JPWO2011052232A1 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011052232A1
JPWO2011052232A1 JP2011504262A JP2011504262A JPWO2011052232A1 JP WO2011052232 A1 JPWO2011052232 A1 JP WO2011052232A1 JP 2011504262 A JP2011504262 A JP 2011504262A JP 2011504262 A JP2011504262 A JP 2011504262A JP WO2011052232 A1 JPWO2011052232 A1 JP WO2011052232A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
electric motor
gear box
electric power
power steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011504262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5472287B2 (ja
Inventor
孝明 関根
孝明 関根
紳 熊谷
紳 熊谷
裕介 太田
裕介 太田
康浩 岩崎
康浩 岩崎
洋介 今村
洋介 今村
菊地 祐介
祐介 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2011504262A priority Critical patent/JP5472287B2/ja
Publication of JPWO2011052232A1 publication Critical patent/JPWO2011052232A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5472287B2 publication Critical patent/JP5472287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0403Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
    • B62D5/0406Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box including housing for electronic control unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0409Electric motor acting on the steering column
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

制御装置をモータハウジング搭載方式及びギヤボックス搭載方式の利点を確保しつつ、未解決の課題を解決することができる電動パワーステアリング装置を提供する。操舵トルクを伝達するステアリングシャフト2が内装されたステアリングコラム3と、前記ステアリングシャフト2にギヤボックス11内のギヤ機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータ12と、該電動モータ12を駆動制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記制御装置は、前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュール60と、前記駆動回路モジュール60を制御し、前記ギヤボックス11に搭載された制御モジュール40とを少なくとも有する。

Description

本発明は、電動モータで発生される操舵補助力を減速ギヤボックス内の減速機構を介してステアリングシャフトに伝達するようにしたコラム式の電動パワーステアリング装置に関する。
この種の電動パワーステアリング装置としては、ハンドルの操舵力をアシストするモータのハウジング上に、ケース内にモータを駆動するパワー素子が設けられた制御回路ユニットを設け、制御回路ユニットのパワー素子に接続されたリード線をハウジング及びケースに形成した開口部を通じ、中継線を介してモータコイルに接続した電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
同様に、モータ上に、モータを制御する制御装置を載置して、モータ端子と制御装置の端子とを接続するようにした構成は、特許文献2〜4にも記載されている。
一方、ステアリングシャフトに操舵補助力を伝達する電動モータを減速ギヤボックス内の減速ギヤ機構を介してステアリングシャフトに連結し、減速ギヤボックスに電動モータを制御する制御ユニットを搭載するようにした構成も知られている(例えば、特許文献5参照)。
特許第3593102号公報 特開2008−109837号公報 特開2004−23841号公報 国際公開第2007/026894号公報 特開2007−276742号パンフレット
ここで、上記特許文献1〜4に記載の従来例にあっては、モータのハウジング上に制御装置を搭載するので、モータコイルと制御装置との電気的接続を短い距離で行うことができる利点を有する。しかしながら、電動パワーステアリング装置の使用時にモータ自体が発熱する関係で、モータを駆動するパワー素子の発熱を放熱するためにヒートシンク等の放熱手段を設ける必要がある。このため、制御装置の構成が大形化するとともに、質量低減が非常に困難であるいう未解決の課題がある。
また、通常、モータで操舵補助力を発生させるためには、ステアリング機構に伝達される操舵トルクを検出する必要があり、ステアリングシャフトにトーションバーを介在させて、このトーションバーの捩じれ量を検出するトルクセンサをステアリングシャフトの外側に配置するようにしている。このため、トルクセンサと制御装置との間の電気的接続がハーネスを使用して行う必要があり、ハーネスが外部に露出してしまうとともに、ノイズを拾い易くなるという未解決の課題がある。
一方、特許文献5に記載の従来例にあっては、制御ユニットをヒートマスの大きい減速ギヤボックス上に配置するので、ヒートシンクのような放熱手段を必要としない利点を有する。しかしながら、制御ユニット自体の体積が大きいため、制御ユニットが減速ギヤボックスからはみ出してしまい制御ユニットを含めたギヤボックスの全体構成が大形化するとともに、電動モータと制御ユニットとの間の距離がモータハウジングに制御ユニットを搭載する場合に比較して長くなるため、配線抵抗の増加による効率低減を免れることができないという未解決の課題がある。さらに、制御ユニットが車両衝突時の衝撃エネルギー吸収(EA)ストロークに必要な空間に搭載されるため、衝撃エネルギー吸収(EA)ストローク性能の確保が困難となるという未解決の課題もある。
すなわち、図11に示すように、減速ギヤボックス100に電動モータ101が連結され、この減速ギヤボックス100における電動モータ101の回転軸に連結されたウォームを収納するウォーム収納部102のステアリングホイール(図示せず)側に制御ユニット103が装着されている。このため、衝撃エネルギー吸収(EA)ストロークの取り代は、ステアリングシャフトと直交するウォーム収納部102に収納されているウォームの中心軸すなわちウォーム収納部102の中心軸とこのウォーム収納部102に装着された制御ユニット103のステアリングホイール側端部との占有距離Loに比例する。ここで、衝撃エネルギー吸収(EA)ストロークを確保するにはステアリングホイール側から見て、ストロークを規制する物の有無が重要となり、この物がより奥側すなわち車両前方側にある方が望ましい。したがって、前述した占有距離Loができるだけ短い方が衝撃エネルギー吸収(EA)ストロークを確保する意味で好ましく、特許文献5に記載の従来例では占有距離Loを短くすることは困難である。
そこで、本発明は、上述した従来例の未解決の課題に着目したものであり、制御装置をモータハウジング搭載方式及びギヤボックス搭載方式の利点を確保しつつ、未解決の課題を解決することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一の形態に係る電動パワーステアリング装置は、操舵トルクを伝達するステアリングシャフトが内装されたステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトにギヤボックス内のギヤ機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、該電動モータを駆動制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリング装置である。そして、前記制御装置は、前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュールと、前記駆動回路モジュールを制御し、前記ギヤボックスに搭載された制御モジュールとを少なくとも有することを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、操舵トルクを伝達するステアリングシャフトが内装されたステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトにギヤボックス内のギヤ機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、該電動モータを駆動制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリング装置である。そして、前記制御装置は、前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュールと、前記駆動回路モジュールを制御し、前記ギヤボックスの中心軸と交差する面に搭載された制御モジュールと、外部接続コネクタ及びノイズ対策部品を有し、前記ギヤボックスの中心軸と交差し且つ前記制御モジュールと隣接する面に搭載されたコネクタモジュールとで構成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記駆動回路モジュールが、前記電動モータのハウジングにおけるフランジ部に搭載されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記ギヤボックスのステアリングシャフトに対向する内周面に操舵トルク検出手段が配設され、該操舵トルク検出手段に対向する外周面側に前記制御モジュールが配設され、前記操舵トルク検出手段の接続端子が直接前記制御モジュールに電気的に接続されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記ギヤ機構は、ステアリングシャフトに連結されたウォームホイールと、該ウォームホイールに噛合する前記電動モータの出力軸に連結されたウォームとで構成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記制御モジュールは、前記ギヤボックスの前記ウォームホイールを収納するウォームホイール収納部の外周縁と、前記ウォームの中心軸との交点近傍に、前記ステアリングシャフトの中心軸と直交する平面に沿って配設されていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記電動モータは、回転角度検出器を内蔵するブラシレスモータで構成され、前記駆動回路モジュールは、前記ブラシレスモータの相数に応じた多相インバータで構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、電動モータを駆動制御する制御装置を、少なくとも前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュールと、前記駆動回路モジュールを制御し、前記ギヤボックスに搭載された制御モジュールとで構成したので、配線抵抗の影響が大きい駆動回路モジュールと電動モータの駆動コイルとの間の距離を最短とすることが可能となり、配線抵抗による効率低減を最小限に留めることができる。
また、駆動回路モジュールを制御する制御モジュールをギヤボックスに搭載することにより、ギヤボックス内に操舵トルク検出手段を配置したときに、操舵トルク検出手段との間の電気的接続と、駆動回路モジュールとの電気的接続の双方を短い距離で外部に露出することなく行うことができ、配線部材を最小限に留めることができる。
さらに、外部接続コネクタやノイズ対策部品を制御モジュールから独立させてギヤボックス上に搭載することにより、制御モジュールと駆動回路モジュールの双方に近接させて配置することが可能となり、大電流系の配線抵抗低減による効率向上と、信号系配線の短縮によるノイズ耐量向上とを図ることができる。しかも、車両メーカ毎に対応させたコネクタ形状のコネクタモジュールを用意することにより、納品対象となる車両メーカ毎に異なる制御モジュールを製作する必要がなくなり、適応性を向上させることができる。
本発明による電動パワーステアリング装置を装着したステアリング機構の概略構成図である。 図1の電動パワーステアリング装置の斜視図である。 図2の分解斜視図である。 電動パワーステアリング装置の正面図である。 電動パワーステアリング装置の背面図である。 電動パワーステアリング装置の右側面図である。 電動パワーステアリング装置の左側面図である。 減速ギヤボックスの断面図である。 電動モータの断面図である。 本発明の他の実施形態を示す分解斜視図である。 従来例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す概略構成図である。
図1において、SMはステアリング機構である。このステアリング機構SMは、ステアリングホイール1に運転者から作用される操舵力が伝達される入力軸2aと、この入力軸2aに図示しないトーションバーを介して連結された出力軸2bとを有するステアリングシャフト2を備えている。このステアリングシャフト2は、ステアリングコラム3に回転自在に内装され、入力軸2aの一端がステアリングホイール1に連結され、他端は図示しないトーションバーに連結されている。
そして、出力軸2bに伝達された操舵力は、2つのヨーク4a,4bとこれらを連結する十字連結部4cとで構成されるユニバーサルジョイント4を介して中間シャフト5に伝達され、さらに、2つのヨーク6a,6bとこれらを連結する十字連結部6cとで構成されるユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ機構8で車両幅方向の直進運動に変換されて左右のタイロッド9に伝達され、これらタイロッド9によって転舵輪WL,WRを転舵させる。
ステアリングシャフト2の出力軸2bには、操舵補助力を出力軸2bに伝達するギヤ機構を内蔵する減速ギヤボックス11と、この減速ギヤボックス11に連結された操舵補助力を発生する例えば3相ブラシレスモータで構成される電動モータ12とを備えている。
この電動モータ12は、図2に示すように、減速ギヤボックス11の後述するウォームホイール収納部24の外周側に接線方向に形成されたギヤボックスフランジ27に装着されている。そして、減速ギヤボックス11におけるギヤボックスフランジ27の右側に電動モータ12の軸方向に直列配列された制御モジュール40及びコネクタモジュール50が装着されている。
減速ギヤボックス11は、高熱伝導性を有する材料例えばアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つを例えばダイキャスト成型することにより形成されている。
この減速ギヤボックス11は、図4、図5及び図6に示すように、ウォーム21を収納するウォーム収納部22と、このウォーム収納部22の下側にその中心軸と直交する中心軸を有しウォームに噛合するウォームホイール23を収納する車両前方側を開放したウォームホイール収納部24とを備えている。
また、減速ギヤボックス11は、ウォームホイール収納部24の車両前方側に一体に同軸的に連結されたトルクセンサ25を収納するトルクセンサ収納部26と、ウォーム収納部22の開放端面に形成されたインロー孔(図示せず)を有し、電動モータ12を取付けるギヤボックスフランジ27と、トルクセンサ収納部26の車両後方側端に形成されたステアリングコラム3の先端を圧入する筒状のコラム取付部28と、前記ウォームホイール収納部24の開放端面を覆うボックスカバー29とを備えている。
さらに減速ギヤボックス11は、ウォーム収納部22とウォームホイール収納部24とトルクセンサ収納部26との一部に跨がって形成され、制御モジュール40をステアリングシャフト2の軸方向すなわち減速ギヤボックス11の中心軸と直交するウォーム軸方向に沿う面に装着する制御モジュール装着部30と、減速ギヤボックス11の中心軸と直交し、制御モジュール装着部30と隣接する面にウォーム収納部22上のギヤボックスフランジ27に近接して形成されたコネクタモジュール50を装着するコネクタモジュール装着部31とを備えている。
また、トルクセンサ25は、図8で拡大図示するように、ステアリングシャフト2の入力軸2a及び出力軸2c間の捩じれ状態を磁気的に検出してステアリングシャフト2に伝達された操舵トルクをトルク検出素子としての一対の検出コイル25a及び25bで検出するように構成されている。
これら一対の検出コイル25a及び25bの巻き始め及び巻き終わりに夫々ステアリングコラム3の中心軸と直交する方向に平行に外部に突出する外部接続端子25c,25d及び25e,25fが接続されている。これら外部接続端子25c〜25fの突出部が中央部でステアリングコラム3の中心軸と平行に折り曲げられてL字状に形成されて、図8に示すように、制御モジュール装着部30と直角に形成された制御モジュール40の下面を案内する案内面32に形成された開口33から上方に突出されている。
そして、図8に示すように、ステアリングシャフト2の出力軸2cがボックスカバー29の内周面に固定された転がり軸受29aによって回転自在に指示されている。
また、電動モータ12のフランジ部12bを装着するギヤボックスフランジ27には、図4に示すように、電動モータ12のフランジ部12bに搭載された駆動回路モジュール60に対する給電用端子61を挿通する貫通穴27aと、ゲート制御信号端子62及びレゾルバ信号端子63を挿通する貫通穴27bとが形成されている。
また、電動モータ12は、図9に示すように、前端を開放した有底円筒状のモータフレーム12aと、このモータフレーム12aの前端を覆い減速ギヤボックス11に装着されるフランジ部12bとを有する。モータフレーム12a内には励磁コイルが巻装されたモータステータ12cが配設されている。このモータステータ12c内にモータフレーム12aの底部に固定される後側軸受12d及びフランジ部12bに突出形成されたインロー突部12eに固定される前側軸受12fによって出力軸12gが回転自在に支持されている。この出力軸12gのモータステータ12cに対向する位置に、表面に永久磁石12hを形成した表面磁石型のモータロータ12iが固定されている。このモータロータ12iのフランジ部12bに対向する位置に、ロータ回転角を検出するロータ回転角検出器としてのレゾルバ12jが配設されている。
ここで、フランジ部12bは、図3に示すように、減速ギヤボックス11のコラム取付部28側に対応する位置に減速ギヤボックス11の軸方向に膨出する矩形膨出部13が形成され、この矩形膨出部13に形成された矩形収納凹部14に電動モータ12を駆動する3相インバータを含む駆動回路モジュール60がフランジ部12bの表面から突出しないように収納されている。ここで、駆動回路モジュール60を構成する3相インバータは、例えばパワーMOSFETでなる半導体スイッチング素子を2個ずつ直列に接続した3つのスイッチングアームが正極側ライン及び負極側ライン間に並列に接続された構成を有する。また、駆動回路モジュール60は、3相インバータに加えてモータ通電電流値を検出するための電流センサを含む構成とする場合もある。
そして、駆動回路モジュール60の表面側に正極側ライン及び負極側ラインに個別に電気的に接続される給電用端子61と、各スイッチング素子のゲートに接続されるゲート制御信号端子62とが突出して配設されている。
また、レゾルバ12jは、フランジ部12b内にインロー突部12eと逆側に延長して一体に形成された円筒部12uの内周面に固定されたレゾルバステータ12vと、このレゾルバステータ12v内に挿通される出力軸12gに固定されたレゾルバロータ12wとを有する。
レゾルバステータ12vは、外部の信号処理回路から正弦波の励磁信号f(t)=A・sin(ωt)が入力されると、ロータの回転角θに応じた正弦波及び余弦波のレゾルバ信号Ys(=k・sin(θ)・f(t))及びYc(=k・sin(θ)・f(t))を出力する。
このため、これら励磁信号f(t)及びレゾルバ信号Ys,Ycを入出力するための夫々1対の励磁信号入力端子とレゾルバ信号出力端子とでなる例えば6本のレゾルバ信号端子が設けられている。
また、フランジ部12bにおける矩形膨出部13の矩形収納凹部14の下側に、端子収納凹部15が形成され、この端子収納凹部15に電動モータ12に内装されたレゾルバ12jに電気的に接続されたレゾルバ信号端子63が配設されている。レゾルバ信号端子63の基部は直方体形状の合成樹脂からなる信号端子絶縁部63aで被覆されている。
さらに、フランジ部12bのインロー突部12eの外周側に駆動回路モジュール60に対応する位置を切欠いた円板部16が形成されている。
また、電動モータ12の出力軸12gには、図9に示すように、ウォーム21が一体に形成されている。このウォーム21の他端が減速ギヤボックス11のウォーム収納部22の底部に配設された軸受22aによって回転自在に支持されている。結局、ウォーム21を一体に形成された出力軸12gは3個の軸受12d、12f及び22aによって支持されている。出力軸12gとウォーム21とを分離した場合には、夫々について2個ずつ計4個の軸受を必要とするので、軸受1個分の距離を短くすることができるとともに、出力軸12gとウォーム21とを連結するカップリング部を省略できるので、この分の長さも短縮することができる。
そして、電動モータ12のフランジ部12bをギヤボックスフランジ27に当接すると、給電用端子61の先端が貫通穴27a内を通じて後述する制御モジュール40の内部に延長され、ゲート制御信号端子62及びレゾルバ信号端子63の先端が貫通穴27b内を通じて制御モジュール40の内部に延長される。
制御モジュール40は、図8に示すように、減速ギヤボックス11の制御モジュール装着部30から離間して配設されたモータ電流検出用IC、トルク演算用IC、マイクロコンピュータ等の演算処理装置等を搭載した回路基板41と、この回路基板41全体を覆って制御モジュール装着部30に装着される例えば合成樹脂製のカバー42とで構成されている。また、回路基板41には、その下端側に、トルクセンサ25の外部接続端子25c〜25fを挿通するスルーホール41a〜41dが形成されている。
さらに、制御モジュール40には、電動モータ12に搭載された駆動回路モジュール60の給電用端子61、ゲート制御信号端子62と、電動モータ12に内蔵されたレゾルバ12jのレゾルバ信号端子63とが電気的に接続される接続コネクタ部43がギヤボックスフランジ27に接触するように延長されて形成されている。
そして、減速ギヤボックス11のコネクタモジュール装着部31には、コネクタモジュール50が装着されている。このコネクタモジュール50は、図4〜図6で一点鎖線図示の絶縁ケース体51内に、電源コネクタ52と、信号コネクタ53と、ノイズ対策部品としてのコイル54、平滑用のコンデンサ55とが収納されている。
電源コネクタ52にはバッテリ(図示せず)に接続した電気配線が車両前方側から差し込まれ、信号コネクタ53には、車体の各部の制御機器とのデータの授受を行なうCAN(Controller Area Network)などのネットワークの信号配線が車両前方側から差し込まれる。そして、コネクタモジュール50から出力されるノイズ対策されて平滑化された直流電力が図示しない接続端子を介して制御モジュール40の回路基板41に供給されるとともに、信号コネクタ53から入力される信号が図示しない制御端子を介して回路基板41に供給される。
ここで、制御モジュール40は、図2に示すように、正面から見て減速ギヤボックス11のウォームホイール収納部24の外周縁と、ウォーム21すなわち電動モータ12の出力軸12gの中心軸との交点位置近傍に制御モジュール40の中心位置が略存在するように載置することができる。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
本実施形態の電動パワーステアリング装置は、減速ギヤボックス11のギヤボックスフランジ27に、電動モータ12のフランジ部12bを当接するとともに、インロー突部12eをギヤボックスフランジ27のインロー孔(図示せず)にインロー結合することにより、電動モータ12が減速ギヤボックス11に装着される。このとき、電動モータ12の出力軸12gに一体に連結されたウォーム21が減速ギヤボックス11のウォーム収納部22に挿通されて、ウォームホイール収納部24に収納されてステアリングシャフト2の出力軸2cに連結されたウォームホイール23に噛合する。
これと同時に、フランジ部12bの端面から出力軸12gに沿って突出する駆動回路モジュール60の給電用端子61、ゲート制御信号端子62及びレゾルバ12jのレゾルバ信号端子63が、ギヤボックスフランジ27に設けた貫通穴27a、貫通穴27bをそれぞれ貫通して制御モジュール40の回路基板41の接続コネクタ部43に電気的に接続される。
また、電動モータ12を減速ギヤボックス11に組付けた状態で、電動モータ12のフランジ部12bと減速ギヤボックス11のギヤボックスフランジ27とが当接した場合に、矩形収納凹部14内に収納された駆動回路モジュール60が圧接されないように隙間が確保される。
そして、上記構成を有する電動パワーステアリング装置の車両への搭載が完了した後に、車両の図示しないイグニッションスイッチをオン状態としてコネクタモジュール50を介して制御モジュール40にバッテリから電力を供給すると、マイクロコンピュータ等の演算処理装置によって操舵補助制御処理が実行されて、トルクセンサ25及び図示しない車速センサの検出値に基づいて操舵補助電流指令値が算出される。この操舵補助電流指令値とモータ電流検出部で検出したモータ電流とに基づいて電流フィードバック処理を実行して、電圧指令値を算出する。この電圧指令値に基づいて駆動回路モジュール60を構成するスイッチング素子のゲート駆動信号を形成し、このゲート駆動信号を駆動回路モジュール60に供給することにより、電動モータ12の3相コイルに三相交流駆動電流が流れて電動モータ12を正転又は逆転方向に必要とする操舵補助力を発生するように駆動する。
このため、電動モータ12からステアリングホイール1の操舵トルクに応じた操舵補助力が発生され、この操舵補助力がウォーム21及びウォームホイール23を介してステアリングシャフト2の出力軸2cに伝達されることにより、ステアリングホイール1を軽い操舵力で操舵することができる。
このように、上記実施形態によると、電動モータ12を駆動制御する制御装置を、制御モジュール40、コネクタモジュール50及び駆動回路モジュール60の3つのモジュールに分割したので、これらを近接させながら最適位置に配置する自由度が高くなり、全体の構成も小型化することができる。
また、電動モータ12に搭載された駆動回路モジュール60及びレゾルバ12jと、制御モジュール40との電気的接続が、給電用端子61、ゲート信号端子62及びレゾルバ信号端子63が減速ギヤボックス11のギヤボックスフランジ27に設けた貫通穴27a及び27bを通じて制御モジュール40の接続コネクタ部43に直接接続される。このため、従来の装置のように給電用端子、制御信号端子、レゾルバ信号用端子が減速ギヤボックス11及び電動モータ12の外周から径方向外方に突出することはないとともに、モータハーネスや接続コードを使用して接続する必要もない。したがって、モータハーネスを使用する場合の配線損失を低減することができるとともに、外来ノイズや強磁界などによる影響を受けることがなく、良好な信号信頼性を確保することができる。また、電動パワーステアリング装置の周囲に車両側部材等が配置されていても、これらの部材に電動パワーステアリング装置の電気的接続部が干渉しないので、車両搭載レイアウト性を良好にすることができる。
また、電動モータ12を駆動する3相インバータを含む駆動回路モジュール60が電動モータ12に直接搭載されているので、駆動回路モジュール60の3相交流出力端子と、電動モータ12の3相コイルとを内部で接続することができるので、電動モータ12に外部に突出する給電用バスバーを設ける必要がない。また、駆動回路モジュール60を電動モータ12のフランジ部12bに搭載することで、駆動回路モジュール60の3相交流出力端子と電動モータ12の3相コイルとの間の電気的接続部の長さを最小限に留めることができ、配線抵抗を低減させて効率の向上を図ることができる。
さらに、制御モジュール40は、減速ギヤボックス11のトルクセンサ収納部26上に装着されるので、回路基板41のスルーホール41a〜41dと、トルクセンサ25の外部接続端子25c〜25fとを直接電気的に接続することができ、この場合も配線が外部に露出することがなく、両者間の配線部材を最小限の長さに留めることができる。また、制御モジュール40は回路基板41と接続コネクタ部43とを形成するだけでよいので、ステアリングシャフト2の軸方向の厚みを薄くすることが可能である。このため、図7に示すように、前述したウォーム収納部22の中心軸と制御モジュール40のステアリングホイール側の端部との間の占有距離Loを短くすることができ、車両衝突時の衝撃エネルギー吸収(EA)ストローク性能の確保が容易となる。
さらにまた、コネクタモジュール50が減速ギヤボックス11のウォーム収納部22上に制御モジュール40及び駆動回路モジュール60と近接して設けることが可能となり、大電流系の配線抵抗低減による効率向上と信号系配線の短縮化によるノイズ耐量向上とを図ることができる。しかも、コネクタモジュール50が制御モジュール40及び駆動回路モジュール60と独立しているので、自動車メーカ毎に接続するコネクタ形状が異なる場合には、コネクタモジュール50のみを自動車メーカに合わせて複数種類製作するだけでよく、制御装置全体を新たに設計製作する必要がなく、適応性を向上させることができる。
なおさらに、電動モータ12としてブラシレスモータを適用しているので、軸方向長さをブラシ付きモータに比較して短くすることができるとともに、ブラシの接触抵抗による損失が無く、モータ通電のためのワイヤハーネスを省略したことと相俟って、どちらか一方の低損失の手法のみでは成し得ない高い出力効率を実現する電動パワーステアリング装置を提供することができる。
また、電動モータ12の出力軸12gにウォーム21を一体に形成したので、両者間を接続するカップリングを省略することができるとともに、回転自在に支持する軸受数を3個に減少させることができるので、電動モータ12を減速ギヤボックス11のウォーム収納部22に接近させて装着することができ、この分電動モータ12の突出長を短くすることができる。
なお、上記実施形態においては、電動モータ12のフランジ部12bに3相インバータを含む駆動回路モジュール60がフランジ部12bの表面から突出しないように収納した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図10に示すように、駆動回路モジュール60をフランジ部12bの表面から突出するように配置してもよい。この場合には、減速ギヤボックス11のギヤボックスフランジ27に駆動回路モジュール60が挿入される凹部を形成すればよい。
なお、上記実施形態においては、電動モータ12の出力軸12gにウォーム21を直結した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、出力軸12gとウォーム21とを分離して両者をセレーション結合、スプライン結合等を利用したカップリングで連結するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、制御装置を制御モジュール40、コネクタモジュール50及び駆動回路モジュール60の3つのモジュールに分割した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コネクタモジュール50を省略して、制御モジュール40にコネクタ及びノイズ対策部品を一体化させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明をステアリングホイール1が右側にある右ハンドル車に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ステアリングホイール1が左側にある左ハンドル車にも適用することができる。
また、上記実施形態においては、本発明をコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ピニオンアシスト式やラックアシスト式の電動パワーステアリング装置に適用しても上記と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態においては、電動モータ12にレゾルバ12jを内装した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、レゾルバ12jに代えてホール素子等の他の形式の回転検出器を内装するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、電動モータ12として、表面磁石型のモータロータ12iを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、磁石埋め込み型(IPM)のブラシレスモータや、誘導モータなど、他の形式のブラシレスモータを適用することができるとともに、相数も任意に設定することができ、さらにはブラシレスモータ以外にブラシ付きモータを適用することもでき、この場合には、レゾルバ12jや回転検出素子を省略するとともに、駆動回路モジュール60を4つのスイッチング素子をH型に接続したHブリッジ回路構成として、スイッチング素子のゲートを制御モジュール40で制御するようにすればよい。
また、上記実施形態においては、トルクセンサ25をトルク検出素子のみで構成し、その信号処理回路を制御モジュール40に内装する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、トルクセンサ25をトルク検出素子25a,25b及びその信号処理回路で構成し、減速ギヤボックス11にトルク検出素子25a,25bを内装すると共に、トルク検出素子25a,25bに電気的に接続された信号処理回路を配設するようにしてもよい。この場合には減速ギヤボックス11単体の状態で、信号処理回路を校正することが可能であり、電動モータの影響を受けることなく信号処理回路の校正を行うことができる。そして、トルクセンサ25の信号処理回路の校正が済んだ減速ギヤボックス11へ電動モータ12を組付け、その後又はその前に制御モジュール40を組付けた段階で制御モジュール40及びトルク検出素子間の電気的接続並びに制御モジュール40及び駆動回路モジュール60間の電気的接続を行うことができ、組付け作業を容易に行うことができ、トルクセンサの精度を落とすことなく組付工程を簡略化することができる。
また、上記実施形態においては、電動モータ12をギヤボックスフランジ27にその軸方向をステアリングシャフト2と直交する方向として装着する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ステアリングシャフト2と交差する方向であればよい。
また、制御モジュール装着部30及びコネクタモジュール装着部31を減速ギヤボックス11の中心軸と直交する面に形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、減速ギヤボックス11の中心軸と交差する面に形成するようにしてもよい。
制御ユニットを減速ギヤボックスに装着する場合に、ステアリングシャフトの軸方向の厚みが薄い制御モジュールを構成可能な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、11…減速ギヤボックス、12…電動モータ、12a…モータフレーム、12b…フランジ部、12c…モータステータ、12e…インロー突部、12g…出力軸、12i…モータロータ、12j…レゾルバ、21…ウォーム、22…ウォーム収納部、23…ウォームホイール、24…ウォームホイール収納部、25…トルクセンサ、26…トルクセンサ収納部、27…ギヤボックスフランジ、28…コラム取付部、30…制御モジュール装着部、31…コネクタモジュール装着部、40…制御モジュール、41…回路基板、50…コネクタモジュール、51…絶縁ケース体、52…電源コネクタ、53…信号コネクタ、54…コイル、55…コンデンサ、60…駆動回路モジュール、61…給電用端子、62…ゲート信号端子、63…レゾルバ信号端子

Claims (7)

  1. 操舵トルクを伝達するステアリングシャフトが内装されたステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトにギヤボックス内のギヤ機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、該電動モータを駆動制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記制御装置は、前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュールと、前記駆動回路モジュールを制御し、前記ギヤボックスに搭載された制御モジュールとを少なくとも有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 操舵トルクを伝達するステアリングシャフトが内装されたステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトにギヤボックス内のギヤ機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、該電動モータを駆動制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記制御装置は、前記電動モータを駆動するスイッチング素子を有し、当該電動モータのハウジングに搭載された駆動回路モジュールと、前記駆動回路モジュールを制御し、前記ギヤボックスの中心軸と交差する面に搭載された制御モジュールと、外部接続コネクタ及びノイズ対策部品を有し、前記ギヤボックスの中心軸と交差し且つ前記制御モジュールと隣接する面に搭載されたコネクタモジュールとで構成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 前記駆動回路モジュールは、前記電動モータのハウジングにおけるフランジ部に搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記ギヤボックスのステアリングシャフトに対向する内周面に操舵トルク検出手段が配設され、該操舵トルク検出手段に対向する外周面側に前記制御モジュールが配設され、前記操舵トルク検出手段の接続端子が直接前記制御モジュールに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記ギヤ機構は、ステアリングシャフトに連結されたウォームホイールと、該ウォームホイールに噛合する前記電動モータの出力軸に連結されたウォームとで構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記制御モジュールは、前記ギヤボックスの前記ウォームホイールを収納するウォームホイール収納部の外周縁と、前記ウォームの中心軸との交点近傍に、前記ステアリングシャフトの中心軸と直交する平面に沿って配設されていることを特徴とする請求項5に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. 前記電動モータは、回転角度検出器を内蔵するブラシレスモータで構成され、前記駆動回路モジュールは、前記ブラシレスモータの相数に応じた多相インバータで構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
JP2011504262A 2009-10-30 2010-10-29 電動パワーステアリング装置及び車両 Active JP5472287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011504262A JP5472287B2 (ja) 2009-10-30 2010-10-29 電動パワーステアリング装置及び車両

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009251091 2009-10-30
JP2009251091 2009-10-30
JP2011504262A JP5472287B2 (ja) 2009-10-30 2010-10-29 電動パワーステアリング装置及び車両
PCT/JP2010/006422 WO2011052232A1 (ja) 2009-10-30 2010-10-29 電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011052232A1 true JPWO2011052232A1 (ja) 2013-03-14
JP5472287B2 JP5472287B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43921664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011504262A Active JP5472287B2 (ja) 2009-10-30 2010-10-29 電動パワーステアリング装置及び車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8627918B2 (ja)
EP (1) EP2351682B1 (ja)
JP (1) JP5472287B2 (ja)
CN (1) CN102123902A (ja)
WO (1) WO2011052232A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101452557B1 (ko) * 2011-08-16 2014-10-21 주식회사 만도 전동식 동력 보조 조향장치
CN102358343B (zh) * 2011-09-26 2013-08-21 杭州拜特电驱动技术有限公司 工业车辆电子转向控制系统
CN102381352B (zh) * 2011-09-26 2013-05-08 杭州拜特电驱动技术有限公司 一种工业车辆电子转向控制系统
DE102012001389B4 (de) * 2012-01-26 2023-08-03 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Getriebe mit einem zentralen Gehäuseteil
CN103786779B (zh) * 2012-10-26 2016-04-27 宁波如意股份有限公司 一种双组脉冲输出电转向器
CN102966568A (zh) * 2012-11-05 2013-03-13 无锡新大力电机有限公司 一种三相电机变频泵装置
WO2015001684A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
WO2015122069A1 (ja) * 2014-02-14 2015-08-20 三菱電機株式会社 制御装置付き回転電機、電動パワーステアリング装置および制御装置付き回転電機の製造方法
JP6575243B2 (ja) * 2015-09-04 2019-09-18 株式会社デンソー 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
DE102017124284A1 (de) * 2016-10-19 2018-04-19 Steering Solutions Ip Holding Corporation In eine controllerplatine integrierter drehmomentsensor und eps-system, das diese enthält
JP6812807B2 (ja) * 2017-01-19 2021-01-13 アイシン精機株式会社 ステアリング装置
CN109551989B (zh) * 2018-12-27 2021-11-02 湖北三江航天万山特种车辆有限公司 一种重型电驱动舵轮
JP2020142547A (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 Kyb株式会社 電動パワーステアリング装置
US11345396B2 (en) * 2020-02-18 2022-05-31 Zf Active Safety And Electronics Us Llc Modular power steering apparatus

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2295590B (en) * 1994-11-30 1999-01-20 Nsk Ltd Electric power steering apparatus
JPH09136652A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Kayaba Ind Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP3593102B2 (ja) 2002-01-08 2004-11-24 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
JP2004023841A (ja) 2002-06-13 2004-01-22 Mitsuba Corp モータ
CN100398373C (zh) * 2005-03-17 2008-07-02 北京理工大学 循环球式电动助力转向器
JP2007026894A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Nissan Motor Co Ltd 電池構造体の配索構造および車両
JP5045439B2 (ja) 2005-09-01 2012-10-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5003006B2 (ja) 2006-04-11 2012-08-15 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5003005B2 (ja) * 2006-04-11 2012-08-15 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
US7913802B2 (en) * 2006-05-02 2011-03-29 Trw Limited Gear assemblies
JP2008037131A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2008109837A (ja) 2006-09-29 2008-05-08 Asmo Co Ltd モータ装置
JP5168546B2 (ja) * 2007-04-16 2013-03-21 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
WO2008146664A1 (ja) 2007-05-25 2008-12-04 Nsk Ltd. 電動パワーステアリング装置
JP5298459B2 (ja) * 2007-05-25 2013-09-25 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5248814B2 (ja) 2007-07-18 2013-07-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 モータ駆動装置およびその検査方法
JP2009113536A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Hitachi Ltd トルクセンサ
JP2009132174A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
JP2009137479A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP5397659B2 (ja) * 2008-03-31 2014-01-22 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
JP5397658B2 (ja) 2008-02-12 2014-01-22 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置及びそのサブアセンブリの移送方法
JP4580999B2 (ja) * 2008-03-19 2010-11-17 日立オートモティブシステムズ株式会社 モータのコントロールユニット

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011052232A1 (ja) 2011-05-05
EP2351682A1 (en) 2011-08-03
JP5472287B2 (ja) 2014-04-16
US20120273292A1 (en) 2012-11-01
EP2351682B1 (en) 2018-08-08
CN102123902A (zh) 2011-07-13
US8627918B2 (en) 2014-01-14
EP2351682A4 (en) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5472287B2 (ja) 電動パワーステアリング装置及び車両
JP5764459B2 (ja) 駆動装置
US8564161B1 (en) Motorized equipment
JP5853820B2 (ja) 駆動装置
JP5496357B2 (ja) 電動パワーステアリング用モータ駆動制御装置
JP4479821B2 (ja) 制御装置一体型電動パワーステアリング装置用モータおよび電動パワーステアリング装置
JP5561301B2 (ja) 駆動装置およびその製造方法
JP5316469B2 (ja) 電動機の駆動装置及びこれを用いた電動装置
EP2298622B1 (en) Electric power steering apparatus and control device integrated type electric motor
JP5927836B2 (ja) 駆動装置
JP2017189033A (ja) 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP6376917B2 (ja) 電子制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP7424344B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6852573B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2007062433A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP5125434B2 (ja) モータおよび電気式動力舵取装置
JP6816659B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6922435B2 (ja) 電動駆動装置、及び電動パワーステアリング装置
JP5423014B2 (ja) 電動パワーステアリング装置及び車両
JP2010221731A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5970923B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5233403B2 (ja) 回転電機及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP5407280B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の位置合せ方法
JP2010012952A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5472287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150