JPH0717586Y2 - 連結車用制動装置 - Google Patents
連結車用制動装置Info
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- JPH0717586Y2 JPH0717586Y2 JP2745889U JP2745889U JPH0717586Y2 JP H0717586 Y2 JPH0717586 Y2 JP H0717586Y2 JP 2745889 U JP2745889 U JP 2745889U JP 2745889 U JP2745889 U JP 2745889U JP H0717586 Y2 JPH0717586 Y2 JP H0717586Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連結車の制動装置に関し、さらに詳しくは、
ストップランプの点灯構造に関する。
ストップランプの点灯構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、トラクタとトレーラーとから成る連結車
の制動装置にあっては、その一例が第4図に示してある
ように、フルエアブレーキシステムを用いる場合があ
る。
の制動装置にあっては、その一例が第4図に示してある
ように、フルエアブレーキシステムを用いる場合があ
る。
すなわち、第4図に示したフルエアブレーキシステム
は、圧力供給部Aと圧力設定部Bとを備えている。
は、圧力供給部Aと圧力設定部Bとを備えている。
上述した圧力供給部Aは、エンジン駆動によるエアコン
プレッサA1、およびエアタンクA2並びにこれら供給部材
間での圧力を一定に維持するプレッシャガバナA3を含
み、上述したエアタンクA2は、後述する圧力設定部Bに
おけるトラクタ側およびトレーラー側の圧力設定部材に
一定圧のエアの供給を行うようになっている。
プレッサA1、およびエアタンクA2並びにこれら供給部材
間での圧力を一定に維持するプレッシャガバナA3を含
み、上述したエアタンクA2は、後述する圧力設定部Bに
おけるトラクタ側およびトレーラー側の圧力設定部材に
一定圧のエアの供給を行うようになっている。
一方、圧力設定部Bは、トラクタ側とトレーラー側とに
それぞれ設けられており、トラクタ側は、運転者により
踏み込み操作されるフートブレーキに連動するブレーキ
バルブB1によって、また、トレーラー側は、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2によってそ
れぞれ構成してある。このトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2は、運転室に装備されている
計器板に設けてある操作レバーを操作することにより、
開度を設定されるものである。
それぞれ設けられており、トラクタ側は、運転者により
踏み込み操作されるフートブレーキに連動するブレーキ
バルブB1によって、また、トレーラー側は、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2によってそ
れぞれ構成してある。このトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2は、運転室に装備されている
計器板に設けてある操作レバーを操作することにより、
開度を設定されるものである。
上述した圧力設定部Bのうち、トラクタ側は、前車軸側
と後続軸側とに分割されており、前車輪側は、ブレーキ
バルブB1aからクイックリリースバルブB10を介して前車
軸側のブレーキチャンバーB11に配管接続され、そし
て、後車軸側は、ブレーキバルブB1bを起点として、ト
レーラー側の荷物の積載状況あるいはトレーラーの有無
によって変化する荷重を検知して後車軸側での制動力を
設定するためのロードセンシングバルブB12および応答
性を改善するためのリレーバルブB13を介してブレーキ
チャンバーB14に配管接続されている。
と後続軸側とに分割されており、前車輪側は、ブレーキ
バルブB1aからクイックリリースバルブB10を介して前車
軸側のブレーキチャンバーB11に配管接続され、そし
て、後車軸側は、ブレーキバルブB1bを起点として、ト
レーラー側の荷物の積載状況あるいはトレーラーの有無
によって変化する荷重を検知して後車軸側での制動力を
設定するためのロードセンシングバルブB12および応答
性を改善するためのリレーバルブB13を介してブレーキ
チャンバーB14に配管接続されている。
一方、トレーラ側の圧力設定部は、走行中にトレーラー
が分離したような場合に制動を行うエマージェンシーブ
レーキ系と、トラクタ側のブレーキバルブの踏み込み量
に応じてトレーラー側での制動力の設定を行うサービス
ブレーキ系とに分割されており、エマージェンシブレー
キ系は、エアタンクA2から連結部に装備されているエア
供給路切り換えコックB15を介してトレーラー側の制動
機構に配管接続することで形成してあり、また、サービ
スブレーキ系は、上述したトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2の出力側に接続されて、上述
したトラクタ側における前車軸側のブレーキバルブB1a
の出力側からのエアの通過も許容するダブルチェックバ
ルブB16および、上述したエア供給路切り換えコックB15
の出力側に位置するリレーバルブB17を介してトレーラ
ー側の制動機構に配管接続することで形成されている。
が分離したような場合に制動を行うエマージェンシーブ
レーキ系と、トラクタ側のブレーキバルブの踏み込み量
に応じてトレーラー側での制動力の設定を行うサービス
ブレーキ系とに分割されており、エマージェンシブレー
キ系は、エアタンクA2から連結部に装備されているエア
供給路切り換えコックB15を介してトレーラー側の制動
機構に配管接続することで形成してあり、また、サービ
スブレーキ系は、上述したトレーラーブレーキ作動用ハ
ンドコントロールバルブB2の出力側に接続されて、上述
したトラクタ側における前車軸側のブレーキバルブB1a
の出力側からのエアの通過も許容するダブルチェックバ
ルブB16および、上述したエア供給路切り換えコックB15
の出力側に位置するリレーバルブB17を介してトレーラ
ー側の制動機構に配管接続することで形成されている。
このような制動装置におけるフルエアブレーキシステム
にあっては、トラクタ側およびトレーラー側の圧力設定
用管路に、各圧力設定部による制動動作が行われたこと
を後続車に警告するためのストップランプ点灯機構が設
けてある。
にあっては、トラクタ側およびトレーラー側の圧力設定
用管路に、各圧力設定部による制動動作が行われたこと
を後続車に警告するためのストップランプ点灯機構が設
けてある。
すなわち、この点灯機構は、管路内の圧力によって作動
するエアスイッチによって構成してあり、トラクタ側で
の圧力設定部における後車軸側のブレーキバルブB1bと
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
したブレーキチャンバーへの管路内にトラクタ側のエア
スイッチC1が、また、ダブルチェックバルブB16とリレ
ーバルブB17との間の管路およびトレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチェックバル
ブ16との間の管路にトレーラ側のエアスイッチC2、C3と
してそれぞれ配置されている。
するエアスイッチによって構成してあり、トラクタ側で
の圧力設定部における後車軸側のブレーキバルブB1bと
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
したブレーキチャンバーへの管路内にトラクタ側のエア
スイッチC1が、また、ダブルチェックバルブB16とリレ
ーバルブB17との間の管路およびトレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチェックバル
ブ16との間の管路にトレーラ側のエアスイッチC2、C3と
してそれぞれ配置されている。
上述したエアスイッチのうち、トラクタ側のエアスイッ
チC1は、トレーラー側のサービスブレーキ系に位置する
リレーバルブB17に接続されており、トラクタ側でのブ
レーキバルブB1が踏み込み操作された際に、トレーラー
側の制動機構に対してエアの供給ができる態位にリレー
バルブB17の態位設定を行うようになっている。
チC1は、トレーラー側のサービスブレーキ系に位置する
リレーバルブB17に接続されており、トラクタ側でのブ
レーキバルブB1が踏み込み操作された際に、トレーラー
側の制動機構に対してエアの供給ができる態位にリレー
バルブB17の態位設定を行うようになっている。
そして、これら各エアスイッチは、第5図に示す回路に
組み込まれており、トラクタ側でのフートブレーキの踏
み込み時、あるいはトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2の操作時にランプの点灯を可能にし
ている。
組み込まれており、トラクタ側でのフートブレーキの踏
み込み時、あるいはトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2の操作時にランプの点灯を可能にし
ている。
すなわち、上述した回路は、電源に並列接続されている
パワーリレーD1、D2を有し、このパワーリレーは、それ
らに直列接続されているトラクタ用ストップランプE1お
よびトレーラー用ストップランプE2の駆動部材として機
能するようにしてある。
パワーリレーD1、D2を有し、このパワーリレーは、それ
らに直列接続されているトラクタ用ストップランプE1お
よびトレーラー用ストップランプE2の駆動部材として機
能するようにしてある。
また、第4図に示したエアスイッチのうち、トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチ
ェックバルブB16との間に位置するエアスイッチC3は、
第5図に示すように、運転室側に設けてあるトレーラブ
レーキ作動ランプE3と直列接続され、トレーラーブレー
キの作動態位を表示するようになっている。
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2とダブルチ
ェックバルブB16との間に位置するエアスイッチC3は、
第5図に示すように、運転室側に設けてあるトレーラブ
レーキ作動ランプE3と直列接続され、トレーラーブレー
キの作動態位を表示するようになっている。
以上のような構造の制動装置は、運転者が選択する制動
のための操作態様に従って、トラクタ側での前・後車軸
およびトレーラー側での制動機構に対する制動圧力の設
定を行うようになっている。
のための操作態様に従って、トラクタ側での前・後車軸
およびトレーラー側での制動機構に対する制動圧力の設
定を行うようになっている。
すなわち、フートブレーキによる制動時には、ブレーキ
バルブB1a、B1bの作動量に応じた圧力のエアが前車軸側
および後車軸側に供給されるが、前車軸側では、クイッ
クリリースバルブB10を介してブレーキチャンバーに向
けエア供給が行われていると共に、ブレーキバルブB1a
の出力側から分岐する管路に位置するダブルチェックバ
ルブB16を介してトレーラー側の制動機構に通じるリレ
ーバルブB17にエア供給が行われる。
バルブB1a、B1bの作動量に応じた圧力のエアが前車軸側
および後車軸側に供給されるが、前車軸側では、クイッ
クリリースバルブB10を介してブレーキチャンバーに向
けエア供給が行われていると共に、ブレーキバルブB1a
の出力側から分岐する管路に位置するダブルチェックバ
ルブB16を介してトレーラー側の制動機構に通じるリレ
ーバルブB17にエア供給が行われる。
また、後車軸側では、ブレーキバルブB1bの出力側から
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
してブレーキチャンバーに向けエア供給が行われる。
ロードセンシングバルブB12およびリレーバルブB13を介
してブレーキチャンバーに向けエア供給が行われる。
一方、トレーラー側の制動機構におけるエア入力側に位
置するリレーバルブB17は、トラクタ側における後車軸
のブレーキチャンバーに向かう管路内に位置するエアス
イッチC1によって、作動態位を設定され、ダブルチェッ
クバルブB16から導入されるフートブレーキの作動量に
応じた圧力のエアをトレーラー側の制動機構に供給す
る。
置するリレーバルブB17は、トラクタ側における後車軸
のブレーキチャンバーに向かう管路内に位置するエアス
イッチC1によって、作動態位を設定され、ダブルチェッ
クバルブB16から導入されるフートブレーキの作動量に
応じた圧力のエアをトレーラー側の制動機構に供給す
る。
この時には、エアスイッチC1およびC2を介し、第5図示
のパワーリレーが励磁され、トラクタ側およびトレーラ
ー側のストップランプがそれぞれ点灯する。
のパワーリレーが励磁され、トラクタ側およびトレーラ
ー側のストップランプがそれぞれ点灯する。
これに対し、トレーラー側のみの制動を行う場合には、
トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2
の操作レバーを操作することによってダブルチェックバ
ルブB16およびリレーバルブB17を介し、トレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2の操作量に応じ
た圧力のエアをトレーラーの制動機構に供給する。
トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2
の操作レバーを操作することによってダブルチェックバ
ルブB16およびリレーバルブB17を介し、トレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2の操作量に応じ
た圧力のエアをトレーラーの制動機構に供給する。
このように、トラクタ側およびトレーラー側への制動力
設定を行っている時点では、各管路に位置するエアスイ
ッチのオン状態への移行に連動してトラクタ側およびト
レーラー側のストップランプ用パワーリレーD1、D2が励
磁されてそれらストップランプE1、E2が点灯する。
設定を行っている時点では、各管路に位置するエアスイ
ッチのオン状態への移行に連動してトラクタ側およびト
レーラー側のストップランプ用パワーリレーD1、D2が励
磁されてそれらストップランプE1、E2が点灯する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した制動装置においては、誤って、トレ
ーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブを操作
した場合には、次のような問題を生じる虞れがある。
ーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブを操作
した場合には、次のような問題を生じる虞れがある。
すなわち、トレーラーを連結していない状態でトラクタ
のみによる運転時にトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2を操作すると、第4図から明らかな
ように、ダブルチェックバルブB16からリレーバルブB17
に至る管路に位置しているエアスイッチC2がオンする。
のみによる運転時にトレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2を操作すると、第4図から明らかな
ように、ダブルチェックバルブB16からリレーバルブB17
に至る管路に位置しているエアスイッチC2がオンする。
このため、第5図示のように、エアスイッチC2がオンす
ることにより、トラクタ側のストップランプE1を点灯す
る閉回路が形成されることになる。
ることにより、トラクタ側のストップランプE1を点灯す
る閉回路が形成されることになる。
しかしながら、トレーラーブレーキの作動時には、第4
図から明らかなように、トラクタ側の前車軸、後車軸に
おけるブレーキチャンバーB11、B14へのエア供給路が形
成されていないので、トラクタ自体は制動圧力設定によ
る減速効果が得られないまま後続車への制動警告が行わ
れてしまうことになり、実際の走行環境にそぐわない運
転操作を後続車に知らせてしまう虞れがある。
図から明らかなように、トラクタ側の前車軸、後車軸に
おけるブレーキチャンバーB11、B14へのエア供給路が形
成されていないので、トラクタ自体は制動圧力設定によ
る減速効果が得られないまま後続車への制動警告が行わ
れてしまうことになり、実際の走行環境にそぐわない運
転操作を後続車に知らせてしまう虞れがある。
すなわち、トレーラーブレーキは、例えば降板走行時で
トラクタがトレーラーに押されるのを防ぐためにトレー
ラーのみの制動を行うことを目的として操作されるもの
であるので、このブレーキ操作を行った場合にはトラク
タ側への制動効果は得られない格好となり、結果とし
て、例えば、道路が空いているにも拘らず、制動警告が
行われ、後続車が急ブレーキをかけなければならない等
の危険を招くことになる。
トラクタがトレーラーに押されるのを防ぐためにトレー
ラーのみの制動を行うことを目的として操作されるもの
であるので、このブレーキ操作を行った場合にはトラク
タ側への制動効果は得られない格好となり、結果とし
て、例えば、道路が空いているにも拘らず、制動警告が
行われ、後続車が急ブレーキをかけなければならない等
の危険を招くことになる。
また、上述の制動装置においては、トレーラーブレーキ
作動用ハンドコントロールバルブB2を操作した際にエア
スイッチC3がオン作動してトレーラー作動ランプE3が点
灯するものとなっているが、このトレーラー作動ランプ
E3は上述の如くトレーラーを接続しない状態でトレーラ
ーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2を誤操作
した場合にも点灯するものとなっており、このような状
況でトレーラー作動ランプE3が点灯すると運転者はトレ
ーラーブレーキが作動しているものと誤認する虞があ
り、上記誤操作を助長しかねない問題もある。
作動用ハンドコントロールバルブB2を操作した際にエア
スイッチC3がオン作動してトレーラー作動ランプE3が点
灯するものとなっているが、このトレーラー作動ランプ
E3は上述の如くトレーラーを接続しない状態でトレーラ
ーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2を誤操作
した場合にも点灯するものとなっており、このような状
況でトレーラー作動ランプE3が点灯すると運転者はトレ
ーラーブレーキが作動しているものと誤認する虞があ
り、上記誤操作を助長しかねない問題もある。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の制動装置、特
に、連結車の制動装置における問題に鑑み、後続車への
無益な制動警告を与えることなく、運転者にトレーラー
の制動状態を的確に認識させることができる制動装置を
得ることにある。
に、連結車の制動装置における問題に鑑み、後続車への
無益な制動警告を与えることなく、運転者にトレーラー
の制動状態を的確に認識させることができる制動装置を
得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、トラクタとトレー
ラーとから成る連結車に適用される制動装置であって、
エアタンクを含むエア供給部と、上記エア供給部に接続
されフートブレーキの操作量に応じたエア圧を出力し
て、上記エア供給部からトラクタ側のブレーキチャンバ
へのエア供給を制御するブレーキバルブと、上記エア供
給部に接続されてトレーラー側の制動機構の作動を制御
するエア圧を出力するトレーラーブレーキ作動用ハンド
コントロールバルブと、上記ブレーキバルブ、または上
記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブ
から供給されるエア圧に連動して上記エア供給部から上
記トレーラー側の制動機構へのエア供給を制御するリレ
ーバルブと、上記トレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブと上記リレーバルブとの間に配置され上
記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブ
から出力されるエア圧によって作動する操作検知エアス
イッチと、上記リレーバルブを経由した上記トレーラー
側の制動機構に対するエア入力側に位置し上記トレーラ
ー側の制動機構へ供給されるエア圧のみによって作動す
る作動検知エアスイッチと、上記作動検知エアスイッチ
の作動に連動して点灯するよう上記作動検知エアスイッ
チに結線されたトラクタ用ストップランプ及びトレーラ
ー用ストップランプと、上記操作検知エアスイッチと上
記作動検知エアスイッチとが共に作動した点にのみ点灯
するよう上記操作検知エアスイッチと上記作動検知エア
スイッチとに直列に結線されて運転室側に設けられたト
レーラーブレーキ作動表示ランプとを備えたことを特徴
とする。
ラーとから成る連結車に適用される制動装置であって、
エアタンクを含むエア供給部と、上記エア供給部に接続
されフートブレーキの操作量に応じたエア圧を出力し
て、上記エア供給部からトラクタ側のブレーキチャンバ
へのエア供給を制御するブレーキバルブと、上記エア供
給部に接続されてトレーラー側の制動機構の作動を制御
するエア圧を出力するトレーラーブレーキ作動用ハンド
コントロールバルブと、上記ブレーキバルブ、または上
記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブ
から供給されるエア圧に連動して上記エア供給部から上
記トレーラー側の制動機構へのエア供給を制御するリレ
ーバルブと、上記トレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブと上記リレーバルブとの間に配置され上
記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブ
から出力されるエア圧によって作動する操作検知エアス
イッチと、上記リレーバルブを経由した上記トレーラー
側の制動機構に対するエア入力側に位置し上記トレーラ
ー側の制動機構へ供給されるエア圧のみによって作動す
る作動検知エアスイッチと、上記作動検知エアスイッチ
の作動に連動して点灯するよう上記作動検知エアスイッ
チに結線されたトラクタ用ストップランプ及びトレーラ
ー用ストップランプと、上記操作検知エアスイッチと上
記作動検知エアスイッチとが共に作動した点にのみ点灯
するよう上記操作検知エアスイッチと上記作動検知エア
スイッチとに直列に結線されて運転室側に設けられたト
レーラーブレーキ作動表示ランプとを備えたことを特徴
とする。
(作用) 本考案によれば、ブレーキバルブ及びトレーラーブレー
キ作動用ハンドコントロールバルブから供給されるエア
圧に連動してエア供給部からトレーラー側の制動機構へ
のエア供給を制御するリレーバルブを経由してトレーラ
ー側の制動機構へ供給されるエア圧を、作動検知エアス
イッチが検知し、この作動検知エアスイッチの検知作動
に連動してトラクタ用ストップランプ及びトレーラー用
ストップランプが点灯する。これにより、トレーラー側
の制動機構へのエア供給を直接検知してトラクタ用スト
ップランプ及びトレーラ用ストップランプを点灯させる
ことができ、トレーラーが接続されない状態ではトレー
ラー側の制動機構まではエアが供給されないことからト
レーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブを誤
操作しても作動検知エアスイッチは作動せず、上記誤操
作時にトラクタ用ストップランプが点灯する不都合を解
消することができる。
キ作動用ハンドコントロールバルブから供給されるエア
圧に連動してエア供給部からトレーラー側の制動機構へ
のエア供給を制御するリレーバルブを経由してトレーラ
ー側の制動機構へ供給されるエア圧を、作動検知エアス
イッチが検知し、この作動検知エアスイッチの検知作動
に連動してトラクタ用ストップランプ及びトレーラー用
ストップランプが点灯する。これにより、トレーラー側
の制動機構へのエア供給を直接検知してトラクタ用スト
ップランプ及びトレーラ用ストップランプを点灯させる
ことができ、トレーラーが接続されない状態ではトレー
ラー側の制動機構まではエアが供給されないことからト
レーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブを誤
操作しても作動検知エアスイッチは作動せず、上記誤操
作時にトラクタ用ストップランプが点灯する不都合を解
消することができる。
また、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブから出力されるエア圧のみによって作動する操作検
知エアスイッチと作動検知エアスイッチが共に作動した
ときにのみ点灯するよう、トレーラーブレーキ作動表示
ランプが操作検知エアスイッチと作動検知エアスイッチ
とに直列に結線されているため、トレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブが操作され且つトレーラ
ー側の制動機構へのエアが供給されたときにのみトレー
ラーブレーキ作動表示ランプが点灯する。これにより、
トレーラーが接続されない状態でのトレーラーブレーキ
作動用ハンドコントロールバルブの誤操作に連動してト
レーラーブレーキ作動表示ランプが点灯する不都合を解
消でき、通常の制動時のようにトレーラーブレーキ作動
用ハンドコントロールバルブが操作されずフートブレー
キ操作によるブレーキバルブの作動に連動してリレーバ
ルブがトレーラ側の制動機構へエアを供給する場合にト
レーラーブレーキ作動表示ランプが点灯することもなく
運転者が煩わしさを感じることもない。したがって、ト
レーラー側のブレーキのみが作動していることを的確に
表示して運転者に認識させることができる。
ルブから出力されるエア圧のみによって作動する操作検
知エアスイッチと作動検知エアスイッチが共に作動した
ときにのみ点灯するよう、トレーラーブレーキ作動表示
ランプが操作検知エアスイッチと作動検知エアスイッチ
とに直列に結線されているため、トレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブが操作され且つトレーラ
ー側の制動機構へのエアが供給されたときにのみトレー
ラーブレーキ作動表示ランプが点灯する。これにより、
トレーラーが接続されない状態でのトレーラーブレーキ
作動用ハンドコントロールバルブの誤操作に連動してト
レーラーブレーキ作動表示ランプが点灯する不都合を解
消でき、通常の制動時のようにトレーラーブレーキ作動
用ハンドコントロールバルブが操作されずフートブレー
キ操作によるブレーキバルブの作動に連動してリレーバ
ルブがトレーラ側の制動機構へエアを供給する場合にト
レーラーブレーキ作動表示ランプが点灯することもなく
運転者が煩わしさを感じることもない。したがって、ト
レーラー側のブレーキのみが作動していることを的確に
表示して運転者に認識させることができる。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図において本考案実施例の詳細を
説明する。
説明する。
第1図は、本考案実施例による制動装置の全体構成を示
す第4図相当のシステム図であり、第4図に示したもの
と同じ構成部品については同符号により示してある。
す第4図相当のシステム図であり、第4図に示したもの
と同じ構成部品については同符号により示してある。
トラクタ側での前車軸側のブレーキチャンバB11に至る
管路には、第1のエアスイッチC10が配置されており、
そして、後車軸側のロードセンシングバルブB12に至る
管路には、第4図に示したエアスイッチC1と同様な構造
の第2のエアスイッチC11が配置されている。
管路には、第1のエアスイッチC10が配置されており、
そして、後車軸側のロードセンシングバルブB12に至る
管路には、第4図に示したエアスイッチC1と同様な構造
の第2のエアスイッチC11が配置されている。
上述した第1のエアスイッチC10、および第2のエアス
イッチC11は、第4図に示したシステムに用いられたも
のと同様に、その管路内を流動するエアの圧力によって
作動し、所定圧力以上に達した時点にオン状態を設定す
る。
イッチC11は、第4図に示したシステムに用いられたも
のと同様に、その管路内を流動するエアの圧力によって
作動し、所定圧力以上に達した時点にオン状態を設定す
る。
また、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブB2からダブルチェックバルブB16に至る管路には、
このコントロールバルブB2からのエアの供給出力を検知
して所定圧力以上でのエアの流動によりオン状態とされ
る操作検知エアスイッチとしての第3のエアスイッチC1
2が配置され、そして、このトレーラーブレーキ作動用
ハンドコントロールバルブB2からトレーラーの制動機構
に至る管路には、リレーバルブB17からの供給圧力を検
知してその圧力が所定圧以上に達した時点でオン状態を
設定される作動検知エアスイッチとしての第4のエアス
イッチC13が配置してある。
ルブB2からダブルチェックバルブB16に至る管路には、
このコントロールバルブB2からのエアの供給出力を検知
して所定圧力以上でのエアの流動によりオン状態とされ
る操作検知エアスイッチとしての第3のエアスイッチC1
2が配置され、そして、このトレーラーブレーキ作動用
ハンドコントロールバルブB2からトレーラーの制動機構
に至る管路には、リレーバルブB17からの供給圧力を検
知してその圧力が所定圧以上に達した時点でオン状態を
設定される作動検知エアスイッチとしての第4のエアス
イッチC13が配置してある。
上述した各エアスイッチは、第2図に示す回路内に組み
込まれており、ストップランプの点灯設定を行うように
なっている。
込まれており、ストップランプの点灯設定を行うように
なっている。
すなわち、第2図において、第5図に示した従来のもの
と同様な配線構造とされたトラクタ用ストップランプE1
のパワーリレーD1、およトレーラーストップランプE2の
パワーリレーD2に対し、第1および第2のエアスイッチ
C10、C11が直列接続されている。
と同様な配線構造とされたトラクタ用ストップランプE1
のパワーリレーD1、およトレーラーストップランプE2の
パワーリレーD2に対し、第1および第2のエアスイッチ
C10、C11が直列接続されている。
従って、トラクタ側でのフートブレーキ操作を行った場
合には、ブレーキバルブB1における前車軸側(B1a)、
後車軸側(B1b)でのエア供給路内のエアの流動如何に
よって各エアスイッチC10、C11を介し、トラクタ用スト
ップランプE1および、トレーラー用ストップランプE2の
点灯制御が行われる。
合には、ブレーキバルブB1における前車軸側(B1a)、
後車軸側(B1b)でのエア供給路内のエアの流動如何に
よって各エアスイッチC10、C11を介し、トラクタ用スト
ップランプE1および、トレーラー用ストップランプE2の
点灯制御が行われる。
一方、第1図に示した第4のエアスイッチC13は、第2
図示のように、第1、第2のエアスイッチC10、C11と並
列接続されている。
図示のように、第1、第2のエアスイッチC10、C11と並
列接続されている。
すなわち、この第4のエアスイッチC13は、並列接続さ
れている第2のエアスイッチC11との間にダイオードd1
を介して接続されており、また、電源からの配線に対す
る結線位置をはさんでダイオードd1と対向する位置には
今一つのダイオードd2が位置し、このダイオードd2に
は、第3のエアスイッチC12およびトレーラー作動表示
ランプE3が直列接続してある。このような回路構成によ
り、第4のエアスイッチC13は、ダイオードd1、d2を介
して、トラクタ側のストップランプ点灯用回路と区分さ
れて、所謂、トレーラー側での制動機構のみの動作状態
を識別できる部材とされている。
れている第2のエアスイッチC11との間にダイオードd1
を介して接続されており、また、電源からの配線に対す
る結線位置をはさんでダイオードd1と対向する位置には
今一つのダイオードd2が位置し、このダイオードd2に
は、第3のエアスイッチC12およびトレーラー作動表示
ランプE3が直列接続してある。このような回路構成によ
り、第4のエアスイッチC13は、ダイオードd1、d2を介
して、トラクタ側のストップランプ点灯用回路と区分さ
れて、所謂、トレーラー側での制動機構のみの動作状態
を識別できる部材とされている。
従って、トラクタ側のフートブレーキに連動するブレー
キバルブB1が操作されていない状態にあっては、トレー
ラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2が操作
されると、第1図において、リレーバルブB17からの出
力圧、換言すれば、トレーラー側の制動機構に至る管路
内に、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブB2によって設定された圧力のエアが供給された場合
に、第4のエアスイッチC13がオン状態となるので、第
2図におけるパワーリレーD1、D2が励磁されてトラクタ
側およびトレーラー側のストップランプE1、E2が点灯す
る。
キバルブB1が操作されていない状態にあっては、トレー
ラーブレーキ作動用ハンドコントロールバルブB2が操作
されると、第1図において、リレーバルブB17からの出
力圧、換言すれば、トレーラー側の制動機構に至る管路
内に、トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバ
ルブB2によって設定された圧力のエアが供給された場合
に、第4のエアスイッチC13がオン状態となるので、第
2図におけるパワーリレーD1、D2が励磁されてトラクタ
側およびトレーラー側のストップランプE1、E2が点灯す
る。
このため、仮りに、トラクタ側でのフートブレーキが操
作されない状態のときにトレーラーブレーキ作動用ハン
ドコントロールバルブB2が操作されても、第4のエアス
イッチC13がオン状態にならない場合には、トラクタ用
ストップランプE1およびトレーラー用ストップランプE2
は点灯されないことになる。
作されない状態のときにトレーラーブレーキ作動用ハン
ドコントロールバルブB2が操作されても、第4のエアス
イッチC13がオン状態にならない場合には、トラクタ用
ストップランプE1およびトレーラー用ストップランプE2
は点灯されないことになる。
従って、トレーラーを連結しない状態でトレーラーブレ
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2のみが操作され
た場合には、連結の際に操作されるはずの空気供給路切
り換えコックB15が連結態位に設定されていないので、
トレーラーの制動機構に至るエア供給路が設定されてい
ない状態となり、第4のエアスイッチC13が不作動状
態、所謂、オフ態位に維持され、結果として、トラクタ
用ストップランプE1(第2図参照)およびトレーラー用
ストップランプE2(第2図参照)への点灯用閉回路が形
成されない状態が得られ、そのランプE1、E2の点灯は行
われない。
ーキ作動用ハンドコントロールバルブB2のみが操作され
た場合には、連結の際に操作されるはずの空気供給路切
り換えコックB15が連結態位に設定されていないので、
トレーラーの制動機構に至るエア供給路が設定されてい
ない状態となり、第4のエアスイッチC13が不作動状
態、所謂、オフ態位に維持され、結果として、トラクタ
用ストップランプE1(第2図参照)およびトレーラー用
ストップランプE2(第2図参照)への点灯用閉回路が形
成されない状態が得られ、そのランプE1、E2の点灯は行
われない。
また、このように、トレーラーブレーキ作動用ハンドコ
ントロールバルブB2が操作されても、第4のエアスイッ
チC13がオン状態にならない場合には、第2図におい
て、第3のエアスイッチC12がオン状態にあっても、ト
レーラー作動表示ランプE3は点灯しない状態を維持され
る。
ントロールバルブB2が操作されても、第4のエアスイッ
チC13がオン状態にならない場合には、第2図におい
て、第3のエアスイッチC12がオン状態にあっても、ト
レーラー作動表示ランプE3は点灯しない状態を維持され
る。
ところで、上述したところのトラクタ単車のみの走行時
に、トレーラー用ストップランプE2が点灯されるのを防
止するための構造としては、第3図示の構造がある。
に、トレーラー用ストップランプE2が点灯されるのを防
止するための構造としては、第3図示の構造がある。
すなわち、第3図においては、第2図に示したトラクタ
側の第1、第2のエアスイッチC10、C11に対して、第4
のエアスイッチC13を単独で、トレーラー用ストップラ
ンプE2のパワーリレーD2に対構成されたダイオードd1、
d2を介して直列接続し、トレーラーの制動機構に対し、
実際にエア供給が行われたのを検知することで、トレー
ラー用ストップランプの点灯制御を行うようにして、ト
ラクタ側に対する制動警告機構を完全に分割してある。
側の第1、第2のエアスイッチC10、C11に対して、第4
のエアスイッチC13を単独で、トレーラー用ストップラ
ンプE2のパワーリレーD2に対構成されたダイオードd1、
d2を介して直列接続し、トレーラーの制動機構に対し、
実際にエア供給が行われたのを検知することで、トレー
ラー用ストップランプの点灯制御を行うようにして、ト
ラクタ側に対する制動警告機構を完全に分割してある。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、トラクタにトレーラーが接続さ
れていない状態でトレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブを誤操作した場合、トラクタ用ストップ
ランプの不要な点灯を防止して、トラクタに制動効果が
ない状況での後続車への無益な制動警告を防止すること
ができる。また、トレーラー側の制動機構が実際に作動
する時にのみトレーラー作動表示ランプが点灯するの
で、トレーラーブレーキの作動状態を確実に運転者に認
識させることができる。さらに、作動検知エアスイッチ
をストップランプの点灯制御用と作動表示ランプの点灯
制御用とに共用しているので、点灯制御回路の構成が簡
素化され、この回路のコストを低くすることができる。
れていない状態でトレーラーブレーキ作動用ハンドコン
トロールバルブを誤操作した場合、トラクタ用ストップ
ランプの不要な点灯を防止して、トラクタに制動効果が
ない状況での後続車への無益な制動警告を防止すること
ができる。また、トレーラー側の制動機構が実際に作動
する時にのみトレーラー作動表示ランプが点灯するの
で、トレーラーブレーキの作動状態を確実に運転者に認
識させることができる。さらに、作動検知エアスイッチ
をストップランプの点灯制御用と作動表示ランプの点灯
制御用とに共用しているので、点灯制御回路の構成が簡
素化され、この回路のコストを低くすることができる。
第1図は本考案実施例による制動装置の全体構成を示す
システム図、第2図は第1図に示したシステムにおける
電気系統を説明するための回路図、第3図は第2図に示
した回路の変形例を示す第2図相当の回路図、第4図は
従来の制動装置の全体構成を示す第1図相当のシステム
図、第5図は第4図に示したシステムにおける電気系統
を説明するための第2図相当の回路図である。 A……圧力供給部、B……圧力設定部、B1……ブレーキ
バルブ、B1a……前車軸側のブレーキバルブ、B1b……後
車軸側のブレーキバルブ、B2……トレーラー作動用ハン
ドコントロールバルブ、B11、B14……ブレーキチャンバ
ー、B13、B17……リレーバルブ、C10……第1のエアス
イッチ、C11……第2のエアスイッチ、C12……第3のエ
アスイッチ、C13……第4のエアスイッチ、D1、D2……
パワーリレー、E1……トラクタ用ストップランプ、E2…
…トレーラー用ストップランプ、E3……トレーラー作動
表示ランプ、d1、d2……点灯駆動回路を分割するための
単方向素子。
システム図、第2図は第1図に示したシステムにおける
電気系統を説明するための回路図、第3図は第2図に示
した回路の変形例を示す第2図相当の回路図、第4図は
従来の制動装置の全体構成を示す第1図相当のシステム
図、第5図は第4図に示したシステムにおける電気系統
を説明するための第2図相当の回路図である。 A……圧力供給部、B……圧力設定部、B1……ブレーキ
バルブ、B1a……前車軸側のブレーキバルブ、B1b……後
車軸側のブレーキバルブ、B2……トレーラー作動用ハン
ドコントロールバルブ、B11、B14……ブレーキチャンバ
ー、B13、B17……リレーバルブ、C10……第1のエアス
イッチ、C11……第2のエアスイッチ、C12……第3のエ
アスイッチ、C13……第4のエアスイッチ、D1、D2……
パワーリレー、E1……トラクタ用ストップランプ、E2…
…トレーラー用ストップランプ、E3……トレーラー作動
表示ランプ、d1、d2……点灯駆動回路を分割するための
単方向素子。
Claims (1)
- 【請求項1】トラクタとトレーラーとから成る連結車に
適用される制動装置であって、 エアタンクを含むエア供給部と、 上記エア供給部に接続されフートブレーキの操作量に応
じたエア圧を出力して、上記エア供給部からトラクタ側
のブレーキチャンバへのエア供給を制御するブレーキバ
ルブと、 上記エア供給部に接続されてトレーラー側の制動機構の
作動を制御するエア圧を出力するトレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブと、 上記ブレーキバルブ、または上記トレーラーブレーキ作
動用ハンドコントロールバルブから供給されるエア圧に
連動して上記エア供給部から上記トレーラー側の制動機
構へのエア供給を制御するリレーバルブと、 上記トレーラーブレーキ作動用ハンドコントロールバル
ブと上記リレーバルブとの間に配置され上記トレーラー
ブレーキ作動用ハンドコントロールバルブから出力され
るエア圧によって作動する操作検知エアスイッチと、 上記リレーバルブを経由した上記トレーラ側の制動機構
に対するエア入力側に位置し上記トレーラ側の制動機構
へ供給されるエア圧のみによって作動する作動検知エア
スイッチと、 上記作動検知エアスイッチの作動に連動して点灯するよ
う上記作動検知エアスイッチに結線されたトラクタ用ス
トップランプ及びトレーラー用ストップランプと、 上記操作検知エアスイッチと上記作動検知エアスイッチ
とが共に作動した時にのみ点灯するよう上記操作検知エ
アスイッチと上記作動検知エアスイッチとに直列に結線
されて運転室内に設けられたトレーラーブレーキ作動表
示ランプと、 を備えたことを特徴とする連結車用制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2745889U JPH0717586Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 連結車用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2745889U JPH0717586Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 連結車用制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02117929U JPH02117929U (ja) | 1990-09-21 |
JPH0717586Y2 true JPH0717586Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31249969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2745889U Expired - Lifetime JPH0717586Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 連結車用制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717586Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP2745889U patent/JPH0717586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02117929U (ja) | 1990-09-21 |
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