JPWO2011024303A1 - プローブ、プローブカード及び電子部品試験装置 - Google Patents

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Abstract

プローブ40は、単一のベース部50と、後端側がベース部50に支持され、先端側がベース部50から突出する複数のビーム部60と、ビーム部60の表面に形成された複数の導電パターン70と、を備えており、複数のビーム部60のうちの少なくとも一部は、ビーム部60の突出方向に対して傾斜し又は実質的に直交する方向に屈曲しているビーム屈曲部63を有している。

Description

本発明は、半導体ウェハに造り込まれた半導体集積回路素子等の電子部品(以下単にDUT(Device Under test)とも称する。)の試験に用いられるプローブ、並びに、それを備えたプローブカード及び電子部品試験装置に関する。
半導体ウェハ上のDUTの試験には、多数のプローブを基板に実装したプローブカードが用いられており、プローブの先端をDUTの入出力端子に押し付けてこれらを電気的に接触させることで、当該DUTの試験が実行される(例えば特許文献1参照)。
特開2000−249722号公報
上記のプローブでは先端が直線状に揃っているため、入出力端子が複数列に並ぶ等して二次元的に配置されているDUTの試験には対応することができない。
本発明が解決しようとする課題は、二次元的に配置された入出力端子を有する電子部品の試験に対応することが可能なプローブを提供することである。
[1]本発明に係るプローブは、被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、単一のベース部と、後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、複数の前記ビーム部のうちの少なくとも一部は、前記ビーム部の突出方向に対して傾斜し又は実質的に直交する方向に屈曲しているビーム屈曲部を有することを特徴とする。
[2]本発明に係るプローブは、被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、単一のベース部と、後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、複数の前記ビーム部は、前記ベース部から突出する第1のビーム部と、前記ベース部から突出すると共に、前記第1のビーム部の突出方向に対して傾斜し又は実質的に直交する方向に屈曲しているビーム屈曲部を有する第2のビーム部と、を含むことを特徴とする。
[3]本発明に係るプローブは、被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、単一のベース部と、後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、複数の前記ビーム部は、前記ベース部から突出する第1のビーム部と、前記第1のビーム部の突出方向に沿った先端部分の投影位置が根元部分に対して相対的にずれるように、前記ベース部から突出している第2のビーム部と、を含むことを特徴とする。
[4]上記発明において、前記第2のビーム部において前記ビーム屈曲部よりも先端側に位置する先端領域は、前記第1のビーム部の延長線上に位置してもよい。
[5]上記発明において、複数の前記導電パターンは、前記第1のビーム部の表面に形成された第1の導電パターンと、前記第2のビーム部の表面に形成された第2の導電パターンと、を含んでおり、前記第1の導電パターンの先端部分と前記第2の導電パターンの先端部分とは、平面視において、前記第1のビーム部の突出方向に沿った同一の仮想直線上に位置してもよい。
[6]上記発明において、前記ベース部は、屈曲しているベース屈曲部を有してもよい。
[7]上記発明において、前記ベース部は、前記ビーム部が第1の方向に向かって突出する第1の領域と、前記ビーム部が前記第1の方向とは異なる第2の方向に向かって突出する第2の領域と、を有しており、前記ベース屈曲部は、前記第1の領域と前記第2の領域との間に介在してもよい。
[8]上記発明において、前記ベース部は、前記導電パターンの後端部分と接続され、前記ベース部を貫通するスルーホールを有してもよい。
[9]本発明に係るプローブは、被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、単一のベース部と、後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えていることを特徴とする。
[10]本発明に係るプローブカードは、上記のプローブと、前記コンタクタが実装された基板と、を備えたことを特徴とする。
[11]本発明に係る電子部品試験装置は、上記のプローブカードと、前記プローブカードが電気的に接続されたテストヘッドと、前記テストヘッドに電気的に接続されたテスタと、を備えたことを特徴とする。
本発明では、ビーム部がビーム屈曲部を有しているので、二次元的に配置された入出力端子を有する電子部品の試験に対応することができる。
図1は、本発明の第1実施形態における電子部品試験装置を示す概略図である。 図2は、本発明の第1実施形態におけるテストヘッド、プローブカード及びプローバの接続関係を示す概念図である。 図3は、本発明の第1実施形態におけるプローブカードを示す断面図である。 図4は、本発明の第1実施形態におけるプローブカードを下方から見た部分平面図である。 図5は、本発明の第1実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図6は、本発明の第1実施形態におけるプローブを示す側面図である。 図7は、本発明の第2実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図8は、本発明の第3実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図9は、本発明の第4実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図10は、本発明の第5実施形態におけるプローブを示す平面図である。
図11は、本発明の第6実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図12は、本発明の第7実施形態におけるプローブを示す平面図である。 図13は、図4のA-A線に沿った断面図である。 図14は、図4のB-B線に沿った断面図である。 図15は、本発明の第8実施形態におけるプローブの断面図である。 図16は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第1工程を示すSOIウェハの断面図である。 図17は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第2工程におけるSOIウェハを下側から見た底面図である。 図18は、図17のC-C線に沿った断面図である。 図19は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第3工程を示すSOIウェハの断面図である。 図20は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第4工程を示すSOIウェハの断面図である。
図21は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第5工程におけるSOIウェハの上方から見た平面図である。 図22は、図21のD-D線に沿った断面図である 図23は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第6工程を示すSOIウェハの断面図である。 図24は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第7工程を示すSOIウェハの平面図である。 図25は、図24のE-E線に沿った断面図である。 図26は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第8工程を示すSOIウェハの断面図である。 図27は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第9工程を示すSOIウェハの断面図である。 図28は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第10工程を示すSOIウェハの断面図である。 図29は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第11工程を示すSOIウェハの断面図である。 図30は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第12工程を示すSOIウェハの平面図である。
図31は、図30のF-F線に沿った断面図である。 図32は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第13工程を示すSOIウェハの断面図である。 図33は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第14工程を示すSOIウェハの平面図である。 図34は、図33のG-G線に沿った断面図である。 図35は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第15工程を示すSOIウェハの断面図である。 図36は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第16工程を示すSOIウェハの平面図である。 図37は、図36のH-H線に沿った断面図である。 図38は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第17工程を示すSOIウェハの平面図である。 図39は、図38のI-I線に沿った断面図である。 図40は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第18工程を示すSOIウェハの断面図である。
図41は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第19工程を示すSOIウェハの平面図である。 図42は、図41のJ-J線に沿った断面図である。 図43は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第20工程を示すSOIウェハの平面図である。 図44は、図43のK-K線に沿った断面図である。 図45は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第21工程を示すSOIウェハの断面図である。 図46は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第22工程を示すSOIウェハの断面図である。 図47は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第23工程を示すSOIウェハの平面図である。 図48は、図47のL-L線に沿った断面図である。 図49は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第24工程を示すSOIウェハの断面図である。 図50は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第25工程を示すSOIウェハの平面図である。
図51は、図50のM-M線に沿った断面図である。 図52は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第26工程を示すSOIウェハの断面図である。 図53は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第27工程を示すSOIウェハの平面図である。 図54は、図52のN-N線に沿った断面図である。 図55は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第28工程を示すSOIウェハの断面図である。 図56は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第29工程を示すSOIウェハの断面図である。 図57は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第30工程を示すSOIウェハの底面図である。 図58は、図57のO-O線に沿った断面図である。 図59は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第31工程を示すSOIウェハの断面図である。 図60は、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の第32工程を示すSOIウェハの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態における電子部品試験装置を示す概略図、図2は本発明の第1実施形態におけるテストヘッド、プローブカード及びプローバの接続関係を示す概念図である。
本発明の第1実施形態における電子部品試験装置1は、図1及び図2に示すように、テストヘッド10、テスタ80及びプローバ90を備えている。テスタ80は、ケーブル束81を介してテストヘッド10に電気的に接続されており、被試験半導体ウェハ100に造り込まれたDUTに対して試験信号を入出力することが可能となっている。テストヘッド10は、マニピュレータ92によってプローバ90上に配置されるようになっている。
テストヘッド10の内部には多数のピンエレクトロニクス11が収容されており、これらピンエレクトロニクス11は、数百の内部ケーブルを有するケーブル束81を介してテスタ80に接続されている。また、各ピンエレクトロニクス11には、マザーボード21と接続するためのコネクタ12が実装されており、インタフェース部20のマザーボード21上のコンタクト端子21aと電気的に接続することが可能となっている。
テストヘッド10とプローバ90は、インタフェース部20を介して接続されており、インタフェース部20は、マザーボード21、ウェハパフォーマンスボード22、及びフロッグリング23を備えている。マザーボード21には、テストヘッド10側のコネクタ12と電気的に接続するためのコンタクト端子21aが設けられていると共に、このコンタクト端子21aとウェハパフォーマンスボード22とを電気的に接続するための配線パターン21bが形成されている。ウェハパフォーマンスボード22は、ポゴピン等を介してマザーボード21に電気的に接続されており、マザーボード21上の配線パターン21bのピッチをフロッグリング23側のピッチに変換する配線パターン22aが形成されている。
フロッグリング23は、ウェハパフォーマンスボード22上に設けられており、テストヘッド10とプローバ90との位置合わせを許容するために、内部の伝送路がフレキシブル基板23aによって構成されている。フロッグリング23の下面には、このフレキシブル基板23aに電気的に接続されたポゴピン23bが多数実装されている。
フロッグリング23には、多数のプローブ40が実装されたプローブカード30が、ポゴピン23bを介して電気的に接続されている。特に図示しないが、プローブカード30は、ホルダを介してプローバ90のトッププレートに固定されており、トッププレートの開口を介してプローブ40がプローバ90内に臨むようになっている。
プローバ90は、チャック91上に被試験半導体ウェハ100を吸着保持して、プローブカード30に対向する位置に当該ウェハ100を自動的に供給することが可能となっている。
以上のような構成の電子部品試験装置1では、チャック91上に保持されている被試験半導体ウェハ100をプローバ90によってプローブカード30に押し付けて、被試験半導体ウェハ100に造り込まれたDUTの入出力端子110にプローブ40を電気的に接触させた状態で、テスタ80からDUTにDC信号とデジタル信号を印加すると共に、DUTからの出力信号を受信する。そして、このDUTからの出力信号(応答信号)をテスタ80において期待値と比較することで、DUTの電気的な特性を評価する。
図3及び図4は本発明の第1実施形態におけるプローブカードを示す断面図及び部分平面図、図5及び図6は本発明の第1実施形態におけるプローブの平面図及び断面図、図7〜図12は本発明の第2〜第7実施形態におけるプローブを示す平面図である。
本実施形態におけるプローブカード30は、図3及び図4に示すように、例えば、多層配線基板等から構成されるプローブ基板31と、機械的な強度を補強するためにプローブ基板31の上面に取り付けられているスティフナ32と、プローブ基板31の下面に多数実装されているプローブ40と、を備えている。
プローブ基板31には、下面から上面に貫通するスルーホール31aが形成されていると共に、このスルーホール31aに接続された接続トレース31bが下面に形成されている。
本実施形態におけるプローブ40は、DUTのテストにおいて当該DUTとテストヘッド10との間の電気的な接続を確立するために、DUTの入出力端子110に接触するコンタクタである。このプローブ40は、接着剤等によってプローブ基板31上に固定されており、ボンディングワイヤ31cを介して接続トレース31bに電気的に接続されている。
このプローブ40は図5及び図6に示すように、プローブ基板31に固定される単一のベース部50と、後端側がベース部50に支持され、先端側がベース部50から突出している4本のビーム部60と、ビーム部60の表面にそれぞれ形成された4本の導電パターン70と、を備えている。なお、単一のベース部50に支持されるビーム部60の数は特に限定されず、例えば、5本以上のビーム部60を一つのベース部50から突出させてもよい。
本実施形態におけるビーム部60には、ベース部50からX方向に沿って直線状に突出する第1のビーム部61と、ベース部50からX方向に沿って突出すると共に、ビーム屈曲部63を有する第2のビーム部62と、の2種類のビーム部がある。なお、ビーム部60を第2のビーム部62のみで構成してもよいし、他の形状のビーム部を含めてもよい。本実施形態における符号60は、第1のビーム部61と第2のビーム部62の総称である。
また、ビーム部材60の表面には導電パターン70がそれぞれ形成されている。本実施形態における導電パターン70には、第1のビーム部61の表面に形成された第1の導電パターン71と、第2のビーム部62の表面に形成された第2の導電パターン72と、の2種類の導電パターンがある。なお、本実施形態における符号70は、第1の導電パターン71及び第2の導電パターン72の総称である。
いずれの導電パターン71,72にも、凸状に突出した接点部75が先端に形成されている。この接点部75は、被試験シリコンウェハ100に造り込まれたDUTの試験に際して、当該DUTの入出力端子110に接触する。なお、接点部75の形状は、凸状に突出した形状であれば特に限定されない。
図5に示すように、2本の第1のビーム部61と、2本の第2のビーム部62とは、ベース部50から実質的に等間隔に且つ交互に突出している。また、本実施形態では、第2のビーム部62は、ビーム屈曲部63でY方向に屈曲しており、当該第2のビーム部62においてビーム屈曲部63よりも先端側の先端領域66が、第1のビーム部61の先端に廻り込んで、第1のビーム部61の延長線上に位置している。さらに、本実施形態では、同図に示すように、第1の導電パターン71の先端部分(接点部75)と第2の導電パターン72の先端部分(接点部75)とがX方向に沿った同一の仮想直線L上に位置している。なお、第2のアーム部62は、第1のアーム部61と長さが異なるため、第2のアーム部62の幅や厚さを調整することで、第1のアーム部61と同じ荷重特性が確保されている。
このように、本実施形態では、第2のビーム部62にビーム屈曲部63を形成することで、2次元的に配置された入出力端子110を有するDUTの試験に対応することが可能となっている。
しかも、本実施形態では、複数のビーム部60が単一のベース部50に支持され、接点部75間の相対的な位置関係が精度良く規定されているので、二次元的に配置された入出力端子110に対して接点部75を精度良く押し付けることができる。
また、一般的にDUTの入出力端子110の狭ピッチ化が進むとプローブ基板に対するプローバの実装強度が低下するという問題が生じる。これに対し、本実施形態では、複数のビーム部60が単一のベース部50に支持されているので、プローブ基板31に対するプローブ40の接触面積を広く確保することができ、プローブ40の実装強度を向上させることもできる。
なお、図7に示す第2のビーム部62Bのように、平面視においてビーム屈曲部63Bが同図中のX方向に対して傾斜するように屈曲してもよい。或いは、図8に示す第2のビーム部62Cのように、平面視においてビーム屈曲部63Cが曲線状に屈曲してもよい。
また、第2のビーム部62の先端部分64のX方向に沿った投影位置が根元部分65に対して相対的にずれていればよく、例えば、図9に示すように、第2のビーム部62Dがベース部50から突出する根元部分65から、第2のビーム部62D全体をX方向に対して傾斜させてもよい。
また、図10に示すように、ベース部50Bにベース屈曲部53を設けて、第1の領域51からはビーム部60をX方向に突出させ、第2の領域52からはビーム部60をY方向に突出させてもよい。このようなベース屈曲部53を設けることで、プローブ基板31に対するプローブ40の接触面積を広く確保することができ、プローブ40の実装強度を向上させることができる。また、図10のような構成を採用することで、一つのプローブ40で複数のDUTに対応することが可能となる。
また、図11に示すベース部50Cのように、第1の領域51から突出するビーム部60と、第2の領域52から突出するビーム部60とを相互に接近する方向に突出するようにしてもよい。これにより、プローブ40の実装強度を向上させることができる。なお、ベース屈曲部53を直角以外の角度で屈曲させてもよいし、或いは曲線状に屈曲させてもよい。また、一つのベース部に複数の屈曲部53を設けてもよい。
さらに、図12に示すように、導電パターン70にパターン屈曲部73を設けて、導電パターン70の先端部分(接点部75)間のピッチPに対して、導電パターン70の後端部分75の間のピッチPを広げてもよい。これにより、プローブ40の更なる狭ピッチ化を図ることができる。
次にプローブ40の内部構造について説明する。図13及び図14は本発明の実施形態におけるプローブの断面図、図15は本発明の第8実施形態におけるプローブの断面図である。
本実施形態におけるプローブ40は、後述するように、シリコンウェハ41にフォトリソグラフィ等の半導体製造技術を施すことで製造されている。図13及び図14に示すように、ベース部50は、シリコン(Si)から構成される支持層41dと、この支持層41dの上に積層され、酸化シリコン(SiO)から構成されるBOX層41cと、から構成されている。一方、ビーム部60は、シリコン(Si)から構成される活性層41bと、この活性層41bの上に積層され、絶縁層として機能する第1のSiO層41aと、から構成されている。
また、絶縁層(第1のSiO層)41aの上には導電パターン70が形成されている。導電パターン70は、同図に示すように、チタン及び金から構成されるシード層(給電層)70aと、このシード層70aの上に積層され、金から構成される第1の導電層70bと、この第1の導電層70bの後端に設けられ、高純度の金から構成される第2の導電層70cと、から構成されている。
また、導電パターン70の先端には接点部75が突出するように形成されている。この接点部75は、シード層70a及び第1の導電層70bで構成される段差の上に形成された第1の接点層75aと、この第1の接点層75aを包むように設けられ、金から構成されている第2の接点層75bと、この第2の接点層75bを包むように設けられた第3の接点層75cと、から構成されている。
第1の接点層75aを構成する材料としては、ニッケル又はニッケルコバルト等のニッケル合金を例示することができる。また、第3の接点75cを構成する材料としては、ロジウム、白金、ルテニウム、パラジウム、イリジウム又はこれらの合金等を例示することができる。
以上のような構成のプローブ40は、図3及び図4に示すように、接点部75が被試験半導体ウェハ100上の入出力端子110にそれぞれ対向するように、プローブ基板31に実装されている。なお、図3及び図4には、2つのプローブ40しか図示していないが、実際には一枚のプローブ基板31の上に数百〜数千のプローブ40が実装されている。
各プローブ40は、ベース部50の底面でプローブ基板31に接着剤等を用いて固定されている。この接着剤としては、例えば、紫外線硬化型接着剤、温度硬化型接着剤、或いは、熱可塑性接着剤等を例示することができる。
また、導電パターン70の第2の導電層70cには、接続トレース31bに接続されたボンディングワイヤ31cが接続されており、このボンディングワイヤ31cを介してプローブ40の導電パターン70と、プローブ基板31の接続トレース31bとが電気的に接続されている。
以上のような構成のプローブカード30を用いたDUTの試験は、プローバ90によって被試験半導体ウェハ100をプローブカード30に押し付けて、プローブ基板31上のプローブ40と、被試験半導体ウェハ100上のDUTの入出力端子110とが電気的に接触した状態で、テスタ80からDUTに対して試験信号を入出力することにより実行される。
なお、プローブ40を傾斜させた状態でプローブ基板31に実装してもよく、この場合には、導電パターン70の先端に接点部75を形成しなくてもよい。
また、プローブ40と電気的に接続される回路基板を、プローブ40を機械的に固定するプローブ基板とは独立した部材で構成してもよい。この場合には、プローブ基板に形成された貫通孔に挿入されたボンディングワイヤを介して、プローブ40と回路基板とが電気的に接続される。
また、図15に示すように、ベース部50及びビーム部60を貫通するスルーホール54をプローブ40に形成し、このスルーホール54を介して、導電パターン70をプローブ基板31上の接続トレース31bに電気的に接続してもよい。この場合には、例えば、スルーホール54と接続トレース31bとを半田により接続する。さらに、ベース部50とプローブ基板31の接続部分の周囲にモールド材44を盛り付けることで、プローブ40の実装強度を向上させる。
以下に本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の一例について、図16〜60を参照しながら説明する。図16〜図60は本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の各工程を示すSOIウェハの断面図及び平面図である。
先ず、本実施形態における製造方法では、図16に示す第1工程においてSOIウェハ(Silicon On Insulator Wafer)41を準備する。このSOIウェハ41は、3つのSiO層41a,41c,41eの間に2つのSi層41b、41dをそれぞれ挟んで積層したシリコンウェハである。このSOIウェハ41のSiO層41a,41c,41eは、プローブ40を造り込む際にエッチングストッパとして機能したり、電気絶縁層として機能する。
次に、図17及び図18に示す第2工程において、SOIウェハ41の下面に第1のレジスト層42aを形成する。この工程では、特に図示しないが、先ず第2のSiO層41eの全面にフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜上にフォトマスクを重ねた状態で紫外線を露光してキュア(凝固)させることにより、第2のSiO層41eの一部に第1のレジスト層42aを形成する。なお、フォトレジスト膜において紫外線が露光されなかった部分は溶解されて、第2のSiO層41e上から洗い流される。
次に、図19に示す第3工程において、例えばRIE(Reactive Ion Etching)等によりSOIウェハ41の下方から第2のSiO層41eに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理により、第2のSiO層41eにおいて第1のレジスト層42aにより覆われていない部分が侵食される。
このエッチング処理が完了したら、図20に示す第4工程において、第2のSiO層41eの上に残っている第1のレジスト層42aを除去(レジスト剥離)する。このレジスト剥離では、酸素プラズマによりレジストをアッシング(灰化)した後に、例えば硫酸過水等の洗浄水によりSOIウェハ41を洗浄する。
次に、図21及び図22に示す第5工程において、第1のSiO層41aの表面に第2のレジスト層42bを形成する。この第2のレジスト層42bは、第2工程で説明した第1のレジスト層42aと同様の要領で、図21に示すように、図5に示す4本のビーム部60に対応した形状に形成される。
次に、図23に示す第6工程において、例えばRIE等によりSOIウェハ41の上方から第1のSiO層41aに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理により、第1のSiO層41aにおいて第2のレジスト層42bに覆われていない部分が侵食され、第1のSiO層41aが図5に示す4本のビーム部60に対応した形状となる(図24参照)。
次に、図24及び図25に示す第7工程において、前述した第4工程と同様の要領で第2のレジスト42bを除去し、図26に示す第8工程において、前述した第2工程と同じ要領で、第2のSiO層41eの上に第3のレジスト層42cを形成する。
次いで、図27に示す第9工程において、SOIウェハ41の下方から支持層41dに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としては、例えばDRIE(Deep Reactive Ion Etching)法等を例示することができる。このエッチング処理により、支持層41dにおいて第3のレジスト42cに覆われていない部分が、当該支持層41dの半分ほどの深さまで侵食される。次に、図28に示す第10工程において、前述の第4工程と同様の要領で第3のレジスト層42cを除去する。
次に、図29に示す第11工程において、SOIウェハ41の上面全体に、チタン及び金から構成されるシード層70aを成膜する。このシード層70aを成膜する具体的な手法としては、例えば、真空蒸着、スパッタリング、気相デポジッション等を例示することができる。このシード層70aは、第1の導電層70bを形成する際の給電層として機能する。
次に、図30及び図31に示す第12工程において、シード層70aの表面に、上述した第2工程と同様の要領で第4レジスト42dを形成する。この第4のレジスト42dは、図30に示すように、最終的に導電パターン70が形成される部分を除いて、シード層70aの全体に形成されている。
次に、図32に示す第13工程において、シード層70a上において第4のレジスト42dで覆われていない部分に、メッキ処理により第1の導電層70bを形成する。
次に、図33及び図34に示す第14工程において、シード層70aの上に第4のレジスト42dを残したままの状態で、第5のレジスト層42eを形成する。この第5のレジスト層42eは、図33に示すように、第1の導電層70bの後端側の一部を除いて、当該第1の導電層70bの全体に形成されている。
次に、図35に示す第15工程において、第1の導電層70bの表面においてレジスト42d,42eに覆われていない部分に、メッキ処理により第2の導電層70cを形成し、図36及び図37に示す第16工程において、レジスト42d,42eを上述の第4工程と同様の要領で除去する。
次に、図38及び図39に示す第17工程において、第1の導電層70bの先端部分を除いて、SOIウェハ41全体に、前述の第4工程と同様の要領で、第6のレジスト層42fを形成する。
次に、図40に示す第18工程において、第6のレジスト層42fに覆われていない部分にメッキ処理により第1の接点層75aを形成する。このNiメッキ層75aは、シード層70aと第1の導電層70bとから構成される段差部分に形成されるため、図40に示すように曲面状に形成される。次に、図41及び図42に示す第19工程において、第6のレジスト層42fを、上述の第4工程と同様の要領で除去する。
次に、図43及び図44に示す第20工程において、第1の接点層75aの周囲に若干の間隔を空けた状態でSOIウェハ41の全面に、上述の第2工程と同様の要領で第7のレジスト層42gを形成する。
次に、図45に示す第21工程において、SOIウェハ41の上面において第7のレジスト42gに覆われていない部分に金メッキ処理を行い、第1の接点層75aを包むように第2の接点層75bを形成する。因みに、この第2の接点層75bは、次工程において、第3の接点層75cをロジウムメッキで形成する際に使用されるメッキ液から第1の接点層75aを保護するために形成される。
次に、図46に示す第22工程において、第7のレジスト層42gを残したままの状態で、SOIウェハ41の上面において第7のレジスト層42gに覆われていない部分にロジウムメッキ処理を行い、第2の接点層75bを包むように第3の接点層75cを形成する。次いで、図47及び図48に示す第23工程において、第7のレジスト層42gを、上述の第4工程と同様の要領で除去する。
次に、図49に示す第24工程において、シード層70aのうちで外部に露出している部分をミリング処理により除去する。このミリング処理は、真空チャンバ中でアルゴンイオンをSOIウェハ41の上面に向かって衝突させることで行われる。この際、シード層70aは他の層と比較して薄いため、このミリング処理によってシード層70aが最初に除去される。このミリング処理によって、シード層70aの中でも第1の導電層70b及び接点部75の下方に位置している部分のみが残り、それ以外の部分は除去される。
次に、図50及び図51に示す第25工程において、第1のSiO層41aの上に、図5に示す4本のビーム部60に対応した形状の第8のレジスト42hを、上述の第2工程と同様の要領で形成する。
次に、図52に示す第26工程において、SOIウェハ41の上方から活性層(Si層)41bに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としては、例えばDRIE法等を例示することができる。このエッチング処理により、活性層41bが図5に示す4本のビーム部60に対応した形状に侵食される。なお、このDRIE処理によるSOIウェハ41の侵食は、BOX層(SiO層)41cがエッチングストッパとして機能するため、支持層(Si層)41dには到達しない。
次に、図53及び図54に示す第27工程において、前述の第4工程と同様の要領で第8のレジスト層42hを除去する。次に、図55に示す第28工程において、SOIウェハ41の上面全体にポリイミド膜43を形成する。このポリイミド膜43は、ポリイミド前駆体をスピンコータやスプレコータ等を用いてSOIウェハ41の上面全体に塗布した後、20℃以上の加熱又は触媒によってイミド化させることで形成される。このポリイミド膜43は、次工程及び次々工程における貫通エッチング処理の際に、エッチング装置のステージが貫通孔を介して露出することで、冷却液が漏洩したり、エッチングによりステージ自体がダメージを受けるのを防止するために形成される。
次に、図56に示す第29工程において、SOIウェハ41の下方から支持層(Si層)41dに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体例としては、例えばDRIE法等を例示することができる。このエッチング処理では、上述の第3工程で残された第2のSiO層41eがマスク材として機能する。なお、このDRIE処理による下方からのSOIウェハ41の侵食は、BOX層(SiO層)41cがエッチングストッパとして機能するため活性層(Si層)41bには至らない。
次に、図57及び図58に示す第30工程において、SOIウェハ41の下方から2つのSiO層41c,41eに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としては、RIE法等を例示することができる。図57に示すように、このエッチング処理によって、4本のビーム部60がベース部50から完全に突出した形状となる。
次に、図59に示す第31工程において、不要となったポリイミド膜43を強アルカリ性の剥離液により除去する。次に、図60に示す第32工程において、所定本数(本例では4本)のビーム部60を一単位として、ビーム部60の長手方向に沿ってSOIウェハ41をダイシングすることで、図5に示すプローブ40が完成する。
こうして製作されたプローブ40は、特に図示しないピックアップ装置によりプローブ基板31の所定位置に載置されて接着剤によって固定されることで、プローブ基板31に実装される。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、本発明におけるプローブの形状は、単一のベース部から複数のビーム部が突出している構造であれば、特に上記のものに限定されない。また、上記のプローブの製造方法は半導体製造技術を応用したものであるが、本発明におけるプローブは、半導体製造技術を利用していなくてもよい。
1…電子部品試験装置
10…テストヘッド
30…プローブカード
31…プローブ基板
40…プローブ
50,50B,50C…ベース部
51…第1の領域
52…第2の領域
53…ベース屈曲部
54…スルーホール
60…ビーム部
61…第1のビーム部
62,62B,62C,62D…第2のビーム部
63,63B,62C…ビーム屈曲部
64…先端部分
65…根元部分
66…先端領域
…仮想直線
70…導電パターン
71〜72…第1〜第2の導電パターン
73…パターン屈曲部
75…接点部
80…テスタ
90…プローバ
100…被試験半導体ウェハ
110…入出力端子

Claims (11)

  1. 被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、
    単一のベース部と、
    後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、
    前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、
    複数の前記ビーム部のうちの少なくとも一部は、前記ビーム部の突出方向に対して傾斜し又は実質的に直交する方向に屈曲しているビーム屈曲部を有することを特徴とするプローブ。
  2. 被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、
    単一のベース部と、
    後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、
    前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、
    複数の前記ビーム部は、
    前記ベース部から突出する第1のビーム部と、
    前記ベース部から突出すると共に、前記第1のビーム部の突出方向に対して傾斜し又は実質的に直交する方向に屈曲しているビーム屈曲部を有する第2のビーム部と、を含むことを特徴とするプローブ。
  3. 被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、
    単一のベース部と、
    後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、
    前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えており、
    複数の前記ビーム部は、
    前記ベース部から突出する第1のビーム部と、
    前記第1のビーム部の突出方向に沿った先端部分の投影位置が根元部分に対して相対的にずれるように、前記ベース部から突出している第2のビーム部と、を含むことを特徴とするプローブ。
  4. 請求項2又は3に記載のプローブであって、
    前記第2のビーム部において前記ビーム屈曲部よりも先端側に位置する先端領域は、前記第1のビーム部の延長線上に位置していることを特徴とするプローブ。
  5. 請求項2又は3に記載のプローブであって、
    複数の前記導電パターンは、
    前記第1のビーム部の表面に形成された第1の導電パターンと、
    前記第2のビーム部の表面に形成された第2の導電パターンと、を含んでおり、
    前記第1の導電パターンの先端部分と前記第2の導電パターンの先端部分とは、平面視において、前記第1のビーム部の突出方向に沿った同一の仮想直線上に位置していることを特徴とするプローブ。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のプローブであって、
    前記ベース部は、屈曲しているベース屈曲部を有することを特徴とするプローブ。
  7. 請求項6記載のプローブであって、
    前記ベース部は、
    前記ビーム部が第1の方向に向かって突出する第1の領域と、
    前記ビーム部が前記第1の方向とは異なる第2の方向に向かって突出する第2の領域と、を有しており、
    前記ベース屈曲部は、前記第1の領域と前記第2の領域との間に介在していることを特徴とするプローブ。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載のプローブであって、
    前記ベース部は、前記導電パターンの後端部分と接続され、前記ベース部を貫通するスルーホールを有することを特徴とするプローブ。
  9. 被試験電子部品の端子に接触するプローブであって、
    単一のベース部と、
    後端側が前記ベース部に支持され、先端側が前記ベース部から突出する複数のビーム部と、
    前記ビーム部の表面に形成された複数の導電パターンと、を備えていることを特徴とするプローブ。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載のプローブと、
    前記コンタクタが実装された基板と、を備えたことを特徴とするプローブカード。
  11. 請求項10に記載のプローブカードと、
    前記プローブカードが電気的に接続されたテストヘッドと、
    前記テストヘッドに電気的に接続されたテスタと、を備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
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