JP2000095096A - トラクタのブレーキ装置 - Google Patents

トラクタのブレーキ装置

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JP2000095096A JP10270733A JP27073398A JP2000095096A JP 2000095096 A JP2000095096 A JP 2000095096A JP 10270733 A JP10270733 A JP 10270733A JP 27073398 A JP27073398 A JP 27073398A JP 2000095096 A JP2000095096 A JP 2000095096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタのブレーキ装置において、ブレーキ
回路の構造を簡素化する。 【解決手段】 第一信号入力回路21の信号圧力が下が
るかまたは第二信号入力回路22の信号圧力が高まるの
に伴ってトレーラのブレーキ作動系に出力される信号圧
力を高めるトレーラコントロールバルブ14を備えるト
ラクタのブレーキ装置において、第二信号入力回路22
にフットブレーキバルブ11を介装し、第一信号入力回
路21にハンドコントロールバルブ13とハンドブレー
キバルブ12を直列に介装し、ハンドブレーキバルブ1
2をハンドコントロールバルブ13とトレーラコントロ
ールバルブ14の間に配置するものとした。る構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーラを牽引す
るトラクタのブレーキ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大型トラック等のブレーキ装置と
して、例えば特開平8−127213号公報、実公昭6
3−187775号公報、米国特許1802221号公
報に開示されたものや、図4に示すようなものがある。
【0003】これについて説明すると、トレーラを牽引
するトラクタに備えられるブレーキ装置は、トレーラの
制動力を調節するトレーラコントロールバルブ14を備
える。トレーラコントロールバルブ14は第一信号入力
回路21の信号圧力が下がるか、または第二信号入力回
路22の信号圧力が高まると、信号出力回路23の信号
圧力を高める作動をする。トレーラコントロールバルブ
14はジョイント62,63を介して図示しないトレー
ラのブレーキ作動系に接続され、信号出力回路23の信
号圧力が導かれるとともに、タンク42からの制動空気
圧が導かれる。
【0004】トラクタは、3つのブレーキ操作手段とし
て、運転時に操作されるフットブレーキバルブ11およ
びハンドブレーキバルブ12と、駐車ブレーキによる制
動時等に操作されるハンドコントロールバルブ13とを
備える。
【0005】第一信号入力回路21にハンドコントロー
ルバルブ13が介装される。駐車ブレーキによる制動時
等にハンドコントロールバルブ13の作動によって第一
信号入力回路21の信号圧力が下がると、トレーラコン
トロールバルブ14によって信号出力回路23の信号圧
力が高まり、トレーラの制動力が強まる。
【0006】第二信号入力回路22はハンドブレーキバ
ルブ12が介装される信号回路92およびデュアルリレ
ーバルブ65の出力側信号回路93がダブルチェックバ
ルブ91を介して統合された信号回路である。デュアル
リレーバルブ65の各入力側がプライマリ信号回路51
とセカンダリ信号回路52を介してフットブレーキバル
ブ11のプライマリ部とセカンダリ部に連通される。ダ
ブルチェックバルブ91は信号回路92と93から導か
れる空気圧の高い方を第二信号入力回路22に導く。
【0007】ハンドブレーキバルブ12の作動によって
ダブルチェックバルブ91を介して第二信号入力回路2
2の信号圧力が高まると、トレーラコントロールバルブ
14によって信号出力回路23の信号圧力が高まり、ト
レーラの制動力が強まる。ハンドブレーキバルブ12は
トラクタのブレーキ作動系には通じておらず、そのブレ
ーキレバーが操作されるのに伴ってトレーラの車輪のみ
が制動することにより、トラクタの姿勢変化等を抑えな
がら減速が行われる。
【0008】フットブレーキバルブ11の作動によって
デュアルリレーバルブ65とダブルチェックバルブ91
を介して第二信号入力回路22の信号圧力が高まると、
トレーラコントロールバルブ14によって信号出力回路
23の信号圧力が高まり、トレーラの制動力が強まる。
フットブレーキバルブ11はトラクタのブレーキ作動系
にも通じており、ブレーキペダルが踏み込まれるのに伴
って、トラクタとトレーラの各車輪が一斉に制動される
ことにより、十分な制動力が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトラクタのブレーキ装置にあっては、ハンド
ブレーキバルブ12とフットブレーキバルブ11に対応
して信号回路92と93はダブルチェックバルブ91を
介して第二信号入力回路22にまとまる構造のため、こ
の信号回路の構造が複雑になり、製品のコストアップを
招くという問題点が考えられる。
【0010】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、トラクタのブレーキ装置において、ブレーキ
回路の構造を簡素化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、トラクタ
およびトレーラの主ブレーキの制動力を調節するフット
ブレーキバルブと、トレーラの主ブレーキのみの制動力
を制御するハンドブレーキバルブと、トラクタおよびト
レーラの主ブレーキの制動力を同時に調節するハンドコ
ントロールバルブと、第一信号入力回路の信号圧力が下
がるかまたは第二信号入力回路の信号圧力が高まるのに
伴ってトレーラのブレーキ作動系に出力される信号圧力
を高めるトレーラコントロールバルブとを備えるトラク
タのブレーキ装置に適用する。
【0012】そして、第二信号入力回路にフットブレー
キバルブを介装し、第一信号入力回路にハンドコントロ
ールバルブとハンドブレーキバルブを直列に介装し、ハ
ンドブレーキバルブをハンドコントロールバルブとトレ
ーラコントロールバルブの間に配置するものとした。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、駐車
ブレーキによる制動時以外の制動時にストップランプを
点灯させるストップランプ回路を備える発明において、
ハンドブレーキバルブとトレーラコントロールバルブ間
の信号圧力が下がるのに伴って閉成するハンドブレーキ
スイッチと、ハンドコントロールバルブとハンドブレー
キバルブ間の信号圧力が下がるのに伴って開成するパー
キングスイッチとを備え、ストップランプ回路にハンド
ブレーキスイッチとパーキングスイッチを直列に介装す
るものとした。
【0014】
【発明の作用および効果】第1の発明において、制動時
にハンドブレーキバルブの作動によって第一信号入力回
路の信号圧力が下がると、トレーラコントロールバルブ
によってトレーラのブレーキ作動系に出力される信号圧
力が高まり、トレーラの制動力が強まる。ハンドブレー
キバルブはトラクタのブレーキ作動系には通じておら
ず、そのブレーキレバーが操作されるのに伴ってトレー
ラの車輪のみが制動することにより、トラクタの姿勢変
化等を抑えながら減速が行われる。
【0015】ハンドブレーキバルブは操作時以外そのブ
レーキレバーが自動で戻る構造により、操作時以外は第
一信号入力回路を開通させるため、ハンドコントロール
バルブの操作によってトレーラの制動力を調節できる。
【0016】そして、第一信号入力回路にハンドコント
ロールバルブとハンドブレーキバルブを直列に介装する
ことより、従来装置において2つの信号回路を1つにま
とめるチェックバルブ等を廃止して信号回路を簡素化
し、製品のコストダウンがはかれる。
【0017】第2の発明において、ハンドブレーキバル
ブの作動による制動時にハンドブレーキスイッチが信号
圧力の低下を検知して閉成する。このとき、ハンドコン
トロールバルブが作動しておらず、パーキングスイッチ
が閉成しているので、ストップランプ回路が閉成してス
トップランプが点灯する。
【0018】ハンドコントロールバルブの作動による制
動時にハンドブレーキスイッチが信号圧力の低下を検知
して閉成するが、パーキングスイッチが信号圧力低下を
検知して開成するため、ストップランプ回路が開成して
ストップランプが点灯しない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1に示すように、エアコンプレッサ71
から吐出される加圧空気はエアドライヤ72等を介して
タンク73に供給される。エアコンプレッサ71の吐出
圧はプレッシャガバナ74を介してタンク73の空気圧
に応じて調節される。タンク73からマルチプロダクシ
ョンバルブ75を介して各タンク42,43,44に加
圧空気が供給される。
【0021】トラクタの前輪ブレーキ作動系は、左右の
前輪に制動力を付与する一対のスプリングブレーキチャ
ンバ34,35と、各スプリングブレーキチャンバ3
4,35にタンク44からの制動空気圧を導く前輪ブレ
ーキ回路31と、前輪ブレーキ回路31の途中に介装さ
れる前輪電磁式リレーバルブ45および一対のABSモ
ジュレータ46,47とによって構成される。
【0022】トラクタの後輪ブレーキ作動系は、左右の
後輪に制動力を付与する一対のスプリングブレーキチャ
ンバ36,37と、各スプリングブレーキチャンバ3
6,37にタンク43からの制動空気圧を導く後輪ブレ
ーキ回路32a,32bと、後輪ブレーキ回路32a,
32bに介装される電磁リレーバルブ49およびアクス
ルモジュレータ50とによって構成される。
【0023】トラクタに備えられる各スプリングブレー
キチャンバ34〜38は、後輪ブレーキ回路32a,3
2b、前輪ブレーキ回路31から導かれる制動空気圧が
上昇することにより制動する主ブレーキ部と、後輪パー
キングブレーキ回路83、前輪パーキングブレーキ回路
84から導かれる空気圧が低下することにより制動する
スプリングブレーキ部とを備える。
【0024】後輪パーキングブレーキ回路83と前輪パ
ーキングブレーキ回路84はデュアルリレーバルブ15
を介してタンク42に連通する。
【0025】フットブレーキバルブ11は信号圧力を調
節する弁してプライマリ部とセカンダリ部を有し、プラ
イマリ部がプライマリ信号回路51に介装され、セカン
ダリ部がセカンダリ信号回路52に介装される。
【0026】セカンダリ信号回路52は電磁式の前輪リ
レーバルブ45およびデュアルリレーバルブ65の各信
号圧室とタンク44を結び、その途中にフットブレーキ
バルブ11のセカンダリ部が介装される。運転者によっ
てブレーキペダルが踏み込まれると、フットブレーキバ
ルブ11のセカンダリ部によってセカンダリ信号回路5
2から前輪リレーバルブ45とデュアルリレーバルブ6
5に導かれる信号圧力が高められる。これにより、前輪
リレーバルブ15は前輪ブレーキ回路31から各スプリ
ングブレーキチャンバ34,35に導かれる制動空気圧
を高め、前輪ブレーキを作動させる。デュアルリレーバ
ルブ65は第二信号入力回路22からトレーラコントロ
ールバルブ14に導かれる信号圧力を高め、トレーラコ
ントロールバルブ14が信号出力回路23の信号圧力を
高めてトレーラのブレーキを作動させる。
【0027】プライマリ信号回路51は電磁リレーバル
ブ49およびデュアルリレーバルブ15の各信号圧室と
タンク43を結び、その途中にフットブレーキバルブ1
1のプライマリ部が介装される。運転者によってブレー
キペダルが踏み込まれると、フットブレーキバルブ11
のプライマリ部によってプライマリ信号回路51から導
かれる信号圧力が高められる。これにより、アクスルモ
ジュレータ50は後輪ブレーキ回路32から各スプリン
グブレーキチャンバ36,37に導かれる制動空気圧を
高めるとともに、デュアルリレーバルブ15は各スプリ
ングブレーキチャンバ36,37のスプリングブレーキ
部に導かれる空気圧を高め、後輪ブレーキを作動させ
る。
【0028】トラクタの各車輪にはそれぞれ車輪速度セ
ンサ55〜58が配設されて、それぞれの出力がコント
ロールユニット60に入力される。EBSコントロール
ユニット60は車両の制動時に左右の前輪のスリップ率
が目標値に近づくようにABSモジュレータ46,47
を開閉して左右の前輪の制動力を制御するとともに、左
右の後輪のスリップ率が目標値に近づくようにアクスル
モジュレータ50を開閉して左右の後輪の制動力を制御
する。
【0029】図示しないトレーラのブレーキ作動系は、
左右の車輪に制動力を付与する一対のブレーキチャンバ
と、トレーラに設置されたタンクからの制動空気圧を各
ブレーキチャンバに導くブレーキ回路と、ブレーキ回路
の途中に介装されるリレーバルブとによって構成され
る。各ブレーキチャンバは、ブレーキ回路から導かれる
制動空気圧が上昇することにより制動し、パーキングブ
レーキを兼ねる。トレーラに設置されるタンクはジョイ
ント62等を介してトラクタのタンク42に連通する。
また、トレーラに備えられるリレーバルブの信号圧室は
ジョイント63を介して信号出力回路23が接続され、
トレーラコントロールバルブ14によって信号出力回路
23の信号圧力が高められると、トレーラの制動力が強
められるようになっている。
【0030】トレーラコントロールバルブ14は第一信
号入力回路21の信号圧力が下がるか、または第二信号
入力回路22の信号圧力が高まるのに伴って、信号出力
回路23の信号圧力を高める作動をする。
【0031】図2にも示すように、トラクタは、3つの
ブレーキ操作手段として、運転時に操作されるフットブ
レーキバルブ11およびハンドブレーキバルブ12と、
パーキング時等に操作されるハンドコントロールバルブ
13とを備える。
【0032】第二信号入力回路22はデュアルリレーバ
ルブ65の出力側が接続され、デュアルリレーバルブ6
5の各入力側がプライマリ信号回路51とセカンダリ信
号回路52を介してフットブレーキバルブ11のプライ
マリ部とセカンダリ部に連通される。
【0033】フットブレーキバルブ11の作動によって
デュアルリレーバルブ65を介して第一信号入力回路2
1の信号圧力が高まると、トレーラコントロールバルブ
14によって信号出力回路23の信号圧力が高まり、ト
レーラの制動力が強まる。フットブレーキバルブ11は
前述したようにトラクタのブレーキ作動系にも通じてお
り、ブレーキペダルが踏み込まれるのに伴って、トラク
タとトレーラの各車輪が一斉に制動されることにより、
十分な制動力が得られる。
【0034】第一信号入力回路21にハンドコントロー
ルバルブ13とハンドブレーキバルブ12が直列に介装
される。ハンドブレーキバルブ12は第一信号入力回路
21においてハンドコントロールバルブ13とトレーラ
コントロールバルブ14の間に配置される。
【0035】ハンドコントロールバルブ13はそのブレ
ーキレバーが操作されることにより大気圧導入口を開い
て第一信号入力回路21の信号圧力を次第に低下させ、
そのブレーキレバーが戻されることにより大気圧導入口
を閉塞して第一信号入力回路21の信号圧力を高めるよ
うになっている。
【0036】ハンドコントロールバルブ13の作動によ
って第一信号入力回路21の信号圧力が下がると、トレ
ーラコントロールバルブ14によって信号出力回路23
の信号圧力が高まり、トレーラの制動力が強まる。
【0037】さらに、ハンドコントロールバルブ13の
出力側とデュアルリレーバルブ15の信号圧室が信号回
路16を介して連通しており、ハンドコントロールバル
ブ13の作動によって信号回路16の信号圧力が下がる
と、トラクタの駐車ブレーキが作動するようになってい
る。
【0038】ハンドブレーキバルブ12はそのブレーキ
レバーが操作されることにより大気圧導入口を開いて第
一信号入力回路21の信号圧力を次第に低下させ、その
ブレーキレバーが戻されることにより大気圧導入口を閉
塞して第一信号入力回路21の信号圧力を高めるように
なっている。
【0039】ハンドブレーキバルブ12の作動によって
第一信号入力回路21の信号圧力が下がると、トレーラ
コントロールバルブ14によって信号出力回路23の信
号圧力が高まり、トレーラの制動力が強まる。ハンドブ
レーキバルブ12はトラクタのブレーキ作動系には通じ
ておらず、そのブレーキレバーが操作されるのに伴って
トレーラの車輪のみが制動することにより、トラクタの
姿勢変化等を抑えながら減速が行われる。
【0040】ハンドブレーキバルブ12はオートリター
ン機構による操作時以外は戻されて第一信号入力回路2
1を開通させているため、ハンドコントロールバルブ1
3の操作によってトレーラの制動力を調節できる。
【0041】そして、第一信号入力回路21にハンドコ
ントロールバルブ13とハンドブレーキバルブ12を直
列に介装することより、図4に示す従来装置において信
号回路92と93を第二信号入力回路22に統合するダ
ブルチェックバルブ91等を廃止して信号回路の構造を
簡素化し、製品のコストダウンがはかれる。
【0042】また、図3に示すように、ブレーキの作動
状態を知らせるため、ストップランプ101、パーキン
グブレーキインジケータ102、ブザー103が設けら
れる。
【0043】パーキングブレーキインジケータ102は
運転席に設けられ、パーキングブレーキの作動時に点灯
して運転者に知らせる。パーキングブレーキインジケー
タ102は後輪パーキングブレーキ回路83の空気圧が
低下するのに伴ってインジケータランプスイッチ5が閉
成すると通電して点灯するようになっている。
【0044】ブザー103はブレーキ配管の空気洩れ等
による失陥が生じた場合に警報を発して運転者に知らせ
る。タンク43の圧力が低下するのに伴ってロープレッ
シャスイッチ7が閉成するか、タンク44の圧力が低下
するのに伴ってロープレッシャスイッチ8が閉成すると
通電して警報を発するようになっている。またハンドコ
ントロールバルブ13の操作により信号回路16の圧力
が低下するのに伴ってローエアキンセルスイッチ6が閉
成し、警報が鳴り止むようになっている。
【0045】ストップランプ101はトラクタおよびト
レーラの車両後部にそれぞれ設けられ、パーキング時以
外の制動時に点灯して後続車等に制動時を知らせる。
【0046】ストップランプ101はストップランプリ
レー111が閉成すると通電して点灯する。ストップラ
ンプリレー111のコイルに通電するストップランプ回
路112にはEBSストップランプリレー113とスト
プランプカットリレー110が並列に介装される。
【0047】EBSストップランプリレー113はEB
Sコントロールユニット60からの信号によりフットブ
レーキバルブ11の作動による制動時に閉成し、ストッ
プランプリレー111を閉成してストップランプ101
を点灯させるようになっている。なお、EBSコントロ
ールユニット60等を備えないブレーキ装置の場合、プ
ライマリ信号回路51とセカンダリ信号回路52の圧力
が高まるのに伴ってストップランプスイッチ1,2のい
ずれが閉成すると、ストップランプリレー111が閉成
してストップランプ101を点灯させるようにしてもよ
い。
【0048】ストップランプカットリレー110はトラ
クタの連結時にカプラスイッチ115が閉成することに
より閉成する。
【0049】そして本発明の要旨とするところである
が、ハンドブレーキバルブ12による制動時に信号圧力
が低下するのにともなって閉成し非制動時に開成するハ
ンドブレーキスイッチ(ロープレッシャスイッチ)4が
第一信号入力回路21のハンドブレーキバルブ12とト
レーラコントロールバルブ14の間に介装され、ハンド
コントロールバルブ13による制動時に第二信号入力回
路21の信号圧力の低下に伴って開成し非制動時に閉成
するパーキングスイッチ(ストップランプスイッチ)3
が第一信号入力回路21のハンドコントロールバルブ1
3とハンドブレーキバルブ12の間に介装される。そし
て、ストップランプ回路112にハンドブレーキスイッ
チ4とパーキングスイッチ3が直列に介装される。
【0050】これにより、ハンドブレーキバルブ12の
作動による制動時にハンドブレーキスイッチ4が第一信
号入力回路21の信号圧力の低下を検知して閉成する。
このとき、ハンドコントロールバルブ13が作動してお
らず、パーキングスイッチ3は閉成しているので、スト
ップランプリレー111が閉成してストップランプ10
1が点灯する。
【0051】パーキング時にハンドコントロールバルブ
13の作動による制動時にハンドブレーキスイッチ4が
第一信号入力回路21の信号圧力の低下を検知して閉成
しても、パーキングスイッチ3が第一信号入力回路21
の信号圧力の低下を検知して開成するため、ストップラ
ンプ101が点灯することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブレーキ装置の構成
図。
【図2】同じくブレーキ装置の回路図。
【図3】同じくストップランプ等の回路図。
【図4】従来例を示すブレーキ装置の回路図。
【符号の説明】
3 パーキングスイッチ 4 ハンドブレーキスイッチ 11 フットブレーキバルブ 12 ハンドブレーキバルブ 13 ハンドコントロールバルブ 14 トレーラコントロールバルブ 21 第一信号入力回路 22 第二信号入力回路 23 信号出力回路 101 ストップランプ 111 ストップランプリレー 112 ストップランプ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタおよびトレーラの主ブレーキの制
    動力を調節するフットブレーキバルブと、 前記トレーラの主ブレーキのみの制動力を制御するハン
    ドブレーキバルブと、 前記トラクタおよびトレーラの主ブレーキの制動力を同
    時に調節するハンドコントロールバルブと、 第一信号入力回路の信号圧力が下がるかまたは第二信号
    入力回路の信号圧力が高まるのに伴って前記トレーラの
    ブレーキ作動系に出力される信号圧力を高めるトレーラ
    コントロールバルブとを備えるトラクタのブレーキ装置
    において、 前記第二信号入力回路に前記フットブレーキバルブを介
    装し、 前記第一信号入力回路に前記ハンドコントロールバルブ
    と前記ハンドブレーキバルブを直列に介装し、 前記ハンドブレーキバルブを前記ハンドコントロールバ
    ルブと前記トレーラコントロールバルブの間に配置した
    ことを特徴とするトラクタのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】駐車ブレーキによる制動時以外の制動時に
    ストップランプを点灯させるストップランプ回路を備え
    るトラクタのブレーキ装置において、 前記ハンドブレーキバルブと前記トレーラコントロール
    バルブ間の信号圧力が下がるのに伴って閉成するハンド
    ブレーキスイッチと、 前記ハンドコントロールバルブと前記ハンドブレーキバ
    ルブ間の信号圧力が下がるのに伴って開成するパーキン
    グスイッチとを備え、 前記ストップランプ回路に前記ハンドブレーキスイッチ
    と前記パーキングスイッチを直列に介装したことを特徴
    とする請求項1に記載のトラクタのブレーキ装置。
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