JPH0717585Y2 - 連結車用制動装置 - Google Patents

連結車用制動装置

Info

Publication number
JPH0717585Y2
JPH0717585Y2 JP2745789U JP2745789U JPH0717585Y2 JP H0717585 Y2 JPH0717585 Y2 JP H0717585Y2 JP 2745789 U JP2745789 U JP 2745789U JP 2745789 U JP2745789 U JP 2745789U JP H0717585 Y2 JPH0717585 Y2 JP H0717585Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trailer
brake
air
switch
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2745789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02117928U (ja
Inventor
眞哉 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2745789U priority Critical patent/JPH0717585Y2/ja
Publication of JPH02117928U publication Critical patent/JPH02117928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0717585Y2 publication Critical patent/JPH0717585Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連結車の制動装置に関し、さらに詳しくは、
ストップランプの点灯構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、トラクタとトレーラーとから成る連結車
の制動装置にあっては、その一例が第3図に示してある
ように、フルエアブレーキシステムを用いる場合があ
る。
すなわち、第3図に示したフルエアブレーキシステム
は、圧力供給部Aと圧力設定部Bとを備えている。
上述した圧力供給部Aは、エンジン駆動によるエアコン
プレッサA1、およびエアタンクA2並びにこれら供給部材
間での圧力を一定に維持するプレッシャガバナA3を含
み、上述したエアタンクA2は、後述する圧力設定部Bに
おけるトラクタ側およびトレーラー側の圧力設定部材に
一定圧のエアの供給を行うようになっている。
一方、圧力設定部Bは、トラクタ側とトレーラー側とに
それぞれ設けられており、トラクタ側は、運転者により
踏み込み操作されるフートブレーキに連動するブレーキ
バルブB1によって、また、トレーラー側は、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2によってそ
れぞれ構成してある。このトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2は、運転室に装備されている
計器板に設けてある操作レバーを操作することにより、
開度を設定されるものである。
上述した圧力設定部Bのうち、トラクタ側は、前車軸側
と後車軸側とに分割されており、前車軸側は、ブレーキ
バルブB1aからクイックリリースバルブB10を介して前車
軸側のブレーキチャンバーB11に配管接続され、そし
て、後車軸側は、ブレーキバルブB1bを起点として、ト
レーラー側の荷物の積載状況あるいはトレーラーの有無
によって変化する荷重を検知して後車軸側での制動力を
設定するためのロードセンシングバルブB12および応答
性を改善するためのリレーバルブB13を介してブレーキ
チャンバーB14に配管接続されている。
一方、トレーラ側の圧力設定部は、走行中にトレーラー
が分離したような場合に制動を行うエマージェンシーブ
レーキ系と、トラクタ側のブレーキバルブの踏み込み量
に応じてトレーラー側での制動力の設定を行うサービス
ブレーキ系とに分割されており、エマージェンシブレー
キ系は、エアタンクA2から連結部に装備されているエア
供給路切り換えコックB15を介してトレーラー側の制動
機構に配管接続することで形成してあり、また、サービ
スブレーキ系は、上述したトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2の出力側に接続されて、上述
したトラクタ側における前車軸側のブレーキバルブB1a
の出力側からのエアの通過も許容するダブルチェックバ
ルブB16および、上述したエア供給路切り換えコックB15
の出力側に位置するリレーバルブB17を介してトレーラ
ー側の制動機構に配管接続することで形成されている。
このような制動装置におけるフルエアブレーキシステム
にあっては、トラクタ側およびトレーラー側の圧力設定
用管路に、各圧力設定部による制動動作が行われたこと
を後続車に警告するためのストップランプ点灯機構が設
けてある。
すなわち、この点灯機構は、管路内の圧力によって作動
するエアスイッチによって構成してあり、トラクタ側で
の圧力設定部における後車軸側のブレーキバルブB1bと
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
したブレーキチャンバーへの管路内にトラクタ側のエア
スイッチC1が、また、ダブルチェックバルブB16とリレ
ーバルブB17との間の管路およびトレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチェックバル
ブ16との間の管路にトレーラ側のエアスイッチC2、C3と
してそれぞれ配置されている。
上述したエアスイッチのうち、トラクタ側のエアスイッ
チC1は、トレーラー側のサービスブレーキ系に位置する
リレーバルブB17に接続されており、トラクタ側でのブ
レーキバルブB1が踏み込み操作された際に、トレーラー
側の制動機構に対してエアの供給ができる態位にリレー
バルブB17の態位設定を行うようになっている。
そして、これら各エアスイッチは、第4図に示す回路に
組み込まれており、トラクタ側でのフートブレーキの踏
み込み時、あるいはトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2の操作時にランプの点灯を可能にし
ている。
すなわち、上述した回路は、電源に並列接続されている
パワーリレーD1、D2を有し、このパワーリレーは、それ
らに直列接続されているトラクタ用ストップランプE1お
よびトレーラー用ストップランプE2の駆動部材として機
能するようにしてある。
また、第3図に示したエアスイッチのうち、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチ
ェックバルブB16との間に位置するエアスイッチC3は、
第4図に示すように、運転室側に設けてあるトレーラー
ブレーキ作動ランプE3と直列接続され、トレーラーブレ
ーキの作動態位を表示するようになっている。
以上のような構造の制動装置は、運転者が選択する制動
のための操作態様に従って、トラクタ側での前・後車軸
およびトレーラー側での制動機構に対する制動圧力の設
定を行うようになっている。
すなわち、フートブレーキによる制動時には、ブレーキ
バルブB1a、B1bの作動量に応じた圧力のエアが前車軸側
および後車軸側に供給されるが、前車軸側では、クイッ
クリリースバルブB10を介してブレーキチャンバーに向
けエア供給が行われていると共に、ブレーキバルブB1a
の出力側から分岐する管路に位置するダブルチェックバ
ルブB16を介してトレーラー側の制動機構に通じるリレ
ーバルブB17にエア供給が行われる。
また、後車軸側では、ブレーキバルブB1bの出力側から
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
してブレーキチャンバーに向けエア供給が行われる。
一方、トレーラー側の制動機構におけるエア入力側に位
置するリレーバルブB17は、トラクタ側における後車軸
のブレーキチャンバーに向かう管路内に位置するエアス
イッチC1によって、作動態位を設定され、ダブルチェッ
クバルブB16から導入されるフートブレーキの作動量に
応じた圧力のエアをトレーラー側の制動機構に供給す
る。
この時には、エアスイッチC1およびC2を介し、第4図示
のパワーリレーが励磁され、トラクタ側およびトレーラ
ー側のストップランプがそれぞれ点灯する。
これに対し、トレーラー側のみの制動を行う場合には、
トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2
の操作レバーを操作することによってダブルチェックバ
ルブB16およびリレーバルブB17を介し、トレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2の操作量に応じ
た圧力のエアをトレーラーの制動機構に供給する。
このように、トラクタ側およびトレーラー側への制動力
設定を行っている時点では、各管路に位置するエアスイ
ッチのオン状態への移行に連動してトラクタおよびトレ
ーラー側のストップランプ用パワーリレーD1、D2が励磁
されてそれらストップランプE1、E2が点灯する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した制動装置においては、誤って、トレ
ーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブを操作
した場合には、次のような問題を生じる虞れがある。
すなわち、トレーラーを連結していない状態でトラクタ
のみによる運転時にトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2を操作すると、第3図から明らかな
ように、ダブルチェックバルブB16からリレーバルブB17
に至る管路に位置しているエアスイッチC2がオンする。
このため、第4図示のように、エアスイッチC2がオンす
ることにより、トラクタ側のストップランプE1を点灯す
る閉回路が形成されることになる。
しかしながら、トレーラーブレーキの作動時には、第3
図から明らかなように、トラクタ側の前車軸、後車軸に
おけるブレーキチャンバB11、B14へのエア供給路が形成
されていないので、トラクタ自体は制動圧力設定による
減速効果が得られないまま後続車への制動警告が行われ
てしまうことになり、実際の走行環境にそぐわない運転
操作を後続車に知らせてしまう虞れがある。
すなわち、トレーラーブレーキは、例えば降板走行時で
トラクタがトレーラーに押されるのを防ぐためのトレー
ラーのみの制動を行うことを目的として操作されるもの
であるので、このブレーキ操作を行った場合にはトラク
タ側への制動効果は得られない格好となり、結果とし
て、例えば、道路が空いているにも拘らず、制動警告が
行われ、後続車が急ブレーキをかけなければならない等
の危険を招くことになる。
また、上述の制動装置において、トレーラー作動表示ラ
ンプE3は、トラクタにトレーラーが連結されている状態
やトラクタにトレーラが連結されていない状態でのどち
らの状態でも、トレーラーブレーキ作動用ハンドコント
ロールバルブB2を操作した時には、エアスイッチC3の作
動によりトレーラー作動表示ランプE3が点灯する。しか
し、トラクタにトレーラーが連結されていない状態でト
レーラー作動表示ランプE3が点灯すると運転者はトレー
ラーブレーキが作動していると誤認するおそれがある。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の制動装置、特
に、連結車の制動装置における問題に鑑み、後続車への
無益な制動警告を与えることなく、運転者にトレーラー
の制動状態を的確に認識させることができる制動装置を
得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、トラクタとトレー
ラーとから成る連結車に適用される制動装置であって、
エアタンクを含むエア供給部と、このエア供給部に接続
されフートブレーキの操作量に応じたエア圧を出力し
て、エア供給部からトラクタ側のブレーキチャンバへの
エア供給を制御するブレーキバルブと、エア供給部に接
続されてトレーラー側の制動機構の作動を制御するエア
圧を出力するトレーラーブレーキ作動用ハンドコントロ
ールバルブと、ブレーキバルブまたはトレーラーブレー
キ作動用ハンドコントロールバルブから供給されるエア
圧に連動してエア供給部からトレーラー側の制動機構へ
のエア供給を制御するリレーバルブと、トレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブとリレーバルブと
の間に配置されトレーラーブレーキ作動用ハンドコント
ロールバルブから出力されるエア圧のみによって作動す
る操作検知エアスイッチと、リレーバルブを経由したト
レーラー側の制動機構に対するエア入力側に位置し、ト
レーラー側の制動機構へ供給されるエア圧のみによって
作動する作動検知エアスイッチと、リレーバルブへのエ
アの供給をトレーラーの連結時に設定する空気供給路切
り換えコックに連動してトレーラーの連結時に作動状態
となる連結確認スイッチと、作動検知エアスイッチの作
動に連動して点灯するよう作動見地エアスイッチに結線
されたトラクタ用ストップランプ及びトレーラー用スト
ップランプと、操作検知スイッチと連結確認スイッチと
が共に作動した時にのみ点灯するよう操作検知スイッチ
と連結確認スイッチとに直列に結線されて運転室内に設
けられたトレーラーブレーキ作動表示ランプとを備えて
いる。
(作用) 本考案によれば、作動検知エアスイッチが、エア供給部
からトレーラー側の制動機構へのエア供給を制御するリ
レーバルブを経由したトレーラー側の制動機構に対する
エア入力側に配置されているので、トレーラーがトラク
タに連結されている状態でトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブを操作すると、トレーラー側の
制動機構に供給されるエア圧によって、作動検知エアス
イッチが作動し、トラクタ用及びトレーラー用ストップ
ランプが点灯し、トレーラーがトラクタに連結されてい
ない状態でトレーラーブレーキ作動用ハンドコントロー
ルバルブを操作しても、トレーラー側の制動機構にエア
圧が供給されないので、作動検知エアスイッチは作動す
ることはなく、トラクタ用ストップランプは点灯しな
い。また、トレーラーブレーキ作動表示ランプが、操作
検知エアスイッチと連結確認スイッチとが作動した時に
のみ点灯するよう結線されているので、トレーラー側の
制動機構が実際に作動する時にのみトレーラー作動表示
ランプは点灯する。
(実施例) 以下、第1図乃至第2図において、本考案実施例の詳細
を説明する。
第1図は、本考案実施例による制動装置の全体構成を示
す第3図相当のシステム図であり、第3図に示したもの
と同じ構成部品については同符号により示してある。
トラクタ側での前車軸側のブレーキチャンバB11に至る
管路には、第1のエアスイッチC10が配置されており、
そして、後車軸側のロードセンシングバルブB12に至る
管路には、第3図に示したエアスイッチC1と同様な構造
の第2のエアスイッチC11が配置されている。
上述した第1のエアスイッチC10、および第2のエアス
イッチC11は、第3図に示したシステムに用いられたも
のと同様に、その管路内を流動するエアの圧力によって
作動し、所定圧力以上に達した時点にオン状態を設定す
る。
また、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブB2からダブルチェックバルブB16に至る管路には、
このコントロールバルブB2からのエアの供給出力を検知
して所定圧力以上でのエアの流動によりオン状態とされ
る操作検知エアスイッチとしての第3のエアスイッチC1
2が配置され、そして、このトレーラーブレーキ作動用
ハンドコントロールバルブB2からトレーラーの制動機構
に至る管路には、リレーバルブB17からの供給圧力を検
知してその圧力が所定圧以上に達した時点でオン状態を
設定される作動検知エアスイッチとしての第4のエアス
イッチC13が配置してある。
上述した各エアスイッチは、第2図に示す回路内に組み
込まれており、ストップランプの点灯設定を行うように
なっている。
すなわち、第2図において、第4図に示した従来のもの
と同様な配線構造とされたトラクタ用ストップランプE1
のパワーリレーD1、およびトレーラーストップランプE2
のパワーリレーD2に対し、第1および第2のエアスイッ
チC10、C11が直列接続されている。従って、トラクタ側
でのフートブレーキ操作を行った場合には、ブレーキバ
ルブB1における前車軸側(B1a)、後車軸側(B1b)での
エア供給路内のエアの流動如何によって各エアスイッチ
C10、C11を介し、トラクタ用ストップランプE1および、
トレーラー用ストップランプE2の点灯制御が行われる。
一方、第1図に示した第4のエアスイッチC13は、第2
図示のように、第1、第2のエアスイッチC10、C11と並
列接続されている。従って、トラクタ側のフートブレー
キに連動するブレーキバルブB1が操作されていない状態
にあっては、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロ
ールバルブB2が操作されると、第1図において、リレー
バルブB17からの出力圧、換言すれば、トレーラー側の
制動機構に至る管路内に、トレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2によって設定された圧力のエ
アが供給された場合に、第4のエアスイッチC13がオン
状態となるので、第2図におけるパワーリレーD1、D2が
励磁されてトラクタ側およびトレーラー側のストップラ
ンプE1、E2が点灯する。
このため、仮りに、トラクタ側でのフートブレーキが操
作されない状態のときにトレーラーブレーキ作動用ハン
ドコントロールバルブB2が操作されても、第4のエアス
イッチC13がオン状態にならない場合には、トラクタ用
ストップランプE1およびトレーラー用ストップランプE2
は点灯されないことになる。
従って、トレーラーを連結しない状態でトレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2のみが操作され
た場合には、連結の際に操作されるはずの空気供給路切
り換えコックB15が連結態位に設定されていないので、
トレーラーの制動機構に至るエア供給路が設定されてい
ない状態となり、第4のエアスイッチC13が不作動状
態、所謂、オフ態位に維持され、結果として、トラクタ
用ストップランプE1(第2図参照)およびトレーラー用
ストップランプE2(第2図参照)への点灯用閉回路が形
成されない状態が得られ、そのランプE1、E2の点灯は行
われない。
また、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブB2とダブルチェックバルブB16との間に配置された
第3のエアスイッチC12は、第2図に示すように、運転
室内に設けられたトレーラブレーキ作動ランプE3と直列
接続され、トレーラーブレーキの作動状態を表示する。
第3のエアスイッチC12には、空気供給路切り換えコッ
クB15の切り換えによってトレーラーの連結を検出する
連結確認スイッチC14が直列接続されている。連結確認
スイッチC14は、トレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブB2に直列接続されたリミットスイッチ等
からなり、第1図において図示されてないが空気供給路
切り換えコックB15に付設されている。
トラクタにトレーラーが連結されていることを空気供給
路切り換えコックB15が検出すると、連結確認スイッチC
14はオン状態に変わる。この状態の時にトレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2が操作される
と、第3のエアスイッチC12がオン状態に変わり、トレ
ーラブレーキ作動ランプE3が点灯する。すなわち、トラ
クタにトレーラーが連結されている場合に、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2を操作した
ときのみ、トレーラブレーキ作動ランプE3が点灯し、運
転者にトレーラーブレーキが作動していることを認識さ
せる。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、トラクタにトレーラーが連結さ
れていない状態にトレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブを誤操作した場合、トラクタ用ストップ
ランプの不要な点灯を行なわず、トラクタに制動効果が
ない状況での後続車への無益な制動警告を防止すること
ができる。また、トレーラー側の制動機構が実際に作動
する時にのみトレーラー作動表示ランプが点灯するの
で、トレーラーブレーキの作動状態を確実に運転者に認
識させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例による制動装置の全体構成を示す
システム図、第2図は第1図に示したシステムにおける
電気系統を説明するための回路図、第3図は従来の制動
装置の全体構成を示す第1図相当のシステム図、第4図
は第3図に示したシステムにおける電気系統を説明する
ための第2図相当の回路図である。 A……圧力供給部、B……圧力設定部、B1……ブレーキ
バルブ、B1a……前車軸側のブレーキバルブ、B1b……後
車軸側のブレーキバルブ、B2……トレーラー作動用ハン
ドコントロールバルブ、B11、B14……ブレーキチャンバ
ー、B13、B17……リレーバルブ、C10……第1のエアス
イッチ、C11……第2のエアスイッチ、C12……第3のエ
アスイッチ、C13……第4のエアスイッチ、D1、D2……
パワーリレー、E1……トラクタ用ストップランプ、E2…
…トレーラー用ストップランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタとトレーラーとから成る連結車に
    適用される制動装置であって、 エアタンクを含むエア供給部と、 上記エア供給部に接続されフートブレーキの操作量に応
    じたエア圧を出力して、上記エア供給部からトラクタ側
    のブレーキチャンバへのエア供給を制御するブレーキバ
    ルブと、 上記エア供給部に接続されてトレーラー側の制動機構の
    作動を制御するエア圧を出力するトレーラーブレーキ作
    動用ハンドコントロールバルブと、 上記ブレーキバルブまたは上記トレーラーブレーキ作動
    用ハンドコントロールバルブから供給されるエア圧に連
    動して上記エア供給部から上記トレーラー側の制動機構
    へのエア供給を制御するリレーバルブと、 上記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバル
    ブと上記リレーバルブとの間に配置され、上記トレーラ
    ーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブから出力さ
    れるエア圧のみによって作動する操作検知エアスイッチ
    と、 上記リレーバルブを経由した上記トレーラー側の制動機
    構に対するエア入力側に位置し、上記トレーラー側の制
    動機構へ供給されるエア圧のみによって作動する作動検
    知エアスイッチと、 上記リレーバルブへのエアの供給をトレーラーの連結時
    に設定する空気供給路切り換えコックに連動して上記ト
    レーラーの連結時に作動状態となる連結確認スイッチ
    と、 上記作動検知エアスイッチの作動に連動して点灯するよ
    う上記作動見地エアスイッチに結線されたトラクタ用ス
    トップランプ及びトレーラー用ストップランプと、 上記操作検知スイッチと上記連結確認スイッチとが共に
    作動した点にのみ点灯するよう上記操作検知スイッチと
    上記連結確認スイッチとに直列に結線されて運転室内に
    設けられたトレーラーブレーキ作動表示ランプと、 を備えたことを特徴とする連結車用制動装置。
JP2745789U 1989-03-10 1989-03-10 連結車用制動装置 Expired - Lifetime JPH0717585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2745789U JPH0717585Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 連結車用制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2745789U JPH0717585Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 連結車用制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02117928U JPH02117928U (ja) 1990-09-21
JPH0717585Y2 true JPH0717585Y2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=31249967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2745789U Expired - Lifetime JPH0717585Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 連結車用制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717585Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02117928U (ja) 1990-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5604697B2 (ja) 操作装置及びこのような操作装置の操作方法
US11661047B2 (en) Method for controlling a pneumatic braking system of a trailer vehicle
US5531512A (en) Brake system for a motor vehicle
US4128276A (en) High-reliability air brake system providing a plurality of operational modes
JP2001213232A (ja) 車両用減速度制御装置
US20030011240A1 (en) Secondary brake system with electrohydraulic proportional valve
JPH01254475A (ja) 車両
JPH0717585Y2 (ja) 連結車用制動装置
JPH0717589Y2 (ja) 連結車用制動装置
JPH0717588Y2 (ja) 連結車用制動装置
JPH0717587Y2 (ja) 連結車用制動装置
JPH0717586Y2 (ja) 連結車用制動装置
JP3745127B2 (ja) トラクタのブレーキ装置
JPH11263210A (ja) 自動車における牽引制御方法及び装置
JPH02114046A (ja) ホイール走行式建設機械の駐車ブレーキ制御装置
JPH044180B2 (ja)
JP4724276B2 (ja) 作業車用ブレーキ制御装置
JPH058219Y2 (ja)
KR960008534B1 (ko) 트럭자동제동장치
JPH0433180Y2 (ja)
US6971724B1 (en) Method and apparatus for simulating a failed heavy vehicle air brake system
JPH0635849Y2 (ja) 車両用ロツクブレ−キ装置
JPS5836614Y2 (ja) 車両用動力ブレ−キ装置
JP3546893B2 (ja) 坂道発進補助装置を備えたブレーキ制御システム
CN112498317A (zh) 坡道起步辅助系统、车辆及车辆坡道起步的控制方法