JPH09315121A - 軌陸車のブレーキ制御装置 - Google Patents

軌陸車のブレーキ制御装置

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JPH09315121A
JPH09315121A JP8133078A JP13307896A JPH09315121A JP H09315121 A JPH09315121 A JP H09315121A JP 8133078 A JP8133078 A JP 8133078A JP 13307896 A JP13307896 A JP 13307896A JP H09315121 A JPH09315121 A JP H09315121A
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JP
Japan
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brake
hydraulic
stroke
brake pedal
control device
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Pending
Application number
JP8133078A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tateoka
精之 舘岡
Makoto Ishikawa
真 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuken Kogyo Co Ltd
Nissei Co Ltd
Original Assignee
Yuken Kogyo Co Ltd
Nissei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者がブレーキペダルを踏み込んだ時にそ
のストローク量に応じた制動力が鉄輪ブレーキに掛かる
ようにして、ゴムタイヤを制動するときの通常の操作感
覚で鉄輪のブレーキ制御を行う。 【解決手段】 道路を走行するゴムタイヤと、軌道上を
走行する鉄輪とを備え、ブレーキペダル14を踏んだ時
にゴムタイヤの制動と同時に鉄輪を制動するための油圧
ブレーキユニット19を備える軌陸車のブレーキ制御装
置において、上記ブレーキペダル14を踏んだ時のスト
ローク量を検出するストローク検出装置30と、該検出
値に応じて油圧ブレーキユニット19の油圧力を制御す
る油圧制御装置40とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌陸車のブレーキ
制御装置に係り、特にブレーキペダルを踏んだ時にゴム
タイヤの制動と同時に鉄輪を制動するための油圧ブレー
キユニットを備えてなる軌陸車のブレーキ制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に示したように、軌陸車1は、トラ
ックを改造した後部荷台2にリフタ装置3により昇降動
する作業台4を搭載しており、トロリ線の保守点検時に
は上昇させた作業台4に作業員が乗り込んで軌道6上を
走行するものである。この種の軌陸車1は、前後のゴム
タイヤ7,8の近傍に軌道6上を走行するための鉄輪
9,10を回動可能に備えており(実開平4−4950
3号公報を参照)、この鉄輪9,10を油圧シリンダな
どで上下に回動操作することによって、ゴムタイヤ7,
8による道路走行と、鉄輪9,10による軌道走行とを
可能にしている。なお、図中符号11は、軌道6上に軌
陸車1を乗り入れる際や軌道6から軌陸車1を降ろす
際、又は軌道6上で軌陸車1の進行方向を変える時など
に用いる転車台である。
【0003】ところで、上記軌陸車1が軌道6を走行す
る際には、鉄輪9,10と共に後側のゴムタイヤ8が駆
動輪として軌道6に接しており、軌道6上での軌陸車1
の制動は後側のゴムタイヤ8と前側の鉄輪9の両方に対
して行われる。これらの制動は、ブレーキペダルを踏む
ことによってゴムタイヤ8と同時に鉄輪9にもブレーキ
が掛かる構造になっているが、鉄輪9のブレーキ制御装
置はゴムタイヤ8のブレーキ制御装置とは別個に構成さ
れていた。
【0004】即ち、ゴムタイヤのブレーキ制御装置は、
図4に示したように、ブレーキペダル14を踏み込んだ
時にタイヤブレーキ15,16に制動力を伝える倍力装
置17やマスタシリンダ18を備えているが、鉄輪のブ
レーキ制御装置は、図5に示したように、これらとは別
個に油圧ブレーキユニット19を備えており、油圧ポン
プ20と前側の鉄輪ブレーキ21とを油圧配管22で連
結した構造となっている。油圧ブレーキユニット19
は、前記油圧ポンプ20とこれを駆動するモータ23及
びリリーフ弁24を備えており、油圧タンク25と一体
に設けられている。ブレーキペダル14にはストップラ
ンプスイッチ26が常時接触しており、運転者がブレー
キペダル14を踏んでストップランプスイッチ26がブ
レーキペダル14から離れると同時にモータ23に作動
信号が出力され、油圧ポンプ20の運転によって鉄輪ブ
レーキ21に油圧力が供給される。なお、図5中の符号
27は油圧配管22の途中に設けられた逆止弁一体の絞
り弁である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の鉄輪のブレーキ制御装置にあっては、モータ23の
駆動がストップランプスイッチ26のオン・オフ信号に
よってのみ制御されており、ブレーキペダル14のスト
ロークとは全く比例関係にないために、ブレーキペダル
14を僅かに踏み込んだだけでもすぐにモータ23が駆
動して油圧ポンプ20から所定の油圧力が供給され、鉄
輪ブレーキ21が急激に働いてしまうことから制動時の
操作感がゴムタイヤのブレーキ制御装置に比べて劣ると
いった問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、運転者がブレーキ
ペダルを踏み込んだ時にその踏込量に応じた制動力が鉄
輪ブレーキに掛かるようにして操作感を向上させるよう
にした軌陸車のブレーキ制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
軌陸車のブレーキ制御装置は、上記課題を解決するため
に、道路を走行するゴムタイヤと、軌道上を走行する鉄
輪とを備え、ブレーキペダルを踏んだ時にゴムタイヤの
制動と同時に鉄輪を制動するための油圧ブレーキユニッ
トを備える軌陸車のブレーキ制御装置において、上記ブ
レーキペダルを踏んだ時のストローク量を検出するスト
ローク検出手段と、該検出値に応じて油圧ブレーキユニ
ットの油圧力を制御する油圧制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて本発明に
係る軌陸車のブレーキ制御装置の実施例を詳細に説明す
る。図1は鉄輪のブレーキ制御装置の一実施例を示す概
念図である。この実施例において、ブレーキ制御装置
は、油圧ブレーキユニット19の他に、ストローク検出
装置30と油圧制御装置40とを備える。
【0009】上記ストローク検出装置30は、プッシュ
プルワイヤ32によって前記ブレーキペダル14に連結
されたリンク部33と、このリンク部33に連結された
ストロークセンサ34とで構成される。リンク部33の
上端はピン35によって回動可能に軸支されている。ま
た、ストロークセンサ34のロッド36がリンク部33
の中央部に、また前記プッシュプルワイヤ32のインナ
ワイヤ37がリンク部33の下部に連結されている。ス
トロークセンサ34は、前記ロッド36の出入りによっ
て発生するインダクタンスの変化を捉えて電流値に変換
しており、ロッド36の出入り量に応じて電流値が変化
する。従って、ブレーキペダル14を踏み込むと、その
ストローク量に応じてプッシュプルワイヤ32のインナ
ワイヤ37が引っ張られリンク部33が矢印方向に回動
する。そして、このリンク部33の回動量に応じてロッ
ド36がストロークセンサ34内に引っ込み、ブレーキ
ペダル14のストローク量に応じた電流値を出力する。
この実施例ではストローク量が増えるのに従って電流値
も次第に大きくなる。
【0010】ストロークセンサ34で検出した電流値
は、増幅器38を介して油圧制御装置40に入力され
る。油圧制御装置40は電磁式の比例制御弁41を備え
ており、該比例制御弁41の油圧入力側には油圧ブレー
キユニット19の油圧配管22から分岐した制御配管4
2が接続され、また比例制御弁41の油圧出力側には油
圧タンク25内に油を戻すリターン配管43が接続され
ている。比例制御弁41は上記ストロークセンサ34で
検出した電流値に対応して弁の設定圧力が制御される機
構になっていて、電流値が小さい時には比例制御弁41
の設定圧力が低く、電流値が大きくなるのにつれて比例
制御弁41の設定圧力が次第に高くなっていく。
【0011】油圧配管22には制御配管42と同じ油圧
力が掛かることから、上記比例制御弁41の設定圧力に
よって鉄輪ブレーキ21に掛かる油圧力が変化すること
になる。即ち、設定圧力が低い時には鉄輪ブレーキ21
に掛かる油圧力が小さく、比例制御弁41の設定圧力が
次第に高くなっていくのに伴って鉄輪ブレーキ21に掛
かる油圧力は次第に大きくなっていく。図2は、ブレー
キペダル14を踏み込んだ時のストローク量(S)に対
する油圧配管22に掛かる油圧力(P)の関係を示した
ものであり、両者はほぼ比例している。
【0012】なお、油圧ブレーキユニット19には、従
来と同様にモータ23、リリーフ弁24及び逆止弁一体
の絞り弁27が設けられている。
【0013】従って、このような構成からなる鉄輪のブ
レーキ制御装置にあっては、軌道走行中にブレーキペダ
ル14を踏み込むと、ストップランプスイッチ26がブ
レーキペダル14から離れ、油圧ブレーキユニット19
のモータ23に作動信号が出力されて油圧ポンプ20が
運転を開始する。これと同時にブレーキペダル14を踏
み込んだ時のストローク量に応じてプッシュプルワイヤ
のインナワイヤ37が引っ張られ、ブレーキペダル14
のストローク量をストロークセンサ34が検出して電流
値を出力する。
【0014】ストロークセンサで検出した電流値は、増
幅器38を経たのち油圧制御装置40に入力され、その
値に基づいて比例制御弁41の設定圧力が制御される。
ブレーキペダル14の踏み始めはストローク量が少な
く、従って比例制御弁41の設定圧力が低いため制御配
管42の圧力が低い。その結果、油圧配管22の油圧力
も低くなり、鉄輪ブレーキ21に掛かる制動力も小さい
ものとなる。
【0015】ブレーキペダル14を次第に踏み込んでい
くと、ストローク量が増えるのに比例して比例制御弁4
1の設定圧力は次第に高くなり、制御配管42内の圧力
が上昇する。そのため、油圧配管22に発生する油圧力
もストローク量に比例して次第に高くなり、鉄輪ブレー
キ21に掛かる制動力が大きなものとなっていく。
【0016】このように、ブレーキペダル14の踏み始
めには鉄輪ブレーキ21の制動力が小さく、ブレーキペ
ダル14を深く踏み込むのに伴って鉄輪ブレーキ21の
制動力が次第に大きくなっていくので、ゴムタイヤの制
動と同様の操作感覚で鉄輪のブレーキ制御を行うことが
できることになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る軌陸
車のブレーキ制御装置によれば、ブレーキペダルを踏ん
だ時のストローク量を検出するストローク検出手段と、
該検出値に応じて鉄輪ブレーキに掛かる油圧力を制御す
る油圧制御手段とを備えたので、ブレーキペダルを踏み
始めた時と、ブレーキペダルを次第に踏み込んだ時とで
は鉄輪ブレーキの制動力が異なるのに加えて、踏んだ時
のストローク量が多くなるのに対応して制動力も次第に
大きくなっていくので、ゴムタイヤを制動するときの通
常の操作感覚で鉄輪のブレーキ制御を行うことができる
といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軌陸車のブレーキ制御装置の概略
図である。
【図2】ブレーキペダルのストローク量と油圧配管の油
圧力との関係図である。
【図3】軌陸車の全体構造を示す側面図である。
【図4】ゴムタイヤのブレーキ制御装置を示す概略図で
ある。
【図5】従来における鉄輪のブレーキ制御装置の一例を
示す概略図である。
【符号の説明】
14 ブレーキペダル 19 油圧ブレーキユニット 20 油圧ポンプ 21 鉄輪ブレーキ 22 油圧配管 23 モータ 30 ストローク検出装置 32 プッシュプルワイヤ 34 ストロークセンサ 40 油圧制御装置 41 比例制御弁 42 制御配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路を走行するゴムタイヤと、軌道上を
    走行する鉄輪とを備え、ブレーキペダルを踏んだ時にゴ
    ムタイヤの制動と同時に鉄輪を制動するための油圧ブレ
    ーキユニットを備える軌陸車のブレーキ制御装置におい
    て、 上記ブレーキペダルを踏んだ時のストローク量を検出す
    るストローク検出手段と、該検出値に応じて油圧ブレー
    キユニットの油圧力を制御する油圧制御手段とを備えた
    ことを特徴とする軌陸車のブレーキ制御装置。
JP8133078A 1996-05-28 1996-05-28 軌陸車のブレーキ制御装置 Pending JPH09315121A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006315559A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Tadano Ltd 軌陸両用車のブレーキ装置
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