本体、9……ピストン、10……流体
圧源としての油圧ポンプ、20……流体圧給排制
御弁装置、BS……サービスブレーキ装置、BP…
…パーキングブレーキ装置、Brl,Brr……後輪
ブレーキ、Bfl,Bfr……前輪ブレーキ、CPU…
…制御装置としての中央処理装置、La,Lb……
導管としての油圧導管、M……マスタシリンダ、
S6,S7……検知手段としてのブレーキセンサ、異
状センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブレーキペダルPにより操作されるマスタシ
    リンダMの出力ポートMa,Mbを導管La,Lbを
    介して前、後輪ブレーキBfl,Bfr;Brl,Brrの
    スレーブシリンダに接続してなるサービスブレー
    キ装置BSと、パーキングブレーキレバー1のレ
    バー操作に左、右の後輪ブレーキBrl,Brrのパ
    ーキング機構が同調して作動するよう、その両パ
    ーキング機構に連なるブレーキワイヤー5l,5
    rをイコライザ6を介して該パーキングブレーキ
    レバー1に連結してなるパーキングブレーキ装置
    BPとを備えた自動車の制動装置において、前記
    イコライザ6及びパーキングブレーキレバー1間
    には、その一方に連結されたシリンダ本体8とそ
    の他方に連結されて該シリンダ本体8に摺動可能
    に嵌合されるピストン9とを有する流体圧シリン
    ダ7が介装され、この流体圧シリンダ7は、それ
    の作動時には前記イコライザ6に各パーキング機
    構に対する作動力を付与し、また不作動時には前
    記パーキングブレーキレバー1の操作力を該流体
    圧シリンダ7を介して前記イコライザ6に伝達し
    得るように構成され、前記流体圧シリンダ7と流
    体圧源10との間に介装した流体圧給排制御弁装
    置20には、前記サービスブレーキ装置BSが作
    動され且つ該サービスブレーキ装置BSに異状が
    発生したことを検知する検知手段S6,S7からの検
    知信号に応動して前記流体圧シリンダ7に作動流
    体圧を供給するよう該流体圧給排制御弁装置20
    を制御する制御装置CPUが接続されたことを特
    徴とする、自動車の制動装置。
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