JPH0433180Y2 - - Google Patents

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JPH0433180Y2
JPH0433180Y2 JP1986134662U JP13466286U JPH0433180Y2 JP H0433180 Y2 JPH0433180 Y2 JP H0433180Y2 JP 1986134662 U JP1986134662 U JP 1986134662U JP 13466286 U JP13466286 U JP 13466286U JP H0433180 Y2 JPH0433180 Y2 JP H0433180Y2
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brake
pressure
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parking
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は、空圧や油圧等による走行用ブレー
キを備えたクレーン車等の作業車両が制動機能を
果たしている状態を確認することのできる作業車
両のブレーキ表示装置に関するものである。
B 従来の技術 従来のこの種のブレーキ表示装置を、第5図〜
第7図に示す。
圧気源1は、エンジン1aによつて作動する圧
縮機1bと、逆止弁1cと、エアタンク1dと、
リリーフ弁1eとにより構成されている。エアタ
ンク1dは、足踏みの走行用ブレーキ弁2と手動
のブレーキ切換弁3の各入力ポートに接続されて
おり、また走行用ブレーキ弁2の出力ポートが手
動のブレーキ切換弁3の入力ポートに接続されて
いる。
ブレーキ切換弁3の出力ポートは、主ブレーキ
装置4と駐車ブレーキ装置5とに接続されてい
る。ブレーキ切換弁3は、第6図に示すように、
切換レバー6を操作することによりニユートラル
(N位置)、パーキング(P位置)およびワーキン
グ(W位置)に切り換えられ、N位置とW位置は
N位置検出リミツトスイツチ7とW位置検出リミ
ツトスイツチ8によつてそれぞれ検出される。レ
バー6がN位置にあるときにはN位置検出リミツ
トスイツチ7は開放され、W位置にあるときには
W位置検出リミツトスイツチ8が閉成される。ま
た、第7図に示すように、これらのリミツトスイ
ツチ7,8の入力端子は電源9に接続され、N位
置検出リミツトスイツチ7の出力端子は駐車ブレ
ーキ作動表示灯10を介して接地され、W位置検
出リミツトスイツチ8の出力端子は主ブレーキ作
動表示灯11を介して接地されている。
レバー6がN位置にあると、N位置検出リミツ
トスイツチ7およびW位置検出リミツトスイツチ
8が開放され、駐車ブレーキ作動表示灯10と主
ブレーキ作動表示灯11が消灯する。レバー6が
P位置にあると、N位置検出リミツトスイツチ7
が閉成されW位置検出リミツトスイツチ8が開放
されるから、駐車ブレーキ作動表示灯10が点灯
し、主ブレーキ作動表示灯11が消灯する。レバ
ー6がW位置にあると、N位置検出リミツトスイ
ツチ7とW位置検出リミツトスイツチ8がともに
閉成され、駐車ブレーキ作動表示灯10と主ブレ
ーキ作動表示灯11がともに点灯する。従来装置
では、このようにして各ブレーキの制動機能が果
たされているか否かを視覚によつて確認できる。
C 考案が解決しようとしている問題点 しかし、上述した従来のブレーキ表示ランプで
は、次のような問題がある。
駐車ブレーキ作動表示灯10と主ブレーキ作動
表示灯11は、主ブレーキ装置4および駐車ブレ
ーキ装置5を作動させる空圧回路に拘りなくレバ
ー6の位置によつて点灯または消灯をするから、
空圧回路が何らかの原因で故障した場合にもレバ
ー6の位置に応じて表示灯10,11が点灯しま
たは消灯する。このため、空圧回路が故障して制
動機能が果たされないにも拘らず、作業者が駐車
ブレーキ作動表示灯10または主ブレーキ作動表
示灯11の点灯を視覚で確認してブレーキ装置が
機能するものとして駐車または作業をするおそれ
がある。
そこで、実開昭57−188566号公報に開示されて
いるように圧力スイツチを使用して表示灯を点消
灯するようにすれば、上述したような問題は解消
される。この場合、第5図においては、ブレーキ
切換弁3と主ブレーキ装置4との間の管路、およ
びブレーキ切換弁3と駐車ブレーキ装置5との間
の管路にそれぞれ圧力スイツチを設け、この圧力
スイツチの開閉状態で表示灯10,11を点灯す
る構成となる。しかしながら、ブレーキ切換弁3
と主ブレーキ装置4との間の管路には、作業時の
みならず走行時にブレーキ弁2を操作するときも
圧力が発生するので、走行時のブレーキ弁2を操
作すると、主ブレーキ用表示灯11が点灯してし
まい、運転者にとつて非常にまぎらわしい表示警
告となる。
本考案の目的は、ブレーキ回路の圧力を検出し
て表示灯を点消灯するようにして安全性を高める
とともに、主ブレーキ装置に作用する圧力を作業
ブレーキ回路と主ブレーキ回路の共通管路で検知
する場合であつても、走行時のブレーキ弁操作時
には主ブレーキ表示灯が点灯しないようにした作
業車両のブレーキ表示装置を提供することにあ
る。
D 問題点を解決するための手段 一実施例を示す第1図および第2図に対応づけ
て本考案を説明すると、本考案は、圧源21と主
ブレーキ装置26および圧源21と駐車ブレーキ
装置25との間に設けられたブレーキ切換弁24
の切換え操作により走行時には両ブレーキ装置2
5,26を解除させ、駐車時には駐車ブレーキ装
置25を作動させ、作業時には両ブレーキ装置2
5,26を作動させるブレーキ回路を形成する作
業車両のブレーキ表示装置に適用される。
そして、上述した問題点は以下の構成で解決さ
れる。
本考案によるブレーキ表示装置は、主ブレーキ
表示灯36および駐車ブレーキ表示灯37と、主
ブレーキ装置26に作用する圧力を作業ブレーキ
回路と主ブレーキ回路の共通管路30で検知する
主ブレーキ圧力検知器32と、駐車ブレーキ装置
25に作用する圧力を検知する駐車ブレーキ圧力
検知器33と、両ブレーキ圧力検知器35,36
からの検出結果に基づいて駐車ブレーキ表示灯3
7と主ブレーキ表示灯36を点消灯させる制御回
路とを備える。そして制御回路は、駐車ブレーキ
圧力検知器33により駐車ブレーキ装置25が作
動する圧力状態が検出されると駐車ブレーキ表示
灯37を点灯させ、駐車ブレーキ圧力検知器32
により駐車ブレーキ装置25が作動する圧力状態
が検出され、かつ主ブレーキ圧力検知器32によ
り主ブレーキ装置26に作用する圧力が検出され
るときは駐車ブレーキ表示灯37と主ブレーキ表
示灯36を点灯させ、駐車ブレーキ圧力検知器3
2により駐車ブレーキ装置25が作動しない圧力
状態が検出されていれば、主ブレーキ圧力検知器
32により主ブレーキ装置26に作用する圧力が
検出されているときもいないときも駐車ブレーキ
表示灯37および主ブレーキ表示灯36を消灯さ
せるように構成したものである。
実用新案登録請求の範囲第2項に記載の装置
は、駐車ブレーキ装置25をネガテイブ型、駐車
ブレーキ圧力検知器33を駐車ブレーキ圧力が所
定値以上で閉じる常開スイツチ、主ブレーキ圧力
検知器32を主ブレーキ圧が所定値以上で閉じる
常開スイツチとし、制御回路は、駐車ブレーキ検
出スイツチ33が閉じると常閉接点35bが開く
リレー35を含み、その常閉リレー接点35bと
主ブレーキ圧力検出スイツチ32と主ブレーキ表
示灯36とが直列接続される一方、常閉リレー接
点35bと駐車ブレーキ表示灯37とが直列接続
され、ブレーキ切換弁24により作業が選択され
ているときは、駐車ブレーキ圧力検知器25の検
出結果により常閉リレー接点35bを閉じて主ブ
レーキ表示灯36を点灯させるとともに駐車ブレ
ーキ表示灯37を点灯させ、走行が選択されてい
るときには、駐車ブレーキ圧力検知器33の検出
結果により常閉リレー接点35bを開いて主ブレ
ーキ表示灯36を消灯させるように構成したもの
である。
E 作用 駐車ブレーキ圧力検知器33により駐車ブレー
キ装置25が作動する圧力状態が検出されると駐
車ブレーキ表示灯37が点灯する。駐車ブレーキ
圧力検知器32により駐車ブレーキ装置25が作
動する圧力状態が検出され、かつ主ブレーキ圧力
検知器32により主ブレーキ装置26に作用する
圧力が検出されると駐車ブレーキ表示灯37と主
ブレーキ表示灯36が点灯する。駐車ブレーキ圧
力検知器32により駐車ブレーキ装置25が作動
しない圧力状態が検出されていれば、主ブレーキ
圧力検知器32により主ブレーキ装置26に作用
する圧力が検出されていても主ブレーキ表示灯3
6は点灯せず、また、駐車ブレーキ装置25も点
灯しない。
実用新案登録請求の範囲第2項では、制御回路
がリレー35で構成され、駐車ブレーキ回路が形
成されているときには、リレー35の常閉接点3
5bが閉じて駐車ブレーキ表示灯37が点灯す
る。作業ブレーキ回路が形成されているときに
は、主ブレーキ圧力が立ち駐車ブレーキ圧力が立
たないので主ブレーキ圧力スイツチ32およびリ
レー35の常閉接点35bが閉じるから、主ブレ
ーキ表示灯36および駐車ブレーキ表示灯37は
ともに点灯する。走行ブレーキ回路が形成されて
いるときは駐車ブレーキ圧力が立ち常閉接点35
bが開くので、両ブレーキ表示灯はともに消灯す
る。
F 実施例 第1の実施例 第1図および第2図に基づいて第1の実施例に
ついて説明する。
圧縮空気を送り出す圧気源21は、エンジン2
1aによつて作動する圧縮機21bのデリベリ側
を、逆止弁21cを介してエアタンク21dに接
続して構成される。また、エアタンク21dの内
圧を一定に保つリリーフ弁21eが設けられる。
エアタンク21dに接続された一方の入力管路
22aは走行用ブレーキ弁23の入力ポートに接
続され、他方の入力管路22bはブレーキ切換弁
24の一方の入力ポートに接続される。また、走
行用ブレーキ弁23の出力ポートがブレーキ切換
弁24の他方の入力ポートに接続されている。走
行用ブレーキ弁23は、ペダル23aの踏み込み
量に相応した圧力を出力ポートに出力し、ペダル
23aを解放すると出力ポートが大気ポート23
bと連通する。また、ブレーキ切換弁24はレバ
ー24aを操作することにより、ニユートラル
(N)、パーキング(P)およびワーキング(W)
の各位置に切り換わる。ブレーキ切換弁24にも
排気ポート24bが設けられている。
ブレーキ切換弁24の一方の出力ポートは管路
29によつてネガテイブ型の駐車ブレーキ装置2
5に接続されており、他方の出力ポートは管路3
0によつてポジテイブ型の主ブレーキ装置26に
接続されている。また、走行用ブレーキ弁23と
ブレーキ切換弁24とを連通する管路27がブレ
ーキ切換弁24をバイパスし逆止弁28を介して
主ブレーキ装置26に接続され、走行用ブレーキ
弁23からの圧気を直接主ブレーキ装置26に流
れるのを許容する。
主ブレーキ装置26に接続された管路30は、
空圧−油圧変換倍力装置26aの入力ポートに接
続され、その出力ポートが複数の車輪31のブレ
ーキシリンダ26bに接続される。なお、ブレー
キシリンダ26bによりブレーキシユー26cが
ブレーキドラム26dを押圧するとブレーキがか
かる。また、26eは戻りばねである。
駐車ブレーキ装置25に接続された管路29
は、空圧−油圧変換倍力装置25aの入力ポート
に接続され、そのピストンロツド25bがブレー
キレバー25cを介してブレーキシユー25dに
連結されている。このブレーキシユー25dによ
りブレーキドラム25eを押圧してブレーキがか
かる。また、ピストンロツド25bには戻りばね
25fが遊挿されており、その復元力が常時駐車
ブレーキをかける方向に付勢されている。
管路30には所定の管路圧力により閉成する主
ブレーキ圧力検知器としての主ブレーキ圧力スイ
ツチ32が設けられ、管路29には所定の管路圧
力により閉成する駐車ブレーキ圧力検知器として
の駐車ブレーキ圧力スイツチ33が設けられてい
る。
第2図に示すように、駐車ブレーキ圧力スイツ
チ33の入力端子は電源34に接続され、出力端
子はリレー35の励磁コイル35aに接続されて
いる。また、リレー35を構成するリレースイツ
チ35bの入力端子は電源34に接続され、出力
端子は主ブレーキ圧力スイツチ32の入力端子
と、この主ブレーキ圧力スイツチ32と並列に接
続された駐車ブレーキ表示ランプ37とに接続さ
れている。また、主ブレーキ圧力スイツチ32の
出力端子は主ブレーキ表示ランプ36を介して接
地されている。
以上の構成の実施例では、ブレーキ切換弁24
をパーキング位置Pに操作すると駐車ブレーキ回
路が形成され、ニユートラル位置Nに操作すると
走行ブレーキ回路が形成され、ワーキング位置W
に操作すると作業ブレーキ回路が形成される。
次に、動作を説明する。
エンジン21aの作動中は圧縮機21bにより
エアタンク21dに常時所定圧の圧縮空気が貯留
され圧気源21から圧気が送出されている。走行
する際にはブレーキ切換弁24をN位置に切換え
るが、このとき、空圧−油圧変換倍力装置25a
の入力ポートには空気が導入され、これによりピ
ストンロツド25bを介して駐車ブレーキが解除
される。一方、主ブレーキ装置26の空圧−油圧
変換倍力装置26aの入力ポートは大気に開放さ
れているから、戻りばね26eの復元力によつて
ブレーキシリンダ26bには油圧が作用せず主ブ
レーキが解除される。また、駐車ブレーキ圧力ス
イツチ33が閉成してリレースイツチ35bが開
放するから、主ブレーキ表示ランプ36と駐車ブ
レーキ表示ランプ37が消灯する。
ここで、走行中にペダル23aを踏み込むと所
定の圧力の空気がブレーキ切換弁24を通過して
主ブレーキ装置26に至る。この結果、空圧−油
圧変換倍力装置26により倍力された油圧がブレ
ーキシリンダ26bに作用して主ブレーキがかか
る。このとき圧力スイツチ32は閉じるが表示ラ
ンプ36は点灯しない。ペダル23bから足を離
し走行用ブレーキ弁23をOFFすると、管路3
0内の高圧空気がブレーキ切換弁24、管路2
7、ブレーキ弁23を介して大気に開放される。
この結果、戻りばね26eの復元力によつてブレ
ーキシリンダ26に油圧が作用しなくなり、主ブ
レーキが解除される。
作業車両を駐車する場合にはブレーキ切換弁2
4をP位置に切り換えるが、この場合、駐車ブレ
ーキ装置25に連通した管路29がブレーキ切換
弁24を介して大気に連通する。このため、戻り
ばね25fの復元力によつてピストンロツド25
bが上方に動き駐車ブレーキかかる。また、この
とき、駐車ブレーキ圧力スイツチ33が開放して
リレースイツチ35bが閉成するから、電源34
と駐車ブレーキ表示ランプ37とが導通して駐車
ブレーキ表示ランプ37が点灯する。他方、主ブ
レーキ装置26には高圧空気は送られないから主
ブレーキ装置26は作動せず、また主ブレーキ圧
力スイツチ32は開放しており主ブレーキ表示ラ
ンプ36は消灯する。
作業車両を作業に供する場合にはブレーキ切換
弁24をW位置に切り換えるが、この場合、駐車
ブレーキ装置25に連通した管路29がブレーキ
切換弁24を介して大気に連通すると共に、管路
22bと管路30とがブレーキ切換弁24を介し
て連通する。したがつて、駐車ブレーキ装置25
および主ブレーキ装置26が働き、両ブレーキが
かかる。このとき主ブレーキ圧力スイツチ32が
閉成し、駐車ブレーキ圧力スイツチ33が開放す
るから、主ブレーキ表示ランプ36および駐車ブ
レーキ表示ランプ37が点灯する。
このように、リレー35を使用して駐車ブレー
キスイツチ33を常開型とすることにより、スイ
ツチの耐久性、信頼性が向上する。
第2の実施例 第3図および第4図に基づいて第2の実施例に
ついて説明する。これらの図において、第1図お
よび第2図と同様の部分には同一の符号を付し、
その説明を省略する。
管路29には、所定の圧力になると開放する常
閉型の駐車ブレーキ圧力スイツチ39が設けられ
ている。また、管路30には所定の圧力になると
閉成する常開型の主ブレーキ圧力スイツチ32が
先の実施例と同様に設けられている。そして、第
4図に示すように、これらの主ブレーキ圧力スイ
ツチ32と駐車ブレーキ圧力スイツチ39との入
力端子が並列に電源34に接続されている。主ブ
レーキ圧力スイツチ32の出力端子はリレー35
のリレースイツチ35bに接続され、駐車ブレー
キ圧力スイツチ39の出力端子はリレー35の励
磁コイル35aおよび駐車ブレーキ表示ランプ3
7に接続されている。また、リレースイツチ35
bの出力端子は主ブレーキ表示ランプ36に接続
されている。
ブレーキ切換弁24がN位置にあるときには、
管路29内の圧力で駐車ブレーキ圧力スイツチ3
9が開放して駐車ブレーキ表示ランプ37が消灯
すると共に、リレーコイル35aが消磁されてリ
レースイツチ35bが開放して主ブレーキ表示ラ
ンプ36も消灯する。ブレーキ切換弁24がP位
置にあるときには、管路29内の圧力が低くなつ
て駐車ブレーキ圧力スイツチ39が閉成するか
ら、駐車ブレーキ表示ランプ37が点灯する。ま
た、リレーコイル35aが励磁するので図示のよ
うにリレースイツチ35bは閉じる。しかしこの
場合、主ブレーキ圧力スイツチ32は開放したま
まであるから、主ブレーキ表示ランプ36は消灯
している。ブレーキ弁23をONすれば点灯す
る。そして、ブレーキ切換弁24がW位置にある
ときには、主ブレーキ圧力スイツチ32および駐
車ブレーキ圧力スイツチ39がともに閉成するか
ら、主ブレーキ表示ランプ36および駐車ブレー
キ表示ランプ37の両方が点灯することになる。
なお、両ブレーキ25,26を圧気により制御
せず油圧によつて制御しても良い。また以上で
は、各圧力スイツチを点灯制御回路中に直接挿入
するようにしたが、各圧力スイツチからの信号に
基づいて各ブレーキ回路の形成を判別し、その判
別結果に従つて各ブレーキ表示灯を点消灯するよ
うにしても良い。この場合には、圧力スイツチを
圧力センサで構成してもよい。さらにまた、ブレ
ーキ切換弁を2つの弁で構成しても良く、また、
その切換は手動に限定されることはない。
以上の各実施例において、主ブレーキ圧力スイ
ツチ32が主ブレーキ圧力検知器を、駐車ブレー
キ圧力スイツチ33が駐車ブレーキ圧力検知器
を、主ブレーキ表示ランプ36が主ブレーキ表示
灯を、駐車ブレーキ表示ランプ37が駐車ブレー
キ表示灯を、リレー35が制御回路をそれぞれ構
成する。
G 考案の効果 以上説明したように、この考案に係る作業車両
のブレーキ表示装置によれば、主ブレーキ装置お
よび駐車ブレーキ装置を作動させるための圧力を
も考慮して各ブレーキ表示ランプの点消灯を行な
うようにしたから、圧力回路に支障をきたしてそ
れぞれのブレーキ装置が充分な制動機能を果たし
得ないときにはブレーキ表示ランプは点灯しな
い。したがつて、作業者は視覚によつてそれぞれ
のブレーキの作動状態を正確に認識することがで
き、安全性が向上する。さらに加えて本考案によ
れば、主ブレーキ装置に作用する圧力を検出する
主ブレーキ圧力検知器を作業ブレーキ回路と主ブ
レーキ回路の共通管路に配置し、作業選択時に駐
車ブレーキ作動状態で主ブレーキ圧力がたつと主
ブレーキ表示灯を点灯させ、走行選択時に主ブレ
ーキ圧力がたつてもブレーキ表示灯を点灯させな
いようにしたので、走行時にブレーキ操作をする
たびに主ブレーキ表示灯が点灯することがなく、
ブレーキ状態の表示がわかりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の第1の実施例
を示し、第1図は主ブレーキ装置および駐車ブレ
ーキ装置の圧力回路の概略図、第2図はブレーキ
表示ランプの回路図である。第3図および第4図
は第2の実施例を示し、第3図は第1図に相当す
る圧力回路の概略図、第4図は第2図に相当する
回路図である。第5図ないし第7図は従来例を示
し、第5図は第1図に相当する圧力回路図、第6
図はブレーキ切換弁3の側面図、第7図はブレー
キ表示ランプの回路図である。 21……圧気源、23……走行用ブレーキ弁、
24……ブレーキ切換弁、25……駐車ブレーキ
装置、26……主ブレーキ装置、32……主ブレ
ーキ圧力スイツチ(主ブレーキ圧力検知器)、3
3,39……駐車ブレーキ圧力スイツチ(駐車ブ
レーキ圧力検知器)、35……リレー、35a…
…リレーコイル、35b……常閉接点、36……
主ブレーキ表示ランプ、37……駐車ブレーキ表
示ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 圧源と主ブレーキ装置および圧源と駐車ブレ
    ーキ装置との間に設けられたブレーキ切換弁の
    切換え操作により走行時には両ブレーキ装置を
    解除させ、駐車時には駐車ブレーキ装置を作動
    させ、作業時には両ブレーキ装置を作動させる
    ブレーキ回路を形成する作業車両のブレーキ表
    示装置において、 前記主ブレーキ装置に作用する圧力を作業ブ
    レーキ回路と主ブレーキ回路の共通管路で検知
    する主ブレーキ圧力検知器と、 前記駐車ブレーキ装置に作用する圧力を検知
    する駐車ブレーキ圧力検知器と、 前記両ブレーキ圧力検知器からの検出結果に
    基づいて前記駐車ブレーキ表示灯と主ブレーキ
    表示灯を点消灯させる制御回路とを備え、 前記制御回路は、 前記駐車ブレーキ圧力検知器により前記駐車
    ブレーキ装置が作動する圧力状態が検出される
    と前記駐車ブレーキ表示灯を点灯させ、 前記駐車ブレーキ圧力検知器により前記駐車
    ブレーキ装置が作動する圧力状態が検出され、
    かつ前記主ブレーキ圧力検知器により前記主ブ
    レーキ装置に作用する圧力が検出されるときは
    前記駐車ブレーキ表示灯と前記主ブレーキ表示
    灯を点灯させ、 前記駐車ブレーキ圧力検知器により前記駐車
    ブレーキ装置が作動しない圧力状態が検出され
    ていれば、前記主ブレーキ圧力検知器により前
    記主ブレーキ装置に作用する圧力が検出されて
    いるときもいないときも前記駐車ブレーキ表示
    灯および前記主ブレーキ表示灯を消灯させるよ
    うにしたことを特徴とする作業車両のブレーキ
    表示装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の装置
    において、 前記駐車ブレーキ装置はネガテイブ型であ
    り、 前記駐車ブレーキ圧力検知器は前記駐車ブレ
    ーキ圧力が所定値以上で閉じる常開スイツチ、
    前記主ブレーキ圧力検知器は前記主ブレーキ圧
    が所定値以上で閉じる常開スイツチであり、 前記制御回路は、前記駐車ブレーキ検知スイ
    ツチが閉じると常閉接点が開くリレーを含み、
    その常閉リレー接点と主ブレーキ圧力検知スイ
    ツチと主ブレーキ表示灯とが直列接続される一
    方、前記常閉リレー接点と駐車ブレーキ表示灯
    とが直列接続され、 前記ブレーキ切換弁により作業が選択されて
    いるときは、前記駐車ブレーキ圧力検知器の検
    出結果により前記常閉リレー接点を閉じて主ブ
    レーキ表示灯を点灯させるとともに駐車ブレー
    キ表示灯を点灯させ、走行が選択されていると
    きには、前記駐車ブレーキ圧力検知器の検出結
    果により前記常閉リレー接点を開いて主ブレー
    キ表示灯を消灯させるようにしたことを特徴と
    する作業車両のブレーキ表示装置。
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